2020年10月後半の出来事


*10月31日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が29日に6名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、29日入国者で6名でした。
 この内、40歳代男性に発熱、咳、倦怠感の症状があり、他の5人は無症状でした。

@京成電鉄の4〜9月期決算で過去最悪の赤字
 京成電鉄が昨日発表した、4〜9月期決算によりますと、売上高は前年同期比(以下同じ)7.9%減、純損益は過去最悪の182億7800万円となりました。同社では「2019新型肺炎」により、成田空港発着の鉄道や高速バスなどの利用客が大幅に減少したことが響いた,としています。
 また、2021年3月期の通期決算では262億円の赤字となる見通しを示しました。通期での赤字は2000年以来となります。

@「国際線は23年3月末で80%に、国内線は22年以降にコロナの前の水準に」とJAL 菊山専務
 日本航空の菊山専務執行役員は昨日の決算発表で、今後の見通しについて、国際線旅客数は2023年3月末で2019年度の80%まで回復する、とし、また、国内線旅客数は2022年度以降に,「2019新型肺炎」前の水準にほぼ回復すると述べました。
 また、子会社 LCC の「ZIP AIR Tokyo」が「比較的早く回復するとみられる観光需要を取り込める」として、今後3〜4号機まで日本航空からB787-8型機をリースしていく方針を決定したことを明らかにしました。さらに、5〜6号機については今年度末に作製する新中期経営計画で、新造機導入かJAL機を転籍させるかを決める,とのことです。

@政府が11月1日から短期出張から帰国した日本人などに、14日間待機を免除の決定
 今日の「トラベルWatch」によりますと、政府は昨日開いた「2019新型肺炎」の対策会議で、11月1日から一定の条件の下で、海外に短期出張した日本人や日本に居住する外国人が再入国する際の14日間の待機措置を免除するとの方針を決めました。
 一定の条件とは訪問先を記入した「活動計画書」の提出と、14日間は公共交通機関を使用しないなどとなっています。

@三菱重工の泉澤社長「MSJ は一旦立ち止まる」と発言、3年間の開発費200億円に
 三菱重工の泉澤社長は「三菱スペースジェット(MSJ)」について、「一旦立ち止まる」と述べました。
 型式証明取得に関する文書作成は続けるが「(型式証明を)何時何時とお話出来る状況ではない」と述べ「試験飛行は中断する」とのことです。
 また、納期についても「納入時期は設定していない」としています。さらに、計画では2021年からの3年間の開発費は200億円としています。


*10月30日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が28日に2名、29日に1名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、28日入国者で2名,29日入国者1名でした。
 3名とも無症状でした。

@ NAA の宮本氏が「成田空港の1日検査数を8000〜1万人に増やす」
 今日の「WING」によりますと、成田国際空港株式会社の上級執行役員の宮本秀治氏は同紙の取材に答え、成田空港の「2019新型肺炎」検疫体制について、1日の検査数を現在の1000〜1500人から,8000〜1万人に増やす考えを表明しました。
【コメント】記事の全文が読めないので、確かなことは言えないのですが、具体性に欠けているような気がします。

@昨日成田空港で38回目の総合訓練、約600人と車両約100台が参加
 昨日、成田空港で38回目となる旅客機に事故を想定した総合訓練が行われました。訓練には56機関の約600人が参加しました。
 今回は旅客機が着陸時に下降気流に遭遇し、着陸に失敗して炎上した、との想定の下に行われました。

@日本航空の2021年3月決算は2400〜2700億円の赤字見込む
 日本航空が今日発表した「4〜9月期決算」によりますと、売上収益が前年同期比(以下同じ)74.0%減の1947億円となりました。
 内訳を見ますと国際線旅客が96.6%減、国内線旅客が75.6%減、貨物郵便が18.4%増となっています。
 営業費用は37.5%減の4194億円となり、純損益は前年同期の541億円の黒字から、1612億円の赤字となりました。
 また、有利子負債は2237億円増え、5011億円となっており、自己資本比率は7.5ポイント減の43.6%となりました。
 更に、2021年3月期の通期見通しでは、純損益が2700〜2400億円の赤字としています。

@日本航空の9月実績で国際旅客数が96.3%減、国内旅客数は62.0%減
 日本航空が昨日発表した「JALグループ9月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)96.3%減の2万8950人、利用率は61.2ポイント減の19.3%となりました。
 一方、国内線旅客数は62.0%減の124万1826人、利用率は17.7ポイント減の59.7%となっています。この内,唯一の成田空港路線である成田=札幌線の利用率は30.4ポイント減の33.4%となっています。
 運航実績では国際線では欠航率が0.9ポイント改善の0.3%、定時出発遅延率が10.0ポイント改善の4.4%となっています。
 また、国内線では欠航率が7.9ポイント改善の3.9%、定時出発遅延率が8.3ポイント改善の3.5%となりました。

@関西空港発のFDX機がトラブルで引き返す
 昨日の産経新聞によりますと、昨日午前6時45分頃、関西発アンカレッジ行きのフェデラルエクスプレス167便・MD11型機が、離陸後にトラブルが発生し、関西空港に引き返しました。
 同機は同7時40分頃に無事着陸しました。乗員2人に怪我はありませんでした。


*10月29日

@「成田に来れば、全国どこにでも行けるようにしたい」とピーチの森・CEO
 今日の「Aviation Wire」に載った「成田国内線を羽田並みに」特集・森CEOが考えるピーチと新型コロナ(前編)」によりますと、
 成田空港の国内線について、ピーチの森・最高経営責任者(CEO)は「今とは比較にならないくらい、たくさん出していきたい。成田空港に来れば、国内どこでも行けるような状態にしたい。現在は複数社でそういう状態ができている」と語りました。
 さらに、「都心から成田まで、1時間で到着できるが、成田は『遠い』感覚がある。千葉の方は羽田に行く人が多い。本来、成田のほうが便利だが、羽田に行けばどこでも行ける、という感覚を成田に持ってきたい。しかも、圧倒的に安い運賃で。気軽に成田に来てもらいたい。成田にはポテンシャルが十分にある」と述べた、とのことです。
 しかし、「全日空の(既存)路線をただ単に移管されるわけではない。収益の上がらない路線は就航しない」とも明言しています。
【コメント】「成田は遠い」と強調していたのはピーチの前CEO・井上氏だったように記憶しています。
 ピーチ・アビエーションは全日空の完全子会社ですから、本体の全日空が現在のような苦境で、路線や機材を縮小し、スリム化を図って固定費の圧縮を図らざるを得ません。
 そこで、本体で余った機材や人員をピーチや,新しく設立する中距離 LCC で吸収する意味合いもあると思います。「人員削減」と言う言葉はネガティブな印象が強いので,これを「出向」などとして印象を和らげる意味もあるのではないでしょうか。
 そのように考えると、成田空港での大幅な路線拡大も意味が分かるような気がします。
 また、ピーチが発注済みの機材をキャンセルすると巨大な違約金が発生しますので、これを避ける意味もあるのでしょうね。
 下の写真は、25日に第1ターミナル南ウイングから撮ったものですが、南側の駐機場にピーチが3機も停まっていました。今までは見かけない光景でした。

 

@香港航空が11月13日より成田=香港線を再開へ
 昨日の「トライシー」によりますと、香港航空は11月13日より、成田=香港線の運航を再開します。12月31日まで、週1往復(金曜日)で、機材はA330-300型機を使います。

@ハワイアン航空が11月17日から成田=ホノルル線を増便、12月19日にさらに増便
 今日の「トラベルWatch」によりますと、ハワイアン航空は今日、11月17日から成田=ホノルル線を週1往復から2往復に増便します。
 更に、12月19日からは週4往復に増便すると発表しました。機材はA330型機を使います。
 この増便はハワイ州の入国規制緩和を受けたものですが、注意しなければならないのは、日本人の場合、日本に帰国した際に、感染検査と14日間の自主隔離があることですね。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が27日に2名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者が、27日入国者で2名だったと、発表しました。
 2名とも無症状でした。

@全日空がA380型機3号機の受領を1年程度遅らせ、B777-9型機の納入を2年程度遅らせる方針
 全日空は27日、今年秋にも受領を予定していたA380型機の3号機の受領を,1年程度伸ばすことを明らかにしました。
 また、今年受領予定だったB777型機1機の受領も見送る、とのことです。
 更に,当初は来年に受領を予定していた、ボーイング社に20機発注している新型機・B777-9型機B777X型機ファミリ−)の、初号機受領も2年程度延期することも明らかにしました。


*10月28日

@小泉成田市長が全日空の羽田優先再開について「危惧している」と発言
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、小泉成田市長は昨日の定例記者会見で、全日空が国際線再開を羽田空港優先で行う方針を表明していることについて、「ANAをはじめ航空会社は大変な状況。経営が破綻してしまっては元も子もない。今の苦境を乗り越えるための羽田集中という点は理解している。成田の国際便減少で、航空機燃料譲与税など市の収入も減少する。ANAの社員が羽田に移ることも考えられ、成田の飲食店、小売店、クリーニング店などに経済的影響が出る。それによって市の税収にも影響を及ぼすと危惧している」と述べた,とのことです。

@「ZIP AIR Tokyo」のバンコク⇒成田線旅客便が今日から運航
 今日からZIPAIR がバンコク⇒成田線旅客便を就航させます。週5便になります。
 しかし、バンコク発が現地時間午後11時半ですので、成田空港到着は明日の早朝になります。
 なお、往路の成田⇒バンコク線はバンコク側の入国制限のために旅客を載せない貨物便として運航されます。
 下の写真は25日に、仁川から到着した旅客便の「JA822J」機です。
 次の写真は第1ターミナル北ウイング4階「C」にある「ZIP AIR Tokyo」のカウンターです。
 「ZIP AIR Tokyo」の名前やマークは至って地味ですね。

 

 

@全日空の成田=青島線と成田=広州線が今日から再開
 全日空は今日から,成田=青島線と成田=広州線を再開させました。両路線ともに週1往復で水曜日の運航となります。

@セブパシフィック航空の成田=マニラ線が今日から再開
 セブパシフィック航空は今日から成田=マニラ線を再開しました。

@全国の空港で「2019新型肺炎」感染確認者が4ヶ月ぶりにゼロ
 厚生労働省は昨日、全国の空港での「2019新型肺炎」感染確認者が7月1日以来、約4カ月ぶりにゼロとなったことを明らかにしました。

@国土交通省が航空業界支援のパッケージを公表
 国土交通省は今日、「コロナ時代の航空・空港の経営基盤強化に向けた支援施策パッケージ」を発表しました。
【コメント】この中にはパイロットの資格問題などもあるようで、安全の軽視につながらなければ良いのですが。

@今日から全日空機でバイオ燃料「SAF」での運航始まる
 26日の「LNEWS」によりますと、全日空は成田空港で運航される航空機に、今まで「バイオ燃料」と呼ばれていた「SAF(Sustainable Aviation Fuel)」を導入する事になりました。
 これにより、成田空港で実施している「エコ・エアポート」計画に基づきCO2の排出削減に貢献することになります。
 しかも、千葉港頭石油ターミナルからパイプラインで成田空港に送られ、28日から全日空の航空機に給油される事になります。

@ハワイ州が観光客の入国規制緩和を発表
 今日のNHKニュースによりますと、米国のハワイ州は現地時間27日、日本からの観光客などに対し「州の基準を満たした新型コロナウイルスの検査を事前に受けて陰性が確認されれば、到着後に14日間の自主隔離は求めない」と発表しました。
 この措置は早ければ,来月の6日から適用される、とのことです。
【コメント】この記事では、検査がどのような検査になるかはっきりしませんが10月17日の出来事でも書いたような検査ですと、日本で一般的に行われている「PCR検査」ではないようです。

@「世界の航空業界売上は2021年も2019年の半分にとどまる」と IATA
 今日の日本経済新聞によりますと、国際航空運送協会(IATA)のチーフエコノミスト、ブライアン・ピアース氏は現地時間27日、2021年の世界航空業界の売上高は,2020年に引き続き、2019年の約半分に落ち込む,との見通しを明らかにしました。
 「大幅に人件費を削減しても損益分岐点には達しない」と述べ、各国政府の支援の必要性を強調しました。

@「欧州の約200の空港が今後数ヶ月で破産に直面する」と ACI 欧州支部
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、国際空港評議会(ACI)欧州支部は現地時間27日,「年末までに航空需要が回復しなければ、これからの数カ月間に,欧州の主に年間旅客数が500万人を下回る約200カ所の空港が破産に直面する」と発表しました。


*10月27日

@エミレーツ航空が今日から成田=ドバイ線を増便
 エミレーツ航空は今日から成田=ドバイ線を増便しました。これで、週5往復の運航となります。

@ピーチが昨日から成田=台北線を再開
 昨日、見落としましたが、ピーチ・アビエーションは昨日から成田=台北線の運航を再開しています。

@全日空が12月1日から成田=メキシコシティー線を増便
 全日空が昨日発表した12月の運航計画によりますと、12月1日から成田=メキシコシティー線を,当初計画の1日1往復に増便します。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が25日に4名、25日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、25日入国者で4名、26日入国者で2名でした。
 全員が無症状、とのことです。

@ANA ホールディングスの21年3月期赤字が5100億円の見通し発表
 今日の朝日新聞によりますと、ANAホールディングスが今日発表した4〜9月期決算によりますと、売上高は前年同期比(以下同じ)72.4%減の2918億円、営業損益は2809億円の赤字、純損益は1884億円の赤字となりました。
 また、2021年3月通期の見通しは、売上高が前年同期比(以下同じ)62.5%減の7400億円、営業損益は5050億円の赤字、純損益が5100億円の赤字になる、としています。
 また、同時に経営再建策となる「ANA グループの新しいビジネス・モデルへの変革について」を発表しました。
 この中で、ANAホールディングスは2022年を目途に新しい中距離 LCC を立ち上げる計画、とのことです。
 B787型機を使いオセアニアと東南アジアに就航する計画です。運航はエアージャパンで行います。

@ANA ホールディングスが4000億円の劣後ローンを5行と締結
 今日の「トライシー」によりますと、ANAホールディングスは三井住友銀行、日本政策投資銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行の5行から総額4000億円の劣後ローン契約を締結しました。この内、50%が資本と認められる借り入れ、とのことです。


*10月26日

@全日空がピーチで国内線を拡充へ、成田空港を重視
 23日の時事通信によりますと、全日空は傘下のピーチ・アビエーションとの共同運航を拡大して、国内線の路線網を維持・拡大する方針を事業構造改革に盛り込む方針,とのことです。
【コメント】この方針にそって、成田空港路線を拡大するために、カウンターを第3ターミナルから第1ターミナルに移動したとの事です。
 昨日見てきましたが、確かに広々としていました。
 国内線の自動チェックイン機は第1ターミナル南ウイングの北端にあった、元のカウンターの向かい側に約10台が設置され、ここで、自動チェックインを受けた人はそのまま3階の国内線出発口に直行することになります。
 その反対側に荷物などを受け付けるカウンターがいくつも並んでいました。
 また、国際線カウンターは第1ターミナル北ウイング4階の「B列」に並んでいました。感じとしては「こんなに乗客がいるのか?」と思いましたが、国際線も路線を拡大する事になるのでしょうね。写真で見て下さい。

 

 

@「スターラックス航空」が12月16日から成田=台北線に就航
 今日のトライシーによりますと、台湾の振興航空会社「スターラックス航空」は12月16日から成田=台北線に新規就航する予定、とのことです。週2往復(水・土曜日)になります。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が24日に5名、1名に頭痛と鼻汁の症状
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、24日入国者で5名でした。
 この内,フランスの行動歴がある20歳代男性に頭痛と鼻汁の症状があり、他の4名は無症状、とのことです。

@日本エアコミューター機が喜界島空港でプロペラを滑走路に接触させる
 昨日の 「FlyTeam」によりますと、23日午前8時45分頃、鹿児島発喜界島行きの日本エアコミューター3781便・ATR-42型機が着陸時に,右エンジンのプロペレを滑走路に接触させるトラブルが発生しました。乗客、乗員11人に怪我はありませんでした。

@オリエンタルエアブリッジ機が福江空港で胴体尾部を滑走路にぶつける、航空機事故に認定
 昨日の「 FlyTeam 」 によりますと、23日午前9時半頃、福岡発福江行きのオリエンタルエアブリッジ93便・DHC-8-400型機が着陸の際に、滑走路に機体尾部を接触させるトラブルが発生しました。乗客、乗員54名に怪我はありませんでした。
 運輸安全委員会はこのトラブルを航空機事故に認定し調査に入りました。

@「ZIP AIR Tokyo」が180分の「 ETOPS 」を取得
 「ZIPAIR」は今日、国土交通省から「180分ETOPS」の承認を得た、と発表しました。これにより、ハワイ線の運航が可能になります。

@日本航空が7〜9月期決算で約850億円の赤字のもよう
 昨日の共同通信によりますと、日本航空の7〜9月期決算で本業の損益が850億円前後の赤字になることが明らかにしました。
 前四半期の4〜6月期の1310億円の赤字に比べると約450億円縮小しています。コスト圧縮が進んだためと見られる、とのことです。

@ ANA HD の片野坂社長が自民党の二階幹事長と会談
 23日の時事通信によりますと、ANAホールディングスの片野坂社長は23日午後、自民党本部を訪れ、二階幹事長と会談しました。
 会談後に片野坂社長は「われわれの状況についてご説明した。(二階氏から)航空は基幹産業だと言っていただき、激励された」と述べました。
【コメント】「説明した」と言うことは、全日空の苦境についての説明でしょうね。当然、国からの支援の「お願い」もあったことでしょうね。


*10月25日

@今日から冬期ダイヤ
 今日から冬期ダイヤが始まりました。新規就航、再開、増便、カウンター移転などがありますが、おいおい取り上げていきます。

@「ZIP AIR Tokyo」が今日から成田=仁川線を増便
 「ZIPAIR」は今日から成田=仁川線を週1往復増便し、週3往復(火・金・日曜日)としました。

@IBEXエアラインズが今日で、成田空港から撤退
 アイベックスエアラインズは今日で、成田空港から完全撤退します。2002年4月18日に就航して以来,約18年半にわたる使命を終えます。
 写真は2012年2月1日のものですが、強い横風の中を、離陸に向かうIBEXエアラインズの CRJ 型機です。結局、2回程離陸を試みましたが、出発できませんでした。
 後は大きなルフトハンザ航空のA380型機です。

 

@ピーチ・アビエーションがカウンターを第3ターミナルから第1ターミナル1階に変更
 ピーチ・アビエーションの国内線カウンターも第3ターミナルから、以前にも使用していた第1ターミナル南ウイングに変更となりました。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が23日に13名と大量確認
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、23日入国者で13名でした。
 行動歴は非公表の3名を除き、残りの10名はネパールでした。
 全員無症状との事です。


*10月24日

@「機能強化有志の会」が農地転用緩和などを県や NAA に提言
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、成田空港の機能強化を推進する地元有志団体「成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会」は昨日、「農地転用の早急な緩和」「工場型農業の導入」「空港東側の重点整備」「九十九里浜の国際リゾート化」などを求める「提言書」を千葉県、NAA 、四者協議会などに提出しました。
【コメント】この「有志の会」は商工関係者などで構成されます。
 2018年12月には「A滑走路の運用時間を午前0時まで延長するよう」提言(2018年12月19日の出来事参照)していました。
 要するに,自分たちの利益になりさえすれば、地元住民が騒音などでどれほど苦しむかなどは関係ない、との立場なのでしょうね。
 昨日の提言提出には芝山町の相川町長も参加した、とのことです???。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が22日に2名、23日入国者で3名でした、症状の出ている人が2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、22日入国者で2名、23日入国者で3名でした。
 23日の入国者の内、ニュージーランドでの行動歴がある兵庫県の10才代未満の女性に咳の症状があり、スウエーデンでの行動歴がある東京都居住の20代女性に、味覚、嗅覚の障害がありました。

@セブパシフィック航空が成田=マニラ線を28日から再開
 今日の「トライシー」によりますと、セブパシフィック航空は、28日から成田=マニラ線の運航を再開する、とのことです。
 週2往復で成田空港発着が水曜日と土曜日になります。

@第2波の大流行が発生している欧州では入国時の検査などは行わず
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、成田空港を含め日本の空港では入国者全員に「2019新型肺炎」感染の検査を実施しており、14日間の自主隔離を課しています。
 一方、欧米の大半の国では入国時の検査を義務付けず、14日間の自主隔離だけで済ませる国が多いとのことです。
 これが、現在欧州などで再びパンデミックが起こっている原因とも言われています。
 しかし、日本の現在の入国者に対する全員の検査は,成田空港でも場所の確保・人員の確保の問題などで、検査から判明までに時間が掛かかる原因ともなっている、とのことです。
 東京歯科大の寺嶋毅教授(呼吸器病学)は「海外での感染が収束しない中、空港での全員検査は続けるべきだ」と指摘している、とのことです。

@米国航空会社3社の7〜9月決算で赤字が96億ドルに
 昨日の「時事通信(乗りものニュース)」によりますと、米国3大航空会社の7〜9月期決算が出そろい、3社合わせて96億ドル(約1兆円)の赤字になりました。
 デルタ航空は54億ドル、ユナイテッド航空が18億ドル、アメリカン航空が24億ドルの赤字になりました。3社ともに3期連続の赤字となります。
 「米3社の旅客収入は、前年同期比でアメリカンが77%減、ユナイテッド航空とデルタ航空は8割以上の減にそれぞれ減少しました。米国の旅客数は経済活動の再開で持ち直したが、夏以降に回復ペースが鈍り、前年同期の3割強にとどまる見込み」とのことです。


*10月23日

@今年度の周辺対策交付金は27億円増の71億円
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、成田国際空港株式会社の田村社長は、昨日の記者会見で今年度の周辺対策交付金について、昨年度比約27億円増の約71億円を支給することを明らかにしました。
 社長は「当社の経営も発着回数の大幅減で最大の危機に直面しているが、成田は地域あっての空港。機能強化に合わせたまちづくりをこれまで以上に進めてもらうため、交付金の充実を図る」と述べました。

@ NAA が航空会社にさらに着陸料や停留料の減免措置
 成田国際空港株式会社は昨日、国内線定期旅客便の着陸料及び停留料の全額を免除し、国際線定期旅客便については小型機は1回の着陸に対し着陸料を3万円減額し、中・大型機については同7万円を減額する、と発表しました。
 対象期間は今年4月から、旅客便運航回数が 2019 年度実績と比較して 50%を上回り、定期旅客便運航の回復基調が見込まれるまでの間(国内線、国際線に分けて判断)とする、としています。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が21日に3名、22日入国者で1名でした
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、21日入国者で3名、22日入国者で1名でした。
 全員が無症状との事です。

@「ZIP AIR Tokyo」が11月中旬にも成田=ホノルル線旅客便を開設へ
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、「ZIP AIR Tokyo」は11月中旬にも成田=ホノルル線に旅客便として就航する計画、との事です。
 旅客の需要は来年春時点でも、定員の約2割程度と見込んでいますが、貨物スペースを利用する貨物輸送で、黒字化が可能と見ている、との事です。
 さらに、来年夏以降には、予定通りに新たに2機を導入し、北米西海岸線への就航も目指しています。
 これらを実現するためにも、2010年の経営破綻時にJALが売却した元JALグループ企業の社員や、ジェットスター・J 社員を対象に、客室乗務員や地上業務員といった転職採用を100人程度、10月末まで募集する、との事で、すでに定員を大幅に上回る応募がある、との事です。
【コメント】昨日、検索してみたのですが、今回の採用募集はグループ内での採用となるため、「ZIP AIR Tokyo」のホームページの「採用情報」には出ていないようです。

@三菱重工がスペースジェットの開発を当面凍結、型式証明取得は目指す
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、三菱重工は開発していた、国産初のジェット旅客機「三菱スペースジェット(MSJ)」の事業化を凍結する方向で,調整に入った,とのことです。
 同社の経営が悪化し,「事業化が当面難しい」との判断があり、30日に行われる中期経営計画の発表会で明らかにする、とのことです。
 「2019新型肺炎」による航空産業への打撃が追い打ちをかけたようです。
 記事では「事業化は当面難しいと判断した。商業運航に必要な当局の認証の取得作業は続けるものの、量産準備や新規の顧客開拓はせず、事業化を事実上凍結することにした」とのことで、当局の型式証明取得に向けての作業は続ける、とのことです。
 この報道に対して三菱重工と三菱航空機会社はコメントを発表し、「これらの報道は当社が発表したものではありません」とし、「SpaceJet事業については、新型コロナウイルスの感染拡大の影響も踏まえ、引き続き開発スケジュールの精査を行うとともに、現下の当社グループを取り巻く厳しい状況を考慮した適正な規模の予算で開発を推進しております。こうした中で、様々な可能性を検討していることは事実ですが、開発の凍結を決定した事実はありません」としています。
【コメント】個人的には正しい判断と思います。今の航空業界の情勢からはスペースジェットのような小型機についてまで、考慮する余裕はないと思われます。
 しかし、この「2019新型肺炎」感染対策のメドがつけば、小型機の活用に目が向く余裕が出てくると思います。その時には現状の小型機は機体が古くなり、飛べなくなるものも多くなると思われます。従って、何年先になるかは定かではありませんが、その時には、新造機が必要とされるのではないでしょうか。その時に、型式証明(TC)さえ取っておけば、量産化は比較的容易になると考えられます。
 下の写真は2016年3月に名古屋空港から試験飛行に向かう試験1号機(JA21MJ )です。

 

@9月の訪日外客数は99.4%減の1万3700人
 観光局が21日に発表した「9月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比(以下同じ)で99.4%減の1万3700人となりました。
 一方、出国日本人数は98.2%減の3万1600人となっています。
【コメント】訪日外国人は5月を底に、ほんの僅かずつ回復しています。出国日本人は殆ど横ばいですね。


*10月22日

@「9月空港運用状況」は総発着回数が62%減も、国際線旅客数は97%減と改善見られず
 成田国際空港株式会社が今日発表した「成田空港9月運用状況」によりますと、総発着回数は前年同月比(以下同じ)62%減の8519回となり、この内国際線発着回数は62%減で旅客便は84%減となっています。国内線発着回数は60%減でした。
 総旅客数は92%減の31万3603人となり、この内、国際線旅客数は97%減の10万3300人で、日本人は98%減、外国人は97%減でした。国内線旅客数は68%減の21万303人でした。
 総国際航空貨物量は7%減、輸出量は積込量は9%減で輸出量は2%増となり、取卸量は6%減で輸入量は4%減でした。
 給油量は59%減となっています。
【コメント】旅客便は回復の兆しは見られませんね。この苦境はまだまだ続くようです。機能強化計画の見直しは避けられないと思うのですが・・・。

@成田空港に激震、全日空が需要回復の際は羽田空港を優先の方針
 今日のメディアによりますと、全日空は需要の回復が思うように進まない中、路線の再開を羽田空港中心で行う方針を固めました。
 資源を羽田空港に集中して,コストの削減を進める方針、とのことです。
 また、現在保有する約300機の機材のうち、約10%に当たる30機程度を売却する方針です。
 今日のNHKニュースによりますと、成田国際空港株式会社の田村社長は今日の記者会見で、全日空のこの方針について「全日空から聞いていることはなく、状況を注視していきたい。国際線の大規模な運休が続く中、安心して往来できる環境作りを足元で進めて、ネットワークの維持に最大限努めていく」と述べたとのことです。
 また、千葉県の森田知事は今日の記者会見で「成田と羽田のいいところを組み合わせることで、日本の表玄関を担っているという自負心がある。バランスを考えてほしい。成田と羽田のいいところを組み合わせることで、日本の表玄関を担って来た」と述べたとのことです。
【コメント】全日空の状況を考えれば、当然こうなるのでしょうね。超積極方針で機材をドンドン増やしたツケがここに来て噴き出ているようです。
 ピーチ・アビエーションの成田空港路線はどうなるのでしょうか。全日空の国際線が飛ばなければ,乗り継ぎの客は更に減るでしょうね。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が20日に4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、20日入国者で4名でした。
 全員が無症状との事です。

@11月2日から「PCR検査センター」を第1ターミナルと第2ターミナルに開設
 成田国際空港株式会社は今日,日本医科大学と協力して、成田空港第1ターミナルと第2ターミナル内に,出国者を対象とするPCR検査センターを11月2日より、開設する、と発表しました。
 ここで、検体採取から最短1時間半で、感染の有無と陰性証明書の発行まで行います。
 「各国入国時に要請される陰性証明書の大多数に対応しています。」とのことです。
 なお、このセンターでは出国者以外でも感染の有無検査を行いますが、料金は予約でも約4万円以上かかります。
【コメント】国によって、陰性証明書の種類が異なるようです。17日の出来事でも書いたように、ハワイなどは核酸増幅検査(NAT)の陰性証明書が必要となりますので、ここでの陰性証明書では駄目なのかも知れませんね。

@「ZIPAIR Tokyo」が日本航空グループを中心に約100名の客室乗務員を募集
 「ZIPAIR Tokyo」は同じグループ内のジェットスター・J を希望退職した客室乗務員を中心に、客室乗務員を100人程度募集することが明らかになりました。
 新しく旅客便に就航するために、人員が必要になった、とのことです。「2019新型肺炎」の最中で社員を募集するのは異例の判断となります。


*10月21日

@「春秋航空・日本」が25日から成田=ハルピン線を再開
 今日の「 FlyTeam 」によりますと、春秋航空日本は25日から成田=ハルピン線の運航を再開します。運航は週1往復(日曜日)となります。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が19日に4名、20日に3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、19日入国者で4名、20日入国者で3名でした。
 全員が無症状との事です。

@ANAホールディングスの21年3月連結決算は約5000億円の赤字
 今日の日本経済新聞によりますと、ANAホールディングスの2021年3月期連結決算は5000億円前後の赤字になる見込み、とのことです。
 「2019新型肺炎」の影響が長期に渡る見込みで、古い航空機や大型機を中心に退役させ、減損損失を計上する見通し,とのことです。
 この赤字額は2003年の連結決算に移行してから最大のものとなります。今までの最大赤字はリーマン・ショックを受けた2010年3月期の573億円でした。
 27日の決算発表で正式に発表する見込み、との事です。

@「現状は減少第2波の兆候を示すもの」と ICAO 事務局長
 今日の「WING」によりますと、国際民間航空機関(ICAO)の事務局長は現地時間20日、国連世界観光機関(UNWTO)のグローバル・ツールリズム・クライシス委員会に出席した際に「航空旅客数が回復してきていることについて、その上昇は十分な回復を示すものではなく、最新状況では”第二波”の兆候を示すものだ」と指摘しました。
 また、今日の「WING」によりますと、フライトデータサービスの「OAG 」は「今週の世界航空会社の提供座席数は先週比で2.2%減となっている」と発表しました。
【コメント】日本でも一部に明るい兆しも見えますが、増便にしても、再開にしても「週に1便」というような微々たるものですね。

@キャセイ航空が社員の24%にあたる5300人を削減、キャセイドラゴン航空を今日から業務停止
 今日の「ブルームバーグ・ジャパン」によりますと、香港のキャセイ航空は現地時間21日、香港在籍の社員約5300人を削減し、傘下のキャセイドラゴン航空を閉鎖し、吸収する、と発表しました。5300人削減は全社員の24%に当たるとのことです。キャセイドラゴン航空は同日に営業を停止する、とのことです。
 写真は10月7日のものですが、最近、キャセイ航空の旅客便は見かけません。この日は貨物専用のB747-8F型機でした。

 


*10月20日

@ジェットスター・J が今日から自動手荷物自動チェックインの使用を開始
 ジェットスター・ジャパンは今日から、成田空港第3ターミナルにあるカウンターで受託手荷物の自動チェックインサービスを始めました。これにより、乗客自身が短時間でスムーズに手荷物を預けることができます。このサービスはLCCとしては初めてのものとなります。
【コメント】ジェットスター・J のチェックインカウンターでは大分長く工事を行っていましたね。これだけの自動チェックイン機をそろえるのは大変だったのでしょう。
 下の写真は工事中の様子です。

 

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が18日に1名、19日に2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、18日入国者で1名、19日入国者で2名でした。
 18日の人は無症状とのことですが、19日の60才代男性は悪寒と発熱の症状がありました。別のもう1名は無症状です。

@全日空が26日からハノイ⇒成田線を週5便に増便、成田=青島線と成田=広州線を再開
 全日空は昨日、26日からハノイ⇒成田線を、現行の週2便から週5便(水、木、金、土、日曜)に増便する、と発表しました。訪日需要や北米などへの乗継需要を見込んだ、との事です。
 また、26日から成田=青島線と成田=広州線を再開する、と発表しました。両路線とも週1往復となります。両路線ともに11月中も継続して運航します。
【コメント】この件は昨日のプレスリリースで、見ていたのですが、私には良く分かりませんでした。直前の運航便数との比較ではなく、本来計画との比較なのですね。

@ NAA が社債で500億円を調達へ
 成田国際空港株式会社は16日、第38〜41回の社債を発行すると発表しました。
 第38回は10年もので150億円、第39回は15年もので150億円、第40回は18年もので50億円、第41回は20年もので150億円となり,合計で500億円を調達します。
【コメント】機能極化計画や「2019新型肺炎」の航空会社への支援に使うのでしょうが、機能強化計画を、この情勢を考慮し、再検討すれば、この様な莫大な借金をしなくてもやっていけるのではないでしょうか。

@米国の疾病対策センターが航空機関でのマスク使用を「強く勧告」
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、米疾病対策センター(CDC)は現地時間19日、航空機、電車、地下鉄、バス、タクシー、ライドシェア車両の全ての乗客について、新型コロナウイルス感染防止のためのマスク着用を「強く勧告」した,とのことです。


*10月19日

@「ZIP AIR 」が28日からバンコク⇒成田線旅客便を運航へ
 「ZIPAIR Tokyo」は今日、28日からバンコク⇒成田線を旅客便として運航開始することを発表しました。
 週5便(成田空港着は 水・木・金・土・日曜日)となります。なお、成田空港発便は貨物便として運航します。
 運賃はタイパーツでの支払いになります。詳しくはリンク先を見て下さい。

@成田空港の9月貨物取総扱量は7.2%減に、積込も取卸もマイナス
 東京税関が今日発表した「成田空港9月貨物取扱量」は、総取扱量が前年同月比(以下同じ)6ヶ月連続前年同月比マイナスの7.2%減の16万2627トンでした。
 この内、積込量は7ヶ月連続マイナスの9.0%減で、取卸量は6ヶ月連続前年同月比マイナスの5.7%減となっています。

@成田空港9月貿易額は輸出が7ヶ月ぶりのプラスに
 東京税関が今日発表した「成田空港9月貿易概況(速報)」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)5.9%増の9139億2100万円となりました。前年同月比プラスとなるのは7ヶ月ぶりになります。
 一方、輸入額は5ヶ月連続前年同月比マイナスの16.6%減の1兆47億6400万円でした。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が17日に4名、18日に2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、17日入国者で4名、18日入国者で2名でした。
 全員が無症状とのことです。

@ピーチが25日の冬期ダイヤから成田=台北線の運航を再開します、25日から第1ターミナルに移動
 ピーチ・アビエーションは25日から成田=台北線の運航を再開します。成田空港発で月・木・土曜日の週3往復となります。
 なお、25日より、ピーチ・アビエーションのカウンターが第3ターミナルから第1ターミナルに変更となります。

@ EASA 幹部が「B737MAX型機の安全が確保された」
 16日の「ブルームバーグジャパン」によりますと、欧州航空安全機関(EASA)のエグゼクティブディレクター、パトリック・キー氏は、B737MAX型機の運航再開審査について「改修で年内の域内飛行に十分な安全性が確保されたことに満足している」と述べた、との事です。
 今後、4週間にわたる意見公募が必要です。

@アメリカン航空が年末にもB737MAX型機の商業運航を再開か
 今日の「Sputnik日本」によりますと、アメリカン航空は米国の規制当局の許可を条件に、年末にもB737MAX型機の再開を、と伝えました。
 12月29日から来年1月4日まで、ニューヨーク=マイアミ間で運航する、との事で、その後の運航については来年1月4日以降に決める、との事です。


*10月18日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が16日に8名、17日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、16日入国者で8名、17日入国者で1名でした。
 全員が無症状とのことです。

@「入国緩和は感染輸入を伴う」難しい感染の封じ込め
 今日のYAHOO!ニュースに載った「入国規制緩和による新型コロナの拡大を防ぐためにはどうすればよいのか」は外国からの入国者を受け入れる際の「2019新型肺炎」感染拡大について詳しく解説しています。
 受け入れと、経済活動の活性化について考える良い参考になるのではないでしょうか。
【コメント】「2019新型肺炎」との闘いは本当に難しく、長期にわたるものとなるのですね。決め手は「安全」なワクチンになるようです。


*10月17日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が15日に5名、16日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、15日入国者で5名、16日入国者で1名でした。
 全員が無症状とのことです。

@ハワイ入国時の14日間自己隔離免除には核酸増幅検査(NAT)による72時間以内の陰性証明書が必要
 15日の「トラベルボイス」によりますと、ハワイ州では現地時間15日から訪問者の入域に、14日間の自己隔離の免除を認めることになりました。
 しかし、免除する条件として、「2019新型肺炎」感染の核酸増幅検査(NAT)による、72時間以内の陰性証明書を必要とするようです。また、オアフ島以外の島に行くときには、その島独自の基準が設けられている、との事で、自由には行けないようです・
 この検査は日本で一般的に行われているPCR検査よりも、ウイルス感染を早い時期に検出できる精度が高いもののようです。
 日本では、核酸増幅検査(NAT)は献血による血液の安全検査に用いられていますが、この検査をしてもらえる医療機関は限られているようです。
 写真は昔、ハワイに行ったときに機上から撮った、オアフ島のダイヤモンドヘッドです。

 

@「冬期ダイヤの座席供給量は前年に比べて3分の1に」 OAG アナリスト
 15日の「WING DAILY」によりますと、英国の「OAG」アナリストであるジョン・グラント氏は、近く始まる冬期ダイヤでの世界航空会社が提供する航空座席数は前年同期の約3分の1になるだろう、との予測を明らかにしました。
 同氏は「2020年の残りの期間に向けての我々の予想は厳しいものだ。今のところ楽観的に考える理由はない」と述べた、とのことです。

@スカイエクスプレスがA320neo型機を4機発注
 エアバスは現地時間14日、ギリシャのスカイエクスプレスがA320neo型機6機を導入する、と発表しました。
 4機は自社発注で、2機はリースとなります。同航空がエアバス機を導入するのは初めてとなります。


*10月16日

@「ZIPAIR 」の成田=仁川線旅客便が今日から運航開始、初便は乗客2名
 「ZIPAIR Tokyo」は今日から、成田=仁川線の旅客便を開始しました。週2往復(火・金曜日)する予定ですが、25日からの冬期ダイヤでは週3往復(日曜日追加)への増便を発表しました
 初便は今日9時15分に成田空港を出発しました。折り返し便は午後3時31分に到着しました。下が復路の「Flightradar24」の軌跡です。
 仁川行きの初便には乗客が2名,復路の成田行きには乗客1名の予定、とのことです。
 西田社長は記者団の質問に答え「徐々に増えてくると期待している。貨物輸送の収入が好調で、この状況ならお客様が多くても少なくても運航を維持できる」と述べました。
 また、今日の「Aviation Wire」によりますと、成田=バンコク線についてはタイ政府が外国からの入国を許可していないものの、タイからの出国は許可しているので、成田⇒バンコクの往路は貨物便として運航し、バンコク⇒成田の復路は旅客便としての片道運航とする、とのことです、冬期ダイヤ初期から運航を目指します。
 さらに、成田=ホノルル線については米国側の「2019新型肺炎」防疫上の許可が出しだい、年内に就航したい、と述べました。しかし、運航便数は当初計画の1日1往復ではなく、運航便数を減らす可能性を示唆しました。

 

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が14日に2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、14日入国者で2名でした。無症状とのことです。

@エミレーツ航空が27日から成田=ドバイ線を増便
 エミレーツ航空は10月27日から成田=ドバイ線を週5往復に増便する、とのことです。成田発着は火・水・木・金・土曜日となります。

@ NAA が29日に「事故・消火訓練」を実施
 成田国際空港株式会社は昨日、29日午後に「航空機事故消火救難総合訓練」を実施すると発表しました。

@英国発ベトナム行きのベトナム航空機内で16人が「2019新型肺炎」陽性に
 昨日の東京新聞によりますと、ベトナム国立衛生疫学研究所などのチームが、15日までに感症の国際専門誌に発表した論文によりますと、今年3月に英国からベトナムに向かっていたベトナム航空機内のビジネスクラスの乗客13人を中心に16人が「2019新型肺炎」に感染した事例があったとのことです。
 出発時にはビジネスクラスの乗客の1人に喉の痛みと咳の症状があった事から、この乗客から感染が拡がった、と見られる,としています。
 論文では10時間余りの長距離飛行では対策の強化が必要、としています。


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