暫定平行滑走路の北端はどうなっている?

 もし、暫定平行滑走路が北に320m再度延伸される事になるとどのようになるのかと思い、2005年5月11日の空港視察の終わった後に、現地を見てきました。その様子を写真で載せておきます。

暫定平行滑走路の北端の航空写真です。
ただし、暫定平行滑走路供用開始前の工事中の時のです。

 暫定平行滑走路北端と東関東自動車道の間には成田市の廃棄物処理センター「成田クリーンパーク」があります。この、「成田クリーンパーク」は成田国際空港株式会社が無償で成田市に土地を貸して作られています。320m延長されると滑走路の北端がこの「成田クリーンパーク」の中程にまで達しますので、当然、「成田クリーンパーク」は移転しなければなりません。

成田クリーンパークから南側(空港側)を見るとこのようになります。

同じ場所から北側を見ると東関東自動車道とウ゛ォルデメが見えます。
この東関東自動車道を挟んで進入灯が設置される事になります。

成田クリーンパークの脇に設置されている暫定平行滑走路の進入灯・右が空港側

暫定平行滑走路に南から着陸する航空機・手前はクリーンパークのフェンス

暫定平行滑走路のオーバーラン帯の下をくぐる国道51号線トンネル。
北に延ばすと、この上が2500m平行滑走路になり、ジャンボが着陸すると
その荷重にトンネルは耐えられないので、作り直す事になり、時間がかかる。

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