2020年6月前半の出来事


*6月15日

@また、10人以上の感染確認
 厚生労働省は昨日、12日と13日に成田空港に到着した13人が「2019新型肺炎」に感染確認された、と発表しました。
 居住地は埼玉県が4人、岐阜県と福島県が2人、東京、神奈川、茨城県が各1人、非公開と確認中が各1人となっています。
 行動歴ではパキスタンが8人、フィリピン4人、確認中1人となっています。13人全員が無症状です。

@ NAA が貨物輸送で奮闘する、各社従業員の動画公開
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「成田空港は皆さまの生活を支えています〜 『物流における成田空港の役割』を動画にまとめました!〜」との、約1分45秒の動画を公開しました。
 この中で、「2019新型肺炎」の最中でも、各航空会社の航空貨物に対する心意気を感じさせてくれます。
【コメント】しかし、成田国際空港株式会社は、午後11時以降の貨物便をどうにかする気持ちはないのでしょうか。「2019新型肺炎」以前に比べて貨物便数も減り、貨物の取扱施設の余裕もあると思うので、午後11時前の出発は可能ではないでしょうか。
 成田空港周辺で毎日、夜遅くの騒音に苦しんでいる人々への配慮もお願いします。

@5月の航空機登録で成田空港を定置場とする新登録はなし
 国土交通省が発表した「5月航空機登録」によりますと、成田空港を定置場とする新規登録はありませんでした。
 予約登録には、登録番号でJA935J・JA936A・JA937Aの、全日空のB787-9型機と思われる3機がありました。また、予約取り消しはなかった、との事です。
【コメント】5月の段階では全日空の機材調達の見直しはなかったようですね。

@新都心ルート訴訟原告が「コンビナート上空を飛ばすのは世界の非常識」
 今日の「WING DAILY」によりますと、12日に提訴された新都心ルートの飛行停止を求める原告団の記者会見では、それぞれの立場から実情が話されました。
 原告でコンビナートで働いていた川崎市の男性は「張り巡らされた高圧ガス配管は、例え小さな落下物であっても亀裂が生じる場合には、ほぼ100%といっていいほど、静電気による着火が発生する。一度(火災が)発生すれば大変なことになる。(コンビナートは)従来から色々な(地震・火災などの)対策や訓練を行ってきたが、残念ながら空からの落下物対策や危険性は全く想定されていない。とても許されるものではないし、世界の非常識だ」と訴えました。
 また、渋谷区のマンションで理事長を務めている男性は、「マンションの住民から、最近はほとんど全ての方が、飛行機がうるさい、子供が怖がっている、なんとかしてくれと言われる。我々が長い間作ってきた街が壊されてしまう。飛行機で壊されてしまう。騒音で壊されてしまう。いつ落ちてくるかわからないという恐怖で壊されてしまう。我々が長い間つくってきた街を壊さないで欲しい。求めているのは、安心安全な静かな街。子育てができる静かな街。是非、前の渋谷・港区に戻して頂きたい」と訴えた、との事です。

@三菱重工が「今年度は機体の点検と、3900時間の試験飛行記録の整理になる」とコメント
 三菱重工は今日、三菱スペースジェット90型機について「スペースジェットM90の型式証明取得に向けて取り組むべく、段階的に組織・活動の見直しを実施し、今後の型式証明飛行試験(TC飛行試験)の効率を一層高めるために、本年度は現在の設計を機体レベルで整理・確認することや3,900時間を超える飛行試験データーの検証を行っていく活動に注力して参ります。」とするコメントを発表しました。
【コメント】「型式証明(TC)に向けて取り組む」との事ですので、この事業を全て取りやめる、と言うことではないようですね。「コロナ後の航空業界の様子を見極めたい」と言うことなのでしょうか。


*6月14日

@12日に成田空港に到着した3人がPCR検査で陽性確認
 
厚生労働省は昨日、12日に成田空港に到着した3人が「2019新型肺炎」に感染していた、と発表しました。
 群馬県在住の50才代女性は米国での行動歴がありますが、無症状とのことです。また、神奈川県在住の30才代男性はパキスタンでの行動歴ありますが無症状とのことです。東京都在住の30才代男性はフィリピンでの行動歴があり、発熱していました。

@全日空の4月実績は国際線旅客数が95.8%減、国内線旅客数は91.2%減に
 全日空が12日発表した「ANAグループ4月旅客輸送実績」によりますと、
 国際線では、旅客数が前年同月比(以下同じ)95.8%減の3万4976人、利用率が46.6ポイント減の27.3%となりました。
 一方、国内線では旅客数が91.2%減の27万468人、利用率が48.7ポイント減の15.9%となりました。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=札幌線が33.3ポイント減の11.1%、成田=大阪線が64.6ポイント減の15.4%、成田=那覇線が57.0ポイント減の5.6%、成田=仙台線が66.2ポイント減の3.5%、成田=新潟線が61.0ポイント減の3.2%、成田=中部線が51.2ポイント減の11.5%となっています。
 運航実績では国際線欠航率が89.1ポイント悪化の89.1%、定時出発遅延率が8.7ポイント改善の6.8%、定時出発遅延率が10.4ポイント改善の7.3%となり、一方、国内線では、欠航率が55.4ポイント悪化の56.0%、定時出発遅延率が0.5ポイント改善の0.8%、定時到着遅延率が9.6ポイント改善の1.5%となっています。
【コメント】苦しいですね。片野坂社長は朝日新聞の取材の中で「(旅客数が)今年度末でも国内線で7割、国際線で5割にとどまる」との見通しを示したうえで、「需要が激変するならそれに合わせたスリムな態勢をつくらないといけない」と述べ、「国際線が苦しければ国内線に機材を集める。不採算のところを狭めることは不可避だ」とし、国際線を中心に路線の見直しを進める考えを示した、との事です。
 あの「行け行け、ドンドン」の全日空でさえ路線の見直しで、縮小を考えざるを得ないところまで、追い詰められている、と言うことなのでしょうね。
 これに比べて、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は、「2019新型肺炎」の影響を“どこ吹く風”と、「機能強化計画は、粛々と進める」と言っています。
 “ NAA が大赤字になっても、機能強化は国民の税金を使うのだから、関係ない”と言うことなのでしょうか?


*6月13日

@11日に成田空港に到着した4人がPCR検査で陽性確認
 厚生労働省は昨日、11日に成田空港に到着した4人が「2019新型肺炎」に感染していた、と発表しました。
 1人は性別・居住地・行動歴を非公開としています。居住地と行動歴が非公開の10才未満の男性、愛知県在住の40代女性はブラジルでの行動歴があり、千葉県在住の20才代男性はロシアでの行動歴がある、との事です。4人とも無症状でした。
【コメント】ほぼ毎日の感染確認ですね。国際線が回復したときにはどうなるのでしょうか。全員の検査が出来るのか、結果が出るまでの待機はどうなるのかなど心配はつきません。
 空港から感染が拡大し、全国に第2波。第3波の大流行が起こらないとよいのですが。

@ NAA が「成田空港の新型コロナウイルス感染症対策について」を発表
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、「成田空港の新型コロナウイルス感染症対策について」を発表しました。
 内容は空港内での旅客に対する注意事項や、従業員や業者に対する注意事項、 NAA による消毒など多岐にわたっています。
 ただ、大規模感染が発生した場合の NAA や関係機関の連携や行動の流れについては書いてありません。これは、別に用意されている、とは思うのですが。

  

@東京と神奈川県の住民が、新都心飛行ルートの取り消し求め提訴
 昨日の「テレ朝news」(YAHOO!ニュース)よりますと、昨日午後、練馬区、渋谷区、川崎市など東京の8区や川崎市などの25人が原告となる、羽田空港新都心ルートの運用停止を求める訴え(7日の出来事参照)が東京地裁に提出されました。

@「日本の観光業もほどなく回復をする」と窪田順生氏
 4日付の「DIAMOND online」に掲載された窪田順生氏の、「コロナ禍で大量失業者を出しても、日本の観光業の未来が明るいワケ」を読んでみますと、窪田氏は「日本は観光資源に恵まれているのだから、観光業は必ず復活する」として、自粛解除後のキャンプ場の盛況や、海外での旅行先調査結果などをあげています。
 窪田氏は「観光はシンプルなサービス業であるがゆえに、観光資源に恵まれていれば客は必ず戻ってくるので、産業としての立ち直りが早いのである」としています。
 そして「日本の観光業もほどなく回復をするということだ」ともして、観光業界を鼓舞しています。
【コメント】過去最低ラインに落ち込んでいる観光業関係者を激励する意味で書かれたことと思います。
 私も「観光業が必ず復活する」と言うことに異論はありません。航空業界もしかり、と思います。しかし、その時期と次の成長ペースがどのようになるか、と言うことが問題ではないでしょうか。
 窪田氏も「ほどなく回復をする」とは言うものの、その時期や、次なる成長ペース、世界の人々が今回の「2019新型肺炎」によって受ける経済的影響による海外旅行動向などについては言及していません。
 私には、国土交通省が言うような加速度的な成長(成田空港の機能拡張計画の需要予測のような)が、今後も続くとは思えません。加速度的な成長ではなく、着実な成長を踏まえ、「今後どうするか」を考える必要があると思います。

@三菱重工が来週にも三菱スペースジェットの新体制を発表か
 昨日の共同通信によりますと、三菱重工は三菱スペースジェットの開発に関わる、約2000人の従業員の内、約1000人を他部門へ配置転換するなどで削減し、海外拠点も「モーゼスレイク・フライトテスト・センター」を除き全て閉鎖するとのことです。
 また、最高開発責任者のアレクサンダー・ベラミー氏が退任し、川口泰彦氏が7月1日付でチーフ・エンジニアに就き、開発を主導する、との事です。
 これらの内容は来週早々にも公表する予定です。


*6月12日

@昨夜、午後11時42分に離陸したマレーシア航空71便が離陸直後に飛行コースはずれる
 今朝、上段にある「昨日午後11時00分以降の離着陸」を書くために、「Flightradar24」のプレイバックで飛行便を調べていたところ、午後11時42分に離陸した「マレーシア航空71便・A330-300型機」が、離陸後すぐに(多分、A滑走路南端から約3Km)飛行コースを西に変更して飛行していました。
 半年近く、このチェックを続けていますが、このような事は初めてです。「2019年7月18日からの現在の飛行コース」を調べて見ましたが、このような飛行コースはありません。
 これを「良し」とすれば、真夜中に、防音対策が全くない房総半島のかなり広範な地域に、騒音を振りまくことになります。
 そこで、今日、国土交通省航空局成田空港事務所に電話をし、「こんなでたらめな飛行をされては困る。『標準飛行コース』は騒音地域を出来るだけ狭くするために設けられているはずだ。何故、このような飛行コースを採ったのか、その理由、また、マレーシア航空に対する調査と、指導はどうなるのか」と抗議をしました。
 担当者は「調べて、連絡する」とのことでした。
 下図は「Flightradar24」によるMH71便の軌跡です。軌跡では外房の内陸部を南下しています。

 

@今夜から、横芝光町が隣接地域拡大の説明会を開催
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、横芝光町は今夜から、騒防法第1種区域に隣接する、新たな「隣接区域」に入る予定の約1300戸に対して説明会を行う、との事です。
 「隣接区域」に指定されますと、住宅防音工事やエアコン設置工事に対して工事費の助成が受けられることになります。
 町は説明会を今日、14日、18日、21日の4回開いて、この区域指定案などについて説明し、住民からの意見を聞くことにしています。
 その後、議会にもはかり、成田空港周辺地域共生財団に申請することにしています。

@成田空港検疫で9日に一人陽性確認
 厚生労働省は昨日、9日に成田空港に到着した長野県在住の30才代男性が、成田空港の検疫で「2019新型肺炎」に感染していた、と発表しました。男性はパキスタンでの行動歴があります。現在は無症状、とのことです。

@ボー社がB737MAX型機の機体製造メーカーに生産停止を要請
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、ボーイング社はB737MAX型機の機体の約7割を製造するスピリット・エアロシステムズに対して、現地時間10日。B737MAX型機部品の製造を停止するように要請されたことをスピリット・エアロシステムズ社が明らかにしました。
 5月中旬には両者の間で今年の製造を125機分とすることで合意していました。
 この事から、ボーイング社がB737MAX型機の製造をさらに削減する事になります。これを受けて、ボーイング社の株価は下がっています。


*6月11日

@8日に成田空港到着の女性が「2019新型肺炎」陽性
 厚生労働省は昨日、8日に成田空港に到着した埼玉県の女性が、成田空港の検疫で「2019新型肺炎」に感染していた、と発表しました。
 この女性はパキスタンでの行動歴があった、との事です。

@「ZIPAIR Tokyo」が成田=仁川線の就航延期を発表
 「ZIPAIR Tokyo」は昨日、7月1日から開設する予定だった、成田=仁川線の就航を延期すると正式発表しました。新しい就航時期は未定とのことです。

@日本航空の7月運航計画で国内線は運休・減便率が50%台に、国際線はわずかに回復
 日本航空は昨日、7月の運航計画を発表しましたが、
 国内線では、15日以降の6月運休・減便率はほぼ55%台で、1日〜13日までに比べおおよそ15ポイント減になっており、回復傾向となっています。しかし、成田空港路線で再開する便はありませんでした。
 一方、国際線では回復のスピードは緩やかで、運休・減便率は夏季ダイヤ計画に比べて、93%となっています。しかし。6月の96%から3ポイント減となっています。
 なお、旅客を乗せない国際貨物便を約960便運航する計画、との事です。
【コメント】成田空港の国内線は、国際線からの乗り継ぎが主な需要ですから、国際線の回復がないと運航するわけには行かないのでしょうね。 LCC の路線と重複していることもありますから。

@スカイマークの5月搭乗実績は95.8%減
 スカイマークが今日発表した5月の搭乗実績は、搭乗者数が前年同月比(以下同じ)95.8%減の35044人、搭乗率は46.6ポイント減の33.8%でした。

@スカイマークの5月運休・減便率は25.2ポイント減の60.6%
 スカイマークは今日、19日〜30日の運航計画を発表しました。これによりますと、国内線6月の運休・減便率は5月に比べ、25.2ポイント減の60.6%となっています。かなり回復しています。しかし、成田空港路線の再開は今回もありませんでした。
【コメント】写真はスカイマーク破綻の原因の一つとなったA330型機です。新千歳空港で撮影しました。成田空港に飛来したことはないと思います。

 


*6月10日

@7日と8日に成田空港到着した15人がPCR検査陽性
 厚生労働省は昨日、7日に成田空港に到着した14人と、8日に到着した1人の合計15人が、「2019新型肺炎」に感染していた、と発表しました。
 7日の14人には、全てパキスタンでの行動歴があり、8日の1人にはペルーとメキシコでの行動歴があります。15人全てが無症状、との事です。

@ニュージーランド航空が現地時間25日から成田=オークランド線を再開
 今日の「WING DAILY」によりますと、ニュージーランド航空は現地時間10日、成田=オークランド線を成田着26日、成田発27日で再開する、と発表しました。
 その後は成田着水曜日、成田発金曜日に週1往復で運航されます。
 ただし、当面は成田到着の際にはPCR検査があり、ニュージーランドへ入国出来る人はニュージーランド国籍所有者と、居住者に限られます。
 機材はB787-9型機が使用されます。
【コメント】このような制限が緩和されないと、乗客は少ないでしょうね。写真は成田空港に到着したニュージーランド航空のB787-9型機です。

 

@ IATA が世界航空会社の2020年損失が843億ドルとの予測を発表
 国際航空運送協会(IATA)が現地時間9日に発表した所では、今年の世界航空会社の損失は843億ドル(約9兆844億円)になる見込み、との事です。
 毎日約2億3000万ドルの損失が発生している、としています。

@エミレーツ航空がパイロットと客室乗務員の数千人を一時解雇
 エミレーツ航空は現地時間9日、数百人のパイロットと数千人の客室乗務員を一時解雇した、と発表しました。
 同社はすでに、4300人のパイロットと、客室乗務員2万2000人の3分の1を削減する、と発表しており、今回はその第一段階となります。

@エア・アジアが30%の従業員を削減し、残りの従業員の給与も最大75%削減へ
 マレーシアを拠点とする アジア最大LCC の「エア・アジア」は、最大で30%の人員削減を計画している、との事です。
 さらに、削減の対象とならない従業員の給与も15〜75%削減する、とのことです。
【コメント】厳しいですね。破竹の勢いで拡大してきたエア・アジアも、ここに来て、必死の生き残りを図っていますね。

@ボンバルディア社が2500人の従業員を削減
 ボンバルディア社は現地時間5日、航空機部門で2500人の削減を行う、と発表しました。
 かってはリージョナルジェットでダントツのシェアーを誇っていた同社ですが、航空機部門は現在、ビジネスジェット機だけになっています。
 「2019新型肺炎」の影響でこのビジネスジェットの需要が前年同期比で30%減となっていることからの決断、としています。


*6月9日

@昨日、コンピューターのトラブルで更新出来ませんでした。

@新ランプコントロールタワーが完成、9月から供用開始へ
 昨日の「日刊航空」によりますと、成田空港内の航空機交通整理を行う新しい「ランプコントロールタワー」が完成した、との事です。
 今後、機能の確認などを行い、9月から正式に運用を開始する、との事です。このタワーは高さが60mとなります。
 開港当時は管制塔だった、現在のランプコントロールタワーは新タワーの供用開始後に撤去される、との事です。
 写真は2月に撮影した、第1ターミナルからのものですが、一番右が新ランプコントロールタワーになります。真ん中が現在使っているランプコントロールタワーです。

 

@6日に成田空港に到着した男性2人が「2019新型肺炎」に感染確認
 厚生労働省が7日発表した、成田空港での「2019新型肺炎」検疫によりますと、6日にペルーから成田空港に到着した、高知県在住の60才代男子と、同6日にフィリピンから帰国した20才代男性が陽性と確認されました。両者とも無症状とのことです。

@成田空港でトランジットしたベトナム女性2人が「2019新型肺炎」に感染
 昨日の「FNNプライムオンライン」によりますと、ベトナム政府は、現地時間5日に成田空港を経由して、メキシコから帰国した女性2人が、検査で「2019新型肺炎」陽性が確認された、と発表しました。

@「Spring Japan」が7月1日〜8月31日のスケジュールを発表
 「Spring Japan」は今日、7月1日〜8月31日までのスケジュールを発表しました。これによりますと、成田空港国内路線は7月17日以降の繁忙期には金曜日も含めた週末も運航しますが、詳しくは同社のページで確認して下さい。

@マレーシア航空が7月1日から成田=クアラルンプール線を再開
 今日の「アジアトラベルノート」によりますと、マレーシア航空は7月1日から成田=クアラルンプール線を概ね週2往復(水・日曜日)で運航を再開する、との事です。

@「ジンエア」が5日から成田=仁川線を再開
 今日の「ウイングトラベル」によりますと、韓国LCC 「ジンエア」は5日から成田=仁川線の運航を再開しました。当面、金曜日に週1往復となるようです。

@エア・アジアが最大30%の人員削減、残りは最大75%の賃金カット
 マレーシアを拠点とするエア・アジアは、最大で30%の人員削減を計画している、との事です。
 また、削減の対象とならない従業員の給与も15〜75%削減する、とのことです。

@ブリティッシュ・エアウェイズが「合意出来なければパイロット4300人の全員を解雇」
 ブリティッシュ・エアウェイズは、英航空操縦士協会(BALPA)に対し、新たな雇用条件についての交渉で合意出来なければ、同協会に所属する4300人のパイロットを全員解雇し、個別契約で再雇用する、と脅しをかけています。
 さらに、ブリティッシュ・エアウェイズのCEOは現地時間5日、英国政府が8日から到着する、海外からの渡航者に対して2週間の隔離を義務とするとの方針にたいして「航空会社の運航再開にとって打撃になる」として、法的措置も検討する考えを明らかにしました。
【コメント】こんな一方的な事が、英国ではまかり通るのでしょうか。明らかに、組合つぶしになりますね。ブリティッシュ・エアウェイズが破産したら、自動的にこうなるのでしょうが。


*6月7日

@羽田空港新都心ルートの運航停止を求めて、住民が12日に提訴
 今日の東京新聞によりますと、羽田空港新都心ルート直下に住む住民らは昨日、12日に、国などを相手取り、新ルートの運用停止を求める行政訴訟を東京地裁に起こす事を明らかにしました。
 原告となるのは練馬区、渋谷区、川崎市など東京の8区や川崎市などの25人とのことです。
 訴訟では、騒音や落下物やコンビナート上空飛行の危険や生活への障害などを指摘し「新ルートを使わなくても、管制方法を改善すれば同じ程度の増便は可能。その上、便数の回復が見通せない現状で、新ルートにこだわる必要があるのか」と批判する、との事です。


*6月6日

@横芝光町の今年度「周辺対策交付金」が80%増の約10億円に
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、横芝光町は昨日、今年度の「空港周辺対策交付金」が、昨年度比で約80%増の約10億円となる事を明らかにしました。
 これは、成田空港の更なる機能強化計画実施に伴うもので、町はこれを原資として、騒音被害対策として地区向け補助金を町内全域に拡大するほか、世帯向けのエアコン維持管理費の増額、防音工事の対象になっていない住宅への町単独のエアコン設置などに対する補助を増額する、との事です。
 同町は機能強化計画が実施されると、第3滑走路の新設により、騒音区域が大幅に拡がることになります。
【コメント】本会は下記の写真にあるような、同町栗山川西側(下側)にあり、第3滑走路の飛行コース直下になる旧横芝地区や旧栗山地区を法律を改正してでも、移転補助対象区域に繰り入れるように主張しています。こうしないと、航空機騒音による被害の抜本的な対策とはなり得ません。
 この写真は南側からB滑走路に着陸する航空機内から撮影したものですが、第3滑走路はB滑走路よりも300m東側(上側)に、また、約5Km南側になるため、横芝光町に近くなります。従って、横芝光町上空の飛行機の高度も低くなり、騒音も激しくなります。さらに、夜間の静かな時間がたったの「4時間半」になってしまうという無謀な計画です。

 

@ユナイテッド航空が今日から成田=ニューアーク線を再開
 ユナイテッド航空は今日から、成田=ニューアーク線を週3往復(現地発水・金・日曜日)で再開します。なお、7月5日からは1日1往復に増便する予定です。

@茨城空港の海外向け愛称は「Ibaraki International Airport」に
 茨城県の大川知事は昨日の記者会見で、茨城空港の海外向け愛称について「Ibaraki International Airport」とする、と発表しました。
 「有識者会議」の「Tokyo International Airport」については、「県民からの疑問があり、県民の反対の声を押し切ってまで『Tokyo』と付ける必要はない」と述べました。

@苦境の全日空と日本航空の合併案もありか?
 昨日のYAHOO!ニュースに載った、マネーポストWEBの「コロナで苦境の航空会社、ANAがJALと合併するシナリオも」によりますと、
 「『2019新型肺炎』の影響が長引くと全日空も日本航空も立ちゆかなくなる」とし、その際に、両社の合併が取りざたされるのではないか、との事です。
 このシナリオの一つには「全日空が国際線、日本航空が国内線」と棲み分ける説があるようです。
 航空評論家の秀島一生氏は両社の違いについて「ANAにはJALにない大胆さやスピード感、経営的強かさがある」としています。
【コメント】全日空のこの体質が規模拡大に走り、大量の負債を積み上げ、返済利子支払いのために、収益が十分に上がらない現在を作り、手元資金の大量枯渇をきたしているのではないでしょうか。
 全日空は今回の「2019新型肺炎」の苦境に際し、当初「1兆円の政府保証のついた融資を」と叫んでいました。要するに「全日空が返せなくなったら、その分は政府が返してくれ」というもので、銀行筋などから顰蹙を買った経緯もあります。
 前にも書いたことがありますが、まさに「それいけ、どんどん」という全日空の体質を現しているのではないでしょうか。秀島氏はこれを指して「大胆さ」と言っているようです。私から見ると、無謀なリスク無視の「金儲け主義」としか見えないのですが。


*6月5日

@3日の成田空港検疫で外国人3人の陽性が確認
 厚生労働省は昨日、3日にパキスタンなどから成田空港に到着した外国人男女3人が、PCR検査で「2019新型肺炎」への感染が確認された、と発表しました。

@政府が出入国するビジネス客に対し、陰性証明書や行動計画書提出で出入国規制の緩和検討
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、政府は経済活動の再開に向けて、ビジネスの目的で入国する外国人の行動制限を緩和する方針、との事です。
 日本人が出国する場合は「PCR検査陰性」の証明書を発行し、相手国での行動計画を提出するように求める、との事です。
 相手国側も到着時にはPCR検査を実施し、14日間は滞在先と仕事場の往復に限定し、そして、帰国後は14日間の行動計画を政府に提出する、などとなっています。
 当面はタイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国と協議に入り、合意出来れば、夏頃から実施したい意向です。
 経済関係が深い米国・中国・韓国などとは感染状況も見極めて、当面は緩和を見送る、との事です。
【コメント】水際対策としての空港での検査体制が整備出来るのでしょうか。毎日、何百人ものビジネスマンが検査を受ける事態も考えられます。
 観光での出入国が出来るのは、まだまだ先になりそうですね。

@中国当局が外国航空会社の中国路線運航制限を少し緩和
 深刻さを増していた中米の航空紛争ですが、今日の「NNA ASIA(日本語版)」によりますと、中国民用航局は現地時間4日、外国航空会社の中国路線について、週1往復に限定していた乗り入れを緩和しました。
 中国到着後のPCR検査で、3週間陽性者がなかった場合には、運航枠を週2往復に増やし、陽性者が5人出れば1週間の運航停止を命じ、10人以上の場合には4週間の運航停止を命じる、との事です。


*6月4日

@5月29日までのアクセス数は20,794回でした
 5月のアクセス数なのですが、先月30日に突然、借りているレンタルサーバーへのログインが出来なくなり、毎日のアクセス数の確認が出来なくなってしまいました。
 色々手を尽くし、レンタルサーバーのサポートも受けたのですが、このトラブルは、今もって解消していません。
 とりあえず、先月1日から29日までの、合計アクセス数を載せておきます。2万794回でした。

@「ZIPAIR Tokyo」の成田=バンコク線が無事就航
 昨日、成田=バンコク線に貨物便として就航した、中長距離LCC 「ZIPAIR Tokyo」ZG51便ですが、初便は貨物室に13トンの貨物を搭載し、午後5時35分に出発しました。重量的にはもっと積めるとのことですが、容積としてはほぼ満杯だった、との事です。機材は1号機のJA822Jを使いました。
 折返し便のZG52便は、今朝7時17分に成田空港に到着しました。
 西田社長は就航時の挨拶と記者の質問に答え「客室への貨物搭載は、人手がかかることから行わない方針」との事です。
 また、タイでの入国禁止が6月末まで続くことから、旅客便の就航は7月以降となる事、その場合も、日本航空との共同運航として貨物の輸送を行う事、就航予定の成田=仁川線も延期の可能性が大きいこと、来冬季ダイヤ中に成田=ホノルル線の就航を目指し「ETOPS」の取得を目指すこと、将来的には米国西海岸への就航を目指す方向には変更がない、事などを述べました。
 また、機材の調達についても変更がない事を明らかにし「『貨物専用便で儲かるか』と聞かれれば『儲かりません』。いわゆる変動費、油(燃料)代、着陸料ぐらいはまかなえるという算段はついている」と述べました。
 写真は「Flightradar24」による、51便の航跡です。

 

【コメント】日本の航空会社としては、久し振りの新規参入になりますね。難しいと言われる「中長距離 LCC 」として、成功出来るのでしょうか。

@今日からシンガポール航空が成田=シンガポール線を再開
 今日の「日刊航空」によりますと、シンガポール航空は、今日から成田=シンガポール線を再開しました。6月は12往復、7月は13往復を運航する、との事です。

@国土交通省が新都心ルートの騒音軽減で対策、約2500件の苦情
 赤羽国土交通大臣は昨日の衆議院国土交通委員会で、3月から始めた新都心ルートについて、苦情が約2500件あったことを明らかにしました。
 その上で、騒音被害軽減対策を「有識者会議」を立ち上げて、今年度中にまとめる考えを示しました。
【コメント】新都心ルートを決めたのも、いわゆる、「有識者会議」だったと思います。そんな「有識者会議」を開いて、実効ある対策が出来るのでしょうか。中止することが最善の対策、と思うのですが。
 新都心ルートの騒音軽減対策の検討は大事ですが、国土交通省が今検討すべき事は、「2019新型肺炎」で航空需要が急落している現状を踏まえた、成田空港の「更なる機能強化計画」の再検討、特に、「夜間の飛行制限を開港時の約束に戻す」事ではないでしょうか。

@米国運輸省が中国航空会社の米国乗り入れを16日から禁止へ
 米国運輸省は現地時間3日、中国の航空会社が運航を再開し、米国に乗り入れる事を、16日から禁止する、と発表しました。なお、トランプ大統領が署名すれば、16日以前にも実施される、との事です。
 これは、中国が米国の航空会社に対して中国への運航許可をしていないことに対する対抗措置、との事です。
 中国側は3月26日に、中国の航空会社が国際旅客便を「1路線に週1往復のみ」の運航を許可しており、各国も中国からの定期便を週1往復運航としています。


*6月3日

@今日から「ZIPAIR Tokyo」が運航を開始
 「ZIPAIR Tokyo」は今日から、成田=バンコク線に貨物専用便として就航します。B787-8型機の貨物室のみを使い、1回に約20トンの貨物を運ぶ計画です。週4往復の運航を予定しています。
 今日の初便は申請では、午後5時20分に成田空港を出発する予定です。

@日本航空が「この夏のボーナスを昨年の半分に」と労組に提案
 日本航空は「2019新型肺炎」の影響から、全従業員のこの夏のボーナスを昨年の半分にする事を、労組に提案していることが明らかになりました。
 今月中にも労組の同意を得たい、とのことです。

@「全国の空港で1日10人の陽性者が出ればほぼ100%の確率で大流行」とシミュレーション結果
 昨日のNHKニュースによりますと、北海道大学大学院の西浦博教授らのグループは、全国の空港から1日に10人の感染者が入国したが場合、3ヶ月後にほぼ100%の確率で「2019新型肺炎」の大流行が起き、1日当たり1人であれば、大流行が起こる確率は40%未満になるとのシミュレーションの結果を発表しました。
【コメント】先月31日の出来事でも書きましたが、今回の「2019新型肺炎」蔓延の直接的な原因は、1月初旬段階で、中国での発生が報道されたにもかかわらず、1月下旬〜2月にかけてあった、中国系の「春節」休暇の訪日客をあてにして、空港での水際対策を、意識的にネグレクトした事。また、「オリンピック・パラリンピックに不安を与えまい」とした、政府や東京都の感染対策遅れが原因ではないでしょうか。
 どちらも大イベントによる“外国人目当ての金儲け”がらみですね。これが、安倍政権唯一の目玉である「訪日外国人4000万人」政策がもたらしたもの、と思います。
 この“金儲け”に幻惑されたツケが、今の苦境を生んでいるのではないでしょうか。

@1日に「MHI RJ アビエーショングループ(MHIRJ)」が発足
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、現地時間1日、三菱重工の完全子会社となる「MHI RJ アビエーショングループ(MHIRJ)」が発足しました。
 グループにはカナダの「MHI RJ アビエーション ULC」、米国の「MHI RJ アビエーション Inc」、ドイツの「MHI RJ アビエーション GmbH」の3社で構成され、世界で1900機販売された「カナダ・リージョナル・ジェット(CRJ)シリーズ」の保守、カスタマーサポート、改修、マーケティング、販売機能、型式証明などを継承しました。
 写真は成田空港に乗り入れている唯一の CRJ 機であるIBEXエアラインズ機です。

 

@ガルーダ・インドネシア航空がパイロット181人を解雇
 今日のNNA ASIA(日本語版)によりますと、ガルーダ・インドネシア航空は現地時間1日、パイロット181人を解雇しました。いずれも契約社員パイロット、との事です。これに対して同社のパイロットの労働組合「操縦士協会(APG)」は反発している、との事です。


*6月2日

@今日からエアカナダの成田=バンクーバー線が再開
 エアカナダは今日から成田=バンクーバー線を再開しました。運航は週5往復となります。なお、7月1日からは1日1往復に増便する予定です。
 一方、今日からの再開を予定していたエアロメヒコの成田=メキシコシティー線ですが今日の再開はなかったようです。もしかすると、現地時間1日からの再開なのかも知れません。

@ユナイテッド航空が5日から成田=ニューアーク線を再開
 今日の「Aviation Wire」によりますと、ユナイテッド航空は5日から成田=ニューアーク線を週3往復(現地発水・金・日曜日)で再開します。また、7月5日からは1日1往復に増便します。
 また、現在週3往復で運航している成田=グアム線は7月23日から1日1往復に増便します。

@ジェットスター・J が19日から成田空港発の関西線、那覇線、下地島線を再開
 ジェットスター・Jは今日、現在運航している成田=新千歳線と成田=福岡線に加え、19日から成田=関西線(1日1往復)、成田=那覇線(週最大4往復)、成田=下地島線(週最大4往復)などを再開する、と発表しました。

@ピーチが「空港、機内における感染対策の特設ページ」を開設
 ピーチ・アビエーションは今日「空港、機内における感染対策の特設ページ」を開設しました。
【コメント】先月24日の出来事で書いた2003年のSARS機内感染の時に比べて、機内の空気の清浄化は優れたものなのでしょうね。
 しかし、目的地の「2019新型肺炎」流行状況の方が心配ですね。

@ジェットスター・J が導入予定のA321LR型機の受領を後倒し
 今日の「Traicy」によりますと、ジェットスター・Jはこの夏からの導入を予定していたA321LR型機の受領を延期しました。
 延期の期間など、詳しい事は分かりません。

@日本エアコミューター機が離陸滑走中にバードストライクに遭遇
 今日の「日刊航空」によりますと、先月31日午前11時19分頃、鹿児島発世論行きの日本エアコミューター3823便・ATR42-600型機が、離陸滑走中にバードストライクに遭遇しました。
 同機は鹿児島空港に引き返し、11時42分に無事着陸しました。同便は点検後に再出発しました。

@国土交通省が「2019新型肺炎」感染対策費の空港使用料への上乗せを容認へ
 今日の共同通信によりますと、国土交通省は新千歳空港や福岡空港など11空港で、「2019新型肺炎」関係の検温用のサーモグラフィー設置、施設内の消毒費用など感染症対策に必要な費用を、施設利用料に加算することを認める方針を決めた、との事です。
 これにより、この夏頃から加算された施設使用料の徴収が始まる事になります。
 施設使用料は航空券購入の際に加算されて徴収されます。現在でも羽田空港では国際線で2610円を徴収しています。金額はそれぞれの空港運営会社が国土交通省に申請して認可を求めることになります。


*6月1日

@今日未明、北貨物地区に軽ワゴン車が制止振り切り侵入
 今日午前0時45分頃、成田空港北貨物エリアに、61才の男が運転する軽ワゴン車が、警備員の制止を振り切って侵入するトラブルがありました。軽ワゴン車は許可を受けたタクシーが入ったときに、続いて侵入した、との事です。
 軽ワゴン車は貨物エリア内を約20分間走り回り、警備員に取り押さえられました。運転していた男性は「空港を見学にきた」と話している、との事です。
 成田空港では「2019新型肺炎」の影響で警備員を減らしていた、との事です。
 空港施設や航空機との接触などはありませんでしたが、成田国際空港株式会社(NAA)は「深く反省しており、再発を防止したい」とコメントしました。
【コメント】先月29日の出来事でも書いたように、むやみにコスト削減を行うべきではありませんね。写真は少し古いのですが、侵入されたと思われる北貨物地区です。

 

@ LCC 4社が第3ターミナル前で、出発機を合同でお見送り
 昨日のトラベルWatchによりますと、昨日、成田空港第3ターミナル前で、ピーチとジェットスター・Jと「Spring Japan」と「春秋航空」が共同で、各社の便を見送るイベントが行われました。
 対象となった便は「Spring Japan」の佐賀行きと、ピーチの新千歳行きと、ジェットスター・J の新千歳行きでした。
 ピーチが提案し、LCC一体となって利用者への感謝を示すとともに、新型コロナウイルス対策に一体となって取り組んでいく姿勢を示すべく行なわれた、との事です。出発機の横に各社の社員が並び、出発便を見送りました。

@何で? 成田市が転出超過全国ワースト2位
 今日のYAHOO!ニュースに掲載された「自治体ランキング」によりますと、成田市が2019年の転出超過で全国2位となっています。超過人数は3272人です。もちろん、千葉県内ではワーストワンです。
 千葉県全体としては転入超過が9538人で全国ベスト4位となっています。
【コメント】どうして!と首をひねりたくなりますね。成田市は市財政は豊かでも、市民にとっては「結構住みにくい」と言うことなのでしょうか。
 もちろん、その原因の一つには「航空機騒音」があると考えられますが。

@UNWTO、「2019新型肺炎で世界の観光業界失業者が1億2000万人にも」
 先月29日のNHKニュースによりますと、UNWTO=国連世界観光機関が発表した世界の海外旅行についてのアンケートでは、「2019新型肺炎」による各国の観光旅行に関する規制が、7月上旬に解除された場合、今年の観光客は昨年に比べ(以下同じ)60%減になり、12月になった場合は80%減になる見込み、とのことです。
 また、「2019新型肺炎」の影響で交通機関など観光業の従業員が最大で1億2000万人失業する恐れがある、としています。

@ルフトハンザ航空が EU 要求の「72枠削減」を「24枠削減」にする
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、ルフトハンザ航空の監査役会が拒否した、政府との支援合意策について、会社側はEUが「承認の条件」としたフランクフルト空港とミュンヘン空港の発着枠を「72枠放棄」することについて、これを、「24枠に削減」した上で受け入れる、との決定をした、と発表しました。
 しかし、この案については監査役会と臨時株主総会の承認が必要となる、との事です。また、EUとの協議は続くことになります。


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