「初代 成田空港駅」を見る


 2012年11月14日付の毎日新聞に「ちばみなと研究所:房総半島を探求する 初代「成田空港駅」=東成田駅 国に翻弄され、果たした使命」と題する記事が載っていました。21日に成田空港に行ったときに、この「初代 成田空港駅」を見てきました。

 場所は現在の「東成田駅」になります。ここに行くには、第2ターミナル地下からは、約500mの地下道が連結しています。しかし、第1ターミナルからは連絡道路がありませんので、ターミナル連絡バスに乗り、「東成田駅」で下車します。
 第2ターミナル連絡道路はあまり利用する人がいませんので、たった一人で歩くこともあり、少し怖いです。

  

 「初代 成田空港駅」には当時の「曲水の宴」と題する陶板壁画が残っています。

 「曲水の宴」の左一帯の鉄板と金網で囲われたところが旧「成田空港駅構内」となります。踏み台がないと中は見られませんが、上の金網越しに撮った写真を載せておきます。

 

 左下の写真が東成田駅のホームです。その向こう(方位で言うと西側)に、旧「成田空港駅」のホームがあります。写真では明るくしてありますが、実際は薄暗く、このようには見えません。ベンチには、当時の広告がそのまま残っています。レールはないようです。

  

 なお、この「東成田駅」から、「芝山千代田駅」までが、全長2.2Kmの「芝山鉄道」となり、異論もあるようですが、日本一短い営業鉄道路線になります。


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