2016年4月前半の出来事


*4月15日

@「平成28年熊本地震」航空機への影響
 昨日の夜に発生した「平成28年熊本地震」ですが、ジェットスター・J の成田=熊本線への影響はありませんでした。Spring Japanの成田=佐賀線も通常通りの運航です。しかし、詳細は分かりませんが、午後3時頃、熊本空港に着陸した小型プロペラ機のタイヤがパンクし、滑走路が閉鎖された、との報道があります。
 また、スカイマークとジェットスター・J は九州路線や熊本路線の予約取り消し手数料を無料にする告知を行っています。詳しくは各社のホームページを見て下さい。
 さらに、全日空や日本航空は九州新幹線が運行を停止していることから、九州方面への臨時便を出すことにしています。

@ MRJ の緊急時修理を「MROジャパン」に委託することで調整
 今日の中日新聞によりますと、三菱航空機会社は三菱リージョナルジェット(MRJ)の緊急時の修理を全日空グループの機体整備会社「MROジャパン」に委託する方向で調整を進めている、とのことです。通常の点検・整備は航空会社が行いますが、故障や事故に伴う修理は機体製造メーカーが行う事になります。


*4月14日

@香港航空が7月1日から成田=香港線を1日2便で開設
 昨日の「Traicy」によりますと、香港航空は7月1日から成田=香港線を1日2便で新規就航します。成田発は午前9時30分と午後3時55分のダイヤとなります。航空券の発売は明日からになります。
 写真は以前、成田空港に着陸する香港航空機です。同航空は2010年に成田空港へ新規乗り入れしましたが、2013年に撤退しています。

@今日、成田空港でテロ対策訓練
 今日、成田空港第2ターミナルで、テロを想定した訓練が行われました。訓練には約170人が参加し、荷さばき場で爆発物が爆発した、との想定で旅客の避難誘導や、けが人の救護訓練や、爆発物の入ったバッグの処理訓練などが行われました。

@6月1日に「HRET型空港用化学消防車」を導入、国内初
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、6月1日から国内初導入となる「HRET型空港用化学消防車」2台を導入する、と発表しました。この消防車は放水銃を操作員のかなり前方や高い位置から操作することが出来ます。

@エアバスがA380型機の2機キャンセル、2機発注を発表
 11日のブルームバーグジャパンによりますと、11日公表されたエアバスの月間改定で、インド洋の仏領レユニオンに本拠を置く航空会社エール・オーストラルが発注していたA380型機2機がキャンセルされた、と報じました。この発注では座席数を840席とすることで話題となりました。
 一方、エアバスはA380型機の新たな受注を2機受けた事が明らかになりました。しかし、顧客名は明らかにされていません。A380型機の受注は昨年末の全日空発注以来となります。
 現地時間13日付けのATW によりますと、エミレーツ航空が新たに2機のA380型機を発注した、と報じています。

@エア・バルティックがCS300型機7機を確定発注に切り替え
 ラトビアのエア・バルティックはボンバルディア社に対して、2014年2月にオプションとして契約していたCS300型機7機を確定発注に切り替えました。これで、10機のオプション全てを確定発注に切り替えたことになります。


*4月13日

@11日深夜、「カーフュー弾力的運用」3回目が発生
 11日深夜、「カーフュー弾力的運用」3回目が発生しました。福岡発成田行きのジェットスター・J 518便・A320型機が、前便で成田空港の出発制限で遅れ、加えて、上空の強い風により福岡到着が遅れたための、玉突き遅延によって午後11時1分にB滑走路に着陸したものです。

@ NAA が「新たな『エコ・エアポートビジョン』及び『エコ・エアポート基本計画』」を発表
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「新たな『エコ・エアポートビジョン』及び『エコ・エアポート基本計画』」を発表しました。「エコ・エアポートビジョン2030」は2030年までに目指すもの、「エコ・エアポート基本計画」は2016〜2020年度に取り組むものとなっています。
【コメント】詳細はまだ、読んでいませんが、表題を見て奇異に感じたことは、空港運営者にとって環境問題で真っ先に考えなければならないことは、「騒音の軽減」だと思うのです。しかし、「エコ・エアポート基本計画」の「周辺環境への取り組み」では、5項目の一つとして「・航空機騒音による環境負荷低減」と上げられているのみです。CO2の5%削減や、廃棄物処分量の3%削減などには数値目標を掲げていますが、騒音については低騒音機の比率や Lden 値の数値目標について、一切触れていません。

@ NAA がターミナルバスで翻訳の実証実験
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、19日から27日までターミナル間連絡バスで、タブレットを使った翻訳サービスの実証実験を行う、と発表しました。タブレット端末と音声翻訳エンジン「NariTra」を使い、外国人の問いかけに対して運転手が答えると、タブレットの音声が英語・中国語・韓国語で案内することになります。

@羽田で中国国際航空機が管制指示無視して着陸
 9日午後1時15分頃、北京発羽田行きの中国国際航空181便・A330型機が着陸しようとした際に、管制官が着陸した航空機が滑走路上に残っている可能性があったため、181便に着陸のやり直しを指示しました。しかし、同機は着陸のやり直しをせずに、そのまま着陸してしまいました。同機は無事に着陸しましたが、国土交通省はこの経緯について、中国国際航空側に経緯を問い合わせている、とのことです。中国国際航空のパイロットは管制官の指示を再度確認していた、とのことです。

@ MRJ の訓練施設として山形空港と庄内空港が有力
 今日の「河北新報」によりますと、三菱リージョナルジェット(MRJ)のパイロット訓練施設の設置場所として、山形空港と庄内空港が有力となっている、と報じました。山形空港には日本航空、庄内空港には全日空がそれぞれ就航しています。両社や国土交通省は発生が想定される南海トラフ巨大地震に備え、日本海側を中心に候補地の選定を進めている、とのことで、それぞれの空港に3〜4機のフライトシミュレーターを設置し、実機による飛行訓練も行う事になります。

@日本航空が台湾で9年ぶりに客室乗務員を募集
 現地時間11日の台湾「中央社フォーカス台湾? 」によりますと、日本航空は9年ぶりとなる台湾人を対象とした客室乗務員の募集を行う、とのことです。募集人員は約20名とのことです。


*4月11日

@都合により、明日の更新は出来ません。

@全日空のブリュッセル線が今日から再開
 全日空は、今日から成田=ブリュッセル線の運航を再開しました。成田発の231便は午前11時1分に出発しました。当然のことですが、ブリュッセル発の232便は欠航となっています。

@“ジェッタ君”のぬいぐるみは売っていない
 先日、第3ターミナルから出発する時に、サテライトにあるジェットスターのショップに寄りました。そこで、ジェットスターのマスコットである“ジェッタ君”のぬいぐるみの小さいものを買おうかな、と思ったのですが、店員さんに聞いたら「ジェッタ君のぬいぐるみは作られていません」とのことでした。当然、売っていると思っていましたので、びっくりしました。今の所、販売する予定はない、とのことでした。


*4月10日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用2回目」が発生
 昨日深夜「カーフュー弾力的運用2回目」が発生しました。深セン発成田行きの深セン航空9065便・B737型機がコース上の悪天候による、出発制限のため、到着が遅れ、午後11時19分にA滑走路に着陸したものです。

@開業1年の第3ターミナルは旅客数が想定の9%増
 8日で開業満1周年を迎えた第3ターミナルですが、昨年の開業から3月末までの旅客数は約600万人と想定の550万人を9%上回りました。入居する店舗の売上げも想定の35%増となっています。また、第3ターミナルを利用する航空会社の搭乗率は約90%となっています。発着回数は当初見込みの3万5000回〜4万回の想定範囲内で約3万9000回となりました。
【コメント】順調に推移しましたが、その分、早くも混雑がひどくなっています。私も、3月23日に開かれた第42回騒音対策委員会(3月24日の出来事参照)で「今やるべき事は第3滑走路建設検討でなく、新ターミナルの新設ではないか」と指摘しました。

@IBEX 機がエンジン排気温度異常で引き返す
 昨日午前11時20分頃、大阪発福島行きのIBEXエアラインズ75便・CRJ200型機が、滋賀県上空を飛行中に、左エンジンの排気温度が高くなった、との警告が出ました。このため、同機は大阪空港に引き返し、同11時55分に無事緊急着陸しました。点検したところ機体には異常はありませんでした。原因を調査するため、同便は欠航となりました。

@スカイマークの3月搭乗率が87.3%
 スカイマークが昨日発表した「3月輸送実績」によりますと、提供座席は前年同月比(以下同じ)3.0%減、旅客数は10.6%増となりました。搭乗率は9.6ポイント増の87.3%と、過去5年間で3月としての最高を記録しました。
 「運航実績」では欠航率が1.6%、定時遅延率が15.1%となっています。

@フライドバイ機墜落原因は操縦ミス
 先月19日に起こったフライドバイ機の墜落事故について、旧ソ連諸国でつくる国家間航空委員会は現地時間8日、「原因はパイロットの操縦ミス」とする報告書を発表しました。1回目の着陸を断念した後、パイロットは自動操縦から手動操縦に切り替え、2回目の着陸の際に高度900mに上昇した後、操縦ミス(操縦桿操作とスタビライザーのセット)により急降下して、時速600Kmで地面に激突した、としています。


*4月9日

@昨日の夜、午後10時59分に離陸と着陸
 昨日の「成田国際空港カーフューメール 」によりますと、成田発アンカレッジ行きの日本貨物航空160便・B747-8F型機が午後10時59分に出発し、新千歳発成田行きのジェットスター・J 116便・A320型機が午後10時59分に着陸しました。結果的に運用制限開始直前でしたので、「カーフュー弾力的運用」は発生しませんでした。

@2015年度の嘉手納町の騒音発生回数は6.1%増の約4万5000回
 沖縄嘉手納町が昨日発表した、2015年度の嘉手納町の騒音測定局3局で測定した航空機騒音の回数が、前年度比(以下同じ)6.1%増の4万4928回となりました。町民からの苦情は92件増の302件に達しました。この内、深夜・早朝の騒音に対する「眠れない」「うるさい」などの苦情が最も多かった、とのことです。騒音評価値「 Lden 」では、屋良地区が68.4dB、嘉手納地区が61.0dBで環境基準の57dBを上回っていました。写真は嘉手納基地のパノラマ写真です。

@中国政府が爆買い対策で関税を引き上げ
 現地時間8日、中国政府は中国人観光客が海外で購入した商品にかける関税を大幅に引き上げました。政府は中国人観光客が海外で大量に買い物をする事が、国内の消費低迷の一因となっているとみています。また、これに合わせて空港での検査を強化しました。


*4月8日

@首都圏鉄道整備答申案に成田空港と羽田空港直結線を盛り込む
 国土交通省の諮問機関・交通政策審議会の小委員会は昨日、国土交通省が示した首都圏鉄道整備答申案を大筋で了承しました。この中には成田空港=羽田空港間のアクセスを短縮する「押上=泉岳寺を結ぶ都心直結線」の新設も盛り込まれています。

@全日空と日本航空が 6・7月の燃油サーチャージもゼロに
 全日空と日本航空は国際線運賃にかける燃油サーチャージャーを6・7月もゼロにする事を決定しました。これにより、夏休みの海外旅行需要を喚起することになります。

@航空貨物価格下落し、アジアの航空会社に影響
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、この所、航空貨物の運賃が下落しており、アジアの航空各社が貨物輸送量を減らしている、とのことです。航空貨物運賃は2月に少なくとも2008年以降で最安値まで落ち込んでおり、背景にはアジアの航空各社で新造機の受領が相次いでいることにある、としています。しかし、貨物専用機を持たない日本航空は影響は少なくてすむ、としています。

@自衛隊機は山腹に墜落、6人は心肺停止
 6日に行方不明となった航空自衛隊検査機 U125 型機ですが、高隈山の御岳山頂の東約600mでばらばらになった残骸が発見され、防衛省も「墜落した」と発表しました。昨日の出来事では「心肺停止状態の6人を発見」と書きましたが、これは、防衛省の発表が間違っていました。夕方「心肺停止状態の1人」と訂正され、夜に入って「心肺停止の4人発見」となりました。今日午前、残る2人も心肺停止で発見され、6人全員が見つかりました。原因については今の所、何の発表もありません。管制官との交信では約4分前まで正常に交信が行われていた、とのことです。


*4月7日

@第2から第3への連絡バス向けに今年度中に横断道路を整備
 今日の「SankeiBiz」によりますと、3月25日の出来事で書いた第2ターミナルから第3ターミナルへの連絡バスのルート短縮ですが、成田国際空港株式会社(NAA)では右回りの環状道路の途中に短縮道路を設け、約半分の5分程度で第2ターミナルから第3ターミナルにいけるように道路を改修し、今年度中にも供用開始させる計画、とのことです。また、このターミナル間連絡バスの発着頻度も多くする計画、とのことです。

@オーストリア航空が成田=ウイーン線を9月4日から運休へ
 今日の「トラベル・ボイス」によりますと、オーストリア航空はこのほど、9月3日で現在毎日運航している成田=ウイーン線を運休することを明らかにしました。3年前ほどから為替変動の影響や日本経済の減速などで厳しい競争下におかれ、「オーストリア航空にとって不採算路線になった」としています。

@来年春の卒業生人気ランキングで NAA が106位に上昇
 株式会社「学情」が昨日発表した「2017年卒 就職人気企業ランキング【速報】」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は昨年の148位から106位に上昇しました。航空関係では全体の1位が全日空、2位が日本航空、76位にスターフライヤーが入りました。

@ NAA が「CBRNE」訓練を14日に実施
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、テロなどが発生した場合の「CBRNE」訓練を14日午前、第2ターミナル手荷物受取所などで行う、と発表しました。

@「JCSI(日本版顧客満足度指数)」調査で国際線は日本航空が1位に
 今日の「トラベルビジョン」によりますと、サービス産業生産性協議会が先ごろ実施した「JCSI(日本版顧客満足度指数)」調査で、国際線部門の満足度で1位が日本航空、2位がシンガポール航空、3位が全日空となりました。また、国内線部門の満足度は1位がスターフライヤー、2位が全日空、3位がスカイマークとなっています。なお、国際線部門と国内線部門の調査対象航空会社はそれぞれ8社でした。

@日本航空が国内線A350型機にファーストクラス
 日本航空の大西会長は現地時間5日、ダラスで共同通信とのインタビューに応じ、2019年に導入する予定のA350型機国内線仕様機に、ファーストクラスを設ける計画と語りました。

@航空自衛隊の検査機が鹿児島県の高隈山付近に墜落、6人が心肺停止
 昨日午後2時35分頃、航空自衛隊入間基地所属の航空自衛隊検査機 U125 型機がレーダーから消え行方不明となりました。同機は海上自衛隊鹿屋航空基地周辺の点検を行っていました。行方不明になった当時、同機は鹿屋基地の北約10Km・高度880mを飛行中だった、とのことです。同機にはパイロットや無線員など6人が乗っていました。当時の現場付近は霧が濃かった、とのことです。
 今日午後1時半頃、捜索にあたっていた自衛隊員が鹿児島県の高隈山付近で、心肺停止状態の6人を発見し、機体の一部も確認しました。


*4月6日

@成田空港の3月総貨物量は10.8%減に、9ヶ月連続のマイナス
 東京税関が今日発表した「成田空港3月貨物量」によりますと、総貨物取扱量は前年同月比(以下同じ)10.8%減となりました。9ヶ月連続のマイナスとなります。輸出量は27.3%減で9ヶ月連続のマイナス、輸入量は11.2%減で19ヶ月連続のマイナスでした。

@全日空の成田=ブリュッセル線が11日から再開の方針
 全日空は、現地時間先月22日に発生したテロの影響で、運休中の成田=ブリュッセル線を11日から再開する方針を固めました。

@A滑走路西側の県警ヘリ格納庫が昨日落成
 2日の出来事で書いたヘリ格納庫ですが、千葉県警航空隊の格納庫でした。昨日、千葉県警航空隊の拠点となる、このヘリコプター格納庫の落成式が行われました。この拠点は千葉県警のヘリ3機と隊員19人で構成されています。

@国土が羽田新飛行ルート第2フューズでの意見案を公表、意見を12日まで募集
 国土交通省は先月25日、羽田空港都心ルートの説明会「第2フェーズ」で寄せられた、参加者からの意見の要旨案を公表しました。この要旨案についての意見を12日期限で募集しています。
【コメント】問題は影響を受ける住民へ直接する、言わば「学校型説明会」を行うかどうかです。直下になる自治体などからも「住民に対する丁寧な説明を」との要望や決議が出されていますが、国土交通省はこの点について、今もって、はっきりした方針を示していないようです。やる気がないのでしょうか。

@ GW の海外旅行人数は2.8%増の見込み、JTB 調査
 JTBが昨日発表したゴールデンウイーク(4月25日から5月5日)の旅行動向調査によりますと、海外旅行人数は前年同期比(以下同じ)2.8%増となる見込みです。長期の休みが取りやすい日並びの良さ、燃油サーチャージャーの下落、円高傾向などが影響している、としています。また、国内旅行人数は0.2%増と微増の見込みです。しかし、費用についての質問では「今まで通り」が55.8%、「支出を増やしたい」は1.7ポイント減の15.0%、「支出を減らしたい」は0.9ポイント増の27.1%となっています。

@イースタン航空がB737-800型機10機をB737MAX型機に変更
 今日の「Fly Team」によりますと、米国・イースタン航空はこのほど、B737MAX型機10機を確定発注し、10機をオプションとする契約しました。これは、2014年5月に発注したB737-800型機を切り替えたもの、とのことです。


*4月5日

@2015年旅客数で成田空港は17位、貨物量は8位に
 国際空港評議会(ACI)は現地時間4日、世界1,144空港の2015年旅客数などを発表しました。これによりますと、成田空港旅客数は前年比3.2%増で、1ランクダウンの17位となりました。また、貨物量では前年度と同じ8位となっています。

@ジェットスター・J が成田=那覇線を夏季ダイヤで増便
 見落としていましたが、ジェットスター・J は先月27日からの夏ダイヤで成田=那覇線を1日最大4便から1日最大5便に増便しました。

@ヘリスポットが2スポットから5スポットに
 先月17日に成田空港A滑走路西側にあるヘリポートに、ヘリスポットが3ヵ所増設され、計5スポットとなりました。

@23日に恒例の「空市」が第2ターミナル前で開催
 成田国際空港振興協会は23日に「空市」を、第2ターミナル前中央広場で開催します。成田空港周辺地域の特産品の販売や妖怪ウオッチキャラクターショーなどが行われます。

@ LCC 選びは運賃よりもチケットの買いやすさが大事
 オリコンが昨年11月25日から12月1にかけて実施した LCC 国内線LCC 国際線の満足度調査によりますと、国内線では1位がSpring Japan、2位がピーチ・アビエーション、3位がジェットスター・J 、4位がバニラ・エアとなりました。国際線では1位がバニラ・エア、2位がピーチ・アビエーション、3位がチェジュ航空、4位がジェットスター、5位がジェットスター・アジア、となっています。調査対象は過去1年間に LCC を利用した国内線が766人、国際線が1208人でした。この調査で特徴的なのは圧倒的に重視されたのが「価格の安さ」ではなく、「購入手続のしやすさ」でした。これは、利用者の間に「 LCC だから安くて手当たり前」という考えが浸透し、実際にも、価格差がそれほど大きくなっていないことにあるようです。しかし、今回のランキングではどの会社もポイントが僅差だったことから、今後のランキングでは順位が上下する可能性が大です。

@デルタ航空が「ニッポン500マイルキャンペーン」を来年3月末まで延長
 デルタ航空はこのほど、日本の国内線ならば、どこの航空会社の便であっても1フライトごとに、デルタ航空のマイレージサービス500マイルを進呈する「ニッポン500マイルキャンペーン」を来年の3月31日まで延長すると発表しました。ただし、デルタ航空のマイレージ会員に登録する必要があります。一般会員は10フライト分(合計5000マイル分)が申請できます。年会費が12000円+税のメダリオン会員は40フライト分(合計2万マイル分)まで申請できます。申請は搭乗券の控えをFAXか郵送で送る必要があります。
【コメント】日本の国内線で提携する航空会社も持っていないデルタ航空はこのようなサービスで知名度を上げ、日本人の顧客を増やす作戦ですね。上手いサービスと思います。

@ジャカルタの空港の滑走路上で旅客機同士が接触、けが人は出ず
 現地時間4日午後8時頃、インドネシア・ジャカルタのハリム空港で、離陸しようとしていたバティック航空のB737型機が、滑走路上にいたトランスヌサ航空の双発プロペラ機に接触する事故が発生しました。バティック航空は主翼から炎が上がり、乗客・乗員約60人は緊急脱出しましたが、けが人はありませんでした。トランスヌサ航空機は牽引車に引かれ移動中で、機長1人が乗っていましたが、無事でした。原因は調査中、とのことです。

@アラスカ航空がヴァージン・アメリカの買収を発表
 現地時間4日、アラスカ航空グループはヴァージン・アメリカを26億ドル(約2900億円)で買収する、と発表しました。これにより、アラスカ航空は手薄だったカリフォルニア州に事業を拡大でき、混雑空港であるニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港やラガーディア空港、ロナルド・レーガンワシントン国際空港などへのアクセスを強化できることになります。

@米国内線でUA の客室乗務員が脱出シューターで先に降りる珍事
 現地時間4日、サクラメント発ヒューストン行きのユナイテッド航空1246便で機体が駐機スポットの所定の位置に停止したとたん、客室乗務員の一人が前の右側扉を勝手に開け、シューターを降ろして滑り降りて、立ち去る出来事がありました。当時、同機は全く正常でした。今の所、動機などは分かっていません。同航空はこの客室乗務員を乗務停止処分としました。


*4月4日

@エアタヒチヌイが来年1〜3月に成田=タヒチ線を週1便増便
 エア タヒチ ヌイは来年1月17日から3月29日まで、現在週2便で運航している成田=タヒチ線を週3便に増便することを明らかにしました。成田発水曜日・タヒチ発金曜日便を増便します。旅行に適したシーズンに増便することにより、日本人旅行者を上積みしたい、としています。
 写真は第2ターミナルに駐機する、エアタヒチヌイ機です。

@昨年10月〜12月の欠航率と遅延率は?

ワースト 5
欠航率
遅延率
順位
航空会社
順位
航空会社
1位
スターフライヤー
1.28%
1位
ジェットスター・J
18.36%
2位
エアドゥ
1.18%
2位
ピーチ
14.93%
3位
日本航空
0.83%
3位
エアドゥ
11.70%
4位
ジェットスター・J
0.82%
4位
バニラ
10.35%
5位
全日空
0.72%
5位
スカイマーク
9.52%
 国土交通省が先月24日に発表した「航空輸送サービスに係る情報公開(平成27年度第3回)」によりますと、国内航空会社11社の昨年10月〜12月の欠航率と遅延率の、ワースト5は表のようになっています。この第3期と次の第4回(1〜3月期)は雪の影響がありますので、北海道と東北に路線の多い航空会社は不利になります。エアドゥが欠航率と遅延率で、それぞれワースト2位、3位を占めているのも、同社が新千歳空港を拠点としているためのように思います。また、機材を目一杯使っている LCC は北の空港で雪のための遅延が発生すると、玉突きに後続便が遅延してしまいますので、これも不利になります。

@昨年度の重大トラブルは39件とこの10年で最悪
 1日のNHKニュースによりますと、2015年度の国内での航空機重大トラブル(多分、事故と重大インシデントを合わせたもの)が39件となり、前年度の1.8倍になりました。これは、過去10年で最も多くなっています。事故による死者も、地上で巻き込まれた人も含め7人に上っています。

@欧州の航空会社で機内販売の釣り銭ごまかしが多発?
 昨日の「press digital japan 」によりますと、世界の航空便予約ポータルサイト「JetCost」が行ったアンケート(多分、航空機乗務員への)で、スペインの客室乗務員の24%が機内販売の釣り銭を少なく渡し、年間平均約151ユーロ(約2万円)を懐に入れていた、とのことです。スペインだけではなくドイツの客室乗務員も29%が行った経験がある、と答えています。詐欺した金額は最高で同524ユーロ(約6万円)にも達する、そうです。
【コメント】外貨の換算が難しいとか、乗客一人一人にとっては少額ですから、分からなかったり、面倒だったりして、そのままにする、と言う事もあるのでしょうね。


*4月3日

@2016年度「カーフュー弾力的運用」1回目が発生、昨年度は65件
 昨日深夜、2016年度「カーフュー弾力的運用」1回目が発生しました。ニューヨーク発成田行きの全日空103便・B777型機が、ニューヨークの悪天候(雷)による離陸制限のために遅れ、午後11時11分にA滑走路に着陸したものです。
 なお、昨年度の発生件数は前年度比9件増の65件でした。

@「成田空港に乗り入れているLCC」にティーウエイ航空を追加
 「資料室」の「成田空港に乗り入れているLCC」にティーウエイ航空を追加し、一部写真を差し替えました。

@モーリシャスで発見の破片はマレーシア航空370便の可能性
 現地時間3月31日、インド洋の島国モーリシャスのロドリゲス島の海岸で観光客が発見した、航空機のものと見られる破片が、マレーシア航空370便・B777型機のビジネスクラス客室の内壁である可能性が高いことが分かりました。この破片は現在現地警察が保管しており、マレーシア当局が検証することになるようです。


*4月2日

@新ヘリポート格納庫が供用開始?
 昨日、ひこうきの丘に行ったところ、A滑走路南端西側に建設中だった、新しいヘリポート格納庫脇に、写真のように千葉県警のヘリコプターが駐機していました。警察関係などが使うヘリ格納庫の供用が開始されたのでしょうか。まだ、正式な発表はありません。警備上の都合から、公式発表はないのかも知れませんね。

@ギャレーでヨガをした男性が暴れたため、ユナイテッド航空機が引き返す
 現地時間3月26日、ホノルル発成田行きのユナイテッド航空機内で食事の提供中、客室乗務員の制止を無視して、後部ギャレーでヨガをした72才の韓国人男性が暴れたため、ホノルルに引き返す出来事がありました。男性は結婚40周年記念でホノルル旅行をした帰りでした。客室乗務員や妻が席に戻るように説得し、同乗した海兵隊員が取り押さえようとすると、頭突きなどで暴れたそうです。男はホノルル空港で逮捕され、拘留されましたが、2万5000ドルの保釈金を払い保釈になりました。しかし、旅券は没収され、オアフ島から出ないように命令されました。

@ FAA がB787型機の速度計が突然狂うトラブルで改善命令
 米国連邦航空局(FAA)は現地時間1日、B787型機で突然に、実際の対気速度と異なる非現実的な対気速度の低下が示されることがあり、これが原因でパイロットが速度を上げるために、急降下を行う事があり、場合によっては制限速度を超過して、空中分解の危険があると警告しました。そして、B787型機を運航する航空会社に対して、飛行マニュアルを直ちに改訂するように耐空性改善命令を出しました。すでに、ボーイング社は現地時間3月4日に航空会社に対して同様の勧告を行っています。原因はまだ、特定されていませんが3本ある速度を測るピトー管に関係がある、と見られています。


*4月1日

@3月のアクセス数は26,782回でした。

@チュニジア国籍の男が出入国審査官を殴り逮捕
 昨日午後7時35分頃、成田空港第2ターミナル3階の国際線出国審査場で、34才のチュニジア国籍の男が東京入国管理局の審査官を殴り、現行犯逮捕されました。男は難民申請を取り下げて帰国しようとしましたが、その書類に不備があり、指摘され激高した、とのことです。
【コメント】今日、第2ターミナルに行きましたが、1階のエレベータのところで、外国人女性2人を7〜8人の警察官が囲んで、尋問のようなことをしていました。通訳を通して、「お金を盗ったのか?」などの言葉が漏れ伝わってきました。これからも、このような風景が増えるのかも知れません。しかし、こんなに大勢の警察官が取り囲む必要があるのでしょうか。私もやられたこと(2013年6月30日出来事参照)がありますが。

@8日から第3ターミナル開業1周年のキャンペーン
 成田国際空港株式会社(NAA)は第3ターミナル開業1周年の記念キャンペーンを8日から行うと発表しました。オリジナルエコバッグの配布や入居店舗の割引などを行います。

@日本航空のシステムでトラブル、174便が欠航、成田空港は遅れる便多数
 今日午前8時前に、日本航空の機体バランスをチェックするシステムに不具合が発生しました。この不具合で、全国の空港で174便が欠航し、遅延も相次ぎました。システムは午前10時頃復旧しました、成田空港でも、欠航は出なかったものの、最大約50分の遅れが出ました。

@今日からデルタ航空が契約日本人客室乗務員を全員正社員に
 今日の「しんぶん赤旗」によりますと、デルタ航空は契約社員の日本人客室乗務員を全員正社員としました。2014年に人員削減で解雇された契約社員についても希望者を正社員として職場復帰させます。


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