2020年7月後半の出来事


*7月31

@大韓航空が9月2日から成田=プサン線を再開
 昨日の 「sky-budget」によりますと、大韓航空は9月2日から成田=プサン線の運航を再開すると発表しました。
 当面週3往復(成田発着 水・金・日曜日)となります。機材はB737-8型機(旧B737MAX8型機)となります。

@成田空港入国の「病原体保有者」は15名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は31名で、成田空港入国者では15名でした。
 31名の内、症状が出ている人は7名でした。

@ FAA がB787型機の出荷開始に仮承認与える
 昨日のブルームバーグジャパンによりますと、米国連邦航空局(FAA)は、B787型機の機体構造の品質問題から出荷を禁止していましたが、出荷の仮承認を行った、との事です。
 関係者が現地時間29日遅く明らかにしたところでは、ドリームライナー(B787型機)の炭素繊維複合材料製フレームの製造上の微細な不具合を点検修理するボーイング社の計画がFAAに承認された,との事です。
 この情報はまだ確認されておらず、各機体ごとにFAAの承認を得る必要がありますが、ボーイング社は出荷開始を現地時間8月8日から再開する見込み、との事です。
【コメント】B787型機の製造は続けられており、完成した機体が100機以上も所狭しと並べられていた写真を見たことがあります。確か、モーゼスレイク・フライトテスト・センターのあった空港にも保管されていたと記憶しています。この出荷が出来ないために代金も入らないことから、ボーイング社は財政的に苦しんでいたとのことでした。


*7月30日

@成田空港入国の「病原体保有者」は13名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は33名で、成田空港入国者では13名でした。
 33名の内、症状が出ている人は13名でした。

@京成電鉄の4〜6月連結決算は3年ぶりに黒字に
 京成電鉄が昨日発表した4〜6月期連結決算によりますと、売上高が前年同期比(以下同じ)15.1%増の597億5600万円、純損益が43億8200万円の黒字になりました。黒字は3年ぶりとなります。
 成田空港などのコロナ規制の緩和で、スカイライナーを初めとする運輸業の回復が大きく寄与している、との事です。
 通期の2023年3月期の決算見通しは純損益が187億円と見込んでいます。
 写真は印旛沼を背景に走る京成特急のスカイライナーです。

 

@航空各社のお盆期間予約状況は国際・国内共に大幅増
 国内の航空会社11社が昨日発表したお盆期間(8月6日〜16日)の予約状況によりますと、予約率は11社の平均で、国際線が前年同期比(以下同じ)41.7ポイント増の73.1%、国内線が15.9ポイント増の65.4%となっています。
 国際線では「Spring Japan」が唯一予約率が低下していますが、他社はそろって伸びています。目を引くのは「ZIPAIR Tokyo」の予約数が40.4倍となっていることです。
 一方、国内線も予約数と予約率がそろって全社上昇しています。各社別の状況は昨日の「Aviation Wire」に載っています。
【コメント】海外に行く人は、いつも以上に注意が必要ですね。
 海外旅行傷害保険が「新型コロナウイルス感染症にも適用されるのか」を確認しましょう。
 また、機内での不用意な発言や行動にも注意しないとなりません。例えば、国によっては機内に自分で持ち込んだサンドウィッチなどの食べ残しなどは、必ず客室乗務員に渡し破棄してもらいましょう。間違って手荷物の中に残して入国検疫に行くと,農畜産物持ち込みの罪で,罰金を科せられることもあります。
 現地から帰国するときの、新型コロナウイルス感染症検査の陽性が確認された場合,陰性になるまでの待機がどうなっているかなどの、現地の決まりや航空会社の対応などを調べておきましょう。

@米国 LCC の「ジェットブルー」による同業の「スピリット」買収が合意
 現地時間28日、米国 LCC「ジェットブルー」は同業の「スピリット」を買収した、と発表しました。
 これで、米国第5位の航空会社が誕生することになります。
 実際の買収手続きは2024年後半と見られていますが、規制当局の承認が必要となります。

@航空機リースの「エアキャップ」がB787-9型機5機を追加発注
 昨日の「Traicy」によりますと,航空機リースの大手「エアキャップ・ホールディングス」は、ボーイング社に対してB787-9型機5機を追加発注する事になりました。

@ユーロアトランティック航空が中古のB777-200ER型機2機を導入
 昨日の「Traicy」によりますと、ポルトガルのユーロアトランティック航空は,この程、旧アリタリア・イタリア航空の中古機B777-200ER型機2機を導入すると、発表しました。
 同航空はウェットリースやドライリース、チャーター便の運航に特化している航空会社です。


*7月29日

@全国の空港から変異種23名
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では23名、成田空港入国者ではゼロ名でした。
 23名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.4株」が4名(関空3名、福岡1名)「BA.5株」が14名(関空6名、中部7名、福岡1名)、「BE.1株」が1名(関空1名)でした。
 残りの4名が「BA.2株」でした。
 今回の発表分は7月8日から7月18日でした。なお、今回の発表には成田空港と羽田空港の分は含まれていなかったようです。

@成田空港入国の「病原体保有者」は6名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は25名で、成田空港入国者では6名でした。
 25名の内、症状が出ている人は6名でした。

@日本航空の6月は国際線旅客数が5.5倍、国内線は55.8%増
 日本航空が今日発表した「JAL グループ6月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ、2019年同月比は【 】)450.2%増【61.4%減】の30万2521人、利用率が54.9ポイント増の77.6%となっています。
 一方、国内線では旅客数が155.8%増【26.4%減】の209万8434人、利用率が19.2%増の56.6%、となりました。成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が35.6ポイント増の53.4%、成田=名古屋線は28.8ポイント増の46.9%となっています。
 写真は第2ターミナルサテライトに並ぶ日本航空機です。

 

@昨年度の運航乗務員と客室乗務員のアルコール違反は減る
 航空局は今日、令和3年度の「航空輸送の安全にかかわる情報」を公表しました。
 これによりますと、「航空機事故」が3件、「重大インシデント」が2件,「安全上のトラブル」が1036件となっています。
 「安全上のトラブル」件数は前年度に比べ、若干増えていますが、これは,運航便数が回復しているのが理由、との事です。
 この中で、「機材不具合」に関する件数が増加していますが、主に一次構造部材に腐食や亀裂などが見つかり、同型機に対する点検などで同様の不具合が発見されたもの、との事です。
 また、アルコールに関する事案は、運航乗務員や客室乗務員が関わる報告件数は減少したものの、運航管理者に係る報告件数が大きく増加しました。これは、ある事業者の一部空港支店において、使用期限を過ぎた検知器が使用されていたため、との事です。


*7月28日

@成田空港6月の運用状況で旅客数は2ヶ月連続の100万人越え
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「6月 空港運用状況」によりますと、総発着回数は前年同月比(以下同じ,【 】は2019年同月比)37%増【 39%減】の1万3196回となりました。
 この内、国際線発着回数は16%増【46%減】
で,旅客便は51%増【 63%減】、
 貨物便は12%減【 80%増】となっています。
 一方、国内線は148%増【16%減】となりました。
 総旅客数は294%増【 67%減】の117万8870人と約3倍になっています。
 この内、国際線旅客数は404%増【77%減】で、内訳は、日本人が476%増【 84%減】、外国人が284%増【 89%減】、通過客は452%増【12%減】となっています。
 一方、国内線旅客数は201%増【 22%減】となりました。
 国際航空貨物量は4%減【16%増】となっています。(詳しくは7月21日の出来事を参照にしてください)
 給油量は19%増となっています。
【コメント】総発着回数は上期累計で7万4731回で、今後徐々に増えて行くでしょうが年間で18万回に達するかどうか、と言うところでしょうか。

@成田空港入国の「病原体保有者」は23名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は37名で、成田空港入国者では23名でした。
 37名の内、症状が出ている人は7名でした。


*7月27日

@韓国の振興 LCC 「フライカンウォン」が9月30日に成田=襄陽(ヤンヤン)線開設
 今日の成田国際空港株式会社(NAA)によりますと、韓国の独立系航空会社 LCC 「フライカンウォン」が、9月30日から成田=襄陽(ヤンヤン)線に新規就航します。
 週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)、機材はB737-800型機を使います。

@成田空港入国の「病原体保有者」は21名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は41名で、成田空港入国者では21名でした。
 41名の内、症状が出ている人は7名でした。

@成田空港でも「サル痘」の疑い症状がある場合、申し出るように呼びかけ
 昨日の「NHKニュース」によりますと、国内で「サル痘」が確認された事を受け、成田空港検疫所でも、発疹や水ほうなど「サル痘」の症状があれば申し出るよう呼びかけを始めました。

@ルフトハンザ航空が27日の1000便を欠航、地上職員のストで
 昨日のブルームバーグジャパンによりますと、ルフトハンザ航空はフランクフルト空港とミュンヘン空港の運航便を、現地時間27日に、ほとんど全て欠航する、と発表しました。
 欠航は両空港で約1000便となります。原因は地上職員のストライキによる、との事です。

@ヒースロー空港のCEOが「現在の運航数制限は来年の夏まで続く」
 昨日のブルームバーグジャパンによりますと、英国のヒースロー空港の運営会社CEOは現地時間26日のインタビューで、人員不足による乗り入れ制限について「この問題に迅速な解決策はない。来年夏も乗客数の上限設定を維持している可能性は十分にある。解消には1年から1年半かかるだろうし、ヒースローだけの問題ではない」と述べました。
 また、航空会社は「削減した地上職人を補充し、体制を整える必要がある」と指摘しました。
【コメント】コロナによる需要消滅で経営に大打撃を被った航空会社が、むやみに、人員削減に走った結果が、ここに来て顕著に表れていますね。
 日本航空はそれほど無茶な削減は行っていないのですが、経営基盤がしっかりしていた結果ではないでしょうか。これらの、社員をどう生かして行くかが課題ですね。
 全日空は路線や機材の削減を進めていますが、大成長戦略の為に行った借金が重くのしかかっています。


*7月26日

@「ZIP AIR Tokyo」が累計搭乗者数10万人を突破、1年9ヶ月で達成
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、成田空港を拠点とする「ZIP AIR Tokyo」は「20日に累計搭乗客が10万人を突破した」と、昨日発表しました。
 2020年6月に貨物便として初就航し、2020年10月16日から旅客便の就航を開始して、約1年9ヶ月での達成となります。
 西田社長は「ロサンゼルス線は、お盆明けくらいまでは完売状態。これで巡航速度くらいになると良いが、まだインバウンドが来られない」と、訪日客が入国できない点が課題との認識を述べました。
 貨物室を使った貨物需要は順調に推移している、との事です。

 

@成田空港入国の「病原体保有者」は16名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は40名で、成田空港入国者では16名でした。
 40名の内、症状が出ている人は11名でした。

@ FAA がB777型機の燃料タンクに爆発の危険で耐空性改善命令
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、米国連邦航空局(FAA)はB777-200型機やB777-300ER型機などを運航する航空各社に対して、「燃料タンクが爆発する可能性に対処する修理を行うように」との耐空性改善命令を発しました。
 主要燃料タンクの一部にテフロンスリーブとキャップファスナーを取り付けるよう求めています。この命令に該当する機数は282機(多分、米国のみ)となります。

@旅客機の発注続く
 ファンボロー・エアショーは22日に終わりましたが、その余波の発注が続いています。以下に箇条書きにします。
◎ドイツのコンドル航空がA320型機などの後継としてA320neo型機ファミリーを選定
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスは現地時間25日、ドイツのコンドル航空がA320型機とA321型機とB757-300型機の後継機として、A320neo型機ファミリーを選定したことを発表しました。
 リースと自己発注で41機を調達する、との事でです。
◎「777パートナーズ」がB737-8型機66機を発注
 今日の「Traicy」によりますと、米国の投資会社「777パートナーズ」はボーイング社にB737-8型機66機(確定30機、オプション36機)を発注しました。
◎アゼルバイジャン航空がB787型機4機を発注
 今日の「Traicy」によりますと、アゼルバイジャン航空はボーイング社にB787型機4機を追加発注しました。


*7月25日

@成田空港入国の「病原体保有者」は27名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は37名で、成田空港入国者では27名でした。
 37名の内、症状が出ている人は11名でした。

@8月30日から航空科学博物館で「YS-11 初飛行60周年展」 を開催
 成田空港A滑走路の南端にある航空科学博物館は、今年が国産旅客機YS-11型機初飛行から60周年になることから、8月30日〜10月23日まで、企画展示「YS-11 初飛行60周年展」 を開催します。
 今日の「FlyTeam」によりますと、企画展は「体験館」で、YS-11の開発から初飛行までの歩み、量産後の活躍などが紹介されます。
 特に、当時の設計、技術試験や取り巻く環境について解説パネルや立体展示物などと共に、わかりやすい解説で理解を深めることができます。
 下の写真は博物館の屋外に展示されているYS-11試作1号機「JA8611」です。

 

@「Air Japan」が基幹システムにセイバー社のシステムを導入へ
 今日の「日刊航空」によりますと、全日空が新しく中距離国際線を運航する LCC 「Air Japan」(エアージャパン)は、 LCC化後に旅客サービス基幹システムとして、ピーチや「ZIPAIR Tokyo」が採用しているセイバー社のシステムを導入する、との事です。
【コメント】「Air Japan」は「フルサービスキャリアでも LCCでもない、双方の良いところを組み合わせながら安価な運賃の提供を目指す」としていますが、中途半端にならないと良いのですが。

@7〜8月の日本発着国際線便数は前年同期比2倍に、国内線は38%増、「シリウ」まとめ
 今日の航空新聞社によりますと、英国の航空データ分析をおこなっている「シリウム」がこの程発表した、7〜8月の日本発着国際線データによりますと、便数は前年同期比(以下同じ)102%増と約2倍になる見込みです。しかし、2019年同期と比べますと、79%減とまだ大幅な減少が続いています。
 一方、国内線便数では38%増、2019年同期比でも微増ながら3%増となる見込みです。
 しかし、コロナ感染者が激増していることから、運航スケジュールに影響が出る可能性もある、としています。


*7月24日

@「飛行コースズレは窓を閉めていても響く」読者からのメール
 今日、下記のようなメールが読者から届きました。
 何時も取り上げる午後11時以降ではなく、夕方ですが、何時もはそれ程、気にならない音でも、飛行機が真上に来るとびっくりするものですね。
 読者の方も書いているように「
もしこれが23時以降でしたら、睡眠が妨害されていたことでしょう」と言うことになります。
 調べて見たのですが、後続便はいずれもまっすぐに、九十九里海岸に飛んでいますので、天候などの理由ではないようです。
 明らかに、開港当初の約束に違反していますね。


 お世話になっております。いつも拝見させていただいてます。
 我が家の斜め上が通常ルートなのですが、7月23日 NH6/ANA6ですが、ほぼ真上を旋回して飛んでいきました。
 冷房で家の窓を全て閉じていたにもかかわらず、ものすごい音がしたのですぐに気づきました。
 もしこれが23時以降でしたら、睡眠が妨害されていたことでしょう。
 通常九十九里海岸と空港の間は真っすぐ飛ぶことになっているはずと認識したおります。
 最近このての約束違反の飛行が多いと感じてます。
 そもそも飛行時間を23時から0時にまで延ばしたのも空港開港時の約束をやぶったものですが。

 

 下に「NH6」便の「Flightradar24」による航跡図を載せておきます。

 

@シンガポール航空の成田=シンガポール線が今日から増便
 シンガポール航空は今日から、成田=シンガポール線(637便)を週4往復から週6往復に増便します。
 以前の発表では1日1往復への増便と告知していましたが、「Flightradar24」によりますと、明日の便がないため、「週6往復」と「1日1往復」のどちらが正しいかは分かりません。
 なお、シンガポール=成田=ロサンゼルス線(11便)は1日1往復しています。
【コメント】各航空会社とも、需要の変化や機材の配置や人員の確保などに苦労しているようで、スケジュールの変更は日常茶飯事ですね。

@成田空港入国の「病原体保有者」は22名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は30名で、成田空港入国者では22名でした。
 30名の内、症状が出ている人は6名でした。


*7月23日

@韓国 LCC のジンエアーが今日から成田=仁川線を増便
 韓国 LCC 「ジンエアー」は今日から成田=仁川線を週4往復から1日1往復に増便しました。
 写真は誘導路を走行するジンエアー機です。

 

@成田空港入国の「病原体保有者」は7名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は24名で、成田空港入国者では7名でした。
 24名の内、症状が出ている人は3名でした。

@この夏に海外旅行に行く人は必ず「海外旅行傷害保険」加入を
 昨日の「DIAMOND online」によりますと、この夏に海外旅行を計画している人は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、海外での治療や入院などで高額な医療費を負担しなければならない場合を考え、「海外旅行傷害保険」に加入した方が良い、としています。
 JTBの「2019年度海外旅行保険事故データ」では、米国で、くも膜下出血と診断されて、25日間入院したケースでは、家族の渡航費用やチャーター機での医療搬送費なども含めて、4661万円の保険金が支払われた例もある、との事です。
【コメント】国によって違いますが、外国の医療費は一般的に言って日本とは桁違いに高額になりますね。クレジットカードに付加されている保険で保証される限度額はゴールドカードでも300〜500万円程度のようです。


*7月22日

@成田空港入国者からは変異種23名、内「BA.5株」が16名
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では49名、成田空港入国者では23名でした。
 49名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が24名(成田16名、羽田1名、関空5名、中部2名)、「BE.1株」が1名(羽田1名)でした。
 残りの24名が「BA.2株」でした。
 今回の発表分は7月2日から7月8日でした。

@成田空港入国の「病原体保有者」は25名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は37名で、成田空港入国者では25名でした。
 37名の内、症状が出ている人は4名でした。

@日本航空の10月ダイヤで成田=バンクーバー線を1日1往復に増便
 日本航空が発表した9月末からの冬期ダイヤで10月分は、成田=バンクーバー線を1日1往復に増便し、成田=ホノルル線は引き続き1日1往復の定期便と週1往復(成田発着 金曜日)の臨時便を運航します。

@6月の訪日外客数は2019年同月比で95.8%減
 観光局が20日に発表した「6月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は2019年同月比(以下同じ)95.8%減の12万400人になりました。
 一方、出国日本人数は88.7%減の17万1500人となっています。

@カタール航空がB737-10型機25機を発注
 カタール航空は「ファンボロー国際航空ショー」でボーイング社にB737-10型機25機を発注しました。
【コメント】カタール航空としては、エアバスとのA350型機塗装問題などで A320neo 型機発注が取り消されたことで、至急、代わりの機種を手配する必要があるのでしょうね。

@「LATAM」航空が A321neo 型機17機発注
 今日の航空新聞社によりますと、現地時間21日、南米の「LATAM」航空は、エアバスにA321neo型機17機を発注しました。
 これにより同航空のA320neo型機ファミリーの累計発注数は100機となります。

@米国航空大手3社の4〜6月期決算はそろって黒字に
 米国の航空大手3社の4〜6月期決算が発表されました。3社とも純利益が黒字となりました。
 アメリカン航空は4億7600万ドル(1900万ドル)は、( )内は前年同期です。
 ユナイテッド航空は3億2900万ドル(4億3400万ドルの赤字)。
 デルタ航空は7億3500万ドル(6億5200万ドル)となっています。
 しかし、今後は燃料費高騰や人手不足が重くのしかかっており、2019年の業績に戻るには時間が必要となるようです。


*7月21日

@ピーチが9月22日から成田=台北線を再開
 ピーチ・アビエーションは今日、成田=台北(桃園)線を9月22日から再開する、と発表しました。成田空港の国際線としては約1年半ぶりの再開になります。
 当面、週2往復(成田発着 金・日曜日)となります。

@成田空港の6月貨物取扱量が4ヶ月連続マイナスの4.1%減
 東京税関成田航空貨物出張所が今日発表した「6月成田空港貨物取扱量」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)4.1%減の20万554トンとなりました。前年同月比マイナスは4ヶ月連続になります。
 この内、積込量は3.8%減、取卸量は4.3%減となっています。
 成田空港で輸入された生鮮貨物は16.8%減、ドライ貨物は2.8%減となっています。

@6月の成田空港貿易額は輸出額が29.2%増、輸入額が20.1%増
 東京税関が今日発表した「6月成田空港貿易概況」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)29.2%増の1兆4677億9300万円となり、前年同月比プラスは16ヶ月連続となっています。
 一方、輸入額は20.1%増の1兆5492億100万円となり、前年同月比プラスは20ヶ月連続となっています。

@成田空港入国の「病原体保有者」は22名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は41名で、成田空港入国者では22名でした。
 41名の内、症状が出ている人は14名でした。

@スカイマークの洞社長が「機材の大型化を検討している」と発言
 19日の日本経済新聞(電子版)によりますと、スカイマークの洞駿社長は同紙の取材に対して、現在はB737-800型機で統一している機材を、「全てではないが、一部機材の大型化を図りたい」と話しました。
 ドル箱である羽田路線の追加発着枠取得が難しいことから、機材を大型化して乗客を取り込みたいとの思惑がある、とのことです。
 当初はB737MAX型機を念頭に置いていましたが、墜落事故などの影響で開発が遅れており、ボーイング社とエアバスの機材を検討している、との事です。
 同社は以前、同じような考えで、エアバスのA330-300型機を導入した事があります。下の写真は新千歳空港でのスカイマークA330-300型機です。

 

@イージージェットが A320neo 型機56機を発注
 今日の「ロイター通信(日本語版)」(livedoorNEWS)によりますと、エアバスは現地時間20日、英国のイージージェットからA320neo型機56機を受注したことを発表しました。


*7月20日

@豪のジェットスターが今日から成田=ケアンズ線を再開
 オーストラリアのジェットスターは、今日から成田=ケアンズ線を再開します。週5往復(成田発着 月・水・木・金・土曜日)となりります。

@全日空が18日から成田→北京線を増便
 全日空は18日から、北京→成田線を増便し、週2便(成田発着 月・木曜日)としました。うっかりして書き漏らしました。

@エアチャイナが8月20日から成田=台北線を増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、チャイナエアラインは8月20日から、現在週3往復としている成田=台北(桃園)線を、週4往復(成田発着 火・金・土・日曜日)に増便します。

@エチオピア航空が9月2日から成田=仁川=アディスアベバ線を増便
 昨日の 「sky-budget」によりますと、エチオピア航空は9月2日から、成田=仁川経由=アディスアベバ線を、週3往復から週4往復(成田発着水・金・土・日曜日)に増便します。

@成田空港入国の「病原体保有者」は10名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は20名で、成田空港入国者では10名でした。
 20名の内、症状が出ている人は8名でした。

@日本航空が約3000人を非航空系に配置転換、国際線の需要回復が遅れるとの想定
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、日本航空は配置転換により、全社員約3万5000人の内、約3000人を非航空事業に移す方針とのことです。
 3000人の内6割を、マイル関係、空港販売、ネット通販、保険事業などを手がけるJALUX(東京・港)など非航空分野に、また、約4割をLCC事業に移す方針、との事です。
 この背景にはドル箱だったビジネス需要の回復が遅れ、観光需要が比較的回復が早いとの想定があります。

@オリエンタルエアブリッジが「 ATR 」にATR42-600型機1機を発注で覚書
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、オリエンタルエアブリッジは現地時間19日、「ファンボロー国際航空ショー」で「ATR」社とATR42-600型機1機の発注に関する覚書を締結しました。

@ファンボロー・エアショーで発注相次ぐ
 毎年のことですが、大きなエアショーの際には航空会社からの旅客機発注が相次ぎます。今回の「ファンボロー・エアショー」でも同じですが、新型コロナウイルス感染症流行前のような大型発注は少ないようです。各社の発注を箇条書きにします。
 今日の「Traicy」によりますと、デルタ航空は「ファンボロー国際航空ショー」でエアバス社にA220-300型機12機を確定発注しました。これにより、同航空のA220型機の合計発注数は107機となりました。
 今日の「Traicy」によりますと、東京センチュリーが全額を出資している「アビエーション・キャピタル・グループ」は現地時間19日、「ファンボロー国際航空ショー」でボーイング社にB737-8型機12機を確定発注しました。
 昨日の「Traicy」によりますと、アラスカ航空は現地時間19日、エンブラエル社にE175型機を21機(確定8機、オプション13機)発注しました。この発注はグループのホライゾン航空向けになります。
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、エティハド航空は「ファンボロー国際航空ショー」で、エアバス社に対してA350F型機7機を確定発注しました。
 今日の「Traicy」によりますと、カナダのコミューター航空会社「ポーター・エアラインズ」はエンブラエル社に195-E2型機20機を追加発注しました。これで、同航空のオプションも含めた累計発注数は100機となります。


*7月19日

@成田空港拠点の航空会社「フィールエアホールディングス」が「 ATR 」機36機発注の「取引意向書」を結ぶ
 今日の「Aviation Wire」によりますと、日本初の地域航空会社を複数設立し統括する事を目指す「フィールエアホールディングス」は現地時間18日、「ファンボロー国際航空ショー」の会場で、ターボプロップ旅客機製造の「ATR」社と、36機を購入する取引意向書(LoI)を締結したと発表しました。
 同ホールディングスは、成田空港を拠点とする「フィールエアEAST」の運航を2024年度に始め、2026年度には「フィールエアWEST」」、2027年度には「フィールエアCENTRAL」、2028年度には「フィールエアNORTH」などの設立と運航開始を目指す、としています。
 井出社長は、成田空港からの就航先として小松や東北をあげました。
【コメント】かなり、壮大な計画ですが、成田空港を拠点とする LCC との競争は激しいものとなるでしょうね、

@成田空港入国の「病原体保有者」は17名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は35名で、成田空港入国者では17名でした。
 35名の内、症状が出ている人は7名でした。

@日本航空の整理解雇の一部が所属する「キャビンクルーユニオン」が争議終結を発表
 昨日の「レイバーネット日本」によりますと、2010年の日本航空破綻に伴い整理解雇された165人の内、44人の被解雇者を抱える「キャビンクルーユニオン」(CCU)は16日、「争議を終結する」との声明を発表しました。
 これについて、19名の客室乗務員被解雇者が加入している「JAL被解雇者労働組合(JHU)」は、「私たちは“業務委託”という会社回答(雇用によらない仕事の提供)には同意できません。引き続き納得できる解決をめざして頑張っていきますので、宜しくお願い致します」との見解を出している、との事です。

@ヨーロッパを襲った猛烈な熱波でロンドンの空港で滑走路が膨張し一時閉鎖
 「ファンボロー国際航空ショー」が開催されている英国が、猛暑に見舞われています。
 平年の平均気温が約24度で、エアコンのある家が約3%ですが、38度程度まで上昇し、過去最高を更新する勢いです。
 ロンドン・ルートン空港では暑さのため、滑走路の一部が盛り上がり、一時閉鎖されるトラブルが発生している、との事です

@デルタ航空がボーイング社にB737-10型機130機を発注
 デルタ航空は現地時間18日に始まった「ファンボロー国際航空ショー」で、ボーイング社に130機のB737-10型機(確定100機、オプション30機)を発注しました。
【コメント】なおボーイング社はB737MAX型機の呼称を、最も小さい機種をB737-8型機、中位をB737-9型機、開発中の長胴型をB737-10型機とするようです。
 墜落事故を起こした「B737MAX型機」を今後使わないようです。


*7月18日

@昨日深夜午後11時台に11機が出発、海上輸送の混乱が続く
 昨日午後11時以降に久しぶりに10機以上が出発しました。平均すると約5分半間隔になります。この出発がすまないと眠りにつくことも出来ませんね。
 こんな、非人道的なことが許されるのでしょうか。
 「経済のため(要するに企業の儲けのため)には何をやっても良い」という発想なのでしょうね。日本だけでなく、世界の多くの政治家や産業界や科学者までもが、この考えに毒されているように思います。
 船舶による貨物輸送の混乱は相変わらず続いているようです。ロサンゼルス港(国土交通省報告昨年11月)では、届いた貨物コンテナが、岸壁に山積みになっている、との事です。
 届いたコンテナの陸上輸送も運転手の不足やトレーラーの不足で遅々として進まない、との事です。
 この結果、港の沖合には貨物を積んだコンテナ船が順番待ちで混雑している、との事です。これにより、港に払う停留料金もかさみ、結局、物価を押し上げます。
 この状態はしばらく続くようで、運賃が高くても航空機による輸送に頼らざるをえない状態で、航空貨物輸送の盛況は続くようです。

@成田空港入国の「病原体保有者」は23名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は34名で、成田空港入国者では23名でした。
 34名の内、症状が出ている人は8名でした。


*7月17日

@昨日深夜、飛行コースズレが2機
 昨日の「午後11時00分以降の離着陸」を調べていたところ、午後11時3分発の全日空8507便と、次の午後11時10分発のユナイテッド・パーセル・サービス109便が標準飛行コースから外れて飛行していきました。
 雷雲でもあったのかも知れませんが、2機の後続便は九十九里浜海岸まで標準飛行コース通りに直進して行きました。
 「Flightradar24」による両便の航跡図を下記に載せておきます。何時もですと、飛行コースはなめらかな曲線になるのですが、この2便の航跡は何回やっても、角張ってしまいました。

 

@成田空港入国の「病原体保有者」は10名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は15名で、成田空港入国者では10名でした。
 15名の内、症状が出ている人は2名でした。

@中国東方航空が19日から西安=東京線を再開
 16日の新華社通信によりますと、中国東方航空は15日、西安=東京線を19日から再開する、と発表しました。
【コメント】「東京」が成田空港を指すのか、羽田空港を指すのかは分かりません。

@ソラシドエア機が突然の大揺れで、客室乗務員1名が足の小指を骨折
 今日の沖縄タイムス(YAHOO!ニュース)によりますと、昨日午前8時半すぎ、那覇空港発新石垣行きのソラシドエア41便・B737-800型機が、那覇空港の南西約120Km、高度7800mを飛行中に機体が大きく揺れました。
 この際に、サービス中の客室乗務員の一人がバランスを崩し倒れかかり左足小指を骨折しました。
 乗客・乗員は133人でその他の人にケガはありませんでした。
 揺れた際に、シートベルト着用のサインは点灯していませんでした。
 運輸安全委員会は航空機事故として調査に入りました。
 この事故の影響でこの機体を使う予定だった4便が欠航し、今日の6便にも影響が出る、との事です。


*7月16日

@全日空の成田=ヒューストン線が今日から増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、全日空は今日から、成田=ヒューストン線を最大週7往復に増便しました。
 従来の173便に追加し、123便を週3往復(成田発着 火・木・土曜日)追加しました。

@日本航空が成田=天津線を再開
 日本航空は今日から成田=天津線を再開しました。週1往復(土曜日)になります。

@「ZIPAIR Tokyo」が今日から成田=シンガポール線を期間増便
 「ZIPAIR Tokyo」は今日から、成田=シンガポール線を、週3往復から週5往復(成田発着 月・水・金・土・日曜日)に期間増便します。期間は8月31日までになります。

@「ZIPAIR Tokyo」が今日から成田=ホノルル線を期間増便
 「ZIPAIR Tokyo」は今日から、成田=ホノルル線を、1日1往復に期間増便します。8月31日までになります。

@成田空港入国の「病原体保有者」は8名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は24名で、成田空港入国者では8名でした。
 24名の内、症状が出ている人は6名でした。

@小泉成田市長が国の「全国旅行支援」先送りを批判
 昨日の千葉日報(有料電子版)(午後にはリンクが消えていました)によりますと、小泉成田市長は昨日、政府が「全国旅行支援」の延期を決めたことについて、「(旅行を控えることが)感染抑制にどれだけ効果があったのかが、いまだに明確でない。延期するには根拠やデータを示してほしい。宿泊施設や飲食店などへの影響は大きい。人の移動(の制限)が、どれだけ感染者抑制に効果があるのかしっかり示してほしい」と述べました。
【コメント】旅行関係業界や飲食店などが行動規制で窮地に陥っていることは確かですが、今回は「行動規制」そのものが行われるわけではありません。(実はこれが問題なのですが)
 「補助がない」と言うだけですね。「行動規制」が実施されている期間に、感染者が急減したことも事実ですね。
 小泉氏はこの事実を「認めない」と言う事なのでしょうか。
 それとも、今年末に実施される市長選に向けてのパフォーマンスなのでしょうか。


2022年7月前半の出来事