2020年8月後半の出来事
*8月31日
@B滑走路の北伸用地地盤調査を7月に再開、反対派の抗議で2018年8月から中断
昨日の産経新聞によりますと、機能強化の一つであるB滑走路北伸工事の地盤調査が、調査開始直後の2018年8月に、空港反対派の抗議で中断し、今年7月から再開されていたことが分かった、との事です。
成田国際空港株式会社(NAA)は地盤に問題がなければ、早期に一連の建設工事に取りかかる予定で、今の所、機能強化計画に大きな影響はない、との事です。
@昨日のエルアル航空・成田=テルアビブ線就航はありませんでした
昨日、成田=テルアビブ線に就航を予定していたエルアル航空は、昨日からの就航を見送ったようです。 NAAの時刻表では欠航となっています。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が29日に2名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、29日の入国者で2名でした。
1人目は群馬県居住の60才代女性で、ベトナムでの行動歴がありました。
2人目は石川県居住の20才代男性で、タイでの行動歴がありました。
2人とも無症状との事です。
@B787型機の胴体後部に欠陥見つかる、全日空でも1機に
昨日のCNNニュース(日本語版)によりますと、ボーイング社は現地時間30日、B787型機の胴体後部結合部分に欠陥が見つかり、世界で8機が運航を停止して点検を受けている、と発表しました。
8機はユナイテッド航空、エアカナダ、シンガポール航空の機体、との事です。
今日の「Aviation Wire」によりますと、全日空のB787-10型機1機がこのトラブルに該当している、との事です。この全日空機が上記発表の8機に入っているのか、別口なのかは分かりません。
なお、日本航空によりますと、同社のB787型機に該当機はない、との事です。
この問題については米国連邦航空局(FAA)も把握している、との事ですが、耐空性改善命令などを出すかどうかについては明らかにしていないとの事でした。