2021年3月後半の出来事


*3月31日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は26日入国者4名、29日同5名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は26日の入国者で4名、29日入国者で5名でした。
 26日の入国者1名には発熱と咽頭痛の症状があり、残りの8名は無症状でした。

@エア・インチョンの再開はまだ
 昨日再開する予定だったエア・インチョンの成田=仁川線貨物便の就航はなかったようです。
 「Flightradar24」では下図のように、スケジュールは載っているのですが、昨日は不明と出ていました。

 

@大韓航空とアシアナ航空の統合が各国の承認遅れで後倒し
 昨日の 「sky-budget」によりますと、大韓航空はアシアナ航空との統合計画を当初よりも遅らせ、買収を2022年、完全統合を2024年とする方針を固めました。
 当初はそれぞれ、2021年と2022年としていましたが、各国の独禁法・競争当局による両社の統合承認が遅れていることが原因、と見られています。
 また、承認の条件として運航枠の返還などを求められる事もあるようです。


*3月30日

@成田空港夏期ダイヤ「国際線旅客便はあまり増えない、国内線は昨年の70%に回復」
 今日の「日刊航空」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)がまとめた今夏期ダイヤは、国際線は前年夏期ダイヤ比(以下同じ)で73%減となっています。
 国内線は回復し、約30%減になる、とのことです。
 一方、国際線貨物便は約30%増と好調が続く見込み、との事です。
 ただ、これらは夏期ダイヤの初期のもので、「2019新型肺炎」の動向によって変動する、とのことです。

@エア・インチョンの再開は?
 今日から韓国の貨物航空会社「エア・インチョン」の成田=仁川線が再開される予定です。週3往復(火・木・土曜日)の運航となります。機材はB737F型機になります。
【コメント】再開初便は午後3時40分に仁川を出る予定ですが、今の所、「Flightradar24」の運航予定には載っているのですが、出発の確認は取れません。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は25日入国者1名、28日同4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は25日の入国者で1名、28日入国者で4名でした。
 25日の入国者には発熱の症状があり、28日の4名は無症状でした。

@28日にピーチ機がB滑走路で立ち往生
 今日の「日刊航空」によりますと、28日午後8時29分頃、福岡発成田行きのピーチ・アビエーション526便・A320型機が、福岡空港を離陸して、福岡空港の南東約50Km付近で、3系統ある油圧系統の1系統の作動油の温度が高いとする警告が出ました。
 同機はそのまま、飛行を続け、10時23分に成田空港B滑走路に着陸しましました。しかし、同機は着陸後B滑走路に停止し、牽引車で駐機場に移動しました。このため、B滑走路が10時48分まで閉鎖されました。
【コメント】素人で良く分かりませんが、この様な場合、引き返すのが安全の確率から言っても普通ではないでしょうか。
 なお、「Flightradar24」の着陸時刻などが、上の記事とはかなり違います。どっちが正しいのでしょうか。

@昨日午後、米国のウエスタン・グローバルの貨物機が火災警報で、三沢基地に緊急着陸
 国土交通省によりますと、昨日午後2時35分頃、米国貨物航空会社「ウエスタン・グローバル・エアラインズ」機が、機内で火災が発生したとの警報が出たため、三沢基地に緊急着陸しました。

@エアアジアの赤字と債務超過が拡大、厳しい財務状況
 昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、マレーシアのLCC 「エア・アジア」が現地時間29日発表した、2020年12月期通期決算によりますと、最終損益が51億リンギ(約1350億円)の赤字となりました。
 これにより、債務超過も35億リンギにふくらみました。同航空は「2019新型肺炎」前の2019年7〜9月期から赤字が続いており、今後も「2019新型肺炎」の影響で赤字が続くものと見られ、綱渡りの財務状況が続くと見られています。

@米国 LCC のサウスウエスト航空がB737MAX型機100機を追加発注
 米国 LCC のサウスウエスト航空は現地時間29日、ボーイング社に対してB737-MAX7型機100機を確定発注した、と発表しました。
 最初の30機は2022年に引き渡される予定です。これと同時にすでに発注しているB737-MAX8型機70機を、B737-MAX7型機に変更しました。


*3月29日

@オーストリア航空が現地時間29日から成田=ウィーン線を再開
 今日の 「sky-budget」によりますと、オーストリア航空は現地発29日から、成田=ウィーン線を再開します。
 運航は週1往復で成田空港発水曜日となります。機材はB777-200型機となります。

@ユナイテッド航空が5月7日から成田=ロサンゼルス線を増便
 昨日の「ユナイテッド航空ニュース」によりますと、ユナイテッド航空が発表した5月以降の運航計画で、成田=ロサンゼルス線を5月7日から、現在の週2往復を週3往復(成田発 水・金・日曜日)に増便する、とのことです。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は27日入国者2名、28日同1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は27日の入国者で2名、28日入国者で1名でした。全員無症状でした。

@日本トランスオーシャン航空の宮古発中部行きがエンジン計器トラブル
 日本トランスオーシャン航空は昨日から中部=宮古線に新規就航しました。しかし、折返し便となる宮古発中部行きの138便・B737-800型機が、屋久島付近を飛行中にエンジン関係の計器の不具合を示す警告が出ました。
 このため、同機は目的地を那覇空港に変更し、午後9時27分に無事着陸しました。計器の警告は那覇空港に向かっている途中で消えたとのことです。
 乗客は那覇空港で機材を交換し、中部空港に向かい、今日午前0時22分に到着しました。
 下図は「Flightradar24」による同機の軌跡ですが、この機体は愛称で「さくらジンベイ」と呼ばれているようです。

 


*3月28日

@今日から夏期ダイヤ、増便や再開は少し
 今日から夏期ダイヤ開始になりましたが、増便や再開は非常に少ししかありません。今日からのダイヤ変更を載せます。
  KLMオランダ航空は今日から成田=アムステルダム線を週1往復増便して、週6往復とします。
 〇 フィンランド航空は成田=ヘルシンキ線を今日から週3往復増便し、週6往復とします。
 〇 スイス航空は今日から成田=チューリヒ線を週2往復から週3往復に増便します。

@成田空港に19日帰国し、宿泊施設で療養中の女性が死亡
 昨日朝、19日にエジプトから成田空港に帰国し、検疫検査で「2019新型肺炎」陽性が確認されていた50歳代女性が、検疫所の宿泊施設で死亡していた、とのことです。
 この女性は19日の入国時の検査では陽性だったものの、無症状でしたが、その後、検疫所の宿泊施設で療養していました。3日間は発熱し、発熱が治まった後も施設で引き続き療養していました。
 昨日朝、定期の健康報告がなかったことから、検疫所の職員が部屋を訪れて、死亡しているのを見つけた、とのことです。宿泊施設での死亡は初めてとなります。
 死亡の原因が「2019新型肺炎」によるものかどうかは今の所不明、とのことです。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は23日入国者2名、24日同1名、26日同4名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は、23日の入国者で2名、24日入国者で1名、26日入国者で4名でした。
 全員無症状でした。

@ボーイング社が5ヶ月ぶりにB787型機の納入再開
 昨日の 「sky-budget」によりますと、ボーイング社は現地時間26日、昨年10月から納入を停止していたB787型機の納入を再開した、と発表しました。
 納入再開初号機はユナイテッド航空向けとなっています。


*3月27日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は25日入国者2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は25日の入国者で2名でした。2名とも無症状でした。

@ANAホールディングスが2025年までに非航空収入4000億円計画を発表
 ANA ホールディングスは昨日、航空事業以外の売上高を、2025年までに4000億円に引き上げる目標を発表しました。
 「2019新型肺炎」の影響で航空事業の収益が落ち込むなか、非航空事業の売り上げを「2019新型肺炎」以前に比べ、倍増する.と言うものです。

@日本航空123便事故で遺族2名がフライトレコーダーとボイスレコーダー情報開示求め提訴
 日本航空123便で犠牲になった、副操縦士の姉と、乗客だった夫を失った妻の2人は昨日、日本航空がフライトレコーダーとボイスレコーダーの記録を開示しないのは不当、として日本航空を提訴しました。
 2人はそれぞれに日本航空に対して情報開示を求めていましたが、拒否された、とのことで、今回合同で提訴した、とのことです。
【コメント】日本航空は何故開示しないのでしょうか。関係者への開示は問題ないと思います。拒むことで、「何か、あるのではないか」との、疑惑を招きますね。
 下の写真はどこで撮影したのか覚えていませんが、フライトレコーダーの内部の説明展示です。

 

@フランスでPCR検査では発見できない「変異コロナウイルス」を発見
 今日のNHKニュースによりますと、フランス西部ブルターニュ地方の病院で、通常のPCR検査では発見されにくい、新種の変種コロナウイルスが発見された、との事です。
 このウイルスはPCR検査では陰性ですが、血液の詳しい検査などで発見される、とのことです。
 今のところ、13人の確認があり、219人が感染の疑いがある、とのことですが、別の地域での広がりは確認されていない、とのことです。
 感染力や、重症化などについては判っていない、とのことです。
【コメント】また、また、やっかいな変異種が出てきましたね。この変異種にワクチンは有効なのでしょうか。「2019新型肺炎」を起こすコロナウイルスは一筋縄ではいかないようですね。


*3月26日

@ NAA 田村社長「口コミしてくれる機会が失われたのは残念」
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、成田国際空港株式会社の田村社長は昨日の記者会見で、オリンピック・パラリンピックの海外観客受けいれが中止されたことについて、「日本で見聞きしたことを口コミしてくれる機会が失われたのは残念。それでも選手や大会関係者は大勢来るので、安全にスムーズに空港を利用してもらえるよう引き続き準備する」と述べた、とのことです。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は23日入国者で3名、2名に症状
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は23日の入国者で3名でした。
 内、1名には咳嗽と咽頭痛があり、他の1名には咳嗽と鼻汁がありました。残りの1名は無症状でした。

@三菱航空機会社が4月1日に、本社を名古屋空港から組み立て工場に移転
 今日の中日新聞によりますと、「三菱航空機会社」は体制縮小に伴い、現在、名古屋空港ターミナルビルに置いている本社を、3月末に隣接する三菱重工の最終組立工場に移転する、とのことです。
 写真は最終組立工場の、かなり前のもので、現在は上の「三菱重工」のマークはあるものの、下の「MRJ」のマークはなくなっているようです。

 

@ドイツ政府が流行拡大するフランスからの入国検疫を強化へ
 今日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、ドイツ政府は「2019新型肺炎」の第3波の流行が拡大しているフランスからの渡航者に対する検疫を強化する計画、とのことです。
 フランスでは現地時間18日にパリとその近郊を含む16地域で1カ月間のロックダウン(都市封鎖)措置を実施しています。更に、25日にはパリとその近郊を含む16地域で1カ月間のロックダウン措置を発表しました。


*3月25日

@総発着回数が61%減も、総旅客数が95%減
 成田国際空港株式会社が今日発表した「2月空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比(以下同じ)61%減の7625回となっています。
 この内、国際線は54%減、旅客便は76%減、貨物便は108%増となっています。国内線は85%減でした。
 総旅客数は95%減の15万1934人となりました。この内、国際線旅客数は96%減となり、日本人旅客数は98%減、外国人は96%減となっています。
 国内線旅客数は88%減となりました。
 国際航空貨物量は24%増の18万7105トンで、積込量は30%増で輸出量は46%増でした。一方、取卸量は19%増で、輸入量は23%増となりました。
 給油量は50%減となっています。
【コメント】相変わらず、惨憺たる状況です。このまま行くと2020年度の総発着回数は、貨物便に助けられているとは言え、10万回を少し越える程度になるのではないでしょうか。
 2月の国内線も発着回数と旅客数が前月までと比べ、大きく減少しています。緊急事態宣言が出された影響と思われます。

@香港航空が成田=香港線の4月週2往復計画を撤回
 昨日の「トライシー」によりますと、香港航空は4月の運航計画を明らかにしましたが、先に4月は週2往復とする、としていた成田=香港線の運航計画を撤回しました。事実上の運休となります。
 写真は離陸に向かう香港航空機です。

 

@成田空港から入国の8名が「変異コロナウイルス」に感染、7日〜12日
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎(変異型)」発生状況によりますと、7日入国者で1名、9日入国者で2名で、この3名は無症状でした。10日入国者は1名で咳嗽の症状がありました。11日入国者は2名で1人に発熱、呼吸苦の症状があり、もう1名は無症状でした。12日入国では2名でともに無症状でした。合計で8名になります。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は19日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は23日の入国者で2名でした。共に無症状との事です。

@ NAA が「サステナブル NRT 2050」を発表
 成田国際空港株式会社は今日、2050年に成田空港からCO2 の排出量をゼロにすることを目指す「サステナブルNRT2050」を発表しました。
 また、この中で「2030年度目標として、2015年比でCO2 を30%削減する「中間目標」も明らかにしています。

@ NAA が「総合報告書」を発表
 成田国際空港株式会社は今日、国内の空港では初めてとなる「総合報告書」を発行しました。この中では重点施策として「・気候変動への対応・安全と安定運用の徹底・地域との共生・共栄・お客様に選ばれる空港づくり・就労環境の向上」を掲げています。
【コメント】「地域との共生」の中では、総音地域の人々に対する環境保全について、触れられているのでしょうか。

@最高裁が「第3次嘉手納基地騒音訴訟」の上告を棄却、米軍に何時まで日本の空で勝手し放題を認めるのか
 最高裁第三小法廷は23日付で、「第3次嘉手納爆音訴訟」の住民側の上告を退けました。
 過去の騒音に対する賠償だけを認め、総額約261億2500万円の支払いを命じる一方、夜間・早朝の飛行差し止めについては住民側の上告を認めませんでした。
 これで、福岡高裁那覇支部判決が確定しました。
【コメント】裁判所は何時まで、国民に犠牲を強いるのでしょうか。憲法の「安心して、健康に暮らす権利」が米軍の下に置かれているのでしょうか。この様な事を判断すことは、司法が行政に口出しをすることとは違うと思うのですが。

@一昨年8月のイースター航空機滑走路誤認はパイロットの勘違い
 運輸安全委員会は今日、2019年8月22日に起こった、韓国のイースター航空機が茨城空港に着陸する際、滑走路を誤認し着陸をやり直した重大インシデントについての報告書を公表しました。
 これによりますと、機長は管制官から西側の滑走路に着陸するように指示されましたが、比較的白く目立つ東側滑走路を着陸すべき滑走路と思い込み、着陸しようとしました。
 しかし、この滑走路には作業車がいたために着陸のやり直しを行ったもの、としています。
 この間、副操縦士は計器の確認に集中し、周りの状況の確認がおろそかになっていました。
 この指摘を受けて、同航空では茨城空港線に乗務する運航乗務員を飛行時間500時間以上の経験者に限る措置を講じました。


*3月24日

@昨日の「さくらの山」桜は5分咲き、満開は今週末か?
 昨日、成田空港周辺を見て回りました。「さくらの山」は5分咲きほどでした。線路の向こう側にある「染井吉野」でない桜はほぼ満開でした。
 見頃は今週末当たりではないでしょうか。昨日は午前10時頃で駐車場も十分に空いていましたが、今週末には大渋滞になる、と思われます。
 連絡バスも増発されるようですので、公共交通機関を使った方が良いかも知れません。
 写真を載せておきます。

 

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は19日入国者で2名、22日で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は19日の入国者で2名、22日の入国者で2名でした。
 19日の2名は無症状、22日の1名は咽頭痛、もう1名には発熱の症状があった、との事です。

@ニューカレドニア政府が10月末まで、国際線定期便の発着を禁止、成田便も運休
 今日の「トライシー」によりますと、ニューカレドニア政府は10月31日まで、全ての国際線定期便の発着を制限します。医療関係者、経済活動継続に不可欠なエッセンシャルワーカーなどの人を除く外国人の入国を禁止する、と発表しました。
【コメント】これにより、エアカラン航空の成田=ヌメア線も夏期ダイヤ中は運休となる事になりますね。

@「エア・インチョン」の再開は30日
 今日の 「sky-budget」によりますと、韓国の貨物専用航空会社「エア・インチョン」は30日から成田=仁川線を再開します。
 週3往復(火・木・土曜日)の運航になります。機材はB737-800F型機を使います。
【コメント】当初の情報では昨日の出来事で書いたように、昨日からの再開予定でしたが、30日に延びたようです。

@JR 快速がドアを開けずに、第2ターミナルで乗客下りられず
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、昨日午後2時15分頃、逗子発成田空港行きのJR快速電車が第2ターミナルにある「空港第2ビル駅」に到着したところ、ドアが開かず、約20人が降車できなくなるトラブルがありました。
 原因は車掌がホームドアが開いたことで車両ドアが開いたものと勘違いした、とのことです。

@昨年12月4日の日本航空機エンジントラブルで脱落したカバーが多良間島に漂着
 運輸安全委員会は昨日、昨年12月4日に那覇空港を離陸してまもなく、エンジントラブルを起こし、那覇空港に引き返した(2020年12月4日の出来事参照)日本航空904便・B777-200型機のエンジンカバーが多良間島に漂着していた、と発表しました。
 多良間島の空港職員が今月9日、海岸の清掃中に見つけた、とのことです。
 カバーは縦81cm、,横120cm、重さ14Kgとのことで、複合材でできていました。部品番号や製造番号から同機のものと確認されました。
 運輸安全委員会では原因調査に役立てる、との事です。

@英国が正当な理由なく出国した人に、罰金5000ポンドを科す
 昨日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、英国政府は6月末までに特別な理由がなく、海外旅行で出国を試みた人に対し5000ポンド(約74万円)の罰金を科すことになりました。
 ハンコック保健相は「早ければ5月17日から海外旅行を許可する計画にも変更はない」と発言していますが、市場などでは、解除の見通しは変異ウイルスが拡大しており、5月17日許可の見通しは難しいと見られています。


*3月23日

@エア・タヒチ・ヌイが成田=パペーテ線を10月末まで運休
 昨日の「Fly Team」によりますと、エア・タヒチ・ヌイは運休中の成田=パペーテ線を、夏期ダイヤ終了の10月30日まで運休する、と発表しました。

@エア・インチョンが今日から貨物便を再開の予定
 韓国のエア・インチョンが今日から成田=仁川線貨物便の運航を、週3往復で再開する予定ですが、今の所、実際に再開されたかどうか確認できません。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は21日入国者で3名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は21日の入国者で3名でした。全員無症状、との事です。

@成田空港で今日から、「追跡確認」と「テレビ電話」のアプリを確認
 今日のNHKニュースによりますと、成田空港では今日から、変異コロナウイルスの拡大を防ぐために、入国者全員に入国後の居場所を確認するためのスマートホンアプリとビデオ通話アプリの確認を始めました。

@第3次普天間騒音訴訟の原告数が1166人追加、5347人に
 今日の琉球新報によりますと、第3次普天間爆音訴訟団は昨日、第3次訴訟の原告数が1166人追加され、1946世帯の計5347人となった、と発表しました。

@日本航空機が昨日、大阪空港離陸直後にトラブルで引き返す
 昨日の産経新聞によりますと、昨日午前8時20分頃、大阪発札幌行きの日本航空2001便・B737-800型機で、離陸直後に操縦関係装置のトラブルを示す警告が出ました。
 このため、同機は大阪空港に引き返し、同55分頃に無事着陸しました。乗客、乗員161人に怪我はありませんでした。

@「JAL ふるさと応援隊」が今日から活動を開始
 今日の「Aviation Wire」によりますと、日本航空は今日、全国で活動する「JALふるさと応援隊」の活動を開始しました。
 公募で選ばれた約1000人が都内で決起集会を開き、その後、さっそく都内のアンテナショップなどで活動を始めました。

@英国高官が「今は夏休みの海外旅行予約は控えた方が良い」
 昨日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、英国のワテリー社会ケア担当相は現地時間22日、BBCに対し「あえて言うなら、今は海外旅行の予約を控えるべきだ。現時点では時期尚早だと思う」と語りました。
 英国政府は現在、海外旅行を禁止していますが、4段階で規制を緩和する案を検討しています。しかし、政府内の議論は現在も続いている、とのことです。


*3月22日

@ NAA とグリーンポート・エージェンシーが「成田空港スペシャルバスツアー」を販売開始
 成田国際空港株式会社と株式会社グリーンポート・エージェンシーは今日、「成田空港スペシャルバスツアー」の販売を開始しました。
 今日販売を開始したのは「バスツアーとランチ及び苺狩り」をセットにしたツアーになります。
 開催日は4月11日、17日、5月12日、5月18日に設定されています。
 なお、「Go To トラベル」が再開された場合には割引支援を後から適用される予定、とのことです。
 写真はJALグループが経営する「御料鶴」で食べた「御料鶴小鉢膳」です。ツアーではこの「御料鶴小鉢膳」が提供されるようです。もちろん、献立は季節によって異なりますが。

 

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は20日入国者で4名、21日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は20日の入国者で4名、21日入国者で1名でした。
 20日の入国者で1名に発熱の症状があり、4名は無症状、との事です。


*3月21日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は17日入国者で1名、19日で1名、20日で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は17日の入国者で1名、19日入国者で1名、20日入国者で1名でした。
 3名とも無症状との事です。

@昨日の宮城県沖を震源とする震度5強の地震、仙台空港一時閉鎖で目的地変更が4便、引き返しが2便
 昨日午後6時過ぎに起こった、宮城県沖を震源とする地震で、仙台空港が一時閉鎖されました。
 この影響で仙台空港到着予定便の内、4便が羽田空港、山形空港、新潟空港に目的地を変更し、2便が出発空港に引き返しました。
【コメント】昨日の地震では「高さ1mの津波が来る」との警報でしたが、下の写真のように仙台空港は海岸から1Km程度しか離れていませんから、閉鎖するのは当然ですね。

 


*3月20日

@国土交通省への要望書は、2月5日に届いているのに回答などのコンタクトは“梨のつぶて”
 本会は国土交通大臣宛に、2月4日付の「要望書」を提出しましたが、今もって、何の回答も、コンタクトもありません。 
 民営化した成田国際空港株式会社の初代社長であり、国土交通省事務次官をやっていた黒野匡彦氏は、2008年11月27日に行われた航空セミナー「『2010年首都圏空港の変貌』~国際交流と地域活性化の新たなステージ~」で、「騒音被害を被っている人は周辺住民でもほんの一部、成田市でも多くの市民は住みよい街になり、感謝している。」と述べています。
 このように、国やNAA の幹部は騒音に苦しむ騒音下住民を「ほんの一部」として切り捨て、全く歯牙にもかけていないのでしょうか。
 下は要望書の配達証明です。

 

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は18日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は18日の入国者で2名でした。2名とも無症状との事です。

@フランクフルト空港が第3ターミナル供用開始を3年延期し2026年に
 今日の 「sky-budget」によりますと、ドイツのフランクフルト空港を運営する「フラポート」は建設中の第3ターミナルのオープンを2023年から2026年に延期する、と発表しました。
 同社のスポークスマンは「2026年までに需要がパンデミック前の水準に達するとは予想していないため、それに応じて供用開始時期を調整する予定です」と述べています。
【コメント】成田空港の機能拡張計画も「一時中止や計画変更の必要性がある」と考えるのが妥当でしょうね。
 国民の血税を使って、建設関係などの大企業に、予定通りに儲けさせようというのでしょうか。
 そして、総選挙も何時行われるかも分からない、与党政治家には「●●ガネ」が流れるのでしょうか?


*3月19日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は14日入国者で2名、15日入国者で1名、17日入国者で2名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は14日の入国者で2名、15日の入国者で1名、17日の入国者で2名でした。
 全員無症状との事です。

@「ZIP AIR Tokyo」社長「9月までにアジアに2路線就航」
 今日の毎日新聞によりますと、18日に開かれた毎日新聞企業人大学で講演した、「ZIPAIR Tokyo」の西田社長は、9月までに新たなアジア2路線を開設し、5路線に拡大する、と述べました。
 また、2021年度後半には機材を4機に増やし、米国西海岸に就航する考えを明らかにしました。

@日本航空がジェットスター・J と春秋航空・日本に約100億円の増資検討
 日本航空は「2019新型肺炎」の影響で経営が厳しくなっている、提携 LCCの「ジェットスター・J」と「春秋航空・日本」に対して、2023年3月末までに、それぞれ数十億円規模の追加融資や資金支援を行う事を検討している、との事です。
 2社が発行する株式を日本航空が引き受ける「第三者割当増資」の方向で最終調整をしている、との事です。
 写真は成田空港第3ターミナルに駐機するジェットスター・J 機と春秋航空・日本機です。

 

@ EU が「『アストロゼネカワクチン』の安全性を確認した」と発表
  EU の欧州医薬品庁(EMA)は現地時間18日、「英国製薬会社『アストラゼネカ』の製造する『2019新型肺炎』ワクチンの安全性を確認した」と発表しました。
 同庁のエマ・クック氏は記者会見で「このワクチンは安全で有効だという明確で科学的な結論に達した。血栓のリスクを高めるというリスクとは無関係だ」と述べました。
 これにより接種を中止していたドイツやスペインなどは現地時間19日から接種を再開する、と述べています。


*3月18日

@セブ・パシフィック航空が来月18日まで成田=マニラ線を運休
 今日の「トライシー」によりますと、セブパシフィック航空は日本政府が入国者を1日1500人に制限することを決めたことから、今日から4月18日まで、日本路線の全てを運休する、とのことです。同航空は成田=マニラ線を運航していました。

@芝山町が来年度に「ひこうきの丘」に物販店を整備へ
 今日の「千葉日報(有料版)」によりますと、芝山町は来年度予算にA滑走路南端西側にある「ひこうきの丘」に物販店を設けるための建設費を盛り込みました。
 写真は成田空港を展望できる「ひこうきの丘」です。

 

@成田空港の検疫で「2019新型肺炎」変異ウイルス感染者が5名
 厚生労働省が昨日発表した空港検疫で陽性になった人の、変異種感染状況によりますと、
 成田空港では3日に1名、4日に1名、5日に2名、7日に1名となっています。全員が無症状だった、との事です。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は13日入国者で1名、16日入国者で8名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は13日の入国者で1名、16日の入国者で8名でした。
 16日の8名の中に発熱の症状を持った人が1名いました。

@今日から入国者に接触確認アプリのインストールを義務化
 昨日のYAHOO!ニュースによりますと、厚生労働省は今日から、日本への入国者全員に、接触確認アプリをインストールしたスマートホンの携帯を義務づけることにしました。
 インストールできない携帯などを持つ人はスマートホンのレンタルが必要となります。

@2月の訪日が外客数は99.3%減、17ヶ月連続の前年同月比マイナスに
 観光局が昨日発表した、「2月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比(以下同じ)99.3%減の7400人となりました。これで、17ヶ月連続の前年同月比マイナスとなりました。
 一方、出国日本人数は98.1%減の2万4800人となっています。

@ IATA が各国政府の追加支援を要請
 国際航空運送協会(IATA)は現地時間17日、「2019新型肺炎」による国境閉鎖が「10月まで完全に解除されない可能性がある」として、各国政府に追加の支援を行うよう呼び掛ける声明を発表しました。
 各国のこれまでの支援は2250億ドルに達しています。

@ FAA がB787型機の4機に耐空検査実施を発表
 昨日の「ブルームバーグ・ジャパン」によりますと、米連邦航空局(FAA)はボーイング社のB787型機についての調査を実施しています。
 その一貫としてB787型機の4機について対空検査(AD)を実施する予定であることを明らかにしました。
 従来は、このような対空検査はボーイング社の従業員に委託されていましたが、今回は FAA 職員が行います。
 どのような点で検査するのかについては明らかにしていません。


*3月17日

@成田空港2月の国際航空総取扱量が5ヶ月連続前年同月比プラスの24.3%増
 東京税関が今日発表した「成田空港2月貨物取扱量」によりますと、総取扱量は前年同月比(以下同じ)24.3%増の18万7105トンと5ヶ月連続の前年同月比プラスとなりました。
 積込量は30.3%増と3ヶ月連続の増加、取卸量は18.9%増と5ヶ月連続の増加になっています。

@成田空港の2月貿易概況は輸出額が1.3%減、輸入額が12.1%増
 東京税関が今日発表した「成田空港2月貿易概況(速報)」によりますと、
 輸出額は前年同月比(以下同じ)1.3%減の8992億7800万円となりました。3ヶ月ぶりの前年同月比マイナスになります。
 一方、輸入額は12.1%増の1兆878億2700万円と前年同月比4ヶ月連続のプラスとなっています。

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は15日入国者で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は15日の入国者で1名でした。
 この人には咳嗽の症状があった、との事です。

@日本航空も全日空と同様の短時間勤務を導入、一時金要求は回答を保留
 昨日の日本経済新聞によりますと、日本航空は4月から、50歳以上の客室乗務員を対象に、理由を問わず希望により、勤務時間と給与を6〜8割とする働き方制度を導入すると、労働組合に伝えた、とのことです。なお、6割勤務は2021年度中に限る、としています。
 また、子供が3歳までの間、育児休暇を最大2回に分けて取得できるようにする事と、介護などを目的として有給休暇を40日まで積みたてられる制度について、2021年度と2022年度までの試みとして不妊治療も対象に加える事を提案しました。
 労働組合から要求されていた年間一時金2ヶ月については、回答を保留し検討すると回答しました。
【コメント】全日空も同じような制度の導入を発表(3月11日の出来事参照)していますね。


*3月16日

@成田空港の「2019新型肺炎」感染確認者は14日入国者で5名、15日入国者で1名
 厚生労働省が昨日発表した、成田空港から入国した人の「2019新型肺炎」感染確認者は14日の入国者で5名、15日の入国者で1名でした。
 全員無症状、との事です。

@スリランカ航空が今日から週1往復増便
 スリランカ航空は今日から、成田=コロンボ線を増便しました。週2往復から週3往復(成田発 火・木・土曜日)となります。

@国土が今日、住宅防音工事見直しの委員会を発足
 国土交通省は12日、「住宅防音工事補助制度あり方検討委員会」を設置し、今日、初会合を開催すると発表しました。
 「時代の変化や行政事業レビューの結果も踏まえ、今後の助成のあり方を検討する」としています。
【コメント】民家防音工事の仕様をより効果のあるものにすることなら良いのですが、逆に、助成区域の縮小や工事を簡素化することを目指すのならば反対です。
 「時代の変化」は、「より騒音に厳しいもの」となっているのですから。

@チェジュ航空機が主翼先端を滑走路に接触させた後にも、乗客乗せて運航
 現地時間15日の「朝鮮日報(YAHOO!ニュース)」によりますと、韓国LCCのチェジュ航空機が釜山・金海空港に着陸する際、左主翼の先端を滑走路に接触させ、機長は着陸復航(ゴウアラウンド)し、2回目で無事着陸するトラブルがありました。
 同機は現地時間10日にソウル・金浦空港発 釜山・金海空港行きで乗客138人が乗っていました。
 ところが、同機は主翼先端のウイングレットを損傷したまま、折返し便として乗客158人を載せてソウルの金浦空港まで運航しました。
 主翼先端のウイングレットの損傷に気付いたのは金浦空港に着いた時、との事です。
【コメント】通常、1回の飛行が終わる毎に運航乗務員は機体を外から目視点検します。
 ましてや、接触に驚いて着陸復航をしたのですから、金海空港で損傷は確認できたはずです。「気付かなかった」という言い訳は通用しません。
 日本だったら金海空港で安全確認のため、運航は中止されたでしょうね。
 同航空は12日の出来事でも書いたように、現地時間12日に、済州空港で航空機同士の接触トラブルを起こして、この時も「気付かなかった」とそのまま運航をしています。
 気付いていても利益優先で、気付かぬふりをして運航したのでしょうね。
 写真は着陸して、成田空港第2ターミナル付近を移動するチェジュ航空機です。

 

@ドイツ、フランス、イタリア、スペインが「アストラゼネカ」のワクチン使用を一時停止
 ドイツ、フランス、イタリア、スペイン政府は現地時間15日、英国の製薬大手「アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を一時的に見合わせる」と発表しました。接種後に血栓などの副作用が出る疑いがある、としています。
 EU は現地時間18日にもこの問題について見解を出すことになっており、この後に、正式に中止するかどうか判断することになっています。
 3月に入って、デンマークやノルウェー、アイスランドなどが懸念を表明し、接種を中断していました。
 日本はこのワクチンの1億2000万回分を調達する契約を結んでいます。

@チェコ航空がついに破産
 今日の 「sky-budget」によりますと、チェコ・プラハの裁判所は、「チェコ航空が破産した」と発表しました。負債総額は8200万ドル(約90億円)とみられています。
 同航空は先月に従業員に解雇通知を出すなど、再建に向けた動きもありましたが、政府の支援も受けられず破産に至りました。
 チェコ航空は日本路線への参入の動きも見せていました。


2021年3月前半の出来事へ