2009年7月前半の出来事


*7月15日

@ETCと勘違いし検問ゲートを突破
 昨日午前9時40分頃、成田空港第1ゲートで大型トラックが進入防止用のバーを突破するトラブルがありました。このトラックの運転手が、ETCと同じようにバーが自動で開く、と勘違いして早めに発進したものです。このトラブルで成田空港の全ゲートが7分間閉鎖されました。

@成田空港会社法の改正案が廃案へ
 首相が早期解散を表明したことにより、民主党は今後の審議を拒否するようです。このため、今国会に上程されている法案の審議がストップすることになり、成田空港会社法の改正案も廃案になるようです。

@中国・南方航空が成田=北京線の時刻を8月1日より早める
 中国南方航空は8月1日より、成田=北京線の火曜と金曜を除く週5日の出発・到着時刻を現在よりも1時間20分早める、と発表しました。これは、日本航空が同路線の減便を発表したことに対応する変更とのことです。

@バードストライクの報告を全事業者に求める
 国土交通省は昨日、現在は一部航空運航事業者に限っていたバードストライクについての報告を、8月1日から全ての航空運航事業者に求めることを明らかにしました。また、報告の内容も鳥との衝突そのものだけでなく、鳥とのニアミスについても報告するように求めています。これにより、バードストライクのデータを共有できるようにするのが目的、とのことです。

@感染確認者が3000人を越す・2日続けて240人超
 国内でのインフルエンザA型(H1N1)の感染確認者が今日午前6時までに3122人となり、3000人を突破しました。厚生労働省によりますと、13日午前6時から昨日午前6時までに感染が確認されたのは244人、昨日午前6時から今日午前6時までに感染が確認されたのは242人となっており、2日連続で240人台を記録しています。真夏というのに、感染の勢いが増しているようです。

@日本航空機がフラップ異常で引き返す
 今日午前10時40分頃、関西発台北行きの日本航空651便・B-767型機で、離陸後に主翼のフラップの異常を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は関西空港に引き返し、11時12分に無事着陸しました。

@スカイネットアジア機が車輪ランプがつかず緊急着陸
 今日午前9時50分頃、長崎発那覇行きのスカイネットアジア航空47便・B-737-400型機が着陸態勢に入ったところ、車輪が下りていることを示すランプが点灯しませんでした。このため、同機は地上から全車輪が下りていることを目視で確認してもらい、那覇空港に緊急着陸を行い、無事着陸しました。

@全日空機がセンサー不具合で欠航
 昨日午後5時頃、岩見発大阪行きの全日空1652便・DHC8-400型機が出発前点検をしたところ、エアコンのオーバーヒートを示す警告灯が点灯しました。点検したところ、温度センサーの不具合と分かりました。このセンサー交換のため、同便を欠航としました。

@オリエンタル機が発電機交換で2便欠航
 昨日午後4時頃、長崎発壱岐行きのオリエンタルエアブリッジ139便・DHC8-200型機が離陸したところ、発電機の異常を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は長崎空港に引き返しました。発電機交換のため、この便と折り返し便が欠航しました。オリエンタルエアブリッジでは13日にも、オイル漏れが発見され、10便が欠航となっています。


*7月14日

@日本貨物航空が10年羽田空港就航を見送る
 日本貨物航空は昨日、「2010年10月から羽田空港路線に就航する」としていた計画を当面見送り、成田空港に経営資源を集中する事を明らかにしました。国際航空貨物の需要低迷が続き、回復の見通しが立たないことから変更するものです。また、2013年には所有機を「24機にまで増やす」としていましたが、これも凍結し、当面は現有の8機体制で対応します。

@羽田=北京定期チャーター便を10月25日から開始へ
 金子国土交通大臣は今日の記者会見で、羽田空港と北京首都空港を結ぶ定期チャーター便を10月25日から開始することで中国側と合意したことを明らかにしました。両国の航空会社がそれぞれ1日2往復を運航する見込みです。

@山形県でも感染確認者・全都道府県に
 山形県は今日、タイから帰国した10才代の女性がインフルエンザA型(H1N1)に感染していることが確認された、と発表しました。この女性はタイ滞在中の10日に発熱し、昨日、成田空港に帰国しましたが、検疫所の検査を受け、今日、結果が出て判明したものです。女性は新幹線を使って帰宅しています。山形県での感染確認は初めてで、これで、全国の47都道府県全てで感染確認者が出たことになります。時事通信によりますと、今日午前9時現在で全国の感染確認者は2908人(空港での確認者25人と米軍基地からの報告3人を含む)となりました。

@日本エアコミューター機が点検で欠航
 昨日午後4時15分頃、鹿児島発高松行きの日本エアコミューター3683便・サーブ340B型機が着陸して駐機場に向かって走行中に、機体前部右側の非常口を開閉するレバーのカバーがはずれて落ちてしましました。このトラブルの点検のために折り返し便が欠航しました。

@1万mを飛行中に機体に穴が開く・米国で
 13日、米国テネシー州・ナッシュビル発ボルチモア行きのサウスウエスト航空2294便・B-737型機が高度1万mを飛行中に、突然、機体中央の上部にサッカーボールほどの穴が開きました。このため、機内の気圧が急減し、同機は緊急降下して近くのチャールストン・イエーガー空港に緊急着陸しました。乗客・乗員は無事だった、とのことです。
【コメント】良く無事でしたね。急激に穴が開くと機内の空気の漏れと同時にいろいろなものが吸い出されるはずですが、どうだったのでしょうか。機体の破壊で墜落に至ることもあるようです。


*7月13日

@大韓航空機が強風で尻餅・A滑走路1時間20分閉鎖
 今日午後0時27分に成田空港A滑走路に着陸した、仁川発成田行きの大韓航空703便・B-777-300型機が強風にあおられ、機体尾部を滑走路に接触させました。同機は誘導路上で点検し、自力で駐機場に入りました。乗客・乗員にけが人はありませんでした。このトラブルでA滑走路は点検のため、約1時間20分閉鎖され、午後1時40分に再開されました。当時、成田空港には南西の風が最大で風速16.5mふいていました。大韓航空側は「尻餅は事故ではない」としています。
【コメント】成田空港では南西の風と北東の風が滑走路に対して真横の風になります。

@「成田空港の発着枠配分では原則滑走路の指定は行わない」
 最近開かれた国際線発着調整調整会議で国土交通省の担当者は成田空港の発着枠配分について「原則として、『どちらの滑走路で離着陸するか』という指定は行わない。」と述べました。

@日米航空協議がまたもや物別れに
 国土交通省は今日、8日〜10日に行われた日本と米国の航空当局者会議で「合意に至らなかった」事を明らかにしました。次回は9月に行いますが、その前に、作業部会を設置する事になったそうです。

@5日連続で100人超・大阪府で62人確認
 厚生労働省によりますと、インフルエンザA型(H1N1)の感染確認者が11日午前6時から昨日午前6時までの24時間に143人となりました。特に、大阪府ではこの24時間で62人が確認されています。5日連続して100人を超える感染確認者が出ました。

@米航空会社大手がまたもや破産法申請の可能性
 米紙ウォールストリート・ジャー ナルは13日、米国の航空会社大手5社がこの冬までに破産法を申請する可能性がある、と報じました。直近の四半期の業績も思わしくなく、このままで行くと資金調達が思うように出来ない可能性が強い、としています。


*7月12日

@日本航空機がエンジン不具合警告で遅延
 今日午前9時55分頃、山口宇部発羽田行きの日本航空1642便・B-737型機が離陸のために滑走路に向かっていたところ、エンジンの不具合を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は離陸を中止して駐機場に戻り、点検を行いました。点検の結果、エンジンに不具合は見られず、警告灯の誤表示と判明し、1時間半遅れで出発しました。

@放射線医学総合研究所が富士山頂で宇宙線観測へ
 放射線医学総合研究所は今月27日から富士山山頂の気象庁・旧富士山測候所で宇宙線の持続的観測を始めることになりました。これにより、地上では大気に吸収されて観測できない中性子や陽子の数を観測し、航空機乗務員が受ける宇宙線の被爆量を把握して、太陽活動などで宇宙線が急増するときは航空会社に注意を呼びかける、とのことです。

@4日連続で100人超える
 厚生労働省の発表によりますと、10日午前6時から昨日午前6時までの24時間にインフルエンザA型(H1N1)の感染が確認された人は101人となりました。4日連続の100人超になりました。
【コメント】夏休みまで残るところ後わずかですが、感染者に学校や幼稚園や保育所に通っている子供が多いことから、夏休みにはいると感染確認者の数も減るのではないでしょうか。ただ、海外に行く人も多くなることから、海外で感染する人も多くなるでしょうね。

@B-787型機の1号機納入は2011年の可能性
 モルガン・スタンレー証券のアナリストがこのほど明らかにした投資情報によりますと、今回の5度目の延期は胴体と主翼接合部に予期しなかった過大な負荷がかかることが原因ですが、ボーイング社の誇るコンピューターモデルが負荷を予測できなかったことになるそうです。従って、米連邦航空局の型式証明を取るときに、航空局側がコンピューターモデルが正しく機能していることを証明するように求める可能性もあります。また、試験飛行の段階で今回のような“予期しない事態”が出てくる可能性もあり、全日空に納入される1号機の納入が2011年になる可能性が強い、としています。


*7月11日

@森田知事が最大地権者宅を留守承知で訪問
 森田千葉県知事は昨日、未買収地の最大地権者宅を初めて訪問しました。地権者の男性は留守で、奥さんに名刺を渡し、「県に出来ることがあれば、相談に応じます。また、伺います。」と話し、訪問は5分で終わりました。地権者側によりますと、成田国際空港株式会社から9日に「知事が訪れる」との連絡があり、その際に、「都合が悪い。」と返事したとのことで、記者達に「何のために来たのだろう。」と話していたそうです。

@世界では10万人超える・国内は3日連続で100人超
 世界保健機関(WHO)はインフルエンザA型(H1N1)の世界での感染確認者が142の国と地域で10万人を超えたことを明らかにしました。しかし、日本や米国などの主要感染国が全数把握を停止しているために6日まで行っていた感染確認者数の発表を行っていませんが、報道では各国はそれぞれの確認を行っているようで、米国では10日、37246人で死者が211人となり、イギリスでは9718人で米国・メキシコに次いで第3位となり、死者が14人となっています。また、イギリスのエセックス州では他の病気を持っていなかった、全く健康だった患者が死亡し、「健康でも重症化することがある。」と注意を呼びかけています。夏の北半球でも依然として感染が続いています。
 国内では昨日午前6時までの24時間に140人の感染が新たに確認されました。3日連続の100人超になります。各地で始まった全国高校野球選手権の予選でもインフルエンザA型(H1N1)の感染で入場行進に参加できなかったり、学校が休校のために対戦辞退を余儀なくされそうな学校も出ています。

@今年5月までに「最も怖かったこと」の1位に「新インフルエンザ」
 三菱総合研究所が6月上旬に行った調査によりますと、今年の5月までに「最も怖いと感じたニュース」の1位は「新型インフルエンザの流行」で32%でした。2位の「北朝鮮によるミサイル発射実験・核実験」の22%を大きく引き離しました。

@弟子屈飛行場が廃止に・国内で初めて
 国土交通省は昨日、北海道の弟子屈飛行場を9月24日で廃止することを発表しました。弟子屈飛行場は遊覧飛行で使われていましたが、2007年は利用者が170人と低迷し、セキュリティー強化などへの投資を運営する弟子屈町が財政難から出来ないために廃止する、とのことです。国内の空港や飛行場の多くは赤字ですが、廃止になるのは同飛行場が初めてになります。

@舛添大臣「企業年金減額は企業が判断すること」
 舛添厚生労働大臣は昨日の閣議後の記者会見で日本航空の企業年金の減額問題について「企業年金は企業が考えるべき事で、国が規制する話ではない。」と述べ、日本航空の対応を見守る姿勢を示しました。

@中国・南方航空がA380型機遅延で約233億円の賠償受け取りへ
 9日の中国「広州日報」は南方航空がA380型機の納入遅延の賠償として、エアバスから2億5000万ドル(約233億円)の賠償金を受け取る見込み、と報じました。同航空はA380型機を5機発注していますが、会長は「航空需要が低迷している折で、納入延期はちょうど良かった。」と述べたそうです。


*7月10日

@成田空港の夏休み利用客が9%減に
 成田国際空港株式会社は昨日、「‘09 夏さわやかキャンペーンについて」を発表しましたが、その中で7月16日〜8月31日の夏休み期間の成田空港利用客が前年同期比で9.0%減となることを明らかにしました。2年連続の減少となります。出発客のピークは8月8日、到着客のピークは8月15日となっています。

@日本航空の5月利用客数が統合後最悪に
 日本航空が昨日発表した5月の利用客数によりますと、国際線で前年同月比19.8%減、国内線が同13.4%減となりました。どちらも、2002年10月の旧日本エアシステムとの統合以降最悪となります。これを受けて、今日の同社株価は2.3%安の171円を付けました。

@国土交通省が日本航空融資金融機関連絡会議を開く
 国土交通省は昨日、日本航空の経営支援を巡って融資している金融機関を集めて連絡会議を開きました。日本航空は先月に約1000億円の融資を金融機関から受けましたが、これに加えて、経営改善計画を策定することを条件に年末にも追加融資を受けたい意向です。これに対して、金融機関からは「再生の確実性を確認できる計画にしてほしい」、「再生に向けたラストチャンスととらえてほしい」などの厳しい意見が出されました。

@関西空港や中部空港の減便に理解示す・国土事務次官
 国土交通省の春田事務次官は昨日の記者会見で、日本航空や全日空が関西空港や中部空港からの減便や路線廃止を検討していることについて、「(業績が)非常に厳しい状況なので、ある程度はやむ終えない。」理解を示しましたが、「地方経済への影響は大きい。よく説明した上で、協議することが大事。」と述べました。

@日本航空と全日空も8月分の貨物燃油サーチャージャーを値上げへ
 日本航空は昨日、8月分の航空貨物にかかる燃油サーチャージャーを値上げすることを明らかにしました。長距離は1Kg 当たり21円上げて66円に、アジア遠距離が同18円上げて57円に、アジア近距離が同15円上がって48円になっています。
 全日空も今日発表し、長距離が18円上がって同63円に、遠距離アジアが15円上がって同47円に、近距離アジアが15円上がって同44円となっています。

@国内の感染確認者が128人(8日午前6時〜昨日午前6時)
 厚生労働省のまとめによりますと、インフルエンザA型(H1N1)の8日午前6時から昨日午前6時までに感染が確認された人は128人となりました。2日連続で100人を超えています。

@デルタとヴァージンブルーが米豪路線で提携発表
 米デルタ航空とオーストラリアのヴァージンブルーは9日、米国とオーストラリアを結ぶ路線で共同運航やマイレージ共通化などで提携することを発表しました。両社は合弁会社を設立して、この路線で寡占状態にあるカンタス航空とユナイテッド航空に対抗します。


*7月9日

@森田知事が反対派に面会する意向表明
 千葉県の森田知事は今日の記者会見で、2500m平行滑走路が10月から供用開始されることに関して、「健康問題も含めて大変だと思う」と述べ、反対派住民にできるだけ早い段階で面会する考えを明らかにしました。

@夏休みの海外旅行が5.8%減の見込み・JTB調査
 JTBが昨日発表した夏休み(7月15日〜8月31日)の旅行動向調査によりますと、1泊以上の旅行を計画している人は国内旅行で前年同期比1.6%減、海外旅行で同5.8%減となっています。同社では「ボーナスの減少や9月の連休への移行ではないか。」と分析しています。ただ、まだ行き先を決めていない人も多く、直前予約が好調、とのことです。

@全日空機がキツネをはねて離陸中止・松山空港
 昨日午後7時30分頃、松山発大阪行きの全日空1640便・DHC8-400型機が離陸滑走中にパイロットから「動物のようなものとぶつかった」と連絡が入り、同機は離陸を中止し戻りました。滑走路を点検したところ、キツネ1匹の死骸が見つかりました。同機は機体を点検し、1時間遅れで出発しました。

@オイル漏れで日本航空機が欠航に
 昨日午前9時40分頃、羽田から高松空港に到着した日本航空1403便・A300-600型機の到着後点検でエンジンオイルが漏れているのを整備士が発見しました。このトラブルで1便が欠航となりました。

@日本エアコミューター機がセンサートラブルで2便欠航に
 昨日午後1時頃、新千歳発松本行きの日本エアコミューター2855便・DHC8-400型機が離陸に向けて誘導路を走行中に右エンジンの空気温度のセンサーが故障しました。このトラブルでこの便も含め2便が欠航となりました。

@検査飛行中の日本エアコミューター機が緊急着陸
 昨日午後3時40分頃、鹿児島県喜界島付近で年に1度の飛行検査を行っていた日本エアコミューターのDHC8-400型機で左エンジンプロペラの不具合を示す警告灯が点灯しました。このため、同機はこのエンジンを止めてエンジン1基で飛行し、25分後に鹿児島空港に緊急着陸しました。

@日本貨物航空が8月分燃油サーチャージャーを値上げへ
 日本貨物航空は7日、国土交通省に8月分の燃油サーチャージャーを申請しましたが、それによりますと、北米・中南米向け(TC1)と欧州・アフリカ・中近東向け(TC2)が1Kg 当たり21円値上げして65円に、香港・中国以外の遠距離アジア(TC3)向けが同18円上がって55円に、香港・中国・韓国アジア近距離向け(TC3)が同15円上がって46円になります。

@国内の感染確認者が1日で147人に
 厚生労働省が昨日発表した資料によりますと、7日午前6時〜8日午前6時までにインフルエンザA型(H1N1)の感染確認が147人になっています。

@ボーイング社が機体組み立て会社を買収
 ボーイング社はB-787型機の機体の一部を製造しているヴォート・エアクラフト・インダストリー社(ヴォート)と、 ヴォートがサウスカロライナ州ノースチャールストンに展開している施設を買収することで合意したと発表しました。買収額は約5億8000万ドルになります。ボーイング社はこれによってB-787型機の開発・製造を直接管理することにより、B-787型機の遅れを取り戻す意向です。しかし、このことは同社が目指していたアウトソーイングによって同社が最終ラインの組み立てのみを行い、コストの削減を図る、と言うもくろみが崩れたことを意味します。


*7月8日

@日本貨物航空機が成田に引き返す
 昨日午後11時20分頃、太平洋を飛行中の成田発アンカレッジ行きの日本貨物航空134便・B-747-400型貨物機でエンジン1基のオイル量の異常を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は成田空港に引き返し、約1時間後に着陸しました。点検したところ、オイル量に異常はなく、計器の誤表示でした。

@ジェイエア機が不具合で3便欠航
 昨日午後3時頃、山形発大阪行きのジェイエア2236便・CRJ200型機の出発前点検で操縦席で機体の姿勢を示すディスプレイに不具合が見つかりました。このトラブルで、この便も含め3便が欠航となりました。

@日本航空が中部=パリ線の廃止を検討
 日本航空は10月下旬に中部=パリ線(週7便)の廃止を検討していることが分かりました。もし、廃止になりますと、国内航空会社の中部空港と欧州を結ぶ路線は全てなくなります。

@日本貨物航空の航空機リース先が破綻
 日本貨物航空が貨物機(B-747-400型機)2機を貸し出しているベルギーの航空貨物会社・カーゴBが先週、経営破綻しました。このため、日本貨物航空はリースしていた貨物機の使い道をリースからチャーター便とすることにしています。同社はカーゴBと連携してアフリカ方面などに航空貨物事業を拡大する予定でしたが、この計画も見直すことになりました。

@世界で約9.5万人・国内では2000人超える
 インフルエンザA型(H1N1)の世界での感染確認者が日本時間7日午後6時現在で、135の国と地域で94512人となり、死者は429人となりました。依然として感染の勢いは衰えていません。
 また、国内の感染確認者は昨日午後10時30分現在で、山形県を除く46都道府県に拡がり、2033人と2000人を突破しました。


*7月7日

@日本航空と全日空が関空路線をさらに減便へ
 日本航空と全日空はこの秋から関西空港路線を減便する計画とのことです。日本航空は国際線の関西=大連線・関西=杭州線(各1日1往復)と国内線の数便を廃止する予定です。全日空は国内線の関西=高知線・関西=松山線(各1日2往復)と関西=鹿児島線(1日1往復)を廃止し、関西=福岡線は1日4往復を2往復に減便する計画とのことです。

@大韓航空が天候不順を理由に静岡=ソウル線を一部運休
 大韓航空は静岡空港の濃霧などによる天候不順を理由に10日と14日の定期便を運休とすることを明らかにしました。同社の説明では「天候不順で欠航や目的地変更があると機材繰りなどに影響が出る。そのため、予約の少ない便をあらかじめ運休にした。」としています。静岡空港では昨日もソウル線を含め6便が濃霧のために欠航しました。

@日本航空の年金額は勤続42年で月48.6万円
 昨日の出来事でも書いた日本航空の年金問題ですが、勤続42年のモデルケースで65才時に受け取る年金額が基礎年金・厚生年金・企業年金合わせて月額48万6000円になるとの試算が出ました。減額されますと、これが36万1000円となるそうです。
【コメント】どこの試算か分かりませんが、このような試算は往々にして政府や経営者側の政治的な意図が入り込むことがあるのですね。労働組合側の試算はどうなのでしょうか。


*7月6日

@「22万回では国内線は増やせない」航空局長
 前田航空局長は3日の記者会見で、成田空港の国内線について「『成田が国際線、羽田が国内線の基幹空港』と言う原則は変わらない。成田空港の国内線を増やしてハブ機能の強化を、と言う考え方もあるが、来年の22万回は国際線で一杯になるだろう。30万回と言うことになれば、国内線を検討する余地はあるかもしれない。」と述べました。

@「日本航空支援の条件は年金の減額だ」金子大臣
 金子国土交通大臣は今日の閣議後の記者会見で国が日本航空を支援することについて「年金減額が支援の条件だ。これが頓挫することになれば、西松社長は身の処し方を自分で判断するだろう。」と述べました。

@世界で9万人に迫る、国内は1759人
 インフルエンザA型(H1N1)の世界での感染確認者は日本時間3日午後6時現在で125の国と地域で89921人となり、死者は382人となりました。2日間で感染確認者が12720人、死者が50人増えました。
 国内の感染確認者は厚生労働省の発表で、今日午前6時現在で1759人となっています。このところ、1日約50人のペースで増えています。


*7月5日

@平行滑走路に第3の誘導路建設へ
 昨日の東京新聞によりますと、国土交通省と成田国際空港株式会社は平行滑走路に3本目の誘導路建設を決めた、とのことです。平行滑走路南端から第2ターミナルエプロンに入る現在の誘導路の西側に建設するとのことです。東京新聞には図も載っています。現在供用中の誘導路は幅も狭く、カーブしているために大型機の通行に支障があり、新しく10月に供用する東側誘導路も南向き離陸の際には航空機が滑走路を横断せねばならないため、使い勝手がイマイチのため、としています。ただ、建設予定の第3誘導路は空港敷地を一部はみ出しますが、用地の取得にメドはついている、とのことです。この誘導路は長さが約500mです。地元自治体には今月中に説明することになっている、とのことですが、記事では完成予定時期については触れられていません。

@大阪のタミフル耐性ウイルスの公表を遅らす・論文優先?
 大阪府で見つかったタミフル耐性のインフルエンザA型(H1N1)ウイルスが先月18日に確認されていたにもかかわらず、厚生労働省が公表したのが2週間後だった問題で、大阪府の健康医療部は22日に検査機関から報告を受けたものの、厚生労働省に報告していなかった事が明らかになりました。この間、24日には学術誌に論文を投稿していました。世界保健機関(WHO)では国際保健規則で「公衆衛生上の重要な問題については速やかに報告する」ように定めていますが、府の健康医療部は「この規則を把握していなかった」と釈明・謝罪しています。
【コメント】この経過から見ると、大阪府での発見が世界で初めてのタミフル耐性ウイルスの発見になります。どう考えても「怠慢」ですね。もし、強毒性のウイルスだったらどうなるのでしょうか。「この間に蔓延したら」と考えるとゾッとしますね。「規則の把握」うんぬんの問題ではなく、素人でも分かる常識の問題ではないでしょうか。


*7月4日

フェデックス事故機の残骸が6月末に移動
 今日の共同通信によりますと、成田空港で転倒炎上したフェデラルエクスプレス事故機の残骸(右写真;3月24日撮影)が6月末に、成田空港近くの倉庫に移されていた、とのことです。この残骸は事故後、A滑走路の西側の芝生に置かれて運輸安全委員会などが調査に当たっていました。しかし、「むごい傷跡。旅客が不安になるのではないか」という声が多く、成田空港会社がフェデラルエクスプレス側に移動を要請したものです。運輸安全委員会の調査は今後も続き、全て終了した段階でフェデラルエクスプレスに返還される、とのことです。

@成田新高速鉄道料金5%引き下げで調整中
 昨日の朝日新聞によりますと、来年6月に運航を開始する予定の成田新高速鉄道の料金を5%引き下げる方向で千葉県が調整している、とのことです。京成電鉄の京成上野=成田空港間の料金は1000円ですが、成田新高速鉄道が一部路線を借りる北総開発鉄道は京成上野=印旛日本医大前間を1070円にしています。これをそのまま成田空港までの運賃に適用すると相当な割高になります。北総開発沿線住民は「出発と到着が同じなら、同一運賃が原則」と主張しています。北総開発鉄道は債務超過で苦しい経営が続いています。そこで、県は引き下げの原資として、周辺自治体の負担金、県と都市再生機構が北総開発への融資の内それぞれが15億円を出資に切り替える、路線を借りる京成電鉄の路線使用料を当てる方向で調整しています。しかし、周辺自治体の中には難色を示しているところもあります。千葉県としては期限となる7月中旬にも国土交通省に運賃申請をする意向、とのことです。

@羽田空港D滑走路工事に使う山砂採取ダンプで悲鳴
 昨日の毎日新聞によりますと、羽田空港D滑走路工事用の山砂採取が行われている千葉県君津地域で、山砂を運ぶダンプの交通量が今年に入り急増しているため、住民は交通渋滞・騒音・振動・排ガスなどの被害で悲鳴を上げているそうです。山砂採取は9月から12月がピークになり、1日当たり延べで6880台が採取地と積出港との間をピストン輸送することになっています。

@管制ミスなくしに「指差し呼称」など提言
 今年3月に管制ミスが相次いだ問題を検討するためにもうけられた有識者によるアドバイサリーチームは昨日、「管制ミスは管制官の怠慢ではなく、ミスを起こさないシステム作りが大事」とする提言を発表しました。鉄道などで行っている「指差し呼称」や、現場リーダーの導入など提言しました。

@大阪空港侵入の迷い犬は門扉開閉用の穴から
 昨日の読売新聞によりますと、先月、大阪空港に犬が迷い込み、5時間かかって空港外に追い出す出来事がありましたが、この犬は燃料業者らが出入りするフェンスの門扉の開閉を行う穴から入り込んだことが分かりました。この穴は門扉を固定するために、地面の穴に落とし込む鉄棒を警備員が手で上下するためのもので、17.5cm×21.5cmあります。この日の午前7時5分頃、この穴から犬が入り込むのを業者が目撃しましたが、警備員が出勤する前で、侵入を防げませんでした。現在この穴は針金で動物が通れないようにしてあるそうです。

@海外旅行予約が夏休み横ばいも9月は大幅増・HIS
 旅行会社エイチ・アイ・エスが昨日発表した海外旅行予約数によりますと、7月18日〜8月末の夏休み期間は前年並みとほぼ横ばいですが、9月の予約は前年同月比で55%増となっているそうです。9月の連休が連続5日間の休みが取りやすくなっていることと、混雑するイメージがある夏休み期間を避けたためではないか、としています。「燃油サーチャージャーゼロ」の効果はあまり見られないようです。

@エールフランス事故機は空中分解していない・仏調査委
 フランスの事故調査委員会は2日、大西洋に墜落したエールフランス機事故について、「残骸を調査した結果、空中分解ではなく、海面に機体下部から激突した。」と発表しました。その理由として、機体上部へたたきつけられた跡があること、胴体と主翼が接合したままの残骸があることなどを上げています。ただし、事故の原因につては「今のところ分からない。」としていますが、「事故機の速度計測器は事故の要因の1つではあるが、主因ではない」と述べています。
【コメント】事故原因は賠償責任や航空機メーカーや航空会社の信頼性に影響を与えることから、言い回しなどでいろいろなところから、様々な圧力がかかることもあるようです。


*7月3日

@スイスとの航空協議で来年3月に双方2便増で合意
 1日と2日に開かれた日本とスイスの航空当局者協議で、来年3月以降に成田空港とスイス間で双方が週2便増便できることで合意しました。スイス側は増便の計画を持っていますが、日本側航空会社は現在、成田とスイス間の路線を運航していません。

@日本航空機のタイヤ破片散乱・A滑走路を24分閉鎖
 昨日午後5時20分頃成田空港に着陸したニューヨーク発の日本航空5便・B-777-300ER型機の到着後点検でタイヤの一部が剥離しているのを発見しました。このため、A滑走路を同50分から24分間閉鎖して滑走路の点検を行ったところ、タイヤ片約20個が発見されました。このトラブルで10便に遅れが出ました。先月30日にもタイヤ片の散乱でA滑走路が閉鎖されています。

@日本貨物航空の新格納庫を公開
 日本貨物航空は昨日、成田空港に6月上旬完成した格納庫を報道陣に公開しました。この格納庫では自然光を効果的に取り入れたり、証明システムの改良などで、同規模の格納庫よりも二酸化炭素を約3割削減している、とのことです。

@タイ航空も成田=バンコク線を7月中に18便減便
 昨日も書きましたが、外国航空会社の減便が続きます。タイ航空では7月中に成田=バンコク線を18便減便することを明らかにしました。

@全日空機が部品脱落で欠航に
 昨日午後0時35分発予定の山口宇部発羽田行きの全日空696便が出発前点検でエンジンカバーの部品が脱落していることが分かりました。このため、同機は欠航となりました。同機は羽田空港から到着しましたが、脱落した部品は羽田空港のエプロンから発見されました。

@日本航空が国際航空貨物運賃を30%値上げへ
 経営再建中の日本航空は2008年度赤字の約4割(約200億円)を占めている国際航空貨物事業の抜本的な見直しに着手します。今月中に顧客に対して約30%の値上げを要請し、北米線の貨物便の減便を実施します。

@日本でタミフル耐性ウイルス検出・世界で2例目
 厚生労働省は昨日、「5月にインフルエンザA型(H1N1)の感染が確認された大阪の40才代女性からタミフルに耐性のあるインフルエンザA型(H1N1)ウイルスを検出した」と発表しました。世界で2例目となります。しかし、「周囲への感染はなく、心配はない」としています。

@アルゼンチン・ブエノスアイレス市がインフル非常事態宣言
 インフルエンザA型(H1N1)の感染が急拡大するアルゼンチンの首都ブエノスアイレス市は先月30日、公衆衛生上の非常事態宣言を出しました。市長は市民に「出来るだけ自宅にとどまるように」と呼びかけました。この非常事態宣言は3日まで続く可能性がある、とのことです。また、アルゼンチンでは同29日に保健大臣が辞任しましたが、一部メディアの報道は「インフルエンザA型(H1N1)への対応に失敗した責任を取ったもの」としています。

@EUの運輸担当委員が「世界共通航空会社ブラックリスト」提案
 EUの運輸担当委員は先月30日、国際民間航空機関(ICAO)に対して安全性の低い航空会社名を公表する「世界航空会社ブラックリスト」の作成を求める意向を明らかにしました。


*7月2日

@外国航空会社も成田空港路線を減便へ
 外国の航空会社がこの夏に減便する路線が明らかになってきました。判明している分は(過去に書いた分も含めて)、デルタ航空は、8月中に週4便体制で運航するアトランタ線を運休します。シンガポ ール航空は週5便体制で運航するバンコク経由便を8月2日〜10月24日で運休します。また、カンタス航空は8月にパース線8便とシドニー線4便、ジェットス ター航空はゴールドコースト線2便の運航を停止します。さらに、ジェットスター 航空のゴールドコースト線は、8月に運航する6便をケアンズ経由便とします。エールフランス航空が7月にパリ線6便を運休します。スカンジ ナビア航空がコペンハーゲン線を1便運休します。

@全日空も成田路線などの減便を検討
 全日空はULルールの適用除外を利用して成田空港と関西空港路線の減便を検討している、とのことです。

@全日空がB-787型機を5機追加で発注へ
 全日空は昨日、今後の経営戦略で、B-787型機5機を追加発注し、合計55機にすることを明らかにしました。これは、発注しているB-767-300ER型機から振り替えたものとのことです。なお、B-787型機の初飛行の時期や、初号機の納入時期についてはボーイング社から連絡がない、とのことです。また、発注しているB-747-400F貨物機の納入を延期する、とのことです。
【コメント】多分、B-787型機の納入遅延の補償として、価格の引き下げなどの提示があったのでしょうね。

@静岡空港の6月分搭乗率は67.8%・福岡路線は59.6%
 静岡県は昨日、先月4日に開港した静岡空港の6月分搭乗率を発表しました。それによりますと、国内線は72.6%、国際線は上海線を除き59.0%(上海線は40.3%とのことですが、何故、除くのかは分かりません)、全体では67.8%とのことです。搭乗率補償を約束している日本航空の福岡線は59.6%と目標を10ポイント下回っています。もし、この搭乗率で年間が推移したとすると、県は日本航空に約3億7000万円支払うことになります。

@静岡空港のホームページに不審な書き込み
 昨日、静岡空港の公式ホームページの一部に「ツアー代金8割引」とか「静岡=ソウル=上海周遊チケットが販売、2週目から半額、4週目は無料」などと偽情報が書き込まれたページがあることが分かりました。今のところ被害の報告はないとのことです。経緯は分かっていません。

@落雷で今日の1便が欠航に・日本エアコミューター
 昨夜、日本エアコミューターのDHC8-400型機が淡路島上空で落雷に遭いました。このため、プロペラの修理が必要となり、今日午前10時45分発の大阪発松山便が欠航となりました。

@世界の感染確認者が77201人・国内感染確認者が1458人に
 インフルエンザA型(H1N1)の世界での感染確認者が日本時間昨日午後6時現在で120の国と地域で77201人、死者が332人となりました。
 国内の感染確認者は今日午前1時現在で1458人となり、感染者が出ていないのは青森県と山形県と福井県の3県だけになりました。


*7月1日

@6月のアクセス数は33954回と過去2番目になりました。これからもよろしくお願いいたします。

@A滑走路がタイヤ片散乱で36分間閉鎖・1便が羽田へ
 昨日午後3時40分頃、A滑走路に着陸した香港発成田行きのキャセイ航空520便・A330-300型機で着陸直前に油圧系統の不具合を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は着陸直後に点検を行ったところ、滑走路上にタイヤ片が広範囲に散乱しているのを見つけました。同機のタイヤに異常はなく、他の航空機のものと見られます。成田国際空港株式会社では滑走路を清掃するために36分間、A滑走路を閉鎖しました。この影響で、到着の1便が羽田空港に臨時着陸し、到着機18便に最大46分の遅れがで、出発機10便に最大33分の遅れがでました。

@桜島の火山灰でJALエクスプレス機が欠航に
 昨日午後1時半頃、徳之島発鹿児島行きのJALエクスプレス機・MD81型機が鹿児島空港着陸直前に桜島の火山灰の中を飛行しました。着陸後点検したところ、エンジンに多量の火山灰が付着しており、この機体を使う予定だった鹿児島発大阪行きの2408便が欠航となりました。気象庁によりますと、午後1時12分に桜島の昭和火山が噴火をしたとのことです。

@日本航空、緊急融資を昨日契約
 日本航空は昨日、日本政策都市銀行や民間金融機関と約1000億円の緊急融資の契約を結びました。日本政策投資銀行からは670億円で、この内の80%に当たる約540億円に政府の保証がつきます。これにより、日本政策投資銀行から日本航空への融資総額は約3000億円となります。

@全日空が1500億円の公募増資決定へ
 全日空は今日、臨時取締役会を開き1500億円規模の公募増資を決定します。新機材の導入や来年に成田空港・羽田空港の拡張があることから財務体質を強化する必要がある、としています。この報道を受けて全日空株は急落しました。投資家が希薄化を嫌気したものと見られています。

@今日から日本航空と全日空の燃油サーチャージャーがゼロに
 すでに発表されていたことですが、日本航空と全日空の国際線燃油サーチャージャーがゼロになりました。当面9月末までになります。このところ、原油価格が上昇していることから10月からは復活する可能性もあるようです。

@全日空が福島空港から撤退を検討
 全日空は新千歳=福島・新千歳=富山・新千歳=小松の各路線をエアドゥに譲渡する検討を行っている、とのことです。これが実施されますと、福島空港からの事実上の撤退となり、日本航空も撤退した同空港は新規航空会社だけになることになります。

@イエメン航空機事故で14際の少女が生存
 昨日、コロモ諸島で起こったイエメン航空機の墜落事故で14際の少女が救助されました。しかし、海上は強風と高波で救助活動は難航しており、これ以上の生存者の救助は難しいようです。現地には救助活動に当たる船舶や要員もない、とのことです。一時、5才の男児が救助されたとの報道がありましたが、病院の医師によりますと、「治療はしていない」とのことです。

@今年の航空機事故が過去10年で最悪の可能性
 米飛行安全財団は30日、「今年の商用航空機事故がこの10年で最悪になる可能性がある。」との報告を発表しました。その上で、航空業界と政府関係機関に対して、安全運航の徹底を呼びかけています。事故の原因の一つとして、導入されているハイテク旅客機には多くの技術要員が必要であるにもかかわらず、技術員が不足している、としています。


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