芝山町「運用時間制限緩和案」説明会質疑要旨
芝山町での説明会の質疑の要旨をまとめた文書(多分、役場がまとめたもの)が手に入りましたので、長いですが、載せます。
芝山町は全町の約7割が第1種区域以上の騒音地域になりますので、騒音の影響は深刻です。
意見の中にも「子供は小さい頃、飛行機が通ると泣いたが、今いる孫は泣かない」「一種区域は過疎化が進んでおり、子ども会も組織できないくらいになっている。」「毎朝6時の航空機で目が覚める。(弾力的運用(案)の)説明も理解できるが、子供、孫まで騒音が引き継がれることを考えると原則として反対である。」「区の意見としては「LCCのために住民を犠牲にするのか」rオープンスカイをやることはいいが発着枠数に余裕があるのだから、その枠組みの中で行えばいいのではないか」である。」などの意見がありました。
しかし、それだけに、人口の減っていく町の将来を、何とかして維持しようとする気持ちが伝わってきます。
その分、今回の「運用時間制限問題」では、成田市に比べると「容認しなければ」との意見が若干多い感じがします。
OCRソフトで読み込んだものを多少加工しましたが、おかしなところがあるかも知れません。
成田国際空港の離着陸制限《力一フユー》の弾力的運用(案)に関する町民説明会における質疑
1、日時平成25年2月18日(月)午後6時03分から午後7時58分まで
2.場所菱田共同利用施設
3,参加人数11人
質疑
【町民】
●空港開港以来、国、町、空港会社には不信感を持っている。約束事を果てしていないにも関わらず、空港発展のために押し付けられている。
●30万回の合意から間をおかずに時間の延長とは、空港24時間化の口開けではないか。
●空港発展していても芝山町は衰退している。今後は人は羽田、貨物は成田となり、貨物は4000m滑走路があれば十分であろうから、2400m滑走路には沖縄から米軍がくるのではないか。
●LCCが参入してから成田市長が時間延長を主張しだし、芝山町では副町長を町長自ら空港会杜に要請し、議会でも承認されている。芝山町・議会も空港会社と癒着してるのではないか。
●今回の説明会も「説明会を実施した」という既成事実をつくるためではないのか。
●そもそもLCCが低騒音機を持っているのか
●やむを得ない事情とは何か。説明はいいとこ取りの説明にしか聞こえない。
●元々は、羽田が手一杯だから成田を開港したのに、今はどうか。
●もっと地元を見てほしい。
【回答】
●国も反省しなければいけない。ただ、今回の提案についてカーフユー一にあくまでも大前提でその中で工夫できないかというもの。
●やむを得ない事情とは、航空会社の介業努力で実現できないもの。(例:バードストライク、出発地での悪天候による遅延など) 今までも実施はしていたが、運用を拡大できないかという提案。今後、運用する場合、地域の方に情報公開は徹底し、自治体を通じて運用結果・事由を見てもらい、検証していく。情報公開を逐一行い、改善していくことで信頼を積み重ねていきたいと思う。
【町民】
●22万回、30万回と説明会を行うだけで認められてきている。なしくずしでやっていることが空港会社への不信感になっている。また同じようになるのであれば、下総地区のように説明会を拒否したい。こうした反対意見はたくさんあり、どう対応していくのか。
【回答】
●30万回の説明会も20回実施した。要望があれば説明会も議会答弁も何度でも実施した。30万回については、成田空港の発展のために必要で、発展がなければ資本が投下されない可能性がある。そのために、地域と相談し、環境整備の約東をし、その上で(30万回の合意は)、しかたがないという雰囲気を作った。
●ミュンヘンも6時-23時は運用していない。(管理人?)ヒースローにしかり内陸空港で24時間化はありえない。
【町民】
●30万回で成田空港が発展しないといわれたらどうするのか。
【回答】
●30万回の合意は、大震災の壊滅的被害を受ける前に行うことができた。今回の力一フゴーは30万回とは違う。町民の方の意見を聞いていきたい。
【回答】
●説明会はなしくずしではない。空港と地域は切り離せない。メリットとデメリットがあるので全員に賛成はしてもらえないと思う。ただ、下総地区の方とも、説明会は拒否されても対話は続けている。坂志岡の方が、反対意見を持ち、(空港会杜を)信用できないというのであれば誤りたい。
【町民】
●騒音実体験調査を行ったそうだが、感想はどうか。
【回答】
●さほど大きな音がしているとは感じなかった。しかし、回数が増えることと静寂の中の騒音ということなので、今後も調査をしていきたい。
【町民】
●子供は小さい頃飛行機が通ると泣いたが、今いる孫は泣かない。慣れているからである。このように慣らされていくのではないか。
●行方部長は信頼しているが、行方部長の意見が空港会杜全体に浸透しているのか。道路拡張の際にも、空港会杜杜員と話をしたが、浸透していないように感じた。
●配布された説明会開催の文章には(案)となっているのに、説明には押し付けられているような気がする。文章からも既に芝山町は容認しているようにみえる。(文章上の)さまざまな取り組みとは何か。
【回答】
●さまざまな取り組みとは、30万回に向けての環境整備である。(空調補助金の拡充や防音工事の格上げなど)
【町民】
●具体例も挙げず、容認しているように感じる。住民にわかるように列挙してほしい。
【町民】
●菱田に14年間住んでいるが、その間空港内で起きたオーバーランや787の事故などもすぐにわかる。役場に空港対策課があるのだから、地元にすぐに情報がほしい。新聞の方が情報が早く、不信感である。
●道路が狭く、渋滞している。カーフユーの対象になる具体的な機数をあげてほしい。はっきり言ってもらわなければ我慢するところもできない。国は、町長や議会から話を聞くだけでなく、町民に直接話を聞いてほしい。もっと人間らしい対応をしてほしい。
【回答】
●成田空港で発生したことは、プレスに発表し、自治体に伝える。また空港会社HPでも早急に掲載するようにしている。報道の方が早いが、正しいとは限らない。公式に空港会社が発表したものが、その時点で一番正確で一番早いものになる。
●今後早く、きめ細かな情報提供をしていきたい。
【回答】
●道路は国、県、町管理があり、担当部署にきちんと伝える。空港アクセスは大事なことと認識している。
●確定的でないが、月20-30機という計算になっている。(実際運用してみないと不明。) ただ、基本的にカーフユーは認めないスタンスである。
【町民】
●5-10分くらいの遅れならいいのではないか。
【回答】
●現在の運用では、5分の遅延も認めていない。この前の大雪で空港が混乱する場合などでカーフユーを認めている。
【回答】
●今では1分でも認めていない。5-10分力一フユーを認めるという話ではない。
【町民】
●(町長の意見に対して)1分でもというのは嘘。11時30分ころに離陸する音が滑走路から聞こえてくる。
【回答】
●カーフユーの実績は、平成23年度26回(5日)で平成24年度30回(3日)であり、事由は急病人や機体破損など。
●11時30分頃に滑走路から音がすることは、時間差(?)で聞こえてくる場合もある。
【町民】
●空港会杜としては、騒音対策はどのように行うのか。
【回答】
●騒防法、騒特法の法律に基づいて行っている。法律でできない部分は共生財団で、谷間区域は市町で行っている。また交付金をだし、騒音対策や道路整備をしてもらっている。
●騒音そのものを減らしている。以前はジャンボジェットが7-8割占めていたが、現在は14%相当になっている。今後も低騒音化に努めていきたい。
【町民】
●坂志岡の旧国保診療所に騒音測定器を設置してるが、そこは民家に囲まれており、騒音は低い。うちの方が高台にあるので、測定器の場所を変えてほしい。
【回答】
●測定器については、長年その場所で測定してきた経緯や実績もある。芝山町に相談してもらえれば(短期)測定することも可能であるので、町に相談してほしい。
【町民】
●道路について関係部署と連携してというのは、道路は飛行場に入りやすいように作っている。何かあがあれば、他の管轄だと逃げている。地デジも空港会杜はきれいごとを言っている。
●(午前)5時-6時1時間洋上待機していた飛行機はあるのか。
【回答】
●30分-1時間未満、洋上待機していた飛行機は実態としてある。
【町民】住民側が合意する上で、今後はカーフュー話を一切出さないと約束できるか。
【回答】
●運用については、スタート後も検証していく必要がある。そのため地域と検証結果を対話していく。
【町民】
●そうではなく、成田空対協のような提案を受け入れることが絶対ないと約束できるのかを聞いている。
【回答】
●今回の提案は5時台、11時台に定期便をいれる話ではない。将来のことはわからない。
【回答】
●技術の向上によりどんどん低騒音化していく。騒音ががなり低くなれば、(5時台、11時台の定期便は)あり得る話。これは、極論であるので意味がないと思う。
【町民】
●住民側が提案したらどうするの力?
【回答】
●低騒音化に努めていく。
【町民】
●大半の人が、今回の提案には不安や不信感を持っている。30万回はカーフユーが大前提だったはずである。その時点で、オープンスカイやLCCの参入は予想できたはずであるのに、30万回の合意をした後に急に今回の提案はおかしいのでは。夏場は窓を開けて寝ると(南風運用のため)離陸する1機1機の音はうるさい。そのような状況下で、今回の提案の住民側のメリットは何か。
【回答】
●着陸料2倍を徴収し、割増分は地域に(地域振興や騒音対策のため)還元する。ただ、時問外は認めないというスタンスで航空会社には指導していく。
【町民】
●具体的にどれくらいの金額なのか。
●どういうルートで還元されるのか。
●周辺対策交付金ではなく、ペナルティなので騒音区域内で使用していいのか。
【回答】
●月20-30回の力一フユーであれば、年間8,000万円になるだろうと仮定される。あくまでも仮定であり、着陸料も異なるので正確な金額はわからない。
●航空会杜から空港会社に支払いし、その後各自治体に支払いをすることになる。
●騒音区域内で使用するかは、自治体の判断になる。
【町民】
●自治体によって使途が異なると問題ではないか。騒音区域内のために使用してほしい。
●カーフユーは事後報告である。騒音のマィナス面は地域意見を吸い上げていくべきではないか。
●実験時期を設けて運用していくのも案ではないか。この提案だけでは賛成しかねる。
【回答】
●1ヶ月、3ヶ月後に情報公開するが、弾力的運用のあり方を地域と話していくべきだと思う。
1.日時平成25年2月22日(金)午後6時00分から午後7時02分まで
2,場所高田共同利用施設
3.参加人数36人
【町民】
●カーフユーの意味を説明前に言うべきである。
●資料のぺ一ジの記載が抜けており、見づらい。
●言葉だけ低姿勢に聞こえる。
●なぜ国土交通省がいるのか。
【回答】
●資料についてお詫びする。カーフユーは門限といったような意味で、ここでは離着陸時間の制限として使用している。
●今回の提案が空港会杜及び国からの提案のため出席している。
【町民】
●騒音に慣れてきている。カーフユーがどれくらい発生しているのか教えてほしい。
【回答】
●平成22年度29回(10日)、平成23年度26回(5日)、平成24年度30回(3日)。平成24年度については12月までの実績である。
【町民】
●23時以降は完全に閉鎖しているのか。
【回答】
●23時以降も緊急事態で離着陸することがあるので、滑走路そのものはAランもしくはBランどちらか開けている。また運用者も一人必ずいる。
【町民】
●緊急事態亡あれば問題ないのではないか。離着陸料を地域に還元すればいいと思う。
【町民】
●町長の意見を聞きたい。
【回答】
●結論はでていない。地域の方々の意見をしっかり受け止め、議会とも協議をしてから決定する。決定に至れば、文章で取り交わし、地域との共生・共栄に向かうようにしたい。
【町民】
●成田は民間空港であり、軍用空港を併設している沖縄とは違う。また原発の危険性と比較しても危険性は低い。航空機の性能も上がっているため(カーフユーの弾力的運用を)受けてもいいのではないか。
【町民】
●騒音対策において、既存と異なる部分は何か。
【回答】
●今回の提案では、カーフユーを基本的には認めないものであり、もし発生すればペナルティをもらう。騒音対策については、30万回時の16項目があり、共生財団の存続や防音工事の格上げなど拡充し、平成25年度には実施される予定である。
●騒音対策は30万回時に決めている。しっかり取り込んで信頼を落とさないように制度化していきたい。
【町民】
●自宅が騒音区域から100mほどしか離れておらず、ルートから外れる場合に航空機が通る。カーフユーでもルートを外れる場合があるのか。
【回答】
●たくさんの航空機が飛ぶことは想定していない。1ヶ月に20-30回、1日に多くて1、2回である。
【町民】
●ルートから外れることを考えて防音工事を少しでもかさ上げできないか。
【回答】
●隣接区域のかさ上げは考えていない。ただし、隣接区域の防音工事が存続20年できるように予算は確保してある。
1、日時平成25年2月24日(日)午後6時00分から午後7時58分まで
2.場所高谷共同利用施設
3.参加人数32人
【町民】
●緊急事態であれば文句を言う人はいない。たださまざまな理由をつけて時問枠を伸ばし、(成田空港を)24時間化にするのでないか
【回答】
●23時-6時は、ミュンヘンやヒースローのような外国の空港も航空機は飛んでいない。成田空港でもシンポジウム、円卓会議で決められ、開港前からの約束である。地域の人々との約束であり、(24時間化することは)睡眠時間が削られ、人間の尊厳が損なわれる。そのため、23時-6時の約束は永久に変わらない、姿勢を変えない。
【回答】
●情報公開はしていく。ある都度、空港会社担当者から芝山町担当者に実施前に連絡をし、翌日にきちんと便名、便数、理由を報告する。また1ヶ月1回、3ヶ月に1回取りまとめ報告し、年1回にもまとめて報告する。
【町民】
●ペナルティの料金が6市町均等配分というのは理解できる。そのペナルティが町民に対するものなのか。町民のメリットは何か。
●空調補助金をもっともらえるような体制を作ってほしい。(同一敷地内での合算について)これでは若者は住まない。若者にもメリットがあるように七てほしい。
【回答】
●ペナルティを何に使うか決めていない。一種区域で対応していることなので、金額は不透明であるが、一種区域の中で使用したいと考えている。
●町民のメリットについては、30万回時にC工法からのかさ上げを一種区域と谷間区域で実施することや空調補助金、固定資産税補助金、成田市にはない環境整備費の補助金金額をあげたことがある。
【回答】
●芝山町から空港勤務の人は351人いる。空港や空港周辺に職場を作り、若い人たちが働ける職場を作りたい。また住みやすい地域にするため、交付金を利用し、風和里や道路などを建設した。また騒音を小さくすることにも努めていきたい。長期的に町長と話しながら、考えていく。
【町民】
●空調補助金について同一敷地内で一律にすることはおかしい。成田市と同じようにしてほしい。
【回答】
●成田市と芝山町で財源が異なる。しかし、是正できる範囲は改善していく。財源が異なるからといって大きく乖離していることも問題である。
【町民】
●谷間区域ではなく、騒音下と言ってほしい。
【回答】
●谷間区域に入れなかった準谷間区域というところもある。名称については、今後の研究課題にさせてほしい。
【町民】
●谷間といわれると気分が悪い。騒音下として同じである。
【町民】
●開港当初、谷間区域にはそんなに騒音はないと説明された。すぐ近くの多古町では説明会が何度も開催されたと聞いたが、谷間区域ではなかった。しかし、NAAから一度騒音測定にきたことがあるが、騒音はかなりあるということだけでそれ以上の回答はなかった。いつから直下にしたのか。信頼することができない。
●フジテレビの番組で人の睡眠時間は7時間は必須であるとしていた。毎朝6時の航空機で目が覚める。(弾力的運用(案)の)説明も理解できるが、子供、孫まで騒音が引き継がれることを考えると原則として反対である。
●芝山町副町長が国や県からでなく、空港会社から出向できている。行政の代理となる者は空港会社職員ではならない。
【回答】
●副町長は出向ではなく、空港会社職員を一度辞めてから芝山町の職員として勤めてもらっている。招いた理由として、空港会社とのパイプとなり、これからの方向性を決めていく上での地域との共生・共栄のために芝山町にきてもらった。
【町民】
●空港会杜に籍はないのか。成田空港を24時間化にしたら、空港会杜に戻るのか。
【回答】
●成田空港の24時間化はあり得ない。副町長は職務を全うしたら空港会社に戻ってもらう。
【町民】
●今回の提案がなし崩しにならないように書面で交わしてほしい。(最初の多古町の話は)なし崩しにやってきた姿勢が今回も行われるのではないかと懸念して言っただけである。
【回答】
●多古町では騒対協が活発に活動しており、空港見学等を行った。芝山町からも要望があれば受けるので、決して差別をしているものではない。
【回答】
●今回なし崩しになるという懸念はあるが、なし崩しにはせず、情報公開をし、地域の方々との意見を聞きながら運用していきたい。睡眠障害への調査も実施したい
【町民】
●朝の静寂の中の騒音は体に応える。子供・孫にまで騒音が引き継がれることを考えてほしい。
【町民】
●検討の背景にLCCの就航開始の欄に成田における運航の「安定性の欠如」とあるが、現在も力ーフユーは認めているのであるから、「安定性の欠如」ではないのではない。
●(案)の丸6のやむを得ない理由とあるが、企業努力でまかなえないものと言葉で言っていたのに文書では明記されていない。
●恒常的に遅延する航空会社は即除外でいいのではないか。基準が明確にされていない。指導とはどのような指導であるか。
【回答】
●現在のカーフユーについては、成田空港全体が麻庫した状態など限定的である。
【町民】
●だから「安定性が欠如」しているといえるのか。「安定性の確保」というのであればわかる。説明している内容は理解している。言葉が適切でないと思う。
【回答】
●(案)の丸6について、4項から6項でまとめており、4項は5,6項をわかりやくまとめたものである。5項の※で書いてあるものは除外する。(メンテナンス不備や作業遅れ等、航空会杜側の都合で遅延が生じた場合は対象外とする。恒常的な遅延を改善しない航空会社の場合は対象外とする。)やむを得ない理由にっいては丸1〜丸5まで知恵をしぼづたが、仮定的にその他の事由があり得るため丸6のやむを得ない理由)を盛り込んだ。なし崩しにならないように地域と話はしていく。
●恒常的に遅延する航空会社については、23時-6時は離着陸しない運航計画にしている。それでも守れない航空会社にはまずスケジュールを見直すよう指導し、改善されなければ除外という二段構えで行いたい。それも地域の方々から「毎回あの航空会社が遅延している。」というような指摘を受ければ対応について考えていきたいと思っている。
【町民】
●では※は(案)の内容に入るということか。
【回答】
●入る。
【町民】
●丸6についてやってみなければわからないというが、きちんと明記すべきだと思う。この(案)文にもっと基準を付け加えるべきである。
【町民】
●力ーフユーの時間はどの時点のことを言っているのか。
【回答】
●離陸は滑走路をタイヤが離れた時で、着陸は滑走路にタイヤがっいた時のことである。
【町民】
●そうであれば違反している航空機はある。5時台に自宅の上を通過し、騒音を撒き散らして?いる。
【回答】
●力一フユーの運用にっいては、これまでそのように運用している。ただ、地域の方々に騒音で迷惑をかけていることを重く受け止めていく。
【町民】
●なるべくジャンボは飛ばないようにとあったが、現在ジャンボも飛んでいる。LCCはAランとBランどちらが多いのか。LCCの朝の着陸はどれくらいあるのか。LCCの過密ダイヤの改善はできないのか。
【回答】
●今回の弾力的運用(案)では、ジャンボ機は外す。23時-6時は厳守することを前提としている。ジェットスターも就航当日に欠航をし、スケジュールの見直しを行った。改善効果はあったもののいまだにやむを得ない事由での欠航があるため今回の提案をした。
●現在の限定的なカーフユーにおいては、平成22年度29回(10日)、平成23年度26回(5日)平成24年度30回(3日)である。これからは、LCCが機材をどれくらい増やすかや航空会杜が割り増しの着陸料を払ってまで着陸するか等予測できない部分があるが、仮定的に数字を出した。1月20-30機としている。ただし、23時〜6時は厳守するものとするので、実際の数字はもっと少ないものと考えている。運用のあり方については検討していきたい。
【町民】
●直下に騒音測定器がないのはなぜか。
【回答】
●仁王尊の近くの芝山集会所に設置してある。
【町民】
●予想よりかなりの量が降りてくる。既存のか一フユーからもペナルティをもらうのか、今回から追加するものだけからペナルティをもらうのか。
【回答】
●今回追加した分のみペナルティをもらう。
1.日時平成25年2月27日(水)午後6時00分から午後7時06分まで
2.場所岩山共同利用施設
3.参加人数8人
【町民】
●(弾力的運用(案)を)採用した場合どれくらい発生するのか。
【回答】
●実際に航空会社がペナルティを支払うかどうかにもよるが、試算した数字では一ヶ月20-30機である。
【町民】
●少なすぎてもやる意味がない。ただ増えすぎても騒音下としては困る。
【回答】
●蓋を開けてみなければわからない。オープンスカイに伴い、成田空港の利便性をあげるために今回の提案をさせてもらった。
【町民】
●LCCの欠航をしているがどのように考えているか。
【回答】
●資料丸3の事例がLCCをイメー一ジしており、月5機程度発生しているので、今後LCCの機材導入等を考慮すると、一定程度発生すると予想している。
【町民】
●今回の(案)は賛成である。
●やむを得ない場合であっても頻繁に発生するのか。
【回答】
●運航計画を変更するなど原因究明を行い、故意的に遅延している航空会社には指導をし、改善されない場合は対象外とする。
【町民】
●バードストライクが同じ航空会社で一日に2回発生したケースもある。このような場合は恒常的といえるのか。
【回答】
●恒常的といえない。
【町民】
●ペナルティを課すこととやむを得ない場合の整合性がとれていないのでは。ペナルティは課す必要がないと思う。今回(一種区域を含まない)香取市もそのペナルティの配分を要求してしいるようだ。
●個人的に1時間ごとに定期便を入れていいと思う。成田空港の30万回の合意がされても羽田が無秩序に発着枠数を増やしてしまうと意味がない。もっと国交省も成田を見てほしい。
【町民】
●夜10時台に現状で10便ずつと資料に記載があるが、AランとBランそれぞれ何便くらいであるのか。その中でLCCが占めるのは何便くらいなのか。
【回答】
●データ上、Aランが8.9便、Bランが2.2便である。LCC就航により、Bラン側が平成24年度は増加し、3-6便となっている。Bランで増えたのはLCCではないかと思う。
【町民】
●夜10時台に運航スケジュールを組んでいなくても遅延するLCCはあるのか。
【回答】
●LCCは反復運航のため一箇所で遅れると遅延が発生する。
【町民】
●離着離陸料はLCCは割安だと聞くがいくらなのか。
【回答】
●A320で12-13万である。つまり、ペナルティも12-13万円になる。
【町民】
●LCCがペナルティを支払ってまで着陸するのか。
【回答】
●最終的に成田に戻る航空機もあるので助かる制度である。
【町民】
●LCCは遅延し、ビジネスには使えないというが、ホテル代を払ってまで運航しているのか。
【回答】
●ジェットスタ一は行っている。
【町民】
●前後1時間は本当に必要か。15-30分程度の延長の歩み寄りが必要ではないか。
【回答】
●ある程度時間に幅をもった提案である。今後地域の人たちとっめていきたい。
【町民】
●1時間と15分では地域の捉え方が違う。
●オープンスカイに間に合わなければいけないだろう。これは羽田と成田の戦いで、東京と千葉の戦いでもある。羽田のある東京都全体で推し進めている。なぜ千葉県はいないのか。
1.日時平成25年3月1日(金)午後6時00分から午後7時00分まで
2.場所はにわ台集会所
3.参加人数17人
【町民】
●今まだに23時以降着陸できなかった便数と、今回の弾力的運用によってどれくらい解消されるか。
【回答】
●資料の丸3に該当するのが7月-11月でLCCは月5機。洋上待機は月33機。欠航の理由から航空会杜のリクエストになるので、正確な数字はわからないが試算上月20-30機が弾力的運用になるとしている。これはLCCがどれくらい機材を導入するのか、どれくらい路線拡大をするのかにもよってくる。
【町民】
●自身のLCC利用の体験で、最終便の1つ前の便で成田に帰ってくる予定だったが、新千歳で離陸が遅れ、その後玉突きで遅延し成田に帰れるか非常に不安になった。ビジネスとしてまた地元に帰ってこられるという安心感を考慮すれば今回の案はいいと個人的に思う。
【町民】
●インデックス6段階でLCCの航空機はどれに該当するのか。全体の低騒音機の割合はどれくらいか。
【回答】
●ジェットスター、エアアジアはインデックスCに該当するA320で運航している。
【回答】
●低騒音機(インデックスA,B,C)は2011年で84.3%であり、2003年は49%であったので低騒音機が昨今増えてきている。
【町民】
●インデックスA,B,C以外の航空機への対応は。
【回答】
●緊急事態の時はインデックスA,B,C以外も認めていただいており、従来どおりの対応となる。
【町民】
●離陸して南側からすぐ旋回している航空機がある。
【回答】
●成田空港が混雑している場合などに限って一種区域を外れて運航している。通常は海岸線まで直線で運航するのが原則である。
【町民】
●均等配分というのは、面積や騒音の割合を考慮し均等配分とするのか、それとも純粋に6市町で割るのか。騒音で皆様にご迷惑をかけるということから純粋に6市町で割る。
1、日時平成25年3月2日(日)午後6時00分から午後7時40分まで
2.場所福祉センター
3.参加人数22名
【町民】
●現在Bラン南側6km先の直下に住んでいる。現在も騒音で悩まされているので現状維持でお願いしたい。
●便数が増えることで事故の可能性も増えてくる。国交省は成田空港だけでなく(日本)全体の空港のことを考えてほしい。
●カーフユーの弾力的運用が恒常的になられては困る。成田空港会社もベテランの管制官を採用し、うまく行ってほしい。
●2月4日に自宅前で騒音実体験調査を行っていたが、町民には事前説明なくNHKで放送をされ知った。きちんと説明してほしい。
【回答】
●成田空港の運用を見直した際に出てきた6つの案を提案した。23時-6時が飛んではいけないというのが大前提であり、大事な地元との約束であるので、毎日飛んでいる(弾力的運用がなれさている)という状況がないようなし崩しにはしない。
●首都圏であれば成田空港は重要であり、韓国でも空港競争が激しくなっている。オープンスカイはチャンスであり、成田空港が便利になったと世界、国内にアピールできるということである。地域の方々にも利用してもらえるよう、そして全体の空港を元気づけるよう成田空港を元気づけていきたいと考えている。
【回答】
●2月4日に早朝・深夜の騒音実態を調査するために実施した。成田市では家屋内と外で騒音差を計測した。現状を活かせるよう現状を理解するために実体験を行った。
【町民】
●4日は(深夜便は)少なかった。もっと多い時にきちんと測定してほしい。
【回答】
●朝6時台に6機、夜10時以降は10便以下の運航と決められている。今後も緊急事態を除いて破られることはない。
【町民】
●金曜日から日曜日は増える。離陸は昨日も朝6時半頃引き返してきてかなりの騒音がした。
【回答】
●2月4日に指定したのは、成田市長、芝山町長を含め日程調整した結果であり、少ない日を狙って行ったわけではない。結果は朝が75dB-81dB6機で夜は72dB-75dBで小型機が多かった。
【町民】
●実施することは知らなかった。技術も向上しているのだから技術でカバ一してほしい。
【町民】
●LCC運航のためカーフユ一の弾力的運用が必要になったというが、今後どれくらいふえるのか。低騒音機以外のカーフユーの対応はどうするのか。経済の波及効果はあると言われ続けてきたが実際に感じたことはない。波及効果はあるのか。
【回答】
●LCC就航の初日に欠航したのがマスコミに大々的に取り上げられたのがきっかけだが、3月のオープンスカイは成田空港が大きく変わるチャンスであるため、今回の提案をさせていただいた。
●低騒音機以外は従来どおりの対応となる。深夜、早朝ということを考慮し、低騒音機に限定する。
●回数は、今後LCCの機材導入や着陸料を支払うか否で変わるので、確定的な数字は言えない。カーフユμは平成24年度は12月までに30回(3日)あり、弾力的運用を行った場合、あくまでも試算上として月20-30機としている。ただし、航空会杜がペナルティを支払うかどうか、またバードストライク等予想できない事情もあるので、確定的ではない。実際にスタートしてからでないとわからない。厳格に運用し、きちんと地域の方に報告する。
【町民】
●LCCの割合が世界で2割ということは多いと思うか。
【回答】
●世界でアメリカやヨーロッパなど国によっては4割を占める。東アジアは未だに6%程度であるが、これはこれから成長すると期待できる。LCCは今まで乗らなかった人が乗ったり、つながらなかった地域がつながっていき、地域の活性化にもつながる。それを定着化させることが大事である。
【町民】
●今まで実施した説明会の意見はどのようにまとめているのか。それをなぜ公表しないのか。
【回答】
●説明会はまだ実施してる最中である。ただ、健康への影響の不安やなし崩し的運用になるのではという意見は聞かれた。健康への影響はNAAと相談し、健康調査を実施できるようにしたい。またなし崩しにならないよう情報公開をきっちりしていきたい。
【町民】
●情報公開はどのようにされるのか。
【回答】
●カーフユー実施にあたり、事前に航空会杜から事情を聞き審査する。運航となれば町担当者に連絡し、翌日詳細を再度連絡する。そして一月まとめて発表し、三月には関係市町にも公表していきたい。要望を踏まえて情報公開の方法は充実させていきたい。
【町民】
●均等配分とあるが、移転も線引きで行われているのだから、均等はおかしいのではないか。
●安全に配慮した上で低騒音機に限っているのか。
●今までカーフユーを行ってきたのに、なぜ今回説明会を行うのか。他に意図することがあるのではないか。例えば空港の24時間化など。
【回答】
●今回の提案は定期便でもなく、一時間延長でもない。本来あってはならないことを認めるものなのでペナルティの意味合いが強い。そのため一種区域の存在する6市町で均等配分することを提案した。
●緊急事態の場合には従来認めてもらった枠組みの中で低騒音機以外も対応していく。
●24時間化はない。23時-6時は本来あってはならない、地域の方との重い約東だと認識している。今までのカーフユーは限定的なものであったので、追加するにあたり住民に説明は必要だと考えたため実施した。
【町民】
●区の意見としては「LCCのために住民を犠牲にするのか」rオープンスカイをやることはいいが発着枠数に余裕があるのだから、その枠組みの中で行えばいいのではないか」である。
●また今回の案を受け入れることで成田空港の雇用にも寄与すると説明にあったが、芝山でなく成田市でないか。
●早朝の洋上待機はほとんど芝山側を通っている。早朝便を均等配分にするのはおかしい。
●LCCはインデックスA,B,Cのうち一番うるさいCのものを使用している。A,Bで区切れないのか。Cまで認めるということはLCCを救済するものではないか。
【回答】
●今回の提案は30万回にプラスということではない。6時-23時で30万回としているが、気象等で成田に帰ってこれないなどカーフユーの理由を追加するものである。新に定期便を入れるというものではない。
●人口と雇用の効果については、芝山町にもジェットスターの訓練施設がある。また本杜が成田にあることで、地域で求人を行っている。また輸送人数が増えたことで空港内にも地元のバス会社が参入してるなどさまざまな効果が期待できる。
●早朝便で北側から着陸する場合もある。これは季節や天候によって異なる。現在の環境対策とは性格上異なるために均等配分にした。
●空港会杜によりインデックスは規定されており、これは国際的ルールも考慮している。A,B,Cを低騒音機と定めている。
【町民】
●月に20-30回発生したとして、年間のペナルティが8,000万円になる。そのうち芝山に還元されるのは1,300万円で騒音を受ける割には1,300万円ではたいした事業はできない。騒音を被るのは直下の人間であるのでレベル配分はできないのか。
【回答】
●従来の交付金は面積、人口割りで法律に基づいてレベル配分している。今回の措置は原則認めないことで、本来やってはいけないことをやる、あくまでも例外的でやらないように促さなければならなためにペナルティとして均等配分にした。意見は重く受け止めたい。
【町民】
●テレビドラマの『チープフライト』でも羽田にダイバードしたために成田に3分過ぎ着陸で'きなかったという内容があった。これをきっかけに見直してほしい。
●成田市では新規就航先で売り込んでいる。町にはもっと雇用を含めて積極的に動いてもらいたい。
【回答】
●芝山と成田空港が共生していることをもっとアピールしていきたい。町キャラも現在選考しているので今後活用していきたいと思う。
1.日時平成25年3月3日(日)午後6時00分から午後7時40分まで
2.場所中央研修所
3.参加人数27人
【町民】
●カーフユーの機数を限定できないのか。あるいは1時間を30分に圧縮できないのか。
●ペナルティはどれくらい芝山に還元されるのか。
●時間ごとにペナルティ料を割り増しできないのか。
【回答】
●本来飛んではいけない時間帯であるので、限定する必要はないと思う。
●今回の提案は幅を持たせて提案しているので、地域の方の意見を聞き、関係市町と相談し決定する。
●試算上、月20-30機と想定している。LCCが使用しているA320で着陸料が12万円弱で、平均の着陸料が40万円であるので、年間8,000万円になる。
【町民】●総額ではなく、芝山にいくら還元されるのか知りたい。
【回答】
●8,000万円を6市町で割るので1,300万円程度である。
【町民】
●昨今省エネが進んでおり、航空機が小さくなっている。それに伴い、離陸角度があがると30万回の説明会でいっていたがどうなのか。騒音対策を含めて提案するべきではないのか。
【回答】
●騒音で日頃迷惑をおかけし、申し訳ない。30万回の対策の進捗状況は、NAAは法律に基づいて騒音対策を行っており、防音工事の恒久化や町で実施している空調補助金などが値上げされた。空港会社も交付金でお手伝いをしている。また壁・天井の防音工事も空港会杜、関係市町で蒼意し、25年度の早い段階で実施できると思う。
●何より低騒音化が大事だと考えている。以前の成田空港はジャンボが多い空港だったが、現在は低騒音機といわれるインデックスA,B,Cが84%近くを占めている。低騒音機だから小型という訳ではないが、今話題のB787がある。小さい航空機であれば早くに高度を上げられる。
【町民】
●30万回に加えて騒音対策を行うと提案すべきではないか。
【回答】
●本来飛んではいけないので、ペナルティとして徴収し、還元したい。
【町民】
●航空会社ヘフォローアップがあるということは、徐々に弾力的運用は減っていかなければならないということでいいのか。
【回答】
●その通りである。乱発する航空会社は対象外とする。また申請をしてきた会杜は厳格に審査をする。
【町民】
●成田の競争力とは具体的にどのように考えているのか。
●情報公開はどのようにされるのか。また意見はどのように言えるのか。
●(弾力的運用は)6項目に限定されるのか。それ以外は対象にならないと理解していいのか。
【回答】
●オープンスカイにより、空港への出入りが自由になり、空港が航空会社に選ばれなければならない。オープンスカイは成田にとってチャンスである。成田が柔軟な対応であると発信しなければならない。その他着陸料金の割引などの努力もしている。
●対象機は例えば丸3の玉突きはLCCが該当し、7月-11月で月5機が玉突きで欠航になっている。LCC側が使用機材が導入することを考慮して一定程度、月15機発生するだろうとしている。また洋上待機については弾力的運用が低騒音機と限定されることや航空会杜がペナルティを払うかでも変わってくるが月8機としている。他は日常的に発生しないものなので月3機程度とし、月20-30機発生するとしている。
【回答】
●年間発着枠数が25万回から27万回になるときにオー一プンスカイを迎える。アジアのほかの空港との競争が激しくなる。
●騒音インデックスA-Fで重量トンで着陸料をもらう。一律100円の値下げにより5.2%引き下げとなる。Aに近いほど割引率は高くなる。また国際線の増量によりネットワークの拡大と競争力の増加のために料金面でも実施している。
●6項目に限定して提案しているので今後追加はない。
●1機ごとに航空会杜から空港会杜に申請があり、審査し、運用となれば事前に町担当者に連絡をする。一月ごとに公表し、3月ごとに関係市町でも公表する。一定期間検証していく。
【町民】
●町民はどのように結果を知らされるのか。町民の意見はどのように吸い上げるのか。
【回答】
●町担当者と相談していく。
【町民】
●今回の提案を認めたとして各市町にどれくらいバックアップされるのか。町長はどのように要望したのか。
●騒音対策として、(空調更新の自己負担は)直下が5%でバルールドは25%である。今までも騒音対策がなされず、新たに提案することが必要ではないのか。
●昨年一年間で風の影響で(バルールド)上空を飛んだことが3,4回あり、騒音を測定してほしいと要望したが、町からは返答がなかった。
【回答】
●空港情報が町民に伝わっていなかったことを重く受け止める。環境報告書もあるので、参考にしてほしい。町と相談しながら住民に知らせていけるようにしたい。
●LCCの乗り入れにより昨年より2倍になっており、今後大分や鹿児島にも就航する予定である。
【回答】
●昨年バルールドは騒音測定を実施し、区長に結果を報告している。
【回答】
●6者協議会にて30万回は合意し、騒音対策についてもかく上げを約束した。今回も同じことが言える。議会と相談し、住民に提案するので時期がくるまで待ってほしい。
【町民】
●直下の(空調更新の)負担金5%を無料にしてほしい。バルールドは25%でも仕方ないと思っている。
【回答】
●要望として受ける。
【町民】
●ペナルティとして芝山に還元されたものが、1世帯あたり6,000円となるのは納得するが、5時1分と5時59分とでは感覚が違う。時間帯ごとにペナルティを割り増しにできないのか。
【回答】
●あくまでも仮の数字であり、航空会社がどれくらいリクエストするかにもよる。市町に還元したものは市町に使途を任せる。時間や金額は(案)であるので今後関係者と相談して決めていく。要望として受ける。
【町民】
●均等割を面積割に変更できないのか。一種区域は過疎化が進んでおり、子ども会も組織できないくらいになっている。
【回答】
●今回は飛んではいけないところに飛んでいるのでペナルティの性格が強いので均等割りである。一種区域では面積、人口に基づき周辺対策交付金は産出している。
【町民】
●うるさいところとそうでないところとの差はないのか。
【回答】
●現在はそのような提案。
【町民】
●人口の多いところは均等配分がよいということになるだろう。要望として均等割りはやめてほしい。
【町民】
●ペナルティについては、一種区域の中に世帯がいくつあるのか考慮しなければいけない。芝山町に入ってきたペナルティを世帯割りするのもおかしい。それでは騒音下の住民の不満がたまる。
【回答】
●要望として受ける。
【町民】
●6時台のダイヤはどれくらいあるのか。散歩していても早朝にジャンボが飛んでいることがある。詳細を教えてほしい。
【回答】
●ダイヤの詳細にっいては不明。洋上待機の実績があるのは、キャセイパシフィックやカンタス航空、タイ航空、中国国際貨運航空、日本航空なっている。6時というのは滑走路にタイヤが着いた時点なので上空はその前から飛んでいる。インデックスA,B,Cの洋上待機は月33機である。
【町民】
●キャセイもカンタスもタイ航空も早朝1便目がジャンボだが、低騒音機に限った今回の提案と矛盾しているのではないか。6時前の30分は貴重で、冬に多い早朝便は特に考えてほしい。
【回答】
●キャセイはインデックスA,B,Cが多くあり、カンタスはジャンボであり、タイ航空もインデックスDなので対象外である。ただ、対象になるかならないかは航空会杜でなく航空機で決まるため将来航空機を変更する等考えられるのでわからない。