春秋航空・日本で佐賀に行く
「今さらながら」ですが、先日、春秋航空・日本で佐賀に行ってきました。春秋航空・日本の乗り心地などを簡単にまとめてみます。
@往復で6000円! 安い!
実は、最初の予約は就航開始直後に搭乗する予定でした。しかし、就航開始が延期されたことにより、再度予約をし直したために、10月になってしましました。ただ、料金は最初の予約が有効でしたので、成田=佐賀間が諸費用含めて、往復6800円ですみました。やはり、格安航空会社(LCC)ですね。
@佐賀県のキャンペーンで、レンタカーが48時間で1000円!
また、佐賀県がLCC利用者に対して「羽田便増便・成田便就航記念『45時間1000円キャンペーン』」を行っていましたので、これを利用しました。このキャンペーンは来年の3月31日まで行っています。ただ、このキャンペーンの対象便は羽田便と成田便に限られます。
@バスで南側の駐機スポットまで移動
成田から佐賀へは10時50分発の「IJ601便」でした。使用した機材はB737-800型機の「JA03GR」機でした。成田空港は小雨でした。
バスで第1ターミナルと第2ターミナルの南にある駐機場まで移動です。ただ、来年4月8日からは第3ターミナルになりますので、バスでの移動はなくなります。
乗ってみて、少し戸惑ったのは座席列に「10番」がなく、「9番」の次が「11番」になっていた事です。中国では「10番」は縁起でも悪いのでしょうか?
乗客は約5割強程度でしょうか。客室乗務員の制服は若草色で、アナウンスはノートを見ながら行っていました。まだ、慣れていないのでしょうか。それとも新人かな?
@ほぼ定刻通りに離陸して、到着もほぼ定刻
プッシュバックが10時52分、離陸は11時07分に、A滑走路から南に向かい離陸しました。
残念ながら、この日は曇り空で、地上はあまり見えませんでしたが、不鮮明ながら、下の雲に「ブロッケン現象」による、虹がずーっと見えていました。
中国地方にさしかかる頃から、地上が見え始め、大分空港上空を通って、佐賀空港に向かいましたが、佐賀空港付近では再び、天候が悪化してしまいました。
一旦、佐賀空港上空を通過して、大きく旋回し、着陸したのは12時51分でした。
佐賀空港は滑走路1本で、誘導路もありませんので、着陸すると、滑走路端でUターンして駐機場に向かいました。
オスプレイがやってくるとすると、どこが駐機場になるのでしょうか。
@春秋航空・日本の座席は4社の中ではトップ
さて、春秋航空・日本の乗り心地ですが、座席はディスプレイもなく、格安航空会社(LCC)らしく、簡素です。
しかし、足元は今までに乗った格安航空会社(LCC)のジェットスター・ ジャパン、エアアジア、バニラ・エア、ピーチ・アビエーションに比べて、一番広く感じました。足元の手荷物にも、楽に手が届きました。
機内サービスでは、イタリアの「CAGLIARI」のコーヒーやお茶は100円でおかわりが出来ました。また、試しに春秋航空・日本が就航している広島の「カープかつ」を100円で買いました。なかなか噛み応えがありましたが、おいしかったです。
気をつけないといけないのは、お弁当の代わりになるような、軽食は提供されないことです。従って、お腹がすくと思う場合には、搭乗前に売店で購入しておくことです。持ち込みは自由に出来ます。
@佐賀市周辺の見所は?
佐賀に2泊して、佐賀市周辺をレンタカーで観光しました。よく「佐賀は何にもないところ」と言われますが、調べてみるとそんなことはないですね。今回は武雄市の「御舟山楽園」(左上)、佐賀市内の「佐賀市歴史民俗館」(上段中が旧古賀家のガラス障子、右上は旧稲田家の電球傘)、佐賀空港近くの「干潟よか公園」(下段のように有明海の干潟が拡がる、左の赤い帯は海水に浸かっても生育する絶滅危惧種「シチメンソウ」で、秋には真っ赤になる、右の中段は干潟に生息する「ムツゴロウ」)などを見て回りました。
@帰りも定刻、乗客は半分ほど
帰りは佐賀発13時40分の602便でした。機体は行きと同じ「JA03GR」機でした。13時38分にプッシュッバック、離陸は13時46分でした。
上昇中、すぐに。有明海が見えてきます。しばらくすると、右側に阿蘇火山の噴煙が見えました。
成田空港着陸は15時10分頃でした。着陸してバスで到着口に向かいますが、ターミナルへの出口は、ジェットスター・ ジャパンやバニラ・エアと同じと思っていましたが、日本航空国内線などと同じで、ちょっとびっくりしました。