2020年1月前半の出来事


*1月15日

@ティウェイ航空が成田=仁川線を週5往復期間増便
 昨日の「Traicy」によりますと、韓国のLCC 「ティウェイ航空」は2月18日から3月28日まで、成田=仁川線を週5往復(月・水・木・土・日曜日)増便します。

@12日のジンエア機の大揺れトラブルを航空機事故に認定
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は昨日、12日午後1時頃、北九州発仁川行きの韓国・ジンエア262便・B737-800型機が、福岡空港の北西約30Km付近を飛行中に機体が揺れ、客室乗務員1人が左足くるぶしを骨折したトラブルを航空機事故に認定し、調査に入りました。

@ WHO が武漢の新型肺炎を新コロナウイルスと確認
 世界保健機関(WHO)は現地時間12日、中国・武漢で発生した新型肺炎について、原因となる新型コロナウイルスを確認した、と発表しました。
 現在までに41例が確認され、内、1例が死亡し、7例が重症とのことです。
 同時にさらなる感染を防ぐため医療機関向けに診断方法などを示した手引きをウェブサイトで公開しました。
 タイでは武漢から到着した女性から同じウイルスが確認された、とのことです。また、武漢の衛生当局は「夫婦で発症している例もあり、限定的だが、ヒトからヒトに感染する可能性は排除できない」と指摘しています。

@三菱スペースジェットM90型試験10号機の初飛行は約1ヶ月後
 9日の毎日新聞(YAHOO!ニュース)に載った「スペースジェット新試験機完成『最終テスト』で米国へ」によりますと、三菱スペースジェットM90型試験10号機の初飛行は、三菱航空機会社の広報によりますと「できるだけ速やかに行いたいが、1カ月後くらいではないか」とのことです。

@ボーイング社が銀行団と新規融資で交渉中
 米国のメディアによりますと、ボーイング社が銀行団と、シティーグループをとりまとめ役に,融資に向けた協議を行っている、とのことです。
 B737MAX型機運航停止が長引く中、今月から生産の一時停止を行っており、航空会社や部品会社などとの補償交渉も行われています。
 これに備えた財務改善のために最大50億ドル(約55000億円)の借入を行う意向もある、とのことです。
【コメント】さしもの巨大メーカーも,安全軽視のツケを払わなければならない事態に追い込まれていますね。

@アメリカン航空もB737MAX型機の運航停止期間を6月3日に延期
 アメリカン航空は現地時間14日、B737MAX型機の運航停止期間を従来の4月6日から6月3日に延長する、と発表しました。
 すでに、ユナイテッド航空も6月4日までの運航停止を発表していました。

@英国政府が「フライビー」の立て直しで株主側と合意、運航継続へ
 英国政府は現地時間14日、経営危機に陥っている地域航空会社「フライビー」について、株主側と合意しました。
 株主が追加の資金注入を行う事を条件に,政府が航空旅客税の納付延期を認め、資金繰りを支えることになりました。

@デルタ機がエンジン不具合でロス空港に引き返す際、学校の庭に燃料を振りまく
 現地時間15日の「Flight Global(英文)」によりますと、14日、ロサンゼルス発上海行きのデルタ航空89便・B777-200型機が離陸後、エンジントラブルで引き返しました。この際に、ロサンゼルスの学校の校庭で遊んでいた子どもなどが、ジェット燃料の飛沫を浴びて軽傷を負った、とのことです。
 病院に運ばれた人はいませんでした。
【コメント】エンジンオイルにはかなり有害な成分が含まれている、との話しを整備士の方から聞いた覚えがあります。これでなくて幸いでした。下図はDL89便の航跡図です。

 


*1月14日

@昨日深夜に8便が離発着、フィリピンのタール火山噴火の影響か?
 上記の表にもあるように、昨日深夜11時以降の離発着が8便にも達しました。航空会社の中にフィリピン航空やセブパシフィック航空があるのは、タール火山噴火の影響で遅れたのではないかと、考えられます。ニュージーランド航空も噴火の影響によって、火山灰を避けて迂回航路を取った影響で、遅れたのかも知れませんね。

@12月の航空機予約登録で、80機もの大量登録
 航空局が発表した「航空機登録状況・12月分」によりますと、予約登録に「201P〜250P」と、「901P〜930P」の合計80機という大量予約登録が行われています。
 どこの航空会社のものか分からないのですが、通常、このような登録番号をつけるのはピーチ・アビエーションになります。
 同航空はかって、2017年8月6日と13日の出来事で書いたように、2017年7月の予約登録で30機という大量の予約登録をしています。
【コメント】2017年当時は予約登録で、航空会社名も登録予定の年・月も明らかにされていますが今はふせられています。
「規模を拡大するぞ!!」と言う気持ちは分かるのですが、このような大量登録は何かふざけているようにも見えますね。

@【感想】日本航空破綻から19日で満10年
 日本航空が経営破綻してから19日で、ちょうど10年になります。
 この間、公的支援などもあり、路線を縮小し、社員も大幅にリストラして、経営も慎重姿勢で、着実に回復してきたように見えます。しかし、最近になってこの“ひずみ”が飲酒事件のような綻びとしてでているように見受けられます。
 強制的に整理解雇された人たちの問題も、残ったままです。安全を最優先にし、社員が希望を持って働けるような労働環境を確立していただきたいと思います。

@カタール航空とドイツ鉄道がコードシェアー契約
 現地時間14日の「Flight Global(英文)」によりますと、カタール航空とドイツ鉄道は同航空の乗客がフランクフルトから、ドイツ8都市に接続できるようにするコードシェアーを締結しました。
 なお、同航空はフランスの鉄道会社「SNCF」ともコードシェアー契約を締結している、とのことです。

@B737MAX型機の製造停止で米国の大手部品メーカーが2800人をレイオフ
 米国の航空部品大手「スピリット・エアロシステムズ」は現地時間10日、従業員約2800人をレイオフする、と発表しました。
 同社はB737MAX型機の胴体と翼部分の構造部分で約70%を供給しています。レイオフの理由は「生産再開の時期と再開後の生産規模が不確実なため」と説明しています。


*1月13日

@ホームページの移行がほぼ完了しました
 新年に入ってからの、このホームページ「成田空港サーバー」のサンネットからの移行作業が、ほぼ完了しました。まだ、おかしな所もあるかも知れませんが、追々、修正していきます。
 移行作業は大変でしたが、ホームページのスペースが格段に増えたことから、写真などを掲載することが気軽に出来るようになりました。今までは、前の写真を削りながら、新しい写真を載せていたのですが。
 なお、「アクセスカウンター」と「サイト内グーグル検索」はサンネットの独自サービスだったので.消えてしまいました。あしからず。

@「成田空港は日本の『表玄関であり、勝手口にならなければ』」と田村社長
 10日の「日経ビジネス」に載った成田空港会社・田村社長へのインタビュー「『勝手口』としても使われる空港に」の中で、田村社長はインタビューに答え「羽田の国際線増枠で成田の一部路線は羽田へ移ります。成田は従来のネットワークを入れ替え、新たな役割で発展する必要があります。」と述べ、「日本の欧米路線の大半が発着していた成田は『日本の表玄関』といわれてきましたが、それは少し古い価値観になってきています。急速に発展するアジア地域とのネットワークをいかに太くするかが重要になっているのです。」とし、「ですからアジア各国の首都だけでなく、第2、第3の都市を含めたネットワークの構築が必要だと考えています。FSC(フルサービスキャリア)だけではなく、LCC(格安航空会社)の就航も積極的に増やしていきたいですね。利用客に幅広い選択肢を用意して、日本の『表玄関』であるだけでなく『勝手口』としても親しまれる空港へ変身する必要があるでしょう。」とも述べています。
【コメント】インタビューを読んで、全体的に感じるのは、「日本の表玄関は羽田空港なのだ。成田空港は羽田空港を補完する地方空港なのだ。そのために、機能強化計画を行うのだ」という、国としての方針です。
 この方針は羽田空港D滑走路建設計画時から一貫して練られたもの、と言う事なのでしょうね。田村社長は航空局長時代からこの方針を推進してきた、と言う自負を感じます。決して成田空港とその周辺地域の事を考えた機能強化計画ではないようです。
 あくまでも、羽田空港を首都の空港として、相応しいものとするための今回の機能強化計画ではないでしょうか。

@マニラ近郊の火山が大爆発、空港も断続的に閉鎖、成田便も欠航多数
 今日の「Fly Team」によりますと、マニラの南約60Kmにあるタール火山が現地時間12日午後に噴火しました。噴煙は約15000mまで上がり、マニラのニノイ・アキノ国際空港は断続的に閉鎖されています。
 このため、成田空港発マニラ行きの便にも欠航などの影響が出ています。また、付近を通過する東南アジア方面の航空便にも迂回などの影響が出る可能性がある、とのことです。


*1月12日

@平成30年度の環境基準達成率は63%、千葉県年報
 千葉県が毎年発表している「成田国際空港周辺航空機騒音測定結果報告書」の「平成30年度」が発表されました。期間は平成30年4月1日から平成31年3月31日までの1年間です。前年度よりも固定測定局が1局増えて84局になりました。
 この中で、「航空機騒音に関する環境基準」を達成した局は53局になり、達成率は前年度よりも2ポイント増の63%となっています。
 局別のデータは報告書(以下同じ)の6〜7ページにあります。騒音のLden値の変化については10ページにまとめられていますが、A滑走路ではわずかに減少傾向にあり、B滑走路北側については横ばい、同滑走路南側についてはわずかに増加傾向にある、としています。
 また、最大騒音値の平均については全体としては減少傾向にあるが、A滑走路南側については、平成24年12月に南側着陸帶延長に伴い、いくつかの局で増加している、とし、それ以外は減少傾向にある、としています。
 全体的にはB滑走路では横ばいとなっている、としています。これらの変化については11〜13ページに載っています。
【コメント】このデータは毎年9月頃に発表される地域共生財団の年報により詳しく掲載されていますが、こちらの方は「環境基準」については一切触れられていません。
 この所、低騒音機や大型機が減っていること、旅客機の低騒音化が進んでいることなどから、騒音値が低下傾向にあることは確かなようですね。
 B滑走路の騒音値が横ばいなのは、全体的な発着回数があまり増えていない中で、B滑走路の離着陸が増えていることが原因と思われます。
 「環境基準」の達成率がわずかずつ改善しているとは言え、資料の34〜35ページにある、昭和48年12月27日に制定された「環境基準」では、達成すべき期間は「10年以内」と明記されているのですから、昭和58年12月には「100%」にならなければいけないことになっているのです。
 この所、 Lden値は減少傾向にありますが、今年3月末からの夏季ダイヤで羽田空港に移行する路線が増えることもあり、一時的な減少傾向があると思いますが、もし、機能強化計画が進行することになれば、騒音値と被害地域は爆発的に増えることになります。
 下記にコンター図やグラフなど掲載しておきます。詳しくは「報告書」をみてください。

 

 

 

 

@ボー社社員が社内メールで FAA などを揶揄、謝罪の声明出す
 現地時間11日、米国でボーイング社の社員が米国連邦航空局(FAA)を「サル」になぞらえて、からかった文書が明らかになりました。この文書では他にも「MAXのシミュレーターで訓練を受けた飛行機に家族を乗せたいか?嫌だね」「道化が設計した」など、信頼性への疑問があからさまに語られていました。
 ボーイング社は謝罪声明を出し、従業員を処分する方針を明らかにしました。この文書について、安全性や当局を軽視する同社の姿勢に批判が噴出しています。


*1月11日

@8日0時以降の出発は2便でした
  NAAによりますと、1月8日午前0時台の緊急事態(従来取り決め)に伴うカーフュー内運航は2便でした。
 午前0時00分にエアブリッジカーゴ392便、同じく01分に成田発ホノルル行きのデルタ航空180便でした。

@成田空港年末年始期間の韓国からの訪日客は48%減に
 東京入国管理局成田空港支局は昨日、年末年始期間(12月27日〜1月5日)の成田空港出入国者数(速報値)を発表しました。
 総出入国者は前年同期比(以下同じ)8.1%増の103万430人となりましたが、韓国からの訪日客は48%減となっています。

@グレタさんの訴えが欧州でじわりと浸透
 今日の「楽天WOMAN」に掲載された「欧州は『グレタ税』で航空券が値上がり 鉄道を活用してお得に欧州旅行」によりますと、スェーデンの環境活動家「グレタ・トゥンベリ」さんの訴えと欧州での運動、いわゆる「飛び恥」運動の拡がりについて解説しています。一読の価値のある記事です。
 私なりの理解では、グレタさんの訴えていることは「世界の政治や経済のリーダー達が、口では温暖化対策に対して色々言うものの、真剣に対策をとろうとしていない。今、行動しなければ私達の世代は環境を破壊された地球で生活しなければならない。今行動しなければ生きていけなくなる」と言うことではないかと思います。

@全日空の「昨年11月輸送実績」は搭乗者数は好調も、国際線利用率が微減
 全日空が昨日発表した「ANAグループ2019年11月旅客輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数は前年同月比(以下同じ)8.1%増の85万5455人、利用率は0.4ポイント減の77.1%となりました。
 一方、国内線では旅客数が2.9%増の360万1985人、利用率が2.0ポイント増の75.7%となっています。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=札幌線が5.8ポイント増の66.0%、成田=大阪線が0.5ポイント増の83.0%、成田=福岡線が3.5ポイント増の64.4%、成田=那覇線が2.7ポイント増の62.9%、成田=仙台線が9.6ポイント減の71.3%、成田=新潟線が2.4ポイント減の71.4%、成田=中部線が3.6ポイント減の67.3%となっています。
 運航実績では国際線欠航率が0.1ポイント悪化の0.1%、定時出発遅延率が3.8ポイント悪化の16.2%、定時到着遅延率が0.7ポイント改善の10.5%となっています。一方、国内線では欠航率が0.1ポイント悪化の0.4%、定時出発遅延率が1.0ポイント悪化の9.5%、定時到着遅延率が1.1ポイント悪化の10.2%となっています。
【コメント】全日空の旅客輸送実績発表がだんだん遅くなっています。危うく「12月分実績」と書きそうになりました。会社巨大化の弊害でしょうか。

@スカイマークの12月実績は好調に推移
 スカイマークが発表した「昨年12月の搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)7.6%増の63万5006人、搭乗率は1.3ポイント増の78.7%となっています。
 また、運航実績は欠航率は0.3ポイント改善の0.1%、定時出発遅延率は0.3ポイント改善の5.2%でした。
 下の写真は昨年12月3日に撮ったもので、第1ターミナルにある、国内線チェックインカウンターです。便数が少ないので、搭乗時間が来ないとオープンしていません
【コメント】昨年11月に就航した成田空港路線ですが、今回の搭乗実績には載りませんでした。

 

@昨日、試験10号機が初のエンジンテスト実施
 6日深夜に三菱重工から三菱航空機会社に引き渡された三菱スペースジェットM90型試験10号機ですが、昨日、初のエンジンテストがあったようです。ここに、その時の動画がアップされています。
【コメント】今までの試験機に比べて、テンポが速いですね。早く米国のモーゼスレイク・フライトテスト・センターに送りたいのでしょうね。

@イランがウクライナ国際航空機撃墜を認める
 イランの統合参謀本部は現地時間11日、ウクライナ国際航空機墜落はイラン軍による撃墜だった、との声明を発表しました。声明では「イラン軍は高い警戒レベルにあり、米国の戦闘機が我々を標的にしていると報じられるなど敏感な状態だった。(ウクライナ機が)イランの精鋭部隊・革命防衛隊の軍事拠点の方角に向かうなどしたため、不注意で撃墜した」と「故意ではない」と釈明し、謝罪しています。
 また、サリフ外相もツイッターで撃墜を認めました。
【コメント】色々あったとしても、許されることではありませんね。犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。


*1月10日

@中国南方航空が今日から、成田=広州線を再開
 中国南方航空は今日から成田=広州線を再開しました。月・水・ 金・日曜日の週4往復となります。

@中国国際航空が今日から。成田=杭州線を運航開始
 中国国際航空は今日から、成田=杭州線を開設しました。月・水・金・日曜日の週4往復となります。

@中国国際航空が今日から、成田=上海線を増便、1日4往復に
 中国国際航空は今日から、成田=上海線を1日1往復増便しました。これにより、同航空の同路線は1日4往復となります。

@欧米各国首脳が「ウクライナ国際航空機はイランのミサイルによって撃墜された」と主張
 米国のメディアは今日、「ウクライナ国際航空機はイランのミサイルによって撃墜された」と報じました。
 根拠は米国軍事情報筋が「軍事衛星がイランの空港近くで地対空ミサイルが2発発射された。その後すぐにウクライナ国際航空機墜落が起こった」と明らかにしたことにあるようです。しかし、今の所、具体的な証拠は見つかっていないようです。
 イラン側はこの報道を真っ向から否認し反論しています。この後、カナダ首相、英国首相、オーストラリア首相などが一斉に同様な見解を明らかにしています。いずれも、「情報機関によると・・・」としています。
 この双方の主張を、このNHKニュースがまとめています。
【コメント】どちらの主張が正しいのかは素人では分かりませんね。軍事筋の情報はその時々に合わせて都合良く加工されるものです。
 思い出すのは米軍主導でイラク戦争を始めたときに、米国は「イラクが大量破壊兵器を隠しているから」と大宣伝をやりました。
 所が、探せど探せど大量破壊兵器はなく、最終的には米軍が誤りを認めたことです。

@アビアンカ航空がA320neo型機20機をキャンセル
 現地時間8日の「Flight Global(英文)」によりますと、7日、コロンビアのアビアンカ航空は発注しているA320neo型機20機をキャンセルしました。これにより同航空のA320neo型機ファミリーの総発注数は88機になりますが、2024年からの受領を2025年に延期しました。
 代わりに「BOC Aviation」から2023年以降に最大12機のA320neo型機ファミリーをリースする契約で同意しました。
 これらは同航空の財務体質の改善に役立つ、とのことです。


*1月9日

@昨日深夜、午後11時以降に30便以上が飛ぶ
 昨日深夜、成田空港の濃霧により、緊急事態(従来取り決め)カーフュー内運航が発生しました。最終離着陸は午前0時1分とのことです。
 「Flightradar24」によりますと、午後11時以降で30数機(プレイバック機能が少し不安定です)が離着陸を行い、この内、2機が北側着陸でした。離陸機は全て南側からの離陸でした。
 A滑走路の南側地域と、谷間地域の皆さんはうるさかったでしょう。お見舞い申し上げます。
 なお、これらは“運用時間内”の運航になりますので、緊急事態(従来取り決め)と言うこともあり、成田国際空港株式会社(NAA)の公式ホームページには掲載されません。

@成田空港の濃霧で、13便が目的地を変更
 成田空港では昨日午後7時頃から霧が発生し、視界が約200mとなりました。このため、到着便13便が目的地を羽田空港や関西空港に変更しました。

@12月の成田空港貨物量は相変わらずの低調
 東京税関が今日発表した「成田空港12月貨物取扱量(速報)」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)4.6%増と2ヶ月連続のプラスの17万9410トンとなりました。
 積込量は0.7%増と14ヶ月ぶりのプラス、この内、輸出量は14.7%減となり、一方、取卸量は8.3%増と2ヶ月連続のプラスで、この内、輸入量は1.3%減となっています。
 また、2019年分としては総取扱量が前年比(以下同じ)7.2%減と2年連続の前年比マイナス、積込量は11.8%減と6年ぶりのマイナスで、この内、輸出量は19.7%減となりました。取卸量は2.6%減と2年連続のマイナスで、この内、輸入量は6.4%減となっています。

@オーストリア航空が3月12日から成田=ウィーン線を再開
 今日の「GIGAMENギガメン」によりますと、オーストリア航空は来夏季ダイヤ前の3月12日から成田=ウィーン線を週4往復で再開します。更に、29日の夏季ダイヤからは1日1往復に増便します。

@ウクライナ国際航空機は空中で燃えていた・イラン当局初期報告
 現地時間8日にイランで墜落したウクライナ国際航空機ですが、搭乗していた乗客・乗員は176人で、国籍はイラン人が82名、カナダ人が63名、ウクライナ人11人、スウェーデン人10人、ドイツ人と英国人が各3人などとなっていると、ウクライナ外相が明らかにしました。
 現地では、エンジンの故障が原因との説が流されています。イラン側は発見されたブラックボックスをエンジンメーカーのある米国への引渡を拒否している、とのことです。
 同航空によりますと、パイロットは3人で機長はB737型機の操縦経験は1万1600時間、インストラクターパイロットは同1万2000時間、副操縦士は同7600時間の経験を持ったベテランパイロットでした。
 イランの民間航空局は初期報告書で、同機は高度約2400mまで上昇していた、とのことです。また、事故機よりも上を飛んでいた航空機などの目撃によりますと、事故機は空中ですでに燃えていた、とのことです。また、同機は離陸後間もなく技術的な問題が生じ、近隣の空港に向かい始めた後に墜落したとの見方を示しました。
 下図は「Flightradar24」による、事故機の航跡ですが、引き返す様子は見られません。方向転換する余裕もなかったのでしょうね。

 


*1月8日

@ターキッシュが成田=イスタンブール線を4月14日から週3往復、6月11日から更に1往復増便
 今日の「Traicy」によりますと、ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)は、4月14日から成田=イスタンブール線を週3往復増便し、更に、6月11日から1往復増便する、とのことです。これにより、6月11日以降、同路線は週11往復になります。

@日本エアコミューター機が奄美空港で滑走路逸脱、けが人はなし
 今日午前10時頃、鹿児島県の奄美空港で、喜界島発奄美大島行きの日本エアコミューター3830便・ATR42型機が、着陸後に滑走路から脱輪し草地で停まりました。乗客・乗員21人にケガはありませんでした。
 空港では北西の風が強く10時前には最大瞬間風速20.1mを記録しています。国土交通省はこのトラブルを重大インシデントと認定し、調査官を派遣しました。
 トラブル機が滑走路を塞いでいるため、同空港は現在も閉鎖中です。

@試験10号機が地上点検始める
 6日深夜に姿を現した三菱スペースジェットM90型試験10号機(JA26MJ)ですが、昨日は早速、三菱航空機会社の駐機場で点検を受けていた、とのことです。

@イランでウクライナ国際航空機が離陸直後に墜落、約180人が絶望か
 イランの国営メディアによりますと、乗客乗員およそ180人を乗せた、ウクライナ国際航空752便・B737-800型機が離陸した直後に墜落したとのことです。
 同機は現地時間7日早朝にイランの首都テヘランのイマームホメイニ国際空港からウクライナの首都キエフに向かったもので、墜落現場では機体が激しく燃え、生存者がいる見込みはない、とのことです。
 イラン航空当局は、原因について「機械的なものだろう」と述べた、とのことです。

@ FAA がイラク・イラン・ペルシャ湾上空の飛行を禁止
 米国連邦航空局(FAA)は現地時間7日、中東情勢の緊迫化を受けて、米国の民間航空に対し、イラク、イラン、オマーン湾およびペルシャ湾上空の運航を禁止すると発表しました。
 世界各国の航空当局も、同じ措置を検討している、とのことです。 FAA は以前からこの地域の飛行を禁止していました。

@アメリカン航空がボー社とB737MAX型機運航停止補償で合意、ただし、昨年分のみ
 現地時間6日の「ブルームバーグジャパン」によりますと、アメリカン航空は現地時間6日、昨年分のB737MAX型機の運航停止に関する賠償金交渉で、ボーイング社と合意した、と発表しました。
 この賠償金の中から、約3000万ドル(約32億5300万円)を従業員に配分する、とのことです。ボーイング社の補償金は数年かけて支払われる、とのことです。
【コメント】補償金の全額については明らかにしていないようです。

@韓国のコリアン・エクスプレスが昨年末に全便の運航を停止
 今日の「Traicy」によりますと、2005年設立しチャーター便など運航をしていた韓国・コリアエクスプレスが先月28日から全便の運航を停止しました。同航空はチャーター便などで日本の地方空港にも乗り入れていました。

@リース会社「 BOC 」が A320neo型機20機を追加発注
 エアバスは現地時間7日、BOCアビエーションから、A320neoを20機追加受注したと発表しました。BOCは香港を拠点とする中国銀行の子会社です。


*1月7日

@ネパール航空が3月2日にから成田=カトマンズ線を開設か
 昨日の「FlyTeam」によりますと、ネパール航空は3月2日から成田空港=カトマンズ線を開設する予定、とのことです。週3往復(月・水・金曜日)で、機材はA330型機を使用する、とのことです。

@年末年始期間の国内航空各社の実績は国際線利用率で中国航空会社の影響受ける
 国内航空各社が発表した「年末年始期間の実績」によりますと、
 国際線は旅客数が10社平均(以下同じ)で8.6%増の73万3871人、利用率は2.6ポイント減の85.9%でした。一方、国内線では旅客数が7.9%増の356万8017人、利用率が1.5ポイント増の83.7%となっています。
 全日空の国際線旅客数はハワイ線のA380型機投入もあり12.4%増、利用率は3.2ポイント減、日本航空の国際線旅客数は2.4%増、利用率は1.5ポイント減と両社共に利用率が低下しています。この原因は中国航空会社の増便による、とのことです。
 国内線・国際線の旅客数後と利用率は両社共に順調に伸びています。
  LCC 3社は国際線での利用率を共に減少させていますが、ジェットスター・Jの国際線で旅客数共に減少しています。国内線ではジェットスター・Jが利用率を落としていますが、他の2社は旅客機数と利用率共に上昇させています。
 分かり易い表は昨日の「Aviation Wire」に載っています。

@三菱スペースジェットM90型10号機が完成か、昨日深夜に名古屋空港に移動
 今日の中日新聞によりますと、昨日午後11過ぎに三菱スペースジェットM90型試験機が初めて工場から出て、名古屋空港内の三菱航空機会社格納庫に移動した、とのことです。
 「同空港でエンジンの試運転など動作確認をした上で、飛行試験を実施。その後、米国の拠点に運び、TC取得に必要なデータを蓄積する」とのことです。

@ゴーン逃亡の背景に他人任せの保安検査、国が責任を持つべき
 昨日の「Business Journal」によりますと、ゴーン逃亡機の保安検査の見落としについて、背景に保安検査員の厳しい労働環境がある、としています。
 保安検査は国が行うのではなく、航空会社に任されています。航空会社は自力でやるのではなく警備会社などに委託しています。
 不規則な労働でありながら月収は約15万円程度で薄給です。委託された会社が人件費アップをしたくても、委託されている全航空会社の承認を取らねばならず、事実上出来ない仕組みになっています。
 そこで、離職する人が多くて、スキルもモチベーションも低下します。
 なお、赤羽国土交通大臣は今日、昨日付で羽田空港・成田空港・関西空港・中部空港の4空港で、プライベートジェット機であっても、大型荷物も含めX線検査を実施することを義務付けた、と発表しました。
【コメント】これは、保安検査員の労働環境改善も含め、国が主導して責任を持って改善しなければならない課題ですね。緩和だけしておいて「後はよろしく」では国の責任は果たせません。遅いですね。

@ゴーン逃亡を幇助した外国人への国際手配はしたのか?
 ゴーンの日本逃亡について、その経緯がだんだんと分かってきていますが、この原因は国土交通省がプライベートジェット機についての規制緩和を大幅に行ったことにあります。
 金持ちを日本に呼び込むために専用の搭乗口を作ったり、荷物検査も搭乗口で特別に行ったりするようになりました。この傾向が、上記の記事でも書いたように、荷物検査を簡単に済ましたり、省略した背景にあるのではないでしょうか。
 また、疑問なのはこのような違法行為を行った米国などの警備会社やその社員は罪に問われないのでしょうか。当然、国際手配を行うべき、と思うのですが。
 米国と日本には犯罪者の引渡協定があるはずです。日本側の協力者がいたとすれば、その者も罪も問われるべきです。
 ゴーン容疑者も、金の力で容易に動かない日本の司法制度にしびれを切らして、今回のような暴挙を行ったのではないでしょうか。それを「不公平」と言うのは筋が通りません。

@米国の航空規制当局がB737MAX型機運航再開前のシミュレーター訓練を義務化か
 昨日のウオール・ストリート・ジャーナル日本語版によりますと、米国の航空規制当局はB737MAX型機の運航再開時に、パイロットにフライトシミュレーターによる訓練を義務付ける検討を行っている、とのことです。
 米国連邦航空局(FAA)は数ヶ月前まではこのような訓練は「コストが発生し、B737MAX型機の運航再開が遅れる」と反対していました。


*1月6日

@年末年始の11時以降便は少なめ、貨物便はほとんど飛ばず
 成田空港の年末年始の深夜時間帯の発着ですが、上段で毎日報告しているとおり、年末年始期間は離発着が3〜4便と少なめでした。
 特に、貨物便がほとんど離発着を行いませんでした。その分、飛行コースに近い地域では影響が少しは和らいだのではないかと考えられます。それでも、寝ずらい事には変わりないと思います。

@中国の新型肺炎は「SARSでも、MERSでもない」と中国衛生当局
 中国で発生している原因不明の肺炎ですが、中国の衛生当局はこの肺炎の原因は、従来の「SARS(重症急性呼吸器症候群)」でも、「MERS(中東呼吸器症候群)」でもないことを確認した、とのことです。
 タイの衛生当局も空港などの水際対策を取り始めた、とのことです。

@外務省が中東への渡航に注意喚起
 外務省は昨日、中東情勢の緊張が高まっていることから「中東地域における緊張の高まりに関する注意喚起」を発表しています。
 「中東地域においては不測の事態が発生するおそれがあることから,複数の情報源から最新情報を収集するなど,十分注意してください。また,仮に急速な情勢の変化が生じた場合には,すみやかに安全な地域に退避するなど自らの安全確保に努めてください。」としており、「海外渡航の際には,万一に備え,家族,友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。」などとしています。


*1月5日

@デルタ航空機が前輪不具合警告で成田空港に引き返し緊急着陸
 昨日午後7時頃、成田発ポートランド行きのデルタ航空68便・B767型機が、離陸後、上昇中に脚の異常を知らせる警告灯が表示されました。
 このため、同機は成田空港に引き返し、緊急着陸しました。同機は着陸後自走して駐機場に移動しました。
 国土交通省成田空港事務所ではA滑走路を一時閉鎖して安全点検を行いましたが、異常はありませんでした。このトラブルで後続の出発便29便に最大30分の遅れが出ました。
 結局、この便は欠航となりました。

@全日空の客室乗務員が乗務前の検査でアルコールが検出され、乗務を交代
 全日空は昨日、3日朝の福岡発成田行きの全日空2142便・B737-800型機に乗務する予定だった20才代の女性客室乗務員から、乗務前のアルコール検査でアルコールが検出された、と発表しました。
 3回の検査で0.14mg/リットルから0.05mg/リットルが検出された、とのことです。
 この客室乗務員を交代させたため、この便を含め国内線4便に最大25分の遅れが出ました。
 この客室乗務員は同航空の聞き取りに、規定の12時間前以降に焼酎2杯を飲酒したことを認めています。

@試験10号機の完成に暗雲、配線が収まらない
 3日の「日経ビジネス(電子版)」に載った「三菱重工「スペースジェット」に見る改革の難しさ」によりますと、三菱スペースジェットM90型機の最終型式証明(TC)試験に供する、試験10号機の完成が遅れている理由は、コンピューターを分離した事による電気配線に手間取っているため、とのことです。
 特に苦労しているのは配線を埋め込むスペースが十分でないことによります。通常は電気配線を代えるときに機体を再設計してスペースを確保するのですが、10号機では機体がすでに完成しているために、そこに、配線をどう埋め込むかが問題となっている、とのことです。
 それと、指揮系統が混乱しており、三菱重工特有の各部門間のエリート意識やセクショナリズムが壁を作っている、と分析しています。
 さらに、外国人社員との意思疎通が十分でなくなっている事も問題を複雑にしている、とのことです。
 これの問題があるため、6度目の納入延期発表もやむを得ない所ですが、電気配線の解決が何時になるかの見通しもついていない、とのことです。


*1月4日

@成田空港が帰国ラッシュ、今日だけで約6万人が入国
 成田空港では、年末年始を海外で過ごした人の帰国ラッシュがピークを迎えています。今日だけで、約6万人が入国する見込みです。
 帰国ラッシュは明日も続きます。

@中国東方航空の成田=武漢線が今日から運航を開始
 中国東方航空は今日から成田=武漢線を開設しました。週3往復(火・木・土曜日)になります。機材はB737-800型機になります。
 初便は12時55分に到着しました。

@ゴーンは関西空港からプライベートジェット機で逃亡、元米軍特殊部隊の経営する警備会社が手配か?
 昨日の時事通信によりますと、トルコの「MNG航空」は現地時間3日、前日産会長のカルロス・ゴーンが日本からレバノンに逃亡した際に、「自社の運航した航空機を違法に使われた」として、ゴーンの刑事告訴に踏み切ったことを明らかにしました。なお、機体は別の会社のものだったが、運航乗務員は同航空の社員、とのことです。
 「MNG航空」の声明によりますと、1機はドバイから大阪に行き、大阪からイスタンブールに飛び、もう1機はイスタンブールからベイルートに飛んだ、とのことです。この際に、同航空の従業員の一人が、ゴーンの名前が出ないように文書を改竄したことを認めている、とのことです。同航空によりますと、この2機は関連性がないように見えた、とのことです。
 更に、昨日のNHKニュースによりますと、この「MNG航空」のプライベートジェット機は先月29日午後11時過ぎに関西空港を離陸した模様で、駐機場を移動する映像を放映しています。
 米国のメディアはこの計画を手配し、実際に実行したのは元米国陸軍の特殊部隊員が設立した警備会社で、チャーターしたジェット機をイスタンブールから関西空港に手配し、関西空港からイスタンブールに行き、そこで、別の機体に乗り換えてベイルートまで2人の社員が付き添った、とのことです。
 ゴーンは関西空港から、大型音響装置の機材として持ち込まれた箱の一つに入れられ、この箱には空気穴があけられていた、とのことです。
 なお、レバノンのメディアは、レバノンの司法当局が2日、国際刑事警察機構(ICPO)の手配書を受け取ったと伝えました。

@武漢で正体不明の肺炎が発生、香港当局は厳重な警戒態勢とる
 昨日の「Traicy」によりますと、香港政府は中国の武漢で原因不明のウイルス性肺炎が発生していることから、空港や駅で衛生措置の強化を行う、と発表した、とのことです。
 香港に入境する人のうち、14日以内に武漢のローカル市場や海鮮市場を訪れた人のうち呼吸器疾患があり、発熱している人は、公立病院に隔離される、とのことです。


*1月3日

@アメリカン航空の成田=シカゴ線が今日で運休に
 アメリカン航空の成田=シカゴ線が、今日を最後に運休となります。同便は週3往復で運航されていました。

@2019年の致命的な事故は22件、死者は297人に
 現地時間1月3日の「Flight Global(英文)」によりますと、昨年の世界航空業界における致命的な事故は、前年の2018年に比べ8件増の22件となりましたが、死者の数は246人少ない297人となっています。
 ちなみに、この10年間で一番事故数が少ないのは2015年の9件で、一番死亡者が少なかったのは2017年の56人でした。


*1月2日

@中国東方航空が成田=煙台線を今日から開設
 今日から中国東方航空の成田=煙台線が開設されました。週3往復(火・木・土曜日)で、機材はA320型機を使います。初便は午前12時45分に成田空港に到着しました。
【コメント】今後も成田空港と中国各地を結ぶ路線が、次々に開設されることになります。しかし、羽田空港国際線拡大の影響で減便や運休となる路線も増えますので、2020年は成田空港にとって、厳しい年になりますね。


*1月1日

 

12月のアクセス数は18,913回、2019年1年間のアクセス数は215,826回でした。

@「成田空港での LCC を強化する必要がある」と日本航空副社長
 今日の「Aviation Wire」によりますと、日本航空の藤田副社長は昨日、「これまではFSC(フルサービス航空会社)としてJALの品質を磨き上げてきたが、特に成田ではLCCが伸びているので、LCCを強化する必要がある。3社の良さを生かしながら、JALのノウハウを提供していきたい」と語り、 LCC 3社との提携を強め、 LCCを収益源として取り組みを強化する考えを明らかにしました。
 3社とは子会社の「ZIPAIR Tokyo」、50%を出資する「ジェットスター・ ジャパン」、業務提携している「春秋航空日本(Spring Japan)」になります。

@全日空機が福島空港に着陸出来ず、成田空港に目的地変更
 今日の福島民友新聞(YAHOO!ニュース)によりますと、昨日午後6時頃、新千歳発福島行きの全日空1114便・B737-500型機が福島空港に着陸しようとしたところ、風が強いために着陸出来ず、目的地を成田空港に変更しました。この影響で福島発大阪行きの全日空1698便が欠航となりました。

@2〜4月に「ロズウェル空港」でMRJ 90型機のブレーキテスト実施
 現地時間昨年12月26日の「ロズウェル・デイリー・レコード(英語版)」によりますと、三菱航空機会社は2月から4月に米国のニューメキシコ州にある「ロズウェル空港」で試験飛行を実施する予定、と伝えています。
 この空港の滑走路は溝のない平坦な滑走路を持つ数少ない空港で、ここに、2〜3機のMRJ 90型試験機を持ち込み、ブレーキのテストを行う、としています。MRJ 90型機は以前にもこの空港で何回か試験飛行を行っています。


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