2020年10月前半の出来事


*10月15日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が13日に1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、13日入国者で1名でした。無症状とのことです。

@成田空港の「2019新型肺炎」検査待ち時間が先週は短縮
 昨日の一時帰国.comの「帰国者向けPCR検査待ち時間?タイマー」によりますと、成田空港でのPCR検査から送迎までの待ち時間は(10/5〜10/11)で1.7時間となり、先々週よりも約1時間短縮した、とのことです。

@官民の5行がANA ホールディングスに4000億円の「劣後ローン」で合意
 昨日、大手銀行4行と政策投資銀行の5行で,ANAホールディングスに対し、合計4000億円の「劣後ローン」を融資することで合意しました。「劣後ローン」は返済を後回しにでき,資本と見なされます。
【コメント】これで、一息付けることになるのでしょうか。

@ロシア政府が日本との路線再開を発表、11月1日から週3往復
 ロシア政府は現地時間14日、日本など4ヶ国との航空便を11月1日から再開すると発表しました。
 日本路線はモスクワ線が双方週2便、ウラジオストック線が同週1便を認める、となっています。

@外国内では流行治まっているのに、日本の空港で陽性は何故
 昨日の「VIET JO(日本語版)」によりますと、ベトナムでは9月4日以降42日間市中感染は確認されていない、とのことです。
 所が9月18日から再開されたベトナムから日本に向かった便で日本に着いた人が、日本の「2019新型肺炎」感染検査で、10人以上陽性と判定されている、とのことです。
 また、昨日の「フォーカス台湾」によりますと、台湾から日本に帰国した、3人の日本人が日本の空港検査で陽性と判断されましたが、再検査では陰性になった、とのことです。
【コメント】先日も、タイでも同じような記事(10月1日の出来事参照)がありましたね、検査にも問題がありそうですね。
 これで、往来を再開しても良いのでしょうか。

@韓国 LCC の「イースター航空」が600人以上を解雇
 韓国 LCC のイースター航空は現地時間14日、遂に605人以上の解雇を発表しました。これで、見切りを付けて自己退職した人もおり、一時は1700人いた社員は約400人に減る見込みです。
 同航空は同じ LCC のチェジュ航空との合併を目指しましたが、チェジュ航空側が合併を見送りました。

 


*10月14日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が12日に2名、13日に2名
 
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、12日入国者で2名、13日入国者で2名でした。
 全員が無症状とのことです。

@国土交通省が「空港の安全に関わる情報(令和元年度)」を公表
 国土交通省は今日、「空港の安全に関わる情報(令和元年度)」を公表しました。
 これによりますと、重大インシデントは1件で、昨年11月30日にピーチ・アビエーション機が羽田空港A滑走路に着陸しようとした際、同滑走路の横断許可を受けていない工事用車両が同滑走路に進入した件(2019年12月3日出来事参照)でした。
 また、「安全上の支障を及ぼす事態」の件数は84件で、「制限区域内において、地上での作業又は地上の施設若しくは物件に起因する人の死傷、又は航空機が損傷した事態」の件数は27件でした。
【コメント】何故か報告書本文のリンクをクリックすると、「平成30年度」の報告書が出てきます。

@デルタ航空の7〜9月期の赤字が54億ドルに、現金の流失続く
 デルタ航空が現地時間13日に発表した7〜9月期決算は最終損益が約54億ドル(約5680億円)の赤字になりました。
 旅客収入が前年同期比で83%減となった事が響きました。
 この状況の中で、コスト削減のために、今までに約1万8000人が自主退職し、更に、1万2000人が自主的に無休の休暇を取ることになっている、とのことです。
 これに加えて、今日のトライシーによりますと、デルタ航空は「2019新型肺炎」による航空需要の急減で、2025年までに約400機の機材を退役させる,と発表しました。
 すでに、6月にはMD-90型機、B767-300ER型機、MDー88型機,合わせて90機を退役させ、9月にはB737ー700型機10機を退役させました。更に、12月までにB777型機18機、2023年12月までにはCRJ-200型機125機、2025年12月までにB717-200型機を91機とB767-300ER型機49機を退役させる、とのことです。


*10月13日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が11日に1名、12日に3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、11日入国者で1名、12日入国者で3名でした。
 全員が無症状とのことです。

@全日空と日本航空の人員削減格差は有利子債務と共同運航が原因
 今日の「東洋経済ONLINE」に載った「『ANAとJAL希望退職』実施をめぐる決定的な差」によりますと、その要因は2つあり、
 一つは両社の財務格差で、全日空の有利子負債は6月末で1兆3589億円、自己資本比率が33.9%となっているのに対し、日本航空は有利子負債が5046億円と自己資本比率が45.9%となっていることにある、としています。
 要因のもう一つがコードシェア(共同運航)と自社運航便についての戦略の違い、としています。日本航空はこの2年間でコードシェア提携を新たに12社と結び、全日空は同期間に2社にとどまっています。
 全日空は自社便の拡大に努めましたが、このために機材などを増やす必要があり、固定資産の増加が年間3500億円となり,一方、日本航空は2000億円前半となりました。
 自社便は需要が好調なら、利益は全額自社に取り込めますが、今回の「2019新型肺炎」のような状況では、固定費が大きくのしかかることになり、今の状況を作ってしまった、と分析しています。
【コメント】この「成田空港サーバー」でも全日空の莫大な有利子負債については,何回も疑問を指摘してきました。(2014年3月28日の出来事など参照)

@藤田学園が「陰性証明書」を中部空港でも受け取れるサービス始める
 藤田医科大学病院などを運営する藤田学園は昨日から、渡航者向けにPCR検査を同学園が経営する愛知県内の病院で行い、陰性と判定された場合、病院窓口か中部空港で陰性証明書を受け取ることができるサービスを始めました。
 最短で翌日には受け取ることができます。国によっては72時間以内の、この証明書で、渡航先入国時の隔離免除や、行動の制限期間が短縮される事になります。
【コメント】「日本の空港では初めて」とのことですので、成田空港ではまだ、行われていないのでしょうね。

@スカイマークが2021年度の採用活動を「中断」から「中止」に
 スカイマークは今日、中断していた2021年度採用活動を中止する、と発表しました。「新型コロナウィルス感染拡大の影響により今後の事業環境を見通すことが困難な状況から」としています。

@「エアアジア X 」が瀬戸際に、債務額は約1兆6200億円に
 昨日のシンガポール紙「AsiaX(日本語版)」によりますと、 LCC のエアアジア傘下の長距離 LCC 「エアアジアX」は経営が悪化しており、現地時間6日にマレーシア証券取引所に債務再建案を提出しました。
 これによりますと、債務額は635億リンギ(約1兆6200億円)に上る、とのことです。再建案の中にはエアバスに対して、発注している新型機の「違約金なしでの取り消し」や、他の債権者の債務放棄を含んでいる、とのことです。
 この債務再建案が認められない場合は精算手続きを開始する、とのことです。尚、同航空は今年6月に債務超過に陥っていました。
 写真は2018年7月に、第2ターミナル南側駐機場に駐機するエアアジアXのA330型機です。

 


*10月12日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が10日に1名
 
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、10日入国者で1名でした。無症状とのことです。

【私見】エア・アジア撤退と、国内の LCC
 エアアジア・ジャパンが12月5日に日本の全ての運航を停止しする、と発表しました。
 エア・アジアは日本への参入定着を2回試みて、2回目の撤退となります。
 私見ですが、エア・アジアは、1回目は、経済発展の最中にある東南アジアでの大成功を受けて、日本への参入を目指した、と思うのですが、日本のように、ある程度、航空利用が成熟した市場に、東南アジアでの成功経験をそのまま持ち込んできました。
 これが、日本人に違和感を与え、定着しなかった原因の一つではないかと思います。
 もう一つは、エア・アジアが2回目の日本参入を目指した3年前頃から、東南アジアでも、他のLCCの追い上げを受けて、経営状況に影が生じていたことも一因と思います。
 もちろん、今回の撤退は「2019新型肺炎」の流行で需要が激減したことが直接の原因だったことは言うまでもないのですが。
 マスコミではこの所、エアアジア・ジャパンの撤退を受けて、日本のLCC他社の経営状態に関する報道が多くなっています。
 確かに、各社とも苦しい事は間違いはありません。各社の最近の決算報告を見ても、ピーチ・アビエーションは2020年3月期通期決算で94億円の赤字、ジェットスター・ジャパンは2020年6月通期決算で77億円の赤字、「春秋航空・日本」も2019年12月通期決算で27.5億円の赤字、となっています。「ZIPAIR Tokyo」はこれから本格的な運航を始める状況ですので,比較にはなりません。
 3社ともに、親会社の経営戦略に組み込まれていますから、簡単に潰すわけには行かないと思うのですが、親会社自体が存続の危機に落ちいった場合には,精算の可能性もあります。
 もし、 LCC がなくなってしまったら、航空運賃が上昇し、国民の旅行意欲も「2019新型肺炎」の流行終息後に急激に萎んでしまうことになりかねません。何とか「2019新型肺炎」の影響がなくなるまで持ちこたえて欲しいと思います。
 需要がある程度回復しさえすれば、格安運賃ですので、回復は早いと思うのですが。
 写真は第3ターミナル前の駐機場に駐機する LCC 各社機です。

 


*10月11日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が9日に7名、長くなっている待ち時間
 
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、9日入国者で7名でした。
 この内、埼玉県居住の男性に「頭痛、咳嗽」の症状がありました。他の6人は無症状でした。
 このところ、成田空港での「2019新型肺炎」感染確認検査の待ち時間が,長くなって、平均で2時間40分程になっている、とのことです。
 政府やNAA は「対策を取っている」と言いますが、十分ではないようです。これで、1日から始まった入国制限の緩和が本格化してきたら、一体どうなるのでしょうか。
 政府は目標数字を誇示するだけでなく,実効性のある対策を早急に取るべきです。

@来年開催予定の「国際航空宇宙展」は中止し、2024年に東京で
 8日の航空新聞社の「WING」によりますと、日本航空宇宙工業会が約3年に一度開催していた「国際航空宇宙展」を、2021年に開催する予定でしたが、「2019新型肺炎」の影響で、これを中止とし,2024年に開催すると発表しています。
 写真は2012年に名古屋で開催された「国際航空宇宙展」の時に、中部空港で行われた野外展示です。

 


*10月10日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が8日に3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、8日入国者で3名でした。
 3名とも無症状とのことです。

@全日空の「ANA グループ8月実績」で国際線旅客数が96.0%減、利用率は57.5ポイント減
 全日空が昨日発表した「ANA グループ8月実績」によりますと、
 国際線旅客数は前年同月比(以下同じ)96.0%減の3万7239人、利用率は57.5ポイント減の23.5%となっています。
 一方、国内線では旅客数が76.3%減の96万1337人、利用率が48.9ポイント減の29.8%となりました。この内、成田空港路線は全面運休となっています。
 運航実績は国際線では欠航率が87.5ポイント悪化の88.6%となり、定時出発遅延率は17.0%ポイント改善の3.0%、定時到着遅延率は16ポイント改善の1.7%となっています。一方、国内線では欠航率が23.8%ポイント悪化の26.2%となり、定時出発遅延率が14.2ポイント改善の1.5%となり、定時到着遅延率は19.0ポイント改善の1.8%となっています。
【コメント】やはり、非常に厳しい状況ですね。それにしても、発表が遅いですね。次の記事の「スカイマーク搭乗実績」は「9月」です。

@スカイマークの「9月搭乗実績」は搭乗者数が63.8%減、搭乗率は27.5ポイント減
 スカイマークは今日、「9月搭乗実績」を発表しました。
 これによりますと、搭乗者数が前年同月比(以下同じ)63.8%減の25万5850人、搭乗率が27.5ポイント減の61.1%となっています。

@全日空が他企業への兼務認める方針を提示
 全日空は今まで,勤務時間外の家庭教師など個人事業主としての兼業を認めていましたが、今後、全日空に在籍しながら、他社と雇用契約を結び、勤務時間外のパートやアルバイトを認める方針を労働組合に提示しました。

@エア・カナダがB737MAX型機9機をリース会社に売却し、長期リースに変更
 昨日の「 FlyTeam 」によりますと、エア・カナダはリース会社にB737-MAX型機9機を、セール・アンド・リースバック契約として売却し、売却総額は3億6500万ドルで、長期リースに切替、この契約は3億4500万ドルとした、との事です。これにより、当面はこの現金で資金の流動性を確保します。
【コメント】素人で良く分かりませんが、当座の現金が入り、リース代は1年毎の支払いになりますので、資金繰りが楽になるのでしょうね。

@エアバスの納入が1〜9月で341機、ボーイング社は1〜8月で87機
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、エアバスは現地時間9日、9月の納入機数が57機になった、と発表しました。これで今年1月からの納入機数は累計341機になります。
 一方、ボーイング社は1〜8月で納入機数が87機となっています。


*10月9日

@資料室の「成田空港に飛来したA380型機」に全日空機と中国南方航空機を追加しました
 久し振りに、資料室を更新しました。「成田空港に飛来したA380型機」に全日空機と中国南方航空機を追加してあります。
 しかし、A380型機の生産ももう少しで中止され、導入した航空会社も「2019新型肺炎」の影響もあり、もてあましている状態のようですから、このページへの新たな追加はないのではないでしょうか。
 B747型機も貨物機を除いては製造が中止となり、これから製造が始まるB777X型機が出現するまでは「超大型機」と呼ばれる機体は余り見かけなくなりますね。
 しかし、成田空港では中国南方航空が週1往復ですが来ていますし、全日空の「フライングホヌ」も状況が良くなれば、毎日飛ぶと思われます。この所、B747-8F型貨物機も頻繁に来ています。
 下の写真は6日に行ったときに撮った中国南方航空のA380型機と中華航空のB747-8F型機です。

 

@成田空港は乗継旅客が39.6%もいる、ネットワークが多彩なため
 今日の日刊航空によりますと、成田空港では「2019新型肺炎」で国際線旅客数が激減している中でも、国際線を乗り継ぐ旅客の割合が伸びている、とのことです。
 今年1月の乗継旅客の割合は13.3%でしたが、8月には39.6%に拡大しています。
 これは,国際線の便数が減っている中、特に、長距離直行便が減ってきており、目的地に着くために、ネットワークが他空港よりも比較的充実している成田空港が、乗継空港として選ばれている,とのことです。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が7日に3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、7日入国者で3名でした。
 3名とも無症状とのことです。

@ジェットスター・J が関西空港を拠点として維持
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、関西空港の事務所を閉鎖するジェットスター・J ですが、事務所は閉鎖するものの、関西空港を拠点空港として継続する、とのことです。
 パイロットと客室乗務員は成田空港や中部空港に移動しますが、整備機能は継続するとのことです。
【コメント】関西空港は関西よりも西の整備拠点として残すのでしょうね。トラブルの場合に、成田空港から整備士を派遣するのでは大変ですから。

@琉球エアーコミュータ機がトラブルで那覇空港に引き返す
 共同通信によりますと、昨日午前11時半頃、那覇発久米島行きの琉球エアコミューター875便・DHC8-400型機が、久米島空港の南約37Kmを飛行中に計器のトラブルが発生し、那覇空港に引き返しました。
 同機は着陸後、修理を行い午後0時53分頃、久米島空港に向かいました。

@函館空港で全日空機のタイヤがすり減り出発できずに欠航
 昨日の北海道新聞によりますと、昨日午後7時頃、出発点検中だった、函館発羽田行きの全日空558便・A321型機のタイヤがすり減っていることがわかりました。
 この整備のため、同便は欠航となりました。乗客は121人でした。
【コメント】この所、飛行機のトラブルが多いように感じます。「2019新型肺炎」で運航便数が減っている中でトラブルが多いのではないでしょうか。
 経費節減のために、極力整備を遅らせているのか、整備士の皆さんのモチベーションが下がっているのでしょうか。心配です。


*10月8日

@「ZIPAIR Tokyo」が16日から成田=仁川線旅客便を開設
 「ZIPAIR」は今日、日韓両政府の話し合いで今日から入国制限措置の緩和が始まる事になったことを受けて、成田=仁川線旅客便を16日から開始する,と発表しました。
 運航は週2往復(火・金曜日)で行います。25日から始まる冬期ダイヤでもこのスケジュールを継続する、とのことです。
 運賃は「Standard」クラスで8000〜3万円(空席連動)となっています。

 

@ティーウエイ航空が来月6日から成田=仁川線を再開
 今日の韓国「聯合ニュース(日本語版)」によりますと、韓国 LCC 「ティーウエイ航空」が来月6日から成田=仁川線を週1往復で再開する、と発表しました。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が6日に3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、6日入国者で3名でした。
 3名とも無症状とのことです。

@ジェットスター・J が冬期ダイヤで6路線を全便運休、成田路線では庄内線
 今日の「NHK ニュース」によりますと、ジェットスター・J は今日、25日から始まる冬期ダイヤで,当面、需要の回復が見込めない国内6路線の全便運休を決めました。
 これは、事実上の6路線からの撤退になる、とのことです。成田空港関係では成田=庄内線が対象となっています。
 また、関西空港にあるパイロットや客室乗務員の拠点となっている事務所を閉鎖します。
 さらに、人件費削減のために、約600人のパイロットと客室乗務員の希望退職や無休の長期休暇を実施する事を決めました。

@全日空が全社員の給与減額と冬の賞与ゼロを組合に提示
 全日空は昨日、退職金を割り増す希望退職の実施を労働組合に提示したとの事です。
 また、約1万5000人いる一般社員の給与を減額すると共に、冬の賞与もゼロにする事を組合に提示しました。例年は給与の2ヶ月分を支給していましたが、この夏の賞与は1ヶ月分に半減しており、給与とボーナスと合わせると、年収が3割減となる見込み、との事です。
 また、4月から実施している一時帰休を継続し、最大2カ月の無休休業制度を設けます。
 さらに、グループ会社の従業員約3万3000人に対しても同様な対応を求めていく、方針です。
【コメント】全日空は相当苦しいようですね。オリンピック・パラリンピックを見込んで、国際線を急拡大したことが「2019新型肺炎」の感染拡大で裏目に出ているようです。

@日本航空が雇用を維持する方針、客室乗務員1000人を全国の地域に派遣し、地方の活性化に寄与
 昨日の「Aviation Wire(YAHOO ニュース)」によりますと、日本航空の赤坂社長は昨日、一時帰休や解雇について「現時点でまったくない」として、雇用を維持する方針を示しました。
 また、客室乗務員1000人を7日に新設した「地域事業本部」の業務として、全国地域の活性化に繋がる活動を兼務して、新事業とする方針を明らかにしました。
 さらに、「国際線の回復が2024年までかかると想定している」とした上で、新型コロナ後は、JALのようなフルサービス航空会社を利用する観光需要が、これまでの水準までは戻らないと想定し、今後は低価格運賃を求める人の観光需要を、「ZIPAIR」や、50%出資する「ジェットスター・J 」、機体整備などを支援している「春秋航空日本」と連携して取り込んでいく、との考えを示しました。

@「ZIPAIR 」が「ETOPS(イートップス)」の認証を取得、ハワイ線運航可能に
 今日の「Aviation Wire」によりますと、「ZIPAIR」は成田空港から米国西海岸まで所有するB787-8型機で飛行する「ETOPS(イートップス)」の認証を取得しました。
 これにより、成田=ホノルル線の運航が可能となります。今のところ、25日に始まる冬期ダイヤ中での運航開始を予定しています。


*10月7日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が6日に4名、1人が発熱
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、6日入国者で4名でした。
 この内、東京都居住の10才未満男性が発熱しています。他の3人は無症状とのことです。

@日本航空が11月から来年1月末までの国際線運航を発表、成田空港で北米線とアジア線の再開と増便
 日本航空が昨日発表した11月1日〜2021年1月31日の国際線運航計画によりますと、
 成田空港関係では、成田=ニューヨーク線を週3往復で、成田=ダラス線を週3往復で、成田=シカゴ線を週4往復で再開します。
 さらに、成田=バンコク線、成田=マニラ線、成田=ジャカルタ線、成田=ホーチミン線を増便します。
 これらにより、成田空港を北米と東南アジアの乗り継ぎ拠点とする計画です。

@ WHO が「世界の人の10%が感染したと考えられる。パンデミックは続く」
 昨日の「BBC NEWS(日本語版)」によりますと、世界保健機関(WHO)の健康危機管理プログラム責任者のマイク・ライアン氏は、現地時間5日に開かれた執行理事会で「世界人口の10%が『2019新型肺炎』に感染した」との推計を明らかにしました。
 同氏はさらに「これは国によって、都会か地方かによって、集団によって幅がある。しかしこれは、世界の大部分が危険なままであることを意味している。世界的流行(パンデミック)は今後も進行することが明らかだ。だが、私たちは現在、伝染を抑えて命を救う手段を手にしており、それを使えることもわかっている」と述べました。


*10月6日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が4日に1名、5日に2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、4日入国者で1名,5日入国者で2名でした。
 3人とも無症状とのことです。

@全日空が半年ぶりに成田=ホノルル線を運航
 昨日夜、全日空は約半年ぶりに成田=ホノルル線で臨時便を運航しました。
 機材はB787-9型機を使い、乗客は27人でした。10月には昨日の便も含め2往復運航します。

@エアアジア・ジャパンが12月5日で全ての事業を停止
 中部空港を拠点としている LCC の「エアアジア・ジャパン」は昨日、12月5日に全ての運航を停止しする、と発表し,国土交通省にも届け出を済ませました。
 事実上の日本からの撤退となります。日本の航空会社で「2019新型肺炎」の需要減で運航を停止するのは初めてとなります。
 エアアジア・ジャパンは英文のプレスリリースを発表しています。
 尚、従業員は事業廃止業務に従事する者を除き、11月4日付で解雇になる予定です。
 写真は2012年に成田空港から搭乗した、前のエアアジア・ジャパン機です。今のエアアジア・ジャパン機には、拠点が中部空港と言う事もあり、乗ったことはありません。

 


*10月5日

@今日から「春秋航空・日本」の成田=天津線が週1往復で再開
 今日から春秋航空・日本の成田=天津線が再開されました。月曜日の週1往復での運航となります。
 下図は「春秋航空・日本」のホームページから採りました。

 なお、同航空の名称を「Spring Japan」としていましたが、以前の「春秋航空・日本」に戻します。親会社の「春秋航空」と間違えないようにして下さい。

 

@タイ航空が10〜12月に成田=バンコクの特別便を週2往復で運航へ
 昨日の「アジアトラベルノート」によりますと、タイ航空は10〜12月に,成田=バンコク線を週2便(水・土曜日)の特別便として運航することを明らかにしました。
 これは昨日行われた同航空社長代行と駐タイ日本大使との会談後に発表されました。
【コメント】成田発の便に乗客を乗せるかどうかははっきりしません。タイ政府が入国者を認めるかどうかにかかります。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が3日に4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、3日入国者で4名でした。全員無症状とのことです。

@ジェットスター・ジャパンの出発前の機内で女性外国人が暴れ、機長が降機を命令
 今日の共同通信によりますと、昨日午後7時25分発の那覇発成田行きのジェットスター・J 310便・A320型機が、出発準備中に、酒に酔った外国人女性が連れの外国人男性に暴力を振るうなど、大暴れをしました。このため、機長が安全上の危険があるとして、降機を命じました。
 しかし、この2人がこの指示に従わなかったため、警察に通報し、2人は警察官によって機内から下ろされる出来事がありました。
 乗客、乗員138人に怪我はありませんでした。このトラブルで同便は出発が37分遅れました。

@国土交通省が冬期ダイヤでも「U・Lルール」停止を決定
 今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は「2019新型肺炎」の影響で、混雑空港に適用されている「U・Lルール停止」を、今月25日からの冬期ダイヤでも適用することを決定しました。
 「U・Lルール」とは成田空港などの混雑空港で、個別路線の運航を80%以上使用しなかった場合に、翌年の同ダイヤで、その路線の発着枠の優先使用権を認めないとするルールです。
 今までにも2003年の SARZ や2009年のリーマンショックや2011年の東日本大震災などで「U・Lルール」が停止されたことがありますが、2期連続で停止されることは初めてとなります。
 成田空港の今までの停止期間では、発着回数減は計画値よりも2〜8%減でした、ところが、今回の「2019新型肺炎」における今年4〜8月では同85%減となっており、今までとは桁違いの減少となっている、とのことです。


*10月4日

【訂正】昨日の「エアカナダ成田=トロント線再開」の一部を訂正しました。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が2日に7名、1人は呼吸器症状がありました
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、2日入国者で7名でした。
 この内,6人は無症状でしたが50歳代男性に呼吸器症状がありました。

@田村厚労大臣「1日1万人の検査態勢は整った。2万人に拡大する」
 昨日の中日新聞によりますと、田村厚生労働大臣は昨日、成田空港と羽田空港の検疫ブースを視察後に、記者団に対し「1万人分の態勢は整った。今後は他の地域のニーズを聞き、できる範囲で広げたい。1日2万人規模にしたい。」として、3空港以外での検査拡充に意欲を示しました。
【コメント】本当に整っているのでしょうか? 
 成田空港では現在の入国者でも待ち時間が1時間半となっているそうです。1日からの入国規制緩和で増えれば、すぐに、大混雑になると思います。成田空港での検査や待機場所の確保、人員の手配はついているのでしょうか。

@新都心ルートは自衛隊機も頻繁に利用、共産党の宮本衆議院議員に回答
 今日の「しんぶん赤旗」によりますと、羽田空港新都心ルートを使って自衛隊機が飛行している事がわかりました。
 これは,港区の住民団体「みなとの空を守る会」の会員が、目視活動を続ける中で7月13日に確認し、写真を撮影して判明しものです。
 これに基づき、共産党の宮本徹衆院議員が質問した所、国土交通、防衛両省が回答したものです。
 この回答によりますと、「(1)南風時には自衛隊機も同ルートを飛行する、(2)1時間に約44便としている、(4)同ルートの飛行便数に自衛隊機も含まれる、(5)自衛隊機は国が行っている部品欠落の報告制度や羽田空港での機体チェックの対象とされていない」となっています。
 7月13日には輸送機2機がこの飛行ルートを使ったことも認めました。
【コメント】米軍機も使っているのでしょうか。一般的にいますと、軍用機の方が構造上も整備上も落下物が多くなります。
 羽田空港については、成田空港の軍事的利用について取り交わしている「取極書」のような、約束はないのでしょうか。

@中部空港発の全日空機が前輪不具合警告で引き返す
 昨日の中日新聞によりますと、昨日午前8時頃、中部発熊本行きの全日空331便・DHC8-400型機が離陸したところ、前輪の不具合を示す警告が表示されました。
 警告はその後、消灯しましたが、同機は中部空港に引き返し,8時40分頃に無事緊急着陸しました。乗客は機材を交換して熊本に向かいました。


*10月3日

@昨年11月にB滑走路に着陸中の日本航空機にレザー光線照射か
 今日の「デイリースポーツ」によりますと、昨年11月16日午後5時頃、成田空港B滑走路に着陸しようとした、ホノルル発成田行きの日本航空783便の操縦室に、緑色のレザー光線のような光が照射された,とのことです。
 乗務員が「緑色の光を見た」と申告し,千葉県警が周辺地域を調べましたが、確認できなかった、とのことです。
 写真はこの時のものではありませんが、B滑走路に北側から着陸直前の日本航空機です。2016年5月に「東雲の丘」から撮りました。

 

@エア・カナダが成田=トロント線を再開、間もなく成田空港に到着(下線部訂正)
 エアカナダは今日から成田=トロント線を再開しました。機種はB787-9型機を使用しています。週3往復(成田発着 月・木・土曜日)となります。
 間もなく成田空港に到着します。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が10月1日に1名、2日も1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、1日入国者で1名、2日入国者で1名でした。
 2人とも無症状でした。

@県内の8月有効求人倍率で成田地区が県内最低に、「2019新型肺炎」の影響顕著
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、千葉労働局がまとめた8月の県内有効求人倍率で成田地区は0.63%と県内最低を記録しました。
 「2019新型肺炎」拡大の影響が続いている、とのことです。


*10月2日

@今日からハワイアン航空の成田=ホノルル線が再開
 昨日の「WING DAILY」によりますと、ハワイアン航空は、今日から成田=ホノルル線の運航を再開します。
 今日のホノルル発の再開初便は、午後7時55分に成田空港に到着し、成田発ホノルル行きは明日午後7時55分に出発する予定です。
 運航は週1往復で機材はA330型機を使います。
 下図は午後4時30分現在の「HA821」便の軌跡です。左上が点線になっているのは太平洋上で「Flightradar24」が同便の位置情報を取得できないためです。

 

@ベトナム航空がハノイ⇒成田線を10月も週2便運航
 今日の「ベトジョー(日本語版)」によりますと、ベトナム航空は今日から23日まで、9月に引き続いて、ハノイ⇒成田便を木曜と金曜日の週2便運航すると発表しました。
 ただし、成田発の折返し便には乗客は乗せません。なお、ホーチミン⇒成田便は引き続き運休となります。

@「春秋航空・日本」は5日から成田=天津線を再開
 春秋航空日本は5日から成田=天津線を再開します。週1往復で月曜日の運航となります。
 これで、同航空の国際線は成田=ハルピン線と合わせて2路線になります。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が9月30日に7名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、9月30日入国者で7名でした。全員が無症状でした。

@日本エアコミューター機が空気取り入れパイプ不具合で引き返す
 昨日の「FNN ニュース」によりますと、昨日午後6時頃、鹿児島発屋久島行きの日本エアコミューター3759便・ATR72-600型機が離陸直後に、エンジンからの空気取り入れ配管の不具合警告が出ました。
 このため、同機は鹿児島空港に引き返し、無事着陸しました。

@「ZIPAIR Tokyo」が機内で自分のスマホ使い軽食や物品の注文できるシステム採用
 ZIPAIRは今日、乗客が自分のスマートホンやタブレットを使って、軽食をはじめとした機内販売品を、自分の好きなタイミングで注文できるセルフオーダーシステムを機内で採用する、と発表しました。機内Wi-Fiを使います。
 これにより、商品ラインアップや在庫状況の確認、注文、決済までの一連の手続きが完結しますので、客室乗務員を呼ばずに自分の席で、自分の好きな時に注文できる、とのことです。

@米国の航空会社雇用維持支援が失効、大規模なリストラ発生か
 今日の日経新聞によりますと、米国の航空会社支援策が現地時間9月30日で失効しました。
 これを受けて、アメリカン航空は1万9000人、ユナイテッド航空は1万2000人の従業員削減を明らかにしました。
 デルタ航空は今回は削減を回避しましたが、すでに、約1万7000人が自主退職などで会社を去っています。
 ただ、米国議会は航空会社も含む「2019新型肺炎」に対する支援策を検討しており、数日以内にも追加支援が決定される見込みもあります。
 アメリカン航空の最高経営責任者(CEO)は「追加支援が決まれば、削減を見直し、従業員を呼び戻す」としています。


*10月1日

9月のアクセス数は32,586回でした
 1ヶ月のアクセス数が3万回を超えたのは2015年9月以来、5年1ヶ月ぶりになります。
 9月6日の1万772回が突出しています。この日の「周辺対策交付金の公告」記事が皆さんの関心をひいたものと思われます。

@成田空港のシルバーウイーク旅客数が前年同期の22%減に、8月平均に較べ44ポイント改善
 今日の毎日新聞(有料版)によりますと、成田国際空港株式会社はシルバーウイークの9月19日〜2日の4連休の国内線旅客数が前年同期比で22%減となった、と発表しました。
 ちなみに8月の国内線旅客数は前年同期比66%減でしたので、44ポイント増になります。。

@昨夜、成田空港第3ターミナルで「Go To トラベル」東京追加で訓練
 成田空港では昨日夜、運航が終わった後に、今日から始まる「Go To トラベル」に東京が追加されることを受けて,「2019新型肺炎」感染対策の訓練が第3ターミナルで行われました。
 訓練にはNAA 職員や航空会社の社員など約70人が参加しました。
 訓練では混雑した保安検査場の行列に対して、プラカードで、床に置かれた間隔確保の目印に沿って並ぶことや、サーモグラフィーの検温を的確に行うことなどを行いました。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が29日に3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、29日入国者で3名でした。3人共無症状でした。

@パリ市街地と郊外で、轟音なり響き市民がパニック、戦闘機の衝撃波
 今日の「AFP 通信(日本語版)」によりますと、現地時間30日昼間、パリ市内と一部郊外で窓が揺れるほどの轟音が鳴り響き、一部の市民がパニックに陥る出来事がありました。
 原因は無線が途絶えた旅客機の支援に緊急発進した、戦闘機「ラファール」の超音速飛行による衝撃波(ソニックブーム)だった、とのことです。
 通常は戦闘機の超音速飛行は都市上空では許可されていませんが、緊急事態とのことで超音速飛行を行った、との事です。
 パリでは、最近、テロがあり、市民が「テロではないか」とパニックになった、との事です。
コメント】石造りの窓が揺れた、との事で、相当大きな音だったのではないでしょうか。
 衝撃波ではありませんが、私が、かって、成田空港の飛行コースからかなり離れていた(成田空港から約16.5Km、飛行コースから西約5.5Km)九十九里平野に住んでいたころ、たまに,成田空港を離陸した旅客機が飛行コースを外れて,自宅の真上を飛ぶことがありました。高度も低く、凄い騒音で外に飛び出した経験がありますので、パニックはよくわかります。この時も、機体にトラブルがあり、飛行コースを外れ、高度が上がらなかったと思われます。
私も「操縦不能で墜落するのでないか」と思い心臓の鼓動が急上昇しました。この時から、しばらくは旅客機墜落の夢をよく見ました。

@タイ国内の感染者は9月3日に100日ぶり確認も、タイからの入国者は9月に6人???
 今日のタイ紙「newsclip(日本語版)」によりますと、タイからの日本入国者の空港検査で「2019新型肺炎」に感染していた、と判定された人は9月で6人になった、とのことです。
 しかし、タイ政府の発表ではタイ国内では9月3日に100日ぶりに1名の感染報告があっただけ、とのことです。
【コメント】このギャップはどう理解すべきでしょうか。
 タイ政府は日本からの入国を禁止しているために,日本からのタイ便は飛べなくなっています。ZIPAIRが成田=バンコク線に旅客便を就航できないのもこの禁止があるためですね。日本はバンコクからの臨時便を受け入れています。

@ピーチがA320neo型機の初号機を受領、10月25日から路線投入へ
 ピーチ・アビエーションが、エアバスに28機発注しているA320neo型機の初号機を受領しました。
 A320neo型機は同航空が現在使っているA320型機よりも燃費が20%減、騒音は50%減になるとのことです。座席数は8席多い188席となります。
 初号機は昨夜関西空港に到着しました。路線投入は10月25日からになります。


ホームに戻る