2012年9月前半の出来事


*9月15日

@来年の「成田空港カレンダー」を200人にプレゼント
 成田国際空港株式会社は今年も「成田空港カレンダー」を抽選で200人にプレゼントします。応募の締め切りは今月の20日(木)までです。

@スカイマークが11月に成田=札幌線を1往復増便へ
 スカイマークは昨日、11月16日から30日まで成田=新千歳線を1日1往復増便し、1日3往復とすることを発表しました。

@ジェットスター J が19日〜10月5日まで成田発福岡線の出発時間変更
 ジェットスター J は昨日、9月19日〜10月5日までの成田=福岡線(121便)の出発時間変更について「お知らせ」を載せています。出発が10分早くなり、午前6時ちょうどになっているようです。なお、関西=福岡線も時刻変更があります。

@エアアジア・J が「ご搭乗に際しての重要なお知らせ」掲載
 エアアジア・J のページに「ご搭乗に際しての重要なお知らせ」が載りました。チェックイン時間や、搭乗時間の締め切りや、持ち込み飲料などについて書かれています。エアアジア・J を使うときには熟読することをおすすめします。

@中国国際航空がB747-8I型機5機を正式発注
 ボーイング社は中国国際航空からB747-8I型機5機を正式に受注したことを明らかにしました。これは、2011年3月に覚書を結んだ分です。


*9月14日

@騒音軽減技術は進んでいるが、恩恵は先の話・JAXAシンポ
 昨日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「航空プログラムシンポジウム」に行ってきました。その中で「機体騒音低減技術の研究開発動向とJAXAの研究」の発表がありましたが、「今後、ますます航空機の需要は増えていく。2030年頃には現在の約2倍になる。そこで、今後ますます低騒音化が必要になる。」との指摘がありました。また、「NASAでは技術開発の目標を2015年で“チャプター4”に比べて-32dB、2020年には-42dB、2025年には-71dBとしている。」(ここでの“dB”の意味が良く分からないのですが)と言っていました。しかし、騒音軽減の技術は進んでいるものの、航空機に採用するにはコストの問題もあり、進んでいないようです。「B787型機でも騒音低減の、ある技術の採用が検討されましたが、コストの問題で採用されなかった。」とのことでした。さらに、騒音軽減技術を採用した新型機が出てきても、航空機の寿命は長いので、多くの航空機が低騒音機になるのは大分先になるようで、航空機騒音に悩む人の苦しみは後、20年ぐらいは続きそうです。やはり、当面の騒音軽減策は飛行回数の制限しかないようです。
 JAXAのこのシンポには毎年参加していますが、予算が削減されている影響がひしひしと感じられます。研究内容や、進捗状況が縮小に向かっていることが明らかです。今年も「産業界との連携」が随所で強調されていましたが、「産業界(大企業)の役に立たないものは、必要ない」という雰囲気でした。確かに、日本の産業の空洞化に対処するためには必要なのでしょうが、国の研究機関が大企業の下請けのように位置づけられるのは問題ではないでしょうか。一見、役立たないような研究から、世界をリードする創造的な技術が生まれることは、良くあることです。これがないと、他国の開発した技術の小手先の改良しかできないようになってしまうように思います。

@盗難車で第2ゲート突破をはかった男が逮捕
 12日に成田空港第2ゲートを、前の車に続いて突破しようとした男が現行犯逮捕されました。この男が乗っていた車は10日に旭市のレンタカー会社から盗まれたもので、男は容疑を認めています。

@ヴァージン航空がロンドン線の羽田移管を計画
 今日の「日経ビジネス オンライン」によりますと、ヴァージンアトランティックのCEOは、羽田空港の国際線発着枠拡大時の2014年夏に、羽田=ロンドン線を運航する計画を明らかにしました。この際に、成田=ロンドン線は廃止にする計画です。ロンドン線を羽田空港に移管することによって、提携している全日空の国内線との乗り継ぎを容易にする、とのことです。

@10月1日から国際線旅客の抽出接触検査を実施へ
 国土交通省は10月1日より国際線が発着する国内の空港で、出国搭乗者を一定の割合で無作為に抽出した接触保安検査を行う方針を固めました。接触検査は原則同性の保安検査員が行います。抽出割合については公表しません。なお、国土交通省はすでに、全身ボディスキャナーによる保安検査を実施できるようにガイドラインの改正を行い、導入する航空会社には半額補助をすることにしていますが、現在のところ、補助の申請はない、とのことです。

@全日空も貨物燃油サーチャージャーを2段階引き上げ
 全日空は昨日、10月の国際航空貨物運賃にかける燃油サーチャージャー引き上げを明らかにしました。日本貨物航空や日本航空と同じ、2段階の引き上げになります。

@スカイマークがA330型機とA380型機を予約登録
 航空局の「航空機登録状況・8 月分」でスカイマークがA330-300型機を10機、A380型機を6機予約登録しています。A330-300型機は登録予定が2014年1月31日〜2015年9月30日になっており、A380型機は2014年8月29日〜2017年12月29日となっています。

@カムチャッカでアントノフ28型機が墜落、10人犠牲に
 11日朝、カムチャッカ半島のパラナ付近で、カムチャッカ・エア・エンタープライズのアントノフ28型機が墜落し、乗客・乗員12人の内、10人が死亡しました。


*9月12日

@都合により、明日の更新が出来ません。

@成田市長が「ペナルティー発言はしていない」と新聞記事を否定
 成田市の小泉市長は現在開かれている成田市の9月定例議会で、8月30日に報道された「門限に遅れた場合は、ペナルティーを科して、認めたら」と発言した、とされる問題で、答弁の中でこれを否定したとのことです。騒音直下地域に住む議員からの質問に対して「私は報道のような話はしていない。運用時間の延長は重い問題と受け止めている。軽々に取り上げるべき問題ではない。30万回容認時の約束事もまだ残っている。これが優先課題だ。」という趣旨の答弁をしました。
【コメント】小泉氏は否定していますが、大新聞2紙が「ペナルティーを科す」というような具体的な話を創作して報道するはずもなく、このような言葉がどこかで出たことは間違いないのでしょうね。小泉氏はこの2紙に対して訂正要求も抗議もしていないようです。「30万回容認時の約束が果たされれば、次はこれだ」という考えなのでしょうか。

@今日から南側国内線施設供用開始
 今日からジェットスター J が主に使う、南側国内線専用施設が供用開始となりました。ジェットスター J のカウンターの位置が成田空港の公式ホームページに出ています。9日に成田空港に行って見ましたが、入口は日本航空やスカイマークが使っている南側2階の保安検査場に向かう、動く歩道の中程になるようです。9日にはまだ、シャッターが降りていました。写真は通路の南側から見た専用施設です。

@エアアジア・J が機材間に合わず国際線就航を延期
 エアアジア・J は10月から就航する予定だった国際線・成田=仁川線と成田=プサン線の就航を延期するようです。3機目のA320型機の製造が遅れて、納入が間に合わない、とのことです。

@日本貨物航空と日本航空が10月の貨物燃油サーチャージャーを2段階引き上げ
 日本貨物航空日本航空は昨日、10月分の国際貨物運賃にかける燃油サーチャージャーの引き上げを発表しました。航空燃料価格が高騰したことにより、9月に比べて2段階の引き上げになります。詳しくはそれぞれのホームページを見て下さい。

@尖閣や竹島問題で中国と韓国へのツアー予約が3〜4割減に
 尖閣諸島問題や竹島問題で日本と中国や韓国との関係がぎくしゃくする中、ここに来て、日本側の中国や韓国へのパック旅行などのキャンセルが増え、予約も激減しているようです。日本旅行では9〜10月の予約が前年同期比、韓国で4割減、中国で3割減となっています。両国は日本人渡航先のベスト3に入っており、旅行会社へのダメージは深刻なようです。


*9月11日

@ネパールの「BBエアウェイズ」が10月31日にカトマンズ線を開設
 ネパールの新航空会社「BBエアウェイズ」が10月31日から成田=カトマンズ線を週2便のプログラムチャーター便を運航することになりました。機材はB757-200型機を使います。この機材と乗務員はカンボジアの「トンレサップ航空」の物を使う、とのことです。

@全日空7月国際線旅客が11.6%増に
 全日空は今日、グループの7月旅客輸送実績を発表しました。それによりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)11.6%増、利用率は1.4ポイント増の76.8%となりました。国内線旅客数は5.0%増で、利用率は0.7ポイント減の58.6%となっています。成田路線利用率では札幌線が59.2%、大阪線が76.8%、福岡線が45.2%、中部線が66.2%、仙台線が64.3%、新潟線が28.7%となっています。

@スカイマークの成田シャトルが8月も好調
 スカイマークが昨日発表した「8月搭乗実績」によりますと、全路線の平均座席利用率は78.4%で前年同月比11.6ポイント減となりました。ただ、搭乗者数は15.0%増となっています。「成田シャトル」の座席利用率は札幌線が89.0%、旭川線が87.5%、福岡線が92.5%、沖縄線が93.9%、神戸線が34.8%、鹿児島線が75.0%となっています。

@「国として、認識の甘さがあった」と吉田副大臣、千葉市の騒音視察で
 吉田国土交通副大臣は昨日、羽田空港着陸機の騒音に悩む千葉市若葉区大宮地区を視察しました。吉田副大臣は住民との懇談会で「国としての認識の甘さがあった。皆さんの声を国交省として受け止めたい」と述べました。住民からは「高度引き上げで騒音が変わったと感じられない」「海上ルート設定を」などの意見が出ました。

@7月の海外旅行取扱額は8.6%増に
 観光庁が昨日発表した「7月主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によりますと、海外旅行取扱額は前年同月比8.6%増となり、2010年比でも6.6%増となりました。外国人旅行取扱額は同54.9%増、5.1%増となっています。さらに、国内旅行取扱額は同3.0%増、0.7%減でした。


*9月10日

@悪天候時の同時離発着監視装置整備費など56億円
 国土交通省は来年度予算概算要求で、成田空港関係では、同時平行離発着監視装置を悪天候時でも安全・効率的に運用するための整備費や、LCC専用ターミナルの出入国審査関連施設部分の整備や、第1ターミナル南ウイングの入国審査混雑緩和に対する整備事業など、56億円を盛り込みます。なお、成田国際空港株式会社は617億円を使って、LCC専用ターミナルの整備、西誘導路や横堀地区エプロン整備などを引き続き進める予定です。

@ジェットスター J 機がネジ欠落で2便が欠航に
 昨日午前10時半頃、関西発新千歳行きのジェットスター J 159便の出発前点検で、機体中央下部のネジ1本が抜け落ちているのが見つかりました。このトラブルで、この便とこの機体を使う予定の新千歳発成田行きの2便が遅れ、この遅れから成田発新千歳行きと、折り返しの新千歳発成田行きの2便が欠航となりました。ネジの欠落はジェットスター J で2件目です。

@日本航空の売り出し価格が上限の3790円に決定
 日本航空は今日、19日に再上場する株式の売り出し価格を1株3790円と発表しました。仮条件の上限価格となります。これにより、総株式数が1億8135万2000株ですので、時価総額で約6873億円となり、全日空の約6329億円(10日の終値ベース)を上回ります。

@関西空港発のアシアナ航空機が与圧トラブルで引き返す
 昨日午前11時10分頃、関西発韓国・金浦行きのアシアナ航空1115便で離陸後、機内の与圧装置のトラブルがあり、酸素マスクが下りました。同便は関西空港に引き返し、午後0時11分に無事緊急着陸しました。乗客は代替機で金浦に出発しました。

@シアトルの住宅街にB767型機の車輪格納室扉が落ちる
 日時がはっきりしませんが、米国のシアトルの住宅街で、B767型機の車輪格納室の扉が見つかる出来事がありました。けが人は出ていませんが、航空機から落下したものと見られています。アメリカ連邦航空局(FAA)などが、どこの航空会社が落とした物か調査しています。

@バードストライク対策にハヤブサを使用・米空軍
 米国空軍は7日、カンザス州マコーネル空軍基地の第22空中給油航空団が「2羽のはやぶさを使った、バードストライク対策を始めた」と発表しました。1羽の猛禽類が小鳥を1羽補食すると、他の小鳥たちを約50マイル(約80Km)遠ざける、とのことです。


*9月9日

@タヌキと接触でB滑走路20分閉鎖
 昨日午後8時半頃、ケアンズ発成田行きのジェットスター25便が、B滑走路に着陸した際に、「小動物らしき物と接触した可能性がある」とパイロットから連絡がありました。成田空港会社で滑走路を閉鎖して、点検したところ、負傷したタヌキが見つかり、捕獲しました。この影響で、B滑走路は約20分閉鎖されました。タヌキは空港付近の茂みに放す、とのことです。
【コメント】昔、パリのドゴール空港から帰国する際に、滑走路脇の草地に、多数のウサギが、巣穴から顔を出していたことを思い出します。

@ルフトハンザ航空客室乗務員組合が調停を受入
 ルフトハンザ航空客室乗務員組合は7日、ルフトハンザ航空経営者が「ベルリンで客室乗務員の仕事を外注にすることを中止する」と表明したことを受けて、調停に同意することを明らかにしました。


*9月8日

@8月の貨物取扱量が5.7%増、4ヶ月連続のプラスに
 東京税関が6日に発表した成田空港の8月分貨物取扱量(速報)によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)5.7%増となり、4ヶ月連続のプラスとなりました。積込量は8.4%増、取卸量は3.6%増となっています。輸出量は3.4%減、輸入量は6.0%減となりました。

@国土が「成田・羽田・都心直結線」調査費を概算要求へ
 国土交通省が来年度予算概算要求に、成田=東京=羽田を結ぶ「都心直結線」の調査費2億5000万円を計上することが分かりました。現在の東京駅近くに「新東京駅」を設け、都営地下鉄の押上駅と泉岳寺駅の間(約11Km)を地下鉄で結び、途中に「新東京駅」を設け、新東京駅と成田空港間を36分、新東京駅と羽田空港間を約18分で結ぶ構想です。国土交通省は近く、東京都と関連鉄道会社との協議の場を設ける、としています。問題は約4000億円と見込まれる事業費で、国土交通省はこれを、国・東京都・鉄道会社が3等分して負担する構想ですが、東京都は「採算性の問題などもあり、もっと慎重に検討すべきだ」と難色を示しています。

@デルタ航空が12月29日から成田=サイパン線を増便
 デルタ航空は12月29日から、成田=サイパン線を週4便増便し、週18便体制とします。増便する便の運航日は火・木・土・日曜日になります。なお、7月14日から今月23日までも週18便体制で運航しています。

@「東京シャトル」を明日から増便・京成バスなど
 京成バスは昨日、東京駅と成田空港を結んで運行している「東京シャトル」を明日から増便する、と発表しました。1日当たり、現行の34便から42便にし、早朝の東京駅発4時30分のの便を増設し、夕方以降の成田空港発便も4便増便します。料金は片道800円を9月末まで延長し、10月からは東京発を一律900円、成田空港発を一律1000円とします。時刻表はここにあります。

@ルフトハンザ航空客室乗務員組合スト、成田便は平常運航
 ルフトハンザ航空客室乗務員組合のストライキの影響ですが、今日も、成田空港路線については通常通り運航されており、影響はなかったようです。


*9月7日

@成田空港会社が検問の簡素化を検討へ
 成田国際空港株式会社は空港への検問を簡素化する方針を固め、今後、千葉県警などと協議を始める方針とのことです。深谷副社長は5日の「グレード・アップ『ナリタ』活用戦略会議」で地元からの簡素化要望について、「利便性の向上は大変大事」と発言しました。

@ジェットスター・J の新千歳発最終便が遅延で欠航
 ジェットスター・J は5日の新千歳発成田行きの118便と、昨日の成田発新千歳行き111便を欠航としました。遅延により、118便が成田空港の運用時間午後11時に間に合わなくなったため、とのことです。

@「第1回エコツアー」報告書を掲載
 成田国際空港株式会社のページに「成田空港エコキッズ・クラブ第1回エコツアー実施報告」が掲載されました。

@今日は影響なし・ルフトハンザ航空のストライキ
 ルフトハンザ航空客室乗務員組合による7日の24時間ストライキですが、成田空港路線への影響は今日のところはないようです。明日はどうなるのでしょうか。

@ダイヤモンドオンラインに「報道されないJAL再生の問題点」
 今日のダイヤモンドオンラインに、岸博幸氏の「報道されないJAL再生の問題点」が載っていました。要するに、「日本航空の再上場は公正でない」との主張のようですが、この件については新聞紙上でも、たくさんの報道があったと思います。「全日空の立場に立った、報道が少ない」という意味なのでしょうか。8月4日の出来事で取り上げた、同じダイヤモンドオンラインに載った戸崎 肇氏の「湧き上がるJAL批判は的を射ているか?」と対称的な主張となっていますので、両者を読み比べるとおもしろいのではないでしょうか。

@大型機翼端を見る装置搭載を勧告・米運輸安全委員会
 米国国家運輸安全委員会(NTSB)は5日、「大型航空機が空港内を移動するときに、他の航空機と接触することを避けるために、コックピットから主翼端付近を見ることが出来るカメラのような装置を取り付ける必要がある」とする勧告を行いました。この勧告は最近起こった3件の接触事故を受けて行われたものです。

@ボーイング社とエアバス、8月の納入数と受注数
 ボーイング社とエアバスが発表した8月の旅客機納入数と受注数によりますと、ボーイング社は納入が48機で、この内、B787型機は4機でした。受注はB737型機1機でした。一方、エアバスは納入が38機で、この内、A380型機が1機でした。受注は114機で、この内、A350-1000型機が10機でした。


*9月6日

@戦略会議が国際会議や修学旅行の誘致を提言
 昨日、「グレード・アップ『ナリタ』活用戦略会議」が開かれました。この場で、「国際会議や修学旅行の誘致を積極化すべきだ」とする提言を発表しました。この他にもLCCの利用者を公共交通機関やレンタカー会社とタイアップして、県内観光地に誘導する事なども提言しています。また、来年前半にも戦略会議の構成員をベースとした「成田空港活用協議会(仮称)」の設立を目指す、とのことです。
【コメント】戦略会議の議長は森田知事ですが、森田氏は経済界の意向は受け入れますが、成田空港や羽田空港の騒音問題には、一切関わろうとしません。自宅は成田空港南の芝山町にあるのだそうですが。

@「成田国際空港供用規程」が改正?
 成田国際空港株式会社のページに「成田国際空港供用規程」が載りました。ただ、何のために、今載せたのか意図がはっきりしません。9月1日からの施行、とのことで、改正されたからのようですが、どこが改正されたのか分からないのです。

@分かり易いコンセプトムービー
 成田国際空港株式会社のページに「成田空港がもっと便利になるアプリのコンセプトムービー」が掲載されました。多言語音声翻訳アプリ「NariTra(ナリトラ)」と空港内案内アプリ「NRT_Airport Navi」の紹介です。

@日航「安全啓発センター」見学者が10万人を越える
 日本航空の「安全啓発センター」の来場者が2006年4月のオープン以来、今年3月末で10万人を越えました。このセンターは御巣鷹の峰に墜落した日本航空123便・B747型機事故を風化させないために設けられたものです。社内の安全教育にも活用されていますが、見学者の半数は一般人の見学者です。写真は2007年1月24日撮影。内部は撮影禁止でした。

@トランスオーシャン機の気象レーダー消え引き返す
 昨日午前8時頃、那覇発福岡行きの日本トランスオーシャン航空50便・B737-400型機が那覇空港の北東約185Kmの洋上を飛行中に、気象レーダー画面が消えてしまう不具合が発生しました。このため、同機は引き返し8時40分頃無事着陸しました。原因は部品の故障でした。この便は欠航となりました。

@中国人同士の大げんかでスイス航空機が引き返す
 9月2日、チューリッヒ発北京行きのスイス航空196便の機内で、中国人同士が殴り合いのケンカを始め、乗務員が両者を引き離しましたが、機長は安全上から引き返す決定をする出来事がありました。ケンカの原因は、食事中に前席の男性がシートを倒したために、後席の男性がシートを戻すように要求しましたが、前席男性が全く無視したため、とのことです。同機はモスクワ上空付近からチューリッヒに引き返しました。結局、この便は欠航となり、乗客は翌日の便で北京に向かいました。もちろん2人の男性は警察に引き渡されました。スイス航空は引き返しにかかった燃料費などを2人に請求する検討をしている、とのことです。


*9月5日

@「日経トレンディ」が成田LCCの分かり易い利用法
 今日の日経トレンディネットに「好調『国内線LCC』、成田空港利用時の“10の注意点”とは?」が載っています。かなり詳しい内容で、各社の比較や、成田LCCを利用するときの注意点などが良く分かります。

@10月から電気自動車急速充電機を2基設置
 成田国際空港株式会社は昨日、ジャパンチャージネットワークと提携して、10月から電気自動車の急速充電サービス実験を始めると発表しました。急速充電装置を第1旅客ターミナルに隣接する屋外の「P1」駐車場と、第2ターミナル側の「P2」駐車場北棟1階に1基ずつ設置して無料で使えるようにするそうです。当面1年間設置し、利用動向により、充電装置の増設や有料化を検討する、とのことです。

@全日空B787型機エンジンから白煙
 今日午前11時55分頃、岡山発羽田行きの全日空656便・B787型機が離陸のために誘導路を移動中に、左エンジンから白煙が吹き出しました。このため、同機は点検のために駐機場に戻り、この便は欠航となりました。エンジンの油圧系統トラブルと見られています。

@中部空港でベトナム機がバードストライクに遭遇
 今日午前11時20分頃、中部発ホーチミン行きのベトナム航空341便・A321型機が離陸直後に、右エンジンに鳥が飛び込むバードストライクが発生しました。このため、同機は中部空港に引き返し、無事緊急着陸しました。このトラブルで、滑走路が7分間閉鎖されました。

@ピーチの搭乗者数が半年で60万人突破
 ピーチ・アビエーションは昨日、3月の就航開始から8月末までの半年間の搭乗者数が60万4103人となったことを明らかにしました。この間の平均搭乗率は79%、定時就航率は89%、就航率は99%となりました。写真は7月17日に関西空港で撮影したものです。

@ルフトハンザ航空客室乗務員組合が7日に24時間スト
 ルフトハンザ航空の客室乗務員組合は4日に実施した3空港での半日ストライキに続き、経営側が賃金引き上げなどの要求に応じない場合、7日にドイツの24空港で24時間のストライキを行うと発表しました。4日のストでは成田便にも欠航が出ました。7日に実施されますと成田便にも影響が出そうです。

@ベルリン新空港開業が10月末に再延期か
 ドイツのベルリン・ブランデンブルク空港の開港が再び延期されるそうです。今までは2013年8月開港とされていましたが、これが同10月末に延期される、とのことです。


*9月4日

@エアアジア・J の8月搭乗率は84.7%
 エアアジア・ジャパンは昨日、運航開始した8月1日〜31日の1ヶ月間輸送実績を発表しました。それによりますと、搭乗者数は53939人で平均搭乗率は84.7%となりました。なお、ジェットスター・ジャパンの運航開始1ヶ月間の7月搭乗率は85.5%でした。

@ジェットスター・J の成田=新千歳最終便が欠航に
 ジェットスター・J は昨日、新千歳発成田行きの118便が「機材繰りのため」欠航となり、今日の成田発新千歳行きの111便も欠航となる、と発表しました。詳しいことは分かりません。

@大阪空港のプロペラ枠の変更は来年夏ダイヤ以降
 今日の神戸新聞によりますと、新関西国際空港会社の社長は、同社のインタビューに答え、大阪空港のプロペラ機枠を低騒音ジェット機枠に変更することについて、「大阪空港と関西空港の地元との調整が必要で、振り替えは早くても来夏ダイヤ以降だろう」と述べました。また、騒音対策として、成田空港でも実施していた、低騒音機ほど安い着陸料とすることについて、「来春には導入したい」と述べました。


*9月3日

@成田・関空・中部の3空港が入国手続き前の免税品販売を要請
 今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社・新関西国際空港会社・中部国 際空港会社の3社は、現在出国時しか認められていない空港での免税品の販売を、到着時の入国審査前にも認めるように国土交通省に要望しています。日本人にとっては、出国時に購入した免税品を旅行の間中ズーッと携帯しなければならない不便があります。成田国際空港株式会社の外部委託調査では、同空港利用者の56.1%が「到着時の免税品販売があれば利用したい」とし、29.8%が「どちらかと言えば利用したい」と答えています。3社はこれにより、非航空系での収入を増やし、着陸料などの軽減につなげたい意向です。。ただし、財務省は難色を示している、とのことです。外国の空港でも、このような制度を運用しているところがありますが、品目を制限しているところが多いとのことです。また、航空会社の機内販売にも影響がありそうです。


*9月2日

@ジェットスター J 機が警告灯表示で2便欠航に
 昨日午後1時頃、成田発福岡行きのジェットスターJ 機・A320型機で、出発前に空調機器の異常を示す警告灯が点灯しました。このため、同機は整備のため、約1時間遅れとなりました。この影響で、この機体を使う予定の福岡発成田行き128便が、成田の運用時間内に到着する見込みがなく欠航となりました。また、機材繰りで今日の成田発福岡行きの121便が欠航となりました。
【コメント】同社の欠航は多いようです。バードストライクも多く、機材の不具合もあるようです。同社は全てA320型機の新品を使っていますから、いわゆる、「初期トラブル」というのが多いのは分かります。不運な部分もありますね。しかし、同じように新品のA320型機を使っているエアアジア・ジャパンではこのような故障があった、とは聞きません。運が良いのでしょうか。写真は8月28日に撮影したジェットスター J の4号機「JA04JJ
」です。

スカイマークが11月の成田=那覇線運賃を1万円に
 スカイマークは昨日、11月1日〜30日の成田=那覇線の普通運賃を1万円とする、と発表しました。これにより、この間の「成田シャトル」の運賃は全て1万円となります。普通運賃ですので、予約変更は自由に出来ます。ただ「成田シャトル」については、「但し、成田発着便は、当社便の他路線、他社便、その他輸送機関への振替はいたしません。」としていますので、注意が必要です。

@台風の影響で航空燃料不足に、航空貨物が滞る
 沖縄を襲った台風14号と15号の影響で、航空燃料を積んだ貨物船が港に接岸できず、沖縄で航空燃料の不足から航空貨物輸送が停滞している、とのことです。羽田空港から来る航空貨物便は那覇空港での給油がままならず、往復の燃料を積んでくるために、その分貨物を減らして来る、とのことです。航空燃料を積んだ貨物船は昨日から接岸できるようになり、航空燃料の不足は徐々に解消する見込みです。


*9月1日

@8月のアクセス数は25,757回でした。

@千葉県経営者協議会が「運用時間延長」を提言
 千葉県経営者協会はこのほど千葉県に対して、恒例となっている「政策要望書」を提出しました。その中で、成田空港について「B滑走路の3500m以上への延伸整備」、格安航空会社(LCC)からも要望が出ている「深夜早朝運用時間の延長」などを提言しました。

@昨日成田空港で防災訓練実施、1500人参加
 成田国際空港株式会社は昨日、巨大地震に備える防災訓練を実施しました。訓練には約1500人が参加し、けが人を搬送したり、旅客を屋外に誘導避難させるなどの訓練を行いました。旅客ターミナルには4カ国語の放送を流し、電子看板で避難を呼びかけました。

@計器トラブルでB787型機が1時間半遅れる・岡山空港
 昨日午前、岡山発羽田行き全日空656便・B787型機の出発前点検で、油圧系統の異常を示す警告灯が点灯しました。このため、油圧系統を点検しましたが、異常は見つからず、機体の電源を入れ直したところ、警告灯が消えました。このトラブルで、同便は約1時間半の遅れが出ました。同空港でのB787型機の欠航は就航した昨年11月以降3便あります。

@7月の航空輸送が“停滞”の兆候示す・IATA
 国際航空運送協会(IATA)が30日発表した、世界の7月航空輸送実績によりますと、旅客数は前年同月比3.4%増となりましたが、前月の同6.3%増よりも低下しました。一方、貨物輸送量は前年同月比3.2%減となりました。前月比でも0.1%の増加にとどまり、「ゆるやかな回復が“停滞”したことを示す」と見ています。

@アメリカン航空がUSエアウエイズとの合併協議に向け「秘密保持契約」
 アメリカン航空の親会社「AMR」は31日、USエアウエイズと重要情報を交換する「秘密保持契約」を結んだことを明らかにしました。これにより、「両社の合併の可能性を検討する」としています。


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