2014年10月後半の出来事
*10月31日
@ユナイテッド航空が成田=ヒューストン線を12月5日から減便へ
ユナイテッド航空は12月5日より、成田=ヒューストン線を週10便から週7便に減便します。
@アリタリア航空が来年夏ダイヤで成田=ミラノ線を増便
昨日の出来事で、イタリア ・アリタリア航空が夏ダイヤで成田=ベネツィア線を運休にする事を書きましたが、一方、成田=ミラノ線を週5便から週7便に増便し、毎日運航とすることになりました。
@エボラ出血熱疑いのカナダ国籍の男性が2回目検査も陰性で退院
リベリアに滞在し、エボラ出血熱に感染の疑いがあった、カナダ国籍の男性が昨日未明退院しました。2回目の検査も陰性で、熱もないことから退院が認められたものです。
@バニラ・エアの9月搭乗率が87.8%
バニラ・エアが発表した9月の旅客輸送実績によりますと、全便の平均搭乗率は87.8%となりました。国内線が87.8%、国際線が87.5%となっています。先月に引き続いて好調です。
@ANA ホールディングスの第2四半期決算で航空事業が大幅増益に
ANA ホールディングスが昨日発表した第2四半期決算によりますと、航空事業では売上高が前年同期比(以下同じ)601億円増の7422億円、営業損益が126億円増の518億円となりました。
国内線は旅客収入が0.4%増、利用率が2.1ポイント増の63.0%となり、国際線は旅客収入が20.0%増、利用率が1.9ポイント減の72.9%となっています。
@太田大臣がエボラ出血熱疑いの乗客搭乗便名を公表する意向
太田国土交通大臣は今日の閣議後の記者会見で、エボラ出血熱の疑いが出た旅客が搭乗した航空機の便名公表について、「情報開示は非常に大きな問題。機内にいる人や空港関係者が不安を持っている。乗っていた飛行機の便名、乗客数と共に、患者の年代、性別、滞在国などを公表する方向で調整している」と述べました。
@日本航空がマイレージ会員情報漏洩で中間報告
日本航空は昨日、先月に起きた顧客情報管理システムへの大量アクセスによる顧客情報漏洩調査の中間報告を発表しました。大量アクセスがあった9月19日と22日に情報漏洩が確認出来たのは9745件で、この内4131件については個人名まで特定できた、とのことです。漏れた情報はマイレージ会員の氏名、生年月日、自宅住所、勤務先などです。今のところこの漏洩による被害は確認されていません。日本航空は依然として、最大約74万件の情報が漏洩した可能性がある、として調査を続けています。
*10月30日
@LCC 専用ターミナルの開業を4月8日と発表
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「第3旅客ターミナルビル」(これがLCC 専用ターミナルの正式名称になるようです)の供用開始を来年4月8日にする、と発表しました。上記 URL に詳しい内容が紹介されています。
第2ターミナルからの移動は連絡通路を使いますが、この通路は屋根付きで、途中にベンチや飲み物の自動販売機があるようです。第1ターミナルからは、ターミナル間のシャトルバスでの移動になるようです。
@第3旅客ターミナルと第1/第2ターミナル国内線使用料を発表
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、4月8日に使用を開始する第3旅客ターミナルビルの「旅客サービス施設使用料」を発表しました。国内線は、1回の使用毎(以下同じ)に大人380円、小人190円、国際線は大人1020円、小人510円、国際線乗継は大人510円、小人280円となります。
また、第1ターミナルと第2ターミナルの国内線を利用する人の「旅客サービス施設使用料」を、同じ4月8日から大人440円、小人220円とします。なお、国内線の小人は3才以上12才未満、国際線での小人は2才以上12才未満、となっています。
@総発着回数、国内線旅客数などが9月として過去最高に
成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「9月空港運用状況」によりますと、総発着回数、国内線発着回数、外国人旅客数、国内線旅客数、仮陸揚量の各項目で9月として過去最高となりました。
総発着回数は前年同月比(以下同じ)2%増、国際線発着回数が1%減、国内線発着回数が17%増、となっています。総旅客数は3%減、この内国際線旅客数は8%減となり、日本人旅客数が14%減、外国人旅客数が4%増となりました。国内線旅客数は26%増となっています。
国際線貨物量は4%増、この内、輸出量が10%増、輸入量が7%減となりました。
給油量は1%減となっています。
今年度上半期の実績では、総発着回数、外国人旅客数、国内線旅客数、仮陸揚貨物量がそれぞれ開港以来の最高を記録しました。
@「成田こそが東京のハブ」UA アジア太平洋地区副社長
昨日のトラベルビジョンによりますと、ユナイテッド航空アジア太平洋地区営業担当副社長は同紙とのインタビューのなかで、28日から就航した羽田=サンフランシスコ線が、成田=サンフランシスコ線を移行したものであることに関して「追加の需要を取り込むのではなく、東京発で成田と羽田の選択肢を増やしただけ。都心からの近さや発着時間の利便性で羽田を選ぶ人もいるが、成田の方が利用しやすいという人もかなりの割合でいる。成田は東京戦略、日本戦略で非常に大切で、成田こそが東京のハブ」と語りました。
@アリタリア航空が来年夏ダイヤで成田=ヴェネツィア線を運休
イタリア ・アリタリア航空は今日、2015年夏ダイヤを発表しましたが、その中で、成田=ヴェネツィア線を運休する、と発表しました。
@航空科学博物館が11月3日に「FlYING CLASSROOM」記念イベント
今日の日刊航空によりますと、航空科学博物館では11月3日に、ビジネスジェット機「FlYING CLASSROOM」が成田空港に到着することを歓迎するイベントが開催されるようです。FlYING CLASSROOM は世界旅行をしながら、インターネットを通して、世界の子どもたちに授業を配信する国際的な教育プロジェクトです。しかし、航空科学博物館のページには掲載がなく、詳しいことは分かりません。
@全日空B787-8型機で補助動力装置のバッテリーに不具合表示
25日、全日空のB787-8型機・JA814A機が地上で補助動力装置を始動させたところ、補助動力装置バッテリーの不具合を示す警告が出ました。このため、このバッテリーを交換したところ、警告は消えました。また、このバッテリーはメーカーに送り詳細な調査を行う予定、とのことです。
写真は離陸に向け移動する「JA814A」機です。
@スカイマークが15年決算予測で136億円の赤字、継続企業の前提に関する重要事象で説明
スカイマークは今日、2015年3月期決算予測を発表しました。それによりますと、単独最終損益が136億円の赤字になる見通し、とのことです。LCCとの競争激化や燃料費のコスト増加や A330型機投入の遅れなどが原因、としています。
さらに、この決算にはA380型機キャンセルによる違約金の特別損失は計上されていません。違約金交渉は難航している模様で、今月末の決着は難しくなっているようです。同じく、今日発表された「平成27年3月期 第2四半期決算短信」では「継続企業の前提に関する重要事象」として、簡単に説明されています。
*10月29日
@「今後も成田と羽田を使うことが合理的」とルフトCEO
ルフトハンザ航空のCEOは昨日都内で記者会見し、同社の成田空港と羽田空港の路線について「羽田空港は東京中心部と横浜などの需要に対応、成田は東京北東部の需要に対応しており、ともに良い状況だ。羽田はビジネスクラスなど、成田はリーズナブルな商品を提供し、双方を使うことが合理的。今後も2空港を使い続けることになる」と述べました。
写真はドイツ・ワールドカップ塗装のA340型機です。機首がサッカーボールとなっています。
@日航の9月利用率は国際線が2.1ポイント減、国内線が1.5ポイント増
日本航空が昨日発表した「9月JALグループマンスリーレポート」によりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)1.8%減の65万9398人となり、利用率は2.1ポイント減の77.6%となりました。
一方、国内線の旅客数は1.0%増の283万2724人となり、利用率は1.5ポイント増の71.3%となりました。
成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が0.6ポイント減の82.5%、成田=札幌線が14.0ポイント減の42.1%、成田=中部線が11.0ポイント増の68.5%、成田=福岡線が19.0ポイント増の54.6%、成田=那覇線が21.6ポイント減の26.8%となっています。
第2四半期の利用率は国際線が1.5ポイント減の78.2%、国内線が2.7ポイント増の68.8%となっています。
【コメント】成田空港路線はジェットスター・ジャパンとの共同運航となっている3路線の搭乗率がふるいませんね。共同運航することで、ある程度、ジェットスター・ジャパンに任せて、次の国内線戦略を考えるのでしょうか。
@全日空第2四半期営業利益は約3割増の見込み
昨日の日本経済新聞によりますと、ANAホールディングスの14年4〜9月の連結決算は営業利益が前期比3割増の560億円前後となった模様、とのことです。羽田空港国際線増枠で利益率の高い首都圏需要を取り込んだことが影響している、とのことです。この結果、15年3月期決算予測の営業利益850億円を上回る勢いですが、不透明な要素が多く、見通しは据え置く見込み、とのことです。
【コメント】逆に言うと、日本航空の国際線旅客数が減り、利益率が下がることになりますね。じわじわと、羽田空港国際線枠の偏重配分が全日空有利に動いてくるようです。
@日本航空第2四半期営業利益は約1割減の見込み
今日の日本経済新聞によりますと、日本航空の14年4〜9月期連結決算は営業利益が前期比1割減の900億円前後になった模様、とのことです。旅客は堅調だったものの、円安による燃料費の増加が響いている、とのことです。15年3月期決算予測では営業利益が前期比16%減の1400億円前後となる模様です。
@日本航空のB787-8型機が酸素供給措置不具合で17時間以上遅れる
現地時間27日午前12時25分頃、ホノルル発成田行きの日本航空783便・B787-8型機が出発しようとしたところ、運航乗務員用酸素供給システムに不具合が見つかりました。整備に時間がかかるため、他のB787-8型機に機材を交換して、17時間13分遅れで出発しました。
@秋田行きの全日空機に落雷、3便欠航
昨日午前9時頃、飛行中の名古屋発秋田行きの全日空1837便に落雷がありました。同機は秋田空港に無事着陸しましたが、点検のため、同機体を使用する予定だった3便が欠航となりました。
@旭川発の東方航空機が青島空港に燃料切れ寸前で臨時着陸
今日の新華ニュースによりますと、25日に旭川から北京に向かった中国東方航空750便が、北京空港のスモッグのため着陸できず、代替空港山東省済南市に向かいました。しかし、済南管制センターは同機の着陸を拒否しました。そのため、同機は青島空港に向かい現地時間午前0時16分に青島空港に着陸しました。着陸後の残燃料は1520Kgで、機長によると「この量では着陸復行(ゴーアラウンド)すらできなかった」と述べました。
*10月28日
@成田市で「第3滑走路」説明会開かれる
今日の毎日新聞によりますと、25日夜、成田市松子の大栄公民館で、第3滑走路予定地とされる同市新田・川上両地区住民に対する「第3滑走路説明会」が開かれました。この説明会は両地区住民が市当局に要望して開かれたものです。成田市当局は「具体的に決まったことはない」と説明した、とのことです。
@セブ航空が来年3月26日から成田=セブ線を開設へ
フィリピンのLCC「セブパシフィック航空」は昨日、来年3月26日から成田=セブ線を週4便(火・木・土・日曜日)で運航する、と発表しました。機材はA320型機を使います。同航空は現在、成田空港では成田=マニラ線を運航しています。
@羽田に到着したカナダ国籍男性が発熱でエボラ出血熱検査、陰性でも経過観察
昨日午後4時頃、ロンドン発羽田行きの全日空278便・B777型機で到着した、カナダ国籍の45才男性が発熱を訴え、厚生労働省はこの男性を新宿区の国立国際医療研究センターに搬送して、何らかの伝染病に感染していないかどうかの検査を行いました。この男性は、西アフリカのリベリアに8月から約2ヶ月間滞在していました。聞き取り調査ではエボラ出血熱の患者との接触は確認されていません。
厚生労働省は今日未明。この男性がエボラ出血熱ウイルス検査の結果陰性であった、と発表しました。しかし、入院して経過観察を行う、とのことで、3日後に再検査を行う、とのことです。
全日空はこの機体を格納庫に移動させ、検疫当局が消毒を行いました。今日の運航への支障はない、とのことです。乗客189人への連絡は行っていませんが、今朝、ホームページに問い合わせ先の電話番号を掲載しました。
@アメリカン航空が「アルカイダのテロ無料ネットワーク」通信で欠航
現地時間26日、ロサンゼルス発ロンドン行きのアメリカン航空136便が出発直前に欠航となりました。理由はこの便の乗客のスマートホンが、別の航空機のホットスポットから発信されたWi-Fi信号で「Al-Quida Free Terror Nettwork」をキャッチしたため、とのことです。訳すと「アルカイダのテロ無料ネットワーク」となります。心配したこの乗客が客室乗務員に相談したため、アメリカン航空側は「十分に用心したため」として運航を取りやめました。警察はこの発信源を捜索しましたが、特定できませんでした。
*10月27日
@「離島路線は維持する」と植木社長
日本航空の植木社長は北海道エアシステムの再子会社化について、23日に高橋北海道知事を訪問した際、「離島路線は堅持し、その他の路線も維持するように経営安定に取り組む。道民の翼として、今後も道を挙げた支援をお願いしたい」とのべ、離島路線を維持することを明言しました。今後、丘珠=女満別線や函館=釧路線などの復活も検討する、とのことです。
@日本航空のB787-8型機が操縦室ドアの不具合で遅れる
現地時間24日午後0時45分頃、ホノルル発成田行きの日本航空783便・B787-8型機が出発しようとしたところ、操縦室ドアの施錠に不具合が発生しました。このため、同機はスポットに戻り、整備後、1時間52分遅れで出発しました。
@英国でドローン機が旅客機に意図的に接近
このところ、世界で無人機「ドローン」と旅客機のニアミスが報告されています。英国の異常接近調査委員会は現地時間26日、今年5月にロンドン・サウスエンド空港への着陸態勢に入っていたATR72型機機に、ドローンの「クアッドコプター」が約25mまで接近したことを明らかにしました。そして、報告書では「その飛行経路と高度から、着陸する旅客機との衝突を意図したものだろう」と述べています。しかし、この機体も、操縦者も見つかっていない、とのことです。
【コメント】怖いですね。何らかの規制が必要ではないでしょうか。テロにも利用できますね。
*10月26日
@ジェットスター・ J の成田=熊本線が就航、冬ダイヤ始まる
今日から冬ダイヤになりました。
ジェットスター・ ジャパンは今日から、成田=熊本線の運航を開始しました。1日2往復となります。搭乗率が77.7%となった初便は午前6時18分にゲートを離れ熊本に向かいました。これにより、ジェットスター・ ジャパンの成田空港発着便は1日66便となります。
また、日本航空は今日から成田=仁川線を減便します。
@森田知事が台湾の3航空会社副社長に成田路線増便を要望
台湾を訪問している森田千葉県知事は現地時間25日、チャイナエアライン、エバー航空、トランスアジアの副社長と面会し、成田便の増便を要請しました。これに対して、台湾側からは「実現のためには東京都心へのアクセス改善が必要」「もっと利用客に便利な時間の枠を確保してほしい」などの要望があり、エバー航空の副社長は「増便したいと考えているが、成田空港は深夜は利用できないので、昼間のお客様にとって便利な時間帯に運航したい」と語りました。同行した成田国際空港株式会社(NAA)の夏目社長は「要望をきちんと受け止め、できるだけ前に進めるようにしたい」と話した、とのことです。
*10月25日
@スカイマークが今日で成田空港から全面撤退
スカイマークは今日で、成田空港から完全に撤退します。最終便は午後7時50分に那覇から到着する858便になります。
【コメント】同社の国際線進出計画が頓挫したので、この選択はやむを得ないですね。
@厚労省が入国者全員にアフリカ4ヵ国渡航歴を確認へ
厚生労働省は昨日、検疫所と入国管理局に対して、国際線が就航している全国の30空港で、入国者全員の渡航歴で、エボラ出血熱の流行するアフリカのギニア、リベリア、シエラレオネ、コンゴ民主共和国の4ヵ国に滞在したことがないかどうか確認するように指示しました。ただし、自主申告となります。
成田空港でも検疫ブースと入国審査場でこれら4ヵ国への、過去3週間以内の渡航歴がないかどうかを、9カ国語で書かれたポスターを示し、2重の確認を始めています。
@岡山空港で保安検査員にボールペンを突きつけ、保安検査を突破しようとした男を逮捕
17日午前7時頃、岡山発羽田行きの日本航空機の搭乗手続き中に、保安検査場で45才の男が、女性保安検査員を後ろから羽交い締めして、首にボールペンの先を突きつけ保安検査を突破しようとした出来事がありました。男は「暴力団に追われている」などと口走ったそうです。男は現場にいた警察官に取り押さえられ、保安検査員は無事解放されました。ただ、警察官はたまたまいたようで、普段はいない、とのことです。
@米国 ・ニューヨークでエボラ出血熱感染を確認
米国 ・ニューヨークで現地時間23日、エボラ出血熱の治療をギニアで行っていた、国境なき医師団に参加していた医師がエボラ出血熱陽性反応を示しました。この医師は17日に帰国しましたが、自分で毎日の検温を行っていたため、発熱後すぐに自己申告し隔離されました。しかし、前日の22日には地下鉄に乗り、ボーリングなどを楽しみました。この医師と濃厚接触した婚約者など3人は隔離されました。
これを受けて、米国のニューヨーク州とニュージャージー州の知事は現地時間24日、「エボラ出血熱流行地域からの入国者で、患者との接触があった人に、21日間の自宅からの外出を禁じる予防策を実施する」と発表しました。これを受けて、現地でエボラ出血熱の治療に当たった、医療従事者の女性が自宅からの外出を禁止されました。
*10月24日
@成田空港冬ダイヤで総発着回数が過去最高に
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、26日からの「2014 年冬ダイヤ定期航空会社別スケジュール」を発表しました。それによりますと、総総発着回数が夏スケジュールに比べて、週当たり(以下同じ)24回増えた4244回と、過去最高となります。国際線は11回増、国内線は15回増となっています。
また、就航都市は海外101都市、国内17都市の合計118都市(122路線)と過去最高になりました。
乗り入れ航空会社数も87社と過去最高になります。
また、国内線でのLCC シェアは67.1%となります。国際線 LCC シェアは7.2%です。
@タイガーエア台湾が来年1月1日から成田=台北線に就航予定
今日の「Traicy」によりますと、タイガーエア台湾は来年1月1日から成田=台北線を1日1往復で就航させる計画、とのことです。機材はA320型機を使います。また、成田=高雄線の就航も計画している、とのことです。
@ NAA がA380型機用搭乗橋2基増設を普通搭乗橋に変更
成田国際空港株式会社(NAA)は整備する予定だった、A380型機用の2階建て搭乗橋2基を、通常の搭乗橋に変更して整備することにしました。A380型機を使用しする予定だったスカイマークのキャンセル問題や、主に、日本人の海外旅行者が昨年2月から減り始め、一時盛り返しましたが、昨年12月から今年8月までは連続して減少している事から、航空会社が機材を小型化し、成田空港に乗り入れていたA380型機が少なくなっている事が原因です。現在、成田空港路線にA380型機を使用しているのはシンガポール航空とタイ航空だけです。
@ターキッシュ航空が成田=イスタンブール線の1往復を羽田に移転する予定
ターキッシュ・エアラインズは22日、羽田=イスタンブール線を1年以内に就航させる計画を明らかにしました。同社は現在、成田=イスタンブール線を1日2便運航していますが、この内の夜便を、深夜・早朝時間帯を使った羽田=イスタンブール線に移転させたい、とのことです。
@ジェットスター・J がアメリカン航空と共同運航へ
ジェットスター・ジャパンは26日から、アメリカン航空との共同運航を始めます。共同運航するのは成田空港から新千歳、関西、松山、福岡、那覇の各空港を結ぶ国内5路線です。これで、同社が共同運航をする会社は日本航空とアメリカン航空の2社となります。
@春秋航空・日本が成田ベースの先任客室乗務員などを募集
春秋航空・日本は成田空港ベースの先任客室乗務員を募集しています。国内航空での2年間の経験と TOEIC600点以上、または、同等の英語力が必要です。採用人員は若干名で入社時期は「会社の指定する日」となっています。
なお、同社はその他の職種でも社員募集を行っています。
@主要旅行業者8月海外旅行取扱額は1%減に
観光庁が昨日発表した「8月主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によりますと、取扱額で海外旅行は前年同月比(以下同じ)1.0%減、外国人旅行が27.8%増、国内旅行が0.3%減となっています。対前年度比では7月に比べ、落ち込んでいます。襲来した台風による影響がある、としています。
@日本航空が北海道エアシステムの再子会社化を発表
北海道エアシステムは昨日、北海道財務局に対し、親会社の異動に係る臨時報告書を提出しました。これにより、日本航空が北海道エアシステムの株式を買い戻し、出資比率を14.49%から51.23%にしたことが確定しました。これにより、日本航空は北海道エアシステムを再子会社化します。植木社長は今日、高橋北海道知事を訪問し、再子会社化を報告します。
@昆明航空がB737MAX型機6機などを発注
ボーイング社は現地時間23日、中国の昆明航空から B737MAX型機6機と B737-700型機4機を受注した、と発表しました。
*10月23日
@用事が早く終わりましたので、とりあえず、昨日の分までの出来事を載せます。
@成田空港の9月輸出額が7.8%増、輸入額は1.9%減に
東京税関が22日に発表した「9月成田空港貿易概況」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)7.8%増となり、3ヶ月連続のプラスとなりました。一方、輸入額は1.9%減と、3ヶ月連続のマイナスなっています。
@ルフトハンザ航空のストで成田便が一部欠航
ルフトハンザ航空の運航乗務員労組は現地時間20日から、大規模なストライキに入りましたが、21日は成田発フランクフルト行きの771便が欠航となりました。なお、フランクフルト発成田行きの710便は運航しました。労使の交渉は退職給付金の問題をめぐって行われていましたが、物別れに終わっています。労組側は会社側が交渉を再開しない場合には、当初21日までとしていたストを延長する、としています。
22日は771便は運航されましたが、710便が欠航となりました。
@厚労省がエボラ出血熱流行地からの入国者に3週間の報告義務付け
厚生労働省はエボラ出血熱が流行しているギニア、リベリア、シエラレオネの3国に渡航し、日本に入国した人全員に、入国から3週間、1日2回の発熱・吐き気・出血などの症状がないかどうかの報告を義務付ける方針を固めました。これらの症状が出た場合には、ただちに医療機関での受診を求めることにしています。
@9月の訪日外客数は26 ・8%増、来月には累計で1000万人達成へ
観光局が22日に発表した「9月訪日外客数」によりますと、訪日外客数は前年同月比(以下同じ)で26.8%増、109万9000人と9月としては過去最高となりました。これにより1〜9月の累計外客数は973万7000人となりました。10月には累計1000万人を達成する見込みです。
一方、出国日本人数は2.1%減となっており、減少傾向が続いています。
@フジドリーム機が不具合続き欠航に
21日午後6時25分頃、名古屋発熊本行きのフジドリームエアラインズ327便・E170型機でスラットの不具合を示す警告が出ました。このため、同機は名古屋空港に引き返しました。
点検したところ不具合は見つからず、2時間遅れで再出発しようとしたところ、今度は飛行経路システムの不具合を示す表示が出たため、同便は欠航となりました。このため、熊本からの折り返し便も欠航となりました。
@顧客満足度で国際線はシンガポール航空、国内線はスターフライヤー
サービス産業生産性協議会は21日、「2014度JCSI(日本版顧客満足度指数)第3回調査 」の結果を明らかにしました。それによりますと、国際航空部門での顧客満足度1位はシンガポール航空、2位・日本航空、3位・全日空、4位・タイ航空、となりました。また、国内長距離部門では1位・スターフライヤー、2位・全日空、3位・JR九州、4位・ジェットスター・ジャパン、5位・JR東海、6位・エアドゥと日本航空、となりました。
@モスクワの空港でビジネスジェットが除雪車と衝突、石油大手・トタルCEOが死亡
モスクワのブヌコボ空港で現地時間21日午前0時ごろ、離陸中のビジネスジェット機と除雪車が衝突、炎上しました。ビジネスジェット機には、石油大手・トタルのCEOが搭乗していましたが、同氏と乗員3人の4人全員が死亡しました。ロシア当局によりますと、除雪車の運転手は酒に酔っていた、とのことです。
@マレーシア航空CEOに外国人か
マレーシア航空の再建を検討している政府系投資会社カザナ・ナショナルは、9月にまとめた再建策の実施に当たり、航空業界に詳しい外国人をCEOにするために、交渉に入っている、とのことです。新CEOは年内に決定し、来年9月に任期を迎える現CEOと交代する、とのことです。再建策には全社員の3割に及ぶ人員削減が盛り込まれ、2017年に再建を完了させ、2018年に再上場を果たす、としています。
*10月20日
@都合により明日から23日まで更新できません。
@バニラが4号機を先月25日に登録、ジェットスター・ J が20号機を予約登録
国土交通省が発表した「航空機登録状況・9月分」によりますと、ジェットスター・ ジャパンが予約登録していた20号機と21号機の登録を取り下げ、改めて、20号機(JA20JJ)を12月1日予定で、予約登録しています。
また、バニラ・エアが久しぶりにA320型機を4号機としてリース契約しているようで、9月25日付けで「JA04VA」として登録しています。
【コメント】ジェットスター・ ジャパンが予定通りの路線展開が進まず、機材の調達を後ろ倒ししているようですね。国際線進出は何時になるのでしょうか。
@シンガポール航空のA380型機が乱気流に遭遇、22人負傷
現地時間18日夜、シンガポール発インド ・ムンバイ行きのシンガポール航空424便・A380型機が着陸態勢に入ったところ、乱気流に遭遇し、乗客8人と乗員14人が負傷しました。
右写真は成田空港でのシンガポール航空A380型機ですが、今回のトラブル機とは違います。
*10月19日
@エボラ出血熱流行地からの入国申告者は1ヶ月半で68人
17日の NHKニュースによりますと、厚生労働省の調査で、エボラ出血熱流行地のギニア、リベリア、シエラレオネの3国から入国したと申告した人は、9月末までの1ヶ月半で68人いた、とのことです。ただし、これはエボラウイルスの潜伏期間である、入国から過去3週間以内に滞在したことのある人、となります。
【コメント】日本にはこれら3国からの直行便はありませんので、どこかの国で乗り継いだ人、と言う事になります。この申告は自主申告ですので、実際にはもっと多くの人が入国していることになりますね。
@全日空B787-8型機が排水システム不具合で1時間半遅れる
現地時間17日午前6時頃、シンガポール発成田行きの全日空802便 ・B787-8型機は、出発時に客室内排水システムに不具合が発生したため、駐機場に引き返しました。整備のため約1時間30分遅れて出発しました。
@A350-900型機が EASA から180分以上の ETOPS を取得
エアバスは現地時間15日、A350-900型機が欧州航空安全局(EASA)から180分以上の ETOPS (双発ジェット機が片方のエンジン故障時に、最寄りの空港まで到達できる時間の制限)を取得した、と発表しました。これにより、航空会社は長距離便で、最大で370分の片肺飛行が可能となり、より効率の良い飛行ルートを設定できるようになります。
*10月18日
@春秋航空・日本が早朝便対応の無料シャトルを25日で運休
春秋航空・日本は成田=広島線の早朝便運航に合わせて、9月1日より運行していた新宿 ・東京=成田空港間の無料シャトルバスの運行を、10月25日で廃止します。これは、26日からの冬季ダイヤで同便の出発が、午前6時55分から同8時55分に変更されるためです。
@全日空B787-8型機が燃料供給システム不具合で欠航
昨日午前9時半頃、高松発羽田行きの全日空534便 ・B787-8型機の出発前点検で、エンジンの燃料供給システムに不具合が発生しました。整備に時間がかかることから、同便は欠航となりました。
@三菱リージョナルジェット(MRJ)がロールアウト
今日午後2時、三菱リージョナルジェット(MRJ)のロールアウト式典が、三菱重工小牧南工場で行われました。式典には約500人が参列し、三菱重工の大宮会長は「事業を決心した当時は、会社の屋台骨を揺るがしかねないという覚悟だった。(MRJ は)高い技術力で品質を追求するものづくりの英知の結晶。世界に誇れるメード・イン・ジャパンだ」と挨拶しました。
@インドのジェットエアウェイズがパイロット不足で減便
インドの「ジェットエアウェイズ」はインド民間航空管理局(DGCA)の基準を満たしていないとして、100名以上のパイロットが乗務できない状態に落ちいています。更に、3名がラインチェックを受けずに飛行していたことも明らかになり、深刻なパイロット不足に陥っています。このため、運航に支障が出ており、この状態は今年一杯続く、とのことです。
*10月17日
@成田空港で昨日、消火 ・救難訓練
昨日午後、成田空港で「航空機事故消火救難総合訓練」が行われました。旅客機が着陸に失敗して炎上した、との想定の下、消火訓練と救助訓練が約1200人が参加して行われました。今年はけが人にメークを施して、より臨場感のある訓練としました。
@成田空港検疫所が昨年 ・一昨年に「ネッタイシマカ」の幼虫とさなぎを発見
昨日の日本経済新聞によりますと、成田空港検疫所では2012年8月と2013年8〜9月に、デング熱ウイルスの媒体であり、日本には生息していなかった「ネッタイシマカ」の幼虫とさなぎを発見し、周囲の側溝に殺虫剤を散布しました。
【コメント】やっぱり、航空機に乗って、やってきているのですね。やがて、空港外にも拡がるのではないでしょうか。
@エチオピア航空が成田=アディスアベバ線就航を来年4月に延期
エチオピア航空は12月20日から週3便で運航開始する予定だった、成田=アディスアベバ線を、来年4月21日からに延期しました。エボラ出血熱でアフリカのイメージが低下し、需要が低迷していることを考慮した、としています。
@本田技研が「小型エンジンのシェアを3分の1に」
本田技術研究所は昨日、ホンダジェットに搭載する小型ターボファンエンジン「HF120」を、ビジネスジェット機用エンジンでのシェアを3分の1とする方針を明らかにしました。ホンダジェットだけではなく他の機体にも採用してもらったり、中古機の改造で採用してもらうことを目指します。
@エボラ出血熱による混乱が拡がる
エボラ出血熱の感染疑いが世界で多発し、混乱が拡大しています。
スペインではエボラ出血熱患者を担当していた看護師が2次感染しましたが、この看護師を搬送した救急車が、その後、消毒されずに使用され、この間、7人がこの救急車で搬送されました。この内、初老の男性が発熱し、検査を受けています。この男性のエボラ出血熱への感染が確認されれば、初めての3次感染者になります。また、現地時間16日にナイジェリアからパリ経由でスペイン ・マドリードに到着したエールフランス1300便の機内で、ナイジェリア人男性乗客一人が体調不良を訴え、突然震え出しました。着陸後、一時、旅客機毎、離れた駐機場に隔離されました。この震え出した乗客は病院に搬送され、検査を受けています。
米国ではエボラ出血熱の2人目感染者となった看護師は、感染が確認される前に国内線に乗っており、この時すでに微熱があって、発症していた可能性がある、とのことです。発症していれば、同乗した132人に感染の危険性があることになり、現在検査と経過観察を行っています。この航空機には学校の生徒も乗っており、この影響で、現地時間16日には関係する5校が休校しました。17日も休校することになっています。
*10月16日
@ジェットスター・ ジャパンが12月26日から2月に増便
ジェットスター・ ジャパンは昨日、12月26日から一部路線の増便を実施する、と発表しました。これにより、最大で1日56往復、108便を運航することになります。成田空港路線では成田=札幌線、成田=関西線、成田=那覇線を増便します。
【コメント】マスコミでは報じられているのですが、ホームページではまだ「お知らせ」はないようです。こんな所も遅いですね。予約は今日から可能になっているようですが。
@羽田空港C滑走路延長を12月11日から供用
国土交通省は今日、羽田空港C滑走路を南側に360m延長する工事がまもなく完成することから、3360mの滑走路としての供用開始を12月11日とする方針を固めました。これにより、深夜・早朝時間帯でも北米や欧州便で大型機の使用が可能になります。現在は、騒音の影響を少なくするため、北側に離陸する場合は、陸域に騒音を振りまかないため、すぐに旋回し、東京湾に出る関係から、離陸ポイントを南にずらすため、大型長距離便が事実上利用できませんでした。しかし、滑走路を延長したことにより、離陸ポイントを南端から3000m地点にできるため、長距離便でも北側離陸が可能になりました。しかし、一部機材では重量制限が課せられます。南風の時には現在でも、東京湾に出るため滑走路長一杯に使うことが出来ます。
【コメント】ひがむわけではありませんが、東京都民に対しては「騒音配慮」が手厚いですね。成田空港もそうなって欲しいものです。
@日本航空のB787-8型機が空調不具合で21時間遅れの予定
現地時間15日午後5時半頃、ヘルシンキ発成田行きの日本航空414便 ・B787-8型機の出発準備中に、空調システムの1系統に不具合が発生しました。この整備のために、同便は約21時間遅れて出発する見込みです。
@米国で2人目のエボラ出血熱感染者か
米国テキサス州保健当局は現地時間15日、先月死亡したエボラ出血熱患者の治療に当たっていた医療関係者が、感染検査でエボラ出血熱陽性だったことを発表しました。この医療関係者は14日に発熱し、直ちに隔離されました。感染が確認されれば、米国で2人目の感染者になります。なお、この人は13日に国内線に乗っていた、とのことで、この便の乗客・乗員132人全員に連絡を取っている、とのことです。もちろん濃厚接触者も経過観察の対象となります。
@アメリカン航空のB757型機が客室の壁に亀裂入り引き返す
現地時間13日、米国サンフランシスコ発ダラス行きのアメリカン航空・B757型機が離陸後に、客室の壁が破損し、サンフランシスコに引き返しました。離陸後、機体が激しく振動し、異音が発生して、壁に亀裂が入りました。客室の減圧はなかったようですが、冷たい空気が吹き込んだ、とのことです。同機は無事に緊急着陸しました。原因については、今のところ明らかにされていません。
@インドLCC「インディゴ」がA320neo型機250機発注で覚書
エアバスは現地時間15日、インドのLCC「インディゴ」と、A320neo型機ファミリーを250機購入する覚書を締結した、と発表しました。「インディゴ」はインドで最大の航空会社に成長しています。