2020年8月前半の出来事
*8月15日
@いまだ閑散とする第1ターミナル、出発ロビーも人影まばら
昨日、成田空港第1ターミナルに行きました。
以前(5月27日の出来事参照)と同じように、全体的に人影もまばらです。下の写真にあるように、所々に出発を待つ人たちが仕事をしたり、休憩を取ったりしています。椅子には密を避けるためのステッカーが貼られていますが、全く必要ない状態です。ショップもほとんどが休業しています。
解放された広い展望デッキも人影は約20人程度しかいませんでした。搭乗橋にはユナイテッド航空、オーロラ航空、厦門虚空、ベトナム航空の機体が並んでいました。
@千葉県が八千代市居住の男性の感染を発表、乗った航空機の前席乗客が感染
昨日の千葉日報(有料電子版)によりますと、千葉県が昨日発表したところでは、40才代の八千代市居住の男性の「2019新型肺炎」感染が判明しましたが、この男性は3日に新千歳発成田行きの航空機に乗っており、一つ前の座席の乗客が感染したことが9日に分かりました。
このため、濃厚接触者としてPCR検査を受けたところ、感染が判明した、との事です。前席の男性とは知人ではなく、他にも28人の乗客が検査を受けている、との事です。
【コメント】たまたま、この2人が同時期に、別々に感染した可能性もありますね。他の28人の検査の結果を見ないと、航空機内での感染かどうか判断出来ませんね。機内で感染する確率は0.008%との事ですが、
@エア・カナダが10月1日から成田=トロント線を再開
今日の「Traicy」によりますと、エア・カナダは成田=トロント線を10月1日から再開すると発表しました。週3往復になります。
エア・カナダは現在成田=バンクバー線を週5往復で運航していますが、カナダ国籍とカナダの永住権を所持する人、その近親者以外の全て乗客について、搭乗手続き時に渡航の可否をカナダ国境サービス庁に確認しています。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が13日入国者で1名、14日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表したところでは、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、13日入国者で1名、14日入国者で1名でした。
13日の入国者は千葉県居住の20才代男性でフィリピンでの行動歴があり、無症状です。
14日の入国者は沖縄県居住の20才代男性でネパールでの行動歴があり、無症状です。
【コメント】この所、当日の感染確認者が出てきました。検査体制が整ってきて、結果の判明時間が短くなってきているのでしょうか。
@日本航空が9月の減便計画を発表
日本航空が昨日発表した9月の運航計画によりますと、
国際線では減便率が夏季ダイヤ運航計計画比(以下同じ)88%減となりました。北米と東南アジアの運航を増やし、タイとベトナムの路線の減便を拡大しました。
一方、国内線では減便率が32%となっています。成田空港国内線では成田=新千歳線のごく一部を除いて運休となっています。
*8月14日
@ジェットスター ・J が9月の減便を発表、成田空港路線は12路線で減便
ジェットスター ・Jは昨日、8月31日から9月30日までの国内線運航計画を発表しました。
これによりますと、成田空港路線の減便対象は、札幌、庄内、関西、高松、松山、高知、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、那覇の12路線となります。
これによって、同航空の9月減便率は52.6%となります。
@全日空も9月の国内線減便を発表
全日空は昨日、9月の国内線減便を発表しました。99路線の1万445便を減便します。減便率は45%になります。
この内、成田空港路線では7路線の内、成田=札幌線の27日と29日の各1往復を運航するだけで、残りは全て運休となります。
@全日空が約5000億円の追加融資で銀行団と交渉開始
日本経済新聞(電子版)は昨日、全日空が政策投資銀行や三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行と、「劣後ローン」による5000億円規模の融資に向けて交渉に入った、と伝えました。
全日空はすでに約1兆円規模の融資を確保しており、当面、約1年間の資金繰りにメドは立っています。しかし、「2019新型肺炎」の流行が拡大しており、国内線需要が見通しよりも冷え込んでいることから、株式に近い劣後ローンで財務体質を強化する考え、との事です。
【コメント】全日空はすでに多額の借入金があるため、一般の借入では貸してくれるところがないのではないでしょうか。このため、経営破綻したときには優先順位が低いために、ほとんど回収出来ない代わりに、通常よりも高い金利となる「劣後ローン」として、借り入れることになるようです。
@スカイマークの7月実績は搭乗者数が59.5%減、搭乗率は34.5ポイント減
スカイマークが今日発表した「7月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)59.5%減の27万2500人、搭乗率は34.8ポイント減の47.7%となっています。
@ IATA が需要予測を下方修正、700万人の失職を警告
国際航空運送協会(IATA)は現地時間13日、今年の欧州の航空旅客数が60%減になる、との予測を発表しました。
6月時点では50%減と予測しており、これを下方修正したものです。これにより、航空・旅行業界で約700万人が職を失う恐れがある、としています。
*8月13日
@お盆時期も成田空港は閑散
今日の千葉テレビ(YAHOO!ニュース)によりますと、例年なら1日5万人余りが出入国する旅客で大混雑する成田空港ですが、今年はお盆時期も閑散としており、例年行っている「旅客数の推計」発表も、今年は取りやめています。
全日空と日本航空によりますと、国際線予約数は前年同期比96%減となっている、との事です。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が11日入国者で3名、12日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、11日入国者で3名、12日入国者で1名でした。
11日入国者の1人目は千葉県居住の30才代男性で、フィリピンでの行動歴があります、
2人目は千葉県居住の30才代男性で、中国での行動歴があります、
3人目は東京都居住の20才代女性で、中国での行動歴があり、3人とも無症状でした。
12日入国者は東京都居住の30才代男性で、インドネシアでの行動歴があり、無症状でした。
@成田空港検疫所の職員1人が「2019新型肺炎」に感染
厚生労働省は昨日、成田空港検疫所の事務職員が「2019新型肺炎」に感染していたと発表しました。
この職員は10日に倦怠感や関節痛を感じ、すぐに帰宅していました。濃厚接触者はいない、との事です。
@ NAA が「空の日」と「空の旬間」の集客イベント中止を発表
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、恒例となっている「空の日」と「空の旬間」の、集客を伴うイベントの中止を発表しました。
また、「成田空港への応援メッセージ」の募集を明日から9月7日まで行う、との事です。
さらに、9月20日より、「成田空港公式YouTube」で、成田空港の動画を配信することも明らかにしました。
@ピーチが19日からの一部路線の減便を発表、成田空港では4路線が減便へ
ピーチ・アビエーションは昨日、現在、国内線夏季ダイヤの全便を運航していますが、「2019新型肺炎」の流行が拡大していることから、19日から9月30日までの減便を発表しました。
成田空港関係路線では、成田=関西線、成田=札幌線、成田=福岡線、成田=鹿児島線の1日1〜3往復を減便します。
*8月12日
@中国南方航空の成田=広州線が今日から再開
中国南方航空は今日から、成田=広州線を再開しました。週1往復で水曜日の運航となります。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が10日入国者で4名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、10日入国者で4名でした。
1人目は神奈川県居住の40才代男性で、フィリピンでの行動歴があります、
2人目は神奈川県居住の30才代男性で、フィリピンでの行動歴があります、
3人目は居住地と行動歴が未公表の60才代女性です、
4人目は千葉県居住の50才代男性でフィリピンでの行動歴があります。
4人とも無症状との事です。
@日本航空123便墜落から35年
群馬県御巣鷹の峰に日本航空123便・B747型機が墜落し、520人が犠牲になった事故から、今日で35年になります。
現地では「2019新型肺炎」の影響で、遺族や関係者に限って墜落現場への忠霊登山が行われています。
【コメント】下の写真は日本航空の新しい「安全啓発センター」の入口です。中は撮影が禁止されていました。
古い「安全啓発センター」に較べると、整理されて、分かり易くなっていますが、古い方が、事故に対する緊迫感が伝わっていたように感じました。
@A350型機のエンジンに摩耗発生の恐れ、日本航空機のエンジンには問題なし
昨日の「WINGDAILY」によりますと、ロールスロイス社は現地時間11日、A350型機に搭載されているエンジン「TrentXWB84」の一部で、中圧圧縮機(IPC)ブレードに、摩耗の兆候がみられる、と発表しました。
このエンジンで運航が4〜5年経ったもののオーバーホールを行ったところ、複数エンジンで摩耗の兆候が発見された、との事です。
今の所、運航中にブレードが破損するなどのトラブルは起こっていない、との事です。
これについて同社ではサービスブリテン(SB)を発行し、エンジンの運転サイクルが2300サイクルに達したエンジンについて、次の50サイクル以内に翼から取り降ろすことのない点検「オン・ウィング・インスペクション」を実施するように、また、点検実施後、200サイクル毎に点検することを求めました。
欧州航空安全機関(EASA)はこの問題で現地時間12日にも耐空性改善命令(AD)を発する見通し、との事です。
なお、昨日の「Aviation Wire」によりますと、日本航空の6機のA350型機は受領から1年以内で、点検に該当するエンジンはない、との事です。また、同紙のロールスロイス社への問い合わせでも「日本国内で摩耗の兆候が見つかったエンジンはない」との回答だった、との事です。
*8月11日
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が9日入国者で4名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、9日入国者で4名でした。
1人目は東京都居住の20才代女性で、ニュージーランドでの行動歴があります、
2人目は埼玉県居住の60才代男性で、中国での行動歴があります、
3人目は東京都居住の30才代男性で、中国での行動歴があります、
4人目は居住地と行動歴が非公表の30才代男性です。
4人とも無症状との事です。
【コメント】帰国して感染が確認された人の行動歴を見ますと、「2019新型肺炎」が世界各地に流行していることが分かりますね。
ただ、行動歴「非公表」が結構多いのですが、どの程度役立つかは分からないのですが、感染拡大を抑えるためにも公表して欲しいですね。
@米議会に「FAA 幹部がメーカーとの関係重視で安全軽視」との報告書提出
現地時間7日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、同日に米議会に提出された米国連邦航空局(FAA)に関する報告書は、FAAの職員らが航空業界からの「強力な」圧力にさらされ、空の安全確保の取り組みが必ずしも優先されていないと警告した、との事です。
また、報告書では「幹部がB737MAX型機事故後も『あまりに楽観的な見通しを立てて』おり、FAAの安全に関する規則や手続きを変更する必要があると認識していなかった」として、職員らが、「FAA幹部らは、航空業界関係者のビジネス面での業績達成を気にしすぎ、安全に関わる決定に責任を負っていない」と見ていることも明らかにしています。
*8月10日
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が8日入国者で3名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、8日入国者で3名でした。
1人目は千葉県居住の60才代女性で、行動歴は非公表です、
2人目は居住地非公表の40才代男性で、フィリピンでの行動歴がります、
3人目は富山県居住の20才代女性でベトナムでの行動歴があります。
3人とも無症状でした。
@【私見】羽田空港の飛行コースは安全性軽視ではないのか?
先月31日の出来事で書いた運輸安全委員会の報告書ですが、この中で「あわや大惨事」になりかねなかったのは、2018年4月11日に発生した「タイ航空機のB747型機の重大インシデント」と思います。
機長がこの飛行コースに不慣れであった事と、真夜中の到着であった事が影響しているのではないでしょうか。
2010年にD滑走路が供用開始されたときから、羽田空港の飛行コースについては複雑で、多くの問題が指摘されていました。
しかし、当時の国土交通省は「特段の問題はない」として強行しました。
この複雑な飛行コースが、慣れないパイロットにとっては「羽田空港は難しい空港」になっていると考えられます。
この重大インシデントも、不慣れな機長と副操縦士が飛行コースをトレースする事に集中するあまり、高度が異常に下がっていることに気付かず、管制官の指摘と対地接近警報装置の警報で気付いたものでした。この時の最低高度は約90mで、前方には高さ約75mの塔があり、そのまま着陸を続け、パイロットの操作が遅れれば、約400名の乗客・乗員にとって、大惨事になったところでした。着陸復航したパイロットは2回目の着陸の際に、別の滑走路への着陸をリクエストして無事着陸しています。
もちろん、今回の重大インシデントはパイロットの技量の問題も大きいのでしょうが、「首都圏空港の機能強化」による、「新都心飛行コース」に採用された「着陸降下角度3.5度」を強引に導入すると言う事にも見られるように、現在の国土交通省の姿勢が「安全優先」よりも「滑走路の効率的な運用」優先で、「理論上、可能だ」と図上のシミュレーションを重視して、今回のようなパイロットに対する負担を軽視しているように見えます。
それだけ、パイロットの負担も増え、管制官の負担も増加しているのではないでしょうか。
「これらの安全軽視の姿勢が大惨事を起こす引きがねにならないと良いが」と、危惧を感じざるを得ません。
@ベトナム航空が1650人を削減し、残った従業員の給与を半減へ
今日の「ベトジョー」によりますと、ベトナム航空は「2019新型肺炎」による需要減により、従業員を1650人削減し、残る従業員の給与を約半減する、と発表しました。
減額率はパイロットで52%減、地上職で45%減、客室乗務員で48%減となっています。
*8月9日
@昨日午後、A滑走路に大量のタイヤ片散らばる、約50分間滑走路を閉鎖
昨日午後3時頃、A滑走路を離陸した航空機の機長から「滑走路上にタイヤ片が散乱している」と管制塔に連絡がありました。
このため、成田国際空港株式会社(NAA)では、A滑走路を約50分閉鎖してタイヤ片を回収しました。この影響で出発の1便に17分の遅れが出ました。
タイヤ片は、連絡してきた便よりも、前に離陸した便のタイヤがパンクしたものと見られる、との事です。
【コメント】「2019新型肺炎」の影響がなかったとすれば、遅れの出た便が多数出て、大混乱に陥っていたことでしょうね。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が7日入国者で5名、8日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、7日入国者では5名、8日入国者で1名でした。
7日の1人目は居住地と行動歴が非公表の40才代女性、
2人目は千葉県居住の50才代男性でフィリピンでの行動歴があります、
3人目は居住地と行動歴が非公表の30才代男性、
4人目は千葉県居住の30才代男性でフィリピンでの行動歴があります、
5人目は千葉県居住の20才代男性でフィリピンでの行動歴があります。
5人共に無症状との事です。
8日の入国者は群馬県居住の20才代女性で、ベトナムでの行動歴があります。無症状でした。
@しぼむ、お盆期間の航空旅客需要
例年ですと、全国の空港では帰省や観光に出かける人で、大混雑しているのですが、今年は「2019新型肺炎」のためにどの空港も閑散としているようです。
航空会社も「Go To トラベル」を見越して、お盆期間の国内線運航便数を増やしていましたが、ここに来て感染が拡大して、需要が冷え込んでいるために、急遽、運航便を減らす航空会社が相次いで出ています。
本当に厳しいですね。
@「エア・インディア・エクスプレス」機着陸失敗の犠牲者が一人増えて18人に
「エア・インディア・エクスプレス」機の着陸失敗事故による犠牲者が一人増えて18人になった、との事です。
現地報道によりますと、病院で治療を受けている人で重篤になっている人は22人いるとのことで、犠牲者がさらに増える可能性もあるようです。
*8月8日
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が6日入国者で5名
厚生労働省が昨日発表した成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、6日入国者で5名でした。
1人目は愛知県居住の10才代未満の女性で、中国での行動歴があります。
2人目は埼玉県居住の20才代女性で、韓国での行動歴があります。
3人目は千葉県居住の40才代男性でフィリピンでの行動歴があります。
4人目は千葉県居住の50才代男性でフィリピンでの行動歴があります。
5人目は宮城県居住の20才代男性で行動歴は非公表です。
5人とも無症状との事です。
@インド南部でLCC 「エア・インディア・エクスプレス」機が着陸に失敗、17人が犠牲に
現地時間7日午後7時41分、インド南部ケララ州コジコーデ・カリカット空港で、インドのエア・インディア子会社であるLCC 「エア・インディア・エクスプレス」1344便・B737-800型機が着陸に失敗し、滑走路をオーバーランして大破しました。
同機はアラブ首長国連邦ドバイ発コジコーデ行きで、乗客・乗員190人が乗っていました。
同機は滑走路をオーバーランして、約10mの崖を滑り落ち、機体が二つに割れ、前部が大破した、との事ですが、幸い火災は発生しませんでした。
この事故による死亡者は17人、重症者は15人に上り、少なくても89人が病院に搬送された、との事です。
着陸当時、同空港周辺は大雨で、同機は着陸をやり直し、2回目の着陸でオーバーランしました。
同便は新型コロナウイルスのパンデミックにより、海外に足止めされていた数万人のインド国民を帰国させるためのチャーター便の一つでした。
下図は「Flightradar24」による着陸時の軌跡です。
@アシアナ航空も黒字に、貨物とリストラが要因
韓国のアシアナ航空が現地時間7日に発表した「4〜6月期決算」によりますと、最終損益が1162億ウオン(約105億円)の黒字となりました。
大韓航空と同じように貨物部門の好調とリストラが黒字化に貢献している、との事です。さらに、大手企業の技術者などを海外工場に運ぶためのチャーター便事業の拡大も寄与している、との事です。
*8月7日
@3月28日の落下物は全日空機のものでした
国土交通省は4日(多分)、3月28日にA滑走路南端に隣接する私有地に落下したパネル(2020年3月30日の出来事参照)についての調査結果を明らかにしたようです。
たまたま、説明用プレゼン資料を見つけましたが、その他の経緯などについては今の所分かりません。
パネルは同日の成田発上海行き全日空919便・B787-9型機の物でした。
【コメント】ページのURLから見ると8月4日のもののようです。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が4日入国者で2名
厚生労働省が昨日発表した成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、4日入国者では2名でした。
1人目は居住地と行動歴が非公表の40才代男性、2人目は千葉県居住の20才代男性で行動歴は非公表としています。2名とも無症状との事です。
@2019年度の部品欠落報告は前年度の約2倍
今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省はこのほど(多分4日)、2019 年度に国内の主要 7空港で報告された航空機からの部品欠落情報が 、前年度の440件から928件に増えたことを明らかにしました。
増えた理由は報告制度の浸透などによる、との事です。
なお、国土交通省によると、「落下物事例は脱落した部品が地上などで発見されたものを言う」、との事で、2019年度は上記出来事の1件とのことです。
【コメント】国や航空会社にとって、非常に都合の良い分類ですね。「見つからなければ良い」と言うことになってしまいます。確か、空港内で発見された場合は「落下物」には含まないと記憶しています。
@全日空の6月旅客数は国際線が95.8%減、国内線が82.4%減
全日空が昨日発表した「ANAグループ6月輸送実績」によりますと、
国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)95.8%減の3万4976人、利用率が50.6ポイント減の27.3%となりました。
一方、国内線では旅客数が82.4%減の56万2738人、利用率が12.6ポイント減の53.8%となっています。成田空港国内路線は全て欠航でした。
運航実績は国際線では欠航率が90.5ポイント悪化の90.6%、定時出発遅延率が9.0ポイント改善の8.8%、定時到着遅延率が、11.4ポイント改善の5.0%となり、
国内線では欠航率が69.0ポイント悪化の69.6%となり、定時出発遅延率が7.9ポイント改善の1.6%となり、定時到着遅延率は11.6ポイント改善の1.7%となっています。
@ルフトハンザグループが全従業員の17%、2万2000人をレイオフへ
ルフトハンザ航空グループは現地時間6日、再建計画を発表しました。
これによりますと、全従業員12万9400人の17%にあたる2万2000人をレイオフとします。
また、現在、720機の所有機数を約100機削減する、との事です。
しかし、提供座席は2019年の水準を維持し、2023年にはこれを15%向上させる、としています。
【コメント】「需要の回復は2024年になる」としていながら、この計画は虫が良すぎるのではないでしょうか。
@大韓航空の4〜6月期決算が貨物の好調で黒字に
大韓航空が現地時間6日発表した「4〜6月期決算」は最終損益が1485億ウオン(約140億円)の黒字となりました。
旅客の売上高は約90%減少しましたが、貨物部門の売上高がほぼ倍増したこと、燃料費が下落したこと、人件費の削減などが寄与している、との事です。
*8月6日
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が4日入国者で6名、5日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表した成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、
4日入国者では6名で、千葉県居住が5名、静岡県居住が1名となっています。また、行動歴ではフィリピンが3名、インドが2名、ブラジルが1名となっています。全員が無症状との事です。
5日入国者は神奈川県居住の30才代男性で、行動歴は非公表となっており、無症状との事でした。
@昨日深夜、成田空港に御巣鷹山事故の「JL123便」が現れる!
今日の「J-CASTニュース(@nifutyニュース)」によりますと、昨日深夜から今日未明にかけて短時間ですが、成田空港に「35年前に御巣鷹山に墜落した日本航空のジャンボ機の便名と同じ便名の機体が現れた、と一部で話題になっている」との事です。
日本航空によりますと「B777ー300ER型機の『JA740J』を整備するときに、動かしたり、無線機器の調子を見たりする時には、仮便名を付けなくてはならず、『JL0123』との便名を使ってしまった」との事です。
同航空では「お騒がせすることとなり、大変申し訳ありません」と陳謝しており、「今後は、誤解のないような便名にします」との事です。
【コメント】確か、「JL123便」名はあの事故の後に、使わないことになっていたはずですね。「0123便」などは、前の方の「0」が省かれる事が多いようです。例えば「JL001便」は「JL1便」となることが多いようです。
写真は「Flightradar24」の記録です。第2ターミナル前の駐機場ですね。
@日本貨物航空の第1四半期決算は「2019新型肺炎」特需で93億円の黒字
日本郵船が昨日発表した第1四半期決算によりますと、子会社の日本貨物航空は売上高が前年同期比(以下同じ)62.8%増の288億円となり、経常損益が93億円の黒字となりました。
「2019新型肺炎」の影響により、旅客便の貨物輸送が減少したことから、貨物料金の単価が上昇し、同社の貨物輸送量も26.9%増の11.8万トンになりました。
*8月5日
@赤羽国土大臣が昨日成田空港を視察、水際対策と機能強化で
赤羽国土交通大臣は昨日、成田空港を視察しました。今回の視察の目的は「2019新型肺炎」の検査状態を確認することと、成田空港の機能強化計画を確認することにあった、との事です。
赤羽大臣は9月から供用が開始される新ランプコントロールタワーに上り、B滑走路の北伸用地や第3滑走路用地などを確認した、との事です。
【コメント】タワーの上から一体何を確認したのでしょうか。このような時に、まだ、35年先にもなると予測される50万回時の「機能強化計画」を見直さないのでしょうか。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が2日入国者で1名、3日入国者で4名、4日入国者で1名
厚生労働省が昨日発表した成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、
2日入国者は1名で、千葉県居住の30才代男性で中国での行動歴があり、無症状、との事です。
3日入国者では感染確認が4名で、1人目は千葉県居住の20才代男性でフィリピンでの行動歴があります、
2人目が千葉県居住の40才代の男性でインドでの行動歴があります、
3人目が東京都居住の50才女性で、ギリシャでの行動歴があります、
4人目は広島県居住の50才代女性で、米国での行動歴があります。4人とも無症状との事です。
4日入国者は東京都居住の40才代男性で、ネパールでの行動歴があり、無症状との事です。
@「航空業界で4ヶ月間に5000億円の減収、大企業向けの危機対応融資に15兆円」と航空局課長
今日の「WING DAILY」によりますと、昨日開かれた日本航空協会のウエブセミナー「COVID-19が航空に与える影響と今後を考える」で講演した国土交通省航空局航空ネットワーク部航空事業課の岡野課長は「2月から5月までの4ヵ月間で、業界全体で5000億円の減収が見込まれている。ただ、実績ではそれを上回るのではないか。日本の航空業界の年間売上は4兆円。その8分の1もの売上が、たった4ヵ月で失われてしまった」事を明らかにしました。
この危機に対して政府としては日本政策投資銀行(DBJ)の危機対応融資などの活用を実施していることを明らかにしました。この融資は中堅・大企業向けの危機対応融資で、その総額は15兆円規模にのぼる、との事です。
さらに、一層の資金繰り需要があった場合に備えて、日本政策投資銀行に資本制資金の供給として、劣後ローンの設定も用意している事も明らかにしました。
【コメント】企業には「至れり尽くせり」の大盤振る舞いですが、一般国民の生活はどうなるのでしょうか。リストラなどの失業は今後どんどん増えていくと思うのですが。
@再建計画策定中のヴァージン・アトランティックが米国に「チャプター15」を申請
英国第2位の航空会社「ヴァージン・アトランティック」は英国裁判所に再建計画を提出していますが、現地時間4日に、米国・ニューヨーク州連邦裁判所に対して米連邦破産法第15条(チャプター15)の適用を申請した、との事です。
「チャプター15」は米国国籍以外の法人が、米国以外の本国で法的整理を申請した際に、米国国内の債権者に対し国外でも手続が公正であることを保証するなど、負債処理を円滑化するもの、との事です。
写真は2015年2月1日に成田空港から撤退する最後の便と、見送る関係者です。第1ターミナルの展望デッキは別れを惜しむ人で大混雑でした。
*8月4日
@成田空港で唾液による抗原検査が全面的に始まる
昨日のNHKニュースによりますと、成田空港では昨日から第2ターミナルに続き、第1ターミナルでも、唾液による「2019新型肺炎」抗原検査が始まりました。
これにより、結果が判明するまでの時間が、今までのPCR検査の6時間から2時間に短縮されます。
また、これまでのPCR検査では検査員が鼻の奥から検体を採取していましたが、抗原検査では自分で検査容器に唾液を出すことにより、検査員の感染の可能性が大きく減ることになります。
さらに、検査を受けた人が空港内で待機し、陰性の場合には、そのまま移動することが可能となります。
@ユナイテッド航空が成田=ニューアーク線を今日から増便
ユナイテッド航空は今日から成田=ニューアーク線を1日1往復に増便しました。
@セブパシフィック航空の成田=マニラ線は成田発のみ乗客を乗せて運航
1日の出来事で書いた、セブパシフィック航空の成田=マニラ線は、マニラ発では乗客を乗せず、成田発マニラ行きのみ乗客を乗せて運航している、との事です。
写真は昨年11月に、第2ターミナル前を走行するセブパシフィック航空機です。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が1日入国者で1名、2日入国者で3名
厚生労働省が昨日発表した成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者ですが、
1日入国者は1名で、東京都居住の30才代男性で、米国での行動歴があり、無症状、との事です。
2日の入国者では感染確認が3名で、1人目は居住地と行動歴が非公表の20才代男性、
2人目が居住地と行動歴が非公表の40才代の女性、
3人目が千葉県居住の20才代男性で、ロシアでの行動歴があります。
3人とも無症状との事です。
@三菱重工の第1四半期決算は最終損益が579億円の赤字、スペースジェットは型式証明取得に注力
三菱重工が昨日発表した第1四半期の決算は最終損益が579億200万円の赤字となりました。
オンラインの記者会見では、スペースジェットについては5月段階での発表と変化なく、見直しになった事柄はない、としています。開発に携わる社員の削減は大きく進み。ほぼ終えた、との認識を示しました。開発スケジュールもM90型機の型式証明(TC)の取得に力を注ぐ、との事です。
なお、昨日の「NIKKEI ASIAN REVIEW(英語版)」によりますと、三菱重工の小澤久人最高財務責任者は、決算記者会見でスペースジェットについて「エンジニアリングチームの下で、型式認証を効率的に取得する計画に取り組んでいる。計画が策定されたら、それを実行に移します」と述べた、との事です。
@ピーチの第10期決算は純損益が約95億円の赤字に
今日の「日刊航空」によりますと、発表されたピーチ・アビエーションの第10期決算公告では、営業収入が710 億 7000 万円、営業損失 が73 億 2500 万円、経常損失 が80 億 3400 万円で、当期純損失が 94 億9200 万円の赤字となっています。
@ FAA がB737MAX型機に関する改修リストを公表し、パブリックコメント期間を45日に
今日のブルームバーグジャパンによりますと、米国連邦航空局(FAA)は現地時間3日、B737MAX型機に関する改修項目を列記したリストを公開しました。
このリストについて、45日間のパブリックコメントを行うことも明らかにしました。
FAAはこの提案に添付された概略報告で「ボーイングが提案した7B737MAX型機の設計変更、乗組員の手順、整備の手順によって、機体関連の安全性の問題が事実上、緩和されると暫定的に判断した」と説明しました。
これにより、早ければ10月にも運航再開が許可されるものと見られる、との事です。
ただ、許可後にパイロットの再訓練や運航を停止していた機体の整備で、実際の運航再開までにさらに数週間または数カ月かかる見通し、との事です。
*8月3日
@昨日夕方、A滑走路付近でドローンが目撃され、約40分間A滑走路が閉鎖
今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日午後5時半頃、成田空港A滑走路の東側で、ドローンが飛行しているのを、整備地区にいた空港職員が見つけました。
このため、A滑走路は閉鎖され、安全確認後の午後6時15分頃運用を再開しました。この影響で、出発の1便が28分遅れました。
【コメント】成田空港でドローンが目撃され、滑走路が閉鎖されたのは初めてではないでしょうか。機動隊が頻繁に周辺を巡回している成田空港で、飛ばした人物を捕まえられないのでしょうか。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が31日入国者で4名、1日入国者で3名
厚生労働省が1日と2日に発表した、成田空港の入国者の「2019新型肺炎」感染検査結果をまとめて載せます。
1日発表分では、先月31日入国者で3人に感染が確認されました。
1人目は東京都居住の60才代男性で、ペルーでの行動歴がありました。
2人目は千葉県居住の20才代男性で、フィリピンでの行動歴がありました。
3人目は居住地と行動歴が非公表の10才未満の男性でした。3人共に無症状との事です。
2日発表分では、先月31日入国者では、千葉県居住の40才代男性で、フィリピンでの行動歴がありました。
1日入国者で3人に感染が確認されました。
1人目が千葉県居住の30才代の男性でウクライナでの行動歴がありました。
2人目は40才代の男性で、フィリピンでの行動歴がありました。
3人目は山梨県居住の70才代男性で、ベトナムでの行動歴がありました。4人とも無症状との事です。
@日本航空の第1四半期決算は937億円の赤字に
日本航空が今日発表した「2021年度第1四半期決算」によりますと、
売上収益は前年同期比(以下同じ)78.1%減の763億円、営業費用は37.8%減の2058億円となり、純損益は937億円の赤字となりました。
また、純資産は前年度期末と比べ(以下同じ)551億円増の2兆373億円、現金及び預金は651億円増の3943億円、有利子負債は2272億円増の5046億円となっており、自己資本比率は4.3ポイント減の45.9%となっています。
通期業績見通しについては「未定」としています。この決算により、中間配当は実施しないことを明らかにしました。
【コメント】やはり、厳しいですね。特に、2020年2月以降に約3000億円の資金調達を行い、有利子負債が年年度期末に比べて約1.8倍に膨らんでいます。しかし、6月末の手元現預金は3943億円を確保している、との事です。
*8月2日
@先月26日のスリランカ航空455便西旋回は私の早とちりでした
先月28日の出来事で書いた、スリランカ航空455便の離陸してすぐの西旋回の件ですが、国土交通省成田空港事務所に問い合わせたところ、先月31日に以下の内容のメールが届きました。
成田空港から郷土と暮らしを守る会 岩田様 7/27付で問い合わせいただきました内容について、以下のとおり回答させていただきます。 7/26に成田国際空港から離陸いたしましたスリランカ航空455便の飛行経路に関して確認いたしましたところ、当該機は、安全確保の観点から空港南側の悪天候空域を避けるため、機長が管制機関に要求し、通常経路より西側を飛行したとのことです。 なお当日の状況ですが、NAAのHPで公開されている飛行経路でも確認できますが、午後10時40分から午後11時04分の間に成田空港を離陸したスリランカ航空を含む8機が天候を理由に標準飛行コースと異なる経路を飛行しております。 |
【コメント】私が早とちりをしました。すみませんでした。
確かに、この日は東の太平洋上で雷が発生していました。この悪天候を避けるためだったようです。
午後11時台の出発機も西旋回を行い、雷雲を避けたようです。「Flightradar24」のプレイバックでチェックしたときには、スリランカ航空455便のように、離陸してすぐの西旋回は見られなかったので、同便が特別と思ってしまいました。
この日は、日本貨物航空の134便が落雷に遭って引き返した日でした。
@ベトナム航空の英国人パイロットが「2019新型肺炎」で、約2ヶ月間の意識不明から回復も治療続く
昨日の「VIETJO (日本語版)」に掲載された「新型コロナから回復し帰国した英国人パイロット『コロナを軽視すべきでない』」によりますと、ベトナム航空のパイロット「ステファン・キャメロン(43才)」氏は、3月18日に「2019新型肺炎」で入院し治療を受けましたが、意識不明の状態が続き、約2か月間にわたり体外式膜型人工肺(ECMO)の治療を受けていました。
そして、5月27日に意識が戻り、6月3日にはECMOを外すまで回復して、7月12日に母国のスコットランドに無事戻りました。
その経験から「 2mのソーシャルディスタンスに不満を抱くこともあるかもしれないが、重症化すれば自分のように10週間にわたり医療機器に頼って生きることになる」と述べた、との事です。
同氏はまだ、治療半ばで、全快までにはまだまだ長い道のりが続く、との事です。
*8月1日
@ 7月のアクセス数は25,912回でした
7月のアクセス数は25,912回でした。2万5000回を越えたのは2016年6月以来、約4年ぶりとなります。
「2019新型肺炎」動向への関心と、機能強化計画の行方についての皆さんの心配が現れているのではないでしょうか。
@ピーチは今日、成田=宮崎線と成田=釧路線を新規開設
ピーチ・アビエーションは今日から、成田=宮崎線と成田=釧路線を開設しました。
両便とも1日1往復となります。機材はA320型機を使います。
@日本航空が今日から成田=ボストン線、成田=ハノイ線、成田=ホーチミン線を再開
日本航空は今日から、成田=ボストン線、成田=ハノイ線、成田=ホーチミン線を再開します。
【コメント】成田空港の公式ホームページで検索すると確かに出ているのですが、運航便数などは、はっきりとは分かりません。
@セブパシフィック航空の成田=マニラ線が今日から再開
昨日書いたように、セブパシフィック航空の成田=マニラ線が今日から運航を再開しています。しかし、成田空港の公式ホームページで検索すると、確かにマニラ行きは出発しているのですが、到着便は載っていません。乗客を乗せずに機材だけ来たのでしょうか?
@中国南方航空が12日から成田=広州線を再開へ
昨日の「Fly Team」によりますと、中国南方航空は12日から成田=広州線を再開するとのことです。当面、週1往復(水曜日)となります。
@成田空港「2019新型肺炎」の感染確認者が28日帰国者で1名、29日帰国者で1名、30日帰国者で1名
厚生労働省は昨日、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者が28日帰国者で1名、29日帰国者で1名、30日帰国者で1名だったことを明らかにしました。
28日に判明した人は居住地と行動歴が非公表の10才代女性です。無症状との事です。
29日に判明した人は居住地と行動歴が非公表の30才代男性です。無症状との事です。
30日に判明した人は居住地非公表の60才代男性で、香港での行動歴があり、無症状との事です。
@国内10社のお盆期間の予約も苦戦
昨日の「Aviation Wire」によりますと、国内の航空会社10社が昨日発表したお盆期間(7〜16日)の予約状況は、
国際線では10社全体で、提供座席を前年同期比(以下同じ)90.3%減と大幅に減らしたにもかかわらず、予約数は97.1%減の2万343人、予約率は59.3ポイント減の25.7%となっています。
一方、国内線では10社全体で、提供座席が14.6%減とした中で、予約数は60.3%減の131万1326人、予約率は41.6ポイント減の36.0%となっています。
この中で、ピーチの提供座席が108.2%増となっており、予約数も0.7%増となっていますが、予約率は41.4ポイント減となっています。
@京成電鉄の第1四半期純損益は約140億円の赤字
京成電鉄が昨日発表した第1四半期(4〜6月)決算によりますと、売上高が前年同期比34.0%減となり、純損益が139億6500万円の赤字となりました。
「2019新型肺炎」の影響で、都心と成田空港を結ぶ路線の一部運休や、バス路線の一部運休が響いています。
写真は北総台地を走行するスカイライナーです。
@KLMオランダ航空が2021年までに最大約5000人の削減を発表
KLMオランダ航空は現地時間7月31日声明を出し、「2019新型肺炎からの回復は2023〜2024年になると見られ、2021年までにグループ全体で最大5000人の人員削減を行う」と発表しました。状況によっては追加の削減も検討する、としています。