2017年2月前半の出来事


*2月15日

@明日、国土交通省に「空港運用時間拡大反対」署名を提出する予定ですので、明日の更新ができません。

@タイ・エアアジアX機がB滑走路の停止線を越え、着陸機が再上昇
 昨日午後8時15分頃、成田発バンコク行きのタイ・エアアジアX607便・A330型機が、B滑走路手前で停止するように指示されたにもかかわらず、停止線を越えてしまいました。このため、着陸態勢に入っていたチャイナエアライン106便が、着陸をやり直しました。国土交通省によりますとタイ・エアアジアXのパイロットは管制官の指示に「了解した」と応えており、停止位置を間違えたものと見られています。運輸安全委員会は事故に繋がりかねない重大なトラブルとして調査官を派遣しました。

@千葉地裁が反対派農地の強制代執行一時停止を命じる意向
 今日の毎日新聞によりますと、千葉地裁は昨日、敗訴が確定した反対派の農家男性が、成田国際空港株式会社(NAA)による強制代執行の一時停止を求めた申し立てで、強制代執行の一時停止を NAA に命じる決定を出す意向を、反対派弁護人に示しました。1週間以内の保証金支払いが条件です。

@全日空の成田=メキシコシティー線が今日から運航開始
 全日空は今日から、成田=メキシコシティー線の運航を開始します。1日1便のディリー運航となります。機材は標高の高いところでも、大きな推力が出せる新型エンジンを搭載した、B787-8型機を使います。ただ、懸念はメキシコからの輸入品に20%の課税を表明している米国・トランプ大統領の政策により、日本企業の進出に陰りが出る可能性があることです。

@エンブラエルの「E190-E2」 型機が18年上期に初引渡へ
 エンブラエルは現地時間14日、開発中のリージョナルジェット旅客機「E190-E2」 型機の初引渡を、スカンジナビアを拠点とするウィデロー航空に2018年上半期に行う、と発表しました。同航空は同型機を確定3機、オプション12機発注しています。三菱リージョナルジェット(MRJ)よりも遅く開発を始めましたが、リージョナルジェット旅客機を数多く作っているエンブラエルが追い抜くことになります。しかし、同型機は標準114席仕様となり、 MRJ よりも大型で、米国のパイロット労働協約範囲条項はクリアー出来ていません。


*2月14日

@ NAA が3月30日から「自動手荷物預け機」の試行始める
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、3月30日から、国際線の手荷物を旅客が自分で預ける事のできる「自動手荷物預け機」の試行を開始します。第1ターミナル北ウイングの「D カウンター」付近に4台導入します。4ヶ月の試行の後に、本格的導入を開始する、との事です。

@厚木基地周辺住民がこの夏に第5次厚木基地爆音訴訟を提訴へ
 今日の神奈川新聞によりますと、厚木基地周辺の厚木基地爆音防止期成同盟や第4次訴訟原告団などが、この夏にも第5次の騒音訴訟を起こす方針を固めました。騒音への損害賠償と、軍用機の飛行差し止めを求める、とのことです。4次訴訟原告に対しては今月に原告団への参加募集を始め、4月頃には周辺8市の一般住民にも参加を呼びかけ、1万名規模の原告団結成を目指す、とのことです。

@関西空港で搭乗側と到着側を仕切る扉が一時無施錠に
 関西エアポートは昨日、関西空港第1ターミナルの一つのゲートで、搭乗用と到着用を仕切る扉が一時無施錠状態になっていた、と発表しました。昨日正午頃、最大13分間無施錠状態になった可能性がある、とのことです。このため、この扉を使って、危険物の受け渡しなどがなかったかどうか確認するため、保安検査をやり直しました。この影響で国際線5便に最大1時間30分の遅れが出ました。この扉の開錠は到着と搭乗のエリアにある非常ボタンを押すことによって、可能とのことで、昨日は搭乗側の非常ボタンが押されていた、とのことです。
【コメント】この非常ボタンは誰でも押せるのでしょうか。あまり、押しにくくても非常ベルの意味がなくなりますが、対策が必要なようですね。

@日本路線の LCC 提供座席で韓国 LCC のシェアが29%、日本 LCC は22%
 昨日の「朝鮮日報日本語版」によりますと、2016年に日本を発着した LCC の提供座席シェアは、韓国 LCCが6社で 29%、日本 LCCが4社で 22%となっています。会社別に見ますとピーチ・アビエーションが1位になりました。
【コメント】韓国からの訪日客が多く、日本からの訪韓客が減少している影響もあるのではないでしょうか。


*2月13日

@進む第3ターミナル北の駐機場整備工事

 

 第3ターミナルのサテライト北側に整備中の駐機場工事ですが、先月中旬に出かけたときに、サテライトから見た工事の様子が上の写真です。
 成田空港の LCC が増えたために、第3ターミナルも混雑が激しくなりました。このまま行くと、第3ターミナルの処理能力を超えるのも、時間の問題のように思われます。この駐機場工事もその処理能力を増強するための工事で、ここに、4機分の駐機スポットが整備され、現在使われていないサテライト北側にも2基の搭乗スポットが設けられる予定です。しかし、計画通りに用地買収が進んでいないために、航空機の出入りがサテライト東側(右写真の右側)からしかできず、4基の搭乗スポットを設ける事ができません。西側の本館とサテライトを結ぶ通路の下を航空機が通過できるようにならないと、計画通りの搭乗スポットが設置できないことになります。

@チェジュ航空の乗務員が放射能への懸念から福島への運航を拒否
 現地時間12日の韓国各紙の報道によりますと、韓国のチェジュ航空が3月18日と20日に運航を予定している仁川=福島チャーター便について、同航空の運航乗務員らが、放射能への懸念から運航を拒否している、とのことです。会社側は放射能が低いことを示して説得をしていますが、指名された乗務員が当日は休暇を取るなどの集団行動を起こしている、とのことです。
【コメント】確かに放射能は心配ですが、高空を飛行する旅客機が浴びている宇宙線の量と比べると、どうなのでしょうか。

@ドイツ・ハンブルグ空港で異臭騒ぎ、ターミナルが一時閉鎖で14便が欠航
 現地時間12日、ドイツ北部のハンブルグ空港で異臭が発生し、68人が、のどの痛みなどを訴えて手当てを受け、9人が病院に搬送されました。空港も一時閉鎖され、14便が欠航しました。異臭は催涙ガスで、空調施設を通じて拡散した、と見られています。警察ではテロではなく、いたずらの可能性もあるとして捜査しています。ドイツではこのところ、学校などでも同様のいたずらが結構発生している、とのことです。


*2月12日

@このページの中段にある「航空機騒音の影響に関する調査・アンケート等リンク集」のリンク切れなどを修正しました。

@全日空が導入したA320neo型機を見ました
 10日の夕方に成田空港に行ったところ、全日空が初めて受領し、成田=上海線に投入しているA320neo型機(JA211A)が到着したところでした。暗くなっていたので、高感度で撮ったためもあり、鮮明ではありませんが、右の写真です。特徴は垂直尾翼の前にある箱形の突起です。多分、衛星通信のアンテナと思いますが、結構大きく、空気抵抗もかなりありそうです。また、成田空港で良く見かける従来からのA320型機に比べて、エンジンの直径が大きいようです。エンジンメーカーの違いかも知れませんが。

@昨日夜から今朝まで北ウェイティングエリアが閉鎖
 昨日午後8時から今朝午前5時まで、第2ターミナルの北ウェイティングエリアが設備点検のために、一時閉鎖されました。
【コメント】成田空港の公式ホームページの「空港からのお知らせ」に掲載されていましたが、掲載日時もなく、何時掲載されたのかも分かりません。結構、チェックはしているのですが、気付きませんでした。

@新千歳空港の昨年12月の欠航が1302便と過去最高
 今日の毎日新聞によりますと、国土交通省新千歳空港事務所の調べでは、昨年12月の新千歳空港の欠航便は1302便となり、1ヶ月としては過去最高になりました。これにより、空港内で大量の滞留者が発生し、各航空会社のカウンターには長蛇の列が出来て、混乱が生じていました。格安航空会社(LCC)の乗り入れが増え、利用者数が激増していることが影響しています。この根本的解決には除雪態勢の強化による、滑走路閉鎖時間の短縮が必要ですが、除雪車の増強などで多大な費用がかかるため、早期の解決は難しい、とのことです。各航空会社では便の振り替えなどの手続簡素化や、欠航便周知などの情報提供を早くするなどの対策を検討しています。


*2月11日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」99例目が発生
 昨日深夜、2016年度「カーフュー弾力的運用」99例目が発生しました。
・99例目 松山発成田行きのジェットスター・J 406便・A320型機が、前便で成田空港の強風による管制制限のために出発が遅れた、玉突き遅延のために、午後11時18分にB滑走路に着陸したものです。

@松崎前浦安市長が成田空港問題で講演
 今日の千葉日報によりますと、知事選への立候補を表明している前浦安市長の松崎秀樹氏は昨日、成田市内で開かれたセミナーで成田空港機能強化について「県がハブ的役割を担うべき。地域コミュニティーを無視し続けたことが成田問題の原点。騒音問題など地域と住民に寄り添うことから始めたい」と述べました。
【コメント】松崎氏は羽田空港D滑走路の飛行コースの一部が浦安市を通過する計画に、市役所内に専門部署を設置して調査し、国土交通省に「市内を通過すると睡眠などへの影響が大きい」との行動を率先して起こしました。この結果、国土交通省はD滑走路の向きを3度ずらすことによって、飛行コースを浦安市沖合の東京湾に移す計画に変更しました。

@オーロラ航空が成田=ウラジオストック線を3月20日に開設
 昨日の「ロシアNOW (日本語版)」によりますと、ロシアのオーロラ航空は3月20日から成田=ウラジオストック線に就航します。月・水・土曜日の週3便で、機材はDHC8-400型機を使います。

@「首都圏上空ルートの導入実現が最大の課題」と武藤事務次官
 昨日の「WING DAILY」によりますと、国土交通省事務次官の武藤浩氏は同紙とのインタビューに答え、「地域住民の理解を得て、首都圏上空ルートの導入による羽田機能強化を実現させることが最大の課題。航空で今一番大事なのは、羽田の機能強化をやり遂げること。そのために、住民や自治体への説明を丁寧にやっていくことに尽きる」と述べた、とのことです。
【コメント】羽田空港機能強化についての説明会は、今、3回目のオープン型の説明会をやっているようですが、「住民や自治体への説明を丁寧にやっていくことに尽きる」と言う言葉と、現実には大きな隔たりがあるようです。一番の問題は、成田空港で行っているような住民が参加した、質疑応答が自由に出来、みんなの意見を聞くことの出来る説明会が、全く行われていないことです。「そのような場所を設けると、反対運動が起こる」と考えているのでしょうね。

@スカイマークの1月実績は搭乗率が80%切るも、過去最高
 スカイマークが発表した「1月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)13.3%増の54万450人となり、搭乗率は3.9ポイント増の76.2%となっています。今年度に入って初めて80%を割り込みましたが、1月としては過去最高となっています。
 また、運航実績は定時出発遅延率が5.0ポイント改善の10.4%、欠航率は1.3ポイント改善の0.2%となっています。


*2月10日

@今朝、ジェットスター・J のチェックインシステムで不具合
 今朝、ジェットスター・J のチェックインシステムに不具合が発生して、午前中の便に約1時間ほどの遅れが発生している、とのことです。システムの不具合は午前9時現在は復旧している、とのことです。

@米国連邦控訴裁判所が大統領命令差し止めを支持
 米連邦控訴裁判所(高裁)は現地時間9日、トランプ大統領がイスラム7ヵ国からの入国を禁止する大統領命令を出しましたが、連邦地裁がこれを差し止める判決を出し、司法省は不服として控訴した事に対して、控訴を棄却し、大統領命令の差し止めを支持する裁定を下しました。これにより、7ヵ国からの入国が引き続き認められることになります。しかし、司法省は連邦最高裁への上告をするものと見られています。

@ユナイテッド航空の飛行計画システムがダウン、500便近くが遅れる
 ユナイテッド航空は現地時間8日午前5時に、飛行計画作成システムにトラブルが発生し、その日の運航予定の500便未満が遅延する事態となりました。同航空では1月22日にもシステム不具合に見舞われ、約200便の遅延と12便の欠航を引きおこしています。しかし、今回の不具合との関連は今の所見つかっていません。
【コメント】米国の航空会社のシステムは老朽化が進んでいるようで、他の航空会社でも大規模なシステム障害に見舞われています。トランプ大統領はこの日、主要航空会社の首脳との懇談にのぞみ、全米の航空管制システムの刷新を約束したようです。

@中国が訪中外国人に指紋採取導入へ
 中国の公安当局は現地時間9日、入国する外国人の14〜70歳を対象に、指紋採取を義務付ける制度の導入を発表しました。10日からシンセン空港などで試行を開始し、順次、全国に拡大する、とのことです。理由は「出入国の管理を強化するため」としています。このような制度は日本でも2007年から導入しています。

@シンガポール航空がB777-9型機型機20機などを確定発注
 シンガポール航空は現地時間9日、「ボーイング社にB777-9型機20機とB787-10型機19機を確定発注した」と発表しました。B777-9型機は2021・2022年に、また、B787-10型機は2020・2021年に受領予定となっています。同航空はB787-10型機を2013年に30機発注しており、追加の発注となります。


*2月9日

@ジェットスター・J 会長、今期の黒字に自信
 ジェットスター・J の片岡会長は昨日の記者会見で、2017年期の業績について「収入面は上がり、コスト面は下がった。飛行機の稼働率も上がったため、前年よりもいい状況」と延べ、今期の黒字についても自信を示しました。
 また、就航の見通しがついていない成田=上海線について、中国民用航空局が上海・浦東空港の混雑によって定時性が大幅に守られていないことから、新規の乗り入れを認めていないことを明らかにしました。この定時性運航率について「2016年12月までの実績では変わっていない。1月と2月で改善すれば、今夏季ダイヤからの運航を望んでおり、3月から就航許可が下りるかもしれない」と述べましたが、運航率の改善が進んでいないことから、許可がいつ出るかの見通しがたっていないことを明らかにしました。
 写真は第3ターミナル・サテライト前に駐機するジェットスター・J 機です。

@LOTポーランドのCEOが「将来的には成田路線をデイリー化」
 今日の「WING DAILY」によりますと、LOTポーランド航空は昨日、「就航1周年記念式典」を開きましたが、その席で、来日した幹部は成田=ワルシャワ線について平均搭乗率が約75%となっている事を明らかにし、「われわれにとって大切な路線」と述べました。また、ミルクスキCEOは「将来的には日本路線に787-9型機を投入していきたい。そのときには、成田線のデイリー化を実現できればよいと思っている」と述べ、7月からの週4便への増便に続いて、1日1便のデイリー化に意欲を示しました。

@沖縄地裁が深夜・早朝飛行禁止について、米国政府への請求を却下
 時事通信によりますと、今日、夜間・早朝の飛行差し止めと損害賠償を求めた「第3次嘉手納爆音訴訟」の原告の一部・146人が、米国政府を訴えた部分の判決が 那覇地裁沖縄支部で言い渡されました。裁判長は判決で請求を却下しました。この裁判は「外国に対する民事裁判権法」が2009年に成立したのを受けて、2012年に提訴されたものですが、米国政府は訴状を受けとらず、口頭弁論は一回も開かれませんでした。
【コメント】日本国内で、こんな違法行為を許して良いのでしょうか。日本の法律よりも日米安保の地位協定の方が上位にある、と言うのは明らかに“占領状態”ですね。

@昨日、韓国旅客機3機がトラブル、2機は引き返す
 今日の朝鮮日報(日本語版)によりますと、韓国では現地時間昨日、3機の旅客機でトラブルが発生しました。仁川発バンコク行きのアシアナ航空743便が、離陸後約20分にエンジンから異音が発生し、引き返しました。同機は約2時間15分後に無事仁川空港に着陸しました。また、仁川発フィリピン・クラーク行きのジン・エア23便が、離陸後27分に「後部貨物室で火災が発生した」との警告が出ました。同機は仁川空港に引き返し、無事着陸しました。点検では後部貨物室で自動消火装置が作動していました。さらに、バンコク発仁川行きのジン・エア4便では、出発前に客室に煙が立ちこめ、機体の整備のため、出発が7時間遅れました。原因は補助動力装置の燃料の燃え残りが気化したため、とのことです。
【コメント】韓国の航空機のトラブルは多いですね。いずれも、日本にも乗り入れている航空会社ですので、心配です。


*2月8日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」98例目が発生
 昨日深夜、2016年度「カーフュー弾力的運用」98例目が発生したました。
・98例目 成田発関西行きの全日空8569便・B767-300F型機が、前便でアモイ空港の管制制限により、成田空港到着が遅れた玉突き遅延により、午後11時36分にB滑走路から離陸したものです。

@「成田離婚」が復活?
 今日の「 ダ・ヴィンチNEWS」によりますと、約40年前に流行語となった「成田離婚」が、再び復活の兆しが見えている、とのことです。理由はやはり、海外での夫のふがいなさに、新婦が切れてしまうことにある、とのことです。

@バニラの3月期黒字化はハードルが高い
 今日の「東洋経済 ONLINE 」によりますと、バニラ・エアの第3四半期決算は数千万単位の赤字になり、主な原因は台湾路線と香港路線の競争激化による運賃の下落にある、とのことです。2017年3月期決算で、中間期に引き下げた10億円の黒字見通しを達成するためには、閑散期である1〜3月に10億数千万円の利益を出さなくてはならず、「ハードルは高い」としています。

@台北の松山空港がドローン侵入で55分間閉鎖
 現地時間7日の「フォーカス台湾」によりますと、同6日午後4時23分頃、台湾の台北市にある松山空港の着陸航路上に、ドローンが進入しているのが発見されました。このため、約55分間にわたり着陸が見合わされました。この影響で民間機5機と軍用機1機の到着が遅れ、羽田発のチャイナエアライン1221便は桃園空港に目的地を変更しました。
 写真は大分前のものですが、松山空港に着陸する旅客機です。

@ BA 機がブリュッセルの空港で誘導路逸脱、けが人はなし
 現地時間7日、英国・ロンドン発デンマーク・Billund空港行きのブリティッシュ・エアウェイズ機が着陸の際に。誘導路を逸脱しました。乗客・乗員にケガはありませんでした。乗客は階段を使って航空機から降りました。空港では当時小雪が降っていましたが、今の所、原因は分かっていません。


*2月7日

@昨日、芝山町「成田国際空港総合調整推進本部」の初会合
 昨日の千葉日報によりますと、昨日、芝山町の「成田国際空港総合調整推進本部」の初会合が開かれました。相川町長は「機能強化は町にとって、大きな判断と施策が求められる重要な転換期。今後も丁寧な説明を続け、町として具体的な体制づくりを進めたい」とあいさつしました。

@バニラの12月搭乗率は国際・国内線共に悪化
 バニラ・エアが発表した「12月輸送・運航実績」によりますと、国際線搭乗率は前年同月比(以下同じ)0.3ポイント減の83.6%、国内線搭乗率は2.5ポイント減の80.3%となっています。また、国際線欠航率は±0の0.0%、定時出発遅延率は3.2ポイント悪化の23.5%、国内線では欠航率が8.0ポイント悪化の8.4%、定時出発遅延率は13.4ポイント悪化の20.5%となっています。

@エールフランスがA380型機2機をキャンセルし、A350型機3機を発注
 エアバスはエールフランスが12機発注して10機を納入しているA380型機の内、まだ納入されていない2機をキャンセルし、代わりにA350-900型機3機を発注したことを明らかにしました。


*2月6日

@「深夜早朝の騒音は心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす恐れが高まる」と松井教授
 今日の千葉日報によりますと、 成田国際空港株式会社(NAA)が示した空港機能強化計画の一つ「空港運用時間の拡大案」について、北海道大学大学院の松井利仁教授(環境衛生学)は「深夜早朝の航空機騒音の影響で睡眠障害になれば、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす恐れが高まる」と強調し、 NAA が示す寝室窓の2重化についても「(古い木造住宅では)窓だけでは目立った効果はない」と否定的見解を明らかにしています。

@成田空港1月貨物取扱量は好調
 東京税関が今日発表した「成田空港1月分の貨物取扱量」によりますと、総取扱量は10ヶ月連続プラスの前年同月比(以下同じ)8.2%増となりました。積込量は10ヶ月連続プラスの9.9%増、この内、輸出量は8ヶ月連続プラスの4.6%増となっています。一方、取卸量は9ヶ月連続プラスの6.7%増、この内、輸入量は5ヶ月連続プラスの6.5%増となりました。

@2016年の世界航空輸送需要は6.3%増、利用率は横ばい
 国際航空運送協会(IATA)が発表した、2016年の航空輸送需要(RPK:旅客数×飛行距離)は前年比(以下同じ)6.3%増となり、過去10年間の平均である5.5%を上回った、とのことです。路線の拡大と運賃の低下が貢献している、としています。平均利用率は0.1ポイント増の80.5%、この内、国際線利用率は0.2ポイント減の79.6%となっています。

@連邦控訴裁が司法省の控訴を退ける
 現地時間4日、米国司法省は、トランプ大統領の出した「7ヵ国人の入国禁止命令」を一時的に差し止める地裁判決について、これを不服として上訴手続をとりました。これに対して連邦控訴裁判所はこの上告を退け、原告であるワシントン州などに対し、上訴への反論を5日中に提出するよう求め、上訴した司法省に、この反論に対する答弁資料を6日午後までに作成し、提出するよう指示しました。連邦控訴裁判所はこれらに基づき、正式な判断を下すものと見られますが、当面はビザも有効となり、7ヵ国の人たちの入国が認められています。しかし、この地裁判決がくつがえる 可能性もあり、7ヵ国の人の入国を早くすませるように、との助言もあるようです。


*2月5日

@米国連邦地裁が大統領命令を一時差し止め、ANA・JAL 共に7ヵ国の搭乗を認める
 現地時間3日、米国・トランプ大統領の7ヵ国入国禁令は憲法違反としてワシントン州が起こした訴えに対し、連邦地方裁判所が全米を対象にした一時差し止め命令を出しました。国務省も現地時間4日、7カ国出身者であっても有効なビザを持つ人は入国を認める方針を示しました。これを受けて、全日空と日本航空は米国当局に確認した上で、7ヵ国の人の搭乗を認める方針を決定しました。大統領側は、司法省が高裁に上訴する方針です。


*2月4日

@工事中の寝室2重窓の体験ハウス
 1日に航空科学博物館に行ったところ、駐車場の隅に空港機能強化で運用時間を拡大するための対策の一つとして、寝室の窓だけを2重にして防音効果を高める提案が NAA から出されていますが、その、効果を住民に体感してもらうためのモデルハウスが建設されていました。確か、3月末までには完成する予定です。
 しかし、今までの民家防音工事でも、最初は防音効果があっても、年を経るに連れて、家が傷んで来ると防音効果はどんどんなくなって来る経験から「こんなものは、まやかしだ」と言う意見が多く、「寝室だけで眠るとは限らない。何故、家全体を防音しないのか」という意見や、「飛行機の騒音から逃れるには、移転しかない。抜本的な対策をとれ」などの意見などが出ています。

@「アウトバウンドを増やさなければ、日本の観光も本物にはならない」と本保氏
 「2日の出来事」でも取り上げた本保芳明国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所代表の講演で、同氏は、日本人の海外旅行(アウトバウンド)を増やす必要性を強調し「アウトバウンドを増やさなければいけない。双方向でやっていかなければ旅客数は増えないし、何より航空会社が良くならない」と述べています。韓国や中国の航空会社は日本の地方空港にどんどん飛ばしていますが、日本の航空会社は中国や韓国に路線を延ばす事に、あまり力を入れていません。これも、日本人の海外旅行が少ない事が原因としています。2014年の世界海外旅行者数のランキングで日本は14位にとどまっていることを明らかにしました。1位のスウェーデンでは100人の内、年間166人が海外旅行に出かけている(全国民が1年に1.66回海外旅行に行っている事になります)が、日本人は13人となっています。ヨーロッパは陸続きで他国への移動が容易という理由もありますが、台湾は51人、韓国は32人となっている事を上げ、いかに少ないかを強調し、国として本腰を入れる必要を述べました。
【コメント】私も前から指摘しているように、「アベノミクス」が行っている「大金持や大企業優遇の政治」ではなく、「一般国民の生活水準を上げる政治」にしないと、「海外旅行に行く気分」にはなれないと思います。


*2月3日

@3月2日からアトラス航空が成田=北米線を開設
 国土交通省は昨日、米国の貨物航空会社「アトラス航空」に対して「外国人国際航空運送事業の経営許可」を出しました。3月2日から
・ダラス=シカゴ=アンカレッジ=成田=アンカレッジ=シカゴ 週1便(火)
・シカゴ=ダラス=アンカレッジ=成田=アンカレッジ=シカゴ 週1便(木)
・シカゴ=成田=アンカレッジ=シカゴ               週1便(土)
・シカゴ=ダラス=アンカレッジ=成田=アンカレッジ=ダラス 週1便(日)を運航します。
 写真はチャーター便として成田空港に飛来したアトラス航空のB747型機です。貨物機と思われますが、旅客型を改造したもののようで、窓はそのままのようです。

@全日空機長が操縦中に、撮った写真を女性に送信し懲戒処分
 昨日のNHKニュースなどによりますと、全日空の機長が定期便を操縦中に、スマートフォンで富士山などを撮影し、画像をインターネットで知り合った女性に送信していたことが発覚しました。この機長は昨年3〜5月頃にかけて、行っていた、とのことです。昨年11月に「インターネットに、操縦室から撮影したと思われる画像が公開されている」などと情報提供があり会社が調査したところ、50歳代の機長と判明しました。同社は12月5日に国土交通省に報告すると共に、この機長を12月5日に乗務停止の懲戒処分にした、とのことですが、詳細は明らかにしていません。この機長はすでに乗務を再開しているとのことです。しかし、国土交通省は「問題がある」として行政指導などを検討している、とのことです。

@トランプの入国禁止令で、日本航空機でも2人が搭乗断念
 アメリカのトランプ大統領が中東やアフリカの7ヵ国の人に米国への入国を禁止している問題で、日本航空は先月30日に外国から日本経由で米国に行こうとした人が、外国発の日本航空機に搭乗する際、日本航空からの説明で、出発を断念するケースが発生した、とのことです。また、同31日には成田空港発の日本航空機で米国に向かおうとした人が同様の説明で、出発を断念した、とのことです。

@全日空 G の昨年12月実績は国際・国内線共に好調、運航実績は悪化
 全日空が今日発表した、「ANA グループ2016年12月実績」によりますと、国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)15.3%増の78万9339人、利用率が3.1ポイント増の76.1%となりました。
 一方、国内線旅客数は3.5%増の312万7690人となり、利用率は3.2ポイント増の64.0%となっています。
 国際線、国内線共に旅客数と利用率が好調となっています。
 成田空港路線の利用率は成田=札幌線が3.8ポイント増の78.1%、成田=大阪線が0.9ポイント減の72.4%、成田=福岡線が22.2ポイント増の73.3%、成田=那覇線が0.3ポイント増の60.2%、成田=仙台線が4.5ポイント増の49.5%、成田=新潟線が14.8ポイント増の52.6%、成田=中部線が3.0ポイント増の73.9%となっています。
 運航実績は国際線欠航率が0.1ポイント改善の0.0%、定時出発遅延率が3.1ポイント悪化の14.1%、定時到着遅延率が0.7ポイント悪化の16.6%となり、国内線では欠航率が1.6ポイント悪化の2.5%、定時出発遅延率が5.9ポイント悪化の14.1%、定時到着遅延率が6.9ポイント悪化の18.4%と、いずれも悪化しています。

@中部空港ターミナルの倉庫から出火、けが人はなし
 今日午後0時5分頃、中部空港の旅客ターミナルビル3階・国際線出発エリアにある倉庫から出火しました。火事は約1時間後に鎮火しました。けが人はありませんでした。また、飛行機の運航に支障は出ていません。この倉庫は出火当時無人で、清掃員が掃除機の充電をしていた、とのことで、掃除機から出火した可能性もある、とのことです。


*2月2日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」96・97例目が発生
 昨日深夜、2016年度「カーフュー弾力的運用」96・97例目が発生しました。
・96例目 新千歳発成田行きのバニラ・エア926便・A320型機が、前便で新千歳空港の降雪のために遅れた、玉突き遅延で午後11時6分にB滑走路に着陸したものです。
・97例目 関西発成田行きのジェットスター・J 210便便・A320型機が、前便で新千歳空港の降雪のために遅れた、玉突き遅延で午後11時9分にB滑走路に着陸したものです。

@「2020年4000万人は無理、成田はもっとLCCを」と本保芳明氏
 今日の「WING DAILY」などによりますと、航空政策研究会が先月27日に開催した「2020年・訪日4000万人に向けての首都圏空港機能強化について」のシンポジュウムで、本保芳明国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所代表が講演し、政府が掲げる2020年に訪日外国人4000万人の目標について「2020年に4000万人に到達するのは無理だと考え るのが常識的。仮に10%成長で行くとしても3400万人程度だろう」と述べました。また、「訪日外国人を増やすためには格安航空会社(LCC)にもっと頑張ってもらう方が良い。首都圏でLCCにどう活躍してもらうか。発着回数が増えても、 羽田も成田も一定の制約がある中では、やはり使い分けも必要かと思う。全く個人的見解だが、運賃が安くても多少不便を我慢するのがLCC利用者の特性だとすれば、成田はもっとLCCを沢山入れて拠点として増強 されるべきではないか」と提言しました。

@京成電鉄の第3四半期で純利益が4.6%増に、スカイライナーや東京シャトルが好調
 京成電鉄が先月31日に発表した4〜12月期連結決算によりますと、経常利益が前年同期比(以下同じ)1.7%増、純利益が4.6%増の301億8900万円と、同期としては過去最高となりました。成田空港と都内を結ぶスカイライナーや東京シャトルが好調だったことや、オリエンタルランドなどの持分法適用会社の好業績も増益に寄与した、とのことです。

@「11月主要旅行業者取扱状況」は海外旅行1.5%増も外国人旅行は3.0%減
 観光庁が今日発表した昨年11月の「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」によりますと、海外旅行取扱額は前年同月比(以下同じ)1.5%増、外国人旅行取扱額は3.0%減、国内旅行取扱額は3.3%減となりました。

@全日空と日本航空の第3四半期決算を比べてみると
 大手航空2社の第3四半期連結決算が公表されました。これを、私なりに下表のようにまとめてみました。全日空は好調に推移しているようです。路線拡大がようやく業績に反映してきたのでしょうか。一方、日本航空は人件費や燃油サーチャージャーの減益や円高などが響き、大きく落ち込んでいます。しかし、純利益は売上高が少ない日本航空の方がまだリードしています。ロードファクターも日本航空の方が良いですね。全日空の方は、有利子負債の残額が多く、何かあった場合はこれが心配になります。

項目
営業利益
経常利益
売上げ高
売上額
純利益
有利子負債額
国際線L/F
国内線L/F
通期見通し
全日空
11.5%増
10.7%増
2.7%減
1兆3317億7700万円
865億6200万円
(18.0%増)
7267億円
75.6%(0.8P減
65.8%(0.9P増)
据置
日本航空
19.2%減
20.2%減
4.7%減
9754億8800万円
1082億8200万円
24.6%減
926億円
79.9%(0.2P減
69.3%(1.3P増)
据置

                                        (増減は前年同期比 L/Fはロードファクター)

@ジェットスター・J が LCC 初めての法人向けサービス
 今日の「Traicy」によりますと、ジェットスター・J は法人向けサービスの「Jetstar Business Hub」の受付を始めました。登録しますと、2000円で出発当日のフライト変更や日付・時刻・搭乗者名の変更、「スタンダードシート」と「アップフロントシート」の座席指定が無料になるほか、予約のキャンセルとフライトバウチャーでの払い戻し、7Kgまでの機内持ち込み手荷物1点のほかに、ノートパソコンなど座席下に収まるサイズの手荷物1点の追加持ち込みが可能となります。


*2月1日

@1月のアクセスウは23,181回でした。

@昨日、高速離脱誘導路などの公聴会行われる
 昨日芝山町で、1時間当たりの発着回数を現行の68回から72回にするための、誘導路とエプロンの整備に関する公聴会が開かれました。公聴会では、NAA斉田副社長、相川芝山町長、成田国際空港航空会社運営協議会田中議長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 大会準備運営第二 局 勝谷輸送宿泊部長の4人が、賛成の立場から公述を行いました。会場には周辺住民など約80人が傍聴しました。

@全日空と日本航空が今日から燃油サーチャージャーを適用へ
 全日空と日本航空は今日から、国際線運賃にかかる燃油サーチャージャーを復活させました。日本発着では片道3500〜200円となっています。

@エアアジア・ジャパンが昨年末に増資
 今日の「Traicy」によりますと、エアアジア・ジャパンは昨年12月29日付けで増資を行い、資本金を40億455万25円に増額しました。

@ MRJ 試験2号機が先月5日から試験飛行を開始
 三菱航空機会社は昨日、昨年12月にグラントカウンティ国際空港に到着した三菱リージョナルジェット(MRJ)試験2号機が、現地時間1月5日から試験飛行を開始したことを明らかにしました。初回の試験飛行は約2時間20分だった、とのことです。なお、同社は昨日、 MRJ 製作過程の新しい動画を公開しました。


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