*11月30日
@鳥取空港周辺自治会関係者が軍事利用協定見直しに反発
鳥取県が1984年に鳥取空港周辺6自治会と結んだ「軍事目的に供さない。」とした協定の見直しを提案し、27日の懇談会で説明した(24日の出来事を参照)のに対して、自治会側は一斉に反発しました。自治会関係者からは「鳥取空港がテロの標的にされる。」「ここだけで決められる話ではない。県民全体の議論を。」「有事法制そのものが、日本を戦争に巻き込む。」などの意見が相次ぎました。これに対して県側は「有事法制そのものがどういうものなのか理解してもらう必要がある。今後もしっかりと議論していきたい。」と述べたそうです。
【コメント】政府や自民党では国民保護法制を大災害の時の自衛隊派遣と同じように言いくるめようとしていますが、本当に有事になったら、戦闘行為が優先で国民の避難などかまっている時間はないはずです。せいぜい、戦闘で荒らされた物への補償をどうするかが検討されるだけでしょう。それよりも、大事なのは“有事”にさせない平和的な外交努力とアメリカ軍が勝手に行動を起こさないような歯止めではないでしょうか。
@ビニージョーンズが機内迷惑行為で逮捕
イギリスのサッカー選手からハリウッドのスターに転身したビニージョーンズが5月下旬にヴァージンアトランティック航空の成田ーロンドン線の機内で酒に酔ってののしりの言葉を吐いたり男性乗客に暴力をふるった機内迷惑行為で、9月17日にロンドン警察に逮捕されていた事がわかりました。ビニージョーンズは12月5日にロンドン西部の裁判所に出廷する事になっているそうです。
@SARSに有効な合成洗剤の成分
一昨日の出来事で書いた重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスに有効なものは国立感染症研究所のホームページでは「・効果が確認されているのは食器・野菜洗浄用のもので、成分として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムもしくはアルキルエーテル硫酸エステルナトリウムを16%以上含むものである。」とのことでした。
@ヴァージン航空会長がロス乗り入れで加州知事に書簡
ヴァージンアトランティック航空の会長はシュワルツネッガー・カルフォルニア州知事に書簡を送り、同社が導入を予定している超大型機・A380型機がロスアンゼルス空港に就航できるよう同空港の改修を要請しました。また、同航空が来年に参入を予定している、アメリカでの格安航空会社の事業について、同空港を拠点とする事を考慮している、と述べています。なお、同航空がA380型機の就航を予定している9空港のうち空港施設が対応できているのは2空港のみだそうです。
*11月29日
@会計検査院が「移転用地の4分の3は不用」と指摘
会計検査院は「空港公団が移転対策に所有している用地のうち4分の3にあたる19.5ヘクタール(約30億円相当)が使用される見込みがなく、早期に処分すべき。」と指摘していた事がわかりました。空港公団は用地交渉を進展させるために色々な移転候補地を確保していたものですが、今後、用地取得予定は5.6ヘクタールしかありません。この指摘を受けて空港公団としても順次売却する事にするそうです。なお、この件を取り上げた朝日新聞によりますと、平行滑走路を北側に延伸して2500mにする場合の用地は既に取得済みだそうです。
@イラン航空職員が不法出国
成田空港で10月20日、前イラン航空成田空港支店長の男性が従業員用の通行証で制限区域内に入りそのまま出国手続きを受けずに帰国した事がわかりました。この男性は転勤でこの日、家族とともにイラン航空機で帰国する事になっていましたが、出発まで搭乗手続きを手伝っていた所、出発時間が来てしまい、機長には出国手続きをしていないと申告しましたが、機長に「もう、時間だ。」と言われてそのまま不法出国したものです。東京入国管理局成田支局は本人が日本にいないため、立件は見送りましたが、本人の日本への入国は今後認めない方針です。
@「着陸料は成田・関空よりも下げたい」と中部国際空港副社長
27日記者会見した中部国際空港会社の副社長は着陸料について、「早ければ来年初めまでに提示したい。需要拡大を図るためにも、成田空港や関西国際空港と同じような料金では難しく、それよりも低くしたい。」と述べました。
@KLMのB-777で乗客7人が意識失う
KLMオランダ航空は同社のB-777-200ER型機の機内で過去2週間に乗客7人が相次いで気を失った事を明らかにしました。このため、他の機種も含めて機内の乗客の状態を数週間に渡って調査する事にしたそうです。なお、気を失った時の機内の温度・気圧などは異常がなかったそうです。
*11月28日
@空港公団が「成田国際空港株式会社」のロゴマークを発表
空港公団は昨日、左のような「成田国際空港株式会社」のロゴマークを発表しました。色の変化は運営に柔軟性を持っている事を表しているそうです。
@成田空港の使用料は世界の主要空港で7番目
イギリスの民間調査会社「TRL」が毎年実施している世界の主要50空港の空港使用料金調査で成田空港は7番目に高くなるそうです。この調査は着陸料だけでなく、旅客施設利用料、航空運送税などを総合的に見て、為替レートも調整した結果との事です。しかし、アジアではダントツに高く、感想を聞かれた空港公団の黒野総裁は「空港公団民営化に伴って、着陸料を引き下げたい。」とあらためて強調しました。
【コメント】航空会社が「成田は世界一高い」と強調していたのは自分たちが負担する着陸料に限っての事だったようです。旅客が負担する施設利用料や駐車料金なども引き下げてほしいと思います。
@10月分輸送実績が7%減まで回復
昨日発表された「成田空港運用状況(平成15年10月分)」によりますと、10月の成田空港日本人国際線利用者は前年同月比で7%減まで回復したとの事です。
@日本アジア航空機のエンジン破損は金属疲労
国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は今日、今年2月に那覇市の北西海上で起こった成田発台北行・日本アジア航空201便・B−747型機の第2エンジン破損事故について報告書をまとめました。それによりますと、破損したエンジンブレードは過去のブレード修理の際の電気溶接の際に放電して溶けた部分に微細な傷が出来、その傷が金属疲労で拡大して破損した、としています。そして、この傷は拡大鏡などを使った定期点検の際に発見された可能性があるとしています。国土交通省はこの報告を受けて、同形エンジンを使っている国内の5機について精密探傷検査を指示しました。
@「新横田基地騒音訴訟」の控訴審始まる
「新横田基地騒音訴訟」の控訴審の第1回口頭弁論が26日東京高裁で開かれました。この日は原告と弁護人の10人が意見を述べました。原告は「米軍機の騒音のひどさに、幼児を抱える若い家族が引っ越した事もある。静かな夜を返してほしい。」と訴えました。
@年内にもSARS検査キットを認可へ
栄研化学は昨日、約1時間で判定できる新しいSARS検査キットの製造承認申請を厚生労働省に提出しました。これを受けて厚生労働省は申請に不備がなければ、年内にも認可する見通しです。この検査方法は新しい「LAPM法」という遺伝子を増幅する方法を使うそうです。風邪などのコロナウイルスは検出しないので、精度が飛躍的に向上しているそうです。
@家庭用合成洗剤でSARSウイルスを殺菌できる
国立感染症研究所のグループは家庭用合成洗剤に含まれる2種類の界面活性剤がSARSウイルスを死滅させ、殺菌できると発表しました。1リットルのぬるま湯に5ccの洗剤を溶かしタオルにしみ込ませて重症急性呼吸器症候群(SARS)患者の触れた所を拭くと簡単に消毒できるそうです。詳しくは、同研究所のホームページに掲載するとの事です。
*11月27日
@1月から日本航空が成田と仁川で電子認証実験
日本航空は来年1月から6月まで、成田空港と韓国の仁川空港で「顔の骨格」と「目の虹彩」を使って本人かどうかを瞬時に判断する電子認証実験を行うと発表しました。日本航空を良く使う顧客に任意に協力を求め、あらかじめ本人の個人情報を登録してもらい、実験する事になります。
@香港の日本人男性SARS検査で陰性
昨日の出来事で重症急性呼吸器症候群(SARS)の疑いがもたれた日本人の男性は検査で陰性となり、重症急性呼吸器症候群(SARS)でない事が判明しました。ヤレヤレですね。
@バンコクでJALウエイズ乗務員が撃たれる
26日夜、タイのバンコクで買い物からホテルに戻ろうとタクシーに乗った日本航空系列のJALウエイズの女性客室乗務員が運転手に拳銃で腹を撃たれました。命には別状ないそうです。犯人の運転手はそのまま逃走しました。金目当ての犯行と見られていますが、貴重品の入ったバッグは無事でした。
*11月26日
@保税施設の進出で芝山町の財政力が急上昇@栄町議員有志が成田市に「合併嘆願書」
昨日、成田空港の北西に位置する栄町の4人の町会議員が小林成田市長を訪れ、空港圏合併に入れてほしいとする嘆願書を手渡しました。嘆願書と同時に、新聞折り込みで配り、郵送で回収した町民約5000人分の署名を提出しました。これに対し小林市長は「確かに受け取りました。市民のアンケート結果も間もなく出るので、検討します。」と答えました。
@香港で日本人男性がSARSの疑いで隔離
中国の大連から乗り継ぎのため24日に香港国際空港に到着した29歳の日本人男性が高熱と骨の痛みなどを訴えたため、バブティスト病院に入院しました。胸のレントゲン写真を撮った所、病巣らしきものが確認されたため、大事を取って26日午前1時に専門病院であるクィーン・エリザベス病院に転院しました。重症急性呼吸器症候群(SARS)かどうかの検査結果は今日か明日のうちに出るそうです。
@日航機同士のニアミス事故で負傷の女性が提訴
2001年1月に発生した日本航空機同士のニアミス事故で急な回避飛行のために負傷した首都圏の女性が「顔に傷を負い、首の痛みなどの後遺症に悩まされている。」として、日本航空に290万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしました。
*11月25日
@成田国際空港株式会社設立委員会28日に開催
詳しい事はわからないのですが、28日に成田国際空港株式会社の設立委員会が開催されるとの事です。また、設立委員も内定し、奥田経団連会長などが名を連ねているとの事です。
@日韓シャトル便利用者に施設使用料徴収へ
国土交通省は11月30日から開始される日韓シャトル便の羽田空港利用者に旅客サービス施設使用料として、成田空港と同額の2040円を徴収する事にしました。しかし、準備が間に合わないため実際の徴収は1月中旬からになる模様です。
@「次世代超音速機でパリー東京を2時間で」EAOS会長
先日日本を訪れたエアバス社を傘下に置くEAOS社の会長・カミュ氏はフランスのリベラシオン紙の中でコンコルドの後継機と考えている次世代超音速旅客機開発について「日本企業との間でエンジン開発を研究する作業チームが作られており、スピードはコンコルドの倍のマッハ4程度、航続距離12000Km、座席数300席程度の機体であれば、パリー東京間を約2時間で結べ、国内線感覚で世界中を旅行できるようになる。需要は見込める。」と述べました。
*11月24日
@鳥取県が「軍事利用しない」協定の見直しを提案
鳥取県は20日、政府の国民保護法制整備に伴い、「鳥取空港は軍事目的に供さない。」としている住民との協定の見直しを27日に開かれる「鳥取市湖山地区6自治会関係者との懇談会」に提案する事を明らかにしました。これに対して、共産党鳥取県委員会は21日、知事宛に「鳥取空港の軍事利用をあえて可能にすれば、『海外への出撃基地にする』と宣言するに等しい。」として、協定を尊重するように求めた申入書を提出しました。
@中国で年内にもSARSワクチンの臨床試験
中国国家食品監督管理局は22日、重症急性呼吸器症候群(SARS)ワクチンの臨床試験を年内にも実施する方針を明らかにしました。すでに、動物実験を行っており、重症急性呼吸器症候群(SARS)に対する抗体ができた事が確認され、副作用もなかったとの事です。当面、1400人分のワクチンを確保しており、北京などで被試験者を募り、さらに、2万人分を製造する事にしています。
*11月23日
@イラクで民間貨物機にミサイル攻撃
イラクで22日、バクダット国際空港から離陸直後のアメリカ宅配業者大手のDHLの貨物機に対して地対空ミサイルが発射され、エンジン1基に命中しエンジンが炎上しました。同機は直ちにバクダット国際空港に引き返し、緊急着陸を行いました。乗員にけがはありませんでした。エンジンの火災は消し止められました。
@中東情勢の混迷で欧州航空業界に暗雲
混乱するイラクをはじめとする中東地域の情勢がヨーロッパの航空業界に暗雲を投げかけています。先頃発表されたルフトハンザ航空・エールフランス・ブリティシュ・エアウエイズの9月座席稼働率がそろって前年割れになりました。今後、トルコで起こった自爆テロでトルコへの渡航自粛勧告が出るなど事態はいっそう悪化しそうです。
*11月22日
@北原派の敗訴が確定・成田新法訴訟
20日、最高裁第1小法廷で反対同盟北原派が「新東京国際空港の安全確保に関する緊急措置法(成田新法)」によって木の根団結砦と東峰団結会館が使用禁止・撤去になった処分を取り消すよう求めた訴訟の判決がありました。裁判長は「補償措置もあり成田新法が憲法違反にはあたらない。」として、1審・2審判決を支持し原告側の上告棄却を言い渡しました。これにより、原告の敗訴が確定しました。
*11月21日
@B-7E7の日本企業分担比率35%に
ボーイング社と日本の重工3社は開発中のB-7E7の生産分担比率について合意に達しました。それによりますと各分担比率はボーイング社が35%、日本の3重工が35%、イタリア企業が26%、その他4%となっています。日本では三菱重工が主翼、川崎重工が前部胴体と中部胴体の下部、富士重工が主翼と胴体をつなぐ中央翼を担当します。また、ボーイング社は主翼と機体に使う先進複合軽量素材を東洋レーヨンから調達する事を明らかにしました。
@米国が国際航空貨物の事前通知を義務づけ
アメリカの国土安全保障省は20日、アメリカに持ち込まれる国際航空貨物に対して荷主や中身などの情報を到着4時間前までに当局に事前通知する事を義務づけると発表しました。12月5日から実施されますが、当面は混乱を抑えるため、厳格な適用は見送られる見通しです。しかし、事前通知がなかったり、不備があった場合には積み荷を降ろせない事もありそうです。
*11月20日
@北総の歯科医師会が身元確認の独自ソフト
千葉県北総の歯科医師会で作る「三都市歯科医師会」が航空機事故などの身元確認を歯科カルテなどで素早く行えるソフトを独自で開発したそうです。カルテの口内を6ブロックに分け歯があるかないか、被せものがあるかないかの項目を入力してデータベース化して、遺体の口内の特徴を入力して検索するソフトとの事です。今までは、遺体の歯型や治療痕などを細かく記入したチャート図をカルテと照合していましたが、チャート図に時間がかかり身元確認に遅れが出ていました。
@大阪空港に米軍機が着陸・目的不明
昨日午後1時15分頃、大阪空港にアメリカ軍の小型ジェット輸送機が突然着陸し、25分後に離陸しました。なぜ、着陸したかは不明との事です。地元の豊中市は国土交通省大阪空港事務所に対して軍用機の受け入れをしないように求め抗議しました。大阪空港への米軍機の飛来は3月14日に続いて今年2回目だそうです。
@羽田空港再拡張で数百億円を圧縮へ
国土交通省は羽田空港再拡張事業で9000億円と見積もっていた総事業費を海外ゼネコンを含めた競争入札や設計・施工を一括する発注で数百億円圧縮する方針を固めました。入札の際、工法もメガフロート方式・桟橋方式・桟橋+埋立方式の3つの工法から自由に選択させる事にしています。
*11月19日
@ウラジオストック航空が来年成田ーウラジオにチャーター便
ウラジオストック航空は来年、成田ーウラジオストック間に13便のチャーター便を運航する計画を進めている事を明らかにしました。
@静岡県が反対地権者に事前協議呼びかけへ
静岡県は昨日、建設中の静岡空港に反対している地権者に対して、今後の話し合いに向けての条件などを話し合う事前協議に応じるよう申し入れる事を明らかにしました。県側は空港建設局長が地権者宅を訪れ面会の上申し入れたいとしています。しかし、反対地権者側は協議の条件として土地収用申請をしない事を挙げており、実現は難しい情勢です。
@米シンクタンクが横田基地の軍民共用研究を開始
アメリカの保守系シンクタンク「ハドソン研究所」は防衛庁で記者会見を行い、米軍横田基地の軍民共用化に向けて調査研究を始めた事を明らかにしました。来年7月末までに報告書を作成し、アメリカ国防総省とホワイトハウスに提出する予定との事です。
@関空で施設使用料の取り忘れ釣り銭を着服か
関西国際空港会社は空港施設使用料券売機の管理を委託している関連会社が利用者が取り忘れた釣り銭約200万円を8年間にわたって社内にプールしてしていた事を明らかにしました。関西国際空港会社では横領の疑いもあるとして告訴も検討しているとの事です。
*11月18日
@富里市が成田市合併案を拒否
富里市の相川市長は昨日、成田市が提起した2市4町の成田市への編入合併案について「執行部として、新設(対等)合併の方針を決めた。成田市が編入合併案を撤回しない限り、現時点での合併はない。」として、成田市案には同調しない事を明らかにしました。
【コメント】期限が迫る中、成田市案に同調しているのは下総町と大栄町の2町だけです。ここに来て富里市が離脱する方向を鮮明にし、芝山町と多古町の中には横芝町も含めた3町の合併を模索する動きも出ています。このままでいきますと、「空港圏合併」とは名ばかりの1市2町の合併になる可能性も出てきました。元々、成田市は自分のところに転がり込む成田空港関係の固定資産税など豊かな収入を他の市町村に分散する事には消極的だったのですから、これで良いのかもしれません。
@BAが日本からの郵便物を13日間放置
郵政公社が昨日明らかにしたところでは、日本からイギリス向けの郵便物2万通以上が委託されているブリティシュ・エアウエイズの勘違いによって、イギリスの空港の倉庫に13日間放置されていたそうです。ブリティシュ・エアウエイズでは郵便物のコンテナを通常の貨物として倉庫に保管していたとの事です。郵政公社は配達が大幅に遅れた事から、利用者に郵便料の全額、もしくは、一部を払い戻す方針との事です。
@「SST後継機を日仏の共同開発で」仏工業会会長
来日したフランス航空宇宙工業会の会長・フィリップ・カミュ氏は昨日、「超音速旅客機・コンコルドの後継機開発をフランスと日本で協力する事を考えている。これは、長期的展望だが景気が回復すれば、新しい需要が生まれる。すでに、エアバス社を主体に作業チームを設置して、仕様や技術的課題を検討している。日本とは重工3社で作っている『超音速輸送機用推進システム技術研究組合(ESPR)』とフランスのエンジンメーカー・スネクマとの共同研究が一つの例だ。」と語りました。これは、日本が試験に成功した「環境適合型次世代超音速推進システム」(10月5日の出来事を参照)の成果を念頭に置いているものと見られます。
*11月17日
@12月20日に「エアポート・クリスマス 2003」
成田空港恒例のクリスマス・チャリティ・フェスティバル「エアポート・クリスマス 2003」が今年は12月20日(土)に行われるそうです。時間は11時から16時まで、場所は第2ターミナルビル前広場との事です。コンサート、抽選会、キャラクターショー、ダンスパフォーマンスなどが行われる予定です。
@SARSに「メタノールラジカルガス」が有効
北陸先端科学技術大学院大のグループが細菌やウイルスの消毒に「メタノールラジカルガス」が有効との研究結果を明らかにしました。このグループはA型肝炎など4種類のウイルスに「メタノールラジカルガス」を吹き付けたところ1時間以内に完全に死滅したそうです。しかも、細胞の核酸などの組織が破壊されていたとの事で重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスなどにも有効と考えられる、としています。このガスは残留しないため航空機や救急車の消毒にも使用でき、金属を腐食させる事もないとの事です。
@ボーイング社が採算性重視の組織変更
ボーイング社は採算性重視の組織編成を行っているようです。成長が見込まれる衛星関係などを重視して「衛星宇宙プログラム室」を設け、逆に、「デジタルシネマ事業」は採算性が悪く売却を検討しているとの事です。
*11月16日
@「くこうだより・紅葉号」が送られてきました
昨日、空港公団から「くうこうだより・紅葉号」が送られてきました。1面は「『e-エアポート』について」で、2・3面は「e-タグの試行運用について」、4面が「麻薬探知犬とハンドラーについて」、5面に「『成田国際空港株式会社の中期総合経営計画草案』について」、6面が「芝山鉄道1周年」についてとなっています。
@JALグループがインドネシア線にグループ割引
JALグループは成田空港と関西空港発のインドネシア線に3人から9人で利用できるグループ割引運賃「パーティ悟空28」を設定しました。2004年2月2日から3月17日までの期間の月・火・水曜日の出発になります。成田発は62000円になりますが、28日前までの予約と発券が条件になるとの事です。
*11月15日
@空港公団のページに「航空燃料安全輸送1億KL達成」が載っていました
@日航システムが498億円の赤字に
日本航空システムは昨日、9月連結決算を発表しました。それによりますと、イラク戦争と重症急性呼吸器症候群(SARS)による影響で、売上高が前年同期比11.4%減になり、経常利益は498億円の赤字となりました。旅客数は中国線が50%減、東南アジア線が45%減となり国際線全体では34.3%減になりました。国内線は2.7%増と好調でした。一方、全日空は減収ながら人件費の圧縮や厚生年金基金代行を国に返上した差益などの計上で黒字に転換しました。純利益は205億円になりました。
@高知空港が「高知龍馬空港」に
高知空港が坂本龍馬の誕生日の今日から名称を「高知龍馬空港」になりました。高知空港と羽田空港で記念式典が行われ、機内アナンスも「高知龍馬空港」に統一されます。人物の名称をつけた空港は国内では初めてになります。
*11月14日
@「合併推進協」が成田市長に質問状
成田市商工会議所などで作る「空港周辺市町村合併推進協議会」は昨日、小林成田市長に対し合併の枠組みなどを問う公開質問状を提出しました。質問状では「市が提案する2市4町合併案の根拠を示すよう」求め、「横芝町を含めた方がよい」とし、合併方式についても「編入方式にこだわる必要があるのか」と質しています。
@千葉県知事が「首都圏連合」に反対を表明
昨日、川崎市で開かれた「8都県市首脳会議」において堂本千葉県知事は松沢神奈川県知事が提唱した自治法に基づく「首都圏連合」について。「羽田空港の騒音問題や産業廃棄物問題で利害が対立するのを多数決で決めようとするのは賛成できない。この8都県市首脳会議で話し合えばよい。」と反対の意向を表明しました。これに対し、松沢知事が「自分が損をするからといって参加しないのはエゴだ。」と発言し、これに対して堂本知事が「千葉県の実状に基づいて発言しているのに、エゴとはなんだ。発言を撤回してほしい。」と迫る一幕もあり緊迫しました。
@今年上期の海外旅行取り扱いでHISが2位に
今年上期(4〜9月)の海外旅行取り扱い額でHISが2位になり、近畿日本ツーリストが4位に下がりました。これは、団体旅行の多い他社が前年に比べて約40%減になったのに対して、個人旅行が多いHISが20%台の減少にとどまったためとのことです。
@オレンジカーゴが羽田ー長崎線を17日から運休
小口貨物の輸送で新規参入したばかりのオレンジカーゴは2路線の内の羽田ー長崎線を17日から当分の間運休することを明らかにしました。これは、機長の人数が足りないためとのことです。会社側の説明では「約20人いるパイロットの内、機長は4人で今年中に6人にする予定でしたが、機長に求められる総合的な技量がまだ十分ではないため断念せざるを得なかった。」とのことです。
@BAで機長・副操縦士の飲酒のため運休
ブリティシュ・エアウエイズ(BA)は13日、オスロからロンドンへ便に乗務する予定だった機長・副操縦士・女性客室乗務員が規定に反して飲酒したため761便を運休したことを明らかにしました。3人は予定出勤時刻に遅れると連絡し、ブリティシュ・エアウエイズ(BA)の空港職員がノルウへーの警察に届け出て発覚したものです。詳しい調査は3人が帰国してから行いますが、処分は避けられないようです。
@イタリア政府がアリタリア航空の民営化を決定
イタリア政府は13日、国営アリタリア航空の民営化を進め、政府の持ち株比率を50%以下に下げることを決定しました。来年6月までに実施する予定です。これにより、エールフランスとKLMオランダ航空との経営統合に弾みがつくことになります。
*11月13日
@日本貨物航空がジャンボ3機を調達へ
日本貨物航空は昨日、ボーイング社から来年と再来年にかけて貨物専用機B-747-400F型機を3機導入すると発表しました。来年秋までに2機、再来年に1機導入するとのことです。中部国際空港の開港と中国線の需要増に対処するための措置とのことです。
@日本航空システムが機内インターネットサービスを来年12月から
日本航空システムはボーイング社の提供するインターネットサービスを来年12月から成田ーロンドン線に導入すると発表しました。順次他の路線にも拡大するとのことです。自分の持ち込んだパソコンで衛星を通してデータのやりとりを行います。ニュースや天気予報は無料となりますが、電子メールの送受信などは有料とするそうです。
@厚木基地にスパーホーネットが飛来
今日の午後、アメリカ軍厚木基地に新しく配備される高騒音機・FA18Fスーパーホーネットの第1陣として4機が到着しました。
*11月12日
@成田空港周辺に「特定感染症指定医療機関」設置へ
厚生労働省は重症急性呼吸器症候群(SARS)などに対応できる危険性が極めて高い感染症患者を入院させることが出来る「特定感染症指定医療機関」を成田空港周辺と福岡空港周辺に設置する方針を固めました。現在、「特定感染症指定医療機関」は東京都と大阪府にしかありません。
@成田市が合併市民アンケートを送付
成田市は合併問題に関する市民アンケートを発送し始めました。20歳以上の無作為に抽出した1万人の市民が対象になります。アンケートの内容は「合併に対する市案に対しての認識」、「合併の方法」、「枠組みについて」となっています。このうち、枠組みについては(1)市案(4市町)、(2)市案以内、(3)市案にこだわらないで、10市町村から自由に選択する、(4)未定、の中から選ぶことになっています。アンケートは今月中に回収して、来月中旬には結果をまとめ、12月議会で審議することになるそうです。
@高速バス・山梨ー成田空港線を増便へ
山梨交通は現在1日4便運行している高速直行バスの山梨ー成田空港線を21日から1便増やして1日5便運行すると発表しました。これにより、乗客の要望に応えダイヤも改正し、成田空港発の最終便を午後8時30分に、山梨発の始発便を25分遅くして午前5時35分にするとのことです。
@世界の9月国際線旅客が2月以来のプラスに・IATA
IATAの発表によりますと9月の世界の国際線旅客が前年同月比で1%増と2月以来のプラスになりました。欧州と中東が増加し、北米・アジア・太平洋方面が減になっていますが、この方面でも10月にはプラスに転じる可能性が高いとのことです。これで、イラク戦争と重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響からやっと抜け出せることになるようです。
@インド航空がエアバス社とボーイング社に大量発注
インド航空はエアバス社とボーイング社に旅客機を大量に発注しました。エアバス社にはA340型機を10機、ボーイング社にはB-737-800型機を18機をそれぞれ5年間で導入する計画とのことです。総額では約21億ドルになるようです。
*11月9日
@都合により、明日と明後日の更新が出来ません。よろしくお願いいたします。
@ルフトハンザ航空が成田ーミュンヘン線を増便
ルフトハンザ航空は先月26日からの冬季ダイヤで重症急性呼吸器症候群(SARS)のために週2〜3便に減便していた成田ーミュンヘン線を週6便に増便しました。木曜日を除く毎日運航になります。機材はA340−300型機です。
@出雲行きの日本エアシステム機が大阪空港に緊急着陸
今日午前9時20分頃、羽田発出雲行きの日本エアシステム271便・MD90型機が岡山県上空を飛行中、昇降舵のトラブルを示すランプが点灯しました。このため、同機は大阪空港に緊急着陸を要請し、9時35分に無事着陸しました。
@ジョウガの成分がSARSウイルスの増殖を抑える?
東京医科歯科大学の研究チームによると、葛根湯などの風邪薬が重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスの増殖を抑える効果があるそうです。これは、これらの風邪薬に含まれる成分が活性酸素を中和して重症急性呼吸器症候群(SARS)ウイルスの増殖を抑えるとのことです。この成分は根ショウガに多く含まれているそうです。
*11月8日
@日本航空機が軍用機?とニアミスか
5日午前、羽田発那覇行きの日本航空933便・B-747型機が那覇空港への着陸態勢に入ったところ前方約12〜14Kmに所属不明の小型ジェット機が接近してくるのを発見しました。前方約4〜5Kmまで接近したところで航空機衝突防止装置(TCAS)が作動し、日本航空機は下方に回避しました。最接近時には高度差で60〜90mだったとのことです。日本航空は昨日、ニアミスとして国土交通省に報告しました。国土交通省では調査を始めました。この933便には乗員・乗客500人以上が乗っていました。
@スカイマーク機がエンジン故障で羽田に引き返す
昨日午後2時半ごろ、羽田発福岡行きのスカイマーク7便・B767型機が静岡県上空7000mを飛行中、左翼のエンジンがドンという音とともに不調になりました。同機は左翼エンジンを止めて羽田空港に引き返し、2時50分ごろに右翼エンジン1基で無事着陸しました。
@元軍人が管制塔を一時占拠・マニラ国際空港
現地時間の今日未明、マニラ国際空港の管制塔が元空軍将校が率いる数人の武装グループに占拠されました。しかし、軍が武装グループと銃撃戦の後、武装グループを制圧しました。この間、マニラ国際空港は閉鎖されました。
*11月7日
@「関空国内線の減便もありうる」と全日空社長
昨日、大阪市内で記者会見した大橋全日空社長は「関西国際空港の国内線を減便することもありうる。」と発言し、その理由として「アクセスに時間がかかり、需要が伸びない。発着コストが高い。」事をあげていました。また、関西国際空港の第2滑走路について「まずは現在の滑走路の需要を増やすべきで、第2滑走路の建設は急ぐべきではない。」と述べました。
@中国がボーイング社から30機を購入へ
中国はアメリカのボーイング社から民間旅客機を30機購入することを明らかにしました。総額約2200億円になるそうです。これは、最近、アメリカ国内で高まっている対中国との貿易赤字と「元」きり上げ要求にたいする圧力を和らげるねらいがあると見られています。
@「来年6月には合併条件整う」とアリタリア会長
イタリアのアリタリア航空の会長は6日、「エールフランスとKLMオランダ航空が進める統合計画にアリタリア航空も来年6月には参加する条件が整う。」と語りました。
*11月6日
@「解説と資料のページ」に「11月時間帯別スケジュール表」を載せました
今年度の冬季スケジュールとなる11月分のフライトスケジュール表を空港公団から送ってもらいましたので、時間帯別に集計してみました。夏季に比べて1日約10便増えているようです。日曜日の午後6時台には4000m滑走路の離陸が25便もあり、2.5分に1機の割合で離陸することになります。すごい、過密状態になっています。エクセルからウエブページを作ったのですが、「戻る」ボタンの入れ方がわかりません。戻るときはブラウザの「戻る」ボタンでお願いします。
@有事の際に協力公共機関に民間航空含める検討開始
政府は来年の通常国会に提出する「国民保護法制」で国への協力を求められる「指定公共機関」に民間航空会社を含める方向で検討に入ったことを明らかにしました。
@高知空港で海上保安庁機がタイヤ破損・一時滑走路閉鎖
昨日午後1時40分頃、高知空港の滑走路上で訓練していた第3管区海上保安本部所属の小型ジェット機ファルコン900型機が右主翼のタイヤ2本を破裂させました。乗員と機体は無事でした。滑走路上を清掃するため滑走路は一時閉鎖されました。
@韓国からの修学旅行生のビザを免除へ
昨日開かれた日韓領事当局間協議で韓国から日本に来る修学旅行生に対して査証(ビザ)を免除する措置を2004年3月までに開始することで合意しました。期間は30日以内です。韓国からの修学旅行生は毎年5000人ほどになっています。
@エア・ドゥが新卒者採用を開始へ
エア・ドゥは来春から新卒者の採用を初めて行うと発表しました。また、既卒者の通年採用も開始するそうです。経営が安定してきたことに加え、年齢構成で20台が極端に少ない状況を改善するためとのことです。
*11月5日
@空港公団のホームページに「中期総合経営計画草案
」が載りました
「成田空港運用状況(平成15年9月分)」、「NAAの行うSARS対策 」、「冬ダイヤ定期航空会社別スケジュール発着回数 」、「調達改革推進本部の設置について」、「成田国際空港株式会社中期総合経営計画草案
」、「CS Award 2003 Autumn 受賞者決定」、「e−チェックインの実証実験について 」が一気に載っていました。
@空自機がオイル漏れで滑走路33分間閉鎖・那覇空港
昨日午後1時40分頃、訓練を終えて着陸した航空自衛隊のF4EJ改ファントム戦闘機が滑走路上でオイル漏れを起こし、滑走路に立ち往生しました。この事故で、滑走路は33分間閉鎖され民間機15機に最大2時間10分の遅れが出ました。
@品川駅開業でも航空客は増加
JRの新幹線品川駅が開業しましたが、10月の東京ー大阪線の航空機利用客は増えているそうです。全日空は前年同月比7.6%増、日本航空システムは2.0%増になりました。これは、企業に空路出張を認めるように働きかけたことが効果を上げているとのことです。
@「中部国際空港の着陸料は関空と名古屋の中間で」と社長
昨日、都内で記者会見した中部国際空港会社の平野社長は国際線の着陸料について、「割高な関西国際空港と現行の名古屋空港の中間にしたい。」と述べました。また、7680億円の総事業費をすでに1000億円削減していますが、「開港までに、さらに、300億円以上を削減する。」と語りました。
*11月4日
@成田国際空港株式会社の本社は現在地に
読者の方から、「成田国際空港株式会社法には本社所在地の記述がないが、どこなのだろうか。」との問い合わせがありました。今日、空港公団に確認したところ、「現在、空港公団の本部がある成田空港第一ターミナルの前になります。」とのことでした。
@9月の太平洋エリアの日本人観光客は前年並みに回復
9月にアジアやオセアニアの太平洋エリアのリゾート地を訪問した日本人観光客は前年並みに回復したそうです。しかし、9月の日本全体の日本人出国者は前年同月比で約17%減と前年並みには回復していません。これに対して、9月の訪日外国人数は同約14%増の約45万7000人で単月としては過去最高を記録しました。
*11月3日
@Googleの検索欄を設けました
以前、「成田空港サーバー内の検索が出来ないか。」とのメールをいただきました。その時に色々調べたのですが、「私の環境では無理。」と考えられ断念いたしました。今回、Googleのサイト検索がある事を知り、早速、挿入してみました。すぐ上がその検索欄になります。ただ、このサイト検索は文字通り「サイト」の検索になり、私が加入しているプロバイダー「SANNET」の全てのホームページを検索することになります。しかし、ウェブ検索よりは絞り込みが出来ると思いますので、使ってみてください。
*11月2日
@簡単な環境共生策の記述・中期総合経営計画草案
昨日、空港公団にお願いしていた「成田国際空港株式会社 中期総合経営計画草案」が送られてきました。その中で、「環境・共生策について」の部分を書き出してみます。全体から見ると、非常に簡単な内容になっています。
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*11月1日
@10月のアクセス数は13382回でした。引き続き、よろしくお願いいたします。
@防衛庁が横田、厚木の騒音コンターを見直しへ
防衛施設庁は横田基地と厚木基地の周辺地域の航空機騒音コンターを約20年ぶりに見直すことになりました。すでに、横田基地周辺で50カ所、厚木基地周辺で80ヶ所の騒音調査を始めました。騒音コンターは横田基地が1984年、厚木基地が1986年に指定されて以来見直しは行われていません。今年度中に騒音調査を終え、来年度中に騒音区域の線引き指定を行う予定です。現在、横田基地周辺では約37000戸、厚木基地周辺では約12万戸が防音工事を行っています。
【コメント】コンターの見直しは当然ですが、「騒音調査を今年度末までに終らせる。」と言うのは気になります。と言いますのは、航空機騒音は気温が高いほど空気の密度が薄くなり、飛行高度が低くなる事により大きくなります。そのために、夏の方が騒音は高くなるのが一般的です。ですから、普通は夏と冬の2回にわけて測定を行いWECPNLを計算しコンターを確定します。「今年度末までに終らせる。」と言うことは「騒音の低い冬場の騒音だけで。」と言うことなのでしょうか。
@千葉県知事が改めて「騒音の共有」を主張
先月29日に毎日新聞主催で行われた「首都圏4知事対談」で堂本千葉県知事は羽田空港再拡張問題で改めて「騒音の共有」を求めました。堂本知事は「首都圏連合が出来たから、千葉はそれに従いなさい、と言う論理は受け入れられない。」と述べ、さらに、「横田があるかぎり、神奈川も東京もほとんど(定期便は)飛べない。でも、そこを何とかしないかぎり千葉県は(羽田空港再拡張に)イエスとはいえない。」と述べ、横田基地の返還問題に言及しました。
@賛成派住民設立の5社が随意契約継続を要望
成田空港建設当時、用地を売却して建設に協力した住民達が設立した企業5社が空港公団に対して「民営化後も随意契約を継続して欲しい。」とする要望書を提出していたことが明らかになりました。これは、空港公団が来年4月の新会社設立後は一般競争入札の導入を表明しているため、過当競争で経営が厳しくなることを心配しての要望です。この要望に対して空港公団は「要望は真摯に受け止める。」とだけ答えました。要望した5社は「成田空港警備」「ナリコー」「成田空港美整社」「三栄メンテナンス」「成田空港環境整備」です。