「成田第3滑走路実現する会」の趣意書等
平成26年4月30日
「成田第3滑走路実現する会Jの設立趣意書(案)
近年、我が国への訪日外国人が著しく増加して、首都圏の空港容量は隈界になりつつある。他方、諸外国の国際空港の機能が飛躍的に向上してきていることから、成田空港の3本目滑走路等の空港機能強化が急務となっている。
成田空港では昨年の夏ダイヤからオープンスカイ(航空の自由化)が適用され、エアラインが空港を選ぶ時代となった。東アジアでは経済成長や航空需要の増大を背景に北京、上海、仁川などの巨大な国際空港が4000m級の新滑走路や新ターミナルビルの整備に取り組み、空港機能強化に務めてきている。
また、羽田空港の国際線二次枠(3万回)が配分され、本年3月の夏ダイヤから国際線の枠が9万回となったため、成田空港の競争力が著しく低下してきた。年間75万回といわれる首都圏の空港容量もこのまま行けぱ、2020年台の初頭には容量不足になるという予測もある。
さらに、昨年9月に2020年の東京オリンピックの開催が決まり、開催時には更に1000万人もの訪日外国人が日本を訪れるものと考えられることから、この機を逃さずに首都圏の空港機能強化に取り組むことが、日本経済の再生のための喫緊の問題となっている。
そこで、成田空港周辺の自治体、住民団体が総力をあげて日本再生のために立ち上がり、首都圏の表玄関である成田空港の第3滑走路の早期実現等機能強化に向けて取り組むこととする。勿論、成田空港は内陸空港であるため、航空櫨騒音や落下物などマイナスの影響が増える可能性がある。この解決を騒音下の住民の間題にするのではなく、成田空港周辺に住み続ける自分たちの将来の問題として、市民全体で解決していこう。騒音下も含めてこの地域の熟い思いを結集して、干葉県、首都圏、更に日本全国に発信し、成田空港第3滑走路等の機能強化実現のための行動を起こすこととする。
平成26年4月30日
「成田第3滑走路実現する会規約」(案)
(名称)
第1条 この会は、成田第3滑走路実現する会(以下「実現する会」という。)と称する。
(目的)
第2条 近年の国際線旅客数の増加により、日本の首都圏空港の受け入れ能力が限界に達しつつあり、また諸外国の空港の受け入れ能力の飛躍的向上により、成田空第3滑走路等の空港機能強化が急務である。実現する会は、この重要性を広く県内外に訴え、諸事業を通して第3滑走路建設を推進することを目的とする。
(構成)
第3条 実現する会は、成田空港周辺に在する法人、団体及び個人で、設立趣旨に賛同する者をもって構成する。
(会議)
第4条 実現する会の会議は、総会及ぴ役員会とし、会長が召集し、会長が議長となる。
2,会議は、会員の過半数により成立し、議決は、出席者の過半数の賛成を得て成立する。賛否同数のときは、議長の決するところによる。
3,役員の任期は2年とし、再選を妨げない。
(総会)
第5条 総会は、本会の事業計画、収支予算及び決算、役員の選任、規約の改正等重要な事項を決定する。
(役員会及び役員の任期)
第6条 役員会に会長、副会長及ぴ監事を置く。
2,役員会は、総会に付識すべき事項その他会務の執行に関する事項を決定する。
3,役員の任期は2年とし、再選を妨げない。
(役員及び役員の佳務)
第7条 実現する会に、次の役員を量く。
〈1)会長1名