2021年12月前半の出来事


*12月15日

@成田空港入国の「病原体保有者」は10日で1名,13日で1名、14日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は10日で1名、13日で1名、14日で1名でした。全員無症状でした。

@「オミクロン株の感染確認国は77ヶ国、しかし、ほとんどの国に存在」とWHO事務局長
 今日の「WING DAILY」によりますと、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は現地時間14日、「オミクロン株」の現状について、「現在77カ国からオミクロン株の感染者が報告されているが、ほとんどの国にオミクロン株は存在しているのが現実。オミクロンがそれほど深刻な病気を引き起こさないとしても、症例数の多さは、準備の整っていない保健システムを再び圧倒する可能性がある」と述べました。

@「成田エクスプレス」と「しおさい」の年末年始予約は前年比15%増,19年比80%減
 JR東日本が昨日発表した「13日現在での年末年始指定席予約状況」によりますと、「成田エクスプレス」「しおさい」の予約状況は、約3000席で前年同期比15%増となっているものの、前々年同期比では 80%減となっています。

@ JTA 機が宮古空港でオイル漏れ、3便が着陸出来ず
 昨日正午頃、宮古空港で宮古発那覇行きの日本トランスオーシャン航空558便・B737-800型機が離陸態勢に入ったところ、滑走路にオイルが漏れているのが発見されました。
 このため、滑走路が閉鎖され、清掃作業が行われ、滑走路は午後2時半頃再開されました。
 このトラブルで宮古空港に到着予定の3便が着陸出来ず、引き返すなどの影響が出ました。
 下図は「Flightradar24」による同機の移動軌跡です。なお、宮古空港は滑走路が1本で,滑走路端で向きを変え離陸します。

 

@中部空港で滑走路脇の芝生燃え、30分間滑走路閉鎖、10便に影響
 昨日午後2時半頃、中部空港滑走路付近の芝生から煙が出ました。この消火作業のため、滑走路が約30分閉鎖され、離発着の10便に遅れが出ました。


*12月14日

@「オミクロン株」感染者が成田空港入国者で2名判明
 厚生労働省は昨日、「オミクロン株」感染者4名を発表しました。
 この内、成田空港入国者では6日に1名と8日に1名で、8日の人には咳嗽の症状がありました。
 その他、関西空港で1名、羽田空港で1名の感染が確認されています。これで、同株の感染者は17名となりました。

@成田空港入国の「病原体保有者」は9日で1名,12日で3名、13日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は9日で1名、12日で3名、13日で1名でした。全員無症状でした。

@芝山町が反対同盟北原派の町施設使用を断る
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、芝山町は2月と3月に、反対同盟北原派が「さらなる機能強化計画」に反対する集会を開催するため、芝山町文化会館を借りる申請をしましたが、町はこれを却下しました。
 このことについて、同派は処分の取り消しを求める審査請求を町に出しました。これに対して町は当事者である町教委を除く部署の町職員で構成される審議会を設け、9月以降に非公開で口頭意見陳述を開いて審議しました。
 審議会は「町が貸し出し申請を認めるべき」との結論を出していましたが、これに対し、町は6日付けで山武郡市広域行政組合に見解を諮問しました。
 これについて、反対同盟北原派の関係者は取材に対し、「組合の答申はまだだが、行政の在り方を変えるきっかけになった」と話している、との事です。

@第2ターミナルで寝ている人のスマートホンを盗んだギリシャ国籍の男を逮捕
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、千葉県警成田空港署は昨日までに、スマートホンを窃盗した疑いで、ギリシャ国籍の60歳の男を逮捕しました。
 男は11日午前3時15分頃、第2ターミナルの待機場で寝ていた男性のスマートホンを盗んだ容疑です。届け出を受けた警察が防犯カメラの映像から特定しました。
 男も容疑を認めています。

@全日空が3月26日までの国際線運航計画を変更、羽田から成田への移管路線多数
 全日空は今日、1月12日から3月26日までの国際線運航計画を発表しました。
 これによりますと、成田空港路線はかなりの変更があります。成田=青島線は成田発(以下同じ)水曜日に週1往復、成田=広州線は木曜日に週1往復となります。
 さらに、羽田空港発を成田空港発に変更する路線が、成田=シンセン線を日曜日に週1往復、成田=シアトル線が土曜日に週1往復、成田=ワシントンDC線が月・火・水・土曜日に週4往復、成田=ヒューストン線が月・火・水・土曜日に週4往復、成田=バンクーバー線が月・水・土曜日に週3往復となっています。
【コメント】複雑すぎて読み違えもあるかもしれません。詳しくはリンク先を見てください。

@シンガポール航空機内でライオンが2頭コンテナから逃げる
 今日の 「sky-budget」によりますと、現地時間12日、シンガポール航空が輸送していたライオン2頭が、チャンギ空港で作業中にコンテナから脱走する出来事がありました。
 しかし、作業には安全柵を設置していたため、外部には出ませんでした。ライオンは麻酔銃で捕獲され、専用施設で保護されている、との事です。

@世界で2番目に古い航空会社「アビアンカ航空」がコスト下げて LCC に対抗し再建へ
 昨日の「TRVLWIRE」によりますと、コロンビアのフラッグキャリアで、世界で2番目の歴史を持つ「アビアンカ航空」は米国の破産法11条を申請し、再建計画を作成していましたが、この程この計画が承認されました。
同航空は競合するLCC との競争を図るため、自らも LCC化して再生を図ります。このために、機材の座席数を約20%増やすなどで、ユニットコストを約38%引き下げ、すでに、運賃も15%引き下げている、との事です。
 一方、LCC との差別化を図るために、上級クラスを設けるなどの施策も実行する、との事です。


*12月13日

@成田空港入国の「病原体保有者」は8日で4名,11日で6名、12日で3名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は8日で4名、11日で6名、12日で3名でした。
 8日の1名に咽頭痛と発熱、11日の1名に咽頭痛と下痢、11日のもう1名に咳嗽がありました。他の人は無症状でした。
【コメント】暮れに向かって、帰国する人が多くなっているようです。成田空港だけではなく、関西空港も羽田空港も増えています。成田空港では待ち時間が長くなったり、待機施設が足りなくなったりで、帰国した人を中部空港や福岡空港や関西空港に移送しているようです。

@11日にオイル漏れを起こした日本航空542便は都心ルートを使った
 11日に,オイル漏れを起こした釧路発羽田行きの日本航空542便ですが、南風だったこともあり「Flightradar24」で航跡を見たところ、下の画像のように、羽田空港A滑走路に着陸するとき、新都心ルートを使いました。
 航路下の人たちは気がついたのでしょうか。国内線の小型機ですから,騒音はひどくはなかったと考えられるのですが。
 C滑走路への着陸ですと、この飛行コースよりも東寄りの、東京駅に近い飛行コースになります。

 


*12月12日

@「オミクロン株」13人目を確認
 厚生労働省は昨日、4日に成田空港に入国した40才台男性が「オミクロン株」に感染していた、と発表しました。
 この男性は成田空港到着時の検査では陰性でしたが、自宅待機中に発熱、倦怠感及び頭痛の症状が確認され,感染が確認されたものです。
【コメント】今のところ、市中感染は見つかっておらず、海外から来た人の空港検疫のみで発見されているようですね。
 しかし、実際には市中で人から人への感染も始まっていると思います。
 米国、ドイツ、ロシア、韓国などでもこのところ感染者が急増しています。すべてが「オミクロン株」ではないと思いますが,関連は強いと思われます。

@成田空港入国の「病原体保有者」は10日で3名,11日で2名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は10日で3名。11日で2名でした。全員無症状でした。

@11月28日〜12月4日の成田空港検疫で確認された変異株感染者は12名
 厚生労働省が10日発表した「新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生状況」によりますと、成田空港で11月28日〜12月4日で12名が確認されています。
 全員がデルタ株ですが、28日の1名が咽頭痛,3日の1名に発熱、4日の1名にも発熱の症状がありました。

@ベトナム政府が15日から国際定期便の運航を認める
 10日の 「sky-budget」によりますと、ベトナム航空は15日より、国際定期便の運航を認める方針、との事です。
 この中にはハノイとホーチミンからの「東京行」きも含まれる、との事ですが、「東京」が成田空港をさすのか、羽田空港をさすのかは分かりません。

@羽田空港到着の日本航空機からオイル漏れ、A滑走路約2時間閉鎖
 昨日午後4時40分頃、羽田空港に到着した釧路発羽田行きの日本航空542便・B737-800型機から、オイルが漏れているのが発見されました。
 同機はA滑走路に無事着陸し、乗客・乗員88人にケガなどはありませんでした。同機は誘導路上で停止しました。
 同機の点検や滑走路の清掃のため、A滑走路は午後7時頃まで閉鎖されました。

@経営破綻の際に日本航空を整理解雇された社員が国土交通省を不当労働行為で訴える
 10日の毎日新聞によりますと、日本航空の経営破綻時に整理解雇された元機長や客室乗務員などが解雇の撤回を求めている問題で、解雇された元機長らで作る労働組合「JAL被解雇者労働組合(JHU)」は9日、都労働委員会に「国土交通省に団体交渉申し入れを拒否された」として不当労働行為の救済を求める申し立てを行いました。


*12月11日

【訃報】「覚書」を取り交わした元本会事務局長の「圓道寺 政直」が逝去
 成田空港建設当時、本会(当時は『三里塚から郷土とくらしを守る会』)の事務局長を務め、1972年9月20日に当時の新東京国際空港公団と本会の間の交渉をまとめた『航空公害に関する交渉覚書』を取り交わした時の、本会事務局長であった「圓道寺政直」が、11月20日に逝去しました。97歳でした。謹んでご冥福をお祈りいたします。
 遺族の方からの連絡によりますと「飛行機やヘリコプターが飛ぶ都度、空港や騒音のことを気にしていました」とのことです。
 下の画像は『航空公害に関する交渉覚書』の表紙です。

 

選挙違反で逮捕された多古町町長が辞意を表明
 昨日の千葉日報(有料電子版)によりますと、10月の衆議院選挙で、投票日当日に自民党の林幹雄氏への投票を依頼するメールを、多古町の町職員幹部や友人ら数十人に送付して、公職選挙法違反で逮捕され、罰金30万円の判決を受けた、多古町の所一重町長が昨日記者会見を行いました。
 町長は「当初は違法性の認識はなかったが、取り調べの中で重大性に気づかされた。(林氏が)台風被害を救ってくれた恩があった。成田空港の機能強化に伴う地域振興も政権の中枢にいる林先生の力が必要だった。私の軽率な行動で町政を停滞させた。町内を混乱させたことについて責任を取る」と述べました。
 その上で、23日の刑確定を待たずに辞職する意向を表明しました。
 同町の無職男性は「町政の手腕を認める人もいるけど、町のトップとして知っておくべきことで、認識が甘すぎる。次の町長には多古の発展に尽力してほしい。空港以外にも独自で発展する政策を望む」と述べました。

@成田空港入国の「病原体保有者」は9日で3名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は9日で3名でした。3名とも無症状でした。

@空港検疫で新たに8名が「オミクロン株」感染判明、合計12名に
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症(変異株)の無症状病原体保有者の発生状況」によりますと、
 28日にナミビアから成田空港に帰国した10代未満の男性と、30代の女性から「オミクロン株」が検出されました。
 また、この発表では全国で8名が掲載されています。これにより、昨日夜の段階で全国の「オミクロン株」感染者は12人となります。

@「Spring Japan」が2月11日から3月26日まで成田=佐賀線を週3往復に減便
 「Spring Japan」は昨日、需要動向を見て、来年1月11日から3月26日まで、成田=佐賀線を週3往復(金・土・日曜日)に減便する、と発表しました。

@日本航空は11月に現金流出が止まる見通し
 昨日のブルームバーグジャパンなどによりますと、昨日記者会見した日本航空の赤坂社長は、11月の速報値ベースでEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)が好転し,現金収支の赤字に歯止めがかかる見通しになった、と述べました。
 「オミクロン株」の影響は国内線では今のところ出ていないが、国際線の回復基調が「オミクロン株」のため1〜2ヶ月遅れる可能性を示唆しました。
 さらに、2023年度に客室乗務員やグランドハンドリングの採用を再開する見通しを明らかにしました。「オミクロン株」の動向を注視しながら「需要が増えて事業規模が戻ると、人員が不足する状況になる」としています。
 ただ、国際線の回復が現時点で見極めにくいことから、募集対象者に新卒者を含められるかどうかについては検討中であることを明らかにしました。

@スカイマークの11月搭乗者数は23.1%増で51万人を超える
 スカイマークエアラインが今日発表した「11月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)23.1%増の51万1795人、搭乗率は5.3ポイント増の65.1%となり、前月とほぼ同水準となりました。


*12月10日

【訂正】NAAの通期赤字見通しは中期決算発表と同じ「670億円」
 8日の記事「@成田市議会でNAAが来年3月期決算の赤字が630億円になる、との見通し」ですが、
 今日、成田国際空港株式会社(NAA)から、「通期の赤字見通しは、中間決算時の見通しと同じ670億円です。記事の訂正をお願いします」との連絡がありましたので、8日の記事を削除いたします。
 取材源を確認したところ、こちらも訂正されていました。

@「Spring Japan」が成田=南京線の1月・2月の運休発表
 「Spring Japan」は今日、来年1月1日から2月28日まで、成田=南京線を期間運休する、と発表しました。南京空港の乗り入れ禁止が続いているため、との事です。

@成田空港入国の「病原体保有者」は6日で1名、8日で2名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は6日で1名、8日で2名でした。
 8日の1名に咳嗽の症状がありました。

@「オミクロン株」関係国以外からの入国者を自宅待機に、隔離待機施設の逼迫に備える
 厚生労働省は昨日、「オミクロン株」に関係しない国からの入国者について、「原則自宅待機のみとする」と発表し、今日午前0時から実施しました。
 今後増える関係国からの入国者増加に備え、待機施設の逼迫に備えるため、との事です。

@ANAホールディングスが全日空とピーチで来夏期ダイヤから調整を強める方針
 今日の「日刊航空」によりますと、ANAホールディングスは来年3月末開始の夏期ダイヤから、全日空と傘下の LCC・ピーチ・アビエーションの運航ダイヤを調整し、合同でマーケティングや計画策定を行うとの事です。
 今まではピーチ・アビエーションの独自性を尊重してきましたが、この方針を転換することになります。
【コメント】LCC の独自性を尊重する日本航空とは、異なる道を採ることになりますね。
 この方針により、成田空港発着の国内線はほぼピーチ・アビエーションの運航路線となるのではないでしょうか。

@年末年始の国内旅行は昨年比で約80%増に回復も,19年比では38.5%減、JTB 調査
 JTB は昨日、年末年始期間の旅行動向の見通しを発表しました。
 これによりますと、国内旅行者は昨年比約80%増と大きく回復しています。しかし、2019年比(以下同じ)では38.5%減でした。
 また、旅行消費額は38.4%減となっています。
 さらに、旅行支出を「増やしたい人」は8.4%で、一方「減らしたい」とする人は44.4%に上っています。


*12月9日

@昨日、「オミクロン株」感染4人目が公表
 厚生労働省は昨日、4日に成田空港に到着した50才台の男性が「オミクロン株」に感染していた、と発表しました。国内で4人目の感染確認者となります。
 この男性はナイジェリアの滞在歴がありました。無症状、との事です。

@成田空港入国の「病原体保有者」は11月28日で1名、4日で1名、7日で1名、8日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は、11月28日で1名、4日で1名,7日で1名,8日で1名でした。全員無症状でした。

@国が来年度も空港使用料を減免し、航空会社を支援
 今日の「NHKニュース」によりますと、国は航空各社の経営が依然として厳しいことを踏まえ、来年度も空港使用料の減免などを、今年度の90%減免から60%減免に引き下げるなどで、約700億円を支援する方針を固めた、との事です。

@破綻した中国の「海航集団」が航空事業を「遼寧方大集団実業」に410億元で譲渡
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、経営再建中の「海航集団」は現地時間8日、海南航空など傘下の航空事業の支配権を「遼寧方大集団実業」に譲渡した、と発表しました。
 譲渡額は410億元(約7300億円)となります。しかし、「海航集団」が抱えている総債務は1兆1000億元(約19兆円)になり、再建見通しは依然厳しいものとなっているようです。
 写真は第2ターミナルに駐機する海南航空機です。

 


*12月8日

@日本貨物航空機が利根川手前で飛行コースを逸脱
 昨日午後11時20分に,成田空港を離陸した日本貨物航空8便・B747-8f型機が、「利根川を超えるまでは直進飛行をする」との、開港時の約束に違反して,利根川手前で東に飛行コースを変えました。
 下図が「Flightradar24」による同機の航跡です。

 

@成田空港入国の「病原体保有者」は3日で1名、6日で4名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は3日で1名,6日で4名でした。全員無症状でした。

@斉藤大臣「予約数減少し、特段の混乱は生じていない」
 今日の「日刊航空」によりますと、斉藤国土交通大臣は昨日の閣議後記者会見で、国内の到着便に対する予約状況について、予約一部再開後に予約数が減少し、「特段、混乱は生じていない」と述べました。
 今後も「予約状況や需要動向を踏まえて、航空会社とも緊密に連携して、きめ細かく対応したい」と述べました。

@今日正午過ぎ、函館空港に航空自衛隊のF35戦闘機が緊急着陸
 今日午後0時18分頃、函館空港に航空自衛隊三沢基地所属のF35ステルス戦闘機が緊急着陸しました。
 同空港の滑走路が一時閉鎖されましたが、現在は再開しているとのことです。原因は不明で、航空自衛隊が調べている、との事です。
【コメント】F35戦闘機のトラブルが続きますね。最新鋭機で初期不良も多いのでしょうが「落ちはしないか」と心配です。非常に高価で、税金を使っているのですから、運用には万全を期して下さい。欠陥機ではないでしょうね。

@米国の投資会社がB737MAX型機30機を追加発注
 今日の「Traicy」によりますと、米国の投資会社「777パートナーズ」はボーイング社にB737MAX型機30機を追加発注しました。
 これにより、同社のB737MAX型機総発注数は68機となりました。提携するLCC 向け、との事です。


*12月7日

エアウェイズが今日から成田=ナンディ線再開
 今日の 「sky-budget」 によりますと、フィジーエアウェイズは、今日から成田=ナンディ線を再開したようです。
 「Flightradar24」では下図のように、午後4時04分に成田空港に到着しています。定刻から大幅な遅れとなります。
 週2往復(成田発 水・金曜日)の運航予定です。

 

@昨日、「オミクロン株」感染3人目が公表
 厚生労働省は昨日、1日に羽田空港にイタリアから到着した30代男性が、「オミクロン株」に感染していた、と発表しました。
 この人は無症状だった、との事です。

@成田空港入国の「病原体保有者」は5日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は5日で1名でした。この人は無症状でした。


*12月6日

@成田空港周辺の待機施設不足でチャーター機仕立て中部空港へ移送
 今日の「日刊航空」によりますと、国は成田空港周辺の指定待機施設が不足しており、3日夕方と4日に到着した帰国者の一部を、国内線チャーター便を使って、中部空港に移送しました。このチャーター便には日本航空機が使われました。
 帰国者は成田空港で入国審査とPCR検査を受けた後に、チャーター機で移送されることになっています。
 その後、中部空港内にあるホテルの指定待機施設にて待機を行います。今後、年末年始で帰国者が増えると見込まれますが、指定待機施設が不足した場合は同様の措置を採る、との事です。
 成田空港周辺では指定待機施設となるホテルが減少しており、ホテルの借り上げが間に合わなかった、ようです。
【コメント】成田空港周辺には数多くのホテルがあります。しかし、ホテル側にしてみると、年末年始は通常の客を泊めたいので、指定されていたホテルも指定解除を申請したと思われます。
 下の写真は成田空港に隣接するホテル群の一部です。

 

@成田空港入国の「病原体保有者」は1日で1名,4日で4名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は1日で1名,4日で4名でした。
 4日の1名に発熱の症状がありました。

@全日空の10月実績は国際線旅客数が56.8%増、国内線旅客数が3.7%減に
 全日空が今日発表した「ANAグループ10月実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ{ }は2019年10月比)56.8%増{93.4%減}の5万5354人、利用率が3.8ポイント増{54.9ポイント減}の21.5%となりました。
 また、国内線では旅客数が3.7%減{60.1
減}の141万777人、利用率が2.7ポイント増{20.7ポイント減}の53.5%となっています。この内、成田空港路線は全便運休となっています。

@群馬県太田市の工場クラスターで42人中29人が2回め接種完了で感染
 群馬県によりますと、太田市工場で発生した新型コロナウイルス感染症のクラスターでは現在までに確認されている42人の感染者の内、29人はすでにワクチンの2回目接種を終えている、との事です。
【コメント】「ワクチンを接種したから大丈夫」と安心はできませんね。しかし、接種した人は重症化する確率が下がるようですが。


*12月5日

@成田空港入国の「病原体保有者」は11月28日で1名,3日で3名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は11月28日で1名,3日で3名でした。全員が無症状でした。

@ナミビアの外交官の子供が陽性に,「オミクロン株」かどうか調べる
 厚生労働省は昨日、先月28日にナミビアから入国したナミビア外交官の子どもが、成田空港の検疫では陰性でしたが、その後の検査で陽性になった、と発表しました。
 現在、「オミクロン株」による感染かどうか検査を行っている、との事です。

@国土が週1回だった到着便の状況報告を毎日に変更
 国土交通省は昨日、国際線を運航している航空各社に対して、日本に到着する国際線で運航予定の便名や予約人数を更新したデータを毎日提出するよう要請した、との事です。これまでは1週間に1回の報告でした。

@スプリング・ジャパンが日本入国の手続き情報を掲載
 昨日のスプリング・ジャパンのホームページに、日本に入国する際の手続きについて、かなり詳細な説明が出ていました。
 厚生労働省や出入国管理庁へのリンクもあります。


*12月4日

@日本航空が今日から成田=フランクフルト線を週4往復に増便
 日本航空は今日から、成田=フランクフルト線を週3往復から週4往復(成田発 水・金・土・日曜日)に増便しました。

@成田空港第2ターミナルの動く歩道で煙と異臭
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日午後0時10分頃、成田空港第2ターミナル2階にある駐車場南棟と本館を結ぶ「動く歩道」付近で、煙と異臭が発生しました。
 通報を受け、消防車10台と救急車1台が出動しましたが、消防によりますと、火の出た痕跡はありませんでした。
 NAAによりますと、「動く歩道」の不具合が原因と見られる、との事です。運航には支障はありませんでしたが、駐車場に向かう人などに混乱が見られました。

@成田空港入国の「病原体保有者」は2日で1名,3日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は2日で1名,3日で1名でした。
 3日の1名に発熱の症状がありました。

@全日空と日本航空が今日午前0時から日本人到着便の予約受付へ
 全日空と日本航空は、今日午前0時から日本に到着する国際線の、日本人予約を再開しました。
 1日3500人の規制枠までは受け付ける、との事ですが、予約の際に国籍は分からないため、どのように確認するかについて検討しています。
 到着の際に国籍確認で混乱も考えられる、との事です。

@スイス政府が4日から入国基準を緩和
 今日の 「sky-budget」によりますと、スイス政府は現地時間4日以降、「ワクチンを接種済みでも10日間の自己隔離するよう」との規制を解除します。
 これは、すでに、国内で「オミクロン株」が見つかっていることによる、との事です。
 代わりに、「オーストリア、フランス、ドイツ、イタリア、リヒテンシュタインからの入国者を除き、入国前の検査(PCR検査)及び入国後4日から7日の期間内における再検査が義務付けられる」とのことです。
【コメント】日本の空港では,入国時の検査は唾液による「抗体検査」が行われている、との事ですが、これについて「より精度が高い、PCR検査を行うべきだ」との声もあるようです。


*12月3日

@日本航空が2月1日から成田=ホノルル線を増便
 日本航空は昨日、2月から成田=ホノルル線を、現在の週2往復から1日1往復に増便すると発表しました。

@フィジー・エアウェイズが成田=ナンディ線の再開を見送りか
 フィジー・エアウェイズは今日から、成田=ナンディ線を再開する予定でしたが、これを見送ったようです。
【コメント】何と言ってもこの情勢ですからね。

@成田空港入国の「病原体保有者」は1日で5名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は1日で5名でした。
 この内,1名に発熱の症状があり、他の4名は無症状でした。

@「新規予約受付中止」は航空局通常の事務連絡だったが、どこかで政府方針に
 先月29日に出され、昨日、撤回された航空会社に対する「12月末まで日本到着便の新規予約を停止する」との政府方針ですが、これは、航空局の通常の事務“通達”だったようです。
 昨日の斉藤国土交通大臣の説明では「この通達は航空局のやや荒っぽいやり方だった」との事でした。
 航空局は先月29日に出された1日の入国者を5000人から3500人に下げる方針により、「このまま、予約を受け付けると、3500人を上回る入国者が出て混乱する日も出てくる」との心配から、通常の事務連絡としてこの“通達”を出した、との事です。
 ところが、この件についての報告が、国土交通大臣や首相官邸側に伝えられたのが、1日夕方になってしまい、混乱が生じた、との事です。
 しかし、ある官邸スタッフは「首相はともかく、秘書官が事務連絡と知らずに済むレベルの話か」と首をかしげる、との指摘もあり、この説明にも疑問があるようです。
【コメント】通達の真意を官邸側が取り違えて、首相の記者発表になってしまったのかもしれませんね。

@「撤回」を受けて全日空と日本航空は3500人に達しない日の予約を受ける方向で検討
 国の日本到着便の新規予約受付停止方針撤回を受けて、全日空と日本航空は、1日3500人の枠に達していない日の新規予約を受け付ける方向で、検討を始めている、との事です。

@欧州でワクチン接種後の「オミクロン株」感染が相次ぐ
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、欧州で「オミクロン株」への感染者が相次いで確認されているとのことです。
 オランダでは南アフリカから到着した人から14人の同変異株感染者が見つかりましたが、14人ともワクチン接種を済ませていた、との事です。
 また、アイスランドでは旅行経験のない、ワクチンのブースター接種(3回目}も受けている男性の感染が確認されました。
 さらに、スペインでは渡航歴や渡航者との接触がない男性が、ワクチンを接種済みにもかかわらず、同株に感染していました。
 この他、ギリシャ、ノルウェーでも感染が確認された、との事です。
【コメント】まだ、専門家の研究分析は出ていませんが、「オミクロン株」の感染力は強く、ワクチンも効きにくい様ですね。
 また、これらの例から、すでに、市中感染が拡大していることが明らかですね。日本でも、空港検疫で「オミクロン株」が確認される前から、「オミクロン株」感染者が複数いることが考えられます。医療関係者は過去の検体を洗い直しているのではないでしょうか。


*12月2日

@日本航空が今日から成田=香港線週2往復を羽田空港発着に戻す
 日本航空は今日から、羽田空港から移管していた成田=香港線の週2往復を、羽田空港に戻しました。従って成田=香港線は週2往復の減便となります。

@政府が昨日航空会社に要請した到着便の新規予約停止を,今日、一部撤回
 国土交通省は今日、昨日、航空会社に要請した、「12月末までの日本着便の新規予約を停止するように」との要請を,今日、撤回しました。
 改めて、日本人の帰国需要に十分配慮するよう航空会社に通知しました。
 昨日の要請については、帰国したい日本人が帰国できなくなることについての批判が出ていました。
 また、海外から「感染国を指定して、入国を禁止することは差別につながる」「感染予防の科学的知見に基づいて対策を採るべきだ」などの批判が出ていました。

@日本航空の10月旅客数は国際線が78.7%増、国内線は8.2%減
 日本航空が先月30日発表した「2021年10月JALマンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)で78.7%増の6万1858人{2019年10月比では91.5%減}、利用率が3.1ポイント増の21.0ポイント増となっています。
 一方、国内線では旅客数が8.2%減の158万9416人[2019年10月比では48.2%減}、利用率が8.6ポイント減の58.2%となりました。
 この内、成田路線の利用率は成田=伊丹線が25.2%、成田=中部線が25.7%となっています。
【コメント】やはり、国際線はまだまだ厳しいですね。

@厚生労働省が二人目のオミクロン株感染者を公表
 厚生労働省は昨日、ペルーに滞在していたオミクロン株に感染した人について、公表しました。

@「トキエア」がロゴと機体デザインを発表
 昨日の「Fly Team」によりますと、来年に就航を予定している地域航空会社「トキ・エア」は昨日、機体デザインとロゴマークを発表しました。

@昨日朝、スペースジェット5号機が姿を現す
 「MY LOVE MRJ and SPACEJET」さんのブログよりますと、昨日朝、三菱重工のスペースジェット最終組み立て工場の駐機場に、全日空塗装の試験5号機(JA25MJ)が姿を現した、との事です。
 動画を見ますと、エンジンは外されていますし、改修の跡でしょうか、所々に傷跡のようなマークがあります。

@ワンワールド所属の9航空会社が再生燃料(SAF)の共同調達に乗り出す
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、日本航空など航空連合「ワンワールド」に所属する9航空会社は、再生燃料(SAF)の共同調達に乗り出すと発表しました。
 2024年からの7年間で米国の「アメティス」社から再生燃料を130万キロリットル調達します。
 日本航空は2030年までに全燃料の10%を再生燃料に置き換えることを目指しています。

@ナミビアの外交官と同じ航空機に乗っていた乗客が検査後に自家用車で兵庫県の自宅に帰る
 昨日の神戸新聞によりますと、兵庫県は昨日、オミクロン変異株に感染していたナミビアの外交官と同じ飛行機で帰国した兵庫在住の男性について、成田空港の検査で陰性の判定を受けた後、自家用車で自宅に帰ったことを明らかにしました。
 男性は帰宅後、外出を自粛し、家族とも接触しないようにしている、との事です。帰宅後の検査でも陰性でした。兵庫県は県の療養施設に待機するように勧めています。
【コメント】乗用車で自宅に帰ることはこの時点では問題がなかったのでしょうね。

@「ITAエアウェイズ」がエアバスに28機を確定発注
 今日の「Fly Team」によりますと、アリタリア航空に変わる、イタリアの新たな航空会社「ITAエアウェイズ」は現地時間1日、エアバスにA220型機7機、A320neo型機11機、A330neo型機10機を確定発注しました。この他、長距離用のA350型機はリースで調達する予定です。


*12月1日

@11月のアクセス数は29,239回でした。

@今日、ペルー滞在歴のある男性の「オミクロン株」感染を確認、国内2例目
 政府は今日、ペルーに滞在歴のある20才台の男性が「オミクロン株」に感染していた、と発表しました。
 国内で二人目の感染者となります。この男性は現在、医療機関に隔離している、との事です。

@ナミビア滞在歴のある男性は在日ナミビア外交官
 政府は昨日、国内で初めて「オミクロン変異株の感染が確認された男性が、ナミビアの外交官と公表しました。
 また、同じ飛行機で入国した乗客71人を例外的に濃厚接触者に指定し、経過観察を義務づけることにしました。70人は帰国時のPCR検査では全員陰性でした。
 小池東京都知事は昨日、約40人が東京在住で、現在は自宅などで健康観察を行っているが、出来るだけ早く都の指定する療養施設に移動してもらうよう要請する、と述べました。
 また、熊谷千葉県知事は今日、約10人がナミビア大使館員と同じ航空機で帰国したことを明らかにし、「
同居者共々県の指定する療養施設に入ってもらい経過観察を行う対策を急ぐ」ことを明らかにしました。

@成田空港入国の「病原体保有者」は27日で1名,29日で1名
 厚生労働省が昨日発表した「成田空港新型コロナウイルス感染症感染者と患者」は27日で1名,29日で1名でした。2名とも無症状でした。
 なお、ナミビアに渡航歴のある男性についての公式発表がありました。

@ジップ・エアが今日から成田=シンガポール線を増便
 今日から「ZIP AIR Tokyo」は成田=シンガポール線を増便しました。週1往復から週3往復(成田空港発 水・金・日曜日)となります。
【コメント】午後3時半直前まではNAAのページにはこの便が出ていず、「Flightradar24」でも「予定」となっていましたが、午後4時過ぎには「Flightradar24」で離陸したことを確認しました。
 この時期ですから,乗客はほとんどいなかったのではないでしょうか。貨物だけでも何とかなる、と言うことなのでしょうね。

@昨日、新設の成田公営市場の研修会
 昨日の千葉テレビによりますと、昨日、来年1月20日にオープンする新「成田市公営市場」の生産者向け研修会が同市場で行われました。
 研修会で金光場長は「これまでと同じものを整備してもなかなか発展が図れないだろうという思いの中で、新たに輸出や加工に付加価値をつけられるような機能を新たに加えて取り組んできた事業。国も2030年5兆円の農水産物輸出を目指しているので、それに貢献できるように、また地域の農水産業界にしっかり貢献できるような市場として取り組みを進めていきたい」と述べました。

@米軍のF16戦闘機が青森空港に緊急着陸、燃料タンクを深浦町役場近くに捨てる
 昨日午後6時12分頃、青森空港に米軍三沢基地所属のF16戦闘機が緊急着陸しました。
 この影響で、青森空港発着の民間機7便に欠航や目的変更などの影響が出ました。
 また、米軍によりますと、緊急着陸の前に燃料タンク2基を投棄した、との事で、青森空港から南西におよそ65Km離れた深浦町役場近くの国道101号付近に残骸と見られるものが見つかっています。
 近くの住民の話では「『ドカーン』という大きな音がし,雷が落ちたと思った」との事です。
【コメント】人家に落下したら、大惨事になっていたことでしょうね。海に投棄できなかったのでしょうか。

@アナリストが「(オミクロン株で)需要回復が1年遅れるのでは」
 先月29日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、HSBCのアナリストは「この変異株の出現で、航空需要の回復が1年後にずれ込むのでは」との見方を示した、との事です。


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