2014年2月前半の出来事


*2月15日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」51例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」51例目が発生しました。ニューアーク発成田行きのユナイテッド航空6便・B777-200型機が、出発空港の大雪のため出発が遅れたものです。午後11時49分に A滑走路に着陸しました。

@14日夜の大雪は、成田空港では雨になり影響軽微
 14日に関東地方を襲った大雪は東京で先週に続く、積雪27cmとなり、羽田空港では欠航が相次ぎました。この影響で、羽田空港では出発出来なくなった乗客ら約2600人が空港で一夜を過ごすことになりました。羽田空港では現在も混乱が続いており、午前中にかけて欠航が500便以上に達している模様です。
 一方、成田空港は明け方にかけて大雨となり、積もった雪も溶けたため、今日の運航にはほとんど影響がありませんでした。国内線ではスカイマークが成田=旭川線の1往復を欠航とし、バニラ・エアは成田=沖縄線の1往復が欠航となっています。

@アシアナ航空がA380型機を6月に成田路線投入
 アシアナ航空は6月から、仁川=成田線と仁川=関西線にA380型機を投入する事を明らかにしました。

@バニラが30日以降の運賃を引き上げ
 バニラ・エアは昨日、3月30日以降の運賃引き上げを発表しました。引き上げ額は成田=新千歳線と成田=那覇線が「シンプルバニラ」で1000円の引き上げになります。一方、国際線では、3月1日就航の成田=仁川線は500円引き下げられます。成田=台北線は据置になります。
 また、夏季スケジュールは新規路線がなく、成田=沖縄線は3月31日〜8月31日までは1日(以下同じ)3往復、9月10日〜10月25日までは2往復、成田=札幌線は3月31日〜4月25日は4往復、4月26日〜6月30日・10月1日〜25日は5往復、7月1日〜9月30日は6往復となります。

@ANA ホールディングスが中期計画で「15年度に新規成田国際路線」
 ANA ホールディングスは昨日、2016年度までの中期経営計画を発表しました。この中で、成田空港については「2015年度に新規国際路線を開設し、羽田空港・成田空港のディアルハブ化を進める」としています。
 また、子会社のバニラ・エアの機材調達などは従来計画と変更がないようです。
 収支計画では、2016年度には連結営業利益を1300億円としています。前回の中期計画では、2015年度で1500億円としていましたが、円安による燃料費の高騰などで、下方修正しています。

@航空局安全部長が千葉県内で万引き
 国土交通省は昨日、航空局の安全部長が千葉県警に万引の疑いで摘発されたことを明らかにしました。同時に同部長は国土交通大臣官房付に移動し、今後処分を検討する、としています。部長は県警の調べに対し「仕事やプライベートでストレスがあった」と容疑を認めています。

@女子高校生が離陸待ちの機内で気分悪くなる・羽田空港
 昨日午後10時頃、羽田発高松行きの日本航空1411便の機内で長時間の離陸待機中、修学旅行中の高校生29人が、気分の悪さを訴え病院に搬送されるトラブルがありました。全員命に別状はありませんでした。病院によりますと、過呼吸などが原因としています。結局、同便は欠航となり、生徒はラウンジで一夜を明かしました。

@インドの「エア・コスタ」がエンブラエルE2型機を最大100機発注
 インドの「エア・コスタ」は現地時間13日、エンブラエルが開発中の E190-E2型機を25機、E195-E2型機を25機の合計50機を発注した、と発表ました。オプション50機も同じ機種・機数になります。引渡は2018年からの予定です。

@ボー社が生産ライン維持でB777型機とB777X型機とのセット販売検討
 昨日のウオール・ストリート・ジャーナル日本語版によりますと、ボーイング社は次世代の B777X 型機が運航を始めるまで、現在の B777型機生産ラインを維持するため、現在の B777型機と B777X型機をセットで販売する検討を行っている、とのことです。そのため、現在 B777型機を使っている航空会社で、機齢が20〜25年になるものを洗い出し、B777型機を大幅な値引きで販売し、B777X型機に切り替える条件で、売り込みを図るものです。


*2月14日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」50例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」50例目が発生しました。シカゴ発成田行きの日本航空9便・B777-300ER型機で急患が発生し、米国のアンカレッジに臨時着陸したため、到着が遅れ、午後11時7分に A滑走路に着陸したものです。

@日本航空が最終搭乗案内を行わず、約50人を置き去りにし出発
 12日の「東京 BREAKING NEWS」によりますと、9日の成田発ホーチミン行きの日本航空759便が乗客約50人を置き去りにして、離陸するトラブルがありました。8日の大雪の影響がまだ残っており、同機は約3時間遅れとなっていましたが、最終搭乗アナウンスをせずに出発した、とのことです。日本航空側は当初、宿泊や食事代として2万円を支払い、「飛行機はご自分で空席待ちをして下さい」とのことでしたが、置き去りにされた人の怒りは収まらず、最終的には4万円を支払うことになりましたが、「翌朝7時に来て下さい」とのことで、更に怒りを買いました。最終的には日本航空が臨時カウンターを設け、予約を取り直すことになり、とりあえずは収まりました。しかし、後日届いた謝罪文は最初に「乗務員の運航制限(国交省の認可を受けた飛行勤務時間)、及び、目的地の空港運用時間の定めに従い航空会社として出発予定時刻までに、お手続きを終了せざるを得なかったこと」としており、責任の一端を他に転嫁するように見えます。
【コメント】どのような搭乗案内が行われたが問題ですね。成田空港内のアナウンスはどこかで録音されているのでしょうか ?

@国際線は欠航少なく、国内線はジェットスター・ J とピーチで20便以上欠航
 大雪の影響が心配されている成田空港ですが、午後3時現在で、国際線の欠航は少なく、夕方から夜にかけて混乱するようです。国内線LCCでは、ジェットスター・ ジャパンが12便(現在はもっと増えているようですが)、ピーチ・アビエーションが6便(全路線では18便)が欠航と出ています。バニラ・エアは今のところ運航しているようです。

@全日空B787-8型機が機体制御システム不具合で約4時間遅れる
 現地時間13日午前1時頃、シンガポール発成田行きの全日空902便・B787-8型機の出発前点検で、機体制御システムの一部に不具合が発生しました。この整備のため、同便は約4時間10分遅れで出発しました。

@ピーチが理由限定ながら、キャンセル保険制度始める
 今日の日本経済新聞(会員版)ピーチ・アビエーションは今月中に、病気やけが、宿泊を伴う出張、交通機関の遅延、親族の死去、自宅の火災などが理由でキャンセルした場合、本人と同行予定者1人の運賃全額を返金する保険サービスを始めます。航空券の予約後7日以内に申し込み、返金には審査のため、医療機関の診断書や遅延証明書を提出する必要があります。保険料は運賃の1割程度とすることにしています。

@日本航空が羽田=ホーチミン線を申請、全日空は許可しないよう要請
 日本航空は昨日、夏季スケジュールの国際線路線便数計画を国土交通省に提出しました。この中には、羽田空港深夜・早朝時間帯を使った羽田=ホーチミン線も含まれています。
 これに対して、全日空は「2012年8月10日ペーパーの『新規路線の開設に関しては抑制的に判断する』とする考え方に基づき、適切な判断を期待する」との要請を航空局長に行いました。
【コメント】どうも、全日空の考え方は一方的ですね。B787型機など航空機の大量購入や海外事業の買収や展開などに、大量の資金を使って有利子負債を増やし、利益が思うように上がらないことを、全て「不公平な日本航空再生にある」としているように見えます。これらの投資が「将来の事業発展に役立つ」との確信の元に行っているのであれば、“人のせい”にすることはないのではないでしょうか。日本航空再生時の優遇措置を批判するのであれば、自らも国民の税金を使って、国から現在受けている税制上の色々な優遇措置を返上する覚悟で行ったらどうでしょうか。

@エアアジアが日本路線再参入の準備整う
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、エアアジアのトニー CEO は現地時間14日、同紙とのインタビューに答え、日本路線に再参入する準備が整ったことを明らかにしました。提携日本企業は3社、社長には撤退したエアアジア・ジャパンで社長だった小田切義憲氏をあてる、とのことです。拠点空港は明言しなかったものの「関西空港や中部空港を候補に入れている」とのことです。詳細は「4月の正式発表に向けて準備を進めている」と語りました。

@日本航空が「定時到着率」で2年連続世界一に
 米国のフライトスタッツ社が現地時間13日に発表した、世界の航空会社の運航状況によりますと、到着予定時刻からの遅れが15分未満の「定時到着」率は日本航空が88.94%で1位に、2位は KLMオランダ航空の88.03%、3位が全日空の87.14%でした。

@カーゴルクスがB747-8F1機を追加発注
 カーゴルクスは現地時間13日、ボーイング社に B747-8F 型機を1機追加で発注したことを発表しました。


*2月13日

@スイス航空が今年も6〜9月に週2便増便
 このほど来日したスイス・インターナショナル・エアラインズのCEOは、今年も6〜9月に成田=チューリッヒ線を週7便から週9便に増便することを明らかにしました。子会社のエーデルワイス航空が運航します。2016年以降には定期便の増便なども検討している、としています。

@バニラが阪急交通社、日本旅行と提携
 今日の日本経済新聞によりますと、バニラ・エアは同社国内線航空券を、阪急交通社と日本旅行を通じ販売する事になりました。また、日本旅行はバニラ便を使ったツアーを通常の半額以下で設定するとのことです。これらは、一定の条件ながらキャンセルを認める、とのことです。
【コメント】記事では「今月から」となっていますが、もう始まっているのかどうかはわかりません。

@オリエンタルエアブリッジ機が飛行訓練で損傷
 国土交通省は今日、オリエンタルエアブリッジの DHC8-201型機が昨日、長崎空港で訓練飛行中に胴体を損傷する事故を起こしたことを明らかにしました。訓練で6回の離着陸を行った際、4回目で前輪が強く接地したため、胴体前方の外板が4か所で、最大4.3cm×19cm、深さ0.8mm 凹み、前輪に傷が付くなどの損傷を起こしました。運輸安全委員会は今日、調査官を長崎空港に派遣しました。この事故の影響で同社便に欠航が出ています。

@中華航空機がエンジンを除雪した雪の塊にぶつけ損傷
 11日午後10時頃、台北発羽田行き中華航空222便・A330-300型機が着陸後、誘導路を移動中に、除雪された雪の塊に、第1エンジン下部が接触しました。このため、エンジンカバー下部に約100cm×60cm、深さ2.5cm の凹みが出来るトラブルが発生しました。

@米国地域航空会社が超低賃金でパイロット不足に
 今日のウオール・ストリート・ジャーナル日本語版によりますと、大手航空会社が軒並み大幅な増益を発表している米国で、地域航空会社はパイロット不足で運航便数を減らすところが出始めています。原因はパイロットの賃金が、ファーストフード店員の初任給並みとなっており、加えてアメリカ連邦航空局(FAA)が最低飛行時間を250時間から1500時間に引き上げたことにあるそうです。このため、パイロットになろうとする人が減っています。大手航空会社は地方路線を地域航空会社に委託していますが、運航計画や運賃を大手が設定し、チケットも大手が販売し、燃料も大手が購入しています。従って、地域航空会社には自由度が少なく、パイロットの賃金を上げる余地がほとんどない、とのことです。

@リース会社「アメデオ」がA380型機20機を確定発注
 エアバスは現地時間12日、航空機リース会社「アメデオ」が、昨年のパリエアショーで覚書を取り交わしたA380型機20機を確定発注に切り替えたことを明らかにしました。

@タイLCC「ノックエア」がB737MAX型機7機などを発注
 ボーイング社は現地時間13日、タイのLCC「ノックエア」から B737MAX型機7機と B737-800型機8機の発注を受けたことを明らかにしました。


*2月12日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」49例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」49例目が発生しました。台北発成田行きのバニラ・エア104便・A320型機が午前中に成田空港に降った雪のため、玉突きで遅延したものです。約1時間45分遅れて、午後11時45分に A滑走路に着陸しました。
【コメント】これで、連続4日間、午後11時以降の飛行が続きました。飛行コース直下住民にとっては辛いですね。しかし、バニラ・エアの乗客はどうやって家や訪問先にたどり着いたのでしょうか。確か、このような場合の補償は約款にはなかった、と思うのですが。

@全日空のB787型機がブレーキシステムの不具合で7時間半遅れる
 昨日午後2時頃、高松発羽田行きの全日空536便・B787-8型機が、離陸に向け誘導路を移動中にブレーキシステムの一部に不具合が発生しました。この整備に時間がかかるため、機材を交換して、約7時間30分遅れで出発しました。

@三菱重工が MRJ の生産体制を発表
 三菱重工は今日、三菱リージョナルジェット(MRJ)の生産体制を発表しました。それによりますと、最終組立、艤装、塗装 ・各種試験は小牧南工場の隣接地に建設する新工場で行い、主翼、胴体の組立は飛鳥工場で行い、その他4工場で部品の組み立てを行う予定です。また、試験飛行は名古屋空港で行いますが、サブとして北九州空港も使う、としています。
 写真は上段が三菱重工小牧南工場、下段が名古屋空港です。昨年10月撮影。

@ジェットスター・ J が諸手数料を引き上げ
 ジェットスター・ ジャパンは今日、17日から、コールセンターでの受託手荷物料金と座席指定料、支払手数料、空港での受託手荷物料、到着遅延料の引き上げを発表しました。

@羽田昼間国際線増枠配分は首相官邸の「勉強会」が決定?
 昨日の「ポストセブン」によりますと、今回の羽田空港昼間時間帯国際線増枠の配分は、官邸に設置された『勉強会』の中で決められた、とのことです。この『勉強会』は日本航空再建について、専門家からの意見を聞くためのものだった、とのことですが、話しは発着枠配分がほとんどだった、とのことです。ここには、国土交通省はほとんど関与させられなかった、としています。この経緯は安倍首相と全日空調査部長・石坂直人氏との親密な関係から来ている、とのことです。
【コメント】何とも生臭い話しですね。このような関係から、癒着と腐敗が進行することが多いのではないでしょうか。

@ベトナムのベトジェットがA320neo型機42機などを確定発注
 ベトナムのLCC「ベトジェット」は現地時間11日、エアバスに A320neo 型機42機を含む含む、A320型機ファミリー63機を確定発注した、と発表しました。


*2月11日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」46〜48例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」の46〜48例目が発生しました。広州発成田行きの日本航空856便と成田発シンガポール行きのシンガポール航空11便、とシカゴ発成田行きの全日空1011便です。理由は「出発空港成田における2月8日の悪天候(降雪/強風)に伴う、玉突き遅延のため」となっています。
【コメント】これでは、いつまでたっても「成田空港大雪のため」として、「カーフュー弾力的運用」が適用されることになります。拡大解釈されると、本当は欠航にするべき所を、「成田空港大雪」を理由として深夜に飛ばすことになります。例えば「翌日まで」などの基準を設定すべきではないでしょうか。

@今朝の雪で、国際線に大幅な遅れ多数、国内線は欠航多数
 今朝、成田空港で雪が降り、滑走路除雪のために、午前中の出発便に遅れが出ました。午後に入り、遅れは解消してきています。
 この雪のため、ジェットスター・ ジャパンは成田発着の14便が欠航、機材繰りも含めて、合計20便が欠航となりました。また、バニラ・エアでは4便が欠航、国際線も含めて7便に1時間半以上の遅れが出ています。

@成田発の全日空機内で乗客暴れ、アンカレッジに臨時着陸
 昨日午前12時頃に成田空港を出発した、成田発=ニューヨーク行きの全日空10便・B777-300ER型機で、酒に酔った38才の男性乗客が、乗務員や周りの乗客に暴言を吐いたり、威嚇したりする行為を繰り返しました。このため、 機長の判断で、米国のアンカレッジ空港に臨時着陸し、この乗客を降機させ、ニューヨークに約6時間遅れで到着する出来事がありました。この乗客はアンカレッジの警察当局に身柄を拘束されました。

@スカイマークの1月搭乗率が57.9%、成田路線も低調
 スカイマークが昨日発表した1月の搭乗実績によりますと、全路線平均搭乗率は前年同月比(以下同じ)4.1ポイント減の57.9%となりました。
 成田空港路線の搭乗率は成田=旭川線が10.2ポイント減の34.2%、成田=札幌線は11.5ポイント増の48.1%、成田=沖縄線が12.6ポイント減の39.3%、成田=石垣線が27.8%、成田=米子線が40.4%となっています。

@新規受領の全日空・B787型機から「787」のペイント消える
 昨日のAviation Wire によりますと、 全日空は6日に受領した B787-8型機の25・26号機から、通常と同じ塗装にしました。24号機までは機体前部に「787」とペイントされていましたが、これをなくします。通常塗装にすることは、当初、予定していませんでしたが、プロモーションで一定の浸透が図られた、との判断からです。なお、24号機以前の機体も再塗装する際は、通常塗装となり、概ね8年程度で「787」の文字は消えることになります。


*2月10日

@昨日深夜も午前1時まで40機が離発着
 昨日深夜、従来取り決めの運用時間延長が今日午前1時まで行われました。昨日午後11時〜今日午前1時に、40便の離発着が行われました。理由は、8日の大雪の影響が残ったため、とのことです。最終は午前0時59分でした。
【コメント】2日連続で眠れぬ夜でした。成田空港に8200人も滞留し、交通機関が午後まで動かない状況ではやむをえませんね。しかし、住民にとっても“辛い夜”でした。

@昨日もアクセスが止まり大混乱、最大約8200人が成田空港に滞留
 8日の大雪の影響で成田国際空港株式会社(NAA)の発表では、昨日到着した人が滞留するなどで、最大約8200人が空港内にとどまっていた、とのことです。
 昨日の欠航は午後7時40分現在で82便、混雑で到着便の9便が他空港に着陸しました。

@国土交通省がカンボジアとラオスとの協議結果公表
 国土交通省は今日、日本とカンボジア、ラオス両国との、新規協定に向けての協議結果を公表しました。それによりますと、新規協定までの暫定的な枠組みとして、(1)羽田空港を除いて、2国間輸送について自由な枠組みの設定、(2)コードシェア枠組みの設定、となっています。


*2月9日

@資料室に「バニラで沖縄日帰り旅行」を載せました
 4日に、バニラ・エアを使って、那覇に日帰り旅行に行ってきました。その時の様子を「バニラで沖縄日帰り旅行」として、資料室に載せました。

@昨日深夜、午前2時まで延長して運用、約6300人が夜明かし
 昨日の大雪で、成田空港では当初「9日午前1時まで」としていた運用を、同午前2時まで再延長し、午前1時56分まで離発着が行われました。午後11時から「従来取り決め」による運用時間外の離発着機は24機に達しました。また、124便が欠航し、欠航で乗れなかった乗客や、交通機関が止まって、帰れなくなった乗客など約6300人が空港内で一夜を明かしました。
 スカイマークの成田空港関係路線の今日の欠航は、午後3時現在14便となっています。また、LCCの成田関係路線の、今日の欠航は午後3時現在、ジェットスター・ ジャパンが26便、バニラ・エアが6便となっています。
 成田空港へのアクセスですが、成田エクスプレスは大幅な運休と遅れが出ているようです。
 また、京成電鉄のスカイアクセス線は午後1時に運転を再開しましたが、スカイライナーは運休しています。京成電鉄ではスカイアクセスで順次臨時便を出す、とのことです。
 東京駅と成田空港を結ぶ、「東京シャトル」と「 THEアクセス成田」は高速道路の通行止めで、全面的に運行を停止しています。

@全日空が4〜7月に成田=ムンバイ線を減便へ
 全日空は4月19日〜5月14日、6月21日〜7月9日の日程で、成田=ムンバイ線を週7便から週5便に減便することを明らかにしました。

@「写真を撮りたかった」と男が新千歳空港にフェンス乗り越え侵入
 7日夜、新千歳空港の制限区域に44才の男が侵入しました。男は航空機や施設の写真を撮りたかったので、高さ2mのフェンスを乗り越えた、とのことで、センサーが反応し、警備員が見つけました。この影響で、着陸する1便が8分間上空で待機しました。


*2月8日

@大雪の影響が午後から深刻化
 今日の関東地方を襲った、大雪の影響で、成田空港では午後から遅れや欠航などの影響が出ているようです。しかし、成田空港のホームページは繋がりにくくなっており、確認が出来ません。思ったほど、欠航は出ていないようですが、成田国際空港株式会社(NAA)からのメールによりますと、今夜は午前1時まで離発着が行われることになりました。
 LCCでは午後8時30分現在で、ジェットスター・ ジャパンが19便の欠航、ピーチ・アビエーションが4便、バニラ・エアは「欠航」は出ていません。
【コメント】周辺住民にとって、今夜はつらい夜になりそうです。
 LCCの運航については、3社の姿勢が出ていますね。「遅れても飛ばそう」というのが、ピーチ・アビエーションとバニラ・エアで、「リスクがあるならば、欠航もやむをえない」というのがジェットスター・ ジャパンの姿勢ではないでしょうか。乗客にとって、どちらが良いかは、考えるところですね。経営的に言えば、飛ばした方が良いに決まっているのですが。

@ジェットスター・ J が那覇空港を第2拠点化か ?
 昨日の「NewSphere」によりますと、ジェットスター・ ジャパンは那覇空港を第2拠点として、アジアへの進出を視野に入れている、とのことです。写真は那覇空港のLCC 専用ターミナルの様子です。上がチェックインカウンター、中段が搭乗機に向かうところ、下段がLCC 専用ターミナルの全景となります。このターミナルは貨物上屋を改装したもののようです。
【コメント】ジェットスター・ ジャパンが「那覇空港を第2拠点とする」と言う話しは、初めて聞きます。関西空港の第2拠点化はどうなったのでしょうか。なお、那覇空港の LCC 専用ターミナルは、現在、ピーチ・アビエーションとバニラ・エアが使っており、10日からは国際線も使えるようになります。ジェットスター・ ジャパンが使うとすると、別の所になると思うのですが。手狭な那覇空港のどこを使うのでしょうか。

@全日空も燃油サーチャージャーを引き上げ、日航と同額
 全日空は昨日、4月1日〜5月31日の国際線運賃にかける燃油サーチャージャーの引き上げを発表しました。引き上げ額は日本航空と同じ、1500〜300円となります。

@乗客が「爆弾がある。ソチへ行け」と強要
 現地時間7日、ウクライナ・ハリコフからトルコ・イスタンブールに向かっていたトルコ「ペガサス航空」機で、45才の乗客が「爆弾を積んでいる。ソチに向かえ」と要求し、イスタンブール空港に緊急着陸する出来事がありました。この乗客はウクライナのパスポートを持っており、着陸後、特殊部隊に身柄を拘束されました。爆弾はありませんでした。乗客・乗員にケガはなかったようです。


*2月7日

@NAA が横堀現地闘争本部の撤去と土地明け渡し求め提訴
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、反対同盟(熱田派) に対して、芝山町にある横堀現地闘争本部の建物収去と土地明け渡しを求める訴訟を、千葉地裁に起こしました。この物件は空港用地内にあり、外部から入ることは出来ません。

@国土が羽田国際線昼間余裕枠への成田からの横滑りを認めず
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は夏季スケジュールで、余っている羽田国際昼間増枠分をチャーター便として活用する方針ですが、この際に、成田空港定期路線を定期チャーター便として、この枠に移行することを認めない方針です。通達で、チャーター便の運航判断基準として「ネットワークの充実や多様化に貢献すること」などを明記して、移行を排除する、とのことです。

@アメリカン航空が夏季ダイヤで成田=シカゴ線を減便へ
 アメリカン航空は3月30日からの夏季ダイヤで、成田=シカゴ線を現在の週7便から、週5便に減便します。成田発で火・木曜日の便の運航を取りやめることにしています。

@アジア・アトランティックが13日〜3月5日まで成田=バンコク線を運休
 アジア・アトランティック・エアラインズは5日、成田=バンコク線を13日〜3月5日に運休する、と発表しました。バンコクのデモにより需要が減少しているため、とのことです。

@昨日、日本航空のB787-8型機でトラブル2件
 昨日午前8時頃、羽田発台北行きの日本航空97便・B787-8型機の出発前点検で、システムを制御するコンピューターの一部が不作動となりました。この不具合の整備のため、出発が2時間35分遅れました。
 また、午後6時頃、成田発バンコク行きの日本航空707便・B787-8型機がエンジン始動後に、左エンジンの発電機制御回路の一部に不具合が発生したため、ゲートに戻り、整備を行いました。この整備のため、出発が2時間16分遅れました。

@エールフランスがA320型機ファミリーに騒音低減装置装着へ
 エールフランスは所有する A320型機ファミリーに騒音低減装置を装着する、と発表しました。これにより、着陸時の騒音が約8dB 削減される、とのことです。装置の追加は2014年夏から始め、2015年末までに完了することになっています。


*2月6日

@大韓航空が夏季スケで成田=仁川線を減便
 今日の「Traicy」によりますと、大韓航空は3月30日の夏期スケジュールで、成田=仁川線を現在の最大5往復から3往復に減便することを明らかにしました。ただし、ゴールデンウイーク期間は増やすようです。日本からの旅客が減少していることが原因のようです。

@ジェットスター・G が千葉県内から成田空港へ割安ハイヤーサービス
 ジェットスター・ グループは今日、ジェットスター・ ジャパン便とジェットスター便を利用する旅客に対して、千葉県内から成田空港までの割安ハイヤーサービスを10日から始める事を発表しました。乗車日の3日前までの予約が必要です。料金は地域別になり、午前3時〜6時の迎えの場合は、浦安→成田空港が12000円で一般タクシー料金よりも約5000円安くなります。千葉・柏・習志野→成田空港は8000円と約7000円安くなります。ただし、上記の時間帯以外はこの料金よりも1000〜2000円高くなります。また、高速道路料金は別になります。これを使いますと、早朝便に乗るにも、成田空港周辺での前泊が必要なくなります。

@成田空港の1月貨物取扱量が4ヶ月連続プラスに
 東京税関は今日、「成田空港1月分貨物取扱量(速報)」を発表しました。総貨物取扱量は前年同月比(以下同じ)9.4%増と4ヶ月連続のプラスとなりました。輸出量が4.9%増、輸入量が4.6%増となっています。

@MRJ が秋にもロールアウトの予定
 今日の日刊工業新聞によりますと、三菱航空機会社は開発中の三菱リージョナルジェット(MRJ)について、2014年内に1号機をロールアウト(完成披露)する方針、とのことです。川井社長は「秋の完成が目標。1号機のロールアウトも同じ時期に実施したい」と述べた、とのことです。

@日本航空が燃油サーチャージャーを引き上げへ
 日本航空は昨日、4月1日からの国際線普通運賃かける燃油サーチャージャーの引き上げを発表しました。円高の進行が燃料費を押し上げている、とのことです。引き上げ幅は1500〜300円となっています。

@ピーチが消費税引き上げに伴う運賃と手数料の引き上げ発表
 ピーチ・アビエーションは昨日、4月1日からの消費税引き上げに対する運賃と手数料の引き上げを発表しました。詳しくは、同社のページを見て下さい。

@安倍首相がスイスとの航空自由化に調印
 安倍首相は昨日、官邸でスイス大統領と会談し、両国の航空自由化協定に調印しました。
【コメント】これは昨年7月下旬に両国の航空当局者協議で合意済み(2013年7月25日出来事参照)のものです。単なる“儀式”ですね。

@中国の新舟60型機が着陸時に前輪格納、負傷者なし
 「China Radio International(日本語版)」によりますと、 鄭州市の新鄭州国際空港で、現地時間4日午後6時28分、着陸した幸福航空1533便・新舟60型機の前輪が突然格納されるトラブルがありました。負傷者はなかった、とのことです。この機種は結構トラブルがある、とのことです。


*2月5日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」45例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」45例目が発生しました。成田発バンコク行きのデルタ283便・B747-400型機が、前便で急患が発生したため、シアトル空港に戻り、成田空港到着が遅れたための玉突き遅延で、午後11時42分にA滑走路から出発したものです。

@成田空港活性化協議会が「成田空港までの交通手段に関する調査結果」発表、LCC利用率は約15%
 成田空港活用協議会は3日、「成田空港までの交通手段に関する調査結果」を明らかにしました。それによりますと、成田空港アクセス方法は鉄道が66%、リムジンバスは21%でした。また、格安バスは6%にとどまりました。ただ、リムジンバス利用者の内、格安バスを知っていた人は約30%で、この内、約80%が「将来利用したい」と答えています。
 また、「成田空港の国内線を利用したことがない」と答えた人の内、約80%が「成田空港に国内線があるのを知らなかった」と答えています。
 また、国内線利用の目的では約80%が「旅行・観光」と答えており、「ビジネス」は約20%でした。
 成田空港国内線の利用満足度では「とても満足した」と「やや満足した」を合わせて65.4%、今後の利用については「是非利用したい」と「機会があれば利用したい」を合わせて74.7%でした。
 国内線利用者の内、LCC利用者は約15%にとどまっています。
 この調査は昨年10月に、インターネットを通じ約5500人を対象とし、約4000人が回答しています。

@NAA がLCC 専用ターミナル建設現場を公開

 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、建設中のLCC 専用ターミナルを報道陣に公開しました。このターミナルは本館が基礎工事中で、サテライトは骨組みがほぼ出来上がっています。全体の進捗率は約15%。サテライト部分は約38%、本館部分は約12%とのことです。来年3月末に完成が予定され、年間750万人の利用が可能です。
 本館とサテライトは「ブリッジ」で繋がれ、高さは約15mとして、その下をLCCが主に利用するA320型機やB737型機が通過出来るようにします。本館は主に国際線用のCIQ(税関・出入国管理・検疫)やチェックイン機能が出来るようになり、サテライトは国内線用となり、1階が到着用、2階が出発用とます。
 サットライト南側の駐機スポットは4月にも完成させ、供用を開始出来る見込み、とのことです。ただ、NAAは「他のターミナルからLCC 専用ターミナルへのアクセスの方法がこれからの検討課題」と説明しているようです。内部の様子は「Aviation Wire」からどうぞ。無料会員登録が必要ですが。上の写真は昨日撮った本館工事現場の写真です。
【コメント】「ブリッジ」が「本館4階分の高さになる」とのことですが、サテライトと本館の移動はどうなるのでしょうか。特に高齢者や足の不自由な人に対して、十分な配慮がなされるのでしょうか。「LCC 専用ターミナルだから」と言っても、長い距離や階段を歩かされるのでは、たまりませんね。

@日本航空が国内線にもB787-8型機を投入へ
 日本航空は3月30日から成田=中部線にB787-8型機を投入します。この路線は現在1日3往復ですが、これを2往復に減便し、どちらもB787-8型機で運航します。
【コメント】日本航空のB787-8型機が国内線に投入されるのは初めてのような気がしますが、私の思い違いかも知れません。

@タイ航空が夏季ダイヤで成田=バンコク線を一部減便
 タイ航空は2月と3月の成田=バンコク線の内、643便・642便の一部を運休とします。この便の予約は641便・640便に振り替えることになります。詳しくは同社のページで見て下さい。

@京成成田駅1・2番ホームが8日から復旧
 京成電鉄は3日、昨年10月の法面崩壊で使えなくなっていた、京成成田駅の1・2番線ホームが8日から使えるようになり、同日から通常ダイヤに戻る、と発表しました。

@ブレーキ不具合で日本航空のB787-8型機が3時間遅れる
 3日午前8時30分頃、羽田発台北行きの日本航空97便・B787-8型機が離陸に向け誘導路を走行中に、主脚のタイヤ1本のブレーキに不具合が発生しました。このため同機はゲートに引き返し、整備後、3時間1分遅れで出発しました。

@日本航空のマイレージサイトに不正アクセス、約40人、2〜3百万円の被害
 日本航空は3日、「JALマイレージバンク」会員向けのサイトに何者かが不正にログインし、マイルをネット通販大手のアマゾンのギフト券に不正に交換していた、と発表しました。約40人が2〜3百万円の被害を被った、とのことです。同社では会員に、より複雑なパスワードに変更するよう呼びかけています。


*2月3日

@都合により、明日の更新が出来ません。

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」44例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」44例目が発生しました。上海発成田行きの全日空960便・B767-300型機が、上海空港の濃霧のため、前便の成田空港出発が遅れ、玉突きで遅延したものです。同便は午後11時31分にA滑走路に着陸しました。

@「首都圏空港機能強化小委」で成田空港のB滑走路北伸を議論
 今日の「日刊航空」によりますと、先月31日に開催された「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」の第3回会合で成田空港のB滑走路北側延伸が検討された、とのことです。会議は非公開で行われましたが、会議後に行われた記者会見で、家田委員長は「今回は、『羽田空港と成田空港の処理容量を上げるための方策として、地上施設について検討した。滑走路を『延ばしてみる』、『移してみる』、『新しくつくる』ことを検討した」と述べました。その中で、「例えば、成田空港についてはB滑走路の北側延伸について検討した」とのことです。
 また、委員長は個人的見解とした上で「(滑走路)新設は、(2020年東京)オリンピックには間に合うも のではない」と述べました。

@LCC 専用ターミナルの駐機場増設で昇降スペースが3機分縮小
 今日の「日刊航空」によりますと、LCC 専用ターミナル駐機場の拡大は、当初、サテライトの北側に並べる形で整備することになっていましたが(2013年8月5日に出来事参照)、一部の用地が買収出来なかったために、サテライトの北東側に2列に並べる形で整備することになったそうです。
 また、今日の毎日新聞によりますと、この影響で、駐機スペースは5機分になるものの、乗客が乗り降り出来る昇降スペースは3機分少なくなり、11機分となるそうです。3機分の駐機スペースは夜間の駐機用として利用します。

@スカイマークの成田路線赤字が34億4900万円
 今日の「Aviation Wire」によりますと、スカイマークの西久保社長は第3四半期に運航していた、成田空港7路線の営業利益が34億4900万円の赤字だったことを明らかにしました。このため、来期は成田=札幌線、成田=米子線、成田=那覇線の3路線に縮小する事を明らかにしました。また、ドル箱の羽田空港路線は単価の下落に苦しんだと述べました。更に、導入するA380型機については、1・2号機は「現在まで無借金経営が続いており、導入までは特別な手当は不要」とし、3号機以降については国際線事業の立ち上がりや、国内線事業の進捗が「想定以上に悪化するのであれば、見直す必要があるだろう」との考えを示しました。
 なお、同社は今日、A330-300型機を4月18日から羽田=福岡線に投入する事を正式に発表しました。5月31日までは10往復の内、5往復をA330-300型機で運航します。
【コメント】以前からそうなのですが、西久保社長の話を読むと、「成田空港路線が未成熟なので・・・」と、成田空港路線の失敗が「成田空港にある」と言っているように聞こえます。スカイマークの経営戦略の見込み違いが赤字の原因と思うのですが、どうなのでしょうか。

@関空でLCC参入から遺失物が急増
 今日の読売新聞によりますと、関西空港でLCCが就航した2012年から落とし物の件数が激増しているそうです。以前は年間2万件台でしたが、2012年からは3万件台で推移しています。中には空のスーツケースなども多く、LCCの追加手荷物料を払うのが嫌で、捨てていくものがあるのでは、とのことです。


*2月2日 

@バニラが今日から通常運航、欠航の影響は2326人に
 バニラ・エアは今日から通常の運航に戻りました。今回の油圧系統トラブルによる、欠航便数は国内線22便、国際線2便となっており、影響を受けた旅客数は2326人となっています。右写真は昨日、成田空港の駐機場で整備中のバニラ・エア1号機です。

@1月のLCC国内線運航状況
 「LCC国内線のフライト情報」によりますと、成田空港に路線を持つLCC3社の「1月のLCC国内線運航状況」は下表のようになっています。バニラ・エアの欠航率7.9%はなんと言っても、先月29日に起こった、1号機の油圧系統トラブルが響いています。ジェットスター・ ジャパンとピーチ・アビエーションの定時就航率や欠航率はこのところ安定しているようです。

航空会社
総便数
定時運航率(%)
平均遅延時間(分)
欠航率(%)
ジェットスター・ J
1946
80.7
8
0.3
ピーチ
1240
78.8
9
0.2
バニラ
204
77.0
8
7.9

@12年7月の大韓航空機大揺れ事故は天候が原因
 運輸安全委員会は先月31日、2012年7月5日午後8時30分頃、福島県八溝山系上空で起こった、金浦発羽田行き大韓航空2711便・B747-400型機が大きく揺れ、乗客1名が重傷を負った事故についての報告書を公表しました。報告書によりますと、当時、現場付近は大気の状態が不安定で、乱気流が予測されていました。しかし、事故当時は気象レーダーではエコーも確認されず、揺れも少なかったことから、着席のサインも消灯していました。揺れは2〜3秒間でした。報告書は原因を「大気の擾乱」としています。


*2月1日

@1月のアクセス数は28,641回でした。

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」43例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」43例目が発生しました。ジェットスター・ ジャパン210便・A320型機が新千歳空港の降雪による、離着陸制限のために、出発が遅れ、午後11時6分にA滑走路に着陸したものです。

@NAA がLCC 専用ターミナル駐機場拡大を申請
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、LCC 専用ターミナルの駐機スポットを、当初計画の10機分から15機分に増やすための施設変更許可申請を国土交通省に提出しました。拡張に要する約6ヘクタールの土地取得にメドがついたために申請した、とのことです。完成は2017年3月末になる予定です。
【コメント】以前の話し(2013年8月5日に出来事参照)とは違っているようですね。
 右の写真は今日撮影した、工事の様子ですが、新たに取得するのは上の写真のサテライト部分手前にある森や畑の部分と思われます。下の写真はターミナル本館工事の様子です。

@夏季スケで羽田昼間国際線拡大の影響は週63便に
 成田国際空港株式会社(NAA)は30日、羽田空港昼間時間帯国際線増枠の影響が、週63便となる事を明らかにしました。夏目社長は30日の記者会見で、「影響は少なからずあるが、選ばれる空港を目指し、使い勝手の良さや利便性、快適性の向上に努める」と述べました。

@中華航空が夏季スケで成田=高雄線を増便へ
 中華航空は昨日、現在週2便で運航している成田=高雄線を夏季スケジュールで増便します。3月30日〜6月29日までは週5便に、6月30日からは週7便と、毎日運航にします。

@全日空G の第3四半期純利益は333億、通期予測は150億円

 ANA ホールディングスが昨日発表した第3四半期決算によりますと、売上高が前年同期比(以下同じ)7.1%増、営業利益が35.8%減の690億円、純利益が36.2%減の333億円となりました。
 また、平成26年3月連結決算予想によりますと、営業利益が600億円、純利益が150億円としています。

@スカイマークのA330型機投入が4月18日に延期
 スカイマークが「3月25日から幹線に投入する」としていた、A330-300型機ですが、納入の遅れと、整備上の認可遅れが重なり、4月18日に延期する模様です。ただ、延期の場合でも3月25日〜4月17日までの予約は現行のB737-800型機の座席数で行っているため、影響は出なようです。


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