MRJ ミュージアムの見学
昨年12月6日に、11月30日にオープンした「 MRJ ミュージアム」を見学しました。この時の様子については昨年12月8日の出来事で簡単に書きましたが、このページでは、写真で解説してみたいと思います。
と言っても、三菱重工の伝統(戦前から今まで、軍需で成長してきた会社ですから)でセキュリティーが非常に厳しく、「 MRJ 組み立て工場ツアー」での写真は一切許可されませんでした。そこで、まず、受付でもらったリーフの写真を載せておきます。上段右が組み立て工場の内部です。同じ大きさの組み立て工場がこの反対側にあります。下段の真ん中は各部品についての展示説明の階になります。
ミュージアムを入ってすぐの、小さなショップがあるエントランスだけが撮影許可になっています。下の右にある MRJ 組み立て工場外観の写真も、敷地に入ったら一切許可されません。この写真も、見学後に、10分ほど歩いて道路の反対側から撮ったものです。左の写真は帰りのバスの中から撮った歩道橋ですが、ここにも、 MRJ の機体にデザインされている、赤・黒・金色のラインが張り付けられていました。
この下の写真は左側に MRJ の組み立て工場があり、右側には名古屋空港があります。組立が終わった MRJ は道路中程にある、明るい灰色部分を通って、組み立て工場と名古屋空港を行き来します。灰色部分は、多分、重い MRJ が通過するために、道路がコンクリートで補強された部分と思われます。もちろん、通過するときには工場にあるゲートと、名古屋空港にあるゲートが開くことになります。この時には、この道路は通行止めとなります。
調布飛行場とJAXAの「調布航空宇宙センター飛行場分室」にも、同じような道路を横断する通路がありますね。
下の写真は MRJ ミュージアムのエントランスに入った正面です。見学は左の写真の右奧にあるエレベーターから始まります。
エレベーターに乗る前に、カメラ、携帯、レコーダーなどは一切ロッカーに仕舞わなければなりません。案内係の説明は無線イヤホーンを使って、少し離れていても鮮明に聞こえます。メモを取るのは良いようです。
右の写真は説明してくれた案内係の女性です。コスチュームも黒地の中に赤と金のラインがあしらわれています。許可をとっていないので、お顔はモザイクを入れさせていただきました。
ショップはエントランスを入った左側にあります。小さなショップで、トートバッグや T シャツなど、品数は少ないのですが、ここでしか買えない物もかなりあるようです。
でも、余計なお節介ですが、ここには1日10組、1組15人(土日祝日は30人)、合計150人(300名)しか来られませんので、利益が出るとは思えません。
MRJ の模型やプラモもありました。エントランスに入ったすぐ右側には、下の右写真のように、記念スタンプを押せる机がありました。専用の紙も、スタンプを押した紙を入れる袋も用意されています。
以上が「 MRJ ミュージアム」の簡単な説明になります。