2019年1月後半の出来事


*1月31日

@発着回数の伸びは相変わらず1%、旅客数は5%増、成田空港昨年12月
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「2018年12月の空港運用状況」によりますと、総発着回数は前年同月比(以下同じ)1%増の12月として過去最高の2万1622回となりました。この内、国際線は12月として過去最高の1%増、国内線は12月として過去最高の3%増となっています。
 総旅客数は5%増で12月として過去最高の354万3079人となり、この内、国際線は12月として過去最高の6%増で、日本人は7%増、外国人は12月として過去最高の5%増となっています。国内線は12月として過去最高の3%増でした。
 総国際貨物量は14%減で、この内、積込量は13%減で、輸出量は5%減となっており、一方、取卸量は15%減で、輸入量は7%減となっています。
 給油量は2%減でした。
【コメント】総発着回数の伸び率は2ヶ月連続の1%となっています。明日に取り上げますが、2018年1年間の総発着回数の伸び率も1%にとどまっています。成田空港の機能強化計画で示されている需要予測の最低レベルの伸び率ですね。現在の最大空港能力30万回までにはまだ、4.5万回の余裕があります。飛行コース下の住民に非人間的な苦痛を強いる機能強化計画は見直すべきです。

@ティーウエイ航空が成田=済州線を4月3日から増便へ
 昨日の「Traicy」によりますと、韓国のティ−ウエイ航空は4月3日から、成田=済州線を週1便増便し、週4便とします。増便となるのは水曜日です。

@全日空傘下の LCC は第3四半期で15億円の黒字に
 ANAホールディングスは昨日の第3四半期決算で、傘下のLCCについて、ピーチ・アビエーションが19億円の黒字、バニラ・エアが4億円の赤字で、両社合計で15億円の黒字だったことを明らかにしました。両社合計した旅客数は前年同期比5.3%増、利用率は0.1ポイント減の86%だった、とのことです。

@羽田空港新都心ルートの管制問題で日米が正式合意
 昨日、野上内閣官房副長官は日米で交渉していた、羽田空港新都心ルートで横田空域を通過することについて、「在日米軍との間で昨日(29日)、基本合意がなされた」ことを明らかにしました。

@国土交通省が関西空港1期島の滑走路かさ上げを計画
 今日の讀賣新聞によりますと、国土交通省は関西空港の高波対策として、1期島の護岸と滑走路をかさ上げする方針を固めました。まず護岸を上積みし、次に滑走路を約1mかさ上げします。この後、さらに護岸を上積みします。滑走路工事は運用に支障が出ないように、夜間に行い、アフファルトを厚さ10cmずつ上塗り舗装していきます。2019年に着工し、完成には3年程度かかる見込み、とのことです。これにより、現在は海面より3m高い滑走路が4mの高さになる事になります。

@17日の大阪空港でのエンジン停止トラブルで全日空が「エンジンに問題はなかった」
 現地時間30日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、日本時間17日に大阪空港で起こった全日空985便・B787型機の、着陸後の両エンジン停止トラブルについて、全日空は「エンジンの調査の結果、エンジンには不具合は発見されなかった」との声明を発表しました。これに対してエンジンを製造したロールスロイス社はATWの取材に対して情報を提供せず、ボーイング社はコメントを控えました。


*1月30日

@ANA ホールディングスの第3四半期は増収減益、通期見通しは変えず
 ANAホールディングスが昨日発表した「2019年3月期 第3四半期決算」によりますと、売上高は前年同期比(以下同じ)5.2%増の1兆5684億円、営業損益は5.6%減、経常損益が5.9%減、純利益が30.2%減と大幅落ち込みで、増収減益となっています。純利益の大幅な減少については、前年同期でピーチ・アビエーション連結子会社化による特別利益計上の反動や、米国での集団民事訴訟のために和解金約65億円を特別損失として計上した、ことなどによる、としています。2019年3月の通期の見通しは変更していません。
【コメント】「米国での和解」とは何だったのでしょうか。私には記憶がないのですが。

@ANA ホールディングスが PALホールディングスに104億円を出資
 ANAホールディングスは昨日、フィリピン航空を傘下に持つ「PALホールディングス」株の内、9.5%を、9500万米ドル(約103億9500万円)で取得する、と発表しました。

@国土が MRJ を見据えた「航空機検査制度のあり方」を公表
 国土交通省は今日、「国産航空機の運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方について」を公表しました。これは三菱リージョナルジェット(MRJ)の運航を見据えての型式証明(TC)などの検査制度に関するものとなります。内容は、国産航空機の耐空性維持に係る仕組みの導入、航空機の更新耐空証明検査に係る制度の見直し、装備品の整備・交換に係る制度の見直し、となっています。写真は名古屋空港を離陸滑走するMRJ 90型機(JA21MJ)です。

 

@米国運輸安全局「政府の一部閉鎖により、15件の航空機事故に検査官を派遣できなかった」
 29日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、米国運輸安全局(NTSB)は、現地時間 25日に終了した米国政府機関の35日間の休業中に、15件の航空事故に調査官を派遣できなかった、と発表しました。このため、失われやすい証拠を確保することが出来なかった可能性が大きい、と述べています。


*1月29日

@横芝光町が昨日の全員協議会で受け入れを決める
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、横芝光町は昨日、非公開の議会全員協議会を開きました。佐藤町長はこの席で、A滑走路運用時間1時間延長を容認する考えを表明し、全員協議会でも容認することになりました。評議会では「2020年夏ダイヤからの実施でも十分」との反対意見も出ましたが、「冬ダイヤは国策だから理解できる」などの意見が出ました。会議後、佐藤町長は「当初は『時期尚早』と発言したがここにきて地域振興が大きく動き始めている。観光施策などでは国から提案ももらっている。 NAA も国と県の間に入って積極的に協力してくれている。山武市が結論を出した中、横芝光町だけ容認しないというのは得策ではないという総合的判断もあった」と述べました。
【コメント】この所、国土交通省や成田国際空港株式会社(NAA)が関係する会議は“非公開”とされることがほとんどです。政策決定の“密室協議”が当たり前になっています。都合の悪いことを国民に知らせずに「強引に力で押し切る」と言う自民・公明政権の、戦前の軍国主義復活を目指している姿勢が恐ろしいですね。住民説明会も一方的に考え方を“説明”し、お上の方針を“理解しろ”と言うだけのものになっています。

@バニラの12月実績は国内線旅客数は8.1%増も、搭乗率は6.1ポイント減
 バニラ・エアが昨日発表した「2018年12月の輸送・運航実績」によりますと、国内線旅客数は前年同月比(以下同じ)8.1%増の11万8503人、搭乗率は6.1ポイント減の71.1%となりました。一方、国際線旅客数は3.3%減の9万1168人、搭乗率は2.2ポイント減の78.9%となっています。
 運航実績は国内線欠航率が±ゼロの1.1%、定時出発遅延率が7.2ポイント改善の10.8%となり、国際線では欠航率が±ゼロの0.0%、定時出発遅延率が14.5ポイント改善の7.5%となっています。

@全日空がB737MAX8型機30機とA320neo型機18機を発注
 ANA ホールディングスは今日、ボーイング社に対し、B737MAX8型機30機(この内、確定が20機、オプションが10機)を発注し、エアバスにA320neo型機18機(全て確定)を発注した、と発表しました。A320neo型機は子会社のピーチ・アビエーション用となります。受領は2021〜2025年とのことです。

@三菱航空機会社が「開発阻害」としてボンバルディア社を逆提訴の方針
 昨日のNHKニュースによりますと、三菱航空機会社はボンバルディア社が同社を訴えている訴訟は「開発を阻害するための行為だ」などとして、今週中にも逆に、ボンバルディア社を訴える方針を固めた、とのことです。記事では「対立の深刻化で、来年半ばとしている初号機の納入に影響を及ぼす事態とならないか注目されます」と結んでいます。


*1月28日

@A滑走路時間延長を横芝光町も受け入れか
 今日の共同通信が伝えたところでは、今年10月末の冬ダイヤからA滑走路運用時間を1時間延長する事に反対を表明していた山武市と横芝光町が今日までに、受け入れる方針を表明した、とのことです。これにより、周辺首長が全て同意したことになり、国とNAAは近く正式合意する事になる、とのことです。
【コメント】山武市は25日に受け入れを表明していますが、横芝光町は今日受け入れに同意したのでしょうか。

@昨日未明のカーフューは降雪の用意がしてなかった???
 昨日未明の「緊急事態(従来取り決め)に伴うカーフュー内運航」ですが、今日のホームページを見ますと、速報として「成田空港の悪天候(降雪)に伴う大幅な遅延発生のため」としか出ていません。
 また、今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、「成田空港は26日夜、雪による悪天候の影響で除雪作業が間に合わず、本来の滑走路の運用時間を最大2時間延長し、翌27日午前1時までとした。成田国際空港会社によると、滑走路や複数の機体に雪が積もり、国際線の出発便に大幅な遅れが生じた。」と出ています。
【コメント】たった、0.5mmの降雪(積雪ではありませんが)でこんな影響を出すなど、ちょっと考えられません。「雪は降らない」と言うことで、人員の配置や除雪車や融雪車などの用意が出来ていなかった、と言うことなのでしょうか。新千歳空港などでは考えられない事と思われますね。

@成田空港警備隊が来年度に500人削減、空警隊費用は約110億円
 以前にも書いた記憶はあるのですが、今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、来年度に千葉県警の成田国際空港警備隊(空警隊)の削減・再編を行う事になっています。現在の約1500人を500人削減して1000人体制とします。再編では、銃器や爆発物、NBC(核・生物・化学)テロにそれぞれ対応する専門部隊を強化し、テロを起こさせないことを最優先する、とのことです。空港警備隊の経費は国が約9割の107〜119億円を補助し、残りの約1割を千葉県が負担しています。

@バニラ・エアの累計乗客が26日に1000万人突破
 バニラ・エアは今日、2013年12月就航依頼の累計乗客が26日に1000万人を突破した、と発表しました。5年1ヶ月での達成になります。

@韓国が南北共同で小型旅客機製造の可能性を調査
 現地時間28日の「Flight Global(英文)」によりますと、韓国航空宇宙産業(KAI)は今後2年をかけて旅客機製造の可能性を調査する、とのことです。「可能性がある場合にはその後の5年の間に飛行を開始する予定」とのことです。このプロジェクトは南北経済協力の下に進められる事になり、機種はターボプロップかリージョナルジェットになるようです。「リージョナルジェットの場合にはMRJ 90型機やMRJ 70型機と競合することになる」とのことです。韓国航空宇宙産業(KAI)はこの小型機の需要は400機ある、と見込んでいます。


*1月27日

@今日未明0時54分までに23便が出発、従来取り決めのカーフューで
 昨日深夜、「緊急事態(従来取り決め)カーフュー内運航」が発生しました。成田空港の降雪(?)に伴う、大幅な遅延のため、出発の23便が午後11時以降の出発となりました。最終出発便は今日午前0時54分でした。
【コメント】昨日の気象庁アメダスによりますと、成田空港の雨量は午後6時に0.5mmだけとなっています。これで、「降雪とのため」とは解せません。他の空港の降雪のために遅れたら、「カーフュー弾力的運用」となり、出発便は倍の使用料を払わなければなりません。それが嫌で、「成田空港の降雪のため」としたのでは、と疑いたくなります。明日のホームページで詳しいことが分かると思いますが。

@ニューギニア航空の成田=ポートモレスビー線が4月6日から6月29日まで運休
 今日の「Fly Team」によりますと、ニューギニア航空は毎週土曜日に運航している成田=ポートモレスビー線を、4月6日から6月29日まで運休します。ただし、ゴールデンウイーク期間中の4月27日と5月4日は運航します。

@フライト8%増加で騒音は14%増に、EU の環境報告
 現地時間25日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、EUは現地時間24日、「欧州環境庁」と大陸の航空管制プロバイダーである「ユーロコントロール」、「欧州航空安全局( EASA )」によって作成された「第2回欧州航空環境報告書(EAER)」を発表しました。これによりますと、2014年〜2017年にフライト数は8%増加しています。しかし、エンジンおよび空力技術の改善にもかかわらず、排出量と騒音の増加をもたらしています。二酸化炭素が10%増、亜酸化窒素が12%増、騒音が14%増加している、と報告しています。

@羽田行きのハワイアン航空機が緊急着陸
 昨日の「iZa」によりますと、昨日午後7時20分頃、ホノルル発羽田行きのハワイアン航空457便・A330型機が、羽田空港に緊急着陸しました。乗客・乗員にけが人はありませんでした。主翼のフラップに不具合が生じたものと見られています。

@BA とガルーダ・インドネシア航空がレガシー塗装で運航へ
 この所、ブリティッシュ・エアウェイズやガルーダ・インドネシア航空(間違たので訂正いたしました)などが、昔の機体デザインを復刻して運航し、アピールすることを発表しています。ガルーダ・インドネシア航空では今日午前8時15分到着予定の888便をこの旧塗装機で運航するとのことです。ブリティッシュ・エアウェイズではB747-400型機に旧塗装を施して、退役する前まで運航する、とのことです。
【コメント】今の所、ガルーダ・インドネシア航空は国際線では、この関西空港便しか運航しない、としているそうです。ブリティッシュ・エアウェイズは成田路線に旧塗装機を投入する予定はあるのでしょうか?
 写真は30年以上前に成田空港で撮影したブリティッシュ・エアウェイズのVC-10型機です。この機体はもう、飛んでいないのではないでしょうか。音は相当にうるさい機体でした。

 


*1月26日

@山武市が冬季ダイヤからの実施を容認へ
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日、国土交通省と成田国際空港株式会社(NAA)の担当者が山武市を訪れ、A滑走路運用時間1時間延長を、10月末からの冬季ダイヤから実施することについて説明を行いました。
 説明は非公開の全員協議会で行われ、会議後、松下市長は「騒音下の市民のことをしっかり感じてもらったことが大きい。今まで以上に山武市のことを見てくれていると実感した。空港圏9市町の中でもインバウンド促進へ冬ダイヤを求める意見もある。一緒に進めていくことが原則」と述べ、冬季ダイヤからの実施を容認する意向を示しました。加藤市議会議長は「航路下の住民の心情を考えると心が痛む。これは苦渋の決断と、関係者にも重く受け止めてほしい」と述べました。同市では近く6項目を盛り込んだ要望書を国、県、 NAAに提出する、とのことです。

@ NAA がランプコントローラーへのアルコール検査を義務付け
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は昨年12月27日から、空港内での航空機地上誘導を行う社員に対し、就業前のアルコール検査を行っており、この程、義務付けました。呼気検査で0.1ミリグラム以上が検出された場合は、飲酒の有無などを確認して、業務を禁じるなどの措置をとるとしています。成田空港では、全国で唯一航空管制官でなく社員のランプコントローラーが航空機の地上誘導を行っています。

@全日空の副操縦士も2014年にアルコール検査に替え玉、公表せず
 今日の北海道新聞によりますと、全日空で2014年5月10日の羽田発上海行きの便に乗務する予定だった副操縦士が、乗務前の呼気検査で0.1ミリグラムの基準を超えるアルコールが検出されていたことが分かりました。この副操縦士は別の副操縦士に再検査を頼み、呼気検査に合格したように装いましたが、管理担当者が気付きました。結局、両副操縦士は乗務からはずされ、交代して、この便は30分遅れで運航しました。
 同社は同年、この副操縦士を出勤停止1カ月の懲戒処分、代わりに検査を受けた副操縦士を訓戒処分としていました。全日空はこの事実を公表せず、日本航空が今月7日に国土交通省に報告したことを受けて、11日になって国土交通省に報告しました。
【コメント】やっぱり、全日空でもこのような事例があったのですね。元々、検査を実施したかどうか不明の件数は、日本航空に比べ、全日空の方がはるかに多かったのですから。

@エアドゥの機長が乗務前12時間以降の飲酒で3便に乗務
 エアドゥは昨日、去る2日に新千歳発羽田行12便の機長が、規定の12時間前以降まで飲酒していたことを明らかにしました。乗務前のアルコール検査では社内規定内の0.07ミリリットルだったため、そのまま乗務させて運航し、その後の19便と20便にも乗務して運航させた、とのことです。22日と23日に行われた国土交通省の立ち入り検査で、アルコール反応があったことから前後の経過を調査する中で、12時間前以降の飲酒が判明した、とのことです。

@日本航空の昨年12月実績は国際線・国内線共に堅調な伸び
 日本航空が昨日発表した「JALグループ218年12月マンスリーレポート」によりますと、国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)4.4%増の74万6189人、利用率は1.3ポイント増の78.1%となりました。
 一方、国内線旅客数は4.7%増の283万1878人、利用率は2.6ポイント増の69.3%となっています。この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が3.7ポイント減の76.4%、成田=新千歳線が7.4ポイント増の67.7%、成田=中部線が3.2ポイント増の74.9%、成田=福岡線が9.5ポイント減の57.9%となっています。
 運航状況は欠航率が国際線は±ゼロの0.0%、国内線が0.1ポイント悪化の1.4%となり、定時出発遅延率は国際線では0.7ポイント改善の9.7%、国内線では0.4ポイント改善の12.8%でした。

@トランプ大統領が2月15日までの一部閉鎖解除予算で譲歩、昨日は管制官不足で3000便が遅れる
 米国での連邦政府の一部閉鎖ですが、現地時間25日、トランプ大統領と民主党が2月15日までの3週間に限り、政府閉鎖を解除する暫定予算案の成立で合意しました。しかし、メキシコ国境の壁建設ではトランプ大統領の強硬姿勢は変わっておらず、先行きは不透明です。
 米国では管制官が不足し、約3000便に遅れが出ました。ニューヨークのラガーディア空港では一時離発着を禁止しました。


*1月25日

@ロンドン議会がヒースロー空港の発着枠拡大に反対の報告書
 現地時間24日の「ATWオンライン(英文)」によりますと、23日、ロンドン議会環境委員会は、地元住民からの「ヒースロー空港とシティー空港を利用する航空交通量を増やすべきではない」との懸念について報告書を公表しました。それによりますと、空港側が「2つの既存の滑走路を効率的に活用して年間最大25000回の発着回数増加が可能」との提案に懸念を表明しています。報告書では「空の旅の需要がますに連れて、衰弱させるような騒音の侵入と共に生きる選択肢しかない人々の悲惨さがます」と述べています。ロンドン市長の「Sadiq Khan氏」はヒースロー空港第3滑走路の計画について反対を表明しています。報告書ではまた、飛行回数の増加を最小限に抑えること、早朝の飛行に対するより強い制限、および、地元住民のための予測可能な休息期間を求めています。
【コメント】「予測可能な休息期間」というのは多分スライド制(「ヒースロー空港のスライド運用」を参照)のことを指しているものと思われます。ロンドン議会というのがどのような規模を指すのかは分かりませんが、ロンドンの市議会とは違うようですね。ロンドンの中のヒースロー空港地元周辺議会のようです。成田空港周辺自治体も、このように騒音下住民の立場に立った考え方をしてもらいたいと思います。

@スカイマークが3月下旬に成田=サイパン間にチャーター便
 スカイマークは今日、3月22日から30日まで、成田=サイパン間のチャーター便を運航する、と発表しました。この間に6往復を運航します。座席は全て旅行会社が買い取りますので、一般の予約販売は行いません。スカイマークは経営悪化に伴い、2014年10月25日に成田空港から撤退していますので、約4年半ぶりの成田空港乗り入れになります。写真は撤退前に成田空港を離陸するスカイマーク機です。

 

@全日空が夏季ダイヤの9月1日から成田=パース線を開設
 全日空は23日、「2019年度 ANAグループ航空輸送事業計画」を発表しました。これによりますと、成田空港関係では9月1日より成田=パース線(1日1往復、B787-8型機)を開設し、2019年来冬季期間中に成田=チェンナイ線を開設します。また、成田=成都線を3月31日から週4往復から週7往復に増便します。
 貨物便では7月2日から8月25日まで成田=関西=上海=成田線を週片道6便で開設し、10月27日からは成田=シカゴ線を開設し(詳細は調整中)、逆に、成田=上海線を現行の週7往復から週1往復に減便します。
 機種変更では、B787型機の最新鋭機・B787-10型機を4月26日から成田=シンガポール線に、さらに、7月1日から成田=バンコク線に投入します。さらに、国内線では成田=中部線を5月24日から1日2便から同3便に増便します。

@日本航空が夏季ダイヤの3月31日から成田=シアトル線を開設
 日本航空は23日、2019年度の運航計画を発表しました。成田空港関係では、すでに発表されている3月31日からの成田=シアトル線(1日1往復)の開設、同じく3月31日からの成田=モスクワ線の増便(週4往復から週7往復へ)、そして、成田=シカゴ線の季節運航(6月8日〜9月3日の月・水・木・土曜日)となっています。

@日本航空が2020年夏季ダイヤまでに成田=インド・ベンガルール線を開設
 日本航空は23日、2020年夏季ダイヤまでに成田空港とインド・ベンガルール(バンガロール)を結ぶ路線を開設する、と発表しました。機材はB787-8型機で、1日1往復となる予定です。

@芝山鉄道が昨日からグッズの販売を開始
 芝山鉄道では昨日から、芝山千代田駅でオリジナルグッズの販売を始めました。グッズはキーホルダー、ステンレスボトル、トートバック、ミニタオルの4種類です。詳しくはホームページで見て下さい。なお、通信販売はありません。購入は芝山千代田駅の改札窓口になります。

@米国連邦政府の一部閉鎖で、航空会社や航空関係労組が「危機的状況」と訴え
 米国ではメキシコ国境の壁建設を巡りトランプ大統領と民主党の対立から、予算が成立せず、連邦政府職員の一部が無給の自宅待機や出勤を強いられています。2回目の無給の給料日を迎えた現在、航空管制や空港の安全管理の職員が休暇を取るなどして、人員不足が深刻となっており、航空会社幹部や航空関連労組などが、「セキュリティと安全保障への懸念が強まり続けている。危機的状況だ」と訴えています。


*1月24日

@ NAA がA滑走路運用時間1時間延長で横芝光町と山武市に騒音対策費増額を示す方針
 今日のNHKニュースによりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は「今年10月末からのA滑走路運用時間1時間延長は2020年のオリンピックに向けてどうしても必要」としてこれに反対している横芝光町と山武市に対して、騒音対策の費用の一部をNAAが追加で負担することを提案するとのことです。また、両市町が要望している周辺道路の整備や企業誘致についても実現に向けての国などとの協議を加速させる、とのことです。
【コメント】 NAA は運用時間を6時間に削られる住民を抜きにした“対策”ではなく、住民の生活と健康を守る施策を示すべきです。自治体も「騒音に苦しめられる住民」を出汁にして実利を取るようなやり方は慎重にやるべきです。

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」45例目が発生
 昨日深夜、2018年度「カーフュー弾力的運用」45例目が発生しました。
・45例目 新千歳発成田行きのジェットスター・J 120便・A320型機が、新千歳空港での降雪による、玉突き遅延のため、午後11時5分に、B滑走路北側から着陸したものです。

@今日午前、日本航空でシステム障害、約1時間で復旧
 今日午前9時過ぎ、成田空港の日本航空カウンターでシステム障害が発生しました。これにより、チェックインや搭乗手続に遅れが出ましたが、同40分頃、復旧した、とのことです。

@成田空港警が日本航空に拾得物管理で感謝状
 昨日の千葉日報(有料電子版)によりますと、千葉県警成田空港署では年間の拾得物が約8万5000件に上る、とのことです。この内、約3分の1はネックピローと書籍とのことで、返却率が低く困っていました。同署では昨日、これらの拾得物を保管してくれている日本航空に対して署長感謝状を贈呈しました。なお、ネックピローや書籍については、日本航空が同署に書類を提出することにより、2週間保管した後に廃棄することが可能になった、とのことです。

@成田空港の保安検査で、包丁4本見逃す
 21日午後3時頃、成田空港の保安検査で、ペルー国籍の旅客が刃渡り約20cmの包丁4本を持っているのを見逃していたことが分かりました。この旅客は午後3時半出発の成田発メキシコシティー行きのアエロメヒコ57便に搭乗することになっていましたが、出国エリアで係員に「包丁は機内持ち込み禁止ではないか」申し出て、包丁を放棄して、出国しました。

@バニラ・エアの予約システムの成田=石垣線でシステム障害
 バニラ・エアは今日午後2時頃からウエブサイトでの、成田=石垣線の6月1日〜9月30日分の予約と変更が出来ないシステム不具合が発生している、と告知しています。


*1月23日

@昨年12月の成田空港貿易額は輸出が8.4%減、輸入が21ヶ月ぶりのマイナスに
 東京税関が今日発表した「成田空港12月分 成田空港貿易概況(速報)」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)8.4%減の9440億6500万円、輸入額は0.5%減の1兆1360億7200万円となりました。輸出額は2ヶ月連続の前年同月比マイナス、輸入額は2017年2月以来、21ヶ月ぶりのマイナスとなっています。

@IBEXエアラインズの成田=仙台線が7月1日から再開
 全日空は今日、運休していたIBEXエアラインズによる成田=仙台線を、7月1日より再開することを発表しました。使用機はCRJ700型機となります。1日1往復で成田空港発着が夕方となります。

@25日のNHK総合の「ドキュメント72時間」で第3ターミナルを取り上げ
 NHK総合では25日(金曜日)午後10時45分放映の「ドキュメント72時間」で、「成田空港 格安航空会社(LCC)専用ターミナルで」を放映します。
 NHKの紹介によりますと「今回の『ドキュメント72時間』は、年の瀬の成田国際空港を舞台に、2015年に開業した格安航空会社(LCC)専用の『第3ターミナル』に密着します。最寄り駅がある第2ターミナルからの距離は、およそ600メートル。荷物が多いと移動が大変ですが、通常の半額ほどの安さが受け、利用者は年々増加しています。フードコートも併設された出発ロビーは24時間利用可能で、1日2万人が行き交います。平成最後の年越し。格安チケットを手に、みんなどこへ向かうのでしょう?(語り)吹石一恵」となっています。

@成田空港を使い金塊約4トン密輸か、イスラエル国籍の2人を逮捕
 千葉県警と東京税関は今日、イスラエル国籍の男2人を関税法違反や消費税法違反などの容疑で逮捕した、と発表しました。
 2人は2017年11月3日に、香港にいる仲間と共謀して、金解約200Kgを自動車部品に挟み込むなどとして密輸し、納付すべき消費税約7390万円を免れた疑いがあります。2人はこの他にも約50回、同様の手口で計4トンの金塊を密輸した可能性がある、とのことです。

@昨年2月のニューヨークでの NCA 重大インシデントはパイロットの高度監視不十分が原因
 今日の神奈川新聞によりますと、国土交通省は昨日、昨年2月にニューヨークのJ・Fケネディー空港で起こった、日本貨物航空(NCA)機の着陸復航重大インシデントについて、原因は「機長と副操縦士が計器を監視できていなかった」ために、異常に低い高度で進入を行い、高度約146mで、緊急操作を行った、としている、とのことです。
【コメント】現地が米国ですので、米国当局の報告書が国土交通省に届いたものと思われます。運輸安全委員会には何も出ていません。

@ANA ホールディングスがフィリピン航空への収支を検討
 今日の日本経済新聞によりますと、ANAホールディングスはフィリピン航空との資本提携を検討している、とのことです。フィリピン航空を傘下に持つPALホールディングスに100億円を出資する計画とのことです。出資比率は10%前後になる、とのことです。

@国際航空貨物がじわりと減少、貿易紛争や英国のEU離脱などが影響か
 昨日の「Lnews」によりますと、航空貨物運送協会が昨日発表した「2018年12月の国際航空貨物取扱実績」によりますと、国際輸出航空貨物件数は前年同月比(以下同じ)10.66%減、重量ベースでは6.19%減となりました。また、国際輸入航空貨物件数は3.16%減、重量ベースでは7.71%減となっています。

@カナダのウエストジェット機内で電子たばこのバッテリーが発火、無事に緊急着陸
 現地時間22日の「Flight Global(英文)」によりますと、現地時間12日、カナダ・カンクン発バンクバー行きのウエストジェット113便で、飛行中に「貨物室後方で火災発生」の警報が出ました。このため、同機はカルガリー空港に緊急着陸し、貨物室から煙の出ているスーツケースを引き出して消火しました。原因はこの荷物の所有者が電子たばこのLi-Ionバッテリー2個を誤って詰め込み、充電したことにあった、と断定されました。米国連邦航空局(FAA)は機内預け荷物に電子たばこを入れることを禁止しています。


*1月22日

@イースター航空が成田=仁川線を2月8日から1日3便に増便
 今日の「Traicy」によりますと、韓国のイースター航空は2月8日から増便し、1日3往復にする、とのことです。私は見落としていましたが、すでに、今月15日からは週3往復増便し、週17往復としています。これに加えて、2月8日に週4往復増便し、週21往復の1日3便となります。

@今年度前半の「安全上のトラブル」件数は183件減の487件
 国土交通省が今日発表した「航空輸送の安全にかかわる情報の中間報告(平成 30 年度上半期)」によりますと、昨年の4〜9月における安全上のトラブルは前年同期比(以下同じ)比べて、「航空事故」が6件増、「重大インシデント」が1件増、「安全上のトラブル(全体)」が183件減の487件となっています。
 また、航空会社別の「安全上のトラブル」は全日空グループが2件増の162件、日本航空グループが64件減の104件、スカイマークが4件増の31件、エアドゥが3件減の14件、ソラシドエアが2件増の11件、スターフライヤーが5件減の23件、ピーチ・アビエーションが1件増の22件、ジェットスター・J  が2件増の24件、バニラ・エアが8件増の18件、春秋航空・日本が27件減の6件、日本貨物航空が15件減の27件、IBEXエアラインズが14件減の7件、フジドリームが5件減の11件となっています。
【コメント】各航空会社別は所有航空機数と運航便数を考慮に入れないと安全度は分かりませんね。


*1月21日

@タイガーエア台湾機が関西空港で立ち往生、滑走路約2時間閉鎖
 18日の共同通信によりますと、18日午後8時5分頃、台北発関西行きのタイガーエア台湾212便・A320型機が着陸後に、オイル漏れがあり立ち往生しました。同機は牽引車で駐機場まで移動し、B滑走路が清掃のために、午後10時まで閉鎖となりました。

@三井住友フィナンシャルグループがA320neoファミリーを65機発注
 今日の日本経済新聞によりますと、三井住友フィナンシャルグループ(FG)はエアバスに対して、リース事業用にA320neo型機50機とA321neo型機15機を発注しました。カタログ価格で75億ドル(約8200億円)となり、納期は2023年からの3年間となっています。

@インドのジェット・エアウエイズがB737MAX型機3機の受領を延期か
 現地時間18日の「FlightGlobal(英文)」によりますと、経営再建に苦しむインドのジェット・エアウエイズはリース会社「GECAS」からリースを予定しているB737MAX型機3機の納入を遅らせている、とのことです。ボーイング社は昨年11月と12月に「GECAS」に新造機3機を納入していますが、この3機がジェット・エアウエウズに引き渡されていない、とのことです。
【コメント】この所、世界の中小航空会社の破綻や精算の報道が多いですね。景気の後退が影響しているのではないでしょうか。英国のEU離脱が上手くいかないと、もっと、増えるのではないでしょうか。


*1月20日

@パキスタン航空が2月15日で成田=イスラマバード線を運休へ
 今日の「Traicy」によりますと、パキスタン航空は2月15日から成田=イスラマバード線を運休にする、とのことです。同航空は現在、成田空港発着月・金曜日の週2往復で運航しています。すでに、予約できなくなっています。同航空は多額の損失によるもの、としています。これにより、同航空の日本路線はなくなります。
 写真はA滑走路の誘導路を移動するパキスタン航空のA310型機です。

 

@静鉄バスが2月16日から成田空港=静岡駅線を運行開始へ
 静鉄バスは2月16日から3月31日まで、静岡駅と成田空港を結ぶ高速バスの運行を開始します。1日1往復で運賃は6200円となります。4月1日以降の運行については、決まり次第、改めて案内する、とのことです。

@ボンバルディア社がDHC8事業もCRJ事業も売却を検討
 17日の日刊工業新聞によりますと、カナダのボンバルディア社CEOは現地時間16日、ロイター通信の取材に答え、「不採算事業は売却も含めて、あらゆる戦略的選択肢を検討するが、目下の目標は受注獲得とコスト削減だ」と述べました。同社はターボプロップ機・DHC8-400型機事業を売却する予定で、リージョナルジェット機・CRJ型機事業も見直す事を発表しています。
 写真はA滑走路北端で離陸待ちをするアイベックスエアラインのCRJ200型機です。右は次の離陸を待つルフトハンザ航空のA380型機です。この日は強い南西の横風で、アイベックス機は2回離陸を試みましたが、途中で離陸を中止しています。その後、離陸できたかどうかは不明です。

 


*1月19日

@「人間の1日の睡眠リズムは7時間眠り、17時間覚醒することが基本」と獨協医科大教授
 今日の毎日新聞に載った、「パイロット飲酒、予防法は? 睡眠リズムの管理徹底を」によりますと、独協医科大埼玉医療センターの井原裕教授は「飲酒は睡眠の質を悪くし、熟睡時間を短くする」と指摘しています。また、「人間の1日の睡眠覚醒リズムは7時間眠り、17時間覚醒することが基本です。判で押したように同じ時間に起床し、同じ時間に就寝することが最も体への負担がありません」と指摘しています。
【コメント】やはり、睡眠時間は7時間必要と指摘していますね。国やNAAが今回行おうとしている「空港機能強化計画」の「A滑走路運用時間1時間延長」や「スライド制」などは、騒音下住民の命と健康をむしばむことになる事は明白ですね。

@川西市長が「国際線は大阪空港存続協定が基本」
 昨日の日本経済新聞によりますと、兵庫県の越田川西市長は日本経済新聞の取材に答え、大阪空港の国際線について、「騒音対策とセットで検討すべきで、機種や便数など細かい条件の話が必要」と慎重姿勢を改めて示しました。大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)は国際チャーター便の誘致を運動方針に掲げていますが、越田市長は包括旅行のチャーター便について「便数など具体的な騒音シミュレーションが必要だ。(伊丹の規制を決めた)1990年の存続協定に基づく騒音対策はしっかりと守ってもらいたい」とくぎを刺しました。この存続協定では運用時間は午前7時から午後9時までとなっています。
【コメント】同じ内陸空港でありながら、大阪空港は飛ばない時間が10時間になっています。ここは、かの大阪空港騒音訴訟を闘ったところですから、このような違いが出てくるのは当然と言えば、当然ですが。しかし、これでも国と NAA は「飛ばない時間6時間(実質5時間半)」を強行しようとするのでしょうか。

@IBEXエアラインズでもアルコール検査せずに乗務する
 IBEXエアラインズは昨日、9日に男性機長がアルコール検査をせずに、仙台発大阪行きに乗務したことを明らかにしました。国土交通省には昨日報告した、とのことです。同便が出発後、仙台空港の同社社員が気付き、大阪空港到着後、アルコール検査を実施しましたが、アルコールは検出されませんでした。このため、大阪発新潟行きの便もこの機長が乗務して運航しました。この機長は元々飲酒はしない、とのことで、検査を失念していた、とのことです。

@全日空が3日にアルコールが検知された機長を懲戒解雇
 全日空は昨日、3日に起こった乗務前のアルコール検査でアルコールが検知されたのに、副操縦士にウソの証言を依頼した機長を、16日付で懲戒解雇し、副操縦士を出勤停止1ヶ月の懲戒処分としたことを明らかにしました。


*1月18日

@全日空機のエンジン停止は「プロテクション機能」作動が原因
 今日の「日刊航空」によりますと、昨日、大阪空港で起こった全日空機のエンジン停止トラブルですが、B787型機には地上滑走中にエンジンに過度の負荷がかからないようにさせる機能「プロテクション機能」がプログラムされている、とのことです。今回のトラブルは、何らかの原因でこの機能が作動してしまった事にあるようです。ただ、作動のきっかけになった「何らかの原因」については調査中、とのことです。なお、この機能は「飛行中に作動することはない」とのことです。

@石井大臣が緊急立ち入り検査実施と管制官への飲酒検査実施を表明
 石井国土交通大臣は今日、閣議後の記者会見で、国内の航空各社に、飲酒問題で緊急の立ち入り検査を行う考えを明らかにしました。日本航空や全日空、ANAウイングス、スカイマーク、日本エアコミューターの5社には、今日までに防止策の提出を求めていましたが、5社は今日の午前中に提出した、とのことです。石井大臣は「客室乗務員の飲酒ルールについても検討を進めるなど、航空の安全に対する信頼をできる限り早く回復するよう全力を挙げていく」と語りました。
 また、航空管制官についても、勤務前の飲酒検査を義務づける方向で検討する方針を明らかにしました。


*1月17日

@「機能強化推進」のチラシが新聞折り込み
 山武市の本会会員からの連絡によりますと、今朝、「成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会」が作ったチラシが新聞折り込みで配られた、とのことです。
 はっきりしないところもあるのですが、「機能強化を進めるべき」とのチラシのようです。裏面(どちらが表かわからないのですが)には「成田空港圏 みらいのカタチ」と題した「バラ色の夢てんこ盛り」のイラストが印刷されています。どちらかというと「取らぬ狸の皮算用」と言えそうです。
 空港建設の時にも、このような「バラ色の夢」がばらまかれましたが、実現しているのは成田市の一部地域だけですね。特に騒音地域は人口も減り、衰退しています。
 送られてきたチラシの写真を載せておきます。

 

@2018年の訪日外国人の伸び率が一桁台に急落
 観光庁が昨日発表した「昨年12月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比(以下同じ)4.4%増の263万2000人と12月としての過去最高になりました。また、出国日本人数は10.9%増の162万9300人と昨年で初めて伸び率が2桁台となりました。
 また、昨年1年間の訪日外客数は前年比(以下同じ)8.7%増の3119万1900人と初めて3000万人を越えました。しかし、伸び率は2010年以降で初めて一桁台と最も低くなっています。
 一方、出国日本人数は6.0%増の1895万4000人と2010年以降で最も多くなりました。
【コメント】下に2010年以降の訪日外客数の対前年比伸び率を表にしておきますが、これを見ると、昨年の関西空港台風被害や北海道地震があったにせよ、伸びが一段落していることが明瞭ですね。

2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
伸び率
26.8%
27.8%
34.4%
24.0%
29.4%
47.1%
21.8%
19.3%
8.7%

@エアドゥの運航乗務員がアルコール検査を忘れて操縦
 エアドゥは昨日、14日の札幌発中部行きの130便に乗務した機長と副操縦士と訓練生の3人が、乗務前のアルコール検知機の検査をせずに運航した、と発表しました。運航中に副操縦士が気付き、会社に報告しました。
 同航空では中部到着後、検知機によるアルコール検査を行いましたが、3人ともアルコールは検出されませんでした。このため、3人は後続の中部発函館行きと函館発中部行きの2便の運航を行いました。
 現在、3人には15日〜25日までの乗務停止処分を科しています。同航空では昨年12月18日から検知機によるアルコール検査を実施していますが、それ以前は検知機による検査は行っていませんでした。

@全日空のB787型機が着陸後にエンジン2基共に停止し滑走路上で立ち往生
 今日午前7時半頃、羽田発大阪行きの全日空985便・B787-8型機が大阪空港に着陸したところ、滑走路上で2基のエンジンが止まり、動けなくなりました。原因は調査中ですが、オイル漏れなどは確認にされていない、とのことです。このトラブルで滑走路が約40分にわたり閉鎖され、1便が欠航、9便に最大1時間44分の遅れが出ました。
【コメント】エンジンが2基共に同時に停止するなどは聞いた記憶がありません。飛行中に起こったら墜落ですね。原因の調査を慎重に行って下さい。

@国土交通省が21日に「検査制度小委員会」、 MRJ の型式証明に向けてか
 国土交通省は今日、21日に第8回航空機検査制度等検討小委員会を開催し、「国産航空機の運航開始を見据えた今後の航空機検査制度のあり方」(最終とりまとめ案)について審議する、と発表しました。
【コメント】この「最終とりまとめ案」が了承されると、三菱リージョナルジェット(MRJ)の型式証明(TC)試験飛行に進める事になるようです。

@中国の東海航空機長が妻を操縦室に入れて3路線運航
 昨日のAFP通信(日本語版)によりますと、中国民用航空局は昨年7月28日に、東海航空の機長が操縦室に女性を乗せたまま3路線を運航した事への行政処分として、この機長に対し1000元の罰金を科しました。この件について、同航空は同乗者が機長の妻だったことを明らかにし、機長に飛行停止6ヶ月、指導員としての資格を停止、12000元の罰金の処分と、妻の航空代金を請求しました。


*1月16日

@エジプト航空が成田=カイロ線を夏季ダイヤで一部期間減便に
 今日の「日刊トラベルビジョン」によりますと、エジプト航空は夏季ダイヤの3月31日から6月30日まで、現在は週2往復で運航している成田=カイロ線を週1便(成田発 日曜日)に減便し、7月1日からは週2往復(成田発 金・日曜日)に複便する、とのことです。

@昨日から日本の航空会社に「落下物防止対策基準」を適用開始
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は昨日から、日本の航空会社に対して、「落下物防止対策基準」の適用を始めました。これにより、航空機メーカーの技術資料による、約220件の対策が義務付けられます。なお、日本に乗り入れている外国の航空会社については3月15日から義務付けられます。

@連邦政府の一時閉鎖で、デルタ航空の1月減収が2500万ドルに上がる見込み
 デルタ航空のCEOは現地時間15日、電話記者会見で過去最長を更新している、米国連邦政府一部閉鎖の影響で、出張減少などにより、1月だけで約2500万ドル(約27億2000万円)の減収となる見込みを明らかにしました。その上で、「できる限り早く政府機関を開放することを要求する」と話しました。また、これにより1月31に導入を予定していたA220-300型機の路線投入を遅らせざるをえない、と述べており、さらに、認証問題でA330neo型機導入などにも影響を与える可能性がある、と述べています。
【コメント】三菱リージョナルジェット(MRJ)の型式証明(TC)の行方にも影響を与える可能性があるのではないでしょうか。もっとも、日本国内で MRJ を飛ばす分には国土交通省による日本の型式証明(TC)を取得すればよいことになります。しかし、主要な受注先である米国で飛ばすには米国連邦航空局(FAA)の型式証明(TC)が必要となりますが、こちらは多分、MRJ 70型機となりますので、路線投入は5年程度先となる見込みですから、時間は十分にあることになるのではないかと、とも考えられます。ただ、日本以外の国で飛ばすにはFAAの型式証明(TC)は必修になります。

@エチオピア航空の貨物機が領空侵犯でインドネシア空軍により強制着陸
 現地時間15日午前9時半頃、エチオピア航空の貨物機・B777型機がインドネシアのリアウ諸島バタム島上空を領空侵犯した、として、インドネシア空軍のF16戦闘機に、同島ハンナディム空港に強制着陸させる出来事があった、とのことです。このエチオピア機はシンガポールでエンジンメンテナンスを受けて、その試験飛行中だった、とのことです。この空域は通常はシンガポール側が管制していますが、リアウ諸島の管制権を巡り、シンガポールとインドネシアの間でどちらが管制するかで争われています。 

@イランで軍の物資輸送機が短い滑走路の空港に着陸し炎上、15人が死亡
 現地時間14日、イラン軍向けの貨物を輸送していた、サハ・エアランズのB707型機が目的地の約30Km手前にある、Fath飛行場に緊急着陸しようとして失敗し、滑走路を飛び出し、壁に激突して炎上しました。搭乗していた16人の内、15人が犠牲となり、残る1人も重体とのことです。原因は操縦士が間違って、大型機用でない同空港の1100mの滑走路に着陸したため、とのことです。緊急着陸の理由は悪天候とみられています。


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