2020年12月前半の出来事


*12月15日

@成田市空港対策特別委員会が「周辺対策特別交付金」の分配で NAA に要望書
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、成田市議会空港対策特別委員会は昨日、成田国際空港株式会社に「周辺対策交付金を同市に適切に配分するよう」に求める要望書を提出しました。
 要望書では交付金の内、航空機騒音下の市町に優先配分するために設置された「地域振興枠」(交付金全体の約1割)について、財政力指数などを勘案して決められているため、成田市には交付されず「普通交付金も他市町の対象区域拡大で減額されると危惧している」としています。
【コメント】以前は成田市にある成田空港関連企業からの法人税や固定資産税が潤沢に入る成田市に、他の周辺市町から「不公平だ」との意見が多く、成田市が交付金の減額に応じた経緯があります。
 成田市はこの財政力を元にして、病院を誘致するために用地を整備し、30年間無償貸与しするために約125億円、新公設市場建設に約137億円など、莫大な税金をつぎ込み、このために、さすがの市財政も逼迫している、とのことです。これが背景にあるのでしょうね。なんか、利権の臭いがプンプンします。
 写真は、第1ターミナル展望デッキから見た、手前のA滑走路西側にそびえる国際医療福祉大学成田病院です。

 

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が13日入国者で7名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、13日入国者で7名だったと発表しました。全員無症状でした。

全日空が来年1月1日からヤンゴン⇒成田線を1日1便に増便
 全日空は今日、1月1日からヤンゴン⇒成田線を1日1往復に増便する、と発表しました。

@「ZIP AIR Tokyo」が1月9日から成田=バンコク線を旅客便に、週1便
 今日の「トライシー」によりますと、「ZIPAIR Tokyo」は今日、1月9日から成田=バンコク線の旅客便を開始する、と発表しました。
 週1便で土曜日の運航となります。
 しかし、搭乗はタイ大使館で搭乗日の入国許可を受けた人のみ、となっています。
 現在、成田=バンコク線は貨物便として1日1便運航しています。バンコク⇒成田線はすでに旅客便として運航しています。

@ジェットスター・J が年末年始期間に40便を追加減便
 ジェットスター・Jは昨日、年末年始期間に40便を追加減便する、と発表しました。
【コメント】この発表はGo To トラベルの一時全面中止発表前のもので、一時中止を受けて他の航空会社でも減便がでる可能性がありますね。

@ハワイアン航空の弾力的運航は代替空港の使用不可能のため
 13日未明に発生したハワイアン航空822便の「緊急事態(従来取り決め)に伴うカーフュー内運航」の理由が成田国際空港株式会社のページに出ていました。
 「HAL822便(成田-ホノルル間)のETOPS要件に指定される代替空港の悪天候(濃霧)により、目的地までの運航が出来ず、成田空港に引き返さなければならなかったため」とのことです。
【コメント】エンジン1基が故障した場合は、残りのエンジン1基で、この代替空港まで飛行しなければなりません。ここが使えないと言うことは引き返さざるを得ない、と言う事になりますね。

@13日にジェットスター・J 機が速度計トラブルで成田空港に引き返す
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、13日午後6時10分頃、成田発大分行きのジェットスター・J 607便・A320型機が、離陸直後に速度計の異常を知らせる警報が出ました。
 このため、同機は成田空港に引き返し、無事着陸しました。乗客は機体を交換し2時間遅れで大分に向かいました。
【コメント】この折返し便が遅れて、午後11時37分に成田空港に到着しています。

@B787型機の製造過程でも不適切な作業、ボーイング社
 今日の「共同通信」によりますと、米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は現地時間14日、ボーイング社の主力中型機B787型機の胴体部に製造上の問題が見つかった、とつたえています。
 これは胴体部の炭素繊維複合体接合の際に精度が不足し、この部分から小さな亀裂が発生している事から構造上の劣化が早まる可能性がある、とのことです。


*12月14日

@【訂正】 「ANAグループ10月輸送実績」に間違いがありました
 11日の出来事で書いた「ANAグループ10月輸送実績」で大きな間違いがありました。謹んでお詫びし、訂正いたします。全日空の方々申し訳ありませんでした。

@全日空が今日から成田=深セン線に新規就航
 全日空は今日から成田=深セン線を開設しました。週1往復となります。全日空としては今年4月以来、久々の国際線新路線開設となります。
 初便の乗客は13人とのことです。

@スクートの成田=台北=シンガポール線が今日から増便
 スクートは今日から成田=台北=シンガポール線を増便し、週4往復(月・火・木・土曜日)としました。

成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が12日入国者で5名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、12日入国者で5名だったと発表しました。
 この内、1名に咳嗽、発熱、倦怠感の症状があり、残りは全員無症状でした。

@成田空港のPCR検査センターでは、1日平均約70人が出国前検査
 今日の日本経済新聞によりますと、成田空港では外国に出国する前のPCR検査を実施していますが、現在は1日約70人ほどが受けています。現在までにここでの検査で陽性と判定されたのは1名、とのことです、陰性者には「陰性証明書」が発行されます。
 今後、国際線の運航が増えることを予測して、最大約700人までの能力を確保する見通し、とのことです。

@国土の所沢の航空交通管制システムがトラブル、約46便の出発が遅れる
 国土交通省によりますと、今日午前7時17分、埼玉県所沢市にある国交省東京航空交通管制部のシステムでトラブルが発生しました。
 トラブルはバックアップに切替、約25分で復旧しましたが、成田空港や羽田空港などの出発便46便に、最大36分の遅れが出ました。
 このシステムは上空を飛行中の航空機の誘導を行います。

@ZIPのホノルル線飛行訓練はどのように行われているの?
 「ZIP AIR Tokyo」はいよいよ今週土曜日から成田=ホノルル線を開設します。
 ここで、余計な心配とは思うのですが、準備は進んでいるのでしょうか。
 成田=バンコク線に就航する前はパイロットや客室乗務員の訓練飛行と思われる「JA822J」機や「JA825J」機の飛行が「Flightradar24」で頻繁に確認できたのですが、今回は全く確認できません。日本航空の機体を借りて行っているのでしょうか。素人の素朴な疑問ですが。


*12月13日

@今日未明に緊急事態による「カーフュー弾力的運用」が発生
 今日未明、緊急事態(従来取り決め)に伴うカーフュー内弾力的運航が発生しました。
 成田発ホノルル行きのハワイアン航空822便・A330-200型機が「運航上の理由」(?)による引き返しのため、午前0時4分に、A滑走路南側から着陸したものです。
【コメント】多分、機体に何か不具合が発生したのではないかと思います。詳しくは、明日のリンクページで明らかにされるでしょう。
 下は、「Flightradar24」の記録を合成したものです。

 

成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が11日入国者で10名、12日入国者で3名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、11日入国者で10名、12日入国者で3名だったと発表しました。
 11日入国者の中で発熱の症状を持った人が1名いましたが、残りは全員無症状でした。

@ピーチ機が不具合警告で関西空港に引き返す
 今日の共同通信によりますと、今日午前9時頃、関西発福岡行きのピーチ・アビエーション153便・A320型機が離陸後、小豆島上空付近を飛行中に飛行管理装置の不具合を示す警告が出ました。
 このため、同機は関西空港に引き返し、同9時50分に無事着陸しました。乗客、乗員106人に怪我はありませんでした。
 乗客は別の機体に乗り換えて福岡に向かいました。

@タイ航空が43機の売却リストを公表
 11日の 「sky-budget」によりますと、経営再建中のタイ航空は、大型機を中心に機材を売却することにしていますが、売却機材リストを公表しています。
 これによりますと、◇B747-400型機10機 ◇B777-200型機6機 ◇B777-200ER型機6機 ◇B777-300型機6機 ◇B737-400型機3機 ◇A300-600型機1機 ◇A340-500型機3機 ◇A340-600型機6機 ◇A380-800型機2機、の合計43機に上っています。
【コメント】これだけの機材を処分するのですから、提供座席数は大幅に減りますね。
 大なり小なり、このような合理化が世界中の航空会社で行われているのですから、世界の提供座席数や旅客数が2019年水準に戻るのが、2024年以降になるとの予測は当然ですね。


*12月12日

成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が10日入国者で1名、11日入国者で2名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、10日入国者で1名、11日入国者で2名だったと発表しました。全員無症状でした。
【コメント】この所、成田空港以外の羽田空港や関西空港での感染確認者が多くなっています。各空港での検査態勢が整ってきたことと、国際線が少しずつ多くなっているのでしょうね。

@ピーチが成田=台北線の減便を発表
 ピーチ・アビエーションは昨日、10月25日から週3往復で再開した成田=台北線を、12月25日から来年3月27日まで、月に1〜2往復に減便する、と発表しました。

@日本航空がハノイ⇒成田線と、成田=ジャカルタ線の増便を発表
 昨日の「トライシー」によりますと、日本航空は1月1日からハノイ⇒成田線を週5便から1日1便に増便します。
 また、成田=ジャカルタ線を1月7日から週3往復から週4往復(月・水・木・金曜日)に増便します。

@成田空港周辺市町で修学旅行の代わりに周遊飛行&学習が複数
 昨日の朝日新聞によりますと、成田空港の周辺市町村では、中止になった宿泊を伴う修学旅行の代わりに、旅客機をチャーターした周遊飛行が複数計画されています。
 山武市についてはすでに11月29日の出来事で書いていますが、多古町では23日に多古中学の3年生が周遊飛行を行った後に、成田空港周辺のホテルに宿泊し、テーブルマナーの講習を行うことになっています。
 また、横芝光町では全町の小学6年生を対象に、1月に周遊飛行を計画しています。
 写真は成田空港の東に隣接する多古町の中心部です。成田空港B滑走路へ南から着陸する飛行機から撮ったものです。

 

@品川区で住民請求による「都心新ルートの賛否を問う住民投票」が実施か
 今日の日本経済新聞によりますと、品川区の住民団体は昨日、都心上空を通過する「羽田空港新飛行ルートの賛否を問う住民投票を実施するための条例制定」を同区の浜野健区長に請求しました。
 地方自治法では20日以内に議会を招集して審議せねばならず、今月中に審議されることになりました。
 条例案では「区長及び区議会は多数の区民の意思を尊重しなければならない」としています。

@横田基地騒音訴訟は2団体が起こしている
 昨日の横田基地訴訟の判決は「第2次新横田基地公害訴訟」でした。
 横田基地騒音公害訴訟では、このほかにも騒音訴訟が提訴されており、住民140人が提訴した「第9次」の訴訟では、今年の1月23日に東京高裁判決があり(2020年1月24日の出来事参照)、賠償金約1億1200万円を国が払うように命じましたが、「夜間・早朝の飛行差し止め」と「将来分の損害賠償」は認められませんでした。
 昨日の判決は別の住民が起こした訴訟への判決です。


*12月11日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が9日入国者で2名、10日入国者で2名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、9日入国者で2名、10日入国者で2名だったと発表しました。全員無症状でした。

@昨日、成田空港で除雪訓練
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、成田空港では昨日、積雪に備えた特殊車両の訓練が行われました。21台の特殊車両が V 字型の体型を組み、60m幅の滑走路を1度に除雪する訓練などを行いました。

@「ZIP AIR Tokyo」が全搭乗者に「ZIP コロナカバー」を無償提供、日本航空でも
 ZIPAIR Tokyoは今日、19日から開設する成田=ホノルル線の全ての乗客に対し、新型コロナウイルス感染症への無料補償・サポート「 ZIP コロナカバー」を提供する、と発表しました。
 渡航先での新型コロナウイルス感染症陽性判定時にかかる費用を補償し、陽性が確定した時点から判定にかかった費用も含めて医療費・検査費・隔離費用が補償されます。
 なお、親会社の日本航空も今日、同様なサービス「JALコロナカバー」を国際線利用の全ての旅客に提供すると発表しています。

@最高裁が横田基地騒音訴訟の夜間・早朝の飛行禁止と将来分の補償を棄却
 横田基地周辺住民が騒音の被害を訴えて、損害賠償や夜間・早朝の飛行差し止めや将来分の損害補償を求めていた裁判で、最高裁判所第2小法廷の菅野博之裁判長は10日までに、飛行差し止めと将来分の損害賠償請求を退ける決定をしました。
 これにより、損害賠償7億6800万円については認めましたが、「夜間・早朝の飛行差し止め」と「将来分の損害賠償」については、原告の訴えを棄却し、判決が確定しました。
 これについて原告団は「私たちの切実な願いである夜間、早朝の飛行差し止めや、将来にわたる損害賠償請求は、残念ながら今回も退けられました」というコメントを出しました。

@全日空の10月国際線旅客数は95.8%減、国内線旅客数は58.6%減に
 全日空が今日発表した「ANAグループ10月輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)95.8%減の3万5305人、利用率は58.7ポイント減の17.7%となっています。
 一方、国内線では旅客数が58.6%減の146万5313人、利用率が13.2ポイント減の61.0%でした。なお、成田空港路線は全便運休となっています。
 運航実績では国際線が欠航率84.5ポイント悪化の85.8%、定時出発遅延率が13.0ポイント改善の5.3%、定時到着遅延率が11.4ポイント改善の4.0%となっており、一方、国内線では欠航率が40.5ポイント悪化の43.3%、定期出発遅延率が8.4ポイント改善の2.5%、定時到着遅延率が11.2ポイント改善の2.9%となっています。
【コメント】何とか運航しているものの、本当に厳しいですね。(色がこの色になっているところが訂正箇所です)

@スカイマークの11月は旅客数が37.1%減、搭乗率が59.8%
 スカイマークが発表した「11月の搭乗実績」によりますと、旅客数が前年同月比(以下同じ)37.1%減の41万5843.人となり、搭乗率は25.1ポイント減の59.8%となりました。
 搭乗率は10月に比べても、4.6ポイント減となっています。

@全日空の1月減便率は19%、日本航空の1月減便率は16%
 全日空が昨日発表した1月の国内線運航計画によりますと、67路線で4182便が運休または減便されます。減便率は19%となります。
 一方、日本航空が昨日発表した国内線の追加減便と1月の運航計画によりますと、年末年始の追加運休・減便は302便となり、1月の総運休・減便は4189便、減便率は16%となっています。


*12月10日

@環境省の職員が「騒音で睡眠障害が出れば、公害病にあたる」と発言、初めて騒音被害に言及
 昨日の「BLOGOS」の載った大田区議会議員奈須りえ氏の「環境省が騒音による公害病の発生を認める発言」によりますと、10月19日に開かれた「羽田空港増便問題を考える会」と国土交通省と環境省との交渉によりますと、
 環境省の担当者は「騒音によって睡眠障害が生じるなら、それによって公害病が発生するといえるかということについてでございますが、こちらはあくまで一般論でございますけれども、騒音によって人の健康に被害が生じているということが明らかな場合でございましたら、これは公害病にあたり得るという風には考えております。」と答えた、との事です。
 これについて、北大の松井利仁教授は補足として「これまで,環境省は公害健康被害補償法に基づき,「水俣病」「イタイイタイ病」「喘息等の呼吸器疾患」「慢性ヒ素中毒」の4つのみを公害病と述べてきました。
 しかも,公害健康被害補償法は,「著しい大気の汚染」又は「水質の汚濁」を対象としており,「騒音」は含まれていません(大気の汚染?)。
 にもかかわらず,「騒音」によって「公害病」が生じ得ることを初めて認めたことになります。」と述べているとのことです。
 交渉の全文はここにあります。
【コメント】我々から見ると、ごく当たり前の事ですが、「騒音による公害病」と認めると、国や大企業に賠償責任が生じます。従って、今までは決して「騒音」を「公害病」とは認めませんでした。
 今までの政権が、憲法に違反して、いかに国民の健康をないがしろにし、大企業の利益を優先してきたかが、分かりますね。
 初めて、人らしい言葉を聞いたように思います。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が8日入国者で5名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、8日入国者で5名だったと発表しました。全員無症状でした。

@ジェットスター・J の1月減便率が33.5%、12月に較べ11.8ポイント改善
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ジェットスター・J が昨日発表した1月の運航計画によりますと、減便率は12月の45.3%から11.8ポイント改善の33.5%となっている、とのことです。

@ユナイテッド航空の1月計画で成田=ニューアーク線と成田=グアム線を減便
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ユナイテッド航空が昨日発表した1月以降の運航計画によりますと、現在週6往復で運航している成田=ニューアーク線は週5往復に、成田=グアム線は1日1往復から週6往復に減便します。

@デルタ航空CEOが「年末年始の旅客数は通常の3分の1にとどまる。その後数ヶ月も同じ」と発言
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、デルタ航空の最高経営責任者(CEO)は現地時間9日、来年1月から従業員のフルタイム勤務を復活させる、と述べました。
 しかし、一方で、年末年始の旅客数については「通常の3分の1にとどまった過去数週間と同じ程度とみている」とのことで、「今後数月に変化がある、とは考えていない」と述べ、従業員に自発的な休暇を検討するように求めました。
【コメント】OAG もこの年末の需要が引き続き低迷する、との見解を発表していましたね。需要回復の足取りは遅々としたものになるようですね。

@ヴァージン・オーストラリアがB737MAX型機48機発注をキャンセルし、B737MAX10型機25機を発注
 経営再建中のヴァージン・オーストラリアは現地時間9日、発注していたB737-MAX型機ファミリー48機をキャンセルし、新たにB737-MAX10型機25機を発注することでボーイング社と合意した、と発表しました。初号機の引き渡しは2022年後半になる見込みです。


*12月9日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が7日入国者で2名、8日入国者で1名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、7日入国者で2名だった、8日入国者で1人だったと発表しました。
 全員無症状でした。

@成田空港と都内12ホテル結ぶ入国者線用バスが16日から運行開始へ
 昨日の「チバテレ」によりますと、リムジンバス会社の「東京空港交通」は、成田空港と都内12のホテルを結ぶ入国者専用バスを、16日から運行を開始します。
 ダイヤは成田空港発午前10時、午後6時、午後9時の3便となります。料金は3000円を少し上回る、とのことです。
 乗車できるのは入国したPCR検査陰性の人です。予約はオンラインで受け付け、乗車時にパスポートが必要となります。

@羽田発那覇行きの日本航空機が油圧トラブルで引き返す
 昨日午後4時5分に羽田空港を出発した那覇行きの日本航空921便・B777-300型機から離陸直後に、「油圧系統に不具合が発生した」との連絡が入り、羽田空港に引き返すトラブルがありました。
 同機は同7時17分に無事着陸しました。乗客、乗員に怪我はありませんでした。
【コメント】このところ、日本航空(関連会社も含め)機のトラブルが続きますね。運航便数が少なくなっているはずですので、整備は十分にできるはずですが。コロナ疲れで集中できないのでしょうか。なお、4日に起こった904便の重大インシデントで、ブレードの傷を見つけられるかどうかは、微妙ですが。
 写真は「Flightradar24」による、921便の航跡です。房総半島先端付近で、燃料の投棄を行っていたものと思われます。なお、エンジンは重大インシデントを起こしたPW4000ですが、今回の油圧トラブルとは直接の関係はありません。

 

@ブラジルのゴル航空がB737MAX型機の商業運航を再開
 現地時間7日の「ロイター通信」によりますと、ブラジルのゴル航空は現地時間9日から、B737-MAX型機を商業運航に復帰させます。
 運航禁止からの商業運航は世界で初めてとなります。


*12月8日

@ NAA の吉田執行役員が相変わらず「100万回は必ず必要」
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、昨日成田市で開かれた「成田空港対策協議会」で講演した、NAA の戦略企画室長の吉田昭二氏は「激化する国際空港間競争を見れば、成田と羽田空港を合わせた首都圏空港100万回化は必ず必要。需要回復後のアジアの訪日需要を取り込むためにも成田の機能強化は進める必要がある」と述べたとのことです。
【コメント】吉田氏は国土交通省から成田市副市長に出向し、NAA の執行役員に就任した人ですから、このように述べるのは当然ですね。
 しかし、昨日の講演でも、今回の「2019新型肺炎」のようなイベントリスクを全く考慮しない「首都圏空港機能強化計画」のずさんさや、「需要の見通し」や「騒音下住民への影響」については触れなかったようです。
 公務員の「天下り禁止」はどうなっているのでしょうか?

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が6日入国者で5名、7日入国者で3名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、6日入国者で5名、7日入国者で3人だったと発表しました。
 6日入国者の1人に発熱、咽頭痛の症状がありました。その他の人は無症状でした。

@「春秋航空・日本」が26日〜1月31日までの追加減便を発表
 今日のトライシーによりますと、春秋航空日本は12月26日から来年1月31日までの国内3路線の減便を発表しました。
 追加で減便となるのは合計で98便となっています。もちろん、全便が成田空港路線です。

@「Go To トラベル」参加者で嗅覚・味覚の異常を訴えた人は一般の2倍に、東大チーム調査
 昨日の共同通信によりますと、東大のチームは「Go To トラベル」の利用者と未利用者を調査したところ、嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は統計学上、「Go To トラベル」参加者と未参加者では、参加者のほうが未参加者に比べ約2倍となった、とのことです。
 PCR検査による診断ではありませんが、利用者ほど感染リスクが高い、と結論づけています。
 調査は2万8000人を対象に8月末から9月末の期間にネット上で実施しました。

@日本航空904便と同じエンジンの検査では全て異常なし
 今日の日刊航空によりますと、4日に発生した409便の重大インシデントについて、国土交通省は6日、破損したPW4000型エンジンについて、国内で現在使用されているPW4000シリーズエンジンの総点検を指示しました。この結果、日本航空と全日空の対象エンジンの全てで異常がなかったことを明らかにしました。
 日本航空には、エンジンメーカーと連携し想定しうる原因を考慮して当面の再発防止策を実施するよう指示しました。
 また、日本航空によりますと、破損したファンブレードは2枚で、1枚は根元から破断し、もう1枚は中程で破断していたとのことです。
 なお、日本航空は昨日付で「お詫び」を掲載しています。

@全日空の公募増資の1株単価は2286円、最大3052億円に
 全日空は昨日、公募増資する新株発行価格を1株2286円にする、と発表しました。これにより最大3052億円を調達することになります。

@来年のパリ・エアショーは中止に、次回は2023年
 今日の「ブルームバーグ・ジャパン」によりますと、来年6月に開催される予定だったパリ・エアショーが中止されることになった、とのことです。「2019新型肺炎」流行の不確実性が理由とのことです。このエアショーはフランスと英国で隔年に開催されますが、次のパリ・エアショーは2023年に開かれる、とのことです。
 写真は2003年のパリエアショーでデモ飛行するA340型機です。

 


*12月7日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が5日入国者で6名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、5日入国者で6名だった、と発表しました。全員が無症状でした。

@全日空は今日からハノイ⇒成田線を増便、1月には元に戻す
 今日の 「sky-budget」によりますと、全日空は今日からハノイ⇒成田線を、週5便から1日1便に増便します。
 ただし、来年1月には週5便に戻す、とのことです。

@琉球エアーコミュータ機が防氷装置警告で那覇空港に引き返す
 今日午前7時52分に、那覇から南大東に向かった琉球エアーコミューター861便・DHC-8型機が、離陸後約50分経った頃、右プラペラの防氷装置のトラブルを示す警告が出ました。
 この為、同機は那覇空港に引き返し無事緊急着陸しました。乗客、乗員51人に怪我はありませんでした。
 点検で電気系統の接触不良が原因と判明し、整備して午前10時過ぎに南大東に向かいました。

@ボーイング社が610億ドルの負債圧縮のため増資を検討
 ボーイング社最高経営責任者(CEO)は現地時間4日、約610億ドル(6兆3400億円)の債務負担を減らすため、増資を検討していることを明らかにしました。
 同社はB737-MAX型機の運航再開を追い風に株価を上げてきましたが、B787型機は「2019新型肺炎」の影響もあり、ビジネス需要の先行きが不透明で、来年半ばには月産6機から5機に引き下げる方針を発表しています。
【コメント】B737MAX型機の運航再開で明るさが見えたところですが、そのB737MAX型機も買いたたかれ、価格が下落するのでは、との観測もあります。回復も一筋縄ではいかないようです。
 B787型機の減産は、部品を納入している日本の各社にも大きな影響が出るのでしょうね。


*12月6日

@12月に入っての5日間で、午後11時30分以降の運航便は、たった1機だけ
 12月に入ってから、午後11時以降の運航便が4便から5便と減少しています。
 この影響でしょうか、午後11時30分を超えて運航されたのは4日の1便だけでした。これが、常態化してくるとA滑走路飛行コース直下の住民の苦しみは、ちょっとだけ少なくなってくれるのではないのでしょうか。
 続いて欲しいものです。航空会社の皆さんは大変でしょうが、国が運用時間を元に戻すことは可能と思います。

@日本航空が今日から成田⇒メルボルン線を再開、でも、12月だけ
 日本航空は今日から成田⇒メルボルン線を再開します。週1便の運航となりますが、オーストラリア政府の方針で入国できるのは同国の国籍を持った人か長期滞在資格を持った人だけになります。折返し便は乗客なしで、成田空港に戻ります。
 日本航空では1月以降については再び運休とする見込みです。

@国土交通省が成田空港・羽田空港と都内ホテルを結ぶ入国者専用バスを中旬に開設予定
 今日のNHKニュースによりますと、国は外国から帰国や入国する人たちが、検査が陰性の場合でも公共交通機関を利用しないように求めています。しかし、タクシーなどは、料金が高くなることがネックでした。
 このため、国土交通省は成田空港や羽田空港と都内の12のホテルを結ぶ専用バスの運行を、早ければ16日から始める方向で、バス会社などとの調整を進めている、とのことです。両空港から1日3便の運行を予定しています。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が4日入国者で7名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、4日入国者で7名だった、と発表しました。全員が無症状でした。

@日本航空のトラブル機に胴体や水平尾翼にも傷が見つかる
 4日に起こった日本航空904便のトラブルを調査している運輸安全委員会の調査官は昨日、エンジン内部のブレードの破損とエンジンカバーの破損だけではなく、胴体部分の左側にひっかいたような傷と、左の水平尾翼に何かがぶつかったような傷があることが新たに分かった、と発表しました。
 傷はいずれも長さ30cm程度とのことですが、この傷がエンジンの破損時についたかどうかは今の所不明で、今後調べる、としています。

@仁川発の UPS 貨物便が火災警報で関西空港に緊急着陸
 今日の朝日新聞によりますと、今日午前7時50分頃、仁川発アンカレッジ行きのユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)99便・B747型貨物機が、関西空港に緊急着陸しました。
 同機が松江市上空付近を飛行中に貨物室の火災を知らせる警報が作動したため、とのことです。
 このトラブルにより、A滑走路が一時閉鎖され、出発の8便に約30分の遅れが出ました。
 写真は「Flightradar24」による、同機の軌跡です。

 


*12月5日

@全日空の成田=シンガポール線が今日から増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、全日空は今日から成田=シンガポール線を週3往復から増便し、1日1往復としました。運航はエア・ジャパンとして行います。
 ただし、1月からは週3往復に戻す予定です。

@ユナイテッド航空が成田=ホノルル線の予約を1月31日分まで中止
 ユナイテッド航空は成田=ホノルル線の予約を、来年1月31日分まで取りやめることを明らかにしました。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が3日入国者で3名、4日入国者で2名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、3日入国者で3名、4日入国者で2名だった、と発表しました。
 全員が無症状でした。

@昨日の日本航空904便のトラブルを重大インシデントに認定
 国土交通省は昨日、昨日発生した日本航空904便のエンジントラブルを、重大インシデントに認定し、調査に入ったとのことです。
【コメント】国土交通省は「エンジン内部のブレード破損については、地上などでけが人が出なかった場合は重大インシデントとは見なさない」との方針をとっていますが、今回のトラブルが単なるブレードの破損ではない、と判断したのでしょうか。

@自宅で隔離を指示されていたベトナム航空乗務員が、市中での感染を起こしたとして罪に問われるもよう
 3日の出来事で書いた、「2019新型肺炎」に感染し、自宅隔離中のベトナム航空客室乗務員が、隔離中であるにもかかわらず市中に出て、他の人に感染させたことにたいして、これを罪に問う事になる、とのことです。

@サウスウエスト航空が6800人の一時解雇を従業員に通知
 米国 LCC 大手のサウスウエスト航空は現地時間3日、従業員に対して「約6800人を無給扱いとし、一時解雇の可能性もある」と。通知しました。
 組合との交渉に進展が見られないため、としています。

@ライアン・エアがB737MAX型機を75機発注
 昨日の「sky-budget」によりますと、欧州の LCC 最大手であるライアン・エアはB737-8MAX型機75機を追加発注したことを発表しました。
 これで、同航空のB737-MAX型機の総発注数は210機となります。
 運航停止の補償問題も絡めて、格安で受注したものとみられています。


*12月4日

@森田知事が「1市8町全体を国家戦略特区に申請する」と答弁
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、森田千葉県知事は昨日の県議会代表質問に対する答弁で、成田空港周辺の1市8町を国家戦略特区に指定して、成田空港を東アジアの航空貨物の拠点とするなどにより、産業の発展を図る方向で、国に提案する考えを明らかにしました。
 また、現在県内に5施設ある「2019新型肺炎」感染者受け入れホテルを増やす方向で調整中であることを明らかにしました。2日時点で、ホテルで療養中の感染者は定員710床に対して184名ですが、療養者が増加している、とのことです。

@今日から香港航空が成田=香港線を再開
 今日のトライシーによりますと、今日から香港航空が成田=香港線を再開しました。週1往復の運航となります。当初は11月13日からの再開を予定していました。

@日本航空が6日から成田⇒メルボル線を再開
 昨日のトライシーによりますと、日本航空は6日から成田⇒メルボルン線のみを再開する、とのことです。週1便で日曜日の運航となります。機材はB787-8型機を使います。
 オーストラリアでは海外からの入国は原則として一切禁止し、国際線の運航も禁止しています。

@「ZIP AIR Tokyo」が19日に就航する成田=ホノルル線で12月に1往復、1月に2往復を中止に
 「ZIP AIR Tokyo」は19日から運航を開始する成田=ホノルル線について、12月と1月の16往復の内、12月28日と1月8日・10日の運航を中止する、と発表しました。
 予約状況が非常に厳しいため、としています。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が2日入国者で5名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、12月2日入国者で5名だった、と発表しました。全員が無症状でした。

@那覇発の日本航空機がエンジン破損で引き返し緊急着陸
 今日午前11時45分頃、那覇空港を離陸した羽田行きの日本航空904便・B777-200型機が、那覇空港の北約74Km附近を飛行中に、左側エンジンが破損し、那覇空港に引き返すとトラブルがありました。
 同機は午後0時24分頃、無事緊急着陸し、滑走路上で停止し、牽引車でスポットまで移動しました。乗客、乗員189人に怪我はありませんでした。
 左エンジンは内部のブレードが大きく破損し、エンジンカバーも一部破損しました。
 乗客によりますと、「突然、大きな音がし、機体が上下に大きく揺れた、その後も揺れが続いた」「左エンジンから火柱が上がった」「直ぐに酸素マスクが降りてきた」とのことです。
 同便は欠航となっています。この機体は1997年に当時の日本エアシステムに納入されたものです。

@「2019新型肺炎」の流行再拡大で、国内線の年末年始減便が拡大
 「2019新型肺炎」の感染が拡大していますが、各社の年末年始国内線の追加減便が相次いでいます。
日本航空は12月に720便を追加で減便します。
スカイマークも12月に62便を追加減便します。
ジェットスター・J も年末年始に130便を追加で減便します。


*12月3日

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が12月1日入国者で7名、2日入国者で1名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、12月1日入国者で7名、12月2日入国者で1名だった、と発表しました。
 この内、1日入国者で発熱と咳の症状を持った人が1名いました。残りの全員が無症状でした。

@木更津市の「周辺整備調整交付金」が前年比で約2倍に、オスプレイ整備で
 今日の東京新聞によりますと、木更津市の今年度交付金が前年度よりも約1億円増額される、とのことです。
 今回増額されるのは「特定防衛施設周辺整備調整交付金」とのことで、これは、木更津駐屯地でオスプレイの機体整備を行う事に伴うもの、と見られています。
 これについて、前泊博盛・沖縄国際大学教授は「基地周辺でオスプレイを使った訓練など、生活への影響を見越しての追加措置や、地元の反発を封じ込める動きの可能性がある。原発立地自治体への交付金のように『お金をもらったんだから文句を言わせない』と、一筆を入れるようなもので、『説得よりも金』との流れが作られかねない。」としています。
 また、「住民は交付金に身を寄せるか、交付金に頼らない地域振興を目指すか、慎重な選択を迫られている」と述べている、とのことです。

@デルタ航空機がエンジントラブルで羽田空港に引き返す
 昨日午後5時40分頃羽田空港を出発しシアトルに向かった、デルタ航空166便・A330-900型機が太平洋上で、エンジントラブルを起こし、羽田空港に引き返しました。
 同機は午後9時15分頃、無事に緊急着陸しました。乗客、乗員97人に怪我はありませんでした。

@ベトナムが全ての国際線定期便を一時的にストップする
 昨日の「VIET JO」によりますと、ベトナム政府は現地時間2日、ベトナム行きの国際線定期便の運航を一時的に中止する、と発表しました。
 これは、海外からの帰国者から「2019新型肺炎」の感染者が、知人に感染させた事に関する措置、としています。
 ベトナムでは約3ヶ月間、市中での感染がありませんでした。
【コメント】日本では感染拡大の大波に襲われていますが、政府は外国からの入国を緩和する一方ですね。
 中国では当然の事ですが、日本からの入国については、検査回数を増やすなど、条件を厳しくしていますね。


*12月2日

成田空港国際線は新設や増便が増えるも、国内線は減便傾向
 成田空港の離発着は徐々に増えていますが、国際線各社はいまだ手探り状態のようです。
 ・昨日書いた「ZIP AIR Tokyo」のバンコク⇒成田線の増便はなかったようです。もしかすると、バンコク出発が昨日の午後11時30分だった可能性もあります。
 この便は今朝に成田空港に到着しました。所が、「Flightradar24」によりますと、今日はバンコクに向かった便はないようです。1日1便の増便だったはずなのですが。
 ・昨日の「 FlyTeam 」 によりますと、マレーシア航空は1月15日から成田=クアラルンプール線を週3往復から4往復(月・金・土・日曜日)に増便する、とのことです。
 ・昨日の 「sky-budget」によりますと、フィリピン航空は現在週5便で運航している成田=マニラ線を、16日からは週7便に増便する、とのことです。同航空は会社更生法を申請することになっていますので、16日からの増便が実現するのでしょうか。
 ・エア・カナダの成田=トロント線が昨日から再運休となっています。
 ・ピーチが昨日から25日まで国内線を減便しています。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が30日入国者で5名、12月1日入国者で2名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、30日入国者で5名、12月1日入国者で2名だった、と発表しました。
 全員無症状でした。

@成田空港のPCR検査待ち時間が約1時間15分短縮
 「一時帰国.com」によりますと、成田空港の先月23日〜29日のPCR検査待ち時間が、前週に比べて約1時間15分短くなった、とのことです。

@帯広空港で航空大学校の訓練機が滑走路逸脱
 NHKニュースによりますと、今日午後2時20分頃、帯広空港で航空大学の訓練機が滑走路を逸脱して、草地に停止するトラブルがありました。乗っていた教官1人と訓練生3人に怪我はありませんでした。
 このトラブルで帯広空港は同2時34分から滑走路を閉鎖している、とのことです。

@全日空の劣後ローンの元利返済は年に約800億円
 今日の「Sankei Biz」によりますと、全日空が日本政策投資銀行(DBJ)や三井住友銀行などからの総額4000億円にのぼる劣後ローンは返済順位が低いため、一部を自己資本に組み入れることができますが、利率は平均7%前後。償却期限の5〜7年後までに、年平均800億円の元利返済が求められる、とのことです。

@ FAA がB737MAX型機に「耐空証明」を出す、ボーイング社の引渡が可能に
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、米連邦航空局(FAA)は現地時間1日、ボーイング社のB737-MAX型機に、18ヶ月ぶりとなる「耐空証明」を発行しました。
 これにより、ボーイング社は2019年3月に「耐空証明」を取り消されてから生産された約450機のB737-MAX型機を出荷できるようになります。
 また、米国の航空会社は FAA が求めるパイロット訓練を経て、商業運航に投入することができるようになりました。


*12月1日

@11月のアクセス数は24,090回でした。

@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が29日入国者で5名
 厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、29日入国者で5名だった、と発表しました。
 全員無症状でした。

@バンブー航空が今日からハノイ=成田線に定期便として就航か?
 今日からベトナムのバンブー航空がハノイ⇒成田線の就航を開始しました。今日はQH9412便(写真は「Flightradar24」の同便の軌跡)として午前7時28分に到着しています。

 

 機種はB787-9型機でした。
【コメント】しかし、「Flightradar24」で調べたところ、下図のように,すでに11月11日から来ていたようです。

 

 これは、不定期便として来ていたのでしょうか。
 今日からは定期便になる、と言うことかも知れません。朝に成田空港の公式ページで検索を入れたところ、折り返し便も出ていたのですが、午後には折り返し便は出てきませんでした。
 ベトナムでは日本からの入国を認めていないようなので、折返し便は正式な運航として認めていないのでしょうか?

@今日から国際3路線が増便
 今日の「sky badget」によりますと、今日から成田空港路線の増便があるのは,
 ZIPAIR Tokyoのバンコク⇒成田線が週5便から週7便に増便、
 全日空の成田=シンガポール線が週6往復から7往復に増便、
 同じく全日空の成田=メキシコシティ線が週6往復から7往復に増便となっています。

@全日空と日本航空が冬のボーナスで労組と合意
 昨日の読売新聞によりますと、全日空と日本航空は昨日、それぞれ,冬のボーナスについて、組合側と雇用維持を条件に合意しました。
 全日空は記録が残っている1962年以降、初めて「ゼロ」となります。なお、全日空の月給の削減については引き続き協議する、とのことです。
 一方、日本航空は0.5ヶ月分(夏は半減)となります。夏冬ともに減額するのは2010年の経営破綻以来初めての事になります。

@日本航空が4月1日より、客室乗務員の介護を小学校3年生まで認める
 今日の共同通信によりますと、日本航空は昨日、来年4月1日から、介護をしながら働く客室乗務員を対象に、勤務時間と給与を8〜9割に抑える制度を創設する方針を固めました。
 同航空は今年4月から小学1年生以下の子どもを育てる客室乗務員が6割勤務を選べる制度を始めましたが、対象学年を3年生まで引き上げ、離職を抑える事になります。


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