*5月15日
@当期純利益が45.5%減の59億円・今期は17億円を見込む
成田国際空港株式会社は今日、2009年3月連結決算を発表しました。それによりますと、営業利益が前年比29.7%減の234億円、経常利益が同39.9%減の141億円、当期純利益が同45.5%減の59億円となっています。また、今期の見通しでは、純利益を17億円としています。
@アメリカン航空機が大きく揺れ客室乗務員1名軽傷
昨日午後2時10分頃、ニューヨーク発成田行きのアメリカン航空167便・B-777-200型機が茨城県水戸市付近を飛行中に、大きく揺れました。このため、客室乗務員1名が頭と肩を打ち、軽い打撲傷を負いました。乱気流に遭遇したものと見られます。
@明日「田植え体験ツアー」実施・空港内従業者対象
成田国際空港株式会社は明日、体験型自然公園「グリーンポートエコ・アグリパーク」で「田植え体験ツアー」を行います。ただし、一般向けではなく、空港で働く人とその家族向けのツアーになります。
@停留者47人は今日解除・感染者3人の退院は延びる
インフルエンザA型(H1N1)に感染した大阪の高校生2人と教諭1人は今日退院となるはずでしたが、昨日夜の最終検査で、わずかながらウイルスが残っている可能性があると判断され、今日の退院はなりませんでした。17日の退院が見込まれています。また、濃厚接触者として停留措置を受けていた48人の内、47人は今日午後に解除となり、高校生らは成田空港発の夕方の便で大阪に戻ることになりましたが、1日遅れで感染が確認された1人と成田空港外で同じ部屋に宿泊した1人は念のため、明日まで停留されています。
@観光団体が教育ツアーに関するアピール出す
日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)を始めとする観光関連17団体で構成する観光関連団体会長会議は昨日、インフルエンザA型(H1N1)による教育関係ツアーが相次いで延期や中止されていることを受けて、「新型インフルエンザの教育旅行への影響に関する緊急アピール」を発表しました。
@ニューヨークのクイーンズ区で小中学校3校が休校
アメリカのニューヨーク市の市長は14日、市内クイーンズ区の公立小中学校3校について「(インフルエンザA型(H1N1)と)似た症状を訴える生徒が異常な高水準に達したため」として、来週末まで休校にすると発表しました。中学校の教頭がインフルエンザA型(H1N1)に感染し、重体となっているそうです。
@感染者が36の国と地域で7739人に・死者は70人
日本時間の今日正午現在で、世界のインフルエンザA型(H1N1)感染者は7739人に達し、死者は70人に届きました。新たに、ペルーで感染者が確認されました。このところ、1日1000人規模で感染者が増えています。
@「日中交渉は細部が詰められなかった」前田航空局長
前田航空局長は昨日の記者会見で、先月末の日中航空協議が合意できなかったことについて「日中間に対立があるわけではない。成田空港での大幅な増加や、羽田空港の昼間と夜の両面対応で、細部まで詰められなかったことが原因」と述べました。次回の協議で合意出来るとの見通しを示しました。また、昨日からワシントンで始まっている日米航空協議についてはアメリカ側の「航空自由化」要求と日本側の首都圏の発着枠問題で隔たりがあることを認め、「航空自由化については、出来る限り歩み寄りたい。」と述べました。
@全日空が18日から成田=台北線に「サービス補助員」配置
全日空は18日から成田=台北線に現地語に堪能な「サービス補助員」を1名ずつ配置することを明らかにしました。現地語でのサービスを向上させるため、としています。
@厚木基地の深夜騒音で200件以上の苦情
12日午後10時頃から13日午前1時頃にかけて米軍厚木基地周辺で戦闘機によるものと見られる騒音が響きました。これに対して、大和市や相模原市で市民から200件以上の苦情がありました。大和市によりますと、滑走路北側約1Kmにある住宅地で70db以上が5秒以上続く騒音が182回観測されました。最高は102dbに達し、ほとんどは95db程度だったとのことです。米空母ジョージワシントンでの夜間着艦訓練に参加した戦闘機と見られています。大和市・相模原市・座間市・町田市の4市は昨日、深夜の飛行禁止を米軍に申し入れるように国に要請しました。また、大和市は厚木基地に対し協定の飛行禁止時間・午後10時から午前6時までの時間帯に飛行しないよう抗議しました。
@エアドゥ機が乱気流遭遇し4人が軽傷
昨日午後4時40分頃、羽田発新千歳行きのエアドゥ21便・B-767-300型機が茨城県上空を上昇中に大きく揺れました。シートベルト着用のサインは点灯していましたが、乗客3人と客室乗務員1人が座席に体を打ち付けるなどで軽傷を負いました。同機はそのまま飛行を続け、5時49分に新千歳空港に着陸しました。乱気流に遭遇したものと見られます。
@「停留措置」を7日間に短縮・厚生労働省
厚生労働省は昨日、新型インフルエンザ感染者の濃厚接触者に対してホテルになどに留まってもらう「停留措置」の期間を、現行の10日間から7日間に短縮する、と発表しました。潜伏期間が7日間程度で、感染のおそれがなくなる、との専門家委員会の結論を受けたものです。
@ベルギーで初の確認、スペインでは100人を超える
インフルエンザA型(H1N1)の感染者が日本時間の午前中で6500人を超えました。感染確認はベルギーで新たに確認され、35の国と地域になりました。中国本土と香港で2人目の確認者が出ました。ベルギーでの確認者はアメリカからの帰国者で、中国本土の2人目はカナダからの帰国者、香港の2人目はアメリカからの帰国者とのことです。
@成田空港会社が新東側誘導路の無線検査を公開
成田国際空港株式会社は昨日、報道陣に対して新東側誘導路の無線検査を公開しました。B-474型機を牽引車で引かせ、誘導路上を移動しながら平行滑走路の着陸誘導装置の電波に障害が出ないかどうかを、国土交通省の検査機を使って調べるものです。
@第1ターミナルで利用者のメッセージボードを掲示
成田国際空港株式会社は明日と明後日の2日間、第1ターミナル第2サテライトの出国審査後の壁をメッセージボードに見立てて、利用者に思いを書いてもらい、それを印刷して掲示します。詳しくはここを見て下さい。
@日本エアコミューター機が警告灯点灯で鹿児島に臨時着陸
昨日午後1時50分頃、大阪発種子島行きの日本エアコミューター2457便・DHC8-402型機が西宮市付近を離陸上昇中に、エンジンの不具合を占めす警告灯が点灯しました。このため、同機は鹿児島空港に目的地を変更し、無事に着陸しました。コンピューターの誤動作と見られています。このトラブルで1便が欠航となりました。
@日本航空・今期も630億円の赤字を見込む
日本航空が昨日発表したところによりますと、2009年3月期決算で経常利益が821億7700万円の赤字となり、最終赤字が631億9400万円となりました。また、2010年3月の連結決算予測は630億円の最終赤字と予測し、「2010年度に黒字化したい」としています。
@日本航空と全日空も国際航空貨物の燃油サーチャージャーを引き上げへ
日本貨物航空に続いて、日本航空と全日空も6月分の国際航空貨物にかける燃油サーチャージャーの引き上げを明らかにしました。それぞれの区分が違いますが、日本航空は遠距離で1Kg当たり31円から38円に、中距離で同27円から33円に、近距離で同23円から28円としています。全日空は長距離で同33円から39円に、中距離で22円から27円に、近距離で19円から24円としています。
@フィンランドで初確認・34に国・地域に拡大
インフルエンザA型(H1N1)は新たに、フィンランドで初めての確認例が出ました。これで、感染を確認したのは34の国・地域になります。日本時間の午前10時30分現在で確認数5949人、死者が63人となりました。アメリカの確認者は3000人を超えました。
@「合体・変異が心配」と専門家
感染症の専門家はインフルエンザA型(H1N1)と季節型のインフルエンザのウイルスが合体・変異して別のものに変化する事を心配する声が強いようです。特に、タイでの感染が確認されたことから、東南アジアで患者が出ている強毒性の鳥インフルエンザのウイルスとインフルエンザA型(H1N1)が混合して、鳥インフルエンザが人から人への伝染性を持つものに変異し、流行する事を心配しているようです。
【コメント】確かに、こんな事になったら、それこそ「国境封鎖」をしなければならなくなりますね。
@成田空港のゴールデンウイーク出入国者数が2.1%減に
東京入国管理局成田空港支局によりますと、ゴールデンウイーク(4月24日〜5月7日)期間中の成田空港出入国者数が速報値で前年同期よりも約2万人少ない約92万1500人となりました。前年同期比2.1%減となります。成田国際空港株式会社では同4%増と予測していましたが、インフルエンザA型(H1N1)によるキャンセルで日本人出国者が同1.6%増にとどまり、外国人入国者が同13.1%減となりました。
@感染確認中国人はトランジット・入国はなし
中国での感染が初めて確認された中国人男性は8日の午後8時30分頃に成田空港に着いた、ミネアポリス発のノースウエスト航空19便で到着し、すぐに、ノースウエスト航空29便に乗り継いで、午後10時頃北京に向かいました。従って、この男性はトランジット客で日本への入国はありませんでした。厚生労働省はノースウエスト航空19便の乗客で、入国した111人の内、男性の近くに座っていた日本人4人と外国人6人を特定し、健康観察を強化しています。
@アラブ首長国連邦の3航空会社が来年春から成田に就航
今日の日本経済新聞によりますと、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国・エティハード航空、ドバイ首長国・エミレーツ航空とカタール航空は同新聞の取材に答え、2010年春からエティハード航空とエミレーツ航空はそれぞれ週5便、カタール航空は週7便で成田空港に就航する意向を示しました。
@成田空港がインドネシアの満足度調査で“Diamond 賞”
成田国際空港株式会社が明らかにしたところによりますと、インドネシアのビジネス誌“MARKETING”及びシンクタンクであるCARRE 社が実施したお客様満足度調で成田空港が国際空港部門で“Diamond 賞”を受賞したとのことです。
@ロス空港で日本航空機がエンジンにコンテナを吸い込む
11日午後1時20分頃、ロサンゼルス国際空港でロサンゼルス発成田行きの日本航空61便・B-747-400型機が離陸に向け誘導路を移動中に、貨物の金属コンテナを左翼の第1エンジンに吸い込むトラブルがありました。乗客・乗員は緊急脱出して全員無事でした。このコンテナは他社のもので、所定の位置になかったものと見られます。エンジンが破損したため、この便は欠航となりました。
@中国で日本人20人が隔離観察中
北京の日本大使館によりますと、感染した中国人男性が搭乗したノースウエスト航空29便で北京に着いた、日本人17人とこれらの日本人と接触した2人、及び、感染男性と同じ宿泊施設に宿泊した1人の合計20人の日本人が中国で隔離観察中、とのことです。また、ノースウエスト航空29便で北京に着いた25人の内、隔離観察中の17人以外の、5人はすでに日本に帰国し、残り4人の所在を確認中、とのことです。
@日本航空がさらに1200人を削減へ・2010年3月までに
日本航空は昨日、従来の人員削減計画に加えて、2010年3月までにグループ全体で1200人を追加削減することを明らかにしました。削減は定年退職の補充を行わない自然減や、子会社の採用抑制で行い、達成できない場合は早期退職を募る、としています。
@静岡空港の立木伐採始まる・17日までに終了
今日から静岡空港周辺の航空法に違反する高さの立木を伐採する作業が始まりました。17日までに終わる予定で、18日に測量を行い、航空法に抵触しないことを確認します。確認されれば、石川静岡県知事は19日にも辞表を提出する見込みです。
@新たにキューバとタイで感染確認・5200人超える
インフルエンザA型(H1N1)の感染者は新たにキューバとタイで感染者が確認されました。これで、確認者は世界で5200人を超え、死者は61人となったようです。確認者の約半数はアメリカです。
@中国で初めての感染確認・米から成田空港経由で帰国
中国衛生省は11日、「アメリカから成田空港を経由して四川省に帰国した30才の男性がインフルエンザA型(H1N1)に感染したことを確認した」と発表しました。この男性は7日にアメリカ・セントルイスから成田空港に到着し、8日にノースウエスト航空29便で北京に向かい、北京から国内線で成都に着きました。国内線の機中で発熱とのどの痛みを訴え、検査して確認されたものです。中国衛生省はノースウエスト航空機に同乗していた乗客・乗員と国内線に同乗していた乗客・乗員を隔離して観察しています。
【コメント】この人がセントルイスから成田空港にどの便で到着したか分からないのですが、(セントルイス発かセントルイス経由の成田行きはないようですので、アメリカの国内線を乗り継ぎでいると思われます)同じ便に同乗した人は注意すべきでしょうね。
@濃厚接触者を隔離しているホテルを丸ごと借り上げ
厚生労働省は感染が確認された大阪の高校生と機内で近いところに座っていた「濃厚接触者」を隔離している、成田空港近くのホテル・331室を丸ごと借り上げました。当初はフロアーで一般客と仕切りましが、徹底するためと今後の「濃厚接触者」増加に備えるためとしています。予約客は近くのホテルに振り分けている、とのことです。
@米やカナダへの渡航で外務省と厚生労働省の対応が混乱を呼ぶ?
インフルエンザA型(H1N1)の感染拡大を受けて、外務省と厚生労働省の対応が微妙に違うことから「どうすればいい?」というとまどいがある、とのことです。外務省はメキシコに感染症危険情報「不要不急の渡航延期」を出していますが、米国、カナダには10日現在でも「十分注意してください」としています。これに対して厚生労働省は国内各地の空港に「メキシコ、アメリカ、カナダへの渡航を避けることを検討してください」と呼び掛けるポスターを掲示しています。
【コメント】観光など経済への影響を考慮すると外務省の言い方が良い、となりますし、感染拡大を防ぐ立場から言うと厚生労働省の言い方になるのでしょうね。
@日本貨物航空が6月分燃油サーチャージャーを値上げ
日本貨物航空は8日、6月分の国際航空貨物にかける燃油サーチャージャーを値上げすると発表しました。長距離は1Kg当たり30円から37円に、中距離は同25円から31円に、近距離は同21円から26円にするそうです。
@新たに1人が確認・確認者が4人に
厚生労働省は今日未明、感染が確認された大阪府内の高校生と同じ便で帰国した男子高校生1人がインフルエンザA型(H1N1)に感染したことを確認したと発表しました。感染確認者はこれで4人となりました。昨日病院に搬送された高校生はいずれも感染していないことが分かりました。
@フェデックス事故機の主脚に構造的問題
昨日夕方のNHKニュースによりますと、3月23日に成田空港で起こったフェデラルエクスプレス機の事故について、運輸安全委員会は機体の主脚に構造的問題があり、これが機体の破壊につながった可能性を検討している、とのことです。主脚についている「緩衝支柱」(主脚に強い衝撃があった場合に、その衝撃を吸収し弱める働きをする)が所定以上の衝撃が加わっても、はずれない構造になっているため、事故機がバウンドした際の衝撃が主翼の狭い部分に集中し主翼が破損した、と見ています。この構造上の問題は平成9年にアメリカのニュージャージー州で起こった同型機の事故の際にも米国家運輸安全委員会によって指摘され、改修が検討されていましたが、現在まで、そのままになっている、とのことです。
@カナダで初めての死者・30才代の女性
カナダ政府は8日、30才代の女性がインフルエンザA型(H1N1)で死亡したと発表しました。カナダで初めての死者となります。この女性はメキシコへの渡航歴はなかった、とのことです。
@アメリカ・ワシントン州で死者
アメリカのワシントン州政府は9日、30才代の男性が肺炎で死亡したが、インフルエンザA型(H1N1)の感染が確認された、と発表しました。この男性は心臓に持病を持っていたそうです。アメリカでの死者は3人目になります。
@コスタリカで初めての死者
中米・コスタリカの保健相は9日、53才の男性が同日、インフルエンザA型(H1N1)で死亡したことを明らかにしました。この男性は最近の渡航歴はなく、感染経路は分かっていません。この男性は糖尿病と肺に持病があったとのことです。
【コメント】今回のインフルエンザA型(H1N1)は「伝染性は強い」ようですが、「病原性は弱い」と言われています。インフルエンザ全般に言えるのかもしれませんが、普段、健康な人は死ぬようなことはあまりないのでしょうが、健康状態が悪化している人や持病を持っている人はインフルエンザ感染が引き金になって死に至るようです。「たいしたことがない」と油断して、治療が遅れたり、十分な治療環境がない場合にも大事に至るようです。弱い立場の人にとっては怖い病気なのですね。「油断大敵」ですね。
@感染確認国・地域30ヵ国・感染確認は4393人・死者は53人
日本時間午前11時現在で、世界のインフルエンザA型(H1N1)感染確認は30ヵ国・地域となりました。感染確認者は4393人で1日で約950人増えました。死者は53人となりました。
@成田空港で日本で初の感染確認・カナダから帰国の高校生と教諭
昨日午後4時30分過ぎに成田空港に到着したノースウエスト航空25便で帰国した大阪府立高校の16才の生徒2人と46才の教諭1人(いずれも男性)の3人がインフルエンザA型(H1N1)に感染していることが確認されました。3人は先月24日からカナダのオークビルに海外交流で同校生徒36人で滞在し、米デトロイト経由で帰国したものです。教諭と生徒1人は機内で体調不良を訴え、機内検疫の簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出ました。もう1人の生徒は、一旦機外に出た後に体調不良を訴え、簡易検査で陽性反応が出ました。3人は成田日赤病院に搬送され、隔離治療に入りました。3人の周辺に座っていた49人は成田空港内の施設に10日間の隔離措置がとられます。この内、生徒6人が今日午前、体調不良を訴えたため、午前11時30分頃、救急車で千葉県内の3病院に搬送されました。なお、機外に出てから体調不良を訴えた生徒と機外で接触したと見られる11人が隔離措置をとられる前に入国した可能性が強い、とのことです。生徒達が滞在したカナダのオークビルではインフルエンザA型(H1N1)の感染はなかった、とのことです。生徒達は大リーグの試合観戦やナイアガラの観光などを行っていました。
@フィンランド航空機の後部から煙り・関西空港
昨日午前10時50分頃、関西発ヘルシンキ行きのフィンランド航空78便・MD11型が滑走路で離陸待機中に機体後部から煙が出ました。このため、同機は離陸を中止して点検したところ、機体後部の補助動力装置(APU)が破損して、出火し自動消火したものと分かりました。滑走路上にも部品の一部が散乱しました。同機は補助動力装置の内部部品を交換して、午後5時過ぎにヘルシンキに向かいました。
@日本航空が退職年金の減額を計画
日本航空は12日に発表する経営計画の中に退職者に対する企業年金の減額を盛り込む、とのことです。これによる、2010年3月期の収支改善効果は数百億円になると見込んでいます。
@感染確認国・地域29ヵ国・感染確認は3449人
日本時間午後3時30分現在で、インフルエンザA型(H1N1)の感染確認国・地域は29ヵ国に拡がり、感染確認者は3449人、死者は48人となっています。
@日本貨物航空機が着陸復航・離陸機が遅れる
昨日の「TBS News i」によりますと、昨日の昼過ぎ成田空港のA滑走路に日本貨物航空機が着陸しようとしたところ、滑走路上にアエロフロート機がいたため着陸復航を行いました。アエロフロート機の離陸が遅れために管制官が日本貨物航空機に命じたものです。国土交通省成田空港事務所では「通常の運用の範囲内」としています。両機の距離は最接近時には約2Kmになったようです。なお、この日本貨物航空機は映像で見てもらうと分かりますが、従来の塗装とは違い、軽量塗料で塗装した「NCAグリーンフレイター」と呼ばれるもので、今日から路線に投入されました。
@成田空港内の駐車場料金を改定
成田国際空港株式会社は昨日、今月27日から成田空港内の駐車場の料金を改定すると発表しました。詳しくはここで確認して下さい。
@GWの国際線旅客は約4%増・見込みよりは落ちる
航空各社が昨日明らかにしたゴールデンウイーク中の国際線利用者は前年同期比で約4%増となりました。しかし、事前の予測の8%増にはなりませんでした。インフルエンザA型(H1N1)騒動が響いてキャンセルが出たためと考えられます。
@燃油サーチャージャーゼロを申請
日本航空と全日空は昨日、7月以降の燃油サーチャージャーをゼロにする申請を国土交通省に出したことを明らかにしました。日本航空は「7〜9月分」としており、「制度自体は存続」としています。全日空は「7月1日発券分から」としており、「制度はいったん廃止と理解する」としていますが、「情勢が変われば、復活もあり得る」としています。ニュアンスは違いますが、言っていることは同じのようです。
@全日空機に落雷・1便欠航
今日午前7時30分頃、羽田発米子行きの全日空811便・A320型機の機長から「離陸直後に落雷を受けた」と報告がありましたが、同機はそのまま米子に向かい、約1時間後に米子空港に無事着陸しました。点検したところ、無線のアンテナの一部が溶けていました。このトラブルで折り返し便が欠航となりました。
@「疑い例」は「感染なし」
昨日から今日にかけて「疑い例」とされた大阪市の女性・北海道の幼児・神戸の幼児はいずれもインフルエンザA型(H1N1)の感染ではなかったことが確認されました。
@アメリカの感染者でメキシコ渡航歴があるのは10%
米疾病対策センターが7日明らかにしたところによりますと、アメリカの感染者でメキシコへの渡航歴があるのは約10%に過ぎないとのことです。他の90%近くはアメリカ国内での感染と言うことになります。アメリカでの感染は41州・896人となりました。
@B-787型機のキャンセルが1週間で25機に
ボーイング社は7日、「5日までの1週間に旅客機のキャンセルが26機あり、この内の25機がB-787型機である」と発表しました。キャンセルした航空会社の名前は明らかにしませんでした。
@A380型機の09年度引き渡しを14機に減らす
エアバスは6日、A380型機の引き渡しスケジュールの変更を発表しました。2009年度の引き渡し数を当初予定の18機から14機に減らします。これは、航空会社からの「経済の低迷から引き渡しを延期して欲しい」と言う要望を考慮したもの、としています。なお、2010年度の引き渡しは20機以上を計画している、としています。
@キャセイ航空貨物機のタイヤがパンクしA滑走路が55分閉鎖
今日午前6時10分頃、香港発成田行きのキャセイ航空6便・B-747-400型貨物機が着陸した際に、左側主脚のタイヤ1本がパンクしました。このため、A滑走路を約55分閉鎖してタイヤの破片を回収しました。この影響で、2便が目的地を羽田空港に変更し、2便が遅れました。
@羽田=北京首都空港定期チャーター便開設で合意
先月29日、北京で開かれた日中首脳会談で羽田空港と北京首都空港間に定期チャーター便を運航することで合意しました。早ければ、10月からの開設を目指す、とのことです。日本航空と全日空は運航に向けて積極的で、合意を歓迎しました。
@カナダから帰国の10才代の女性が簡易検査で陽性
大阪市は今日、5日にカナダから関西空港に帰国した10才代の女性が簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出たことを明らかにしました。現在、精密検査を行っています。この女性は4月29日から5月4日までカナダのバンクーバーに滞在し、韓国経由で関西空港に到着しました。その後、39.7度の熱が出たために今朝、検査をしたものです。
@名古屋と徳島在住の2人は感染なし
東京都は今日未明、「4日にロサンゼルスから成田空港に帰国した名古屋在住の40才代の男性が5日に発熱し、連絡してきたが、検査の結果、Aソ連型インフルエンザと判明した」と発表しました。この便では40才代の女性が陽性反応を示しましたが、同じAソ連型インフルエンザと判明しています。
徳島県在住で、医師が「疑いあり」と連絡してきた20才代の女性も、検査の結果、感染していないことが判明しました。
@機内検疫、305便の約7万人に実施
厚生労働省によりますと、4月29日から5月6日までに成田空港・関西空港・中部空港で実施した機内検疫は合計305便になり、約7万人に上りました。この内、262人が機内での簡易検査を受けた、とのことです。
@韓国で3人目の感染者を確認
韓国保健福祉家族省は7日、「最初に感染が確認された女性と同じ航空機で帰国した62才の女性がインフルエンザA型(H1N1)に感染していたことを確認した」と発表しました。これで、韓国での感染者は3人になりました。この女性は最初の感染者の6列後ろの座席に座っていた、とのことです。このことから、機内で感染した可能性が強いようです。空港で感染した可能性もありますが、この女性が半年間滞在していたアリゾナ州の滞在地周辺では感染者が出ていない、とのことです。
@アメリカの感染者が1日で1.5倍に
米疾病対策センターは6日、全米のインフルエンザA型(H1N1)感染者が前日に比べて240人増となり、642人になったと発表しました。1日で1.5倍になったことになります。イリノイ州で122人となり、全米一となりました。米疾病対策センターの所長代行は「他国の感染者数を見ると、警戒レベルのフェーズが『6』にならなければ驚きだ」と述べた、とのことです。
【コメント】他国の感染者を見るよりも、自国での感染拡大を何とかして欲しいものです。感染者が1日で1.5倍になったのは「日本の観光客がキャンセルしないように、ゴールデンウイークが終わるまで発表を遅らせていた」と言うことはないですよね。
@世界の感染者が2000人を超える
日本時間の今日午後1時現在で、インフルエンザA型(H1N1)への感染が確認されたのはスウェーデンとポーランドで新たに確認され、24ヵ国・地域、2116人になっています。
@成田空港での検疫はスムーズに
成田空港では昨日と今日にゴールデンウイークの帰国ラッシュを迎えていますが、昨日の検疫はスムーズに行われた、とのことです。応援部隊が増員されたことと、経験を積んで、慣れてきたことが幸いしている、とのことです。しかし、検疫官の疲労はピークに達している、とのことです。本当に大変ですね。
@昨日からの「疑い例」5人は全員感染なし
昨日、感染が疑われた5人はインフルエンザA型(H1N1)でないことが確認されました。昨日午後3時頃、サンフランシスコからユナイティド航空で関西空港に帰国した10才未満の少女は香港型。昨日午後5時頃、デトロイトから中部空港に帰国した14際の女子中学生も香港型。シカゴ在住で先月29日に成田空港に帰国し、群馬県に滞在中の母子は帰国後発熱がありましたが、感染していませんでした。3日にメキシコから成田空港に帰国し、京都府に滞在している女児も感染はありませんでした。
@アメリカで2人目の死者・米国居住者では初めて
アメリカのテキサス州保健当局はメキシコとの国境付近に住んでいた30才代の女性が今週初めにインフルエンザA型(H1N1)で死亡していたことを明らかにしました。アメリカでの2人目の死者になります。1人目はメキシコ人の少年でしたから、アメリカに居住していた人では初めてになります。
@韓国でアジア初めての2次感染を確認
韓国保健省は5日、韓国初めての感染者を空港に出迎えた44才の女性がインフルエンザA型(H1N1)に感染していた、と発表しました。この女性は感染地への渡航はなく、人から人への2次感染で発病したもの、としています。アジアでは初めての2次感染になります。
@ハワイでも3人の感染を確認・本土感染地から帰って
ハワイ州政府は5日、「一組の夫婦と他の家族の子供の3人がインフルエンザA型(H1N1)に感染したことを確認した」と発表しました。夫婦の一人がテキサス州を訪れ、子供はカリフォルニア州を訪れていました。ハワイでの感染確認は初めてになります。
@グアテマラで感染を確認
中米のグアテマラの保健相は5日、「メキシコから帰国した11才の少女がインフルエンザA型(H1N1)に感染したことを確認した」と発表しました。グアテマラでの感染確認は初めてになります。
@ロサンゼルスから帰国の女性は「Aソ連型」
昨日夕方、ロサンゼルスから成田空港に到着したアメリカン航空169便で帰国した40歳代の女性が簡易検査で陽性反応とされました。この女性は病院に搬送され、近くに座っていた乗客35人も宿泊施設に隔離されました。しかし、精密検査の結果、今日未明にAソ連型インフルエンザと判定されました。
@成田空港から保健所への「健康観察」連絡が遅れる・増員へ
厚生労働省は昨日、各保健所が帰国者全員の健康状態を確認する「健康観察」に関する連絡が2日遅れになっている状態を解消するために、入力を担当する職員を今日から増員すると発表しました。昨日までは30人でデータを入力していましたが、今日から検疫所職員13人を増員して対応します。これにより、翌日には各保健所に連絡できるようにする、としています。
@感染確認は21ヵ国・感染者は1377人に
今日の午前11時現在でインフルエンザA型(H1N1)への感染が確認された国は21ヵ国になりました。感染者は1377人とのことです。
@学校再開を7日に・メキシコ
メキシコ政府は感染確認者の症状が軽くなっていることなどから「拡大が下火になった」として、現在休校としている高校と大学を7日から、小中学校を11日から再開すると発表しました。
@「新くうこうだより」新緑号が届きました
成田国際空港株式会社より「新くうこうだより」新緑号が届きました。今号は2面が「成田スマートインターチェンジ開通」など。3面が「成田空港エコ・キッズクラブ」の第5期生募集など。4・5面の「シリーズ・人と空港」は「空港内土木施設点検の仕事」です。6・7面の「空港周辺ほっこりスポット」は「河内町」でした。8面の「Air Line File」は「キャセイパシフィック航空」でした。
@「インフルエンザA型(H1N1)」は低病原性か
今回のインフルエンザA型(H1N1)については、今のところ「低病原性」との見方が多いようです。しかし、「安全か」というとそうとも言えないようです。一つは免疫がないこと、また、病原性がだんだん強くなる場合もあること、発生源や伝染経路などが未解明であることなどが上げられます。国立感染症研究所の田代眞人インフルエンザウイルス研究センター長は1日のジュネーブでの記者会見で、米国の感染者の容体について「(入院が必要な)重症者の比率が1~2割程度に上っている」と述べ、「米国でも確認感染者が増えるに従い、重い肺炎や消化器の障害を示す例が増加している。」と指摘しています。そして、「世界的な流行となると、1957年のアジア風邪規模になる可能性もある。」と指摘しています。アジア風邪では世界で約200万人が死亡したと言われています。
【コメント】1日にラジオを聞いていたら、インフルエンザA型(H1N1)についての番組の中で、ある専門家が「低病原性なのに、騒ぎすぎではないか。」との発言をしていました。まあ、そう言う面もあるかもしれませんが、もし、低病原性でなかった場合の人的、経済的損失を考えると仕方がないように思います。スペイン風邪もいったん流行が下火になり、第2波の流行の際には病原性が強くなったそうです。また、今回の出来事で、いろいろなトラブルが発生していますが、今後、鳥インフルエンザのような強毒性の伝染病が発生した場合の良い“訓練”になったのではないでしょうか。「この教訓を生かせば」の話ですが。成田空港でも「このような非常時にもパニックにならないようにするにはどうしたらよいか」を十分に検討する必要があるのではないでしょうか。やたら発着回数を増やして、駐機場などに余裕がなくなると、身動き取れない状態が出てくると思います。安全上の問題も生じるのではないでしょうか。
@成田空港の検疫態勢をさらに拡大へ
厚生労働省は帰国ラッシュを5・6日に控えて各空港の検疫態勢をさらに拡大します。成田空港では社会保険病院などに医師や看護師の派遣を要請し、明日から約220人態勢にする、としています。これは、通常の約3倍になります。
@「疑い例」の東京都の女性はA香港型インフルエンザ
厚生労働省は昨日、先月28日にサンフランシスコから帰国した東京在住の女性が簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出たことを明らかにしました。しかし、精密検査でA香港型インフルエンザであることが判明しました。
@スカイマークが機体整備の遅れで4便を欠航に
スカイマークは機体整備が遅れたことから今日の羽田=神戸線の4便を欠航としました。
@韓国で「推定患者」・機内での2次感染か
韓国保健福祉家族省は3日、「感染が確認された女性と同じ航空機で帰国した62才女性を感染が濃厚な『推定患者』と認定した。」と発表しました。2次感染の疑いが濃いとのことです。
@米国での感染確認者の3分の2は2次感染
アメリカでは感染者が拡大しています。感染が確認されたのは21州から30州に増えました。この内の3分の2はメキシコへの渡航歴も豚との接触もなく、2次感染によるものと見られています。
@カナダで人から豚へ感染確認
カナダ保健当局は2日、「アルバータ州の農場でインフルエンザA型(H1N1)が人から豚に感染したことを確認した」と発表しました。この農場の従業員の一人がメキシコから先月12日に帰国し、この従業員から感染したものと見られています。保健当局はこの農場の豚の隔離措置を命じました。
@コロンビアで感染を確認・南米で初めて
コロンビア政府当局者は3日、コロンビアでメキシコから帰国した人のインフルエンザA型(H1N1)への感染を初めて確認した、と発表しました。南米では初めてになります。南米はこれから冬に向かうため、感染が一気に拡大する可能性もあり、警戒を必要としています。
@「新型インフルエンザ」を「インフルエンザA型(H1N1)」に変更します
一昨日、変更したばかりですが、世界保健機関(WHO)の決定にそって、呼び方を「インフルエンザA型(H1N1)」に変更します。
@タイから到着の160人の質問書を回収できず
厚生労働省は昨日、昨日の朝8時20分頃にバンコクから到着した全日空916便の乗客・乗員161人の内、160人の「健康状態質問書」を回収できなかった、と発表しました。手違いで検疫ゲートに担当官がいなかったことからゲートを通過してしまった、とのことです。
【コメント】成田空港では応援を受けて通常の2倍以上の検疫担当者が検疫に当たっているようですが、到着ラッシュ時はハードワークになり、混乱しているようです。検疫をする航空機がどのゲートに到着するか知らされても、応援の人たちはどう行けばよいのか分からず、警備員の案内で走り回っているようです。それでも、手違いで検疫済みの航空機に行ってしまう場合もあるようです。
@韓国にも「感染症危険情報」出る
外務省は昨日、感染確認者が出た韓国にも「感染症危険情報」を出しました。これで、韓国便も機内検疫対象となります。
@横田基地に着いた幼児は「Aソ連型」と判明
横田基地にチャーター便で着いたアメリカ人の生後4ヶ月の幼児は検査の結果「Aソ連型インフルエンザ」と判明しました。
@「週明けにもフェーズ6の可能性」WHO緊急委員
今日午前帰国した世界保健機関(WHO)の緊急委員を務める国立感染症研究所の田代眞人インフルエンザウイルス研究センター長は記者団に、「早ければ、週明けにも警戒レベルを引き上げる可能性がある。」と語りました。
@香港のホテルに日本人宿泊者8人が隔離される
香港で感染が確認されたメキシコ人旅行者と同じホテルに宿泊していた日本人8人が香港政庁がこのホテルを閉鎖したことにより、ホテルに隔離されていることが分かりました。ホテルの閉鎖は1週間続くものと見られています。
@三菱重工がメキシコからの帰国者を研修施設に“隔離”
三菱重工はメキシコから帰国した社員を名古屋市にある研修施設に“隔離”しているそうです。対象者は84人で、帰国次第、“隔離”に入っています。10日の間、バス・トイレ付きの個室から一歩も出ないようにしています。現在の滞在者は10数人とのことです。
@「インフルエンザA型(H1N1)」の発生源は米国?
米疾病対策センターは2日、「今回のインフルエンザA型(H1N1)の起源がカリフォルニア州南部である可能性を否定できない。」と発表しました。2005年12月から今年1月までに同センターで検査をしたウイルス株の中に今回のインフルエンザA型(H1N1)と同じものが12例あったそうです。メキシコで初めて発症した、とされる3月30日以前にメキシコに接するサンディエゴ郡の10才の少年とインペリアル郡の9才の少女が発症しており、インフルエンザA型(H1N1)と確認されました。この2人ともメキシコへの渡航歴がなく、豚との接触もなかったそうです。
@成田空港で検疫による混乱・乗り継ぎに遅れる人も
成田空港ではゴールデンウイークの出国ピークを迎えましたが、新型インフルエンザの検疫による混乱が出ています。機内検疫には約1時間かかりますが、検疫官が到着するまでに1時間以上かかることもあるそうです。そうなると、全員問題ないとしても2時間も機内で缶詰になります。さらに、到着ラッシュ時には駐機場が一杯になり、駐機場に着くまでに着陸してから1時間以上かかることもあるそうです。このため、乗り継ぎ便に間に合わず、成田周辺で1泊せざるを得ない人も出ている、とのことです。これらの影響で、出発便にも大幅な遅れが出ています。しかし、問題は5日・6日の帰国ピーク時で、感染地域が拡がりつつある事と、帰国する人が多くなる事で検疫にさらに時間がかかり混乱に拍車がかかりそうです。
@横浜の高校生は「Aソ連型」でした
厚生労働省は昨日夕方、横浜の高校生の検査結果を発表しましたが、季節性の「Aソ連型インフルエンザ」だったとのことです。
@横田基地に着いた生後4ヶ月の幼児が陽性反応
外務省は昨日、アメリカ大使館から「横田基地にチャーター便で到着したアメリカ人の生後4ヶ月の幼児がA型インフルエンザの陽性反応を示した。母親共々、隔離して治療している。周囲に座っていた13人についても、結果が出るまで隔離している。」との連絡があったことを明らかにしました。
@香港と韓国で感染を確認
昨日、香港を旅行で訪れているメキシコ人が新型インフルエンザに感染していることが確認されました。これを受けて、中国政府は2日、この旅行者が上海経由のメキシコ便で香港に入ったことから、上海とメキシコを結ぶメキシコ便の運航を停止すると発表しました。なお、メキシコから帰国を予定している中国人に対してはチャーター便を運航するそうです。
韓国政府は2日、メキシコから帰国して「疑い例」とされていた51才の女性が新型インフルエンザに感染していたことが確認された、と発表しました。アジアの自国人としては初めての感染確認となります。
@感染確認の国・地域は16に
フランスでも「疑い例」とされていた2人の新型インフルエンザ感染が確認されました。これで、確認された国・地域は16となりました。ドイツとイギリスでは2次感染が確認されています。
@アメリカ航空会社3社がメキシコ便を大幅減に・カナダは運航停止へ
アメリカの航空会社が来週からメキシコへの便を大幅に減らすと発表しています。メキシコへの需要が急減しているため、とのことです。なお、アメリカでは1日現在、新型インフルエンザの感染が確認された州が19州に増え、430の学校が休校しています。
カナダのエア・カナダとウエスト・ジェットはメキシコ便の運航停止を決めました。
@4月のアクセス数は28501回でした。今月もよろしくお願いいたします。
@「豚インフルエンザ」を「新型インフルエンザ」に変更しま
今回のインフルエンザは「豚インフルエンザから変異したもの」とのことで、マスコミでも「新型インフルエンザ」と呼ばれることが多いようですので、このページでも今日から、「新型インフルエンザ」に統一いたします。
@カナダから帰国した高校生が初めての「疑い例」に
厚生労働省が今日未明に発表したところによりますと、25日にカナダから帰国した横浜在住の17才の高校生が新型インフルエンザに感染している疑いがある、とのことです。この高校生は10日から25日まで、カナダのブリティッシュコロンビア州に研修で滞在していました。昨日、発熱を訴え、医療機関で簡易検査を行ったところ、A型インフルエンザの陽性反応が出て入院しました。しかし、厚生労働省では新型インフルエンザのウイルス株を入手できておらず、確定診断は今のところ出来ないそうです。この高校生は快方に向かっている、とのことです。
@ロサンゼルスから帰国女性が一時隔離・感染はなしと判明
昨日午後3時35分に成田空港に着陸したロサンゼルスからのノースウエスト航空1便の機内検査で女性が簡易検査で陽性反応が出ました。このため、この女性と周辺に座っていた乗客約20人が隔離されました。女性は午後8時頃、成田日赤病院に搬送され、精密検査の結果、A香港型インフルエンザと判定されました。
@成田空港の入国審査官などを15人増員
森法務大臣は今日午前の記者会見で、ゴールデンウイークと新型インフルエンザ問題で混雑する成田空港の入国審査官と入国警備官を明日から、合計15人増員することを明らかにしました。
@外務省がオランダとスイスに「感染症危険情報」
外務省は今日、新型インフルエンザの感染者が確認されたオランダとスイスに「感染症危険情報」を出して注意を促しました。これで、新型インフルエンザに関する「感染症危険情報」が出されたのは11ヵ国になります。
@全日空の09年3月決算・純損益で42億円の赤字
全日空は昨日、2009年3月期の決算を発表しました。それによりますと、売上高が前期比で6.4%減、営業利益が同91.0%減、経常利益が同99.8%減、純損失が42億6000万円の赤字(前期は641億4300万円の黒字)となりました。
@オリエンタルエアブリッジが長崎=宮崎線を10月末で廃止へ
オリエンタルエアブリッジは昨日、1日1往復運航している長崎=宮崎線を10月末で廃止すると発表しました。「搭乗率が低く、今後も改善の見込みが立たない」としています。
@カナダのブリティッシュコロンビア州の感染者は10人がメキシコ訪問者
「疑い例」となっている横浜の高校生が滞在していたカナダのブリティッシュコロンビア州では11人の感染が確認されていますが、そのうち10人が最近メキシコを訪れているとのことです。
@ペルーのアルゼンチン人女性は新型インフルエンザではなかった
ペルーで航空機から降りて検査をしたアルゼンチン人の女性は精密検査の結果、新型インフルエンザではないことが分かりました。この結果、ペルーは感染確認国から除かれました。