2017年6月前半の出来事


*6月15日

@キャセイが冬季ダイヤで台北経由の成田=香港線を1便増便
 今日の「Aviation Wire」によりますと、キャセイ航空は10月29日から始まる冬季ダイヤで、成田=台北=香港線を1日1便増便することを明らかにしました。これで、同航空の成田=香港線は直行便が1日4便、台北経由便が同2便の合計同6便となります。
 なお、現在キャセイドラゴン航空(旧香港ドラゴン航空)が運航している羽田=香港線は運休し、キャセイ航空として1日2便を運航する、とのことです。

@ベトジェットが来年5月にも成田空港に乗り入れの計画
 昨日の「トラベルビジョン」によりますと、「CAPA LCC イン ノースアジア サミット 2017」に出席しているベトナムの LCC 「ベトジェット」のボードメンバーを務めるチュー・ビエット・クオン氏は、昨日のパネルディスカッションで「来年2月に関西=ハノイ線、3月には関西=ホーチミン線を開設する予定」と述べ、さらに、5月には成田=ハノイ線、成田=ホーチミン線を開設したい」と述べました。

@三菱航空機会社社長が「全日空への初号機を2019年に前倒しで取り組んでいる」
 今日の「日刊工業新聞」によりますと、三菱航空機会社の水谷社長は全日空への初号機納入について、「2019年を念頭に置いて作業している。めどが付いたと言えるほどではないが、社内では何とか19年に頑張ろうと話している」と述べ、延期して2020年半ばとしていた初号機納入を前倒する可能性を示唆しました。

@ MRJ 試験3号機がレイキャビックに到着
 「Flightradar24」によりますと、三菱リージョナルジェット試験3号機ですが、カナダ東岸のグース・ベイ空港を世界標準時14日14時45分に出発し、飛行時間3時間35分かけて、アイスランドのレイキャビックに無事到着しています。


*6月14日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」16例目が発生
 昨日深夜、2017年度「カーフュー弾力的運用」16例目が発生しました。
・16例目 成田発広州行きの全日空8489便・B767-300型機が、前便での厦門空港の悪天候による管制制限のために出発が遅れた玉突き遅延で、成田空港到着が遅れ、午後11時24分にB滑走路から出発したものです。

@ NAA の今年の配当金は過去最高の76億800万円に
 成田国際空港株式会社(NAA)の2017年3月期の配当金は一株当たり3804円、総額で、国へ76億800万円を支払います。この額は昨年よりも3億3000万円多くなり、過去最高となります。

@バニラが成田空港の運用時間に言及、 LCC サミットで
 13日から関西空港で開かれている「CAPA LCC イン ノースアジア サミット 2017」で、今後の日本 LCC の課題として、参加したピーチの森副社長は「飛行機が飛ぶ回数を最大化することが重要。関空のように24時間空港であらゆる時間帯に飛んでいること」と述べ、バニラの山室副社長は「成田はカーフュー(離発着制限)があり、夜11時までしか運航できない」と述べ、夜間飛行制限がある中でLCCが運航せざるを得ない現状に触れました。
 さらに、ジェットスター・ ジャパンの片岡会長は「日本の LCC はまだまだ伸びる余地があるが、日本を含め、世界各国でパイロットの人数がおいついていない状況。パイロット不足や空港のキャパシティーが課題になるだろう」と述べました。また、 NAA の長田専務も「LCCにとっては、成田空港のカーフューの問題がある。この問題が一番大きな問題で、現在、国や地域と運用時間を拡げるように交渉している」と述べました。
【コメント】 ピーチやバニラは要するに「住民の被害など考慮せずに、“もうけ”のために、俺たちの好きなように飛ばせろ」と言うことなのでしょうね。

@ NAA の長田専務が LCC ターミナルについて「第3ターミナルの拡張か、新ターミナル建設必要」
 13日から関西空港で開かれている「CAPA LCC イン ノースアジア サミット 2017」で、 NAA の長田専務は限界能力に近づきつつある LCC 処理能力について「FSC(フルサービスキャリア)が入る既存のターミナルにLCCを入れたらどうか、という意見があったが、賃料が基本的に違う。より安く使いやすいターミナルが便利だと思う。LCC用のターミナルを作るとなれば、第3ターミナルを拡張するか、新しいターミナルを作らなければいけない」と述べました。

@ MRJ 試験3号機がパリに向け出発か?
 「Flightradar24」によりますと、三菱リージョナルジェット試験3号機(JA23MJ)は世界標準時13日15時37分にモーゼスレイク・フライトテスト・センターから離陸して、東に向かい、2時間40分かけてカナダ・マニトバ州ウィニペグにあるウィニペグ国際空港に、到着しました。さらに、約2時間15分後にウィニペグ国際空港を飛び立ち、3時間36分の飛行で、カナダ東岸ニューファンドランド・ラブラドール州にあるグース・ベイ空港に到着しています。この後、アイスランドのレイキャビックなどを経由して、パリ・エアショーの開催されるル・ブルジェ空港に向かうものと推測されます。

@国土交通省がクロアチアと航空交渉、羽田を除く自由化で暫定合意
 国土交通省は昨日、「日本・クロアチア航空当局間協議の結果について」を発表しました。正式2国間の航空協定に向けての事前協議ですが、暫定的な措置として、二国間枠組みの新規設定(1)二国間輸送について自由な枠組みの設定(羽田空港を除く)、(2)コードシェア枠組みの設定・同一国、相手国、第三国企業との自由な枠組みの設定・国内コードシェアの枠組みの設定、で合意しましたが、すぐに、定期便が就航する情勢ではありません。

@「Spring Japan」が7月1日予約分から手数料を改定
 「Spring Japan」は今日、クレジットカード及びコンビニ等の決済代行会社の手数料値上げを理由とした「Spring Japan支払手数料改定についてのご案内」を掲載しています。7月1日予約分より、手数料が120円値上げとなります。

@琉球エアーコミュータ機が主翼先端を搭乗橋にぶっつけ破損
 今日午前8時37分頃、久米島発那覇行きの琉球エアーコミュータ872便・DHC8-400型機が離陸に向け移動中に、搭乗橋に左主翼先端を接触させました。主翼先端が破損したため、同便は欠航となり、乗客39人は後続便で那覇に向かうことになりました。

@日本航空も燃油サーチャージャーを改訂、ほぼ全日空と同額に
 日本航空は昨日、8・9月の国際線運賃にかける「燃油特別付加運賃」(通称「燃油サーチャージ」)の適用額改定を発表しました。現行のほぼ半額と、先に発表された全日空とほぼ同額となります。


*6月13日

@四者協議会で“静穏な時間6時間”確保案提示、C滑走路供用開始後は実質空港運用時間が19時間半に
 
昨日行われた四者協議会で説明された内容をとりまとめてみます。しかし、四者協議会は非公開で行われましたので、報道関係からの情報のみですので、正確かどうかは分かりません。その中でも、一番分かりやすいのは「Aviation Wire」の記事ではないかと思います。
 また、四者協議会では協議後、確認書を締結しました。今後は地域住民への説明に注力し、理解を得た上で最終的な結論を出すとしている、とのことです。

【運用時間】
2020年のオリンピック・バラリンピックまでにA滑走路の運用時間を午前6時から翌朝午前0時までに1時間拡大する。
その際に、午前0時から午前0時30分までの「カーフュー弾力的運用」を認める。
B滑走路については現行通り午前6時から午後11時迄とする。
午後9時台と10時台の運用便数制限は撤廃する。
C滑走路(第3滑走路)が供用開始になった場合には、空港全体の運用時間を午前5時から翌朝午前0時半までに拡大する。午前0時から午前0時30分までの「カーフュー弾力的運用」を認める。
A滑走路と、B・C滑走路を一体化し、北風の場合、A滑走路からの離陸を午前5時から午後11時迄とし、着陸は午前6時半から翌朝午前0時半までとする。
この時、B滑走路からの離陸は午前6時半から翌朝午前0時半とし、C滑走路への着陸は午前5時から午後11時迄とする。これにより、A滑走路とB・C滑走路の南北地域の静穏時間が各6時間確保できる。
この各時間帯をA滑走路とB・C滑走路で入れ替えて、騒音被害が偏らないようにする。(右図を参照)

【周辺対策】
50万回時のコンターは夜間飛行回数が減ることにより、南北の延長を3%縮小する。
防音工事は従来のペアガラスに加え、浴室や洗面所、トイレも外郭防音工事の対象になるよう検討する。
A滑走路の騒音対策地域は現状維持する。
従来の「横風用滑走路」の騒音対策地域は縮小する。
周辺対策交付金の一部を「地域振興枠」として、優先交付できるようにする。
落下物多発地域については、県や地元市町、 NAA などによる独自の対策を創設。今後、落下物被害のあった地域を対象に移転費用の一部補助を検討する。
騒音地域の線引きについては、従来の運用にとらわれずに、(地域の分断がでないように)柔軟に対処する。
「寝室」の内窓については、「寝室」であれば、家族の人数分の部屋数に実施する。
「寝室」の壁や天井に防音工事が実施されていない場合は、防音工事を実施する。(A滑走路関係を先行する)
・午前5時台と午後11時以降の時間帯に運航する航空機については、低騒音機(B787型機、A380型機、B74-8型機、A320型機、B777型機、B767型機など)に限定する。

となっています。
 また、今後、「具体的な騒音対策区域案」の作成なども含めて、住民への説明を行う、としています。
 協議後の記者会見で小泉成田市長は「いずれも、騒音地域住民の意見や 要望、空港周辺市町の要望を重く受け止め、空港の機能強化と地域住民の生活環境の保全が両立できるよう熟慮を重ねてもらった末の提案だと受け止めている」と評価しましたが、横芝光町の佐藤町長は「地域振興策の具体的な提示がないと説明会は難しいものなる。地域への具体的なメリットを早急に示してほしい」と述べました。
【コメント】今回の対策については「検討する」とされているものが多くあります。今までも合意事項がなかなか具体化されていない過去の経緯から、疑心暗鬼となるのも無理からぬ事ですね。今回も、地域振興策についてはまだまだ抽象的です。今回の「運用時間スライド案」によりますと、確かに6時間の静穏な時間は確保されることになりますが、あくまでも数字上の計算です。"静穏な時間が6時間"あるから“6時間眠れる"というものではないと思います。この時間帯を定期的に入れ替える、と言いますが、私たちの体のリズムがついて行けるかどうかは疑問です。「これを理解しろ」と言うのは無理な話です。私たちは今後も「運用時間は現状維持」を求めて、今行っている署名活動を続けていきます。

@エジプト航空が10月29日から成田=カイロ線を再開、週1便
 昨日の出来事で書いたエジプト航空の東京=カイロ線復活は、やはり、成田=カイロ線でした。当面週1便(成田発着日曜日)で10月29日から運航を開始し、予約が好調ならば、増便する、とのことです。

@ NAA が株主総会を告示、新取締役に国土交通省から天下り
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、27日に開かれる株主総会の告知を掲載しました。新取締役候補として現・国土交通省大臣官房審議官の松本大樹氏が入っています。
【コメント】いつの間に、天下りは自由になったのでしょうか?

@全日空の佐賀→羽田便がエアコントラブルで欠航
 昨日午後6時55分発の佐賀発羽田行きの全日空458便が、エアコン系統の部品に不具合が見つかったために、欠航となりました。乗客は福岡空港発の便に振り替えました。
【コメント】この所、全日空機のトラブルが多いような気がします。大丈夫でしょうか。路線の拡大に伴い、機材も増えて整備が十分出来ていないのではないかと心配です。

@サンフランシスコ連邦高裁が入国制限大統領令一時差し止めを支持
 サンフランシスコ連邦高裁は現地時間12日、イスラム圏6カ国からの入国を制限する米大統領令を巡る、ハワイ州の連邦地裁が下した大統領令の一時差し止め処分を支持する判断を下しました。大統領側はすでに、最高裁に上告していますので、舞台は最高裁に移ることになります。

@イラン・アーセマン航空がB737MAX型機を30機確定発注
 ボーイング社はイランのアーセマン航空からB737MAX型機を30機の確定発注を受けました。オプションとしての30機も含みます。この発注は4月の覚書に基づきます。受領は2022年から始まります。
【コメント】トランプ米国大統領は素直に認めるのでしょうか。


*6月12日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」15例目が発生
 昨日深夜、2017年度「カーフュー弾力的運用」15例目が発生しました。
・15例目 上海発成田行きの中国国際航空157便・B737-800型機が、前便で悪天候のために遅れた玉突き遅延のため、午後11時38分にA滑走路に着陸したものです。

@エジプト航空が東京=カイロ線再開を発表、今秋から
 今日の「日テレNEWS」によりますと、エジプト航空は現地時間11日、運休しているエジプト・カイロ=東京線を秋から再開する、と発表しました。当初は週1便で利用客が多ければ増便する、としています。カタールと周辺7各国の国交断絶が背景にあるものと見られます。現在、日本からエジプトに行くルートの一つが、カタールのドーハ経由となっています。
【コメント】日テレでは「東京」としか書いてありませんが、再開されるとなると、テロなどで需要が落ち込んで、2013年7月11日に運休した成田=カイロ線のことと思われます。

@成田空港で保安検査員の協議会開催
 今日のNHKニュースによりますと、成田空港で保安検査場の保安検査員の技能を競う大会が開かれました。大会には成田空港で保安検査を委託されている3つの会社から、各1チームが参加しました。競技は実際の検査レーンを使って、20人の乗客役の手荷物を検査しました。刃物などの危険物を見つけることや、機内に持ち込めないものを乗客に正確に説明できるか、などを競っていました。

@東京会議所が「オリンピック後に羽田新滑走路検討を」と提言
 東京商工会議所は9日、「首都圏の社会資本整備に関する要望」をまとめましたが、この中で羽田空港と成田空港の機能強化について「2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催以降の方策として提案されている滑走路の増設についても、港湾機能との共存に配慮した上で、鋭意、検討を進められたい。また、後述の通り、成田空港の機能強化に向けて提案されている方策についても、関係する地方公共団体等との議論を深めて着実に推進していくべきである。」と述べています。
【コメント】「新滑走路」と言っても、財政的にも技術的にも実現は容易ではありません。「それが無理なら、都心ルートの時間帯を拡げろ」などの議論が出てくる可能性がありますね。心配です。

@中国東方航空機のエンジンカバーに大穴が開き、シドニー空港に引き返す
 今日の「CNN」によりますと、現地時間11日、シドニー発上海行きの中国東方航空機・A330-200型機が離陸直後にエンジンカバーが破損し、シドニー空港に引き返すトラブルがありました。幸い乗客にケガはありませんでした。


*6月11日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」13・14例目が発生
 昨日深夜、2017年度「カーフュー弾力的運用」13・14例目が発生しました。
・13例目 成田発上海行きの中国国際航空920便・A330-200型機が、前便で上海空港の悪天候(雷雨)のために、出発が遅れた玉突き遅延で、午後11時10分にA滑走路から離陸したものです。
・14例目 成田発アンカレッジ行きの日本貨物航空160便・B747-8F型機が、前便で上海空港の悪天候(雷雨)のために、出発が遅れた玉突き遅延で、午後11時25分にA滑走路から離陸したものです。

@バニラの2号機の垂直尾翼先端欠落写真
 今日の「sorakara-gonのブログ」さんによりますと、昨日、バニラの2号機(JA02VA)が垂直尾翼先端がない状態で成田空港の駐機場に駐機しており、作業車が修理に当たっていた、とのことで、写真が掲載されています。写真を見ますと、「引きちぎられた」と言うよりも、「取り外された」状態のようです。いずれにしても、何らかの不具合があったのではないでしょうか。「Flightradar24」によりますと、この機体は9日午前8時頃から今日午前9時頃まで、フライトは休んでいたようです。今日は成田=札幌線で使われています。

@香港ドラゴン航空機が小松空港の航空図を忘れて、香港に引き返し
 現地時間6日の香港各紙によりますと、細かいことは不明ですが、現地時間1日に運航された香港発小松行きの、香港ドラゴン航空機のパイロットが、小松空港の航空図を忘れたため、香港に引き返す出来事があった、とのことです。

@北朝鮮の高麗航空機がフラップを落とし、引き返す
 昨日のライブドアニュースによりますと、中国の「民航資源網」は現地時間9日、5月25日の平壌発北京行きの北朝鮮国営高麗航空251便・ツポレフ204型旅客機が離陸後、中国領土内に入ったところで、主翼のフラップがはずれました。同機はそのまま飛行を続けようとしましたが、機体の振動が激しくなったため、平壌に引き返しました。乗客は別の機体に乗り換えて、約2時間遅れで北京に到着しました。乗客がフラップの落下を目撃した、とのことです。


*6月10日

@横芝光町6月議会で「機能強化全町アンケート」の予算約470万円を可決
 横芝光町の6月定例議会で、佐藤町長が実施を約束していた「成田空港機能強化計画についてのアンケート」を実施する予算約470万円が可決されました。実施時期について佐藤町長は「もう少し様子を見ないと」と明言しませんでした。

@「A滑走路の運用時間1時間延長はオリンピックまでに」と見直し案
 今日の毎日新聞によりますと、12日の四者協議会で提案される成田空港運用時間拡大計画の見直し案では、A滑走路の運用時間1時間延長実施は、オリンピック・パラリンピック開催までに行う、とのことです。

@佐賀空港でSpring Japan機がバードストライクの痕跡、2便が欠航に
 昨日午後2時35分に出発する予定だった、佐賀発成田行きの「Spring Japan」602便・B737型機が、到着後点検でバードストライクの痕跡が見つかり、点検のために出発が遅れました。乗客約90人は後続便に振り替えるなどしました。結局、同機は約5時間半後に、乗客を乗せずに成田空港に向かいました。このトラブルでこの機体を使う予定だった2便が欠航となりました。

@大韓航空機の操縦室で煙り発生も火は出ず、福岡空港滑走路が一時閉鎖
 昨日午前10時20分頃、韓国・釜山発福岡行きの大韓航空783便・B737型機が着陸直後に、パイロットから管制官に「飛行中に操縦室のパネルから煙が出たが、着陸時には消えた」と連絡がありました。このトラブルの点検で、滑走路が一時閉鎖され、離発着の19便に最大40分の遅れが出ました。同機は自力で走行し、乗客ら約160人はタラップで機外に出ました。

@ピーチの2017年3月期通期決算で純利益が4年連続の黒字、最高を更新
 ピーチ・アビエーションが8日発表した2017年3月期通期決算によりますと、売上高が前年同期比(以下同じ)7.9%増、営業利益が2.0%増、経常利益が13.2%増、純利益が80.1%増の49億4400万円となり、4期連続の黒字となりました。有償旅客は12.7%増の513万人、有償旅客の平均搭乗率は1.3ポイント減の85.4%となっています。

@スカイマークの「5月搭乗実績」は搭乗者数が8.9%増、搭乗率が80.5%
 スカイマークが発表した「5月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)8.9%増の58万2824人、搭乗率は0.6ポイント減の80.5%となりました。

@全日空が8・9月の燃油サーチャージャーを約半額に
 全日空は昨日、8・9月の国際線旅客「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を改訂し、現行の約半額にすることを発表しました。訪米や欧州などは3500円、ハワイやインドなどは2000円などとなっています。


*6月9日

@国と NAA が12日の四者協議会で運用時間の修正案提示、「静かな時間を6時間、A滑走路で先行実施」
 昨日の千葉日報(電子版)によりますと、国土交通省と成田国際空港株式会社(NAA)は提案していた運用時間拡大計画を一部見直し、運用時間を午前6時から翌日午前0時までとする修正案を検討している、とのことです。これですと、静かな時間が、従来案よりも2時間増え、現状よりも1時間減ることになります。しかし、午前0時から午前0時30分に限り、「カーフュー弾力的運用」を適用します。この案は、A滑走路で先行実施し、第3滑走路が供用開始された場合には、3本の滑走路で運用時間を「午前5時から午後11時」と「午前6時30分から午前0時30分」と2通り作り、騒音被害を平均化するために、時間帯を定期的に入れ替える、としています。後者の時間帯では午前1時迄の「カーフュー弾力的運用」を認めることになります。
 会員からの情報によりますと、12日(月曜日)17時から、ラディソンホテルで四者協議会が開催される、とのことです。
【コメント】騒音下住民の願いは「現状維持」です。例え現行よりも1時間の短縮とは言え、睡眠時間が1時間減ることは命を削ることになります。前にも書きましたが、ヨーロッパでの研究では10〜12年の経過観察では、平均睡眠時間が6時間未満の男性は、6時間以上の男性に較べて死亡率が21%も高くなる、とのことです。また、「運用時間を定期的に入れ替える」とのことですが、どのような期間で入れ替えるのかははっきりしていませんが、人の生理がこれに順応できるのでしょうか。「A滑走路で先行実施」というのですが、A滑走路直下住民と、B滑走路直下住民を差別することになるのではないでしょうか。また、「2通りの時間帯で平均化する」と言いますが谷間地域の住民にとっては「何時でも」と言う事になりはしないでしょうか。

@B滑走路北側の民家に氷塊落下か、屋根瓦が破損
 昨日の讀賣新聞によりますと、6日午後7時頃、B滑走路北側約10Kmにある成田市西大須賀の住宅に、氷塊が落下した模様、とのことです。住んでいる人は夕食中でした。屋根には穴が出来ていましたが、幸いケガはありませんでした。雷が落ちたような大音響がしたので、外へ出てみると屋根瓦の破片が散らばっていました。通報を受けた NAA と国土交通省成田空港事務所が調べたところ、航空機の部品は見つからず、「氷塊の可能性がある」とのことです。このショックでこの家の奥さんはその夜は、一睡も出来なかった、とのことです。

@6日深夜、「カーフュー弾力的運用」11・12例目が発生
 6日深夜、2017年度「カーフュー弾力的運用」11・12例目が発生しました。
・11例目 成田発上海行きの日本貨物航空227便・B747-8F型機が、前便での上海空港管制制限のため、成田空港到着が遅れた玉突き遅延により、午後11時20分にB滑走路から離陸したものです。
・12例目 成田発深セン行きの深セン航空9052便・B737-800型機が、前便での上海空港管制制限のため、成田空港到着が遅れた玉突き遅延により、午後11時42分にA滑走路から離陸したものです。

@デルタ航空機がエンジントラブルで成田に引き返し、11時1分に着陸
 7日午後4時頃に、成田からデトロイトに向かったデルタ航空276便・B747-400型機が、離陸後約3時間たった北太平洋上で、第1エンジンが故障しました。このため、同機はこのエンジンを停めて、成田空港に引き返し、午後11時1分にA滑走路に無事緊急着陸しました。なお、午後11時以降ですが、この場合は従来取り決めによる「緊急事態」のカーフューになります。

@「8.12連絡会」事務局長の美谷島さんが成田空港で講演
 昨日の日本経済新聞によりますと、7日、成田空港で日本航空ジャンボ機墜落事故の遺族で作る「8.12連絡会」事務局長の美谷島邦子さんが、航空機の安全について講演しました。この講演会はジェットスター・J が同社の安全教育の一環として行ったものですが、他の航空会社や空港関係者にも呼びかけ、約200人が参加しました。美谷島さんは「命を運ぶ事業者は安全を全ての業務に優先させてほしい」と訴えました。

@「時間帯によっては第3ターミナルは限界」とジェットスター・J CEO
 7日の「Traicy」によりますと、ジェットスター・J のターナーCEOは、2日に同紙の取材に答え、「第3ターミナルは時間帯によっては、処理能力の限界に達していると思う。これは、第3ターミナルの成功を意味している。 NAA も現状を認識しており、対策を検討している、とのことだ」と述べました。

@ティーウェイ航空が9月2日から成田=チェジュ線に就航
 今日の「Traicy」によりますと、ティーウェイ航空は9月2日から成田=チェジュ線に、週4便で就航する、とのことです。運航日は火・木・土・日曜日になります。機材はB737-800型機を使います。

@オーロラ航空が成田=ユジノサハリンクス線を18日から運休へ
 昨日のトラベルビジョンによりますと、オーロラ航空は週2便で運航している成田=ユジノサハリンクス線を18日から運休します。需要の低迷が原因としています。ただし、6月29日と7月2日は予約が多いことなどから運航する、とのことです。


*6月6日

@都合により、明日と明後日の更新が出来ません。

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」9・10例目が発生
 昨日深夜、2017年度「カーフュー弾力的運用」9・10例目が発生しました。
・9例目 成田発上海行きの中国国際航空930便・A330-200型機が、上海空港の悪天候による管制制限のため、出発が遅れ、午後11時32分にB滑走路から離陸したものです。
・10例目 成田発上海行きの中国国際航空920便・A330-200型機が、上海空港の悪天候による管制制限のため、出発が遅れ、午後11時42分にB滑走路から離陸したものです。

@成田空港5月貨物取扱量が引き続き好調
 東京税関が今日発表した「成田空港・5月分の貨物取扱量(速報)」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)10.9%増と14ヶ月連続の前年同月比プラスとなりました。積込量は14.1%増で14ヶ月連続の前年同月比プラスとなり、この内、輸出量は17.8%増、また、取卸量は8.0%増で13ヶ月連続の前年同月比プラスとなり、この内、輸入量は10.8%増となっています。

@カタールと周辺7ヵ国が国交断絶、航空路閉鎖も成田便は運航
 カタールと周辺7ヵ国の国交断絶を巡り、これら7ヵ国とドーハを結ぶ航空便が全て運休となるようです。しかし、カタール航空の成田=ドーハ線は今の所、影響なく運航されています。
 なお、外務省は昨日、「海外安全ホームページ」で「アラブ首長国連邦,イエメン,サウジアラビア,バーレーン及びエジプトによるカタールとの外交関係断絶に対する注意喚起(新規) 」を掲載しました。

@ MRJ 3号機はパリ行きの訓練か、4時間半の試験飛行
 三菱リージョナルジェット(MRJ)の試験3号機ですが、「Flightradar24」を見ますと、この所、4時間半近くの試験飛行を何回か行っています。パリエアショーの会場となるブルジェ空港へのフライトに向けての訓練と思われます。
 写真は現地時間5月31日の記録です。左下隅の飛行時間が4時間35分となっています。通常の試験飛行は2時間半ほどです。

@ IATA が今年の10%減益を予測、人件費の高騰が影響
 メキシコで開かれている国際航空運送協会(IATA)の年次総会で、IATA は2017年の世界航空業界の最終利益が、前年比(以下同じ)10%減の314億ドルになる、との予測を発表しました。旅客数は7%増となり、売上高も5%増となりますが、人件費の増加が収益を圧迫する、と注意をうながしています。この予測通りとなりますと、2年連続の減益となります。

@中国国際航空機が香港空港離陸後に危うく山に激突しそうに
 現地時間6月5日の央視新聞が伝たところによりますと、香港時間4日午後8時15分頃、香港空港を離陸した中国・成都行きの中国国際航空428便・A320型機が管制官の指示に反応せず、近くの山に激突寸前だった、とのことです。管制官は何度も上昇を指示しましたが、操縦士からの応答はありませんでした。結局、何とか無事に山を越した、とのことです。
【コメント】何があったのでしょうか。管制官からの呼びかけに応えられない、緊急事態だったのでしょうか。


*6月5日

@「(見直し案は)ある程度早く出してもらわないと」と森田知事
 今日の千葉日報(電子版)に掲載された「成田活用協「さらに5年」 【森田知事の青春立県ちば】」によりますと、森田知事は「飛行制限の緩和は騒音下にとって大変なこと。(中略)国土交通大臣は見直すとのことなので、住民の意見をしっかりと捉えてほしい。(具体的な見直し案は)ある程度早く出してもらわないと。日本の表玄関、成田空港は次代に続く。今後もしっかり連携し、ふんどしを締めていく。」と述べました。
【コメント】「成田空港は次代に続く」と言いますが、騒音下住民にとっても騒音は「子々孫々」まで続きます。先月27日の有志の会で多古町の加瀬氏は「子々孫々まで騒音影響が残ることになり、夜間緩和受け入れは命懸けの選択」と述べ、先月30日の知事視察の際に、成田市荒海の鈴木区長は「落下物被害をなくすには、上を飛ばなくするか、飛行コースの直下にはだれも住まないようにするか、どちらか」と話しました。(2017年5月28日・31日の出来事参照)

@フィン・エアが今日から成田=ヘルシンキ線を増便、A350-900型機を投入
 フィンランド航空は今日から成田=ヘルシンキ線を増便しました。毎日1便の運航に加えて、成田発着で月・火・木・土曜日に増便し、これらの曜日は1日2便の運航とします。また、「成田路線増便にはA350-900型機を投入する」とのことで、今日もA350-900型機が使われました。今日は8時04分と8時46分に到着し、9時56分と10時32分に出発しました。なお、この増便は夏季ダイヤが終了する10月28日までの、季節増便となります。


*6月4日

@バニラの4月実績は旅客数が約60%増と好調、運航実績は悪化
 バニラ・エアが発表した「4月輸送・運航実績」によりますと、国内線の旅客数は前年同月比(以下同じ)57.2%増の11万2153人で、搭乗率は0.7ポイント減の81.9%となっています。一方、国際線旅客数は61.5%増の10万3505人、搭乗率は4.2ポイント増の87.4%でした。
 運航実績は国内線欠航率が0.1ポイント悪化の0.9%、定時出発遅延率は6.5ポイント悪化の21.9%でした。一方、国際線欠航率は0.5ポイント悪化の0.5%、定時出発遅延率は11.8ポイント悪化の32.1%となっています。

@ロシアの「MC-21型機」は主翼に CFRP を使う
 2日の「ロイター(日本語版)」の「焦点:ロシアの新型ジェット旅客機、業界に大変革をもたらすか」によりますと、初飛行に成功したロシアの「MC-21型機」で、主翼に使われている炭素繊維複合材が今後の旅客機製造の革新的技術になる、とのことです。金属製の主翼に較べて、大きな機体重量軽減が見込まれます。しかし、現在の航空機に使われている炭素繊維複合材は、巨大なオートクレープ(複合材硬化炉)を使って焼固めるため、製造費が金属製の主翼に較べて30〜40%高くなるとのことです。これに較べて、MC-21型機に使われている炭素繊維複合材(多分、CFRP)を使った主翼はオートクレープを使わないため、金属に較べて25%のコスト削減が見込まれます。しかし、初めて採用されたものだけに信頼性を証明できていません。ある意味、MC-21型機は炭素繊維複合材(CFRP)の試金石になりそうです。

【コメント】オートクレープを使わない炭素繊維複合材(CFRP)の研究は宇宙航空研究開発機構(JAXA)でもしていましたね。その後、この研究の話は余り聞きませんがどうなったのでしょうか。
 写真は2012年の「国際航空宇宙展」で撮影したものですが、左がMC-21型機の模型、真ん中は東レが開発した炭素繊維複合材(CFRP)による三菱リージョナルジェット(MRJ)の垂直尾翼構造、右は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が出展した炭素繊維複合材(CFRP)を使った機体胴体の構造です。いずれも、オートクレープは使用していない、とのことでした。


*6月3日

@騒音下住民の生活環境保全を真剣に考えるべきでは・・・
 今日の「Aviation Wire」に掲載された、「ジェットスター上海就航 問われる空港と自治体の”LCC本気度"」で執筆者の吉川氏はジェットスター・J の拠点となる成田空港、関西空港、中部空港について「本拠地である成田は午後11時までしか離着陸出来ない夜間飛行制限、関空は運航コスト、中部は空港会社が協力的ながらも市場規模が東京や大阪より小さいなど、3つの拠点は異なる課題を抱える」と述べ、「空港運営会社や自治体が我が事と捉えて問題解決に当たる気があるのか、LCC支援の本気度がこれまで以上に問われる」と述べています。明言はしていませんが、成田空港の運用時間拡大について「自治体がもっと力を入れろ」と叱咤しているようです。
 しかし、同氏も他の航空業界関係者と同じように、「眠れなくなる住民」についてどのように考え、どうすれば良いのか、という点には全く触れていません。内陸空港である成田空港を使うには、騒音を被る住民への空港運用時間制限などの配慮や、運航上の工夫があって当然ではないでしょうか。

@関西エアポートの職員が民家防音工事関係個人情報2500件以上を漏洩
 関西エアポートは大阪空港周辺の民家防音工事や空調施設交換の際に、担当社員が個人を特定できる内容で工事履歴情報を工事業者「関西エコテック」に提供していたことを明らかにしました。情報漏洩は兵庫県伊丹市・川西市と大阪府豊中市の一部地域で、2015年6月〜10月ごろで、件数は2559件に及ぶとしています。今年2月になって、この業者が請け負った28年度工事件数が、極めて多かったことから内部調査を行い発覚しました。情報を漏洩した社員は「情報漏洩になる、とは思わなかった」とし、業者と金銭の授受はなかった、とのことです。

@ FAA が UA のB787-8型機整備点検違反で罰金43.5万ドルを課す
 米国連邦航空局(FAA)はユナイテッド航空に対して、B787-8型機の燃料ポンプの点検を怠り、23回の飛行を行ったことに対して、罰金43万5000ドル(約4800万円)を課すことを明らかにしました。

@ニュージーランド航空がA320neo型機の受領を1年後倒し
 現地時間1日の「flightglobal」によりますと、ニュージーランド航空はA320neo型機の受領を1年遅らせ、2018年7月になる事を明らかにしました。


*6月2日

@ジェットスター・J の成田=上海線が今日から就航
 ジェットスター・J の成田=上海線が今日から就航します。成田発の初便は午後10時15分の出発を予定しています。成田着の初便は明日の朝になります。当面、成田発 月・水・金・日曜日の週4便となります。成田着は翌日となっています。

@第2ターミナル4階のセブンイレブンが休業中です
 昨日第2ターミナルに行ったところ、4階にあるセブンイレブンが休業していました。「店舗改装のため」となっており、再開は「7月中旬」とのことです。同ターミナルには地下1階にもう一つのセブンイレブンがあります。

@全日空機がエンジントラブルで那覇空港に引き返す
 昨日午後5時40分頃、那覇発大阪行きの全日空770便・B777-200型機が離陸後、奄美大島付近上空を飛行中に、右側エンジンに不具合が発生しました。同機はエンジン1基で那覇に引き返し、無事緊急着陸しました。このトラブルで同便は欠航となり、全日空は代替機を派遣し大阪空港に向かいました。那覇空港の発着便11便に最大30分の遅れが出ました。原因については同社で調査中です。

@全日空の「4月輸送実績」は国際線旅客数が9.1%増、国内線旅客数が3.9%増
 ANA ホールディングスが昨日発表した「ANAグループ4月輸送実績」によりますと、国際線の旅客数は前年同月比(以下同じ)9.1%増の77万2027人となりました。利用率は2.3ポイント改善の74.8%となっています。
 一方、国内線旅客数は3.9%増の288万3836人、利用率は1.5ポイント改善の60.9%となりました。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=札幌線が1.0ポイント悪化の45.4%、成田=大阪線が1.8ポイント悪化の85.3%、成田=福岡線が5.2ポイント改善の52.8%、成田=那覇線が8.5ポイント悪化の48.8%、成田=仙台線が1.1ポイント改善の55.4%、成田=新潟線が9.4ポイント改善の59.3%、成田=中部線が4.4ポイント悪化の63.9%となっています。
 運航実績は国際線欠航率が0.4ポイント改善の0.0%、国内線が0.3ポイント改善の1.1%となり、定時出発遅延率は国際線が0.8ポイント悪化の16.6%、国内線が0.3ポイント悪化の8.9%となり、定時到着遅延率は国際線が0.3ポイント改善の21.6%、国内線が1.1ポイント悪化の12.6%となっています。
【コメント】旅客数は国際・国内共に好調ですが、利用率では、まだ、日本航空に国際線・国内線共に約5%の差をつけられていますね。しかし、両社とも、国内線旅客数が4%程伸びています。 LCC も伸びているとすると、国内を旅行する人が増えている、と言うことになります。良いことですね。

@スカイマークの「4月運航実績」は欠航・遅延とも改善
 スカイマークが先月24日に発表した「4月運航実績」によりますと、定時出発遅延率は前年同月比(以下同じ)1.0ポイント改善の8.5%でした。また、欠航率は0.4ポイント改善の0.1%となりました。


*6月1日

@5月のアクセス数は22,108回でした。

「横堀現地闘争本部」の跡はきれいに整地されていました
 今日成田空港に行きましたので、第2ターミナルから、取り壊された「横堀現地闘争本部」の跡を見てきました。写真が、多分、取り壊された跡と思われます。きれいに整地されていますが、芝生の中の茶色い土の見えている部分が、それになると思います。

@今日からエアプサンの成田=プサン線が増便のはずですが?
 今日からエアプサンが成田=プサン線を1日2便から、3便に増便する事になっていたはずですが、成田空港のページで検索したところ、2便しか出ていません。延期されたのでしょうか?

@今日からタイ・エアアジアX の成田=バンコク線が9月30日まで減便
 今日から、タイ・エアアジアX が成田=バンコク線を、9月30日まで週14便から、11便に減便します。

@「レッドブル・エアレース千葉」の騒音で近隣の学校が悲鳴
 今日の千葉日報(電子版)によりますと、3・4日に幕張海浜公園の沖で開催される「レッドブル・エアレース千葉2017」の騒音で、近隣の学校が対応に苦慮している、とのことです。検定試験の日程を変更したり、当日に体育祭を開催するなどの対策をとっていますが、今日と明日には午前9時から日没まで事前練習のためのテスト飛行が行われる予定です。参加機の騒音は実行委員会の測定では平均77dBで、千葉市の定める基準65dBよりは低い、とのことです。しかし、同大会のような競技には基準が定められていない、とのことです。今年の大会には零戦やブライトリングのDC-3型機もデモ飛行する予定です。

@「MRJ Newsletter 25号」にパリエアショー展示の記事は載っていません
 三菱航空機会社は今日、「MRJ Newsletter 25号」を発行しましたが、この号ではパリエアショーの展示についての記事はありませんでした。 MRJ が使用するエンジン「PW1200G」が米国連邦航空局(FAA)の型式証明を取得した事などが載っています。

@マレーシア航空機で男が暴れ、メルボルン空港に引き返す
 現地時間5月31日午後11半頃、メルボルン発クアラルンプール行きのマレーシア航空128便で、離陸後まもなく、男が「爆弾だ」と電化製品のようなものを抱えて、操縦室に入ろうとしました。男は乗客などに取り押さえられましたが、同機はメルボルン空港に引き返しました。男はスリランカ人で精神疾患の治療歴があった、とのことです。男の持っていたのは大容量バッテリーだった、とのことです。


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