2019年4月前半の出来事
*4月13日
@都合により、明日と明後日の更新が出来ません。
@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」3例目が発生
昨日深夜、2019年度「カーフュー弾力的運用」3例目が発生しました。
・3例目 成田発青島行きの全日空8427便 ・B767-300型機が、前便でのアモイ空港の管制制限による玉突き遅延のために、午後11時36分に、B滑走路北側から離陸したものです。
@バニラ機がピーチ仕様に改装のため、マレーシアに出発
ピーチ・アビエーションと統合するバニラ・エアの機体の改装が始まりました。改装される最初の機体・「JA04VA」機がマレーシアに向けて、昨日成田空港を出発しました。塗装だけではなく、操縦室のアビオニクスや客室の仕様もピーチ・アビエーション機と同じにします。
写真は昨日ではありませんが、JA04VA機です。
@ FAA はB737MAX型機の運航再開を認める耐空証明を5月下旬〜6月上旬を目標に
現地時間12日の「ATWオンライン(英文)」が伝えたところによりますと、有料記事で一部しか読めないのですが、米国連邦航空局(FAA)はB737MAX型機の運航再開に関する耐空証明を5月下旬から6月上旬までに出すことを目指している、とのことです。
【コメント】もちろん、耐空証明が出ても、すぐに、運航再開出来るわけではありません。パイロットの訓練や議会の調査などが終わらないと、再開出来ないと思われます。
@サウスウエスト航空がB737MAX型機運航停止期間を8月5日まで延ばす
米国のサウスウエスト航空はB737MAX型機の運航停止期間を、従来の「6月7日まで」から「8月5日まで」に延長することを明らかにしました。
*4月12日
@「ZIPAIR」が増資と制服などを発表
日本航空が設立した成田空港を拠点とする中・長距離LCC 「ZIPAIR」は昨日、ロゴや機体デザインや制服を発表しました。機体は尾翼に大きく「Z」が描かれ、胴体に緑のラインが入ります。制服は客室乗務員が地上業務も行うため、運航乗務員も含めて共通とし、黒と白の上下となります。上下の組み合わせは自由とし、靴は働きやすさと安全性を重視し、スニーカーとしています。
また、40億2000万円の増資を行ったことを発表しました。増資は日本航空が100%を引き受け、日本航空の完全子会社となります。これにより、資本金が25億円、資本準備金が25億円となります。
西田社長は発表後の記者会見で、機体整備を日本航空グループに委託し、整備士の採用は行わないこと、客室乗務員の当初採用は100人強と考えていること、機材のB787型機の客席は日本航空の同型機の座席数186席の約1.5倍を考えている、と述べました。
@全日空のA380型機が昨夜初めて(?)の夜間飛行訓練
「Flightradar24」によりますと、全日空のA380型機(JA381A)は昨日、初めてと思われる夜間飛行訓練を行ったようです。関西空港を午後7時23分に離陸し、成田空港には同8時44分に着陸したようです。ただ、今日は「Flightradar24」のサーバーに一時障害が発生したようで、成田空港から関西空港への飛行記録は残っていません。
今日は午後4時現在で、飛行の記録は出ていませんので、もしかすると、今日も夜間に飛行するのかも知れません。
@ボーイング社のCEOが試験飛行の96回実施を強調
現地時間11日の「Flight Global(英文)」によりますと、ボーイング社CEOのDennis Muilenburg氏は現地時間11日に開かれた、ダラスの「ジョージWブッシュ大統領センター」でのリーダーシップフォーラムで、B737MAX型機の運航停止後96回の試験飛行を行ったことなどを明らかにし、安全性をアピールしました。
【コメント】CEOは失速防止システム(MCAS)のソフトの改修などで、1日も早い飛行再開を望んでいるようですが、失速防止システム(MCAS)を隠していたことや、当初、飛行の早期停止をしなかったことや、米国連邦航空局(FAA)との“癒着”とも受け取れる関係などの問題が検証されることで、飛行再開は相当長期にわたる模様ですね。
*4月11日
@「SPRING」の王会長が延長時間帯での運航便設定に意欲
今日の「WING DAILY」によりますと、「SPRING」の王会長は新ブランド名の発表式典で、成田空港A滑走路の運用時間延長について「これは非常に良いことだ。これを使えば、同じ機体で中国線を2往復することが出来るし、国際線と国内線に使い分けすることが出来るようになる。機体の運用効率も上がり、利益も上がるようになる」と歓迎する姿勢を示しました。
【コメント】この騒音によって、睡眠を妨げられ、体調を崩す住民はどうしたらよいのでしょうか。成田空港は日本にあるのです。中国の騒音に寛容な常識は通用しないと思うのですが。
@3月の成田空港関係航空機の新規登録は全日空のA380型機など5機
3月の航空機登録動向では成田空港関係として、全日空のA380型機(JA381A)、ジェットスター ・J のA320型機(JA25JJ),全日空のA320neo型機2機(JA218A、JA219A)、全日空のB787-10型機(JA900A)の5機が新規登録されています。
@スカイマークの3月実績は旅客数が3.1%増、搭乗率は0.6ポイント減
スカイマークが発表した「3月運航 ・搭乗実績」によりますと、搭乗実績は旅客数が前年同月比(以下同じ)3.1%増の65万1213人、搭乗率は0.6ポイント減の86.6%となっています。
運航実績では欠航率が0.5ポイント改善の0.1%、定時出発遅延率は0.4ポイント改善の5.4%となりました。
@ FAA のB737MAX型機を巡るパネルに多数の国の担当者が参加
昨日のロイター通信によりますと、元米運輸安全委員会(NTSB)委員長のクリストファー・ハート氏は現地時間5日、B737MAX型機の審査する米国連邦航空局(FAA)のパネルが4月下旬に審査を開始し、期間は90日程度になるとの見通しを示しました。
議長には同氏が就任する予定です。このパネルには中国や欧州など多数の航空監察機関が参加することになる、とのことです。
【コメント】この事から、運航再開は少なくても3ヶ月後と言う事になりますね。市場関係者予測での運航停止期間の最長は9ヶ月程度とのことです。
@ボーイング機の3月の受注と引き渡しが大幅減に
米国メディアによりますと、ボーイング社の3月受注ではB737型機ファミリーの受注がゼロになった、とのことです。ゼロになったのは約7年ぶりです。
また、1〜3月の引き渡しも前年同期比で19%減の149機に減りました。この内、B737型機ファミリーの引き渡しが同約33%減となっています。
@中国東方航空がボー社にB737MAX型機運航停止の補償を請求
中国メディアが伝えたところによりますと、中国東方航空はボーイング社に対して、B737MAX型機の運航停止に対して、補償を求めている、とのことです。東方航空の幹部は「現時点での影響は大きくないが、補償についてボーイングと話し合いを進めている」と述べた、とのことです。
*4月10日
@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」2例目が発生
昨日深夜、2019年度「カーフュー弾力的運用」2例目が発生しました。
・2例目 上海発成田行きの中国国際航空157便 ・B737型機が、上海空港の悪天候による玉突き遅延のために、午後11時00分にB滑走路南側から着陸したものです。
@成田空港で爆発物検知装置の放射性物質を紛失
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、成田空港の保安検査で使う爆発物検出装置で使われている放射性物質を含んだ部品を紛失していた、と発表しました。
この部品は爆薬などを気化させて分析するための装置で、大きさは縦約16cm、横約10cm、厚さ約10cmで、放射性物質の「ニッケル63」が使われています。3月から装置の廃棄手続を進めていたところ、今月4日に部品が紛失していることに気付いた、とのことです。詳しくはNHKニュースを見て下さい。
しかし、放射線量は極めて小さいことから、人体への影響はほぼない、とのことです。 NAAでは今日までに原子力規制委員会と千葉県警に報告しました。
【コメント】やはり、成田国際空港株式会社(NAA)では基本的な業務がおろそかになっているようですね。放射性物質をただ単に棚に置いておくなど、普通は考えらません。放射性物質のマークの入った容器に入れておくべきでしょうね。機能強化に力を入れるあまり、空港の安全を確保し、周辺住民や旅客の安全を守る業務に、支障が出ているのではないでしょうか。
@春秋航空 ・日本が新ロゴ「SPRING」を発表
同航空は今日、ロゴマーク、タグライン、機体デザイン、キャッチコピー、お客さまがチケット予約を行うホームページ、成田空港カウンター、機内誌を新ブランド「SPRING」に変更する、と発表しています。
@「SPRING」が成田=寧波線を25日から開設
「SPRIG」は今日、かねてより就航を予告していた成田=寧波線を25日から週4往復(火 ・木 ・金 ・日曜日)で開設する、と発表しました。予約は今日の午後2時から開始されました。
@国土交通省が整備士や客室乗務員や運航管理従事者にもアルコール検査へ
国土交通省は昨日、有識者で構成する「航空従事者の飲酒規準に関する検討会」が策定した最終とりまとめを公表しました。
これによりますと、すでにアルコール検査の対象とされている操縦士以外の、整備士や客室乗務員や運航管理従事者(デスパッチャー)も、第三者の立ち会った検査対象とする事を提言しています。ストロー式のアルコール検査器で微量でもアルコールが検出されたときには業務禁止とします。この内、客室乗務員については乗務後の検査も行う、としています。
国土交通省では一般の意見を聞いて早ければ来月末にも通達を改正して、この夏にも適用したい、としています。
*4月9日
@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」1例目が発生
昨日深夜、2019年度「カーフュー弾力的運用」1例目が発生しました。
・1例目 上海発成田行きの全日空960便 ・B787-8型機が、上海空港の濃霧による玉突き遅延で、午後11時45分に、B滑走路南側から着陸したものです。
なお、2018年度の「カーフュー弾力的運用」は50件となっています。
@ジェットスター ・J 機が社内書類不備で欠航に
今日の沖縄タイムスによりますと、昨日午前7時半頃、那覇発成田行きのジェットスター ・J 312便 ・A320型機が社内書類の不備で欠航となりました。このような理由での欠航は前代未聞、とのことです。同社では「運航前にパイロットが確認する、機体の整備状況などの内部書類に不備が見つかった。内容確認に時間がかかるので、欠航としました」とのことです。
@サウスウエスト航空がB737MAX型機運航停止期間を1週間延長
現地時間8日、米国のサウスウエスト航空はB737MAX型機の運航停止で、所有するB737MAX型機を運航しない期間を当初よりも1週間延長し、6月7日までにする、と発表しました。
【コメント】昨日書いたアメリカン航空のB737MAX型機機運航停止による、1日約90便欠航は6月5日までとなっていましたが、この2社の動向を見ますと、「運航再開許可が5月末までに出る」と予測しているようにも見えますね。運航再開の時期について、航空当局から何らかの情報があったのでしょうか?。それとも、航空会社側の希望的観測でしょうか。
@「ウガンダ ・エアラインズ」がA330-800型機を2機確定発注
ウガンダ国営の「ウガンダ ・エアラインズ」は現地時間8日、エアバスにA330-800型機2機を確定発注しました。この機種はA330neo型機の短胴型になります。この機種を発注したのは同航空で2社目となります。
*4月8日
@全日空のA380型機が連日の慣熟飛行
全日空のA380型機1号機は6日から今日まで3日連続で成田=関空間を往復しています。
なお、6日の出来事で「成田空港から大阪空港へ」と書きましたが、「大阪空港」ではなく「関西空港」の間違いでした。訂正しました。すみません。
【コメント】多分パイロットの慣熟訓練なのでしょうね。5月24日の就航を目指して準備は順調なようです。この夏のハワイ線の目玉となるでしょうね。
2階席のファーストクラスなどはシートも豪華で快適でしょうね。ただ、1階席は全席エコノミークラスのようですが、ちょっと気になるのは「トイレの数が約40人に1ヵ所と少ないのではないか」と言うことです。他の機種でも同じ位なのでしょうか。
@キャセイドラゴン航空機が高雄空港離陸直後にエンジンから煙り
今日のフォーカス台湾によりますと、現地時間8日午前8時過ぎ、高雄発香港行きのキャセイドラゴン航空451便 ・A330型機が、離陸直後に右エンジンから煙が出たため、高雄空港に引き返し、緊急着陸するトラブルがあった、とのことです。原因は調査中ですが、「バードストライクではない」とのことです。けが人は出なかった模様です。
@エチオピア航空CEOがB737MAX型機の受領計画を見直す意向示す
6日のブルームバーグジャパンによりますと、エチオピア航空のCEOは現地時間5日、ブルームバーグニュースとのインタビューで、25機のB737MAX型機を受領する計画を見直し、場合によっては見送る場合もあり得ることを明らかにしました。CEOは「数週間前に非常に悲惨な事故を経験したばかりだ。そのことがまだ顧客の頭の中にある。顧客の理解を得ることは当社にとっての難題だ。あの旅客機に汚点が残るであろうことは推測できるでしょう」とも述べています。
@B737MAX型機の運航停止で1日約90便が欠航、アメリカン航空
今日のFNNニュースによりますと、米国のアメリカン航空は24機所有しているB737MAX型機の運航停止により、「国内線で1日約90便の欠航を余儀なくされている。この状態は6月5日まで続く」と発表しました。
*4月7日
@スカイマークの国際線準備副室長「成田空港からの国内線も」
昨日の「Aviation Wire」によりますと、スカイマーク国際線準備室のJohn Furuya副室長は、同紙の取材に答え、「(国際)定期便は成田発で考えている。成田から国内線も接続することを考えている。現在ある国内11拠点を生かし、スロット(発着枠)が取れるところから飛ばして、いいコネクションを構築したい」と述べ、成田発着の国内線を再開する可能性に触れた、とのことです。
@台湾の遠東航空機が着陸滑走中に客室内に煙り充満、新潟空港で
5日午後0時半頃、台湾のファーイースタン(遠東)航空の台北発新潟行きFE622便 ・MD83型機が新潟空港に着陸し、ゲートに向け滑走していたところ、客室内に煙が立ちこめました。咳き込むなどした乗客はいましたが、けが人はありませんでした。同航空によりますと、オイルが空調システムに漏れたことが原因、とのことです。
*4月6日
@全日空のA380型機が初めての慣熟飛行
全日空のA380型機の慣熟飛行が今日から始まりました。今日は午前9時に成田空港から関西空港に向けて離陸し、10時26分に関西空港に着陸しました。そして、午後0時6分に関西空港を離陸し、午後1時36分に成田空港に帰ってきました。
パイロットの操縦訓練や成田空港に着陸できなかった場合の代替空港使用の訓練や、客室乗務員の訓練などが行われます。慣熟飛行は全日空の準備で行われるために、何時飛行するかはその日になってみないと分かりません。
写真は「Flightradar24」で見た、成田空港から関西空港までの航跡です。
@昨日午後の強風で、成田空港では16便が欠航、3便が目的地変更
昨日のNHKニュースによりますと、昨日午後から、成田空港では南西の横風が強まり、午後5時時点で国内線16便が欠航し、国際線3便が目的地を変更しました。
【コメント】この時期には南西の強風が横風となって吹き荒れることが良くあります。欠航が国内線なのは飛行機が小さいため、横風に弱いためと思われます。
@ボーイング社が今月中旬からB737MAX型機の月産機数を削減へ
ボーイング社のミューレンバーグ最高経営責任者は現地時間5日、声明を発表し、B737MAX型機の生産台数を、今月中旬から月間52機から42機に落とすことを明らかにしました。システムの改修などに集中し、B737MAX型機を運航に戻すことを優先させるため、としています。
【コメント】ボーイング社も早期の運航再開が容易でないことを自覚したことになりますね。
*4月5日
@成田財特法が先月29日に成立、成田用水の改築も適用に
先月29日、先月末で期限切れとなる「成田国際空港周辺整備のための国の財政上の特別措置法(成田財特法)」の延長が参議院で可決され、成立しました。これにより、成田用水事業の改築にも適用されることになりました。
@エチオピア政府がエチオピア航空機墜落事故の暫定報告書公表
エチオピア政府は現地時間4日、エチオピア航空機墜落事故の暫定報告書を公表しました。
それによりますと、「墜落前に機体が勝手に急降下を繰り返していた。操縦士は、ボーイングが指示したすべての手順を繰り返し行ったが、機体を制御することができなかった」としています。
その上で、同国のモゲス運輸大臣は「ボーイングは航空制御システムを調査することが望ましい。ボーイングがB737MAX型機の制御システム(失速防止システム)を再点検し、航空当局は問題が解消したと確認するまで、運航再開を認めるべきではない」と述べていますが、責任の所在については明らかにしませんでした。
なお、最終報告書発表までには約1年かかる見込み、とのことです。
@ボーイング社CEOが2つの墜落事故と「 MCAS 」の関連を初めて認める
エチオピア政府の発表を受けて、ボーイング社のデニス・ミューレンバーグ最高経営責任者は現地時間4日、ビデオ声明を発表し、「2件の墜落事故の原因が制御システムの誤作動であったことは明らかだ。リスクを排除することは我々の責任であり、その方法は分かっている」と述べ、失速防止システム(MCAS)の欠陥を初めて認めました。
しかし、一方で、「基本的安全性に依然として自信を持っている」と述べました。
同社はこの間に、B737MAX型機の生産を続け、月間生産台数の増加に向けて加速している、とのことです。
「運航停止が6ヶ月間に及んだ場合、出荷できないB737MAX型機は約300機にのぼる」とのことで、ボーイング社の財務に大きな影響を与える、との観測があります。
@米国航空機関のB737MAX型機認証過程の審査も厳しく
今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、米国の航空関係当局はエチオピア政府の発表を受けて、それぞれ声明を発表しました。
米国連邦航空局(FAA)は「事故調査は続いており、全容の解明が進んだ段階で適切な対策を講じる」と述べました。
米司法省や運輸省は、「FAAによるB737MAX型機の認証手続きが適切だったか調べ、FAAは米運輸安全委員会(NTSB)や米航空宇宙局(NASA)のメンバーを加えた合同評価チームで制御システムを検証する方針だ」としています。
*4月4日
@成田空港の3月貨物取扱量に回復の兆しは見えず
東京税関が今日発表した「成田空港3月貨物取扱量」によりますと総貨物取扱量は前年同月比(以下同じ)10.1%減の18万3923トンと10ヶ月連続の前年同期比マイナスとなっています。
積込量は同5ヶ月連続マイナスの14.4%減となり、この内 、輸出量は同4ヶ月連続マイナスの14.6%減となっています。
一方、取卸量は同10ヶ月連続マイナスの5.9%減となり、この内、輸入量は同5ヶ月連続マイナスの3.2%減となりました。
@キャセイ航空の成田=香港線が今日から期間増便、1日7往復に
キャセイ航空は今日から、現在1日5往復としている成田=香港直行便と、1日1往復している台北経由便に加え、今日〜5月2日までと、7月4日〜10月24日に直行便を1日1往復増便します。これにより、同航空の成田=香港線は1日7往復となります。
@ナイジェリアの「エア ・ピース」が E195-E2型機10機を確定発注
ナイジェリアの「エアーピース」は現地時間3日、エンブラエルに対し、E195-E2型機を確定10機・オプション20機発注しました。受領は2020年第2四半期から始まる予定です。E195-E2型機は三菱リージョナルジェット(MRJ)のライバル機になります。
*4月3日
@関西空港着陸前のジェットスター機で、両エンジンの推力が低下、重大インシデントに
先月25日午後6時55分頃、ケアンズ発関西行きのジェットスター15便・B787-8型機が関西空港の南西約90Kmの所で着陸体制に入ったところ、左エンジンの推力が数秒間下がり回復しました。その後、右エンジンでも推力が数10秒間下がり、回復しました。右エンジンでは推力が低下する前に計器の数値が不安定になる現象も見られた、とのことです。推力が回復したことから同機はそのまま関西空港に向かい無事着陸しました。国土交通省は昨日、このトラブルを重大インシデントに指定し、運輸安全委員会が調査に入りました。
【コメント】これは怖い。両エンジンが止まってしまったら、不時着するしかありませんからね。
@シンガポール航空のB787-10型機2機のエンジンブレードにひび
シンガポール航空は現地時間2日、所有するB787-10型機9機の内、2機のエンジンで、ブレード部分にひびが見つかった、としてこの2機を運航からはずしてエンジンを交換する、と発表しました。このエンジンはロールスロイス社製の「トレント1000型」とのことです。
写真は成田空港第1ターミナルに駐機する同航空のB787-10型機です。昨年の5月から成田空港路線に投入されています。B787-8型機は少しずんぐりとした胴体なのですが、さすがに、B787-10型機となると胴体が長いですね。