2021年10月前半の出来事


@10月15日

@成田空港「無症状病原体保有者」は13日で4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの無症状病原体保有者」は13日で4名でした。
 この内の1名に胸痛の症状がありました。

@全日空のA380型機3号機が明日午後1時頃成田空港に到着
 全日空は今日、現地時間13日にトゥールーズで受領したA380型機の3号機が、明日午後1時頃、成田空港に到着する、と発表しました。
 この機体は書類上は1年以上前に受領したことになっていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響による需要減でトゥールーズで保管していました。

@アリタリア航空が現地時間14日に運航停止、「ITA」が運航受け継ぐ
 一時はヨーロッパの3大航空会社の一角を占めたイタリア・アリタリア航空が現地時間14日に運航を停止し、政府が100%を出資した「イタリア・トラスポルト・アエロ(ITA)」として、15日から運航を開始しました。
 アリタリアの資産である航空機52機の一部と空港の発着枠の大半、従業員の約4分の1は、15日に初運航を予定している新航空会社に吸収されることになりました。
 イタリア政府は「アリタリア」というブランドを入札にかける意向ですが、今のところ政府が提示した価格での入札者は出ていませんでした。
 新生イタリア・トラスポルト・アエロ(ITA)は路線を緩やかに回復させるとしており、当初、長距離路線はニューヨークと東京(羽田空港)になる、との事で、成田空港路線再開には時間がかかるようです。
 写真は成田空港第1ターミナルに駐機するアリタリア航空機です。もう見られないのでしょうね。

 

@国土交通省がA380型機とA320型機ファミリーの「混乗制度」認める
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスは現地時間14日、A380型機とA320型機ファミリーの相互乗務について、日本の国土交通省の承認を得た、と発表しました。
 通常はパイロットが乗務できるのは機種移行訓練を受けて合格した1機種になり
今回のような「混乗制度(MFF)」は,日本では2019年4月に日本航空がB787型機とB777型機の混乗が認められた例があり、日本航空では現在混乗が行われています。
【コメント】素人考えですと「機体の大きさがこんなに違うのに、大丈夫?」と思ってしまいます。しかし、最近の旅客機はコンピューターが飛ばしているようなものですので、安全なのでしょうね。


*10月14日

@今日の第1ターミナルは閑散の中にも,人影は少し増える
 今日、本当に久しぶりに第1ターミナルに行ってきました。
 相変わらず,閑散としていましたが、一部には需要回復の兆しも見えました。
 写真の1枚目は1階にある南北の国際線到着出口です。左が南ウイング、右が北ウイングです。
 2枚目は4階の出発カウンターですが、久しぶりにチェックインをする人の行列ができていました。とは言っても、人がいるのはこの右端にある「A カウンター」だけでしたが。

 

 

@今度は「タヌキ(?)」でA滑走路1時間38分閉鎖
 今日の毎日新聞によりますと、昨日午後7時14分頃、A滑走路に着陸したパイロットから「滑走路に異物がある」との報告がありました。
 このため、同滑走路を閉鎖して点検したところ、タヌキと見られる小動物の死骸が発見されました。
 滑走路の清掃などで閉鎖は1時間38分になりました。この影響で、離着陸機4便に45分〜21分の遅れが出ました。
【コメント】9月下旬にはカメで閉鎖したばかりですが、今度はタヌキですか。成田空港の周りは自然が豊か、と言うことなのでしょうか。

@成田空港「無症状病原体保有者」は9日で1名、10日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの無症状病原体保有者」は、9日で1名、10日で1名でした。
 2名とも無症状でした。

@渋谷区議会が、国に「羽田都心ルート使用停止を求める」意見書を全会一致で採択
 今日の毎日新聞によりますと、東京都の渋谷区議会は昨日、国に対して「羽田空港の新都心飛行ルートの停止を求める」意見書を、全会一致で採択しました。
 理由として「(国は)現行の管制システムであれば、従来の海上ルートでの増便が可能であることを6月25日付の国会答弁で認めている。都心上空を通過して着陸するルートの必要性の根拠はなくなった」としています。
 また、同区議会では昨日、「羽田新ルートの運用停止を求める請願」も全会一致で採択しました。

@デルタ航空の7〜9月期決算で12億ドルの黒字、次期は燃料高などで赤字の懸念
 デルタ航空が現地時間13日に発表した、7〜9月四半期の決算によりますと、最終損益が12億ドル(約1400億円)の黒字になりました。国内線の需要回復が要因とのことです。
 しかし、次期10〜12月四半期については、燃料費の値上がりなどで、再び赤字に転落する可能性がある、としています。


*10月13日

@フィジー航空が12月3日から成田=ナンディ線を再開
 今日の「Fly Team」によりますと、フィジー航空は成田=ナンディ線を12月3日から再開する、と発表しました。
 週2往復(成田発着水・金曜日)となります。
 ただし、搭乗にはワクチン接種と72時間前までの陰性証明書が必要になります。
 下の写真は、またまた古いものになります。機種も機体デザインもかなり古いですね。

 

@フィンランド航空の成田=ヘルシンキ線は来年夏期ダイヤで1日1往復に
 今日の「Traicy」によりますと、フィンランド航空は10月末からの冬期ダイヤで週4往復する成田=ヘルシンキ線を、来年の夏期ダイヤでは週7往復の毎日運航とする、との事です。
 写真は第1ターミナルの前を離陸に向け移動するフィンランド航空のA350型機機です。

 

@成田空港「無症状病原体保有者」は11日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの無症状病原体保有者」は、11日で1名でした。
 この人には発熱の症状がありました。なのに、なぜ「無症状病原体保有者」とするのでしょうか?

@ホンダジェットが11人乗りの「HondaJet 2600 」の構想を発表
 今日の「Aviation Wire」によりますと、本田技研工業の米国子会社「ホンダ エアクラフトカンパニー(HACI)」は現地時間12日、米ラスベガスで開催中のビジネスジェット展示会で、最大11人の乗客・乗員が搭乗でき、北米大陸を無着陸で横断できる、新型ビジネスジェット「HondaJet 2600 Concept」を参考展示しました。
 ビジネスジェットクラスでも「ライトジェット」と呼ばれる大型のクラスになります。


*10月12日

@成田空港「無症状病原体保有者」は7日で4名、10日で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの無症状病原体保有者」は、7日で4名,10日で2名でした。6名とも無症状でした。
【コメント】7日から「無症状病原体保有者」との文言に変わりました。なぜでしょうか。症状のあった人はどこで分かるのでしょうか。

@サウスウエスト航空の3100便の欠航原因は悪天候とリストラ
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、米国のサウスウエスト航空COOは現地時間10日、約3100便が欠航となった、4日間続いた運航の混乱について、「悪天候の影響と、パイロットと客室乗務員の恒常的な不足が原因だった」と述べました。
 また、「今回のような予想外の事態に対応できるようにパイロットと客室乗務員の増員を進めるが、すでに、減らしている9〜12月の運航本数を、11月・12月にさらに減らす用意がある」と述べました。
【コメント】新型コロナウイルス感染症流行による経営危機からの、回復が容易でないことを示していますね。クリスマスと年始の繁忙期に大量の減便をしなければならないのですね。


*10月11日

@スイス・エアが11月5日から成田=チューリッヒ線を増便
 今日の「sky-budget」によりますと、スイス・エアは来月5日から、成田=チューリッヒ線を週2往復から3往復(成田発 水・土・日曜日)に増便する、との事です。
 写真はだいぶ前のものです。多分、1990年代ですね。前のスイス・エア時代の
MD-11型機(読者からの指摘で訂正いたしました)です。
 最近の写真が見つかりませんでした。現在はB777型機で成田空港に来ているようです。
 ある意味、貴重な写真といえるかも知れません。

 

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は9日で2名、10日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、9日で2名,10日で1名でした。3名とも無症状でした。

@丸紅が2025年から東京駅=成田空港間に「空飛ぶ車」の運航を目指し、英国の企業と提携
 今日の「Asagei Biz」によりますと、丸紅は「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動のエアモビリティーの開発を進める英企業バーティカルエアロスペース社との業務提携を発表しました。
 2025年から営業を開始する予定で、東京駅から成田空港までを約14分で結ぶ、としています。料金は不明です。

@ジェットツー・コムがA321neo型機15機を追加発注
 エアバスは現地時間6日、イギリスのジェット・ツーコムから、A321neo型機15機の追加発注を受けた、と発表しました。
 これにより同航空のA321neo型機総発注数は51機となりました。


*10月10日

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は3日で1名、8日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、3日で1名,8日で1名でした。2名とも無症状でした。
【コメント】このところ、成田空港での感染確認者が少なくなっています。国際線の旅客がオリンピック・パラリンピック最中と比べて、少なくなっているのですから,当然と言えばその通りですね。検疫所の体制にも余裕が出ているのではないでしょうか。
 これから国際線旅客が徐々に増えてくると、また、負担が増加するのかも知れませんが、水際対策の‘かなめ’になりますので,よろしくお願いします。

@第2ターミナル北端のターミナル間連絡バス停留所工事はのんびり
 昨日と同じような記事になるのですが、下の写真は第2ターミナルと第3ターミナルを結ぶ,ターミナル間連絡バスの,第2ターミナル側の停留所工事ですが。1ヶ月半前とあまり変わりません。
,これも、第3ターミナル増設工事で南に伸びる連絡通路工事との絡みなのでしょうか。
 ‘幸い’と言っては怒られるかも知れませんが、新型コロナウイルス感染症で旅客が激減している今の時期に、じっくりと工事をやっているような気もします。
 停留所の改修工事だけなら、1ヶ月ぐらいで完成すると思うのですが。

 


*10月9日

@第3ターミナルの増設工事の通路はどこまで延びる?
 何回も書いているのですが、5日に行ったときの第3ターミナル増設工事は下の写真のようになっていました。
 第3ターミナルの増設部分から第2ターミナルに向けて伸びている“通路(?)”はNAA本社の入り口付近で、約1ヶ月半前〈2021年8月20日の出来事参照)と同じように見えました。
 しかし、工事の断面を見ますと、ここで、打ち止めのようには見えません。もっと伸びるように見えます。
 この先には第2ターミナルがあるのですが、第2ターミナルと接続されるのでしょうか?
 ここから第2ターミナルまでには「PCRセンター」などがありますので、これらを取り壊されなければならないのですが。

 

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は7日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、7日で1名でした。発熱の症状がありました。

@成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの(変異株)患者」は23名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの(変異株)患者」は、9月21日から26日までに、アルファ株感染者が1名、デルタ株感染者が22名の合計23名でした。

@1週間の空港入国者検査で日本国籍者の陽性率が0.13%、外国籍者は0.48%
 昨日の「CB news(YAHOO!ニュース)」によりますと、9月19日から25日までの1週間に、成田空港、羽田空港、関西空港、福岡空港、中部空港からの入国者について集計した、入国時感染調査を受けた人の中で、日本国籍者の陽性率は0.13%、外国籍者の陽性率は3.7倍の0.48%となっている、との事です。

@スカイマークの9月搭乗者数は12.6%増も搭乗率は12.1ポイント減
 スカイマークエアラインが発表した「9月搭乗実績」によりますと、搭乗者数が前年同月比(以下同じ)は12.6%増の28万8140人、搭乗率は12.1ポイント減の49.1%となりました。

@エア・インディアをタタ・グループが買収へ
 インド政府は現地時間8日、経営不振に陥っていた国営エア・インディアを、国内の財閥タタ・グループに1800億ルピー(約2700億円)で売却する、と発表しました。
 エア・インディアはかって、同グループの「タタ航空」として設立されましたが、これにより68年ぶりにタタ・グループに復帰することになります。
 同グループはすでに、「ビスタラ」と「エアアジア・インディア」に出資しています。


*10月8日

@昨夜の地震で成田空港の運用には支障なし
 昨夜の地震により、成田空港では震度3を記録しましたが、運航への影響はありませんでした。
【コメント】「昨日午後11時00分以降の離着陸」でも、特段の変化はありませんでした。成田空港は首都圏直下型地震の際には,強いでしょうね。

@「ZIP AIR Tokyo」が16日から30日まで,土曜日にソウル→成田線を増便
 「ZIP AIR Tokyo」は今日、10月16日から30日まで、ソウル→成田線を週1便(土曜日)増便する、と発表しました。
 これにより、ソウル→成田線は週4便となります。なお、土曜日の成田→ソウル線は貨物専用便となるようです。

@昨日の成田空港「新型コロナウイルス患者」はなし
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、ありませんでした。

@日本航空の成田=メルボルン線はなぜか「臨時便」
 今日のNNA ASIA(日本語版)によりますと、日本航空が今月運航している成田=メルボルン線の臨時便ですが、11月も、週2往復(成田発着 月・木曜日)で運航する、との事です。
【コメント】今までは「臨時便」とのことで記事にはしませんでしたが、何で「臨時便」なのですかね?

@第2ターミナルから第3ターミナルに行くにはバス停4番か「PCRセンター」脇から
 前にも書いた事があるのですが、第2ターミナルから第3ターミナルに行くには第2ターミナルの外にあるバスレーン北端の「4番」停留所から,ターミナル連絡バスに乗るか、外の連絡通路を使う事になります。ターミナル連絡バスの停留所は第2ターミナル南端にもあるのですが、こちらの停留所は第1ターミナルに行く連絡バスの停留所で,第3ターミナルには行きませんので注意が必要です。
 所が、第2ターミナル北端にあった第3ターミナル行きのバスターミナルが改修工事中ですので、連絡通路は「1階の到着ターミナル内」北端にある「PCRセンター」と同じ通路を通って、既存の連絡通路に行くことになり、分かりづらくなっています。下の写真で確認して下さい。

 

 

@全日空の旅客数は国際線が101.9%増、国内線が29.7%増
 全日空が今日発表した「ANAグループ8月旅客輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ)101.9%増の7万5183人、利用率が8.4ポイント増の31.9%となっています。
 一方、国内線では旅客数が29.7%増の124万6691人、利用率が14.1ポイント増の43.9%となっています。なお、成田空港発着の国内線はすべて運休となっています。
【コメント】8月はまだオリンピック・パラリンピック効果が残っていたのでしょうね。


*10月7日

@誰に「理解を得られるよう丁寧に対応していく」のでしょうか? 斉藤新大臣
 今日の「日刊航空」によりますと、斉藤国土交通大臣は昨日の専門誌向けの就任記者会見で首都圏の空港機能拡大の内、成田空港については「高速離脱誘導路の整備などにより、2020年 3月から年間約 4 万回拡大した。今後は、C滑走路の新設整備など、さらなる機能強化を実現すべく、現在、最大限の努力をしている。今後も、理解を得られるよう丁寧に対応していく」と説明しました。
 さらに、「我が国の国際競争力の強化や訪日外国人6,000 万人の達成のため、首都圏空港の機能強化は必要不可欠だ。首都圏空港において年間発着容量 100万回の実現を目指したい。2020年代後半には、成田空港と羽田空港でそれぞれ 50万回ずつ容量を持てるように整備をしていく」とのことです。
【コメント】「理解を得られるよう丁寧に対応していく」と言うのが,今までの国の常套用語ですが、誰に説明するのでしょうか。
 周辺自治体の首長さんなどに説明はしてきたかも知れませんが、被害を受ける住民一人一人には十分に説明はしてきませんでした。
 しかも、国の考えを“説明”するだけで、住民の意見を聞き,それに答える事は全くと言って良いほどありませんでした。ただ、一方的に“理解しろ”と言うだけです。
 大臣が代わっても,言っていることは全く同じです。経団連などの財界の意向に基づく,官僚の作文を代弁するだけでは大臣の職責は果たせません。

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は2日で2名、5日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、2日で2名、5日で1名でした。全員無症状でした。

@第3ターミナルは多少のにぎわい
 昨日行った第3ターミナルは国際線ターミナルとは違い、国内線に搭乗する人たちで,いくらかにぎわっていました。フードコートで食事をする人も適当な間隔をとれていました。しかし、2019年末の混雑には,遠くおよびません。
 写真はジェットスター・ジャパンの搭乗カウンターのようすと、フードコート側から見た保安検査場です。

 

 


*10月6日

@成田空港の国際線旅客は相変わらず、ほとんどなし
 昨日、久しぶりに成田空港に行ってきましたが、第2ターミナルはオリンピック・パラリンピック前に完全に戻っていました。
 時間帯もあるのでしょうが、下の写真のように3階の出発階も1階の到着階も,人影がまばらです。
 11月からの冬期ダイヤで国際線の発着回数が増えないと、人が忙しく行き来する様子は見られないのでしょうね。
 戻るかどうか分かりませんが、新型コロナウイルス感染症流行前の賑わいは、まだまだ先のことになりそうです。

 

 

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は1日で2名、4日で4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、1日で2名、4日で4名でした。
 この内、4日入国の1名に、発熱・咳嗽の症状がありました。他の人は無症状でした。

@三菱重工のグループ会社「MHIRJ」が中古部品プロバイダー「RegionalOne」と提携
 4日の「Fly Team」によりますと、三菱重工が取得した旧ボンバルディア社のリージョナルジェット(CRJ)の保守・点検・修理を行うグループ会社「MHIRJアビエーショングループ(MHIRJ)」は現地時間9月28日に、航空機リース事業・航空機中古部品プロバイダーの「RegionalOne(リージョナルワン)」と提携契約を結びました。
 これにより「MHIRJ」はCRJ機の提供部品が現在の2倍になり、顧客の要望に柔軟に対応できることになる、との事です。
【コメント】三菱重工は「MHIRJ」に力を入れていますね。しかし、現在使用されているCRJが寿命を迎えれば、事業は先細りになります。一部で言われている「CRJ900型機」の生産が再開されれば、事業は継続されるのでしょうが。

@ IATA が「世界の航空会社のコロナ禍による2021年純損失は518億ドルに」
 国際航空運送協会(IATA)は現地時間4日、ボストンで開かれている年次総会で、2021年の新型コロナウイルス感染症による世界航空会社の純損失合計が、5月時点予測の477億ドルから、518億ドル(約5兆7498億円)と拡大することを明らかにしました。
 また、2022年の純損失が126億ドルになる、との見通しを明らかにし、2020年から2022年の累計で2000億ドル(約22兆円)を超える、としています。


*10月5日

@2日午後11時06分に成田空港を離陸したポーラエアカーゴ937便が火災警報2回で中部空港に緊急着陸
 今日の「日刊航空」によりますと、2日午後11時06分に、成田を離陸した上海行きのポーラエアカーゴ937便・B747-400F型機で、成田空港を離陸直後に火災警報が作動しました。
 しかし、火災が確認出来なかっためにそのまま飛行を続けたところ、再度、火災警報が出たため、目的地を中部空港に変更し、3日午前0時02分に無事緊急着陸しました。
 着陸後の点検では火災の痕跡は見つかりませんでした。
 下図は「Flightradar24」による同便の航跡です。

 

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は先月30日で2名、3日で3名、4日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、先月30日で2名、3日で3名、4日で1名でした。全員無症状でした。

@ユナイテッド航空が今日から成田=ニューアーク線を増便
 ユナイテッド航空は今日から、成田=ニューアーク線を週5往復から1日1往復に増便しました。

@全日空のA380型機3号機は16日に成田空港到着へ
 全日空のA380型機3号機(オレンジ色のフライング・ホヌ)ですが、16日に成田空港に到着する予定、との事です。

@新国土交通大臣は公明党の「斉藤鉄夫」氏
 新国土交通大臣は公明党副代表の斉藤鉄夫氏が任命されました。
 【コメント】これで、何代続きか分かりませんが、公明党の国土交通大臣ですね。これでは,深夜に住民の人権を無視して、遠慮会釈もなく飛行機を飛ばす、航空行政は変わりませんね。
 国土交通大臣の問題ではなく、自民・公明政権の問題なのですが。

@「退役させる」と言っていたA380型機を使うのは一時的な需要拡大に対処するため?
 超大型機のA380型機が運航に復帰します。
 ブリティッシュ・エアウェイズは11月に運航に復帰させる予定です。また、A380型機をぼろくそに貶していた(9月30日の出来事参照)カタール航空も12月15日から運航再開します。さらに、シンガポール航空も来年1月から運航再開する予定です。
【コメント】航空需要の回復が予想よりも早いと見込んでいるのでしょうね。新しい大型機種の導入が間に合わず、急場しのぎなのでしょうが。


*10月4日

@昨日の「カーフュー弾力的運用」の詳細についてはNAAのページには、まだ出ていません。

@全日空が今日から成田=ワシントン線と成田=ヒューストン線を増便
 全日空は今日から、成田=ワシントン線と成田=ヒューストン線をそれぞれ週1往復増便し週4往復としました。これにより、それぞれ、月・火・木・土曜日の運航となります。
 なお、この、月曜日の増便はそれぞれ、羽田空港発着を成田空港発着に変更したものとの事
です。

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は2日で6名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、2日で6名でした。全員無症状でした。

@反対同盟北原派が全国総決起集会、耕作地死守を訴える
 昨日、反対同盟北原派の全国総決起集会が成田市役所前の公園で開かれました。主催者発表で約490人が参加しました。
 集会では「B滑走路誘導路脇の農家が耕作している畑を死守」などの訴えがありました。


*10月3日

@昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」今年度5例目以降が発生
 昨日深夜、「カーフュー弾力的運用」今年度5例目以降が発生しました。
 成田国際空港株式会社(NAA)の担当者からのメールによりますと「成田空港周辺の悪天候のため、『騒音インデックスD,E,Fの機材』が運航されたもの」との事です。
 上段の「昨日午後11時00分以降の離着陸」で、違反する機数や、どの機がそれに該当するのかは、明日の「カーフュー弾力的運用」ページを見ないとわかりません。

@日本航空が昨日から成田=台北線を増便
 昨日の「Fly Team」によりますと、日本航空は昨日から成田=台北線を週2往復から週3便(成田着 火・木・土曜日)に増便しました。
 なお、同航空の同路線貨物便は毎日運航されています。

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は先月29日で1名、1日で8名、2日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、先月29日で1名、1日で8名、2日1名でした。
 1日の入国者の1名に咳嗽の症状がありました。他の人は全員が無症状でした。

@ジェットスター・ジャパンの2021年決算は206億円の純損失に
 成田空港を拠点とする LCC 「ジェットスター・ジャパン 」は1日、2021年6月期連結決算(オーストラリア基準で2020年7月1日〜2021年6月30日)を発表しました。
 これによりますと、営業収入は159億1200万円(前年同期比〈以下同じ〉66.8%減)、営業損失は196億9200万円、当期純損失は206億3000万円となっています。
 総搭乗者は182万人(57.8%減)、平均搭乗率は67.5%となっています。
【コメント】新型コロナウイルス流行中、赤字はやむをえないでしょうね。救いは搭乗率が67.5%と収支とんとんの水準になっていることでしょうか。
 写真は第3ターミナルサテライト前に駐機するジェットスター・ジャパン機です。

 


*10月2日

@今日未明、「カーフュー弾力的運用」今年度4例目が発生
 上段の「昨日午後11時00分以降の離着陸」で赤字で書いたように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」今年度4例目が発生しました。
 0時01分にエティハド航空871便・B787-9型機が、北側に離陸したものです。
 詳しいことはまだ分かりませんが、台風16号の悪天候のために前便での到着が遅れたもののようです。

@ジップエアが昨日から成田=ホノルル線を増便
 昨日から、「ZIP AIR Tokyo」の成田=ホノルル線が週1往復から週2往復(成田発着 金・土曜日)に増便されました。

@全日空が先月30日から成田=青島線と成田=広州線を再開
 全日空は先月30日から成田=青島線と成田=広州線を週1往復で再開しました。

@フィンランド航空が今日から成田=ヘルシンキ線を増便
 フィンランド航空は今日から,成田=ヘルシンキ線を,週3往復から週4往復(成田発着 月・金・土・日曜日)に増便しました。

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は先月27日で1名、同30日で2名、1日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は、先月27日で1名、同30日で2名、1日で1名でした。全員無症状でした。

@成田空港から入国した「新型コロナウイルス(変異株)患者」は25名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの(変異株)患者」は、8月24日から9月18日までに、25名でした。
 全員デルタ株によるものでした。

@京成電鉄が10月30日からスカイライナーを全便運行に戻す
 京成電鉄は昨日、10月30日より成田空港と上野駅を結ぶ特急のスカイライナーの運行を1日当たり上下便で82本とする、と発表しました。


*10月1日

@9月のアクセス数は23,549回でした。

@「航空会社やテナントへの支援策を来年4月まで延長する」と田村社長
 成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で、10月分で廃止する予定だった、新型コロナウイルスの影響で昨年3月から行っていた航空会社やターミナル内店舗への空港使用料やテナント料の支払い猶予や減免措置を来年4月分まで、半年間継続すると発表しました。
 田村社長は、理由として「コロナの影響は依然として大きく、長期化している。ワクチン接種が進んでいるが、変異株の蔓延などにより各国で入国制限が続く。回復には相当時間がかかると思われる。航空会社やテナントは非常に厳しい状況が続いている。事業継続のため、キャッシュフローを中心とした支援を継続することを決めた」と述べています。
 これにより、この追加支援額は約239億円となり、累計で約990億円になる見込みです。
 社長は今後の見通しにつて「緊急事態宣言解除で徐々にウィズコロナの状態で経済活動再開が進むと思うので、人の移動に良い影響があると期待している」としていますが、国際線については「各国の入国制限の大幅な緩和が進まないと厳しい」としています。
【コメント】田村社長はこれらの支援につて「NAAの業績も悪化してるが、当面、資金的な不安はない。だから支援ができる」と述べた、との事です。
 しかし、本当でしょうか。昨年度の決算で純損益が714億円の赤字になり、9月には合計400億円の社債発行を公表しています。
 いざとなれば、国の無利子融資などで税金を投入するのでしょうが、今、本当にやるべき事は税金を大量投入する「さらなる機能強化計画」をいったん凍結し、見直す事ではないでしょうか。

@成田空港内の飲食店などで1割以上が撤退
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日、2020年4月時点で465店舗あった成田空港内のテナント事業者の内、先月25日現在で59店舗が撤退したことを明らかにしました。

@「春秋航空・日本」が11月1日に「スプリング・ジャパン」に社名変更
 成田空港を拠点とする LCC 「春秋航空・日本」は今日、11月1日から社名を「スプリング・ジャパン株式会社」に変更する、と発表しました。ロゴも変更し、同日から新ロゴ機の運航を開始します。
 下は同社ホームページからキャプチャーしました。

 

@成田空港「新型コロナウイルス患者」は先月29日で3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「新型コロナウイルスの患者」は先月29日で3名でした。全員無症状でした。

@日本航空の8月国際線旅客数が193.1%増、オリパラ効果で
 日本航空が昨日発表した「JALグループ8月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では、旅客数が前年同月比(以下同じ)193.1%増の8万39人、利用率は5.1ポイント増の30.7%となりました。
 一方、国内線では旅客数が17.0%増の120万7684人、利用率が8.3ポイント増の44.7%となっています。この内、成田=伊丹線の利用率は25.7%、成田=中部線の利用率は29.1%となっています。
【コメント】国際線はオリンピック・パラリンピックの影響でしょうね。国際線も国内線も利用率が上がらないと利益は出ないのではないでしょうか。

@全日空の国内線予約が9月前半に比べ、10倍に増える
 今日の「Aviation Wire」によりますと、全日空が明らかにしたところによりますと、国内線の予約が先月中旬から伸び始め、現状では先月前半に比べて10倍になっている、との事です。
【コメント】この状態が続くとよいのですが。また、感染拡大の波が押し寄せて年末年始に緊急事態宣言発令となったら目も当てられませんね。出かける人はマスクなど感染防止対策をしましょう。

@全日空が新賃金体系を労組に提案、乗務手当の切り下げや賃金上昇打ち止めを40歳にするなど
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、全日空はパイロットなど乗務員の賃金体系を見直す方向を労働組合に提示した、との事です。
 具体的にはパイロットでは現在乗務時間がいくら少なくても基本50時間分を支払っていましたが、これを40〜30時間に改める、との事です。仮に、30時間となると月収は10万円程度減少することになります。
 また、従業員への賃金配分も変え、勤続年数に応じた賃金上昇も現在の48歳から40歳に早める、との事です。代わりに人事評価に応じた賃金の上昇分を増額し、若い世代でも成果に応じて給与を厚くしたり、子ども手当や、共働きで別居する社員への手当を支払ったりする、との事です。
 この変更は新型コロナウイルス感染症による現在の給与減額を解除した後に導入する、との事です。
【コメント】厳しいですね。全日空は従業員の給与については基本的に非公表のようです。多額の借金を抱えた現在ではやむをえないのでしょうか。


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