2020年9月前半の出来事


*9月15日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が13日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、13日入国者で1名でした。
 この人は千葉県居住の40才代男性で、フィリピンでの行動歴がありました。無症状とのことです。
【コメント】喜ばしいことなのですが、この所、成田空港での感染確認者が減少しています。検査態勢は整備が進んでいるとのことですが、減少している理由は何でしょうか?

@琉球エアーコミューター機がエンジントラブル警告で引き返す
 今日の沖縄タイムスによりますと、昨日午後4時19分頃、那覇発新石垣行きの琉球エアーコミューター機で、離陸後エンジントラブル警告が発生し、那覇空港に引き返しました。
 同機は無事緊急着陸し、乗客・乗員42人にケガはありませんでした。同便は機体を交換し再出発して午後7時頃新石垣空港に到着しました。

@欧州航空安全機関のB737MAX型機試験飛行が終わる
 欧州航空安全機関(EASA)は現地時間11日、カナダのバンクーバーでB737MAX型機の試験飛行を終了しました。
 今後、この飛行データを分析し安全性確認の検討を行います。


*9月14日

@ユナイテッド航空の成田空港客室乗務員拠点が今月末に廃止、約150人が失職か
 今日のNHKニュースによりますと、ユナイテッド航空は成田空港にある客室乗務員拠点を今月中にも閉鎖する見込みとのことです。
 成田空港拠点には客室乗務員約350人が所属し、この内、日本人は約180人所属している、とのことで、270人が失職する可能性もある、とのことです。
 今日の「テレ東NEWS」によりますと、日本人の客室乗務員もグリーンカード(米国永住権)や労働ビザなどを所有する場合は、アメリカの拠点へ移動できるとしていますが、成田空港所属の客室乗務員の内、約150人は持っておらず、働き続けるのが困難な見通し、とのことです。
 写真は2011年のものですが、第1ターミナルに駐機するユナイテッド航空機群です。手前の2機は尾翼が現塗装ですが、後の2機は旧塗装になります。

 

@ハワイアン航空が10月1日から成田=ホノルル線を再開
 ハワイアン航空は今日、10月1日から成田=ホノルル線を再開する、と発表しました。機材はA330型機を使います。週1往復の運航で、成田空港発は土曜日となりますので、成田空港発の再開初便は3日になります。
 しかし、ハワイ州政府は9月1日から、すべての渡航者に旅行情報や健康情報のオンライン登録を義務付けています。
 ハワイアン航空では「2019新型肺炎」の影響で、同路線を貨物専用便として運航していましたが、これを、旅客便として運航します。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が13日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、13日入国者で1名でした。
 この人は新潟県居住の40才代男性で、オランダでの行動歴がありました。無症状とのことです。

@スカイマークもシルバーウィーク中の増便を発表
 スカイマーク11日、シルバーウィーク中に6路線で39便を増便することを明らかにしました。増便する日時と路線は同ウエブサイトで確認出来ます。

@ボーイング社の8月実績は引渡が13機、受注が8機
 ボーイング社の8月旅客機引き渡しはB737型機が2機、B767型機が4機、B777型機が3機、B787型機が4機の合計13機でした。
 また、受注はB737MAX型機が5機、B777型機が3機、の合計8機となっています。


*9月13日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が11日に2名、12日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、11日入国者で2名、12日入国者で1名でした。
 11日の1人目は居住地非公表の60才代男性で、米国での行動歴がありました。
 2人目は居住地と行動歴が非公表の30才代男性です。2人共無症状でした。
 12日の人は兵庫県居住の20才代女性で、行動歴は非公表で、無症状とのことです。

@成田空港のランプコントロールタワーは2つある
 10日から供用が開始された「ランプセントラルタワー」ですが、名前の中に「セントラル」という言葉が入っています。
 これは、成田空港にはランプコントロールタワーが2本あるために入れられた言葉のようです。
 もう1本のタワーは第2ターミナルの出国審査後のエリアと、サテライトを結ぶ連絡通路の根元にあります。このタワーでは第2ターミナルと第3ターミナルの駐機スポットに旅客機を誘導します。
 元のコントロールタワーや、新しい「ランプセントラルタワー」からも、第2ターミナルにあるスポットが一部見渡せないために設けられたようで、こちらは「イーストタワー」と呼ばれているようです。狭いエリアが誘導対象なので、高さはそれほどありません。
 写真は南側から見た「イーストタワー」です。

 

@奥尻空港でマスク装着を拒否した乗客が降機させられる
 昨日の朝日新聞によりますと、昨日午後0時半頃、奥尻発函館行きの北海道エアシステム2890便・サーブ340型機で、出発前に男性乗客がマスクを付けることを拒否しました。
 客室乗務員が説得しましたが応じず、理由も答えませんでした。このため、機長は安全な運航に支障をきたす恐れがあると判断し、航空法に基づき、飛行機を降りるよう指示しました。このトラブルで同機の出発が約30分遅れました。
 この男性は同紙の取材に対し、前にもマスクを付けたときにじんましんが出た、とのことで、答えなかったのは知られたくなかったから、との事だそうです。

@エアバスの8月実績は引渡が39機、受注は1機
 エアバスの8月引き渡しはA320型機ファミリーが35機、A330型機ファミリーが2機、A350型機ファミリーが2機の合計39機でした。
 また、受注はA32型機ファミリーが1機でした。


*9月12日

@「ZIPAIR 」の成田=仁川線が運航開始
 ZIPAIRは今日から成田=仁川線の運航を開始しました。初便の「ZG41便(JA822J)」は午前9時半に成田空港を離陸しました。週5往復の運航となります。
 当初は貨物便として運航しますが、韓国側の受け入れ準備ができ次第、9月中にも旅客便として就航したい、とのことです。なお、初便には先任客室乗務員1人、訓練生指導者5人、客室乗務員4人、教官1人が搭乗し、慣熟訓練を行いました。
 西田社長は、すでに米国国土交通省から営業許可が出ている成田=ホノルル線について、「ホノルル側の外国人の受け入れ体制が整い次第、10月末から開始される冬期ダイヤ中に運航を開始したい」と述べました。
【コメント】西田社長は貨物便を飛ばす理由について「燃料費が出れば良い」と語っていましたが、この所の航空燃料価格が「2019新型肺炎」の前と較べ、約半額に下落していることが追い風になっているのでしょうね。
 下図は「Flightradar24」による「ZG41」便の航跡です。

 

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が10日に2名、11日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、10日入国者で2名、11日入国者で1名でした。
 10日の1人目は福岡県居住の50才代女性で、行動歴は非公表でした。
 2人目は居住地と行動歴が非公表の20才代女性で、2人共に無症状でした。
 11日は東京都居住の20才代女性で、チュニジアでの行動歴があり、発熱がある、との事です。

@日本航空が4連休の予約好調で、約60便の臨時便を運航へ
 共同通信によりますと、日本航空と全日空は19日〜22日の4連休の予約が好調なために、臨時便を運航する、との事です。
 日本航空は前後を含め17日〜23日に約60便を設定し、路線によっては機材を大型化します。
 また、全日空は羽田=新千歳線を19日に1便増やし、機材も大型化する、との事です。

@アシアナ航空が買収交渉の決裂を正式発表、6年ぶりに再建団の管理下に
 今日のNHKニュースによりますと、アシアナ航空は現地時間11日、HDC(現代)産業開発などでつくる企業連合との買収交渉が決裂した、と正式に発表しました。
 これにより、同社が6年ぶりに再び債権団の管理下に置かれる事になりました。
 これを受けて韓国政府は同航空に対して「基幹産業安定資金」を通じて、2兆4000億ウォン(約2148億円)の支援を行うことを決めました。
 これにより、運航は継続されます。
 しかし、現地メディアは同航空が新たな買収交渉先を探すことになる、としています。


*9月11日

@「秋の夜長は、虫の声」は、はるか昔
 9月1日に発行された、成田国際空港振興協会の「Airport News」9月号のコラム「尾翼」で、以下の記述があります。
 「九月は旧暦で『長月(ながつき)』といい、その由来は、『夜長月(よながつき)』を略したという説が最も有力だそうです。
 『コロナ』というカタカナ3文字に振り回される昨今、夜長にマスクを外し、換気のために開けた窓から月を愛で虫の音に耳を傾け、物思いにふけるのも一興ではなでしょうか。」
【コメント】筆者が言わんとしていることは“その通り“と思います。しかし、成田空港の飛行コース下の住民にとっては、はるか昔(約45年前)は毎夜「月を愛で虫の音に耳を傾け」ていたのです。しかし、今は望むべくもありません。
 “秋の夜長”だけでなく何時でも。窓を開ければ深夜午前0時まで、聞こえてくるのは“虫の声”ではなく、“飛行機の轟音”なのです。この状態は何とかならないものでしょうか。
 せめて。開港時の約束である“午後11時”までにしていただきたい、というのが“ささやかな願い”です。

@成田空港での入国者で「2019新型肺炎」感染確認はゼロ、厚労省昨日発表
 厚生労働省が毎日発表している「空港検疫報告」ですが、昨日の発表では成田空港での感染確認はありませんでした。

@ジェットスター・J 機の乗客が『爆弾が入っている」と言って、警察が事情聴取
 今日のNHKニュースによりますと、今日午前7時半頃、成田発那覇行きのジェットスター・J 303便の出発準備中に、50歳代の男性と客室乗務員が手荷物を巡り、口論となりました。
 この際、男性が「爆弾が入っている」などと発言したため、同航空は警察に通報しました。警察官が駆けつけ、男性の手荷物を検査して爆弾が入っていないことを確認して、この男性を降機させ、事情を聞きました。
 このトラブルで同便は出発が約15分遅れました。
【コメント】この所、この様なトラブルが続いています。「2019新型肺炎」の影響ですね。

@ベトナム航空が成田=ベトナム線を部分再開、9月に片道6便
 昨日のAviation Wireによりますと、ベトナム航空はハノイ成田線を9月に4便(18日・23日・25日・30日)、ホーチミン成田線を9月に2便(25日・30日)運航する、と発表しました。
 入国制限の関係からベトナムからの乗客は予約できますが、成田空港からは予約はできません。
【コメント】定期便の便名を使っていることから再開と言えるのでしょうね。写真は第1ターミナルに駐機するベトナム航空のA350-900型機です。

 

@米・カンザス航空が29日から貨物便で成田空港に乗り入れ予定
 国土交通省のページには出ていないのですが、今日のAviation Wireによりますと、航空局は昨日付で、米国のサザンエアー(SOO/9S)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を、9月10日付で許可した、とのことです。
 同航空は貨物専用航空会社で、29日から成田空港に経由地として、週3便で乗り入れる予定、とのことです。

@スカイマークの8月実績は旅客数が66.3%減
 スカイマークが発表した「8月の搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)66.3%減の25万1923人、搭乗率は44.6ポイント減の45.5%となっています。

@シンガポール航空が4300人の人員削減を発表
 昨日のAviation Wireによりますと、シンガポール航空は現地時間10日、グループの全従業員の内、4300人を削減する方針を明らかにしました。
 すでに、早期退職や新規採用の凍結などで、1900人削減のめどは立っている、とのことで、残りは2400人となります。
 同航空は国内線がないため、世界的には徐々に回復傾向の見えつつある、国内線回復の影響はなく、状況はより厳しいとのことです。


*9月10日

@「中長期的な観点から必要不可欠なものだ」と栗田国土事務次官
 今日の日刊航空によりますと、国土交通省の栗田卓也事務次官は昨日の記者会見で、首都圏空港機能強化について、引き続き進めていく考えを強調しました。
 栗田氏は「首都圏の空港では現在、さらなる機能強化として、年間 100 万回の発着容量を実現するための取り組みを進めている。訪日外国人旅行者拡大への対応や国際競争力の強化といった中長期的な観点から必要不可欠なものだ。(「2019新型肺炎」による、需要減の基でも)中期的な視点を持って計画的に整備を図っていかないといけない」と述べた、とのことです。
【コメント】全くずさんな“需要予測”(下図を参照)を基にして建てられた計画に正当性はあるのでしょうか。
 航空需要が徐々に回復する見込みがあるとは思いますが、「年間発着回数100万回」を必要とするのは20〜30年後、もしかすれば、40年後にもなるかも知れません。
 とすれば、この「首都圏空港機能強化計画」は実情に即して練り直すべきです。大企業の“儲け”の為に、国民の税金を湯水の如く注入すべきではありません。
 これだけ機能強化計画に固守する裏には、戦争(有事)の際に、成田空港を兵站基地として利用しようという計画があるのでしょうか。

 

@今日から「ランプセントラルタワー」が供用開始
 成田空港では、今日午前0時から、新ランプタワー「ランプセントラルタワー」の供用が開始されました。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が8日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、8日入国者で1名でした。
 この人は東京都居住の80才代男性で、フィリピンでの行動歴がありました。無症状との事です。

@ピーチが成田=台北線を10月25日から再開へ
 ピーチ・アビエーションは今日、10月25日から成田=台北線を再開する、とは発表しました。
 週3往復(成田発月・木・土曜日、成田着火・金・日曜日)となります。当面、12月23日までとなります。

@昨日到着したスクート機は今日出発しました
 昨日から運航が再開され、成田空港に到着した「スクート」のシンガポール=台北=成田線ですが、折返し便のシンガポール行きは、やはり今日出発しました。

@デルタ航空がエアバスから受領した新鋭機の整備を成田空港で行う、9月〜12月に5機
 デルタ航空は、成田空港内にある同航空テクニカル・オペレーション・センター「テックオプス」で、エアバスから受領するA350-900型機とA330-900型機の使用前整備を実施する、と発表しました。
 9月中旬から12月初旬にかけてA350-900型機2機とA330-900型機3機の整備を行う、との事です。
 同航空は成田空港路線から全て撤退していますが、整備格納庫である「テックオプス」は残しています。写真は成田空港整備地区にある「テックオプス」です。

 

@ユナイテッド航空は需要が予測を下回り、第3四半期に更なる減便へ
 9日のロイター通信(エキサイトニュース)によりますと、ユナイテッド航空は現地時間9日、第3四半期の旅客収入が当初予測よりも低くなる見込み、と発表しました。
 これにより、運航便数の更なる縮小を事を検討している、とのことです。


*9月9日

スクートが今日から成田=台北=シンガポール線を再開
 今日から、シンガポール航空の子会社 LCC 「スクート」のシンガポール=台北=成田線が週1往復で再開されました。
 成田空港公式ホームページで検索したところ、今日の到着便はあるのですが、出発便は出ていません。成田空港出発は明日になるようです。
 写真は第2ターミナル前を移動するスクートのB787型機です。

 

@ユナイテッド航空が冬季ダイヤで成田=ニューヨーク線を減便
 今日の「Aviation Wire」によりますと、ユナイテッド航空は今日、10月の日本路線計画を発表しましたが、現在1日1往復で運航している成田=ニューヨーク(ニューアーク)線を減便し、週6往復とする、とのことです。

@日本航空が10月前半のダイヤで成田空港の国内路線を引き続き運休に
 日本航空が今日発表した国内線10月前半のダイヤですが、成田空港路線は成田=大阪線、成田=札幌線、成田=中部線、成田=福岡線は引き続き運休となる、とのことです。

@成田空港での入国者で「2019新型肺炎」感染確認はゼロ、厚労省昨日発表
 厚生労働省が毎日発表している「空港検疫報告」ですが、昨日の発表では成田空港での感染確認はありませんでした。

@エア・アジアのトニーCEOが日本からの撤退を示唆
 今日のトライシーが伝えたところによりますと、エアアジアグループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)はロイター通信の取材に答え、日本事業について「日本については私たちが真剣に考えなければならないと思います。もし私たちが多くの現金を持っていたら、おそらく継続するでしょう。近いうちに日本についての決定が下されると思います。」と述べた、とのことです。
【コメント】同グループの日本路線からの撤退と言うことなのでしょうか。それとも、エアアジア・ジャパンの清算と言うことなのでしょうか?

@政府が昨日から5ヵ国との往来再開を許可、合計7ヵ国に
 今日のNHKニュースによりますと、政府は昨日から、「2019新型肺炎」が比較的落ち着いている、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、それに台湾の5つの国と地域について、長期滞在者を対象に往来を再開させました。
 これで、すでに再開していたタイとベトナムを含めて往来再開が7つの国と地域になります。
 ただし、日本に入国するときには14日間の経過観察待機が義務づけられます。


*9月8日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が6日に5名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、6日入国者で5名でした。
 1人目は東京都居住の50歳代女性で、米国での行動歴があります。
 2人目は居住地と行動歴が非公表の20歳代男性です。
 3人目は居住地と行動歴が非公表の20歳代女性です。
 4人目は千葉県居住の20歳代男性で、フィリピンでの行動歴があります。
 5人目は居住地と行動歴が非公表の50歳代女性です。
 5人とも無症状とのことです。

@全日空が成田=ホノルル線を9月に2往復運航
 今日のAviation Wireによりますと、全日空は10月5日と19日に成田=ホノルル線を各1往復運航する計画、とのことです。機材はB787-9型樹を予定しています。
 運航は半年ぶりになりますが、10月以降については需要動向を見てから判断する、とのことです。
【コメント】再開と言うよりは、臨時便と言った方が良いようですね。

@昨日午後、ピーチ機の機内でマスク着用を拒否し騒いだ男性を新潟空港に臨時着陸し降機
 今日の讀賣新聞によりますと、昨日午後、釧路発関西行きのピーチ・アビエーション126便・A320型機で、男性客がマスクの装着を拒否しました。
 このため、同機は出発を遅らせ、この男性の周辺乗客座席を変更し、1時15分頃に出発しました。
 その後もこの男性客にマスク装着を求めましたが、男性客が「非科学的だ」「要請するなら書面を出せ」などと言って乗務員を威嚇、大声をあげたため、機長の判断で、新潟空港に臨時着陸し、この男性を降機させ、関西空港に向かいました。
 このトラブルで、同機の到着が約2時間15分遅れました。
【コメント】この様な場合、航空会社からの損害賠償が請求出来るのではないか、と思います。ピーチは大きな損害を受けたと思われますので、請求すべきですね。
 写真は「Flightradar24」でのピーチ126便の航跡です。この後、新潟から関西空港に向かいました。

 

@全日空の7月国際線旅客数は96.3%減、国内線旅客数は75.6%減に
 ANAホールディングスが今日発表した「ANAグループ7月実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)96.3%減の3万3597人、利用率は52.4ポイント減の25.3%となっています。
 一方、国内線では旅客数が75.6%減の83万6529人、利用率が26.8ポイント減の40.9%となりました。成田空港路線は全便運休となっています。
 運航実績では国際線が欠航率が90.4ポイント悪化の90.4%、定時出発遅延率が12.1ポイント改善の7.2%、定時到着遅延率が12.7ポイント改善の4.1%となり、
 一方、国内線では欠航率が50.1ポイント悪化の50.8%、定時出発遅延率が7.4ポイント改善の2.4%、定時到着遅延率が10.2ポイント改善の3.2%となっています。


*9月7日

@「ZIPAIR Tokyo」が12日から成田=仁川線を貨物便として開設へ
 日本航空の子会社で中距離LCC「ZIPAIR Tokyo」は今日、12日から成田=仁川線を貨物専用便として運航を開始する、と発表しました。
 週5往復(日・火・水・木・土曜日)となります。機材はB787-8型機になります。
 写真は第1ターミナル南ウイング前を移動する「ZIPAIR Tokyo」の2号機(JA825J)です。

 

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が5日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、5日入国者で1名でした。
 この人は、居住地fが東京都の50才代女性で、カナダでの行動歴があります。
 無症状との事です。

@ルフトハンザ航空グループのキャンセルが600万人に約24億ユーロ
 今日のウイングトラベルによりますと、ルフトハンザグループは現地時間4日、今年度のキャンセルによる払い戻しが、今月2日現在で約26億ユーロ(約3260億円)に達し、払い戻しを受けた旅客は約600万人に達した事を明らかにしました。
 これでも、まだ、処理されていない払い戻しは約110万件に達する、との事です。
【コメント】これらの多くは「2019新型肺炎」によるキャンセルですが、この払い戻しが各航空会社の手元現金不足に、拍車をかけて財務体質の悪化を招いているようです。


*9月6日

@これからの周辺対策交付金を発着回数50万回に合わせて交付する改訂を7月15日に公告
 今までの周辺対策交付金は、年間国際線発着回数や市町ごとの騒音地域の広さやそこで生活する世帯数などで、毎年計算して交付されていました。
 これを、国や成田国際空港株式会社(NAA)は2018年3月13日の四者協議会確認書の中で、「空港運用時間延長」と共に、今後、「発着回数を50万回として、計算する。これにより、周辺対策交付金の額はおおよそ現在よりも1.5倍になる」と表明し、強引に合意を取り付けました
 この件についての改訂が7月15日付で次のように公告されました。
 「成田国際空港株式会社法施行令(平成十六年政令第五十号)第六条第二項の規定に基づき、成田国際空港株式会社法施行令第六条の規定による地方公共団体及び交付金の額の指定に関する告示(平成十六年国土交通省告示第四百三十一号〕の一部を次のように改正する。」となっています。
 詳しくは下に画像で掲載しますが、これにより、今後、例え、年間国際線の発着回数が「ゼロ」であっても.「50万回」飛んだとして、周辺対策交付金が支払われることになります。
 なお、文章の中の「赤枠」は私が入れたものです。

 

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が4日に2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、4日入国者で2名でした。
 1人目は居住地非公表の30才代男性で、中国での行動歴があります。
 2人目は茨城県居住の40才代男性で、パキスタンでの行動歴があります。
 2人とも無症状との事です。


*9月5日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が3日に4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、3日入国者で4名でした。
 1人目は東京都居住の20才代女性で、中国での行動歴があります。
 2人目は居住地と行動歴が非公表の、50才代男性です。
 3人目は埼玉県居住の30才代男性で、アフガニスタンでの行動歴があります。
 4人目は東京都居住の10才代未満の大西で、ベトナムでの行動歴があります。
 4人とも無症状との事です。

@エイビロード調査で日本航空が4部門でトップ
 リクルートライフスタイルのエイビーロード・リサーチ・センターは昨日、「エアライン満足度調査2020」を発表しました。
 これによりますと、総合満足度では日本航空と全日空が同率1位となりました。日本航空の1位獲得は2017年に次いで2回目となります。全日空は3回目となります。
 日本航空は「総合満足度」と5部門ある部門別のうち「機内サービス部門」「空港接客サービス部門」「機材・設備部門」の3部門と合わせ、計4部門で1位を獲得しました。
 調査はインターネットで4月15日〜20日まで行い、無作為で8676人を抽出し、回答は4631人からありました。ちなみに、3位がシンガポール航空、4位がキャセイ航空、5位がKLMオランダ航空となっており、キャセイ航空は前年の14位から10ランクアップしています。

@橋本オリ・パラ担当大臣が「選手などには2週間の待機求めない」案を明らかに
 昨日のNHKニュースによりますと、オリンピック・パラリンピック担当である橋本大臣は昨日夕方開かれた、東京都や大会組織委員会との間で設立された新たな会議で出入国のあり方を検討することを明らかにしました。
 具体的には参加選手の入国後2週間の待機を求めない案を検討する、との事です。
【コメント】また、また、金儲け優先ですか。1月の中国関係春節時期に「2019新型肺炎」の流行を軽視し、訪日外国人の落としてくれる“お金”欲しさに、何の対策を取らず、コロナウイルスを日本に蔓延させた事を忘れたのでしょうか。
 これは、安倍内閣の明らかな失策です。この「2019新型肺炎」が今の日本の経済活動に計り知れない損失を招いていることを考えるべきですね。今は、何と言っても「2019新型肺炎」の流行を押さえ込まなければなりません。
 オリンピック・パラリンピックが、関係経済界の利益を上げることには有効かも知れませんが、「2019新型肺炎」の大流行を再度招きかねないと思います。
 間近になって、流行がぶり返した場合の中止は、かえって、大混乱と大流行をもたらすのではないでしょうか。早めに中止すべきではないでしょうか。

@ヴァージンアトランティック航空がさらに1150人を削減
 英国のヴァージンアトランティック航空は現地時間4日、従業員1150人を追加で削減する、と発表しました。
 これで、「2019新型肺炎」前の従業員約1万人が半減することになります。
 経営破綻した同航空は英国と米国の裁判所の手続をへて12億ポンド(約1700億円)の資金支援を確保したことも明らかにしました。
 これにより、当面の運航についての資金は確保しましたが、しかし、再建の行方は不透明となっています。


*9月4日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が2日に2名、3日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、2日入国者で2名、3日入国者で1名でした。
 2日の1人目は東京都居住の20才代男性で、中国での行動歴がありました。
 2人目は居住地と行動歴が非公表の20才代男性でした。
 3日は埼玉県居住の10才代未満の女性で、バングラデシュでの行動歴がありました。
 3人共に無症状との事です。

@北海道エアポート社長が「元に戻るのは2026年頃」
 今日の「Aviation Wire」によりますと、北海道の7空港を運営する「北海道エアポート」の蒲生社長は今日、「北海道の旅行需要回復には5年から6年程度かかる.『2019新型肺炎』流行前の状態に戻るのは2026年ぐらいになるのでは」との見通しを示しました。

@アシアナ航空買収交渉が白紙に
 今日の韓国メディアによりますと、HDC現代産業開発によるアシアナ航空の買収が白紙に戻った、との事です。
 この結果、アシアナ航空は基幹産業安定基金の支援を受けて、再建団の管理体制に入る見通し、との事です。
 HDC現代産業開発側は「2019新型肺炎」の影響が大きいことから、資産などの再審査を要求しており、一方、再建団側は売却額の値引きを提案していましたが、HDC現代産業開発は主張を撤回しませんでした。
 写真は「空の駅 ふわり」の駐車場から撮ったものですが、A滑走路に着陸するアシアナ航空のA380型機です。
【コメント】今後どうなるのでしょうか。

 


*9月3日

@新「ランプセントラルタワー」は来年2月頃から取り壊し
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、10日から供用を開始する新「ランプコントールタワー」の報道機関向けの内覧会を開きました。
 新「ランプセントラルタワー」は高さ60mとの事で、旧管制塔だった現ランプタワーよりも若干低くなります。
 ランプコントロールの要員は1チーム10名が4チームで8時間毎に交代し、24時間休みなくコントロールすることになります。10人の内2人は第2ターミナル周辺の誘導をするために、現在もある「ランプイースト」で業務に当たります。
 10日午前0時から新「ランプセントラルタワー」で業務を開始し、問題がない場合には現ランプタワーは役目を終えることになります。その後、現ランプタワーは取り壊されることになり、来年2月頃から取り壊しが始まる予定です。
 写真は「ひこうきの丘」から見た、3本のタワーです。

 

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が1日に4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、1日入国者で4名でした。
 1人目は兵庫県居住の20才代男性で、イタリアでの行動歴があります。
 2人目は居住地と行動歴が非公表の50才代男性です。
 3人目は居住地と行動歴が非公表の40才代男性です。
 4人目は千葉県居住の40才代男性で、フィリピンでの行動歴があります。
 4名とも無症状との事です。

@「2019新型肺炎陰性検査証明」を発行できる医療機関登録は274機関
 今日の「WING DAILY」によりますと、経済産業省は1日、ビジネス渡航等を念頭においた「2019新型肺炎」陰性検査証明を発行できる医療機関の2次募集の結果を発表しました。
 これにより、第1次募集と合わせて274機関からの応募があった、との事です。
 経済産業省と厚生労働省は、「海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)」を来月にもウェブサイト上に設置することを計画しています。
 この「海外渡航者新型コロナウイルス検査センター(TeCOT)」は、諸各国が入国に際して求める「陰性証明書」を発行することが出来ます。今回の募集により、この274機関で、平日1日に5400件の検査が可能になる見込み、との事です。
 ただ、多くの国は入国前72時間や48時間以内の検査証明書を必要としており、現状では検査結果が出るまで、数日かかる機関もある、との事です。
 この、陰性証明書の利用はビジネスだけではなく、スポーツ、公務員・乗員などでの利用も可能にする予定です。


*9月2日

@成田空港8月速報値で発着回数85.2%減、出発旅客数は97.4%減
 今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)がこの程明らかにした、8月1日〜25日までの成田空港運用状況速報では、国際線発着回数が前年同月比(以下同じ)85.2%減、出国旅客数が97.4%減と非常に厳しい状況が続いています。
 一方、国内線では発着回数が32.7%減となり回復傾向が顕著でした。
【コメント】国内線はお盆期間の需要が伸びなかったため、お盆期間が終わってから、再び、減便が拡大していますね。

@エチオピア航空の成田=仁川=アディスアベバ線が増便
 昨日の「Traicy」によりますと、エチオピア航空は昨日から成田=仁川=アディスアベバ線を週1往復増便し、週4往復(成田空港発 水・金・土・日曜日)としました。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が31日に2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、31日入国者で2名でした。
 1人目は大阪府居住の30才代男性で、カナダでの行動歴があります。
 2人目は居住地と行動歴が非公表の30才代男性です。
 両名は共に無症状との事です。

@スカイマーク機がバードストライク損傷、航空機事故に認定
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、先月29日午後5時30分頃、羽田発福岡行きのスカイマーク21便・B737-800型機(JA73NM)が、離陸後約10分の羽田空港の東南東約15Km、高度約3300mを飛行中に、バードストライクに遭遇しました。
 同機はそのまま飛行を続け、無事に福岡空港に着陸しました。
 着陸後に点検したところ、このトラブルで機体左前方の外板に凹みが見つかり、内部の構造部材にも損傷が見つかりました。
 このため、同機は飛行不能となり、折返しの24便が欠航となりました。
 運輸安全委員会は同30日に航空機事故に認定し、調査に入りました。
【コメント】機長はバードストライクがあった時に、「鳥と衝突した可能性あり」と報告しましたが、そのまま福岡に向かいましたが、この判断は妥当だったのでしょうか。
 しかし、高度3300m付近を飛んでいる鳥とは何の種類だったのでしょうか。しかも、これほどの損傷を与えたのですから大形の鳥だったのでしょうね。


*9月1日

8月のアクセス数は23,609回でした。

@明日からセブパシフィック航空が成田→マニラ線を片道で再開
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、セブパシフィック航空は明日から成田→マニラ便を週2便(水・土曜日)で再開します。
 ただし、マニラ→成田便は無乗客となります。

@青島航空が先月29日から成田=福州線に臨時チャーター便運航、週1往復で
 昨日の「Fly Team」によりますと、中国の青島航空は8月29日から、中国人向け緊急避難チャーター便として、成田=福州線に就航しました。
 今後、9月26日まで、週1往復(土曜日)運航する、との事です。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が30日に5名、31日に2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、30日入国者で5名、31日入国者で2名でした。
 30日1人目は居住地非公表の40才代男性で、中国での行動歴があります。
 2人目は千葉県居住の50才代男性で、フィリピンでの行動歴があります。
 3人目は居住地と行動歴が非公表の20才代女性です。
 4人目は千葉県居住の50才代男性で、フィリピンでの行動歴があります。
 5人目は千葉県居住の30才代男性で、中国での行動歴があります。
 31日の1人目は岡山県居住の30才代男性で、メキシコでの行動歴があります。
 2人目は神奈川県居住の20才代女性で、オランダでの行動歴があります。
 7人とも無症状との事です。

@エアージャパンが契約パイロット約300名を一時帰休に
 今日の「ブルームバーグジャパン(YAHOO!ニュース)」によりますと、ANAホールディングスは今日、傘下のエアージャパンで、全ての契約派遣パイロット約300人(ほとんどは外国人)に対し一時帰休を連絡した、と発表しました。
 一時帰休期間中は福利厚生は維持し、副業を行う事を認める、との事です。エアージャパンのウエブサイトによりますと、同社の全従業員は約800人とのことです。
【コメント】日本でも、パイロットのリストラがいよいよ始まりましたね。今後、航空各社でリストラが行われるのではないでしょうか。本当に大変ですね。


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