2024年5月前半の出来事


*5月15日

@昨日に引き続き、「カーフュー弾力的運用」でスプリング・ジャパン機が未明に着陸
 今日未明、「カーフュー弾力的運用」で1機が午前00時00分に着陸しました。「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便で成田空港の管制制限による、玉突き遅延で、A滑走路に南側から着陸したものです。
【コメント】2日連続で「成田空港の管制制限」となっていますが、これはどういうことでしょうか。NAAからのメールでは全く分かりません。
 具体的に説明すべきではないでしょうか。

@NAAが「エアポートシティー」構想を提案
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日開かれた「『新しい成田空港』構想検討会」の第8回会合で、NAAと周辺7市町は空港施設拡充と一体的に従業員らも住みやすい地域づくりや産業誘致を進める「エアポートシティー」の実現に向けて、NAAと自治体の実務者間で「『新しい成田空港』」をまとめる連絡会を、7月をめどに立ち上げる方向性を確認しまた。 
 会合後、NAAの田村社長は「隣同士の自治体が似た取り組みを小規模で行うだけでなく、大きな視点からも捉えられるよう議論を深めたい」と説明しました。
【コメント】成田空港開港前から開かれてきた、騒音対策委員会の位置付けはどうなるのでしょうか。
 前々から「委員会では文句ばかり言う」と思われていた騒音対策委員会をこのあたりで、廃止し、全てを“経済成長(大企業や裕福層)優先の、空港発展のために役立て”と言うことなのでしょうか。
 航空機騒音被害に苦しむ住民の声を無視する“弱者切り捨て”となるのではないでしょうか。

@大韓航空が7月19日から成田=済州線を再開へ
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、大韓航空は7月19日から、成田=済州線を再開します。
 運航は週3往復(成田発着 水・金・日曜日)となり、機材はB737-900ER型機を使います。

@ウエストジェットが成田=カルガリー線を通年運航へ
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、カナダのウエストジェットは、現在運航中の成田=カルガリー線を11月30日からの冬季ダイヤでも、1日1往復で運航を継続し、通年運航とすることを発表しました。

@タイガーエア台湾は成田=台中線を7月1日から8月31日まで期間運航します
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、タイガーエア台湾は7月2日から8月31日まで、成田=台中線を週3往復(成田発着 火・木・日曜日)で期間運航する計画との事です。
 写真は第2ターミナル駐機場に入るタイガーエア台湾機です。

 


*5月14日

@今日未明に「カーフュー弾力的運用」で1機が着陸
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」で1機が午前00時04分に着陸しました。
 該当機は「Spring Japan」102便・B737-800型機で、前便で成田空港の管制制限による、玉突き遅延で到着が遅れ、A滑走路に南側から着陸したものです。

@吉祥航空が6月1日に成田=無錫線を開設
 今日の 「sky-budget」 によりますと、吉祥航空は6月1日から、成田=無錫線を開設する計画です。
 A321neo型機を使い、1日1往復の運航を行うとの事です。
 写真は成田第2ターミナルに駐機する吉祥航空機です。

 

@ゴールデンウイーク期間中に成田空港から出入国した人は33.8%増に
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、東京出入国在留管理局は昨日、ゴールデンウイーク期間(4月26日〜5月6日)の出入国者数を公表しました。
 これによりますと、成田空港では日本人が前年同期比(以下同じ)33.8%増の27万6070人、外国人は43.6%増の59万5230人となっています。

@夏季スケジュール中の日本着国際線提供座席数は前年同期比で43%増、19年同期比で2.9%増の見込み
 昨日の航空新聞社によりますと、ANA総合研究所のまとめでは、2024年夏季スケジュールにおける日本着国際線提供座席数は、前年同期比で43%増の3898万席となる見込みです。
 2019年同期比では2.9%増となります。
 提供座席が最も多くなるのは全日空で8.6%増、次いで日本航空の7.6%増となっています。
【コメント】ようやっと、2019年を超える数字が出てきましたね。
 もっとも、実際に乗ってくれる人がどのくらいいるかは結果を見ないと分かりませんが。


*5月13日

@日本航空が7月1日から成田=サンディエゴ線を増便へ
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、日本航空は7月1日から、成田=サンディエゴ線を現在の週4往復から1日1往復に増便します。

@ポーラーエアカーゴ機がエンジントラブルで、成田空港に引き返し緊急着陸
 昨日の共同通信によりますと、昨日午後7時頃、成田発シンガポール行きのポーラーエアカーゴ989便・B747貨物機が、エンジンの油圧系統トラブルで成田空港に引き返し、緊急着陸しました。
 同機は午後3時25分頃成田空港を出発しましたが、、約2時間後に緊急事態を宣言し、成田空港に引き返したものです。
 乗務員4人にケガはありませんでした
 写真は成田空港のA滑走路脇を走行する、ポーラーエアカーゴのB747貨物機ですが、今回のトラブル機かどうかは分かりません。

 

@10日に、日本航空機が福岡空港で管制官の指示する滑走路前の停止線をはみ出し、離陸機が急ブレーキ
 国土交通省によりますと、10日正午過ぎ、福岡空港で離陸に向かう福岡発羽田行きの日本航空312便・B787型機が,、管制官から「滑走路に入る手前の停止線で止まって、次の指示を待つように」と指示されたにもかかわらず、停止線を大幅に越えるトラブルがありました。
 このため管制官は、滑走路で離陸滑走を始めていた福岡発松山行きのジェイエア3595便に離陸をやめるように指示しました。
 ジェイエア機は時速約120Kmで滑走中でしたが、急ブレーキをかけて、日本航空機から数百メートル手前で停止しました。
 ジェイエア機が停止した後で、日本航空機の翼が滑走路にはみ出た、との事です。
 このトラブルで、ジェイエア機は点検が必要になり、この便を含め3便が欠航となりました。
 日本航空機はそのまま離陸し、羽田に向かいました。
 ジェイエアのパイロットは「日本航空機が滑走路に入ってきそうな感じが見えた」などと話しているということで、
 国土交通省が当時の詳しい状況を調べています。国土交通省は今の所、このトラブルは十分対処出来る余裕があり、重大インシデントには当たらない、としています。
【コメント】このところ、日本航空のパイロットミスと思われる事案が多くなっているようです。大丈夫でしょうか。


*5月12日

@午後11時直前に飛行コースずれが2便発生
 今朝、「昨夜午後11時00分以降の離着陸」の結果を確認しようと「Flightradar24」を立ち上げたところ、午後11時直前に出発した2便が約束違反の飛行コースずれを起こしていました。
 1機目は午後10時56分に離陸したエミレーツ航空319便で、2機目は10時27分に離陸したLOTポーランド航空80便です。
 考えらるのはエミレーツ航空機がA380型機で、LOTポーランド航空はB787-9型機ということです。
 2機が1分間隔で離陸していることから、LOTポーランド航空機が超大型機のA380型機による後方乱気流の影響を受け、エミレーツ航空機が早めに西旋回し、LOTポーランド航空機が東に方向を変えたのではないでしょうか。この2機以降の便は約束通りに、九十九里海岸まで直線飛行していますので、気象などが原因とは思えません。
 もし、後方乱気流の影響を受けたのであれば、管制官のミスで、事故の危険がある重大インシデントに指定されても不思議はないように思います。
 この時の管制官と両機の更新を聞いていた方がおられたら、教えていただきたいと思います。

 

 

@2月9日に米国のサンディエゴ空港で起こった日本航空機の滑走路無断横断はパイロットのミス
 10日の産経新聞によりますと、2月9日に起こった米国のサンディエゴ空港の滑走路無断横断トラブル(2024年2月14日の出来事参照)の原因は、成田行きの日本航空65便のパイロットが、滑走路に並行する誘導路に入り、滑走路に向かうよう管制官から指示されました。
 パイロットは簡略化された地図を見て、誘導路手前に航空機が侵入できない非走行区域があるので、これを誘導路進入への目印としました。
 しかし、この非走行区域は滑走路手前にあり、この結果、滑走路を誘導路と間違えて、停止線を越えてしまった、との事です。


*5月11日

@成田発のマレーシア航空機がエンジントラブルで羽田空港に緊急着陸
 今日の読売新聞(gooニュース)によりますと、昨日午後11時10分に成田空港を離陸した(上段の『午後11時00分以降の離着陸』参照)成田発クアアルンプール行きのマレーシア航空71便・A350-900型機から、「左エンジンにトラブルが発生し」との通報が羽田空港にありました。
 この後、同機は羽田空港に優先着陸を試み、今日午前2時50分頃、無事に緊急着陸しました。
 乗客・乗員約200人にケガはありませんでした。
 このトラブルで羽田空港A滑走路は約1時間にわたり閉鎖され、オイル漏れなどがないかどうかの安全点検がおこなわれました。
 下図は「Flightradar24」よる同機の航跡図です。

 


*5月10日

@成田空港を定置場とする新規登録は「ヤマトHD」の3号機のみ
 昨日の「JA Search BLOG」によりますと、航空局が発表した「4月航空機登録状況」では、成田空港を定置場とする新規登録は、「ヤマトHD」が使用するA321型機(登録記号 JA83YA )1機だけでした。
 予約登録ではANAホールディングスがB737-8型機30機を一気に予約登録しています。
 また、「トキエア」が今年9月に、3号機となる「JA03QQ」を予約登録しています。

@「Spring Japan」が国土交通省に羽田空港使用許可申請を行う
 今日の 「sky-budget」 によりますと、「Spring Japan」は国土交通省に、混雑空港である羽田空港への乗り入れを申請しました。
 これは「Spring Japan」が運航を担う、「ヤマトHD」貨物便の羽田空港使用に向けた申請と考えられる、との事です。
【コメント】国内線では”虎の子”と言われる旅客便申請ならば、国内線で乗り入れている他社が猛反発することになるのでしょうね。

@福岡からグアムに向かったユナイテッド航空機が機体トラブルで引き返し緊急着陸
 今日午前11時5分頃、福岡空港を出発したグアム行きのユナイテッド航空166便・B737-800型機が、機体の一部(フラップとの情報あり)に不具合の可能性があるとして、福岡空港に引き返し、同11時45分頃、緊無事急着陸しました。
 乗客・乗員49人にケガはありませんでした。
 下図は「Flightradar24」によるUA166便の航跡です。

 


*5月9日

@エアタヒチヌイが成田=パペーテ線を昨日から運休
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、エアタヒチヌイは昨日から、成田=パペーテ線を運休としました。
 再開は10月28日の冬季ダイヤからになる予定とのことです。
 写真は第2ターミナルに駐機するエアタヒチヌイ期です。

 

@全日空が成田=パース線を10月28日から再開
 昨日の「Traicy」によりますと、全日空は冬期ダイヤの10月28日から、成田=パース線を再開します。
 週3往復(成田発着 月・木・土曜日)になります。

@ゴールデンウイーク期間中の成田エクスプレスの乗客は5%増に
 昨日の千葉日報(有料電子版)によりますと、ゴールデンウイークの成田エクスプレスの乗客は、前年同期比5%増の約14万9000人でした。

@ゴールデンウイーク中の航空旅客は国際線が22.7%増、国内線が0.1%増
 国内航空各社が8日発表した、ゴールデンウイーク期間の搭乗実績は、国際線旅客数が前年同期比(以下同じ)22.7%増の52万8283人、 利用率が3.0ポイント増の78.1%となりました。
 一方、国内線旅客数は0.1%増の300万4162人、利用率は0.5ポイント減の74.2%となっています。
 なお、航空会社別の実績は「Aviation Wire」に載っています。

@全日空の「3月輸送実績」の旅客数は国際線が26.8%増、国内線が1.70%増
 全日空が昨日発表した「ANA 3月輸送送実績」によりますと、
 国際線旅客数は前年同月比・【】は2019年3月比(以下同じ)22.5%増【26.8%減】の64万761人となりました。利用率は79.2%でした。
 一方、国内線旅客数は1.7%増【9.9%減】の317万4258人となっています。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=札幌線が61.5%、成田=大阪線が79.1%、成田=中部線が59.3%となっています。

@三菱重工の泉澤社長が次世代国産旅客機構想について「リソース的には非常にタイト」と述べる
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、三菱重工の泉澤社長は昨日、経済産業省が今年3月に示した次世代の国産旅客機構想について、次期戦闘機の日本と英国とイタリアの3ヶ国が共同開発することになっている次期戦闘機の開発が進んでおり、この完成を2035年を目標にすることから「非常にリソース的にはタイトであることもよく考えながらやっていく」と語りました。
【コメント】はっきり言えば、「そんな余裕はない」という事なのでしょうね。三菱重工はますます軍需産業に力を入れていくことになりますね。
 もしかすれば、三菱スペースジェット(MSJ)の開発中止もこの方向を見すえた計算済みの”断念”だったのではないのでしょうか。


3月8日

@5日の第1ターミナルの様子です

 

 第1ターミナル南ウイング4階の出発ロビーのにぎわいです。時間帯のせいか、東南アジア系の人は少なく、欧米系の人たちが多いように感じました。

 

 こちらは、北ウイングの「ZIPAIR Tokyo」チェックインカウンターです。この時間帯に出発する便が多く、かなり、混雑していました。

 

 こちらは第1ターミナル中央棟5階にあるショッピング街の南端にある、あき店舗です。第2ターミナルと同じように、場所が悪いためでしょうか、このように閑散としている様子がうかがえます。
 これでも、ゴールデンウイーク前と比べると人影が多く、賑わっている感じなのですが。

 

 第1ターミナル前のバス停留所の行列です。ターミナル間連絡バスの車内から撮りました。


*5月7日

@5日の第2ターミナルの様子です

 

 ゴールデンウイークの最終日直前とは言え、3階の出発ロビーも混雑していました。帰国する外国人は大きな荷物を山のようにカートに積み、その上に子供が乗っていました。

 

 4階のショッピング街も、チェックインを終えた人々が、出発までの時間を思い思いに過ごしている姿が見られました。
 前にくらべると、日本語を多く聞くようになっています。

 

 しかし、ショッピング街も、回復してきたとはいえ、このような、空きスペースが目立ちます。
 日本人の海外旅行客が完全に回復しないと、出店が難しいのではないでしょうか。特に、ショッピング街の端の方に、空きスペースが多いようです。

@ピーチ・アビエーションの成田=奄美線が今日から季節運休に入りました
 今日から、ピーチ・アビエーションの成田=奄美線が季節運休に入りました。当面、6月いっぱいまでとなっていたように記憶していますが、需要によっては変わる可能性もあるようです。

@ FAA がB787型機の製造過程での不正に関する調査入りを発表
 今日の日本テレビによりますと、現地時間6日米国連邦航空局(FAA)はボーイング社が製造しているB787型機について、検査が完了していたかどうかや、従業員が検査記録を改ざんしたかどうかについて調べている、と発表しましt。
 これに対してボーイング社は、製造中のB787型機についてはすでに再検査を行っており、同型機の飛行の安全性について問題が生じるものではない、としています。

@インド最大の LCC 「インディゴ」がA350-900型機30機を確定発注
 今日の「Aviation Wire」によりますと、インドの LCC 「インディゴ」は現地時間6日、エアバスにA350-900型機30機を確定発注しました。
 同航空のエアバス機発注は2019年のA320neo型機ファミリー300機の発注などがありますが、通路が2本あるワイドボディ機の発注は初めてとなります。

@「アベーション社」がATR72-600型機10機を発注
 今日の航空新聞社によりますと、ATR社は現地時間2日、シンガポールを拠点とする航空機リース会社「アベーション社」から、ATR 72-600型を10機の発注を受けた、と発表しました。


*5月6日

@昨日の第3ターミナルの写真です

 

 第3ターミナルの到着出口の様子です。扉の向こうの明るいところが、第2ターミナルに向かう連絡バスの停留所です。
 さすがに、昨日は連絡バスも満員で、すし詰め状態で運行されていました。中にも行列が出来ていました。

  

 何時もは人気のない春秋航空のチェックインカウンターですが、成田=石家荘線が就航したことにより、カウンターも人影が多くなっていました。
 春秋航空のチェックインカウンターは、一番フードコート寄りの「A」カウンターになります。

@エアソウルが、成田=仁川線を期間増便へ
 今日の「Traicy」によりますと、エアソウルは7月4日から8月29日までの木曜日に、成田=仁川線を期間増便します。
 これにより、木曜日は1日4往復になります。

@「トキエア」の乗客が今日で1万人を越える
 今日の新潟テレビによりますと、1月末から運航を始めた「トキエア」ですが、今日で累計搭乗数が1万人を突破しました。
【コメント】まずは順調な運航をしているようですね。関東〔多分、成田空港)路線への就航はいつ頃になるのでしょうか。


*5月5日

@今日、成田空港に行きゴールデンウイーク最後の混雑を見てきました、詳しくは明日以降に載せます

@ユナイテッド航空が以遠権を使って、10月27日から成田=セブ線を再開の計画
 今日の「「Fly Team」によりますと、ユナイテッド航空は10月27日からの冬期ダイヤで、以遠権を使って、成田=セブ線を再開する、とのことです
 1日1往復で、機材はB737-8型機を使います。


*5月4日

@旧アジア・アトランティック・エアラインズだった「エアタイランド」が8月にも成田に就航か
 今日の「「sky-budget」によりますと、かって成田空港に乗り入れていた「アジア・アトランティック・エアラインズ」がこの程、「エアタイランド」に名前を変え、8月にも成田空港に乗り入れる計画、との事です。
 成田=バンコク線をA330型機を使ったフルサービスキャリアとする予定です。
 ただ、航空運送事業許可(AOC)を申請していますが、4月前半時点では認可がおりていないことが確認されています。
 写真は成田空港を移動する「アジア・アトランティック・エアラインズ」機です。

 

@【私論】 安保条約の廃棄を検討し、憲法九条に沿った安全保障を
 ゴールデンウイークも後半に入りました。
 私は外交や軍事の専門家ではありませんが、太平洋戦争中に生まれたとはいえ、戦後の苦しい時期にひもじい思いをしてきた1人として、日本が戦場になることは絶対に避けるべき、と考え、以下の私見を書いてみます。
 米国のバイデン大統領は、集会で、日本や中国などをやり玉に挙げて、「これらの国は移民を受け入れていない。外国人が嫌いだからだ。しかし、米国は移民を受け入れて、経済を成長させてきた」と言う主旨の演説を行った、との事です。
 もちろん、秋の大統領選挙を意識しての発言でしょうが、日本は沖縄に莫大な米軍基地があり、基地による騒音や米国兵とのトラブルや汚染物質の基地への流出などの問題があり、その上、莫大な思いやり予算また、米軍の武器弾薬の購入など多くの問題を抱えています。
 そこで、考えるのですが、「日本は戦争放棄の第九条に基づき、日米安保条約の廃棄」を検討する時期に来ているのではないでしょうか。
 もちろん、ロシアのプーチン大統領のような、わけのわからない輩もいますが、「このような輩から日米安全保障条約が日本を守ってくれている」と考えている人もたくさんいると思います。
 しかし、日本に駐留している米軍の役割は「日本を守る」と言う口実が主ではないと思います。
 米軍の真の目的は「米国本土を戦場にしないために、アジアを戦場にする事」にあり、「アジアにおける米国の権益を守るため」と考えられます。
 かって、故中曽根首相は「日本は米軍の不沈空母だ」と、とくとくと述べたことがありますが、これが米国の本音でもあるのではないでしょうか。
 当時は長距離ミサイルや核兵器を持っている国はソ連しかありませんでした。だから、この考えも通用した、と思うのです。
 しかし、今は中国や北朝鮮などもこのような能力を持っています。
 アジアで紛争が起こったときには安保条約により、日本もこの紛争に巻き込まれることになります。日本は何の因縁も遺恨もない国から、日本の米軍基地に対する攻撃を受ける事になります
 この時に米国が本土への攻撃を受けて日本を守る意志がかあるのでしょうか。
 現在戦われているウクライナ紛争でも、米国の支援は限定的です。前トランプ大統領は現役の時に、NATOの会議で「もっと各国政府が金を出さなければ米国も支援しない。こんなこと(ウクライナ侵攻)が出来るとプーチンに早く教えれば良かった」という意味の発言をしたようです。
 これは、米国だけでなく英国やフランスやドイツにも、「ロシアに核兵器を使わせたくない」との思惑があるからでしょう。
 もし、アジアで似たような状態が起きて、米国向けに発射されたミサイルを日本列島で迎撃する事を期待しているから、これほどの日本の米軍基地を増強されているのではないでしょうか。
 米軍が米国本土への核攻撃を示唆され、脅されたときに、米国が本気で日本を守ってくれるでしょうか。
 このような時に米軍基地が日本にある限り、日本への攻撃は避けられません。
 そうであれば、日米安全保障条約を破棄し、米軍に日本から撤退してもらい、中立の立場を宣言し、国連などの場で、あらゆる外交努力で平和解決を目指すべきではないでしょうか。
 それでも、プーチンのように訳のわからない輩が戦争を仕掛けるかもしれません。これに対する日本防衛の方策は十分検討しなければなりませんが、日本が戦場になった場合は大混乱に陥ることは避けられないのですから。


*5月3日

@世界の航空貨物が4ヶ月連続プラスに
 1日の「WING DAILY」によりますと、国際航空運送協会(IATA)は先月30日に、3月の世界航空貨物需要を表す「CTK」が前年同月比10.3%増となった事を明らかにしました。
 これで、前年同月比は4ヶ月連続のプラスとなっています。
【コメント】世界航空貨物輸送にはようやく回復の兆しが見えて来たようですが、日本では回復がまだのようですね。ここでも、日本は置いてけぼりとなるのでしょうか。

@ルフトハンザ航空CEOが「B777X 型機の受領が2025年とは考えていない」
 今日の「sky-budget」によりますと、ルフトハンザ航空のCEOはこの程、発注しているB777X 型機について、「私たちはもはや2025年にB777Xの最初の機体が手に入るとは信じていません」と述べた、との事です。
【コメント】日本では全日空がB777X -9型機を18機とB777X 貨物型2機を発注しています。このスケジュールにも遅れが出る可能性があります。
 ボーイング社の開発している大型長距離機材の遅れが、航空各社を直撃しているようですね。エアバスはA350型機の月間生産を増やすようですが。


*5月2日

@今日未明に「カーフュー弾力的運用」で1便が出発
 上段の「カーフュー弾力的運用」にもあるように、今日未明に「カーフュー弾力的運用」で1便が出発しました。
 成田発アンカレッジ行きの日本貨物航空168便・B747-8F型機が前便での香港空港管制制限のため、成田空港到着が遅れた、玉突き遅延により、今日午前0時8分に、A滑走路北側に離陸したものです。

@日本航空の24年3月期決算は堅調、売上高20.1%増、「FBIT」が124.9%増
 日本航空が今日発表した「2024年3月期連結業績」によりますと、
 売上収益は前年同期比(以下同じ)20.1%増の1兆6518億円となり、営業費用は14.7%増ですが、「EBIT」が124.9%増の1452億円、純利益が177.5%増の955億円となりました。
 傘下の LCC の決算は「ZIPAIR Tokyo」は、旅客収入が140.9%増の540億円、「Spring Japan」は、旅客収入が61.1%増の132億円となっています。
 財務状況では、有利子負債が382億円減の8872億円、自己資本比率は2.0ポイント増の34.3%でした。これに基づき、年間配当を1株当たり75円に増配とします。
 今期(2025年3月期)の見通しでは、売上高が1兆9300億円、「EBIT」は1700億円を目指す、との事です。
 写真は成田空港第2ターミナルに駐機する日本航空機です。

 


*5月1日

@4月のアクセス数は29,607回でした。

@上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」の記録で南側への離陸が続く中、いきなり南からの着陸
 昨日の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」を調べていたところ、23時44分に着陸した「Spring Japan」102便が、他機が南側への離陸を続けた後、いきなり、南側からA滑走路に着陸しました。
 離陸機が途絶えた後、約19
分後ですから、危険はないと思いますが、スライド制が採用された場合には、"靜かな7時間が確保されるはずの時間帯"に、いきなり騒音が響くことになります。
 制限時間の23時59分までには15分間もあるのですから、北側に回り込んで、北側から着陸することは出来たのではないでしょうか。
 この後、このよう事例については、紫色で表示したいと思います。

@今日の午後2時過ぎにチャイナエアライン機が、とんでもない飛行コースずれ
 今日の午後2時過ぎに、たまたま「Flightradar24」を見ていたところ、下図にあるような飛行コースずれを発見しました。
 チャイナエアライン103便が北側に離陸した後、利根川のかなり手前から旋回を始めて成田空港の上空を通過後、西に向かいました。
 高度も成田空港上空通過機としては相当低かったと思われます。
 どうしたのでしょうか? 後続機の離陸は約束通りに利根川までは直進していました。
 パイロットのミスなのか、管制官の指示なのかはっきりさせた方が良いと思います。
 このような飛行を行いますと、飛ぶはずのないところを低空で飛行しますから、直下の住民の方々は相当びっくりし「墜落か」と恐怖を覚えます。
 私も山武市の成東に住んでいた頃、驚いて、外に飛び出した事が何回かあります。

 

@先月29日、成田行きのエアプレミア機が与圧トラブルで急降下し、仁川へ引き返す
 今日の 「sky-budget」 によりますと、先月29日、仁川発成田行きのエアプレミア731便が、仁川空港出発から約1時間後に与圧システムでトラブルが発生し、マニュアルに従って、高度11250mから3060mまで緊急降下をおこないました。この際、客室では酸素マスクが降りました。
 同機は仁川空港に引き返し、無事緊急着陸を行いました。
 「Flightradar24」によりますと、同便は機体を交換して、約10時間後に成田空港に向かいました。


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