2021年11月前半の出来事


*11月17日

@姿が見えてきた「成田市公設市場」
 14日に「成田市公設市場」工事のようすを見てきました。日曜日と言うことで、大きな工事は行われていず、全体像が見えてきました。
 下に写真を3枚載せます。
 ここは、元「千葉県立花植木センター」でした。3枚目の写真の右に続く森がB滑走路の防音林です。

 

 

 

@成田空港入国の「病原体保有者」は15日で3名,16日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は15日で3名,16日で1名でした。4名とも無症状でした。

@総貨物取扱量、積込量、取卸量ともに13ヶ月連続プラスに、生鮮貨物量は減少
 東京税関成田航空貨物出張所が今日発表した「10月成田空港貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)26.8%増の23万1324トンとなりました。積込量は29.7%増、取卸量は24.4%増と、いずれも13カ月連続のプラスとなっています。
 この内、生鮮貨物の取扱量は12.7%減となりました。ドライ貨物取扱量は41.3%増でした。
【コメント】生鮮貨物量が減少しているのはなぜでしょうか。日本国内の消費が減少しているのか,航空貨物運賃が高騰している影響でしょうか。

@成田空港10月輸出額は21.8%増、輸入額は21.7%増
 東京税関は今日、「10月成田空港貿易概況(速報値)」を発表しました。
 これによりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)21.8%増の1兆1488億3600万円と8カ月連続のプラスとなりました。
 一方、輸入額は21.7%増の1兆4323億9400万円と12カ月連続プラスとなっています。

@「タイガーエア台湾」が1月13日から成田=台北線を再開
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、タイガーエア台湾は来年1月13日から成田=台北線を週1往復(成田発着 土曜日、ただし、13日のみ木曜日)で再開します。ただ、1月20日から2月5日までは運休となります。
【コメント】そろり、そろりと慎重に再開ですね。このような,運航再開が多いような感じがします。

@昨年の成田空港で起こったバードストライクは38.6%減の35件
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省がまとめた2020年の航空機と鳥の衝突トラブル(バードストライク)は、前年比(以下同じ)39%減の968件(速報値)となりました。
 大幅な減少は新型コロナウイルス感染症による運航便数の減少が影響している、との事です。
 この内、成田空港は全国6位となり、38.6%
減の35件でした。


*11月15日

@成田空港入国の「病原体保有者」は11日で1名,13日で1名、14日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は11日で1名,13日で1名、14日で1名でした。全員無症状でした。

@全日空のDHC8-400型機が客室気圧低下で7500mから3000mに降下し,大阪空港に無事着陸
 「NHKニュース」などによりますと、昨日午後4時半頃、福岡発大阪行きの全日空426便・ボンバルディアDHC8-Q400型機が,愛媛県上空を飛行中に客室内の気圧が低下するトラブルが発生しました。
 このため、同機は高度を約7500mから約3000mまで降下させ、一時、緊急事態を宣言しましたが、そのまま飛行を続け大阪空港に無事着陸しました。
 乗客・乗員78人にケガはなかったようだ、との事です。トラブルは機内与圧システムが原因と見られています。
 下記の上図は「Flightradar24」による同便の飛行状況です。黄色い線がスピードを表し、青い線が高度を表しています。
 下段の写真は成田空港に到着した全日空の同型機ですが、今回のトラブル機ではないと思われます。

 

 

@「インディゴ」がA321neo型機ファミリーを225機発注
 今日の「Traicy」によりますと、米国アリゾナ州を本拠とする投資会社「インディゴパートナーズ」は現地時間14日、エアバスに、同グループが出資するLCC の「ウィズエアー」「フロンティア航空」「ボラリス」「ジェットスマート」の4社向けに、A321neo型機ファミリー255機を発注しました。
 これにより、同グループのA320neo型機ファミリーの発注総数は1145機となります。


*11月14日

@成田空港入国者「病原体保有者」10日で2名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」10日で2名でした。全員無症状でした。

@スプリング・ジャパンの新塗装機です
 今日、成田空港周辺のようすと,成田空港内を見てきました。時間帯と日曜日のためもあるのか駐機している旅客機があまりありませんでした。
 第3ターミナルの駐機場に新しいブランドの塗装を施した,スプリング・ジャパン機(JA01GR)が駐機していましたので、写真を載せておきます。
 デザインがシンプルになり、すっきりしましたね。ただ、尾部が重たそうな感じもしますが。

 


*11月13日

@10月27日〜31日の「成田空港変異株感染確認者」は9名、全員デルタ株
 昨日、厚生労働省が発表した「新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者」によりますと、成田空港入国者では10月27日〜31日で9名でした。
 全員デルタ株です。この内、29日の1名に咳嗽の症状がありました。

@成田空港入国者「病原体保有者」11日で2名、12日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」11日で2名,12日で1名でした。全員無症状でした。

@日本航空が12月から成田=バンコク線を増便
 日本航空は現在週7往復で運航している成田=バンコク線を12月から週10往復に増便します。増便は成田発 火・木・土曜日になります。

@昨日、成田空港で「消火救難総合訓練」実施
 昨日の毎日新聞によりますと、昨日、成田空港で恒例の「消火救難総合訓練」が実施されました。
 今年は航空機が強風にあおられて着陸に失敗し、燃料が漏れて炎上したとの想定で実施され、関係61機関と車両が約100台参加しました。

@ANAホールディングスの片野坂社長が「年内の『Go To トラベル』再開を」と訴える
 ANAホールディングスの片野坂社長はこのところ、複数のマスコミの取材に対して、「航空需要の回復のために政府が手を打ってほしい」と訴えています。
 この中で、「ロイター通信(日本語版)」によりますと、「GoToトラベル」の再開について「感染者数の少ない今のうちに実施すべきで、12月に再開してほしい。民間が自力で稼げるときに、稼いだほうがよい。このままでは感染第6波が来た時に耐えられない」と主張した、との事です。
 また、日本経済新聞(電子版)によりますと、全日空の経営について、「2023年3月期の黒字を目指すが、感染再拡大で(緊急事態宣言再発出など)規制が強まり、22年1〜3月期の営業黒字や22年4〜9月期の黒字転換が厳しくなれば、次の手を打つ必要がある。具体的には、機材や不動産などの資産売却、リースバックへの転換も資金調達の一つ」と述べた、との事です。
 しかし、「欧米型の政府支援がなくても日本の航空会社は乗り越えてきた」として、政府による巨額の資本注入などについては否定した、との事です。
【コメント】かなり追い詰められているのでしょうね。苦しいのは分かりますが、「第6波が来ないうちに,稼がせろ」というのはどんなものでしょうか。
 第6波が来ないように、または、小さい波ですむようにするのが国民にとっては優先事項と思うのですが。
 超拡大経営を行った経営陣の責任は?

@経営破綻寸前のエアアジアXと債権者が債務の99.9%減免で合意
 今日の 「sky-budget」によりますと、経営破綻の危機に直面していたエアアジアXの再建計画について、航空機メーカーやリース会社や空港会社などの債権者は、336億5000万リンギ(約9200億円)ある債務の99.9%を減免することで合意した、との事です。
 今後、同社は裁判所の承認を経て、資金調達を行う予定で、事業を継続することになります。
 最大の債権者であるエアバスは発注されていたA330neo 型機78機を15機に、 A321neoXLR型機30機を20機に減らす、との事です。
 写真は成田空港第2ターミナル南の駐機場に駐機するエアアジア X 機です。

 


*11月12日

@「 ZIP AIR 」が12月25日から成田=ロサンゼルス線を開設
 「ZIP AIR Tokyo」は今日、12月25日から成田=ロサンゼルス線(直行便)を開設する、と発表しました。
 週3往復(成田発着 火・木・土曜日)となります。運賃は片道でファーストクラスで8万8000円から、スタンダードクラスで2万7500円からとなっています。
 LCCの米国本土便は初めてとなります。

@第2ターミナルで建設中の建物はこれでした,12月1日に空港内最大のショップ開店
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、12月1日から第2ターミナル3階の出国手続き後エリアに、現在は「ナリタ5番街」にある「Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA」を移転する、と発表しました。
 なお、この店舗は成田空港内最大の店舗となります。
【コメント】建築中の写真を2回程載せましたが、正体がやっとわかりました。写真の左端の黒い建物です。

 

@成田空港入国者「病原体保有者」は8日で1名、10日で3名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は8日で1名,10日で3名でした。全員無症状でした。

@芝山町の今後の発展は「機能強化計画」頼み?
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田空港南部に位置する芝山町では今月21日に行われる町長選を前に、町の将来をどのようにするか、との議論が高まっている、との事です。
 町では現在の世帯数が3026戸で、「さらなる機能強化計画」で移転対象となる世帯が162戸、移転補償の対象となる世帯が約200戸になる、との事で、これらの移転先を町内にしてもらう施策も検討されています。
 このため、町では今後20年間の将来像を示す「都市計画マスタープラン」を策定し、移転世帯を出来るだけ町内に移転してもらうことや、増える空港内従業員の呼び込みなどをはかります。人口の従来目標を今までは「6000人」としていたものを「7500人」に変更しています。
 また、町についての情報発信も強化していくことにしています。現在、町内で住宅を取得した人向けに最大120万円の奨励金が支払われたり、第2子以降の出産には祝い金10万7500円を支給したり、小中学校の給食費も無料とするなどの施策を行っています。
 しかし職員の中には「子育て支援に力を入れていることが知られていない。暮らしやすい町だと発信していく必要がある」と指摘する人もいる、との事です。
【コメント】芝山町は騒音の影響を受ける地域が全町の約7割にもなり、厳しい制約があります。
 一方、町の収入は成田市とは比べものになりませんが、周辺対策交付金や企業からの固定資産税などで、周辺市町の中では2番目の多さになります。
 これを活用して継続的な宣伝や宅地整備などを地道に行う必要があるのではないでしょうか。
 本会でも、20年以上前に、会議で議論しましたが、そのときには議論が深まりませんでした。
 しかし、「さらなる機能強化計画」の達成年度や空港内従業員の増加などの予測を鵜呑みにすると、過大投資になりかねません。慎重な対応が必要です。
 そういえば、先日の報道では芝山町の職員給与水準は全国1位となったそうですね。

@ソラシドエア機のエンジン1基が停止、片肺で羽田空港に引き返す
 今日の「日刊航空」によりますと、10日午後7時35分頃、羽田発熊本行きのソラシドエア19便・B737-800型機が離陸上昇中に富士山付近で、第2エンジンが停止しました。
 このため、同機はエンジン1基で羽田空港に引き返し、午後8時22分、D滑走路に無事緊急着陸しました。
 同機が誘導路上で停止したため、D滑走路が約15分閉鎖されました。
【コメント】停止の理由などは書いてありませんでしたが、エンジン1基で安全に飛行できるとは言え、これは,重大インシデントに相当するのではないでしょうか。残るエンジンにトラブルが発生したら,どうなるのでしょうか。
 下の画像は「Flightradar24」による同機の航跡です。燃料投棄などで苦労したようですね。

 

@日本航空が労組に冬のボーナス0.15ヶ月と特別手当10万円を提案
 日本航空は昨日、労働組合に一般社員の冬のボーナスを0.15ヶ月分とし、特別手当として1人10万円を支給する提案を行いました。
 対象となる組合委員は1万1863人とのことです。夏の一時金は0.30ヶ月分でした。


*11月11日

@成田空港入国者「病原体保有者」は9日で5名、10日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は9日で5名,10日で1名でした。全員無症状でした。

@昨日の成田空港で強い横風、着陸をやり直す便も
 今日の時事通信によりますと、成田空港では昨日の午後、南西の強風が吹き、着陸する旅客機が左右に揺れながら着陸していました。
 動画にあった「 ZIP AIR 」機はソウルからのZG42便で、着陸をやり直していました。
 下の画像は「Flightradar24」による航跡図です。

 

@スカイマークの10月輸送実績は搭乗者数が6.1%増、搭乗率が1.3ポイント増
 スカイマークエアラインが昨日発表した「10月搭乗実績」によりますと、搭乗者数が前年同月比(以下同じ)6.1%増の37万5118人、搭乗率が1.3ポイント増の65.6%となっています。
【コメント】この搭乗率は損益分岐点に近づいたのでしょうか?


*11月10日

@スプリング・ジャパンが12月24日から国内3路線を平常運航へ
 スプリング・ジャパンは今日、現在週末のみ運航している国内3路線を、12月24日から平常運航に戻す、と発表しました。
 これにより、成田=札幌線は1日2往復、成田=広島線が同2往復、成田=佐賀線が同1往復となります。
 【コメント】社長は8日に「12月27日頃には」と述べていましたが、前倒しになったようです。

@ジップ・エアが今日から仁川→成田線(旅客便)を期間増便
 「ZIP AIR Tokyo」は今日から27日まで、仁川→成田線(旅客便)を、週6便(火・水・木・金・土・日曜日)に期間増便しました。

@成田空港入国者「病原体保有者」は5日で2名、9日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は5日で2名、9日で1名でした。全員無症状でした。

@日本旅行業協会の会長会社が「雇用調整助成金」不正受給の疑い
 日本旅行業協会の会長を務める「ワールド航空サービス」の会長である菊間潤吾氏は今日、NHKの取材に答え、「雇用調整助成金」の不正受給を巡って労働局の調査が入っていることを認めました。
 不正受給額は約7000万円になる、と見られています。
 日本旅行業協会は先日、更なる国からの助成を求めて、菊間会長自ら関係官庁に要請をしていました。
【コメント】「雇用調整助成金」を巡っては「不正受給がやり放題だ」との指摘がありました。
 政府の政権維持を意識した「ばらまき政策」の一端が露呈したことになります。

@ヨーロッパで新型コロナウイルス感染症が往来規制緩和で拡大
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、ヨーロッパでは新型コロナウイルス感染症の再拡大が続いています。
 デンマーク政府は現地時間8日、9月に解除した「屋内飲食の際にワクチン接種証明の提示義務付け」を再導入すると発表しました。このところ、1日の感染者が2000人以上の日が続いています。
 また、ドイツではコロナ感染率がパンデミック(世界的な大流行)開始以来最悪を記録する事態となっている、との事です。
 このため、マスク着用の義務化や公共の場で社会的距離を取ることなどの対策を来年3月まで延長する法案を11日に連邦議会下院に提出される見通しです。
 なお、非常事態宣言については連立政権を目指す3党が延長しないことで合意していますので、上記の対策が採られることになりました。
【コメント】この記事にはありませんが英国ではこのところ1日4万人前後の感染者が出ています。ロシアでの拡大も記録的な水準となっています。それでも、相互往来の条件緩和を推し進めているのですね。
 日本の緩和も、再度の大流行を招かなければ良いのですが。

@エア・インディアの譲渡で、政府とタタグループが契約書に署名
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、先月25日に、インドの国営航空会社「エア・インディア」がタタ財閥に売却されることで(2021年10月19日の出来事参照)合意し、政府とタタグループが譲渡契約に署名しました。
 これにより、年内に譲渡手続きが完了する、との事です。
 写真は第2ターミナルを出発するエア・インディアのB787型機です。ブランドはそのまま使われるのでしょうか。

 


*11月9日

@成田空港冬季スケジュールは国際線旅客便が58%増も,2019年比では68%減
 今日の「日刊航空」によりますと、成田空港の冬季スケジュール初期(10月31日〜11月6日)での運航計画では、国際線旅客便が前年同期比(以下同じ[ ]は2019年比)58%増[68%減]となっています。貨物便は45%増[60%増]となっています。
 一方、国内線では60%増[27%減]となっています。
【コメント】国際線旅客便は相変わらず2019年比で7割減と、厳しい状況が続いていますね。貨物便は相変わらず好調が続いています。
 国内線では2019年比で3割減と大分回復してきました。

@成田空港入国者「病原体保有者」は5日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は5日で1名でした。無症状でした。

@全日空の成田空港発着国内線が1月4日まではすべて運休
 全日空は今日、国内線の12月1日から来年1月4日までの運航計画変更を発表しましたが、成田空港路線は5路線すべてが運休となっています。


*11月8日

@成田空港入国者「病原体保有者」は6日で4名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は6日で4名でした。全員無症状でした。

@スプリング・ジャパンの米澤社長「12月の利用率は70%にも」
 今日の「Traicy」によりますと、スプリング・ジャパン株式会社の米澤社長は6日の記者会見で、緊急事態宣言中の国内線利用率は「40%台くらい」と述べ、解除後の予約率は伸びており「12月は70%を超えるのではないか」との見通しを明らかにしました。
 また、現在は週末のみに運航している国内線を「12月29日以降に、従来のダイヤに戻せるのではないか」と述べています。
 写真は成田空港第3ターミナルに並んで駐機するスプリング・ジャパン機です。

 


*11月7日

@成田空港入国者「病原体保有者」は5日で2名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は5日で2名でした。2名とも無症状でした。

@進捗する「A滑走路北側誘導路整備」、空港用地の拡大も
 先月14日に,京成本線で成田空港に行きましたが、その車窓から「A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)整備」(下図)のようすを撮ってみました。
 とは言っても,京成線がかなり下を走っているので、敷地の内部は全く見えません。
 下の写真は2019年2月に撮ったもので、拡大する用地の造成が進んでいることが分かります。
 京成本線は下図敷地外の左上を造成敷地にほぼ並行して走っています。
 なんか、「A滑走路北側誘導路(ホールディングベイ)整備」にかこつけて空港用地を拡大しているようにも見えます。
 この拡大した用地は貨物地区として使われるようです。
 なお、工事全体の完成は来年11月30日となっています。

 

 

 


*11月6日

@成田空港入国者「病原体保有者」は4日で2名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は4日で2名でした。2名とも無症状でした。

@全日空の9月輸送実績は国際線旅客数が78.5%増、国内線旅客数が11.2%減
 全日空が昨日発表した「ANAグループ9月輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)78.5%増の5万6071人[2019年9月比93.2%減]、利用率が3.7ポイント増の23.1%となりました。
 一方、国内線では旅客数が11.2%減の94万5228人[2019年9月比73.3%減]、利用率が16.1ポイント減の37.2%となっています。なお、成田空港の国内線はすべて運休になっています。
 また、国際線貨物量は70.9%増、国内線貨物量は8.1%増となっています、

@全日空が人工衛星打ち上げで「米ヴァージン・オービット」と基本合意
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ANAホールディングスは昨日、大分空港を使って航空機から人工衛星の打ち上げを目指す「米ヴァージン・オービット」と事業展開に向けた基本合意書を締結した、と発表しました。
 打ち上げは2022年以降、改造したB747型機を使って、1万m上空からロケットを切り離し人工衛星を軌道に乗せる計画です。
 これにより、天候に左右されず、ロケットの燃料節約でコストを削減します。打ち上げは2022年から10年間に20回の打ち上げをする計画です。

@川崎重工が水素エンジン航空機のコア技術を10年かけて開発へ
 昨日の「Fly Team」によりますと、川崎重工は昨日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「グリーンイノベーション基金事業/次世代航空機の開発プロジェクト」に、「水素航空機向けコア技術開発」を提案し、採択されたと発表しました。
 同社では割り当てられた約116億円を使い、次世代航空機に必要な機体・エンジン関連のコア技術開発を10年かけて開発し、各種技術の統合・システム全体のまとめを通じ、2030年に地上での実証試験を行う計画です。
【コメント】水素エンジンは排出するのが水だけになりますので、環境には非常に優しいエンジンとなりますが、大型の水素貯蔵装置など難易度は高そうですね。


*11月5日

@ジップ・エアが年末年始に成田=ホノルル線を期間増便
 「ZIP AIR Tokyo」は今日、年末年始の12月29日・31日、来年1月5日・7日の成田=ホノルル線を1往復増便します。
 これにより12月28日〜1月8日は同路線が週5往復(成田発着 火・水・木・金・土曜日)となります。

@ジップ・エアが10日〜27日まで仁川→成田線を週3便増便
 「ZIP AIR Tokyo」は今日、今月10日〜27日まで、仁川→成田線を週3便〈水・木・土曜日〉増便すると発表しました。
 これは,現在貨物便として運航されているものを、旅客便として運航すると思われ,この期間の成田=仁川線〈旅客便)は他曜日も含め週6往復となります。

@成田空港入国者「病原体保有者」は31日で2名、3日で5名、4日で2名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は10月31日で2名、3日で5名,4日で2名でした。
 この内、3日の1名に咽頭痛,3日のもう1名に咳嗽の症状がありました。

@成田市の新公営市場は1月20日に本体棟が開業、現在の市場は1月17日に閉鎖
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田市はB滑走路脇の千葉県花植木センター跡地に建設中の新公設市場について、来年1月20日に開設すると発表しています。
 同日に開業するのは、「青果物卸売場」「水産物卸売場」「高機能物流施設」を一体化させた本体棟との事です。11月からは先行して高機能物流施設の一部スペースで1社が稼働する、との事です。
 現在の公設市場は来年1月17日に営業を制止します。
 写真は今年5月の工事のようすです。

 

@日本貨物航空の今年度業績見通しを上昇修正
 今日の「日刊航空」によりますと、日本郵船が昨日発表した決算で、成田空港を拠点とする日本貨物航空の2022年3月決算の見通しを。売上高を前年同期比(以下同じ)38.9%増の1700億円、経常利益を71.7%増の570億円に上方修正した、と発表しました。
 ただ、現在の高需要は来年度第1四半期以降は,旅客便の運航回復が顕著になり貨物専用機の需要が減少する、と予想しています。

@フィンランド航空が国内線短距離路線をバス路線に変換の方針
 今日の「Traicy」によりますと、フィンランド航空は同社の国内線で最も短い、ヘルシンキ=トゥルク線とヘルシンキ=タンペレ線を廃止し、バスによる輸送に転換する、との事です。
 両路線とも新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年春から運休しています。両路線とも飛行時間は約35分になります。
 顧客調査によりますと、両都市から乗る人のほとんどは、ヘルシンキ空港での乗継客ではありませんでした。
 バス路線に転換することで温暖化ガス排出量の削減を目指します。


*11月4日

@成田空港入国者「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は成田空港についてはゼロでした。

@旅行意欲のある人は9月に65.6%と今年の最高に
 今日のトラベルボイスによりますと、リクルートの「じゃらんリサーチセンター」が奇数月に実施している、「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響に関する調査」の9月版によりますと、
 「旅行に行くかどうか分からない」人が5.8%、「コロナ下に関係なくても行かない」人が11.8%、「旅行をキャンセル、しばらくは行かない」人が16.8%、「旅行に行きたいが様子を見ている」人が49.4%、「予定をしており、気をつけながら行く」人が23.5%、「予定をしており、気にせずに行く」人が2.7%となっています。
 この内、3〜5項目を答えた人を「旅行意欲あり」としますと、合計で65.6%となり、今年の最高となっている、との事です。


*11月3日

@スイス航空が今日から成田=チューリッヒ線を増便
 スイス航空は今日から、成田=チューリッヒ線を、週3往復(成田発着 水・土・日曜日)に増便しました。機材はB777型機を使います。

@成田空港入国者「病原体保有者」は1日で4名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は1日で4名でした。全員無症状でした。

@第2ターミナルの制限区域にある従業員の女子トイレに侵入した24歳の男を逮捕
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、千葉県警成田空港署は1日午後5時50分頃、成田空港第2ターミナル制限区域内にある従業員用の女子トイレにいた、芝山町の24歳の男を構造物侵入の容疑で現行犯逮捕しました。
 男は調べに対して「女性が用を足す姿を撮影するためだった」と供述しているとのことです。警察は男がどのようにして制限区域に侵入したかも、調べています。

@日本航空が2023年3月末までに約2500人を削減方針
 昨日の共同通信(livedoor news)によりますと、日本航空は昨日の決算発表会で、2023年3月末までに、約2500人を削減する方針を示しました。
 採用抑制や定年退職などで対応する、との事です。ただ、グループのLCC は対象としていません。

@政府がビジネス目的入国者の待機期間を10日から3日に緩和の方針
 政府は8日から、現在、入国者に対して一律10日間の待機期間を課していますが、ビジネス目的の入国者に対しては待機期間を3日間に緩和する方針を検討しています。企業が入国者の行動を管理する事を条件にする、との事です。

@ベトナムのノイバイ空港でバンブー航空機同士が接触、けが人はなし
 今日の「VIET JO 」によりますと、現地時間2日午前7時15分頃、ハノイのノイバイ空港で新興航空会社「バンブー航空」のA321neo型機同士が接触事故を起こしました。
 駐機場で出発に向け移動を始めた際に、隣に駐機していた同社のA321neo型機の操縦席付近に尾部をぶつけてしまいました。
 両機の乗客・乗員にケガはありませんでしたが、機体にへこみが出来るなどの損傷がありました。
【コメント】牽引のミスなのでしょうね。
 なお、同航空は昨日からハノイ→成田線に週1便で就航する予定でしたが、見送りになったようです。

@タイ航空が再建計画で58機を削減し、従業員を半減へ
 今日の 「sky-budget」によりますと、経営再建中のタイ航空は再建計画で、燃費に悪い航空機42機を売却し、16機を早期リースバックするとのことです。
 これにより、4機種58機で運航を継続することになり、従業員も約50%に削減する計画です。


*11月2日

@ジップ・エアが今日から成田=ホノルル線を増便
 
「ZIP AIR Tokyo」は今日から、成田=ホノルル線を週2往復から週3往復(成田発着 火・木・土曜日)に増便しました。

@タイ航空が今日から成田=バンコク線を増便
 タイ航空は今日から、成田=バンコク線を週3往復から週4往復(成田発着 火・水・金・日曜日)に増便しました。

@成田空港入国者「病原体保有者」は25日で1名、28日で1名、31日で3名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は25日で1名、28日で1名、31日で3名でした。全員無症状でした。

@9月にA滑走路を閉鎖させたカメは「ミドリガメ」、侵入対策が必要と専門家
 
今日の「NHKニュース」によりますと、今年9月にA滑走路でカメが見つかり、一時滑走路が閉鎖されましたが、このカメは繁殖力の強い外来種「ミシシッピアカミミガメ」通称「ミドリガメ」とみられます。
 このカメは滑走路脇の調整池から出てきたものとみられていました。NHKが許可を受け、この池を観察したところ、同種のカメが多数繁殖していることが確認された、との事です。
 元パイロットで航空評論家の小林宏之さんは、「鳥が航空機に衝突する『バードストライク』は時々あるが、カメは甲羅が硬いためバードストライクよりも危険性が高まるとみられる。夜間は見つけられないおそれがあり、航空機の安全運航を考えると侵入防止の対策を早急にとる必要がある、柵などの対策が必要では」と指摘しています。

@日本航空の第2四半期連結決算で、包括利益は1005億7500万円の赤字に
 日本航空が今日発表した「2022年3月期第2四半期決算(連結)」によりますと、
 売上収益は前年同期比(以下同じ)50.8%減の1518億1800万円、四半期包括利益は1005億7500万円の赤字となりました。赤字幅は前年同期に比べ448億2900万円減となっています。
 また、財務状況では2021年度期末比で、純資産が469億円増の2兆1542億円、有利子負債が1861億円増の7012億円となり、自己資本比率は5.6ポイント減の39.3%となっています。
 さらに、キャッシュバーンは第3四半期にプラスマイナスゼロになるとし、第4四半期にはプラスになると、予測しています。
 これらにより、2022年3月期業績予想は売上高が前年度比40.8%減の1980億円、当期利益は1460億円の赤字と予想しています。
【コメント】前にも書きましたが、日本航空の決算は国際基準のようで,素人には分かりづらいですね。比較も簡単にはできませんし。
 いずれにしても、自己資本比率も借入金の増加などで下がっていますね。元々、全日空に比べると低い従業員の給与水準低下をできるだけ避けるように努力していますし、雇用調整助成金の申請もしていませんので、赤字が大きくなるのはやむをえませんね。

@三菱重工の泉沢社長が「MSJ については話すことは何もない」
 「My Love MRJ and SPASEJET」さんのブログによりますと、先月30日の中日新聞が伝えたところでは、三菱重工の決算発表で、泉沢社長は「スペース・ジェット」について、「本年度は型式証明(TC)文書の作成などを計画通り実行した。それ以外に報告するような進展はない」と述べた、との事です。


*11月1日

@10月のアクセス数は27,453回でした。

@全日空が今日から,成田=サンフランシスコ線を増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、全日空は今日から成田=サンフランシスコ線を週2往復から週3往復(成田発着 月・木・土曜日)に増便しました。

@成田空港入国者「病原体保有者」は30日で3名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は30日で3名でした。全員無症状でした。

@「春秋航空・日本」が今日から社名変更「スプリング・ジャパン」に
 成田空港を拠点とする LCC 「春秋航空・日本」が、今日から「スプリング・ジャパン」に社名変更になりました。

@エア・アジアの第3四半期決算で、旅客数の激減が続く
 今日の「NNA ニュース」によりますと、アジア最大手の LCC「エア・アジア」が現地時間10月29日に発表した2021年第3四半期(7〜9月)決算によりますと、旅客数は前年同期比(以下同じ)82%減の35万1971人となりました。
 地域別ではマレーシア事業が91%減、インドネシア事業が79%減、タイ事業は96%減となっています。


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