2021年6月前半の出来事


*6月14日

@コンピューターの不具合がまだ治っていませんので、更新できないこともあります。

@成田空港「2019年新型肺炎」陽性確認者は12日発表で2名、13日発表で1名
 厚生労働省が12日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、9日入国者で1名、11日で1名でした。
 2名とも無症状でした。
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、12日入国者で1名でした。
 無症状だった、とのことです。

@全日空の予約サイトで不具合が発生、今日までに完全復旧
 全日空によりますと、12日夕方から13日午前の7時頃にかけて、予約や取り消しなどを行うサイトに不具合が発生しました。
 トラブルは国内線では一部の機能を除いてほぼ復旧した、とのことですが、国際線では昨日いっぱいかかってようやく完全復旧した、とのことです。

@観光局理事長が「2030年に訪日客6000万人は可能」
 11日の日本経済新聞にによりますと、観光局理事長の清野氏は、同紙とのインタビューで政府が掲げた「2030年の訪日客数6000万人」について、「世界のワクチン接種が進み、国内の受け入れ態勢が整えば、現時点でも実現は可能だ」と述べた、とのことです。
【コメント】「2024年に2019年段階に回復し」としていますが、6000万人にするにはその後の6年間の成長スピードを倍にしなければなりません。そんなことが出来るとは、とても思えないのですが。

@5月の航空機登録で全日空がB777-300ER型機3機を一挙に抹消
 10日の「JA search BLOG」によりますと、国土交通省が発表した「5月の航空機登録動向」では、大手2社の新規登録はありませんでした。
 抹消登録では、全日空がB777-300ER型機を3機とB737-700型機1機を抹消しています。理由は4機とも「航空の用に供さない」となっています。
 日本航空でもB777-200型機1機が米国に売却されています。
【コメント】全日空の機材のスリム化が進んでいるようですね。これで、コストの削減が進むと思います。

@従業員のワクチン接種が13日に全日空で、今日からは日本航空でも
 全日空は従業員へのワクチン接種を1日前倒しして昨日から始めました。日本航空は予定通り今日から始めています。
【コメント】ワクチンの接種を今か、今かと待っている高齢者としては、釈然としませんね。
 流行の始まった頃に、航空会社が大々的に行った「旅客機の機内での感染はほとんどない」というキャンペーンが本当ならば、客室乗務員からの感染はないことになります。急いでやる必要があるのでしょうか?


*6月12日

@昨日の成田空港「2019年新型肺炎」陽性確認者はゼロ
 
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、ゼロでした。

@成田空港入国者の1月9日から5月27日の変異型感染者は24名
 
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について」によりますと、成田空港入国者では1月9日から5月27日までに24名となっています。
 この内、27日入国者1名に発熱の症状がありました。

@ WHO が変異型に国名でなく、ギリシャ文字を使うことに
 世界保健機関(WHO)は現在、変異株をギリシャ文字を使って呼称するようにしています。
 これは、英国型などの国名を使った場合に、差別につながる可能性があることから、としています。
 それぞれの分類はこのページでまとめられています。

@ルフトハンザ航空が観光旅行需要回復でB747-8型機など大型機の使用を検討
 今日の「 sky-budget」によりますと、ルフトハンザ航空は欧州域内のレジャー需要が回復してきている、として、飛行時間2時間程度の短距離路線にB747型機やA350型機を投入する計画、とのことです。
【コメント】さすがに、全機を退役させる予定のA380型機の投入は考えていないようです。

@欧州の航空会社団体が旅客の権利保護の緩和を要求
 昨日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、欧州の大手航空会社の業界団体「エアラインズ・フォー・ヨーロッパ(A4E)」は現地時間10日のオンライン記者会見で、欧州委員会が定めている航空利用者の権利を守るための規定(EU261)を緩和するように求めていく方針を明らかにしました。
 「A4E」は「『2019新型肺炎』の影響下で、この規定が航空会社の経営を圧迫している」と主張しています。
 しかし、欧州委員会は「われわれは常に、消費者保護と、旅行業および運輸業の保護の適切なバランスを取ろうとしてきた」とし、「搭乗客の権利保護を継続し改善していくことが、運輸部門に必要な消費者の信頼を確実にする上で不可欠だ」とし、さらに「この規定を緩和する考えは一切ない」としています。
【コメント】航空会社の苦悩も分かりますが、これは「2019年新型肺炎」のどさくさの中で、「儲け」を妨げる「航空旅客の保護制度」を、なし崩し的に緩和させようと言う事なのでしょうね。


*6月11日

@最高裁が「への字」部分の強制代執行中止を認めず
 最高裁判所第3小法廷は8日付けで、B滑走路の誘導路を「への字」に湾曲させる原因となっている、反対同盟北原派の男性が耕作している土地を巡る、反対派の「強制代執行の中止を求める」訴訟で、原告の訴えを棄却する決定をしました。これで、強制代執行が可能になります。
 この土地を巡ってはNAAが明け渡しを求める訴訟を起こし、2016年10月に最高裁が明け渡しと小屋の撤去を命じていました。
【コメント】成田空港をめぐる土地問題で、堂本元千葉県知事が「強制執代行は行わない」と発言しています。これで「強制代執行は行えない」との認識が定着していますが、NAAは強制代執行を申請するのでしょうか。
 写真はGoogleマップから拝借しました。

 

@エアカナダが8月3日から成田=バンクーバー線を増便へ
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、エアカナダは成田=バンクーバー線を成田空港発着8月3日から週1往復増便し、週4往復とします。
 運航は火・水・金・日曜日になります。

@成田国際空港株式会社が株主総会の代わりに、書面と電磁記録で行う
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、第17回株主総会について、その議案に全株主の書面と電磁記録による同意が得られた場合に、株主総会の決議及び株主総会への承認があったものとみなして取り扱うことを決定した、と発表しました。
 人事案についても同意が得られた場合には、取締役会で決定する、との事です。

@昨日の成田空港「2019年新型肺炎」陽性確認者はゼロ
 
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、ゼロでした。

@日本航空が今月中にも「春秋航空・日本」を関連子会社に
 日本航空は今月中に「春秋航空・日本」の連結子会社化をする方針とのことです。
 これにより、日本航空系の LCC は「ジェットスター・ジャパン」、「ZIP AIR Tokyo」、「春秋航空・日本」の3社となります。

@全日空と日本航空が従業員のワクチン接種を14日から始める
 全日空と日本航空は政府が実施する産業界へのワクチン優先接種を14日にも始める事を明らかにしました。
 元々は「21日から」としていましたが、冷蔵庫の確保などのメドが立ったことから前倒しする、との事です。
【コメント】これにより、ワクチン接種が遅れた高齢者に、どのくらいの犠牲者が出るのでしょうか?心配です。

@スカイマークの5月実績は旅客数が約7倍、搭乗率は43.2%
 スカイマークエアラインが昨日発表した「5月の輸送実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)592.2%増の24万2576人、搭乗率は14.5ポイント増の43.2%となっています。

@7月の国内線運航率、全日空が51%、日本航空が76%
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、全日空と日本航空が昨日発表した国内線の7月運航率は、全日空が51%で日本航空76%となっています。
 全日空は2020年度事業計画比で、日本航空は新型コロナの影響が無かった場合の2021年度事業計画比、となっています。
【コメント】基準が違いますから一概に比較は出来ないのですが、減便数は日本航空が6377便、全日空が1万1470便となっています。
 これを見ますと、全日空の方が見通しを慎重に行っているようです。以前の全日空は「それ行け」、日本航空は「慎重に」が、逆転したような感じですね。

@IBEXエアラインズ機が車輪系統トラブルで引き返す
 昨日の東北放送によりますと、昨日午前10時20分に離陸した仙台発福岡行きのIBEXエアラインズ12便・CRJ700型機で、車輪系統のトラブルが発生し、仙台空港に引き返しました。
 同機は午前12時頃、仙台空港に無事着陸しました。
 下図が「Flightradar24」による同機の航跡ですが、右下にある機種の蘭に「Mitsubishi」と書いてありました。

 


*6月10日

@「春秋航空・日本」の社長が6月29日から交代
 「春秋航空・日本」は今日、昨日の取締役会で、今月29日付けで代表取締役社長に、日本航空執行役員・中国地区総代表の「米澤章」が就任する人事案を承認した、と発表しました。
【コメント】日本航空の出資増強による、子会社化の一環なのでしょうね。

@成田空港での陽性確認者は2日入国者で1名、5日で1名、8日で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、2日入国者で1名、5日で1名、8日で2名でした。全員無症状でした。

@米国務省が日本への渡航制限をワンランク引き下げ、航空業界の国境再開圧力強まる
 昨日のブルームバーグジャパンによりますと、米国国務省は現地時間8日、日本への渡航警戒レベルを1段階引き下げました。
 同省の声明では米疾病対策センター(CDC)が渡航勧告の基準を変更したことによるもの、との事です。
【コメント】この所、航空業界団体の渡航制限緩和要望が相次いでいます。利益を上げるためなのでしょうが、世界各国の感染拡大のリスクを増大させることになりかねませんね。「基準の変更により引き下げ」というのも“仕方なしに”との感が強いですね。
 オリンピック・パラリンピックの開催も、この“需要拡大”に利用されるだけではないのでしょうか。
 昨日の党首討論でも、管首相の答弁は開催や感染対策について問われると、自分の前回東京オリンピックの思い出話を長々やるなど、はぐらかしに終始し、まじめに答弁していませんでした。


*6月9日

@昨日の成田空港「2019年新型肺炎」陽性確認者はゼロ
 
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、ゼロでした。

@春秋航空・日本が7月の国内線運航計画を発表
 今日の「Aviation Wire」によりますと、「春秋航空・日本」は今日、7月の国内線運航計画を発表しました。
 これによりますと、成田=広島線と成田=新千歳線は週末の金・土・日曜日に1往復となりますが、7月21日から31日は平日も含め1日1往復となります。
 また、成田=佐賀線は日曜日に1往復ですが、7月21日から31日は平日も含め1日1往復となります。

@シンガポール航空が16日からシンガポール=成田=ロサンゼルス線を再開、週1往復減で
 今日の「Fly Team」によりますと、シンガポール航空は16日からシンガポール=成田=ロサンゼルス線を再開します。
 しかし、運航便数は減らします。運休前は週5往復でしたが、1便減便し、週4往復とします。

@日本航空が労働組合に夏のボーナス0.3ヶ月と一時金10万円を提案
 昨日の「日テレnews」によりますと、日本航空は昨日、労働組合に対して、この夏のボーナスを0.3カ月分にする方針を示しました。
 また、これとは別に全従業員に特別手当1人当たり10万円を支給する事も提案しました。

@日本航空が21日から全従業員約3万6000人にワクチン接種始める
 昨日の「 iZa 」によりますと、日本航空は昨日、21日から全従業員約3万6000人を対象に、コロナワクチンの接種を始めると発表しました。
 国際線に乗務する従業員から優先的に接種する、との事です。

@香港航空が更なる人員削減を計画、A320型機全機の運用を停止
 今日の日経新聞によりますと、海航集団の一員である香港航空は現地時間8日、就業員の約半分に当たる1000人を近く削減する、と発表しました。「2019新型肺炎」の影響で早期の航空旅客需要の回復は難しい、と判断した、との事です。
 また、今日の「Traicy」によりますと、同航空はA320型機全機の運航を停止し、A330型機を使った貨物便のみの運航にする計画とのことです。
 このため、パイロットは全盛期の約650人から約120人に縮小するとのことです。

 


*6月8日

@3日に書いたPAC212便の航跡図を差し替えました。

@昨日の成田空港「2019年新型肺炎」陽性確認者はゼロ
 
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、ゼロでした。

@カンタス航空の国際線再開は12月末に
 今日の「トライシー」によりますと、カンタス航空は国際線の再開を12月下旬に後倒しする、と発表しました。
 これは、政府がワクチンの接種完了の予想時期を年末、国境の大幅な開放時期を2022年中旬に修正したことによるもの、とのことです。

*6月7日

@ハワイアン航空は8〜9月も成田=ホノルル線を週3往復運航、8月には臨時便を1便運航
 ハワイアン航空は8〜9月の日本路線運航計画を発表しました。
 これによりますと、成田=ホノルル線は現在と同じ週3往復(成田発 火・木・土曜日)となりますが、8月4日に臨時便を運航します。
 写真は1日の第2ターミナルに駐機するハワイアン航空機です。

 

@成田空港での陽性確認者は2日入国者で1名、3日で1名、5日で3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、2日入国者で1名、3日で1名、5日で3名でした。全員無症状でした。

@閑散とした1日の第3ターミナル、増設工事は進む
 1日に行った、第3ターミナルの様子を写真で紹介します。
 まず、午前11時頃、と言う事もありますが、第1ターミナルや第2ターミナルほどではありませんが、“以前の賑わいは夢ではなかったか”と思うほどの閑散とした光景でした。
 主力のジェットスター J も半分ほど減便していますし、第1ターミナルに移動した航空会社もあります。現在はジェットスター J と春秋航空・日本とチェジュ航空の3社しか入っていません。
 しかも、ジェットスター J の出発便はほとんどが7時と8時台に組まれていますので、11時頃では成田空港に帰ってきていません。
 久しぶりに、お昼をフードコートで食べようと思っていましたが、“同じテーブルに相席になるのはやだな”と思いきや、写真のような有様で、心配は無用でした。

 

 第3ターミナルは手狭になったことから(2020年初めの事ですが)、日本航空が使っていた貨物上屋を、主に国際線に使う予定の増設工事を始めています。
 この工事が、取り壊しも終わり、増設のターミナル部分の工事に入ったようで、下の写真のような鉄骨が立ち上がっていました。
 工事は「2019年新型肺炎」に関係なく進んでいます。

 

 なお、第3ターミナルと第2ターミナルを結ぶ「ターミナルバス」の、第2ターミナル側の降車場が工事中で、現在の降車場は第2ターミナルの北端に移っていますので、注意して下さい。
 以前に成田空港と東京駅を結ぶ1000円バスの降車場になっていたところです。


*6月6日

@コンピューターの調子がまだ悪く、ページを更新できるかどうか分かりませんが、とりあえず試してみます。しかし、また、更新が止まる可能性もあります。

@昨日から成田空港に PCR 検査室が供用開始
 昨日の「NHKニュース」によりますと、成田空港内にPCR検査室を新たに整備し、同日から検査を始めました。
 これまでは、検体を神奈川県の民間施設に運び、検査をしていましたが、これにより検査後に待機する時間が約2時間短縮される、との事です。
 さらに、今月中に検査室をもう1カ所つくるとのことです。
【コメント】今までなかったとは驚きです。「2019年新型肺炎」の流行が始まってから1年半も経っているのに!!

@昨日のベトナム行きの「レスキュー便」に帰国希望のベトナム人が大挙詰めかける
 昨日の「NHKニュース」によりますと、昨日の成田空港では、ベトナムへの帰国を希望する人たちで大混雑するチェックインカウンターがありました。
 ベトナム政府は日本で暮らすベトナム人で病気や妊娠など特別な事情がある人が優先的に帰国できるように「レスキュー便」を昨日は2便運航しました。
 このレスキュー便はベトナムでの「2019新型肺炎」の感染が拡大していることから、この1カ月あまり運航されていませんでした。
 昨日の便には病気や妊娠など特別な事情がある人が優先的に帰国できるようになっていますが、次の「レスキュー便」の運航が決まっていないために、この条件に合わない人も、キャンセル待ちなどで、詰めかけた、との事です。
【コメント】1日にもベトナム航空のA350型機が第1ターミナルに駐機していましたが、「レスキュー便」はこれとは違うのでしょうか。映像ではA320型機ファミリーのようで、200人弱しか乗れないようです。
 写真は1日の第1ターミナルに駐機するベトナム航空のA350型機です。この機体は定期便なでしょうか。

 

@成田空港での陽性確認者は3日入国者で2名、4日で1名
 厚生労働省が4日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、3日入国者で2名でした。
 この内の1名に発熱、咳嗽、倦怠感等の症状がありました。
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、4日入国者で1名でした。無症状でした。

@1日の第2ターミナル「アニメデッキ」は「銀魂」のポップアップイベント大賑わい
 1日に成田空港第2ターミナルに行った際に、エレベーターで3階の出発エリアに行ったところ、通過した2階に人の行列が見えました。
 「何だ!PCR検査室の行列か」と2階に戻ったところ、アニメデッキのイートイン・レストランに入る人たちの行列でした。
 この日から放映が始まるTVアニメ「銀魂」のポップアップイベントとの事です。女性が多く、ここだけは華やかでした。

 

@全日空の4月実績で国内線旅客数は約3倍増、国際線旅客数は7.6%増
 全日空が4日に発表した「ANAグループ4月実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)7.6%増の3万7634人、利用率は57.0ポイント減の16.9%になりました。
 一方、国内線では旅客数が293.3%増の106万3815人、利用率は20.0ポイント減の44.6%となっています。成田空港路線は運航されていないようです。

@ガルーダ航空の救済で国が4案を提示
 5月24日の出来事でも書いた、国営・ガルーダインドネシア航空ですが、4日の 「sky-budget」によりますと、経営状態はかなり深刻なようです。
 同国の企業省は以下の4つの救済策 1、政府が融資や株式投資を行うことで支援し続ける 2、チャプター11(日本の民事再生法に相当)を申請して再編する 3、ガルーダインドネシア航空にかわる新しい国営航空会社を設立する 4、清算する、を検討している、との事です。

@ユナイテッド航空が超音速旅客機を15機発注
 ユナイテッド航空は現地時間3日、ブーム・スーパーソニック社の開発している超音速旅客機「Overture」を15機確定発注した、と発表しました。オプション35機も契約しました。乗客数は65〜88人で、マッハ1.7で飛行します。
 なお、ブーム・スーパーソニック社には日本航空も出資し、優先購入権を確保しています。

@需要が増加すると、パイロットなどの復帰訓練が間に合わない可能性
 先月28日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、米国では現在、一時帰休させられていたパイロットが再雇用されていますが、この人たちの再訓練が悩みの種になっている、との事です。
 事情に詳しい関係者によれば「デルタ、アメリカン両社では、航空機による旅行の復活に合わせて、訓練を促進し停滞を防止するため、シミュレーターや指導教官を増加させる必要に迫られている」とのことです。
 マッキンゼーで航空産業担当のコンサルタントを務めるビク・クリシュナン氏は、「かなり手ごわいパズルだ」として、パイロットの訓練を巡るロジスティクスをゲームの「テトリス」になぞらえている、との事です。
【コメント】これらが、引き金となって、トラブルや事故が多くなるのではないでしょうか。心配です。
 長い間、業務から離れていると、どうしても“勘”が鈍くなり、とっさの判断が鈍ることになります。
 日本でも、このところ、ケアレスミスが多く起こっている、と感じるのは私だけでしょうか。
 また、パイロットだけではなく整備士などにも同じ事がいえるのではないでしょうか。需要が回復してきたときに、この問題がコスト削減とも絡み、非常に難しい問題になる、と思います。


*6月3日

@コンピューターの調子が悪く、OS の再インストールをしなければならないようです。明日の更新が出来ないかも知れません。

@何があった? 貨物機がA滑走路の半ばで西に向きを変え着陸復航
 昨日の午後7時頃、読者の「 ky さん」から次のような連絡が入りました。
 「いつも拝見させていただいてます。我が家の斜め上が通常ルートなのですが本日6月2日 po2R/PAC212 ですが、ほぼ真上を飛んでいきました。本日HPにのるかなと思っておりましたが、異常な飛行ルートではなかったでしょうか。」
 住所などが分かりませんでしたが、とりあえず「Flightradar24」で検索を入れてみました。その航跡が下図になります。
 これを見ますと、確かに異常な飛行コースです。着陸復航をしたようですが、最初の着陸の時に何らかのトラブルがあったようで、A滑走路の半ば付近から西側に向きを変えています。
 滑走路上に何らかの障害物があったのか、南側からの着陸機があったのではないかと考えられます。
 機体のトラブルならば、直進して高度を上げるはずです。この航跡から見ると、重大インシデントに認定されてもいいのではないかと思います。
【コメント】前にも書きましたが、私が山武市に住んでいた頃、飛行コースでもない自宅の上を、通ることがありました。
 突然の轟音に、外に飛び出し、心臓はバクバクしました。墜落するのではないかと夢も見ました。飛行コース外の飛行は本当にやめてもらいたいものです。

 

@日本航空が7月から成田=シアトル線を週1往復増便、成田=メルボルン線の臨時便を週2往復運航
 日本航空が昨日発表した国際線の運航計画では7月から成田=シアトル線を週1往復増便し、週4往復とします。
 また、以前にも取り上げましたが、今月から7月にかけて成田=メルボルン線の臨時便を週2往復運航します。

@シンガポール航空が成田=ロサンゼルス線を6月16日から再開
 シンガポール航空は6月16日から成田=ロサンゼルス線を再開する予定です。週5往復の運航となります。

@アシアナ航空が成田=インチョン線増便を7月からに後倒し
 今日の 「sky-budget」 によりますと、アシアナ航空は6月から成田=インチョン線を1日1往復の増便する予定でしたが、この計画を7月に延期した、との事です。

@ ACI の2020年空港ランキングで成田空港が貨物部門で7位に
 国際空港評議会(ACI)がこのほど発表した、2020年の世界空港ランキングで、成田空港は貨物量(国際線)部門で7位にランクされました。
 旅客数などでトップ10にランクされた日本の空港はありませんでした。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者はゼロでした
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、ゼロでした。

@ベトナム航空が上場廃止を避けるために A321型機11機をオークションに
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ベトナム航空は所有している A321 型機11機を、オークション形式で売却する、との事です。
 同航空の財務状況も厳しく、ホーチミン証券取引所が「このままの業績の場合、上場廃止の可能性もあり得る」と警告を発しており、上場廃止を避けるためにもキャッシュフローを強化する、との事です。

@エアアジアXの再建計画が臨時株主総会で承認、今後、債務者との協議に
 昨日の「Traicy」によりますと、エアアジアXが昨年10月に提示していた再建計画が臨時株主総会で承認されました。
 これにより、同航空と再建アドバイザーのSeaburyCapitalは、債務者との協議に入ることになります。
 再建計画によりますと、債権者に債権放棄を求めるとともに、路線網の合理化や機材の適正化、従業員数の最適化などが含まれています。


*6月2日

@1日の第2ターミナル出発カウンターは物々しい雰囲気
 昨日11時30分頃、第2ターミナル3階の出発ロビーに行ったところ、搭乗手続をする長い行列が出来ていました。
 その行列の人たちの中に、白い防疫服を着た人たちが一人一人に、何やらスマホを見ながら質問をしていました。「2019新型肺炎」のPCR検査結果を確認しているようでした。こんな、物々しい光景は初めて見ました。
 中には陰性が確認できない人がいるようで、他の検査員がPCR検査の検査用具を載せたステンレスの皿を持って、移動していました。
 この質問は一人にかなり時間がかかっている様子でした。
 この人達は中国東方航空の西安行き594便に搭乗する人たちでした。この便は定刻で14時55分発となっていました。私の見た時点で、実に3時間半前です。
 出発前の検査というのにこの厳重さには驚かされます。
 大分前ですが、中国の航空当局は国際線を週1往復の運航に止め、運航を認めましたが、到着乗客が「2019新型肺炎」に感染していた場合にはその路線の運航許可を取り消すことになった、と記憶しています。
 この検査員達は厚生労働省の人たちではなく、多分、航空会社が独自に委託した民間の検査員ではないかと思います。
 これに較べると、日本の空港の水際対策がいかに緩いものであるか分かります。

 

@成田=バンクーバー線、成田=チューリッヒ線、セブ航空の成田=マニラ線が今日から再開
 昨日の記事で書いたエアカナダの成田=バンクーバー線は今日から再開されるようです。週4往復の運航となる予定です。
 また、スイス航空の成田=チューリッヒ線は、成田空港公式ホームページによりますと、今日に成田空港を出発する、との事です。しかし、到着便は出ていません。往便は無乗客で成田空港まで来たのでしょうか。再開となりますと、週2往復となる予定です。
 さらに、セブパシフィック航空の成田=マニラ線は予定通り、今日から再開されました。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は1日入国者で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は1日で1名でした。この人は無症状でした。

@国土が交通各社に社員のワクチン接種を要請、日本航空は21日から
 日本航空は国土交通省が交通関係の企業に対して、社員へのワクチン接種を要請したことを受けて、社員にワクチン接種を進める方針、との事です。早ければ21日にも始める準備を進めている、との事です。
【コメント】私事ですが、私も先月末にようやっと、自治体の75才以上のワクチン接種申し込みが始まり、苦労のすえに、予約ができました。
 それでも、実際の1回目の接種は今月末になってしまいます。
 航空関係の社員が感染を拡大しないために、接種する事に問題ありませんが、もしかして、国が優先的にワクチンを回す事になるのでしょうか。
 企業が独自にワクチンを確保して社員に接種するのなら、何ら問題はないのですが。心待ちにしている国民の分を、企業に優先的にまわすのであれば、それ相応の理由がなければならないと思います。


*6月1日

5月のアクセス数は23,633回でした。
 コンピューターの調子が悪く、本格的な更新が出来ません。あしからず。これからメンテナンスをやってみます。

@今日、久し振りに成田空港に行きました、3つのターミナルがそれぞれに変化
 今日、久し振りに成田空港に行き、3つのターミナルを見てきました。
 3つのターミナルに、変化がありました。全体的には少しだけ、活気が戻っているように思えましたが、私の気のせいかも知れません。
 明日から、写真で載せていきます。

@再開と増便はないようです
 昨日書いた、今日からの再開や増便は見送られたり、すでに前倒しで行われていたりして、いたようです。
 エアカナダの成田=バンクバー線とスイス航空の成田=チューリッヒ線は今日の再開が見送られたのかも知れません。もしかすると“現地時間6月1日”で日本時間では明日なのかも知れません。
 明日再開予定のセブパシフィック航空の成田=マニラ線は予定通り成田に来るのでしょうか。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は30日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は30日で2名でした。1名に発熱の症状がありました。


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