2021年4月前半の出来事


*4月15日

@「Flightradar24」のプレイバック機能が使えなくなりました
 今朝、コンピューターを立ち上げたところ、「Flightradar24」のページに、プレイバックのボタンがなくなってしまいました。右上にある「クイックサーチ」のボタンも見えません。
 どなたか、分かる方がいらっしゃいましたら、復旧方法を教えて下さい。

@ NAA が成田空港からの二酸化炭素ガスの排出を2050年に半減の目標
 今日のNHKニュースによりますと、成田国際空港株式会社は2050年までに、成田空港からの二酸化炭素排出量を、2015年比で50%減にする方針を打ち出しました。
 成田空港の二酸化炭素排出量は航空機の離発着の際に約7割が排出されます。
 田村社長は「航空業界にはプレッシャーがかかっていて、国際機関などでさらに高い目標に議論が進む可能性があり、その場合には新たな目標に対応したい」と話している、とのことです。
【コメント】「2050年に半減」という目標は少ないと思います。何よりも、「航空機の離発着を増やさないこと」が最大の削減効果策と思います。このために、「機能強化計画を見直すこと」こそ、最大の「削減策」ですね。
 そして、騒音下住民への最大のプレゼントになるのではないでしょうか。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は13日入国者で4名、14日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は13日の入国者で4名、同14日で1名でした。
 この内、13日の1名に発熱の症状がありました。

@来年卒の大学生の人気企業ランキングで全日空と日本航空が急落
 昨日の「 FlyTeam 」 によりますと、マイナビと日経が共同で実施した「2022年卒大学生就職企業人気ランキング」では、例年「トップ5」以内にランクインしていた全日空と日本航空が、今年は日本航空が45位、全日空が64位とランクを落としています。
【コメント】この「2019新型肺炎」流行の環境下では当然のことですね。その中でも、航空会社最大手の全日空よりも、日本航空が上のランクとなっているのは両社の財務状況を見てのことなのでしょうね。大学生もよく見ていますね。

@3月の「航空機登録」で全日空が3機、ピーチ機が2機抹消登録
 国土交通省が発表した「3月航空機登録状況」によりますと、「抹消登録」ではピーチ・アビエーションがA320型機を2機、また、全日空がB777-300ER型機1機とB767-300型機1機とB737-700型機1機の3機などが抹消登録されました。どちらも「航空の用に供さない」としています。

@ボー社の1〜3月期は引き渡しと受注が好調、エアバスは引き渡しが増も、受注は減
 ボーイング社の1〜3月期の引き渡し数は前年同期比(以下同じ)54.0%増の77機となり、2018年10〜12月期以来の9四半期ぶりの増加となりました。受注数も575.5%増の282機となっています。
 一方、エアバスの1〜3月期引き渡す数は2.46%増の125機、受注は11%減の39機となっています。

@カンタス航空のCEOが「需要が戻れば、A380型機の12機を運航に戻す」計画を表明
 今日の 「sky-budget」によりますと、カンタス航空のCEOは「CAPA 」のオンライン会議で、現在、米国のモハーベ砂漠で保管している同航空のA380型機12機について、全機を復帰させる計画であることを明らかにしました。
 CEOは「2024年頃までは需要が元に戻る事はない」との見通しを明らかにしましたが、「需要が戻ることは判っている」とし、「需要があれば、同機は良い機材であり得る」と述べています。


*4月14日

@LOTポーランド航空の成田=ワルシャワ線の再開は延期か?
 先週の7日(水曜日)から週1往復(水曜日)で運航を再開することになっていた、LOTポーランド航空の成田=ワルシャワ線ですが、今日も欠航となっています。
 本格的な再開はまだ、先になるようです。

@日本航空が成田⇒メルボルン線の臨時便を5月は週2便で運航へ
 今日の「NAA ASIA」によりますと、日本航空は昨日、5月に成田⇒メルボルン線の臨時便を火曜と木曜日に運航する、とのことです。
 ただし、折り返しのメルボルン⇒成田便は運休となります。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は9日入国者で1名、10日で1名、12日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は9日の入国者で1名、同10日で1名、同12日で1名でした。
 全員無症状だった、との事です。

@多古町が移住希望者向けのホームページを開設
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、多古町は多古町への移住を勧めるホームページ「RURAL LIFE」を立ち上げました。
【コメント】なかなかいいページです。さすが、400万円もかけただけのことはあります。この様な地道な努力が若い世代などの移住を促進し、町の活性化に結びつくのではないでしょうか。
 多古町は空港の東に隣接した町ですが、もし、建設当初計画の横風滑走路が作られていたら、航空機騒音で簡単に移住を呼び掛けることもできなかったでしょうね。
 写真は多古町の中心部です。

 

@「2019新型肺炎」による来館者減少の航空科学博物館が寄付を募る
 昨日の「 FlyTeam 」 によりますと、成田空港南端部に位置する航空科学博物館は、NPOを対象に寄付を集めるサービス「Syncable」にページを開設し、通年に渡り継続的に寄付を募ることになりました。
 寄せられた寄付は展示物や施設の修繕費に役立てられる、とのことです。

@羽田発シカゴ行きの日本航空機が焦げ臭いにおいで新千歳空港に緊急着陸
 昨日のNHKニュースによりますと、昨日午後、羽田発シカゴ行きの日本航空10便・B777-300ER型機が太平洋上を飛行中に、客室後部で焦げたような匂いが確認されました。
 このため、飛行に支障はなかったものの、機長は目的地を新千歳に変更し、午後5時前に無事着陸しました。乗客、乗員27人に怪我などはありませんでした。原因は調査中、とのことです。
 なお、その後、同機は羽田空港に戻りました。
 下図は「Flightradar24」による航跡です。

 


*4月13日

@スリランカ航空が5月11日から増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、スリランカ航空は5月11日から、現在週3往復で運航している成田=コロンボ線を週4往復(成田 火・水・木・土曜日)に増便する計画、とのことです。
【コメント】この所、「2019新型肺炎」のために成田空港に行く機会も非常に減って、航空機の写真も古いものが多くなっています。
 下のスリランカ航空機の写真も2009年に撮ったもので、今は同航空では使っていない「A340型機」になります。

 

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は8日入国者で4名、11日で5名、12日で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は8日の入国者で4名、同11日で5名、同12日で2名でした。全員無症状だった、との事です。

@ジェットスター・J のゴールデンウイーク期間を除く5月運航率は90.7%
 ジェットスター・J は昨日、ゴールデンウイーク 期間を除く4月17日から5月末までの減便計画を発表しました。17日〜27日の追加減便数は84便で、5月7日〜31日の追加減便数は194便となっています。
 ゴールデンウイーク前の4月運航率は86.6%、5月のゴールデンウイーク後の運航率は90.7%となっている、とのことです。
【コメント】成田空港 LCC の運航も少しずつ戻ってきていますね。しかし、国際線は相変わらず厳しい状況が続くようです。

@ IATA 日本代表が「2021年の航空需要は2019年比で33〜38%と予測」
 今日の日刊航空によりますと、国際航空運送協会(IATA)日本事務所代表の藤原氏は、昨日開催された「航空イノベーション推進官民連絡会」におけるプレゼンテーションで、2021年の航空需要が2019年比で33〜38%程度の回復になる可能性を報告しました。

@ WHO 事務総長が「大流行が数ヶ月以内に終息する可能性はあるが、今は終息にはほど遠い」
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、世界保健機関(WHO)のデドロス事務局長は現地時間12日、「2019新型肺炎」の大流行が「終息に程遠い」と述べましたが、一方、「年初以降2カ月の感染者・死者数は減少し、新型コロナウイルスと変異株の抑制が可能であることを示した」と述べ、「数カ月以内に制御できる可能性はある」との認識を示しました。
 しかし、同席した WHO の高官は、先週の感染者数が前週比9%増と、7週連続で増加し、死者も5%増となったと指摘し、感染が飛躍的に拡大しており、パンデミックは「極めて重要な節目を迎えつつある」と警鐘を鳴らしました。


*4月12日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は7日入国者で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は7日の入国者で1名でした。無症状だった、との事です。

@英国が5月初めに渡航制限の見直しか、感染者が激減する
 今日の 「sky-budget」によりますと、英国政府は現在行っている渡航制限を見直すかどうか、5月初めにも判断する、とのことです。
 この背景には、1日の感染者が毎日6万人を超えていましたが、このところ、1日約2000人程度に激減していることがあります。
 現在実施されているロックダウンとワクチン接種の効果と考えられています。

@4月4日までの1週間、全世界航空座席提供数が前年を上回る
 昨日のトラベルビジョンによりますと、「Routes Online」が伝えたところでは、現地時間4月4日までの1週間の世界航空会社の提供座席数が、6212万5000席となり、前年を越えた、とのことです。
 ただ、前年は航空需要の急落期で、2019年同期と比べますと、まだ、42.8%減となる、とのことです。
【コメント】何はともあれ、ほんの少し、光が見えてきたようです。このまま、順調に推移するかどうかは分かりませんが。

@ IATA 発表の全世界2月航空需要は74.7%減、CEO「未だ、回復の兆しは見られない」
 国際航空運送協会(IATA)はこのほど、2月の世界航空輸送実績を発表しました。
 これによりますと、前年同月比(以下同じ)74.7%減となっています。
 最高経営責任者(CEO)は「国際線の需要回復の兆しは見られないどころか、新型コロナウイルス変異株が続くなか、渡航規制が強化され、多くの指標が悪化した」と述べ、「未だ、回復の兆しは見られない」としています。

@タイ航空が適性検査で4000人に早期退職を勧告
 今日の「NAA ASIA」によりますと、タイ航空はこのほど、雇用継続を希望する1万3554人に対して適性検査を実施しました。
 その結果、4000人を不合格とし、早期退職を勧告する、とのことです。


*4月11日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は3日入国者で1名、6日で1名、9日で10名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は3日の入国者で1名、6日入国で1名、9日入国者で10名でした。
 この内、9日入国者の1名に発熱、頭痛、嗅覚異常の症状がありました。残りの11名は無症状でした。

@「ノルウェージャン」の中・長距離便を引き継ぐ LCC 「ノースアトランティックエアウェイズ」が設立
 10日の 「sky-budget」によりますと、オスロを拠点とする新長距離LCCの「ノースアトランティックエアウェイズ」が設立され、今年12月にも大西洋路線に就航する予定、とのことです。
 この航空会社は、1月に長距離路線から撤退することを表明したLCC 「ノールウェイ・エアシャトル(ノルウェージャン)」の長距離路線を引き継ぐものと見られています。
【コメント】この所、中・長距離を運航すことを目指す航空会社の設立が相次いでいます。日本では日本航空の「ZIP AIR Tokyo」に対抗して、全日空も設立を表明しています。
 韓国では LCC 「エア・プレミア」が就航を目指していて、つい最近、長距離を飛べるB787-9型機を初受領しました。
 写真は「ZIP AIR Tokyo」の1号機です。

 


*4月10日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は8日入国者で9名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は8日の入国者で9名でした。全員無症状でした。

@スカイマークの「3月実績」は旅客数が8.0%増、搭乗率が53.3%
 スカイマークが発表した「3月搭乗実績」によりますと、旅客数が前年同月比(以下同じ)8.0%増の44万238人、搭乗率が1.9ポイント減の53.3%となっています。
【コメント】搭乗率がもう少し上がると、かなり楽になるのでしょうね。

@「TOKI AIRトキエア」の準備進む、来年に4路線で運航開始
 7日の 「sky-budget」によりますと、新潟空港を拠点として、小型機で地域間を結ぶ予定の「TOKI AIRトキエア」は、来年に4路線を開設して運航を開始する予定、とのことです。
 この4路線は新潟空港と札幌、仙台、関西圏、愛知県の空港を結ぶ路線になる、とのことです。なお、近い将来は上記以外にも佐渡、広島、関東圏の路線を予定している、とのことです。
 機材はATR72-600(70席)、ATR42-600S(48席)になる予定で、すでに、仮契約も終わっています。

@B737MAX型機で電気系統の問題発覚、ボー社は運航停止を要請
 ボーイング社は現地時間9日、B737-MAX型機を運航している16航空会社に対して、運航を停止するように、との通達を出しました。
 同機のバックアップ電源制御ユニットの動作に影響を与える可能性のある、製造上の問題が発覚したことによるものとの事ですが、この問題が製造時に起きた可能性がある、とのことです。
 昨年までの長期運航停止の原因となった失速防止システム(MCAS)とは無関係とのことです。
 これを受けて、米国航空会社3社は現地時間9日からB737MAX型機を運航から外しています。
 【コメント】同型機は日本の航空会社では使用されていません。以前に、大韓航空が成田空港路線に使っていた記録があったと記憶しています。


*4月9日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は4日入国者で1名、7日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は4日の入国者で1名、7日の入国者で1名でした。2名共に無症状でした。

@全日空の2月実績は国際線旅客数が95.3%減、国内線旅客数が80.4%減
 全日空が今日発表した「ANAグループ2月実績」によりますと、
 国際線では、旅客数が前年同月比(以下同じ)95.3%減の2万8960人、利用率が52.1ポイント減の12.3%となっています。
 一方、国内線では旅客数が80.4%減の54万2801人、利用率が21.3ポイント減の42.4%となっています。
 なお、国内線の成田空港路線は全便運休となっています。100%子会社のピーチ・アビエーションについては記載されていません。

@全日空の5月6日〜31日の国内線減便は5550便、成田路線は全便運休
 全日空は昨日、5月6日〜31日の国内線の追加減便を発表しました。
 これによりますと、減便数は5550便となります。
 成田空港路線は中部線、札幌線、仙台線、新潟線、沖縄線が運休となります。

@日本航空の5月6日〜31日の国内線減便は6608便、成田路線はほぼ全便運休
 日本航空は昨日、14日〜28日と、5月6日〜31日の国内線減便を発表しました。
 運休・減便は4月が33便、5月が6608便となります。
 成田空港関係路線では5月に伊丹線・札幌線・名古屋線がごく一部を除き運休となります。

@オーストラリアのリサーチ会社が豪州とアジアの回復を楽観的で22年10月、悲観的だと25年2月
 7日の「トラベルヴィジョン」が海外メディア「Tourism Research Australia公式」によると、豪州や日本などの海外からの訪問者の需要回復は、楽観的に見ると2022年10月、悲観的に見ると2025年2月になる、との事です。

@再建中の「LATAMブラジル」が最新鋭のA350-900型機11機を即時退役へ
 今日の 「sky-budget」によりますと、経営再建中の「LATAMブラジル」はこのほど、所有するA350-900型機11機を即時退役させる、との決定をしました。これら11機の機齢はたったの約3年とのことです。
 再建のための合理化の一貫と思われますが、昨年、発注していたA350-900型機10機をキャンセルしたこともあり、コスト削減のために、長距離機材をボーイング社機に統一する合理化の一環との見方もあります。


*4月8日

4日に書いた「国土交通省と NAA からの回答」に対するコメントを、同ページに追加しました。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は3日入国者で1名、6日で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は3日の入国者で1名、6日の入国者で2名でした。3人共に無症状でした。

@ピーチが7月1日から成田=新千歳線、成田=長崎線、成田=大分線を増便
 ピーチ・アビエーションは昨日、7月1日から10月30日まで、成田=新千歳線を1日2往復、成田=長崎線と成田=大分線を1日1往復増便すると発表しました。
 この増便により成田=新千歳線は1日8往復、長崎線と大分線は1日2往復となります。
 写真は機内から撮った長崎空港です。

 

@バニラ塗装のピーチ機がまだ運航中
  6日の「sorakara-gonのブログ」さんによりますと、ピーチ・アビエーションの「旧バニラ塗装機」「JA08VA」が4月に入っても未だ、そのまま運航されているとのことで、写真が掲載されていました。

@松岡久蔵氏が全日空の CA 政策を男女平等の観点から批判
 今日の「Business Journal」に掲載されたジャーナリスト・松岡久蔵氏の「眼鏡着用NG、妊娠したら無給休職…ANA、CAの心身を蝕む“過度な容姿のキレイさ要求”」によりますと、全日空CA の時代錯誤がよくわかります。
 男性のCA が採用されたのが、2019年4月からと言う事実や、眼鏡をかけることはNG だとか、平均在職年数が約6年半しかないこと、妊娠したら選択肢は辞めるか無給休職を取るしかないこと、などが書かれています。
 ただ、これは全日空に限った事ではなく、松岡氏は「今回のジェンダーバランスの問題は給与面も含めて、JALも違いはほとんどない」と述べています。
【コメント】全日空のCA については、前にも聞いたことがありますが、アジアのある航空会社では、機内で水着ショーをやったこともありましたが、どこか似ていますね。

@エチオピア航空機がザンビアの建設中滑走路に誤着陸、けが人や機体損傷はなし
 6日のAFP通信によりますと、現地時間4日、アディスアベバ発ザンビア北部サイモンムワンサカプウェプウェ国際空港行きのエチオピア航空貨物機が、目的地の空港から約15Km離れた、建設中の空港に誤着陸するトラブルがありました。幸い運航乗務員にケガはなく、機体に損傷もありませんでした。
 パイロットは「近くに同じ向きの滑走路を持つ空港がある、と言う情報はなかった」と言っていますが、着陸直前の管制官との無線では、管制官から「そちらの機体は見えない」と言われた、との事です。


*4月7日

@「ZIP AIR Tokyo」が成田=台北線就航を検討
 今日の「Aviation Wire」によりますと、成田空港を拠点とする「ZIP AIR Tokyo」は、新路線として成田=台北線の開設を検討している、とのことです。
 貨物需要が見込めるアジア路線として最有力候補、とのことです。
 また、アジアでもう1路線の開設を検討しているとのことで、機材繰りの関係から、現在就航しているバンコクよりも近距離の路線が有力です。
 その機材ですが、3号機は「2019新型肺炎」の影響で受領が遅れていますが、今年後半に受領する予定になっている、との事です。
 なお、同航空では今までに航空貨物約1万トンを運んでおり、想定よりも多い、との事です。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は2日入国者で3名、5日で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は2日の入国者で3名、5日の入国者で2名でした。
 2日入国者の1名に頭痛の症状がありました。

@業績好調の日本貨物航空、日本郵船は売却にジレンマ
 今日の日本経済新聞によりますと、日本郵船が業績を伸ばしている背景には、成田空港を拠点とする100%子会社「日本貨物航空」の好調な業績が寄与しています
 同航空はこの所「2019新型肺炎」による航空需要特需が大きく貢献しています。
 しかし、本来、同航空は赤字体質で日本郵船にとっては重荷でした。そこで、同社は同航空を売却する方針を固めていました。
 すでに、日本航空や全日空や米国のアトラス航空と買収交渉を進めていますが、「2019新型肺炎」で航空会社は経営体力が弱体化している上に、このところの特需で「日本貨物航空」の企業価値が上昇し、買収交渉は足踏み状態、とのことです。
 写真は約9年前に航空科学博物館から撮った日本貨物航空のB747-400型機です。今はこの機種は使われておらず、全てB747-8F型機になっています。

 

@米国政府はワクチン証明書に否定的「差別を助長する恐れ」
 今日の「NHKニュース」によりますと、米国政府のサキ報道官は現地時間6日、「2019新型肺炎」ワクチンの接種を証明する、いわゆる「ワクチンパスポート」について、「アメリカ政府は国民に証明書の保有を義務づける制度を支持しない。国民のプライバシーと権利は保護され、そうした制度によって人々が不当に扱われることがないようにすべきだ」述べ、連邦政府としては導入に否定的な態度を示しました。

@フランス政府が「エールフランスKLM」に約5200億円の追加支援
 フランス政府は現地時間6日、「エールフランスKLM」に40億ユーロ(5200億円)の追加支援を行う、と発表しました。
 これにより、同航空に対する政府出資比率は14.3%から約30%に膨らみ、筆頭株主になることになります。
 この出資についてはすでに EU との合意に達している、とのことです。しかし、合意では1年以内に「信頼できる出口戦略」をまとめ、2027年までに出資比率を危機前の水準に戻すことが条件となっている、とのことです。


*4月6日

@ベトジェットのハノイ⇒成田線が今日から再開
 ベトジェットエアは今日から、ハノイ⇒成田線を再開しました。「Flightradar24」によりますと、ハノイからの再開初便は午前8時16分に到着しました。
 ただし、折り返し便は成田⇒ハノイ便はなく、成田⇒ダナン便となっています。
【コメント】運航は4月に13日間となっていますが、定期便ではないようです。折り返しは貨物便として運航しているのでしょうか。
 今朝、成田空港の公式ホームページでは、「今日は2便到着」となっており、折返し便はダナン行きと、ニャンチャン行きとなっていましたが、今日は1便だったようです。下に、「Flightradar24」の運航結果を載せておきます。

 

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は1日入国者で1名、4日で3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は1日の入国者で1名、4日の入国者で3名でした。
 4日入国者の1名に発熱の症状がありました。

@成田空港の今夏期ダイヤは2019年冬期ダイヤに比べて旅客便が15.7%、貨物便は256.6%
 今日の日刊航空によりますと、成田空港の今夏期ダイヤ(初期)の国際線旅客便数は、「2019新型肺炎」の影響がなかった2019冬期ダイヤに較べ15.7%となり、一方、貨物便は同256.6%となっている、との事です。


*4月5日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は3月31日入国者で3名、3日で7名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は3月31日の入国者で3名、3日の入国者で7名でした。全員無症状でした。

@毎日新聞が「米軍ヘリの都心低空飛行問題は日米地位協定の改正で」と社説
 今日の毎日新聞が社説で、都心での米軍ヘリコプターによる低空飛行問題を取り上げています。
 同新聞は約半年間、都庁の展望室などから調査し、高度300mを下回る低空飛行を20回以上確認したとのことです。
 航空法では、住宅密集地では最も高い建物から300m以上、人家のない地域では150m以上の高度で飛ぶよう義務づけていますが、日米地位協定では米軍は適用を除外されている、とのことです。
 しかし、政府はこの問題について公式見解を繰り返すだけで、この問題を回避しています。
 イタリアでは同国の国内法の枠内で活動しており、ドイツでは地位協定が改定され、米軍にも同国の航空法が適用されるようになった、とのことです。
 社説では「日本政府は、在日米軍に数々の特権を認めている地位協定の改定を正式に提起すべきだ。」としています。
【コメント】都心では300m程度の高さを持つ建物は数多くあります。危険ですね。ヘリコプターが故障して、建物に激突することになれば、大惨事になります。
 「そんなことは起きない」という思い込みが危険なことは、東日本大地震や福島原発事故で身に沁みていますね。
 しかし、日本の空は今以て占領状態なのですね。歴代保守政権は米国に弱みを握られているのでしょうか。
 独立国として対等に交渉できる政権は何時誕生するのでしょうか。

@日本航空が P&W 製エンジンを使うB777型機の全機退役を早める
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、日本航空はプラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のエンジンを搭載したB777型機の退役を1年前倒しする、との事です。
 該当機は13機あり、従来の計画では2021年3月期に6機、2022年3月期に7機退役させる予定でした。
 これらの機体は当該エンジンのトラブルから、国土交通省により現在も運航停止となっています。これに代わる機体としてA350型機やB787型機などを使う、との事です。

@2020年の世界航空事故の件数は減るも、100万回当たりの事故率は大幅増に
 今日の「WING」によりますと、国際航空運送協会(IATA)の「2020年安全報告」によりますと、航空機事故数は2019年の52件から大幅に減少し、38件となりました。この内、死亡事故も同3件減り5件となっています。
 しかし、「2019新型肺炎」の影響で運航便数が大幅に減った中での記録のため、飛行回数100万フライト当たりの事故発生率は同0.6ポイント増の1.71件と大幅増になっている、との事です。

@エアアジアCEOのトニー氏が「必ず全員に返金する」、ただし、インドネシアのこと
 今日の 「sky-budget」によりますと、エアアジアのトニーCEO はマレーシア・エアアジアの顧客に対し、昨年1月以降に約150万人の顧客に現金で返金し、約290万人にクレジットシェルにより返金を行った事を明らかにしました。
 しかし、現在もなお、「約45万人への返金が滞っているが、必ず、全員に返金できると確信している」と述べました。
 また、エアアジアXについては現在何処にも就航できない状態であり、危機的状況であるが、生き残りをかけて企業再建を行っていることを明らかにしました。従って、エアアジアXの顧客に対する返金のめどは立っていない、とのことです。
【コメント】しかし、エアアジアXだけでなく、エアアジア本体も相当苦しいようですね。破竹の勢いで拡大していたときの旅客機大量購入などの投資が重くのしかかっているのでしょうね。
 エアアジア・ジャパンは破産し、顧客への返金はほとんど期待できない状況になっていますね。

@デルタ航空が人員確保できずに100便が欠航に
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、デルタ航空は現地時間4日、人員配置や多くの従業員のワクチン接種、パイロットの職場復帰などによる人員不足により、約100便を運休する、と発表しました。
【コメント】急激な需要の回復に航空会社の手当てが、追いつかないようですね。アメリカの国内線は急回復しているようですが、航空会社の体制は追いついていないのですね。


*4月4日

「国土交通省と NAA からの回答」に対するコメント

(1)「2019新型肺炎」の影響による、「機能強化計画の見直しについて」全く答えていない

 本会は機能計画発表時から「その計画が、訪日外国人6000万人達成が前提で建てられた、『過大な需要予測』で、激増する航空機騒音によって、周辺住民の健康や安心できる生活を根底から崩すもの」と批判してきました。(【声明】 騒音下住民の暮らしと命を守る抜本的な騒音対策の実施を
 国土交通省の審議会の委員長を勤めた家田氏は計画発表の記者会見で「需要予測にはイベントリスクを考慮していない」と述べています。
 成田空港の運用開始以来、数々のイベントリスクに見舞われていますが、これを一切無視する計画のずさんさが、今回の「2019新型肺炎」によって明らかになりました。
 しかし、回答では「航空需要は中長期的に見れば増大するので、この計画を今後も押し進めていく」と曖昧な答えに終始しています。
 その根拠として、「国際航空運送協会(IATA)では・・・」としていますが、 IATAは航空会社の連合体であり、需要の蒸発に苦しむ世界の航空会社に希望を持たせようとする「明るい予測」になる事は必然です。
 航空業界のリサーチを行う会社や機関は、もっと厳しい見通しを明らかにしています。これらの会社や機関の分析を考慮して需要を見直すことは、当然しなければならないことと考えられます。
 確かに「2019新型肺炎」の流行が収まれば、旅行意欲を抑制されてきた人が旅行に出かけ、一時的には急回復するでしょう。
 しかし、「2019新型肺炎」の影響で世界の人々の生活は大きなダメージを受け、また、航空会社自体も機体調達などで、おいそれと従前の運航体制を作るのも難しくなります。
 従って、「2019新型肺炎」前の2019年水準の航空需要に戻るには長い時間がかかるものと思われ、その後の成長カーブもゆるやかなものになると思われます。
 これらを考慮に入れないで、再び「突っ走れ」というのは「おかしい」と言わざるをえません。

(2)イベントリスク軽視が産んだ「コロナ禍」

 上記のようなイベントリスク軽視は、取りも直さず「危機管理意識の欠如」をもたらしました。
 昨年1月の段階で、「2019新型肺炎」流行の危険を察知して、水際対策の強化を行っていれば、これほど大きな災害をもたらさなかったと考えられます。
 中国圏の春節による「当座の利益」に目を奪われ、流行の危険を見逃したことが原因と言えます。
 これも、「訪日外国人6000万人」目標に「のめり込んだ」結果ではないでしょうか。
 多くの国民の命と仕事を奪い、国家の財政を揺るがしかねない災害が生じた責任は誰が取るのでしょうか。

(3)3本の滑走路で採用されるとする「スライド制」について

 国土交通省とNAAは機能拡張が成って「3本の滑走路による運用が開始されると、運用時間をA滑走路と、B&C滑走路で離着陸を分け、結果的に『7時間の静穏時間』が確保される」と言っていますが、これも、問題だらけになります。
 この運用形態を南北で一定期間ごとに交換する、との事ですが、風向が同じならば、期間を決められます。しかし、
風向が変化した場合には、航空機に「追い風での離着陸」を強いることになり、運航の安全に大きな問題を生じます。
 仮に、安全を犠牲にして、一定期間の運航形態が守られたとしても、人間の体は「睡眠のリズムを造るのに半年ぐらいは必要」との事ですので、「静穏時間7時間」では「7時間の睡眠」を取ることは出来ません。
 この事についての質問に対しては「そのような必要性が出てきたら、考える」と曖昧な答えでごまかしています。

(4)今こそ、機能強化計画の再検討を

 この様な時期だからこそ、「成田空港機能強化計画」を見直し、再検討が必要と思います。
 「訪日外国人6000万人は国家施策だから」と遮二無二突き進むべきではありません。
 前社長の夏目氏は2018年6月に「ただ、そういっても環境が激しい時代。世界経済の動向も直結する。需要動向に的確に対応しなければならず、『一旦作成したマスタープランを未来永劫変えることはない』ということはなく、絶えず見直しを図りながら、大規模投資を進めていくことになるだろう」と述べています。

@成田空港着のアメリカン航空機から重さ1Kgのゴム部品が脱落か
 今日の「NHKニュース」によりますと、昨日午後6時半頃、シカゴ発成田行きのアメリカン航空9740便・B777型機の到着後点検で、左主翼のゴム製の部品がなくなっていることが分かりました。
 この部品は直径3cm、長さ86cm、重さ約1Kgありました。
 報告を受けた国土交通省成田空港事務所が滑走路を約10分間閉鎖して点検しましたが、見つかりませんでした。他の便への影響はありませんでした。
 成田空港事務所では、飛行中に脱落したのではないか、としています。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は3月29日入国者で1名、2日で5名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は3月29日の入国者で1名、4月2日の入国者で5名でした。全員無症状でした。

@羽田発フランクフルト行きの全日空機が油圧警告でロシア中部に臨時着陸
 全日空によりますと、昨日午前0時に羽田空港を出発した、フランクフルト行き203便・B787-9型機が、ロシアを飛行中に左エンジンの油圧低下警告が出ました。
 このため、同機はロシア中部のクラスノヤルスクに、日本時間午前6時32分に臨時着陸した、と発表しました。
 なお、昨日午後2時に代替機が羽田空港を出発した、との事です。
【コメント】この所、全日空は「臨時着陸」という言葉をよく使いますが、内容は「緊急着陸」ですね。
 全日空が「緊急着陸」という言葉を使うときは「かなり危ない」と言う事になるのでしょうか。


*4月3日

@ NAA が6日から第2ターミナルに新たな待機施設を供用開始
 成田国際空港株式会社は昨日、成田空港第2ターミナルの「南成田オペレーションセンター」の一部に、コロナウイルス検査待機場所を設けることになり、6日から供用開始される、と発表しました。
 現在は検査後の結果待ちをする到着客を、第2ターミナルの通路などに並べられた椅子に座って待ってもらいました。
 新しい待機所は広く、ここで、位置情報確認アプリなどをインストールことになり、検査結果が出たら、入国審査を受けることになります。

@ベトジェットエアがハノイ⇒成田線を6日から再開
 昨日の「アジアトラベルノート」によりますと、ベトジェットエアは6日からハノイ⇒成田線を再開します。4月中は13便を運航します。
 ただ、成田⇒ハノイ線の旅客便も再開するのかどうかは不明です。
 写真は日本貨物航空の格納庫前を移動するベトジェットエア機です。

 

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は3月29日入国者で1名、同31日で6名。4月1日で7名
 昨日、「昨日の空港検疫発表はなし」と書きましたが、私が間違っていました。すみません。
 1日の発表では、3月31日入国者で6名でした。この内、1名に発熱の症状がありました。
 また。昨日の発表では、3月29日入国者で1名、同1日入国者で7名でした。全員が無症状でした。


*4月2日

@国土交通省と NAA からの回答が先月30日に届く
 先月30日に開催が予定されていた今年度の騒音対策委員会ですが、「2019新型肺炎」のために開催が中止され、替わりに各部会からの質問を文書で提出して、国土交通省と成田国際空港株式会社(NAA)が文書で答えることになっていました。
 その回答が、先月30日に送られてきました。本会からの質問は「2021年騒音対策委員会質問書」として、載せてありましたが、これに、本会質問部分の回答を追加して載せておきます。
 この回答についての【コメント】は明日か明後日に、載せたいと思います。

@横芝光町の今年度周辺対策交付金が約2.5倍の12億円に
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、成田空港の南にある横芝光町にNAA から交付される「空港対策周辺交付金」が、今年度は約12億円と昨年度に比べ、約2.5倍に増額される見込み、とのことです。
 これは「成田空港機能強化計画」によって騒音区域が大幅に拡大される見込みがあるため、とのことです。
【コメント】町の財政にとっては大きな収入になりますね。将来の激化する航空機騒音に対応する事に、十分かどうかは分かりませんが。

@田村社長が入社式で「一緒に成田空港のすばらしい未来を作っていこう」と訓示
 昨日の産経新聞によりますと、昨日、成田国際空港株式会社の入社式が本社で行われました。
 NAA の経営も「2019新型肺炎」のために厳しく、新入社員は新卒の19人だけでした。
 田村社長は「私たちは、世の中が大変な状況にあるときにも、空港をしっかりと機能させるという極めて重要な仕事に携わっている。航空機の安全な運航を支え、お客さまに安心で快適な空港体験を提供し、空港で業務を行うさまざまな関係者のニーズに合った環境を整えることが仕事の基本であり、責務だ。これから一緒に成田空港のすばらしい未来を作っていこう」と訓示した、との事です。

@日本航空が6月から成田=バンコク線を増便し、成田=ベンガルール線を増便
 日本航空が昨日発表した、「国際線5月以降の運航計画」によりますと、6月から成田=バンコク線を週3便増の週5便とし、成田=ベンガルール線を隔週で1便から週1便体制にする、との事です。

@昨日の「空港検疫」発表はなし
 厚生労働省は昨日、空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者についての発表を行いませんでした。
【コメント】感染者が全くなかった、と言う事かどうかは分かりません。


*4月1日

3月のアクセス数は23,368回でした。

@日本航空が成田=マニラ線を増便
 日本航空は今日から、成田=マニラ線を週3往復から週4往復に増便しました。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は3月30日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は30日の入国者で2名でした。2名とも無症状でした。

@成田空港入国者の「変異コロナウイルス」感染者が12名
 厚生労働省が昨日発表した成田空港検疫で発見された「変異コロナウイルス」感染者は、3月13日に2名、3月15日に2名、3月16日に6名、3月17日に1名、3月18日に1名でした。
 この内、3月15日の1名と、3月17日の1名に発熱の症状があり、残りの10名は無症状でした。
【コメント】「変異コロナウイルス」への感染が拡大していますね。フランスでは3度目の「全国ロックダウン」が始まりました。

@日本航空の「2月実績」は旅客数が国際線で95.6%減、国内線で77.3%減
 日本航空が昨日発表した「JAL2月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)95.6%減の2万6041人、利用率は58.9ポイント減の12.2%となっています。
 一方、国内線旅客数は旅客数が77.3%減の63万2551人、利用率は17.8ポイント減の48.0%となっています。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が64.8ポイント減の13.5%、成田=中部線が61.5ポイント減の11.6%でした。

@中国の大手3社がそろって大幅な赤字に、3社合計で370億8200万元
 昨日の「中国網(日本語版)」によりますと、中国の航空大手3社が30日に発表した2020年決算によりますと、最終損益が、中国国際航空が144億1000万元の赤字、中国東方航空は118億3500万元の赤字、中国南方航空は108億4200万元の赤字となり、合計で370億8200万元の赤字となりました。

@アラスカ航空がB737-9MAX型機23機を確定発注
 アラスカ航空は現地時間3月30日、B737-9MAX型機23機を確定発注しました。オプション15機も含みます。


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