2021年2月前半の出来事
*2月15日
@ NAA が3月1日からターミナル連絡バスにWi-Fiを導入
成田国際空港株式会社は今日、3月1日から成田空港のターミナル連絡バスにフリーWi-Fiを導入する、と発表しました。国内の空港では初となります。
下の写真は昨年5月の、第3ターミナル行きターミナル連絡バス車内の様子です。「2019新型肺炎」前は必ず立っている人がいたのですが、楽に座れました。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者はありませんでした
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、ありませんでした。
@地震による東北新幹線の不通で航空各社が臨時便を運航
航空各社は13日の地震により東北新幹線で電柱が傾くなどの障害があり、復旧までに10日間ほどかかる見込みから、東北各地への臨時便を多数運航することにしています。運航された臨時便は満席に近い混み具合だったようです。
成田空港発着の臨時便はありません。
@ピーチが2月下旬の追加減便と、3月の減便を発表
ピーチ・アビエーションは12日、19日〜28日の追加減便を発表しました。436便を減便し減便率は52%から65%に上昇しています。
また、3月1日〜27日の減便は1670便とし、減便率は50%となります。
*2月14日
@今年の騒音対策委員会は3月30日(火)の午後
成田国際空港株式会社(NAA)からの連絡によりますと、今年の騒音対策委員会(47回?)は3月30日に開く、との事です。
「2019新型肺炎」のために、時間を短くし、各部会の参加者も最少限にする、との事です。
@成田空港では、昨日深夜の地震による影響はなかったようです
昨日午後11時8分に福島県沖で発生した、最大震度6強の地震による成田空港への影響ですが、「Flightradar24」のプレイバックによりますと、日本貨物航空160便が、A滑走路北端で約15分離陸待機をしていました。
その後、同25分に出発しました。
【コメント】多分、滑走路の安全点検を行っていたものと思われます。安全を確認してからの離陸だったのでしょうね。
私の自宅付近は停電に見舞われました。飛び起きて窓から外を見たところ、南西方向の雲が赤く染まっており、「コンビナートで火災が発生したのか」と心配しましたが、今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、市原市の工場で、緊急停止した影響で出た余剰ガスを燃焼させたことによるもの、とのことです。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者は12日入国者で2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、12日入国者で2名でした。2名とも無症状との事です。
@近畿ツーリストが2021年3月通期決算で370億円の赤字見通し
近畿日本ツーリストは9日、4〜12月期決算で、長引く「2019新型肺炎」による旅行需要激減などにより、当期純利益が261億円の赤字になった、と発表しました。
また、34億円の債務超過に陥ったことも発表しました。
2021年3月期の通期決算見通しでは、1300人に及ぶ希望退職関連の損失とソフトウエアの減損損失を計上することによって、最終赤字は過去最大となる370億円になる、とのことです。
【コメント】ここに来て、内外の航空会社だけではなく、関連企業の経営が悪化しているようです。耐えるのにも限界があるのでしょうね。
じわり、じわりと日本の経済環境も厳しい局面を迎えそうですね。オリンピックを目指してきたアスリートのみなさんには申し訳ないのですが、オリンピックは必要でしょうか?
@米国の全国紙「USA トゥデイ」のエアラインランキングで全日空が4位、日本航空が8位に
昨日の「 FlyTeam 」 によりますと、米国の大手全国紙「USAトゥデイ」の「ベストエアライン2021」で全日空が4位、日本航空が8位に選出されました。
全日空は米国以外の航空会社ではトップとなりました。
*2月13日
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者は11日入国者で4名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、11日入国者で4名でした。4名とも無症状との事です。
@ブラジル型「変異コロナウイルス」市中感染者が確認される
厚生労働省が昨日発表した「変異コロナウイルス感染状況」によりますと、英国型が6人、ブラジル型が1人でした。
この内、ブラジル型に感染した人は、ブラジル滞在歴はありますが、ブラジル型「変異コロナウイルス」が空港検疫以外(市中)で確認されたのは初めてとなります。
この人は2月上旬に発症し、現在、医療機関で治療中です。
@機内食用の食材卸し業者が営業を停止する
昨日の「時事メディカル」によりますと、航空機の機内食向けなどに水産物や食肉加工品を卸販売していた「ムツミグローバルフーズネットワーク」と関連会社(八街市)が昨日までに営業を停止し、事実上破綻しました。
負債総額は約46億円となります。「2019新型肺炎」の影響で機内食向けの需要が激減したことが原因とのことです。
@スカイマークの1月旅客数が69.2%減、搭乗率が38.4ポイント減
スカイマークが発表した「1月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)69.2%減の19万3230人、搭乗率は38.4ポイント減の39.5%となりました。
*2月12日
@ファイザー社のワクチン40万回分が成田空港に到着
アメリカの製薬大手ファイザーが開発した新型コロナウイルスのワクチン約40万回分が、今日午前10時20分頃、全日空機で成田空港に到着しました。
国は14日にも正式に承認し、来週から医療従事者に接種される見通しです。
@フランス政府がドゴール空港の拡張計画を中止に
今日の共同通信によりますと、現地時間11日、フランスのシャルル ・ドゴール空港を運営する「ADP」グループは政府の要請を受けて、第4ターミナルの建設を中止すると発表しました。
これにより、新たなプロジェクトに舵を切る、とのことです。理由は「2019新型肺炎」の影響で航空需要の増大に陰りが見えること、また、地球温暖化ガスの排出でも悪影響が考えられるから、とのことです。
【コメント】国土交通省はこのような柔軟な考え方は出来ないのでしょうか。「成田空港の機能強化計画」の元になる「首都圏空港機能強化計画」は過去の誤った見通しの元に作られたものですね。
@「春秋航空・日本」が夏季ダイヤを発表、GW には国内3路線を1日1往復に
春秋航空日本は今日、3月28日から始まる夏期ダイヤを発表しました。
国内線は成田=広島線と成田=新千歳線が土・日曜日に1往復、成田=佐賀線は日曜のみに1往復となります。なお、4月28日〜5月5日の繁忙期は3路線共に1日1往復となります。
また、国際線は成田=ハルピン線が日曜日に1往復、成田=天津線は隔週の月曜日に1往復、成田=南京線は隔週の金曜日に1往復となります。
@シルクウェイ航空の就航が確認できました
昨日、新規就航したはずの「シルクウェイ航空」ですが、「Flightradar24」で昨日確認したところ、出てきませんでした。
しかし、今朝の「Flightradar24」のプレイバックで確認したところ、下の画像のように成田空港から午後9時38分にバグーへ向けて出発したことが確認できました。
使用機材はB747-8F型機でした。貨物機としては最新型ですね。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者は10日入国者で2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、10日入国者で2名でした。無症状との事です。
@ブラジル型「変異コロナウイルス」の感染力は3倍の強さ
今日の共同通信(ライブドアニュース)によりますと、現地時間11日、ブラジルのパズエロ保健相は、1月に羽田空港の検査で、初めて確認されたブラジル型変異コロナウイルスについて、「感染力は(通常の)3倍だ」と述べた、とのことです。
@海南航空の再建的破産を中国の裁判所が認める
今日の日本経済新聞によりますと、中国の海南航空は現地時間12日までに、親会社である海航集団グループの債権者が申し立てていた、「再建型の破産手続き申し立て」を海南省の高等裁判所から、同10日に受理された、と発表しました。
これにより、今後裁判所が選任した管理人の元で、債権者との話し合いを進め、再建を目指すことになります。
@国営ナミビア航空が清算へ
今日の 「sky-budget」によりますと、アフリカのナミビア航空は現地時間11日、全便の運航を停止し、精算に入ると発表しました。
従業員約600人には1年分の給与を支払う、とのことです。
*2月11日
@「シルクウェイ航空」が今日から成田=バグー線を開設
アゼルバイジャンの「シルクウェイ航空」が、今日から貨物便として成田=バグー線に就航します。
週2往復(木・土曜日)で、日本貨物航空との共同運航になります。
@日本航空が国内線追加減便で3月1日〜11日は成田路線をほぼ運休
日本航空が昨日発表した3月1日〜11日の国内線追加減便計画によりますと、成田=大阪線と成田=中部線は0.5往復に減便し、成田=札幌線と成田=福岡線は運休とする、とのことです。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者は9日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、9日入国者で1名でした。無症状との事です。
@仙台空港の24時間化で宮城県と地元2市が覚書締結
昨日、宮城県と仙台空港に隣接する名取市と岩沼市が、仙台空港の「運用時間24時間化」で合意し、「覚書」を締結しました。
覚書では(1)運用時間を24時間まで延長できる(2)午後11時〜翌午前5時の離着陸は、1夜間で2回までとする(3)県が両市と連携して騒音対策と地域振興策を行う、などの内容が盛り込まれました。
これを受けて、空港を運営する仙台国際空港会社は、延長した時間帯の内、現行の運用時間(午前7時半〜午後9時半)外に、市街地がある山側ルートで離着陸した便数に応じた料金を地元の名取、岩沼両市に支払う方針を示しました。
同空港では住民への騒音影響を考慮して、一般的に離着陸とも海側から行っています。
【コメント】仙台空港を拠点としているピーチ・アビエーションの遠藤執行役員は「拠点である以上、これからも路線・便を拡充するにあたって、検討をより幅広く行えるということで、大変ありがたい。旅客の利便性向上が可能になる」と述べている、との事です。
しかし、ごく少数の旅客や企業の利便性向上のために、周辺住民の睡眠妨害を無視するのは人道上許されるのでしょうか。
下の写真は成田空港に向かう機内から撮影したものです。10年前は大津波で、仙台空港も含め、この辺り一帯に津波が押し寄せました。
@ボーイング社のB737MAX型機1月の引渡は21機に
昨日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、ボーイング社は現地時間9日、1月の引き渡し数が26機になった、と発表しました。
この内、B737-MAX型機が21機となります。同社は現在、B737-MAX型機の在庫を約400機抱えている、とのことです。11月時点では約450機でした。
なお、B787型機は機体の不具合が見つかり、納入はゼロでした。
@シンガポール航空が受領の延期を含めて、B787型機14機をB777-9型機11機に変更
昨日の「Traicy」によりますと、シンガポール航空は発注している機材の受領延期でボーイング社と合意するとともに、発注しているB787-10型機14機をB777-9型機11機に変更する事でも合意しました。
【コメント】処分したA380型機などの代わりの大型機材調達で、需要の動向を見極めたい、との思わくがあるのでしょうね。
*2月10日
@2019年度の環境基準達成率は1ポイント増の64%、千葉県年報
千葉県はこのほど、「2019年度(2019年4月1日〜2020年3月31日) 成田国際空港周辺航空機騒音測定結果」を公表しました。
これによりますと、環境基準の達成率は前年度よりも1ポイント増えて64%となっています。
下に環境基準の達成率の推移表を載せておきます。
【コメント】年報の公表がだんだん遅くなっています。以前は前年の12月には発表されていました。
来年は「2019新型肺炎」の影響で、発着回数が激減しますので、達成率は劇的に上昇するのではないでしょうか。
@今日からピーチの成田=女満別線が新規就航
今日からピーチ・アビエーションの成田=女満別線が就航を開始しました。
これにより、同航空の成田空港路線は国内路線が11路線、国際路線が2路線となります。なお、19日には成田=大分線に新規就航する予定です。
@中華航空の成田=台北線が3月から週1往復に減便
昨日の「 FlyTeam 」 によりますと、中華航空は3月の成田=台北線について、週1往復に減便すると発表しました。
@ピーチが「新型コロナウイルス郵送検査サポートオプション」を実施へ
ピーチ・アビエーションと成田国際空港株式会社は今日、成田空港発のピーチ便に搭乗する旅客に対して、搭乗前に自宅で新型コロナウイルスの検査を受検したうえで航空便の利用を可能とする「新型コロナウイルス郵送検査サポートオプション」を実施する、と発表しました。
期間は今月20日〜3月31日まで(受付期間は3月21日まで)に搭乗する旅客が対象となり、受付数が定員に達した場合は、その時点で終了となります。費用は無料です。
【コメント】ピーチがこのようなサービスを行うのは自由ですが、これを成田国際空港株式会社が支援するのには違和感を感じますね。
NAA 委が関与してやるならば、国内線 ・国際線全便の旅客を対象とすべきではないでしょうか。1社に肩入れすることにならないでしょうか。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者は8日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、8日入国者で1名でした。無症状との事です。
@ NAA 2代目社長の森中氏が逝去
昨日の時事通信によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の第2代社長だった、森中小三郎氏が昨年末になくなっていることが分かった、との事です。
同氏は2007年6月から2012年6月まで5年間社長を務めました。
@1月の航空機登録で全日空機の抹消が4機、ジェットスター ・J 機も1機抹消
「JA Search BLOG」によりますと、国土交通省が発表した「1月の航空機登録動向」で全日空の旅客機処分が進んでいるようです。
B767ー 300型機、777ー200型機、B737ー700型機、B777ー300ER型機の4機が「航空の用に供さない」として抹消登録されています。
しかし、同航空の新規登録では、A321-272N型機が登録され、ピーチ・アビエーション向けのA320-251型機が登録されています。
なお、「 FlyTeam 」 によりますと、今日、全日空のB777-300型機(JA757A)が米国の砂漠にある「モハーヴェ空港」に向け出発したようです。
なお、ジェットスター ・J の12号機(JA12JJ)が「航空の用に供さない」と抹消登録されています。下の写真が「JA12JJ」機です。
@ワクチンは「感染した場合に症状が悪化するリスクを極めて効果的に低下させるだけ」とWHO 報道担当
WHO報道担当のマーガレット ・ハリス氏は