自連協の環境省への要望書

　盛夏の候、貴職におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また平素より格別のご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。
　さて、平成14年4月に暫定平行滑走路が供用を開始し、新たな騒音苦情が多数寄せられたため、これらの解決を図るべく騒音測定を実施した結果、騒音暴露量の増加にも拘わらず、測定地点によってはWECPNL値が減少を示したため、航空機騒音の評価方法を早急に改善されるよう、環境省に要望したところであります。
　こうした中、成田市では平成15年度に航空機騒音の評価指標であるWECPNLと等価騒音レベルの調査研究を独自に実施し、多くの知見を得ました。
　これらのことから、騒音の暴露量と評価法との間には乖離があり、住民の納得する説明ができない状況にあります。
　騒音対策を実施する上で、地域住民が不利益を被ることのないよう、成田空港周辺の実情に合った騒音評価方法に改善し、尚且つ適正な基準値とされるよう、関係機関に働きかけてくださるよう要望いたします。

平成16年7月26日

国土交通大臣　石原伸晃様

成田空港圏自治体連絡協議会

会長　成田市長　小林　攻
副会長　芝山町長　相川　勝重
監事　大栄町長　佐藤　末勝
委員　冨里市長　相川　堅治
〃　多古町長　土井　正司
〃　下総町長　可瀬　力
〃　横芝町長　伊藤　蕎紀
〃　松尾町長　古谷　淳
〃　蓮沼村長　浪川　瀞一

要望書

騒音評価方法の改善について

成田空港圏自治体連絡協議会

　盛夏の候、貴職におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また平素より格別のご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。
　さて、平成14年4月に暫定平行滑走路が供用を開始し、新たな騒音苦情が多数寄せられました。
　これらの解決を図るべく騒音測定を実施した結果、騒音暴露量の増加にも拘わらず測定地点によってはWECPNL値が減少を示したため、航空機騒音の評価方法を早急に改善されるよう要望したところであります。
　こうした中、成田市では平成15年度に航空機騒音の評価指標であるWECPNLと等価騒音レベルの調査研究を独自に実施し、多くの知見を得ました。
　これらのことから、騒音の暴露量と評価法との間には乖離があり、住民の納得する説明ができない状況にあります。
　騒音対策を実施する上で、地域住民が不利益を被ることのないよう、成田空港周辺の実情に合った騒音評価方法に改善し、尚且つ適正な基準値とされるよう重ねて要望いたします。

平成16年7月26日

環境大臣　小池百合子様

成田空港圏自治体連絡協議会
会長　成田市長　小林　攻

　夏至の候、貴職におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。また平素より格別のご指導を賜り、深く感謝しております。
　さて、平成１4年4月には空港関係者、地域住民、周辺自治体、その他関係者の多大なる努力、尽力により、暫定ではありますが２本目の平行滑走路が供用を開始し、更なる空港の機能充実が図られたところであります。
　しかしながら、騒音問題もその区域を大きく拡大し、地域住民からは航空機の騒音による様々な苦情が寄せられました。これらの解決を図るべく、騒音測定を実施した結果、航空機騒音の評価値に矛盾があることが判明したため、評価方法の改善をすでに要望したところであります。
　成田市では、平成15年度に航空機騒音の評価指標であるWECPNLと等価騒音レベルの調査研究を独自に実施し、多くの知見を得ました。
　これらのことから、騒音の暴露量と評価法との間に乖離があり、住民に納得する説明ができない状況であり、また、騒音対策を実施する上で地域住民が、不利益を被ることとなりますので、下記のとおり早急に改善されるよう重ねて要望いたします。

　平成14年4月の暫定平行滑走路の供用開始に伴い、騒音測定を実施したところ暴露量の増加にも拘わらず測定地点によってはWECPNL値が減少を示したため、現行評価方法を早急に改善されるよう要望したところであります。これらを踏まえ、平成１５年度に成田市では航空機騒音の評価指標であるWECPNLと等価騒音レベルの調査研究を実施し、多くの知見を得ました。
　これらのことにより、騒音対策を実施する上で住民が不利益を被ることのないよう、成田空港周辺の実情に合った騒音評価方法に改善し、尚且つ適正な基準値とされるよう再度重ねて要望いたします。

平成１６年６月２９日

環境大臣　小池百合子様

環境管理局長　西尾哲茂様

成田空港圏自治体連絡協議会
会長　成田市長　小林　攻

戻る