2022年5月前半の出来事


*月15日

成田空港入国の「病原体保有者」は41名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は77名で、成田空港入国者では41名でした。
 77名の内、症状が出ている人は15名でした。

@全日空が今日から成田=香港線を増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、全日空は今日から成田=香港線を増便しました。
 週2往復から週3往復(成田発着 火・金・日曜日)となります。

@搭乗しようとしたベトナム籍の男がカッターナイフを水筒の中に隠し持ち逮捕される
 昨日の千葉日報(有料電子版)によりますと、12日午前、成田空港からベトナムのハノイに出国しようとした、27歳のベトナム国籍の男が、カッターナイフを水筒の中に隠し持っていました。
 保安検査で発見されたものですが、このような場合は、カッターナイフを放棄するか、航空会社に預ける事になります。
 男が「知らずに持ち込んだ」と曖昧な供述を繰り返したため、現行犯逮捕となりました。

@ EU の疾病予防センターが変異種の{BA.4株」と「BA.5株」の大流行に警戒呼びかけ
 昨日の千葉日報(有料電子版)によりますと、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は現地時間13日、オミクロン株の新しい変異種「BA.4株」と「BA.5株」による、感染者が著しく増える可能性がある、と警戒を呼びかけました。
 12日付けで「懸念される変異株(VOC)」に位置付けたとの事です。
【コメント】13日の出来事で載せたように、日本で初めて両変異株共に成田空港の検疫で確認されています。


*5月14日

@全日空が6月13日から成田=クアラルンプール線を増便へ
 全日空は6月13日から、成田=クアラルンプール線を増便します。
 現在の週4往復から週5往復(成田発着 月・火・水・金・日曜日)とします。

@ハワイアン航空が6月6日から成田=ホノルル線を増便へ
 昨日の「ハワイアンタウンズ」によりますと、ハワイアン航空は6月6日から成田=ホノルル線を週3往復から週4往復(月・火・水・金曜日)に増便します。

成田空港入国の「病原体保有者」は40名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は65名で、成田空港入国者では40名でした。
 65名の内、症状が出ている人は14名でした。

@今日、「フライングホヌ」3号機が整備飛行
 今日の「Aviation Wire」によりますと、全日空は今日、A380型3号機(NH383A)の整備飛行を実施しました。飛行時間は午後1時18分から同45分までの約27分間でした。
 旅客機は原則90日を超えて飛行が行われない場合、地上で主脚などの整備をする必要があります。
 この3号機は昨年10月16日にフランスから成田空港に到着して、今年2月5日に整備飛行を行いました。今日は98日目の整備飛行になります。
 90日を超えていますが、エアバスが指定した追加整備を実施することで、4ヶ月の飛行停止が可能になる、との事です。
 下図は「Flightradar24」による今日の飛行コースです。

 


*5月13日

@成田空港入国者から「BA.4株」感染者1名、「BA.5株」感染者2名確認
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では542名、成田空港入国者では302名でした。
 542名の全員が「オミクロン株」で、この内、「BA.1株」は7名で1.3%、他に、成田空港から入国した、南アフリカからの男性が「BA.4株」に感染し、ザンビアとスペインからの男性各1名が「BA.5株」に感染していました。
 この結果、「BA.2株」感染者は532名となっています。

@熊谷千葉県知事が1日の入国者拡大について「新たな変異株に注視して、機動的な水際対策を」
 昨日の「NHKニュース」によりますと、千葉県の熊谷知事は12日の記者会見で、政府が6月にも1日当たりの入国者の上限を1万人から2万人に増やす方針を検討していることについて、「国内の感染の水準、海外との往来の必要性などを踏まえて、政府が判断したことは信頼したいと思う。成田空港を抱えているため、政府には新たな変異株などに注視して機動的な水際対策を取っていただきたい」と述べました。
 写真は先日行った時に見た、第3ターミナルに設置されていた「無料検査所」です。

 

成田空港入国の「病原体保有者」は54名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は84名で、成田空港入国者では54名でした。
 84名の内、症状が出ている人は31名でした。

@全日空が組合に夏のボーナス1ヶ月を提案
 昨日の読売新聞によりますと、全日空は12日、労働組合に対して夏のボーナスとして1ヶ月分を支給すると提案しました。組合側は1〜1.5ヶ月分を要求しています。
 年収はコロナ前の3〜4割減となっています。

@三菱重工の決算発表で MSJ について「立ち止まった後、計画通りに進めている」と社長
 今日の「Aviation Wire」によりますと、三菱重工は昨日、2022年3月期連結決算を発表しました。
 売上高は前年比(以下同じ)4.3%増、事業利益が2.96倍、純利益が2.79倍となりました。
 この内、航空・防衛・宇宙セグメントの受注高は7742億円(前期比1480億円増)、売上収益は6052億円(968億円減)となっています。
 三菱スペースジェット(MSJ)について、泉沢社長は「立ち止まった後、計画通りに進めている。お話できるような進展があるわけではない。引き続き適正な規模で検討していく。試験飛行をやめたので施設(モーゼスレイク・フライトテスト・センター)を閉めた。TC(型式証明)は試験飛行をしないと進められないところもあり、それ以外は2021年度もやっている」と述べたとの事です。

@ A220 型機は以前にも日本に飛来していました
 先日、エアバスのA220-300型機がアジアへのデモ飛行のために、羽田空港と仙台空港に飛来して、メディアに内部などを公開したようです。
 この報道を巡って「A220型機が日本に初飛行」なる報道が見受けられました。
 しかし、これは事実ではないようです。2018年11月11日には中部空港に飛来し、抽選で24人の航空ファンに公開されています。
 私も、成田空港で大韓航空が成田路線にA220型機を投入した記憶があったのですが、次の飛来時に写真を撮ろうとした所、別の機種に交換されてしまったようで、それ以後、見る事はありませんでした。
 しかし、「Fly Team」のページを見ると成田空港飛来時の写真がたくさん載っています。


*5月12日

@2021年度の周辺対策交付金は71.1億円
 今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)が、この程発表した「2021年度の周辺対策交付金」は71.1億円で、ほぼ前年度と同額になった、との事です。

成田空港入国の「病原体保有者」は48名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は93名で、成田空港入国者では48名でした。
 93名の内、症状が出ている人は16名でした。

@日本貨物航空の2022年3月決算で経常利益が2.2倍の740億円
 今日の「日刊航空」によりますと、日本郵船の子会社で、成田空港を拠点とする日本貨物航空の「2022年3月決算」は売上高が前年同期比(以下同じ)54.1%増、経常利益が2.2倍の740億円となりました。
 貨物輸送量は8%減でしたが、運賃の高騰が高業績の原因、との事です。
【コメント】このところ「午後11時00分以降の離着陸」を調べていると、離着陸(主に貨物便の離陸)機が急減しています。
 今月1日〜11日でこの時間帯の離着陸回数は最大で5回、最少の1回が3日もあります。
 海運の混乱が収まったこととで、航空貨物便の需要が減少したことに加え、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、ロシアの領空が飛べなくなり、長距離を飛行できないと欧米との貨物便が運航できないことも影響しているのではないでしょうか。同航空が使っているB747-8F型機は大量の貨物を遠くまで運ぶことが出来ます。
 「午後11時00分以降の離着陸」の離着陸回数だけで一概には言えないのですが、続いていた航空貨物輸送のバブルが収まってきたようで、貨物需要で潤っていた航空会社も、これからが厳しくなってくるでしょうね。
 下の写真は成田空港を移動する日本貨物航空のB747-8F型機です。

 

@中国の重慶空港でチベット航空機が離陸時に炎上も、全員避難して無事
 現地時間12日午前、中国の重慶空港で、チベット航空のA319型機が離陸に失敗し炎上しました。
 同機には乗客・乗員122人が乗っていましたが、全員緊急脱出し36人が軽傷を負ったものの、命に別状はありませんでした。
 同機は離陸滑走の途中で、乗務員が機体側面から火が出ているのを発見し、離陸を中止したとの事で、滑走路を逸脱したものです。

@ EU の「ECDC」と「EASA」が機内でのマスク義務を解除するように勧告
 今日の河北新報などによりますと、 EUの欧州疾病予防管理センター(ECDC)と欧州航空安全庁(EASA)は現地時間11日、欧州での航空機内や空港で16日から乗客のマスク着用義務を解除するよう勧告しました。
 しかし、各当局はマスク着用が依然、コロナ感染予防の最善の方法だとも強調し、今後も必要に応じて着用するよう呼びかけました。


*5月11日

成田空港入国の「病原体保有者」は50名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は115名で、成田空港入国者では50名でした。
 115名の内、症状が出ている人は26名でした。

@全日空の3月輸送実績は国際線で旅客数が267.3%増、国内線では65.3%増に
 ANAホールディングスが今日発表した「ANAグループ3月輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ【 】はコロナ前の2019年3月比)267.3%増【85.8%減】の12万4111人、利用率が28.5ポイント増【35.9ポイント減】の42.4%となっています。
 一方、国内線では旅客数が65.3%増【50.1%減】の175万6186人、利用率が2.2ポイント減【20.8ポイント減】の51.5%となっています。なお、国内線の成田空港路線は全路線とも運休となっています。

@スカイマークの「4月搭乗実績」は旅客数が11.8%減、搭乗率が11.0ポイント減
 スカイマークエアラインが今日発表した「4月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)11.8%減の70万8708人、搭乗率は11.0ポイント減の53.2%となっています。

@国内航空各社のゴールデンウイーク期間利用旅客数は国際線で4.66倍、国内線で98.2%増
 国内航空10社(「ZIP AIR Tokyo」は発表なし)が発表したゴールデンウイーク期間中の輸送実績によりますと、
 国際線では、全日空が旅客数で5.04倍の6万7375人、利用率が51.9ポイント増の70.3%、日本航空が旅客数が4.46倍の7万3039人、利用率が44.5ポイント増の63.6%、「Spring Japan」が旅客数が33.7%増の742人、利用率が16.8ポイント増の93.3%となっています。
 一方、国内線では、全日空が旅客数88.4%増の95万8724人、利用率が17.5ポイント増の63.1%になり、日本航空は旅客数が91万6376人、利用率が21.7ポイント増の67.7%となりました。
 LCC 2社ではピーチ・アビエーションは旅客数2.44倍の23万5924人、利用率が20.7ポイント増の73.4%、ジェットスター・ジャパンは旅客数25.0%増の13万7353人、利用率は8.7ポイント増の81.9%となっています。
 10社合計では国際線旅客数が4.66倍の14万1156人、利用率が47.7ポイント増の66.7%となり、国内線では旅客数が98.2%増の266万6281人、利用率が20.0ポイント増の67.1%となりました。
 詳しくは昨日の「Aviation Wire」に載っています。

@4月の航空機登録で成田空港を定置場とする新規登録はなし、抹消登録で日本航空がB777-200型機3機
 昨日の「JA Search BLOG」さんによりますと、4月の航空機登録では成田空港を定置場とする新規登録機はありませんでした。
 抹消登録では日本航空がB777-200型機3機を「アメリカへの売却」として登録抹消しています。


*5月10日

@成田行きのピーチ機が客室内に煙の臭い、新千歳空港に引き返す
 昨日の共同通信によりますと、昨日午前8時25分頃、新千歳発成田行きのピーチ・アビエーション562便・A320型機が青森県三沢市上空を飛行中に、客室内で煙の臭いがしたため、新千歳空港に引き返しました。
【コメント】全文が読めないので詳細が分かりません。下図は「Flightradar24」による同便の航跡です。

 

@ゴールデンウイークの成田エクスプレス旅客数は575%増に
 昨日の「乗りものニュース」(YAHOO!ニュース)によりますと、JR東日本が昨日発表したゴールデンウイーク(4月28日〜5月8日)の成田エクスプレス利用者は、前年同期比575%増となりました。
 しかし、2018年同期比では83%減となっています。

@ハワイアン航空が6月1日から成田=ホノルル線を増便
 今日の「Traicy」によりますと、ハワイアン航空は6月1日から成田=ホノルル線を週4往復(成田発着 月・火・木・土曜日)に増便します。
 機材はA330-200型機を使います。

@全日空が7月1日から成田=ホノルル線に「フライングホヌ」を投入
 
全日空は今日、7月1日から成田=ホノルル線に、A380型機「フライングホヌ」を投入する、と発表しました。
 週2往復で「フライングホヌ」の1号機と2号機を使います。3号機は当面使用する予定はない、との事です。
【コメント】この夏はハワイ線で、日本航空や「ZIP AIR Tokyo」も含めた熱い戦いが展開されるようですね。
 需要は増えるのでしょうか。日本やハワイでコロナの流行が再拡大しないとよいのですが。

成田空港入国の「病原体保有者」は68名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は142名で、成田空港入国者では68名でした。
 142名の内、症状が出ている人は22名でした。

@ルフトハンザ・グループがB777-8F型機7機などを発注
 現地時間9日、ボーイング社はルフトハンザ・グループから、開発中のB777X型機の内、B777-8F貨物機7機の発注を受けた、と発表しました。
 この他、B777F型機2機と、B787-9型機7機の発注も受けた、との事です。
 B787-9型機はB777X型機の開発遅延に対応する長距離路線用、との事です。


*5月9日

@エティハド航空が明日から成田=アブダビ線を増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、エテェハド航空は明日から、成田=アブダビ線を週4往復(成田発着 水・木・金・日曜日)に増便します。
 機材はB787-9型機を使用します。
 下の写真は古いものですが、B滑走路の北端で離陸に向かうエティハド航空のA340型機です。機体のデザインも前のもののようです。新しい写真が見つかれば、差し替えます。

 

@大韓航空が成田=仁川線を昨日から増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、大韓航空は昨日から成田=仁川線を増便しました。
 1日1往復から週10往復としています。増便分は成田発着 木・土・日曜日となっています。

成田空港入国の「病原体保有者」は56名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は123名で、成田空港入国者では56名でした。
 123名の内、症状が出ている人は36名でした。
【コメント】症状の出ている人が多くなっているように感じます。少し、心配ですね。

@エアバスの第1四半期は14億ユーロの黒字、引き渡しは142機
 昨日の「Traicy」によりますと、エアバスが発表した2022年第1四半期決算によりますと、売上高は120億ユーロ、EBIT(利払い・税引き前損益)は14億ユーロの黒字でした。
 今期の引き渡しは142機で、内訳はA220型機が11機、A320型機ファミリーが109機、A330型機が6機、A350型機が16機となっています。
 注目されるA321XLR型機は当局から燃料タンクの改修を指示されており、初飛行と納入に遅れが出る見込み、との事です。


*5月8日

成田空港入国の「病原体保有者」は53名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は88名で、成田空港入国者では53名でした。
 88名の内、症状が出ている人は11名でした。

@大韓航空とアシアナ航空の統合で LCC はジンエアー1社に
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、統合される大韓航空とアシアナ航空ですが、両社が持っている LCC3社は1社になる見込みとのことです。
 具体的には大韓航空系のジンエアーに統合され、アシアナ系のエアプサンとエアソウルはなくなることになるようです。
 統合すると、東アジア最大のLCC になる見込みです。
 写真は成田空港を移動するジンエア
機です。

 


*5月7日

@チェジュ航空が今日から成田=仁川線を再開
 今日の 「sky-budget」 によりますと、韓国 LCC のチェジュ航空は今日から成田=仁川線を再開しました。
 当面、週2往復(成田発着 木・土曜日)となりますが、6月1日に増便し週4往復、8月1日には1日1往復に増便します。
 写真はB滑走路に着陸し、第2ターミナルに移動するチェジュ航空のB737型機です。

 

@ユナイテッド航空が今日から成田=グアム線を増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、ユナイテッド航空は今日から成田=グアム線を週1往復増便し、週8往復とします。
 さらに、明日からはもう1往復増便し週9往復と順次増便し、6月2日からは週11往復とします。

成田空港入国の「病原体保有者」は44名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は81名で、成田空港入国者では44名でした。
 81名の内、症状が出ている人は7名でした。

@成田空港の「変異株」感染確認者は58名、全国の空港では99名、「BA.2株」が96.0%
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では99名、成田空港入国者では58名でした。
 99名の全員が「オミクロン株」で、この内、「BA.1」は4名で、4.0%でした。

@日本航空の赤坂社長「需要の完全回復は2025年」
 今日の「Fly Team」によりますと、日本航空の赤坂社長は昨日の記者会見で、今後の需要見通しについて「国際線は少なくとも2025年までは完全には回復しない」との見通しを明らかにしました。

@日本航空の機材計画で中小型機の後継機を検討へ
 今日の「Aviation Wire」によりますと、日本航空は昨日開いた記者会見で中期計画の一部を修正を明らかにしましたが、
 この中で機材計画について、国際線用のA350-1000型機を今年度2機受領し、2025年末までに9機体制にし、さらに、2028年度頃には発注の13機を受領することを明らかにしました。
 また、B787型機の品質問題で受領が遅れていることについては、日本航空本体が受領する予定の51機の受領は全て終わっており、今後の新造機は「ZIP AIR Tokyo」用になる見込みで、本来なら、3号機から新造機になる予定だったが、受領が遅れています。これについては「少し懸念材料になっている」と述べました。
 また、B767型機やB737型機の後継機については「新規中小型機の早期導入の検討」との記載にとどめています。
 これについて同紙では「過度なエアバス偏重が起きると、品質問題などが起きた際に調達リスクにつながるおそれもあり、選定が難航する可能性もありそうだ」としています。
【コメント】B787型機の受領遅れについては、頭を悩ませているのではないでしょうか。受領が遅れた場合には「ZIP AIR Tokyo」の路線計画にも大きく影響します。日本航空が持っている51機のB787型機をやりくりして、「ZIP AIR Tokyo」の仕様に改修する事になるのでしょうか。


*5月6日

@韓国のティーウェイ航空が今日から成田=仁川線を再開
 韓国のLCCティーウェイ航空は今日から成田=仁川線を再開しました。当面は週1往復(金曜日)となります。
 写真は第2ターミナルに駐機するティーウェイ航空機です。

 

@オーストリア航空のウィーン行きは今日午前に出発
 昨日載せた、オーストリア航空の出発便ですが、今日の午前9時15分に出発しました。手続き上のミスがあったようです。
 昨日は「Flightradar24」の機体番号で検索しても出てきませんでした。

成田空港入国の「病原体保有者」は36名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は66名で、成田空港入国者では36名でした。
 66名の内、症状が出ている人は7名でした。

@日本航空の2022年3月期決算で1775億円の赤字に、2023年3月期は450億円の黒字見込む
 日本航空が今日発表した「2022年3月期決算」によりますと、売上高は2019年3月比(以下同じ)で、50.7%減の6827億円、営業費用が28.2%減の9402億円、純損益が1775億円の赤字となっています。
 また、財務状況は前期比(以下同じ)で純資産が12.5%増の2兆3716億円、有利子負債が24.6%増の867億円、これにより、自己資本が15.6%減の7997億円、自己資本比率が11.2ポイント減の33.7%となっています。
 2023年3月期の予想は売上収益が103.6%増の1兆3900億円、営業費用が40.3%増の1兆3250億円、純損益が450億円の黒字と見込んでいます。


*5月5日

@オーストリア航空が成田=ウィーン線を今日から再開?
 オーストリア航空は成田=ウィーン線を今日から再開した(?)ようです。
 往路の51便は下の「Flightradar24」による航跡図のように、今日午前8時30分に成田空港に到着しました、
 しかし、復路のウィーン行きはNAAのページにも、「Flightradar24」にも出ていません。明日以降の出発でも、「Flightradar24」の予定表には出てくるものなのですが・・・・。
 往路の51便の予定では週1往復(成田発着 水曜日)のようです。

 

@スイス航空が7月2日から成田=チューリッヒ線を総便へ
 今日の 「sky-budget」 によりますと、スイス航空は7月2日から、現在週2往復している成田=チューリッヒ線を週4往復(成田発着 月・金・土・日曜日)に増便します。
 下の写真はスイス航空のA340型機です。現在はB777型機を使っているようです。

 

成田空港入国の「病原体保有者」は34名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は48名で、成田空港入国者では34名でした。
 48名の内、症状が出ている人は3名でした。


*5月4日

@ベトナム航空が15日から成田=ホーチミン線を増便へ
 今日の「Aviation Wire」によりますと、ベトナム航空は15日から、成田=ホーチミン線を週2往復増便し、週4往復(成田発着 月・火・木・土曜日)とします。

成田空港入国の「病原体保有者」は24名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は48名で、成田空港入国者では24名でした。
 48名の内、症状が出ている人は8名でした。


*5月3日

成田空港入国の「病原体保有者」は57名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は86名で、成田空港入国者では57名でした。
 86名の内、症状が出ている人は21名でした。

@成田空港の「変異株」感染確認者は157名、全国の空港では289名、2人目の「XE株」、「BA.2株」が96.2%
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では289名、成田空港入国者では157名でした。
 289名中1名が、羽田空港で見つかった全国で2人目の「XE株」でした。米国からの入国者でした。
 残りの288名は「オミクロン株」で、この内、「BA.2株」は277名で、96.2%でした。

@チャーリー古庄さんがYouTubeに「モーゼスレイクの今」を公開
 今日(多分)の「MY Love MRJ and SPACEJET」によりますと、航空写真家のチャーリー古庄さんが撮影した動画「★元日本航空訓練所 白い滑走路の舞台モーゼスレイクの今」(約10分)が載っていました。
 これを見ますと、今はB737MAX型機などが200機近く駐機されている様子がよく分かります。
 これを見ただけでも、現在のボーイング社の苦況がよく分かりますね。
 チャーリー古庄さんは成田空港A滑走路北端西側にある「さくらの山公園・空の駅さくら館」に、航空関係ショップ「FLIGHT SHOP CHARLIE’S」を出店しています。
 下の写真は2017年2月の「FLIGHT SHOP CHARLIE’S」です。

 


*5月2日

@エール・フランスが今日から成田=パリ線を増便
 エール・フランスは今日から、成田=パリ線を週4往復から週5往復(成田発着 火・水・金・土・日曜日)に増便しました。
 下の写真は第1ターミナルから、離陸に向かうエール・フランスのB777型機です。
【コメント】このところ、路線再開や新路線開設や増便の動きが多くなっていますが、夏休みの需要に向けてのことでしょうね。
 しかし、乗務員の確保や機材の調達が思うように進まず、手探りでの小幅増便となっているようです。
 コロナで押さえられていた旅行意欲が、経済の動向やウクライナ情勢などで、どこまで回復するかも、未知数ですね。これらを読み違えると、赤字を増やす事になりかねません。

 

@韓国の LCC ・エアプサンが25日から成田=仁川線を開設
 今日の韓国・連合通信(YAHOO!ニュース)によりますと、韓国の LCC ・エアプサンは、25日から成田=仁川線を開設する、と発表しました。
 1日1往復となります。

成田空港入国の「病原体保有者」は37名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は75名で、成田空港入国者では37名でした。
 75名の内、症状が出ている人は12名でした。

@カンタス航空がエアバスにA350-1000型機12機などを発注
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、カンタス航空は現地時間2日、エアバスに、シドニー=ロンドン間を直行運航するなどの長距離用機材として、A350-1000型機12機と、国内線用にA321neo型機を20機、A220型機20機を発注した、と発表しました。
 A350-1000型機は2025年後半の受領予定となっています。


*5月1日

@4月のアクセス数は19,809回でした。

成田空港入国の「病原体保有者」は45名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は75名で、成田空港入国者では45名でした。
 75名の内、症状が出ている人は15名でした。

@エアカランが今日から、成田=ヌメア線を増便
 エアカランは今日から、成田=ヌメア線を週5往復(成田発着 日・火・木・金・土曜日)に増便しました。
 下の写真は第1ターミナルから離陸に向かうエアカランのA330型機です。

 

@フィンランド航空が今日から、成田=ヘルシンキ線を増便
 フィンランド航空は今日から、成田=ヘルシンキ線を1日1往復に増便しました。

@小湊鐵道バスが27日から、川口=赤羽=成田空港線を開設
 小湊鐵道バスが先月27日から、JR川口駅からJR赤羽駅を経由して成田空港に直行する高速バスの運行を始めました。
 1日1往復で、料金は大人が1800円となります。

@インドのタタグループがエアインディアとエアアジアインディアの統合を申請
 今日の 「sky-budget」によりますと、エアインディアを買収したタタグループは、株式の約84%を保有するエアアジアインディアの両社を統合するための申請を当局に提出した模様、との事です。
 この狙いは、フルサービスキャリアをシンガポール航空と合弁したビスタラが担当し、LCC をエアインディアエクスプレスに担当させる事にあるようだ、との事です。
 下の写真は先月28日に撮影した、第2ターミナルに駐機するエアインディアのB787型機です。

 


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