2014年3月前半の出来事


*3月15日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」55例目が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」の55例目が発生しました。上海発成田行きの日本貨物航空160便・B747 型機が、上海空港での管制規制のため、出発が遅れ午後11時7分にA滑走路に着陸したものです。

@アジアンエアが今日から就航
 アジアンエアは今日から、成田=バンコク(ドンムアン空港)線の運航を開始しました。初便は午前9時18分にバンコクから成田空港に到着しました。帰りのバンコク行きは旅客を乗せないで、バンコクに向かいました。週4往復の定期チャーター便で、機材は B767型機を使います。

@デルタ航空機がエンジントラブルで成田空港に引き返す
 昨日午後6時40分頃、成田発台北行きのデルタ航空275便・B747-400型機が離陸直後に第2エンジンが停止した、との警告が表示されました。このため、同機はこのエンジンを止めて、成田空港に引き返し、約30分後に無事緊急着陸しました。同航空では原因を調査中です。
 写真はデルタ航空のB747型機ですが、トラブル機ではありません。

@日本航空のB787-8型機でトラブル2件
 昨日午前8時30分頃、羽田発台北行きの日本航空97便・B787-8型機でエンジンを始動したところ、右エンジンの発電機の一つに不具合が発生しました。この整備作業に時間がかかるため、機材を B767型機に変更して、4時間8分遅れで出発しました。なお、折返し便の98便も B767型機で運航しました。
 また、昨日午前11時30分頃、成田発ボストン行きの日本航空8便・B787-8型機が離陸に向け、誘導路を走行中に1本のタイヤの駆動装置の一つに不具合が発生しました。この整備のため、同便は1時間7分遅れで出発しました。

@英国で米軍のF15戦闘機が衝撃波発生させ、米軍が陳謝
 昨日の「 Fly Team」 によりますと、英国のレイクンヒース基地に駐留しているアメリカ空軍の F15戦闘機が、海上に出る前に超音速飛行をして衝撃波を発生させ被害を与えたようです。ウェールズ地方アベリストウィスのスパーマーケットでは天井のタイルが剥がれ落ち、閉店しました。これに対して米空軍は謝罪しました。
【コメント】被害が出ているので陳謝は当然かも知れませんが、日本では低空飛行訓練で轟音を出して、地方自治体が抗議しても、知らん顔が米軍です。英国では素直に謝るのですね。これは“差別”でしょうか、それとも日本政府の“弱腰”のせいでしょうか。

@マレーシア機はパイロット以外の誰かが操縦していた?
 マレーシア航空行方不明機は、マレーシア航空のパイロット以外の何者かが操縦し、急激に高度を上げ下げして、レーダーから捕捉されないようにした、とする説が浮上しているようです。この何者かはトランスポンダの機能を停止させました。しかし、もう一つのシステムがこの数分後に、人工衛星に定期信号を送りました。この信号は航空機の飛行状態を監視するためのもので、この信号によりますと、機首を大きく西に変更した、とされています。このような操作や操縦が出来るのはかなりの技量を持った人物、と言う事になるようです。


*3月14日

@全日空機がA滑走路で尾部をこする、影響で午後11時超えで2機出発
 昨日午後10時前、成田発ホノルル行きの全日空1052便・B767型機が A滑走路を離陸する際に、機体尾部のテールスキッドで滑走路をこすった可能性があるため、羽田空港に臨時着陸しました。燃料投棄などで時間がかかるため、成田空港の運用時間を過ぎると判断し、羽田空港に向かたものです。羽田空港には約3時間後の、今日午前0時50分に無事着陸しました。結局、テールスキッドに傷がありました。機体の安全性を点検するために、この便は欠航となりました。当時の成田空港では南南西の10m近い強風が吹いていました。
 この事故のため、成田空港はA滑走路の安全点検を行い、この影響で、2便が午後11時を過ぎてから出発しました。今回のカーフューは従来取り決めによるもので、「カーフュー弾力的運用」にはなりません。

@エチオピア航空が6ヶ月以内に成田空港路線を新設へ
 今日の「 Fly Team」 によりますと、エチオピア航空は現地時間13日、6ヶ月以内に成田空港に就航することを公式facebook で明らかにしました。実現しますと、成田空港ではエジプト航空が撤退した成田=カイロ線以来のアフリカ路線になります。

@日本航空のB787-8型機がフランクフルトの運用時間過ぎで翌日出発に
 現地時間12日午後8時25分頃、フランクフルト発成田行きの日本航空408便・B787-8型機の出発前点検で、左主脚の主軸を傾ける装置に不具合があるとの警告が出ました。この整備に時間がかかるため、同空港の運用時間を過ぎるために、同機は同13日午前11時14分に出発しました。

@全日空のB787-8型機が乱気流で不具合、欠航に
 昨日午後8時に出発予定だった、小松発羽田行きの全日空760便・B787-8型機は前便として運航中に、乱気流に遭い、機体制御システムの一部に不具合が発生しました。この整備に時間がかかるため、同便は欠航となりました。

@不明のマレーシア機、4時間飛行の根拠は「ピン(ping)」
 今日のウオール・ストリート・ジャーナル日本語版によりますと、昨日書いた「レーダーから機影が消えた後、4時間飛行した」との根拠は「その位置・速度・高度を知らせるデータ信号『ピン(ping)』を通信衛星が断続的に受信していた」事にあるようです。これが事実としますと、同機は西に向かった場合、インド西岸沖のインド洋上まで飛行したことになります。このことから、ハイジャックの可能性も浮上しているようです。


*3月13日

@明日の第4回首都圏空港小委員会で発着枠拡大時の騒音影響を検討
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は明日、「第4回 首都圏空港機能強化技術検討小委員会」を開催しますが、ここでは、羽田空港と成田空港の容量拡大を行った場合の騒音影響などについて検討するようです。また、当初は年度内に検討を終える予定でしたが、議論が多岐にわたったため、来年度も検討を進め、早い時期に具体的方策の設定や関係者との合意形成を図る作業に移行する、とのことです。

@自民党成田空港推進議連がカーフュ見直しや第3滑走路建設などを決議
 昨日、自民党の「成田国際空港推進議員連盟」は、成田空港の空港容量の拡大や都心へのアクセス向上を求める決議を行い、太田国土交通大臣に提出しました。太田大臣は「今後の課題については十分承知しておりやれるべきところはしっかりやる」と答えました。決議では「空港容量を拡大し、アジアのハブ空港としての地位を確立するため、第3滑走路の増設や、夜間飛行制限の見直しなどに取り組むこと。また、千葉県をはじめ地域の関係者もこれらに積極的に取り組むこと」とし、その他、内際ネットワークの拡充、アクセス向上、地域振興、災害時の空港機能の確保を求めています。

@茨城空港の目隠しを今月中に撤去へ
 茨城空港では今月末までに、百里基地の「目隠し」として設置されていた、展望デッキの曇ガラス(2010年11月7日の出来事の写真参照)が撤去され、透明ガラスに置き換えられることになりました。空港見学者の評判が悪かったため、防衛省と協議して変えることになった、とのことです。

@「レーダーから消えてから4時間飛行した可能性」米国運輸省関係者
 マレーシア航空機はまだ見つかりません。あらたな事項をかきます。
今日のウオール・ストリート・ジャーナル日本語版によりますと、米国運輸省関係者は行方不明のマレーシア航空機がレーダーから消えてから、約4時間飛行していたと推測している、とのことです。根拠は日常的な管理・監視プログラムの一環として、370便のエンジンから自動的にダウンロードされて地上に送られるデータに基づいた推測、とのことです。
【コメント】これが事実とすると、探索範囲は広大なものになりますね。近くをいくら探しても見つからないはずですが、何の連絡もなしにレーダーから消えたことなど、疑問は残ります。
○中国の国家国防科技工業局は12日、中国の人工衛星から9日に撮った写真で、レーダーから消えた海域の南シナ海に浮かぶ大型の漂流物3個を発見したことを明らかにし、その写真を公表しました。物体の大きさは13m〜24mある、とのことです。しかし、これがマレーシア航空機のものかどうかは分かりません。
○豪州のマスコミによりますと、事故機の副操縦士は以前の飛行中に、女性客を操縦室に入れ、たばこを吸いながら長時間話し込んだとのことです。

@IATA事務局長が14年世界航空会社の純利益を5%下方修正
 国際航空運送協会(IATA)の事務局長は現地時間12日、ジュネーブで記者会見し、2014年の世界航空業界の利益が、前回予測よりも5%落ち込む、との予測を発表しました。これは、ウクライナ情勢を受けて、原油価格が高騰する事と、一部新興国の成長が鈍化した事による、としています。また、事務局長は「利益伸張の牽引役が新興国から先進国に移った」と分析しました。

@「スパイスジェット」がB737MAX-8型機を42機発注
 インドのLCC「スパイスジェット」はボーイング社に対して B737MAX-8型機・42機を発注したことを明らかにしました。これは、「顧客匿名」として公表されていたものです。


*3月12日

@マレーシア航空が成田=クアラルンプール線を5月2日から週1便減便
 マレーシア航空は5月2日から、成田=クアラルンプール線を週1便減便します。これは現在運航しているクアラルンプール=成田=ロサンゼルス線を運休するのに伴い、月・火・木・土曜日に運航していたこの路線を、クアラルンプール=成田線として月・金・土曜日の3便にするものです。

@エアドゥの機長数人が体調崩し、13便が欠航に
 エアドゥで B737-500型機の19人の機長の内、5人が相次いで風邪などで体調を崩し、乗務出来なかったため、6〜11日にかけて13便が欠航となりました。影響を受けた乗客は1500人以上にのぼる、とのことです。体調不良の原因はそれぞれ異なっている、とのことです。今日以降も欠航の可能性がある、としています。

@マレーシア航空370便はどこに ?
 マレーシア航空370便は依然として 発見されていません。マレーシア当局は「前代未聞の謎」と言っているようですが、本当にそうですね。2個あるはずの緊急信号無線機の発信がありません。1個は大きな衝撃を受けると自動的にスイッチが入る、とのことですし、もう一つはパイロットが手動でスイッチを入れることになっているそうです。ブラックボックスの音波信号は近くに行かないと受信出来ませんので、おおよその、位置が分からないととらえることは難しいでしょう。
 こうなると、いままでの前提を捨てて、捜索をやり直す必要があるのかも知れませんね。新たなニュースを書きます。
○マスコミ報道では、軍用レーダーの解析から、マレーシア航空機は民間のレーダーから機影が消えたあとも方角を変えて一定時間、飛行していた可能性がある、としています。軍のレーダーは現地時間8日午前2時40分頃、西に向かっている物体をとらえ、マラッカ海峡で消えた、とのことです。しかし、この物体は速度も遅く、反応も弱いことなどから、行方不明機ではない可能性もある、とのことで、マレーシア空軍は「不明機がマラッカ海峡に到着したという証拠は出ていない」と声明で、報道を否定しています。
○日本政府は昨日、マレーシア航空機行方不明事件で、マレーシア政府から航空機派遣の要請があった、として P-3C 型機2機と C-130型機3機(内、1機は国内待機)を派遣することにしました。


*3月11日

@千葉県警成田空港警備隊訓練施設を1か所に統合へ
 今日の毎日新聞によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は現在2か所に別れている千葉県警成田国際空港警備隊の訓練施設を1か所に統合する計画です。移転統合先は成田市三里塚にある同社社宅跡地になります。今年7月から工事を始め、来年2月に完成の予定です。整備地区にある訓練施設は移転後、貨物などの施設として整備する予定です。移転費用は全額同社が負担します。

@スカイマークの2月利用率が5.4ポイント減の69.0%
 スカイマークが昨日発表した2月の搭乗実績によりますと、全路線の旅客数は前年同月比(以下同じ)5.7%減、ロードファクター(座席利用率)は5.4ポイント減の69.0%となりました。
 成田空港路線のロードファクターは成田=旭川線が2.0ポイント減の38.6%、成田=札幌線が16.5ポイント増の63.4%、成田=沖縄線が18.6ポイント減の60.3%、成田=米子線が45.1%、成田=石垣線が40.5%となっています。

@全日空B787-8型機が落雷で機体損傷し欠航
 昨日午後4時15分に出発予定の秋田発羽田行きの全日空878便・B787型機は前便で飛行中に落雷を受け、機体が損傷し、整備のために欠航となりました。

@B787型機主翼クラックの製造工程変更は元に戻される
 B787-8型機主翼の「ヘアクラック」問題ですが、三菱重工の製造工程の変更はボーイング社と協議の上で行われたもの、とのことです。製造工程はすでに、元の工程に戻された、とのことです。

@マレーシア機は依然として発見されず
 行方不明となっているマレーシア機は、大規模な捜索も関わらず、依然として発見されていません。新しく出てきた事実を書きます。
○マレーシア・コタバルの釣り船船長が、現地時間8日午前1時半頃に沖合約15Km の海上で、かなり低い高度で飛行する航空機を目撃した、と証言。
○ベトナム捜査当局が発見した油膜の成分を分析したところ、船の燃料で事故機のものではないことが判明。
○盗難パスポートで搭乗した2人のチケットはイラン人が購入した。しかし、他社便も検討したことから、事故機をねらったものとは思われない。一説には、この2人は人身売買の可能性もあるとしている。
○米国の軍事衛星のデータでは空中爆発の可能性はない。


*3月10日

@ニュージーランド航空がB787-9型機の投入を延期
 ニュージーランド航空は当初「11月10日から成田空港路線に投入する」としていた B787-9型機の投入を、11月14日からに延期する事を明らかにしました。

@京成電鉄が明日午後に、全線で一旦停止訓練
 京成電鉄は明日の午後2時46分に、大地震を想定した全列車一旦停止訓練を行います。一旦停止後に、すぐに運転を再開します。

@日本航空B787-8型機がエンジントラブルでホノルルに緊急着陸
 日本時間昨日午前8時半頃、羽田発サンフランシスコ行きの日本航空2便・B787-8型機(JA829J)がホノルルの北約1800Km の太平洋上を飛行中に、右エンジンのオイルの圧力と油量が下がる警告表示が出ました。このため、同機はこのエンジンを止めて、ホノルル空港に向かい、無事緊急着陸しました。着陸後の点検で右エンジンでオイルが漏れているのが確認されました。同機はホノルルで運航を打ち切り、乗客は1泊後、代替便でサンフランシスコに向かいました。同航空によりますと、所有するB787-8型機でエンジンオイルに関するトラブルは初めてで、また、エンジンを1基止めての緊急着陸も初めて、とのことです。この機体は昨年1月に米ボストンの空港で、駐機中にバッテリーが発火した機体です。
 写真は成田空港に駐機する「JA829J」機です。

@国土が12日に「航空機内における電子機器使用に関する意見交換会」開催
 国土交通省は今日、「航空機内における電子機器使用に関する意見交換会」を12日に、非公開で開催することを明らかにしました。
【コメント】このところ、「非公開」の会議が増えているように感じます。何故なのでしょうか。秘密保護法の影響を受けているように思います。国民の知る権利を奪い、行政の思うような方向に国民をリードしようとするのでしょうか。「委員が自由にものが言えない」というのなら、そのような自信のない委員は選ばなければ良いと思うのですが。

@マレーシア航空機は未だ発見されず
 消息を絶ったマレーシア航空機は発見されていません。現在までに分かっている事実で、まだ書いていないことを、まとめて書きます。
○同機からは緊急ビーコンなどは、一切発信されていない。
○盗難パスポートで搭乗した2人は、欧州までのチケットを隣同士の席で、同時に買った。当局はこの2人を防犯カメラで特定し、解析を進めている。この2人はパスポートではイタリア人とオーストリア人だが、パスポート写真はアジア系だった。
○マレーシア軍当局によると、同機はレーダーから姿を消す直前に、向きを変えていた。引き返そうとしていたように見える。しかし、航空当局は「このような場合は連絡があるはずだが、一切なかった」と述べている。
○ベトナム捜査当局は航空機の捜索で、航空機の破片らしきものを見つけたが、同機のものかどうかは暗くて確認出来なかった、と述べた。
○マレーシアの調査当局関係者は、匿名を条件に「これまで残骸が見つかっていないという事実から、飛行機が高度3万5000フィート付近で空中分解した可能性がある」と指摘しました。


*3月9日

@アジアンエアが15日から成田=バンコク間でプログラムチャーター便
 タイの新興航空会社「アジアンエア」の日本代理店は昨日、15日から成田=バンコク線を週4往復(火・木・土・日曜日)で運航を開始する、と発表しました。プログラムチャーター便となります。機材は B767-200ER 型機で、成田空港では第2ターミナルを利用します。15日は成田空港に午前9時45分に到着し、バンコク行きは回送便になります。

@バニラが成田=台北線の一部出発時間を早める
 バニラ・エアは成田=台北線の出発時間を 6・11・13・16・20・25・26・27日に5〜20分早くしています。
コメント】その理由として「使用する成田国際空港の滑走路の変更に伴い、出発時刻が変更となりました。」と書いていますが、何でしょうか。成田空港では、かっては運航便によって使用する滑走路を決められていましたが、今は、管制上の都合や航空会社のリクエストで決めている、と思うのですが、工事か何かの都合でしょうか。

@マレーシア航空機の消息は依然として不明
 消息を絶ったマレーシア航空機ですが、午後4時現在で発見されていません。ベトナム海軍は消息を絶ったと考えられる南シナ海で油の帯のようなものを発見しましたが、これがマレーシア機のものかどうか確認されていません。
 一方、マレーシアのヒシャムディン運輸相代行は現地時間9日の記者会見で「盗まれたパスポートで搭乗した疑いのある乗客が4人いた可能性がある」と述べました。
 また、同機は2012年8月13日に中国東方航空機と接触事故を起こして翼の一部を修理しています。
 下の写真は「Flightradar24」のプレイバックで、消息をたったマレーシア航空370便の軌跡を追ったものですが、機影が途絶える寸前のものです。この時に、同機は右に向きを変えたように見えます。

@インディゴ航空機がカトマンズ空港でブレーキ付近から出火
 現地時間8日午後0時半頃、インド・ニューデリー発ネパール・カトマンズ行きのインディゴ航空機・A320型機が、カトマンズ空港に着陸後、駐機場に移動したところで、右の後輪ブレーキ付近から火が出て、乗客・乗員182人が脱出シューターで避難するトラブルがありました。この際、乗客1人が軽傷を負いました。火はすぐに消し止められました。インディゴ航空は LCCで、インドの最大の航空会社になっています。


*3月8日

@幻の「カーフュー弾力的運用」55例目
 昨日午後11時35分に、成田国際空港株式会社(NAA)から「カーフュー弾力的運用」発生メールが届きました。「成田発ホノルル行きのデルタ航空578便・A330-200型機が午後23時00分02秒に A滑走路から離陸した」と言う内容です。今日午前中には、ホームページにも「速報」として載せられていました。ところが、午後に見たところ、消えていました。どうしたのでしょうか?

@昨日、災害時の対応訓練を実施
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、大雪などの緊急時、空港内に大量の滞留者が出たときの対応訓練を行いました。訓練には約40人が参加し、毛布や食料・水の配布や、声かけなど訓練を来ないました。

@「クリスマスまでには(成田=ニューヨーク線を)飛ばしたい」西久保社長
 スカイマークの西久保社長は昨日、A330-300型機のマスコミ公開後、記者団に対し、A380型機を使った初の国際線・成田=ニューヨーク線を「何とかクリスマスまでには飛ばしたい」と述べました。

@全日空・B787-8型機がシステム不具合で欠航
 現地時間6日午後9時過ぎ、ジャカルタ発成田行きの全日空938便・B787-8型機で、機体制御システムの一部に不具合が発生し、整備に時間がかかることから、同便は欠航となりました。

@ジェットスター・J が桐谷キャンペーンで過去最高の約10万席販売
 ジェットスター・ ジャパンは桐谷美玲が新しいブランドアンバサダーに就任したことを記念する、24日からのキャンペーンセ−ルで、過去最高の98198席を販売した、と発表しました。

@全日空が沖縄県に下地島空港負担金を「来年度限りでやめる」と通告
 全日空が沖縄県に対して、下地島空港における維持管理費負担と訓練実施を来年度で打ち切る方針を伝えました。

@岩国錦帯橋空港で滑走路の油漏れ、約1時間閉鎖
 6日午前11時50分頃、岩国錦帯橋空港の滑走路に油が漏れているのが見つかりました。このため、滑走路を11時50分から閉鎖し、清掃しました。この影響で2便に最大1時間4分の遅れが出ました。

@239人乗りのマレーシア航空機が消息を絶つ
 現地時間8日午前2時40分頃、クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便・B777-200型機が消息を絶ちました。乗客・乗員は239人とされています。今のところ日本人は搭乗していなかった模様です。同機はベトナムのホーチミンにある管制部門との連絡が途絶えた後、レーダーからも消えた、とのことです。ベトナムの捜索・救難当局の話しではベトナム南端カマウ岬沖約220Km の南シナ海で同機のものと思われる救難信号を受信した、とのことですが、まだ、確認されていないようです。同航空は「同機から救難信号は出ていない」としています。同航空の幹部は「最後の交信では異常は見られなかった」と語り、機長は飛行時間18365時間のベテランだったことを明らかにしました。

@製造中のB787型機主翼に微少なひびが見つかる、三菱重工の製造ミスか
 ボーイング社は現地時間7日、製造中の B787型機の主翼に、細かい亀裂が生じている可能性があり、現在、点検を進めていることを明らかにしました。この問題は主翼を製造している三菱重工から「一部の機体の主翼に小さなひびが見つかった。部品の製造工程を変えたのが原因と考えられる」との連絡があったことから分かりました。ボーイング社は「現在運航している機体には問題はない」としており、「点検・修復で納入に若干の遅れが出るかも知れないが、今年の納入に影響はない」としています。


*3月7日

@成田空港2月輸出量が17.3%増に
 東京税関が6日に発表した「成田空港2月分の貨物取扱量(速報)」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)7.5%増と5ヶ月連続のプラスとなりました。この内、輸出量は17.3%増、輸入量は5.3%増となっています。

@ベトナム航空が7月2日から成田=ダナン線を開設
 ベトナム航空は7月2日から成田=ダナン線を、週4便で開設することを明らかにしました。機材は A321型機を使います。これに伴い、1日2往復運航している成田=ホーチミン線を3月30日〜7月1日まで週12便に一時的に減便します。

@「エアポートモール」のリニューアル工事が始まりました
 5日に第1ターミナルに行ったところ、2月27日の出来事で書いた「エアポートモール」のリニューアル工事が始まっていました。写真下段は、本館北側にあったエスカレーター付近で、噴水の向こうのエスカレータ部分が撤去のために覆われ、手前の噴水も水が抜かれていました。多分こちら側のエスカレーターが撤去されるのはないでしょうか。写真上段は、エスカレーター付近の5階部分で、航空グッズを売っている「バイプレーン」は営業をしていました。今後、工事部分が順次移っていくことになり、出来上がった部分には新規に店舗が営業を開始することになります。

@国内LCCの「2月国内線運航実績」は雪のために欠航率が上がる

航空会社
総便数
定時運航率(%)
平均遅延時間(分)
欠航率(%)
ジェットスター・ J
1814
72.8
12
5.2
ピーチ
1268
74.3
15
2.1
バニラ
336
67.9
21
5.5

 「LCC国内線のフライト情報」によりますと、国内LCC3社の2月国内線運航統計は上表のようになっています。大雪の影響で、成田空港路線と新千歳空港路線の多いジェットスター・ ジャパンとバニラ・エア の欠航率が高くなっています。この内、「定時運航率」は「遅延15分未満で運航した便の割合」となっていますが、「出発時」のものか「到着時」のものかは分かりません。ジェットスター・ ジャパンは「到着時」でとっているようで、「2月は82%」と出ています。
 また、LCCではありませんがスカイマークは「定時出発率81.1%」となっています。ちなみに、スカイマークの欠航率は3.9%でした。

@スカイマークのA330-300型機投入延期は文書の不備が原因
 今日のAviation Wire によりますと、 スカイマークの A330-300型機投入延期は、同社が国土交通省に提出した書類に不備が見つかり、認可が遅れているためのようです。この影響で、訓練飛行も4月中旬まで出来なくなったことが原因のようです。

@ジェットスター・ J が消費税引き上げへの対応を発表
 ジェットスター・ ジャパンは6日、4月からの消費税引き上げについて、4月1日購入分より、消費税8%とすることを発表しました。


*3月6日

@「カーフュー弾力的運用」の割り増し着陸料は2005万円
 今日の毎日新聞によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、成田市議会で昨年3月末〜今年2月末までの「カーフュー弾力的運用」による、着陸料増額分が2005万円になる事を明らかにしました。この増額分は周辺の6市町に均等配分されます。1市町当たり約334万円となります。

@スカイマークのA330-300型機投入が5月31日に延期、成田路線の一部運休
 スカイマークは昨日、4月18日から羽田=福岡線に投入を予定していた A330-300型機の投入を5月31日に延期することを発表しました。
 この影響で、機材繰りの関係から4月22〜24日、5月8〜30日の成田=札幌線の871便、札幌=成田線の872便、成田=米子線に825便、米子=成田線の826便を運休することになりました。

@ニュージーランド航空が11月中旬から成田路線を増便へ
 今日の「WING DAILY」によりますと、ニュージーランド航空の日本支社長は同紙とのインタビューの中で、現在、成田=オークランド線を毎日運航(週4便は直行便、週3便はクライストチャーチ経由)していますが、11月から増便することを明らかにしました。便数については「数日中に明らかにする」としてています。また、10月以降に B787-9型機を投入する予定、とのことです。
 なお、同航空は今日、11月中旬から成田=オークランド直行便を毎日、成田=クライストチャーチ直行便を週3便とすることを正式に発表しました。

@全日空B787-8型機が燃料システム不具合で2時間遅れる
 現地時間3日午前1時20分頃、シンガポール発成田行きの全日空902便・B787-8型機が出発しようとしたところ、燃料システムの一部に不具合が発生しました。同便は整備のため、約2時間遅れて出発しました。

@全日空B787-8型機がステアリング不具合で8時間半遅れる
 4日午前4時5分頃、佐賀発羽田行きの全日空8554便(貨物便)・B787-8型機で、離陸するために滑走路上で向きを変えようとしたところ、ステアリングが動かなくなりました。このため、同便は部品を取り替え、約8時間半遅れで出発しました。

@中国南方航空機が北朝鮮のロケット弾通過の7分後に飛行
 韓国国防省報道官は現地時間5日、北朝鮮が同4日午後4時17分に発射した、多連装ロケット砲弾の軌道の下を、成田発瀋陽行きの中国南方航空628便が、約7分後に通過していたことを明らかにしました。北朝鮮はこの発射の際に、何の警告も出していませんでした。


*3月5日

@成田市の来年度予算で、「空港周辺対策事業費」として46億円
 成田市の来年度予算案では「民家防音家屋関係」として9億6555万7000円など「空港周辺対策事業費」として45億9335万1000円が盛り込まれ、観光関係などで1億4628万5000円が盛り込まれました。また、収入の内、「空港周辺対策交付金」は11億7600万円となっています。
【コメント】「周辺対策交付金があるので、いいですね」という声を良く聞きますが、周辺対策の費用は周辺対策交付金の約4倍にもなるのですね。これは、財政が豊かな成田市なので出来ることで、他の周辺市町は周辺対策を縮小するしかないのです。

@千葉県の来年度予算案で、成田空港のノンストップゲート化」に9284万円
 千葉県の来年度予算案では「成田空港のノンストップゲート化」に9284万4000円、「成田空港活用協議会負担金」として2500万円、「世界に向けた千葉の魅力発信事業」として2400万円などが盛り込まれました。

@ルフトハンザ航空が7月21日から成田=フランクフルト線を直行便に
 ルフトハンザ航空は昨日、3月末からの夏季ダイヤで、羽田=フランクフルト線就航に伴い、成田=フランクフルト線を関西空港経由で運航する計画(2013年12月19日出来事参照)ですが、7月21日からは成田=フランクフルト直行便とし、関西=フランクフルト線も毎日運航とすることを発表しました。

@国土が日本航空の羽田=ホーチミン線を認可へ
 今日の産経新聞によりますと、国土交通省は日本航空から出されていた羽田空港深夜・早朝時間帯枠での羽田=ホーチミン線開設について認可する方針を固めた、とのことです。2012年8月に国土交通省が出した「日本航空の企業再生への対応」の中にある、「新規投資や路線計画については報告を求め監視する」については、「全ての路線開設を抑制しているわけではない」とし、航空法では「路線申請については安全性や計画に問題がなければ、許可しなければならない」とあることから認める方針、とのことです。今月下旬に正式に認可する、とのことです。
 写真は2007年のホーチミン空港です。

@安倍首相が「日航を適正に監督させたい」と答弁
 昨日開かれた参議院・予算委員会で自民党議員の質問に答えた安倍首相は「航空会社間の競争が公的支援によって、ゆがめられないよう、適切に監督させたい」と述べました。また、田村航空局長は「『日本航空の企業再生への対応』に基づいて、新規投資や路線開設を監視し、必要に応じて指導助言していく」と述べました。

@大韓航空が1日から離着離時もスマートホンなどの利用を解禁
 大韓航空は韓国国土交通省が許可したことを受けて、離着陸時のスマートホンやタブレットの利用を、3月1日から可能にしました。ただし、音声通話やメールなどの使用は禁止になります。
【コメント】これは、離着陸時の写真撮影も、位置情報や通信機能をOFFにすれば、許可されるのでしょうか。


*3月4日

@ NAA 株の上場はどうしたの?
 関西空港と大坂空港を一体化した新関西国際空港会社の民間への売却が具体化しようとしていますが、成田国際空港株式会社(NAA)の完全民営化(株式上場)が見えてきません。「2013〜2015年度の NAA グループ中期経営計画」でも、「上場に向けて 政府の検討を見守りつつ、株式上場に向けた準備を引き続き進めていく」と述べているだけです。これから、どうなるのでしょうか。
 政府としても、関西空港建設の膨大な有利子負債の削減が優先課題なのでしょうが、一方では、政府が100%の株式を保有していた方が、政権と官僚にとって「何かと便利」という思惑があるのかも知れませんね。

@国土交通省が航空法違反に対して、例外を認める方針
 今日の日刊航空によりますと、国土交通省は4月からスタートさせる「航空安全プログラム(SSP)」において、航空法に違反する事実があったとしても、航空会社などが適切な是正措置や改善行動計画を示した場合には、例外的に、許可・認可の取消・停止や事業改善 命令などの行政的に行う「不利益処分」や、厳重注 意などの「行政指導」を行わない特例を設ける方針、とのことです。現在は、是正措置や改善行動計画提出前に、一律的に処分を行っています。ただし、(1)航空機事故、(2)違反を意図的に行っていた場合、(2)違反を隠蔽した場合、(4)違反を繰り返し行っていた場合、は特例を適用しません。特例を適用するかどうかは事業者と航空安全当局が対話して決めることになるそうです。

@ジェットスター・J で初めての自社養成機長が誕生
 昨日、ジェットスター・ ジャパンで初めての、自社養成機長が誕生し、機長としての初フライトを行いました。機長になったのは42才の三橋さんで、2月に国土交通省の審査に合格しました。同社は昨年10月に機長養成プログラムを開始していました。三橋さんの他にも2名が昇格内定しています。今後は毎月のように、機長が誕生する、とのことです。

@ FAA がB737型機の暫定安全指令を告示
 現地時間3日、アメリカ連邦航空局(FAA)は連邦官報で、500機近い B737型機の自動操縦システムの修正を求める暫定安全指令を告示しました。これは、着陸時に、自動スロットシステムの不具合や、突然の停止が起り、速度が急減した際に、パイロットに対する警告が、パイロットの混乱をもたらすことへの修正を求めるものです。2009年にアムステルダム空港で起こったトルコ航空の B777型機着陸失敗事故では高度計の不具合で自動スロットシステムがアイドリング状態になったのに、パイロットが気付かずに起こったものでした。

@豪首相がカンタス航空の外国資本買収を容認へ
 
オーストラリアのアボット首相は現地時間3日、経営難に落ちいっているカンタス航空について、海外の資本が買収する時の障害となっている、「出資比率を49%以下にする」としている法律の廃止を目指すことを表明しました。同首相は「政府がカンタス支援のために、債務保証や金融支援を拡大するつもりはない」と語りました。


*3月3日

@エールフランスのA380型機が2回も離陸中止
 昨日午後1時20分頃、成田空港を離陸しようと滑走路を走り始めた、成田発パリ行きのエールフランス275便・A380型機が前輪の不具合表示のために、離陸を中止するトラブルがありました。同機は A滑走路上で動けなくなり牽引車で移動しました。このトラブルでA滑走路が約40分閉鎖され、離着陸の22便に最大48分の遅れが出ました。同機は整備後の午後4時55分頃再離陸をしようとしましたが、再び車輪のトラブル表示で離陸を中止しました。再度点検したところ、車輪に不具合は見つからず、表示装置の誤作動と分かりました。結局、同便は昨日の出発を取りやめました。
 写真は成田空港を離陸するエールフランスのA380型機ですが、昨日のトラブル機ではありません。

@スターフライヤー社長が赤字で退任
 スターフライヤーの米原社長が3月31日付けで退任することになりました。2014年3月期決算で約33億円の赤字を出すことの責任を取ったものです。後任には筆頭株主である全日空 OB の松石氏が6月の株主総会で承認される予定です。それまでは代表権のある高橋常務執行役員が社長を代行します。

@米国運輸省がアメリカン返上の羽田枠をユナイテッドに再配分
 米国運輸省は現地時間先月28日、アメリカン航空が返上した羽田空港発着枠を、ユナイテッド航空の羽田=サンフランシスコ線に再配分することを発表しました。

@中国東方航空がA320neo型機を70機発注
 中国東方航空は現地時間2日までに、エアバスに A320neo 型機70機を発注した、と発表しました。受領は2018〜2020年にかけて行われる、とのことです。
【コメント】3年間で70機の受領というのは多すぎるような気もするのですが、ニュース元ではそうなっています。


*3月2日

@成田商工会議所などが滑走路増設を市長に要望
 今日の東京新聞によりますと、成田市商工会議所など経済団体幹部は成田市長に滑走路増設を求める要望書を提出しました。要望書では首都圏の航空需要が逼迫する、として「滑走路増設を急がねばならない」としています。これに対して小泉市長は「地盤沈下を避けたい思いは受け止めた」と述べ、具体的対応は国の検討を待つ姿勢を示しました。
【コメント】記事では、何日に要請したのかはっきりしません。同じ経済団体幹部は1月中旬に同様の要望を国土交通省に行っていますね。

@バニラ社長が「カーフュー弾力的運用で成田拠点は正解」と発言
 バニラ・エアの石井社長は昨日、成田=ソウル線就航セレモニー後の記者会見で、成田空港について「カーフュー弾力的運用を2月に雪で4便運航した。成田空港を拠点としてを正解だった。(成田空港の)対応は改善しつつあるが、LCC 専用ターミナルの賃料などについても、もう少し応援して欲しい」と述べました。また、今後の見通しについて、2015年度の単年黒字化を目指す考えを表明しました。
【コメント】利益最優先の姿勢が露骨です。“社長の鑑”ですね。真夜中に騒音を聞かされる周辺住民の気持ちを考えた事があるのでしょうか?

@日本航空のB787-8型機が貨物室消火装置不具合で遅れる
 現地時間1日午後5時頃、北京発羽田行きの日本航空22便・B787-8型機の出発前点検で、貨物室の消火装置に不具合が見つかりました。この整備のため、同便は2時間13分遅れて出発しました。

@ロス国際空港でカンタス航空機同士が接触
 現地時間2月27日午後9時頃、米国ロサンゼルス国際空港で、カンタス航空の A380型機と B747型機の主翼先端が接触し、双方が損傷しました。当時、両機には乗客は乗っていませんでしたが、この事故で、2便が欠航となりました。
【コメント】大幅な赤字と5000人の削減が発表されたカンタス航空ですが、社員の中に動揺が拡がっていることはないですよね。
 写真は第2ターミナル駐機場に駐機する、アボリジニ塗装のカンタス航空・B747型機です。


*3月1日

@2月のアクセス数は27,544回でした。

@バニラ・エアの成田=ソウル線が今日から就航
 今日からバニラ・エアの成田=仁川線が就航しました。初便は午前6時にソウルに向け出発しました。1日2往復の運航となります。

@国土が複数空港閉鎖時の代替着陸を航空交通管理センターに一元化へ
 今日の東京新聞によりますと、国土交通省は大震災などで、大きな空港が使えなくなった場合に備え、代替着陸を国交省の航空交通管理センター(福岡)で一元管理する管制方式を今月中にも運用開始する方針です。2011年3月11日に起こった東日本大震災の時には、成田空港が使えなくなり、羽田空港も一時的に使えない状態になりました。この時に、代替空港を探している内、燃料不足に陥り「緊急事態」を宣言した航空機が14機に達しました。通常「緊急事態」宣言は年間で数機しかありません。この時は、国内航空会社便は航空会社が代替空港を探し、外国航空会社便は国交省の航空交通管理センターが代替空港を指示しました。今回はこの両方を一元管理し、燃料不足が深刻なものから代替空港を割り当てるものです。

@スカイマークがA330-300型機の1号機と2号機を受領
 エアバスは現地時間先月28日、スカイマークに A330-300型機の1号機と2号機を同時に引き渡した、と発表しました。スカイマークは A330-300型機を4月18日から羽田=福岡線に投入する計画です。明日、羽田空港に到着する予定、とのことです。


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