2022年4月前半の出来事
*4月15日
@「ZIP AIR Tokyo」が夏休み期間中に成田=ホノルル線を1日1往復に増便
「ZIP AIR Tokyo」は今日、7月16日から8月31日までの夏休み期間に、現在週3往復で運航している成田=ホノルル線を期間増便し、1日1往復運航すると発表しました。
@NAAが「茨城地域相談センター」を17日から「かわち夢楽 」に移転
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、騒音下住民の移転などをサポートする 「茨城地域相談センター 」を、17日に河内町の「かわち夢楽(むら)」に移転する、と発表しました。
@NAAとグリーンポート・エージェンシーが5月21日に滑走路横断などのツアー
成田国際空港株式会社(NAA)と「グリーンポート・エージェンシー」は今日、5月21日に「成田空港滑走路横断スペシャルバスツアー」を開催する、と発表しました。
定員は40名で申し込みは今日の午後2時から受け付けています。応募者多数の場合は抽選になります。詳しくはリンク先で確認して下さい。
【コメント】おもしろい企画ですが、料金が・・・・。
@成田空港入国の「病原体保有者」は28名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は72名で、成田空港入国者では28名でした。
72名の内、症状が出ている人は18名でした。
@成田空港の「変異株」感染確認者は263名、全国の空港では439名、「BA2」株が95.4%
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では439名、成田空港入国者では263名でした。
439名中1名がデルタ株で、438名がオミクロン株でした。なお、オミクロン株も大部分が「BA2」でした。「BA1」&「BA1.1」は20名で、4.6%でした。
@ジェットスター・ジャパンが21日から第3ターミナル増築エリアへの移転を発表
ジェットスター・ジャパンは今日、21日からチェックインを第3ターミナルの拡張スペースで開始する、と発表しました。
下の写真は5日に撮った拡張部分ですが、この右側にも同じぐらいの大きさとなるチェックインスペースがあります。拡張部分の大部分をジェットスター・ジャパンが使う事になるようです。
@ジェットスター・ジャパンがA321LRneo型機の導入を発表、7月1日から路線投入
成田空港を拠点とする LCC 「ジェットスター・ジャパン」は昨日、7月1日から、発注していたA321LRneo型機の1号機を国内線に投入する、と発表しました。受領は6月になる、との事です。
この機種は胴体長を現在使用しているA320型機比(以下同じ)約7m伸ばし、座席数は58席増の238席になる、との事です。
航続距離もA320型機よりも約2500Km増の約7400Kmとなりますが、同航空は現在国際線を運休中で、当面は国内線幹線に使用します。
同航空ではA321LRneo型機を3機発注しており、2号機は今年中に、3号機は来年に受領することになる、との事です。
投入を機に、機体デザインも変え、尾翼を現行の銀色からオレンジ色に変更します。
なお、同航空では初めての「neo 」になるようで、燃費効率も15%減少し、二酸化炭素の排出量と騒音も軽減する、との事です。
前日には1号機を使った遊覧飛行も行われます。
なお、この機種は日本では、昨年ピーチ・アビエーションがすでに導入しており、ピーチも3機を導入する事になっています。
*4月14日
@成田空港入国の「病原体保有者」は34名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は71名で、成田空港入国者では34名でした。
71名の内、症状が出ている人は17名でした。
@北海道エアシステム機がシステム不具合で丘珠空港に引き返す
昨日の「北海道ニュース(YAHOO!ニュース)」によりますと、昨日午前10時55分頃、同10時20分に離陸した丘珠発女満別行きの北海道エアシステム2721便・ATR42-600型機で、コックピットの機器を動かすシステムのトラブル警告が出ました。
このため、同機は丘珠空港に引き返し無事着陸しました。乗客・乗員32人にケガはありませんでした。
機体修理のため、この便と折返し便が欠航となりました。
【コメント】このところ、ATR機のトラブルがいくつかありますね。大丈夫かな。
下図は「Flightradar24」による、同機の航跡図です。旋回して安全を確かめたのでしょうね。
@スペースジェット試験3号機はすでに解体ずみ、モーゼスレイク・フライトテスト・センターも閉鎖
昨日の中日新聞によりますと、11日の出来事で書いた「スペースジェット試験3号機抹消登録」の件ですが、3号機はすでに解体された、との事です。
また、米国の拠点だった「モーゼスレイク・フライトテスト・センター」も3月末に閉鎖され、三菱航空機会社の社員もすでに帰国している、との事です。
しかし、ここに残っている3機の試験機については、ここの格納庫で保管を続けるとの事です。
【コメント】残った試験機を日本に戻すことは出来ないのでしょうか。多分、エンジンも取り外しており、整備やパイロットの再訓練も必要になるなど、飛ばすためには準備とお金がが大変なのですが。解体して船で運ぶと言う方法もあるのではないでしょうか。
*4月13日
@ティーウェイ航空が5月6日から成田=仁川線を再開へ
今日の「Fly Team」によりますと、韓国 LCCのティーウェイ航空は5月6日から成田=仁川線を再開します。
5月は週1往復ですが、6月は週2往復、7月は1日1往復に増便する、との事です。機材はB737-800型機を使います。
写真は少し古いですが、第2ターミナルに駐機するティーウェイ航空機です。
@ニュージーランド航空が7月4日から成田=オークランド線を週3往復に増便へ
今日の「Traicy」によりますと、ニュージーランド航空は現在週1便で運航している成田=オークランド線を、7月4日から週3往復(火・木・土曜)に増便する、との事です。
【コメント】このところ、運航再開や増便のニュースが相次いでいます。航空会社としては1日でも早く、コロナ前の状態に戻したいのでしょうね。
しかし、新型コロナウイルス感染症の感染状況がどうなるか分からないために、慎重な計画となっていますね。
@成田空港入国の「病原体保有者」は43名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は79名で、成田空港入国者では43名でした。
79名の内、症状が出ている人は19名でした。
【訂正】
昨日の記事の中で、オミクロン株の新たな変異株の名前を「EX」と書きましたが、「XE」の間違いでした。申し訳ありませんでした。
@2021年の全世界空港での国際線貨物量で成田空港が5位にランクイン、ACI の調査
今日の「日刊航空」によりますと、国際空港評議会(ACI)が11日に発表した「2021年世界空港ランキング 」で、成田空港は貨物量で前年比(以下同じ)31.1%増の9位でした。また、国際線貨物量では32.3%増の5位となりました。
どちらも、2ランクアップしています。
@2月15日、日本エアコミューター機の大揺れで乗客が骨折、航空機事故に認定
昨日の「NHKニュース」などによりますと、2月15日の但馬発大阪行き日本エアコニューター2326便・ATR42型機が、大阪空港から約55Km付近を高度約2700mで飛行中に、機体が大きく揺れ乗客1名が、腰椎を圧迫骨折しました。
この男性は2日後に、 「揺れで腰を打ったが、痛みがつづいている」と同航空に連絡し、受診したところ、腰椎が圧迫骨折していました。
同航空が運航中の気象状況などを調べたところ、骨折が運航中の事故と判断し、今月5日に国土交通省に報告した、との事です。
国土交通省は航空機事故として調査を始めました。
当日は悪天候が予想されたため、シートベルト着用のランプは常時点灯していた、との事です。
*4月12日
@日本航空が24日から成田=クアラルンプール線を増便へ
今日の「AsiaX」によりますと、日本航空は24日から成田=クアラルンプール線を現在の週4往復から5往復に増便する、との事です。
@タイ・エアアジアX が6月5日から成田=バンコク線を再開へ
昨日の「Traicy」によりますと、タイ・エアアジアXは6月5日から成田=バンコク線を再開します。
当面週4往復(成田発着 月・火・木・土曜日)となります。
@成田空港入国の「病原体保有者」は54名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は100名で、成田空港入国者では54名でした。
100名の内、症状が出ている人は21名でした。
@成田空港の「変異株」感染確認者は275名、全国の空港では475名、2名がデルタ株、オミクロン「XE」株も初確認
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では475名、成田空港入国者では275名でした。
475名中2名がデルタ株で、473名が「オミクロン株」でした。
なお、オミクロン株も大部分が「BA2」で「BA1」と「BA1.1」は約40名となり、オミクロン「BA2」への置き換わりが進んでいるようです。
なお、厚生労働省は昨日、オミクロン株の変種「XE」株が、米国から成田空港に帰国した人から、日本で初めて確認されたことを発表しました。
@エアアジア・ジャパンの破産処理が終了、チケット購入者への返金はなし
昨日の「Traicy」によりますと、東京地裁は7日、エアアジア・ジャパンの破産手続き廃止を決定しました。
これにより、航空券購入者に対する返金が出来ないことが決定されました。
保全管理人によりますと、航空券を直接購入した人は約2万3400人で約3億7100万円、旅行会社経由での購入については、はっきりつかめないものの約1億4900万円相当で、合計約5億2100万円となるものと見られ、全額支払われないことになります。
下の画像は2012年8月、成田空港に駐機する初代の「エアアジア・ジャパン」機になります。
今回破産した第2代の「エアアジア・ジャパン」は中部空港を拠点にしていましたので、成田空港には姿を見せませんでした。
@「BOCアビエーション」がA320neo型機ファミリーを80機発注
昨日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスは現地時間11日、中国銀行の子会社でシンガポールに拠点を置く航空機リース会社「BOCアビエーション」から、A320neo型機ファミリー 80機の確定発注を受けた、と発表しました。
内訳はA320neo型機が20機、A321neo型機が50機、A321neoXLR型機が10機となっています。
*4月11日
@成田空港入国の「病原体保有者」は55名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は119名で、成田空港入国者では55名でした。
119名の内、症状が出ている人は26名でした。
@今夏期ダイヤの国際線は成田空港発着が60%
今日の「日刊航空」によりますと、今夏期ダイヤの当初スケジュールで、国際線は全国で前年同期比62便増(4%増)の週間1660便となる、との事です。
内訳は旅客便が678.5便、貨物便が981.5便となっています。
この内、成田空港発着便では、旅客便が全国比率で60.4%の409.5便、貨物便で同61.6%の605便、合計1014.5便となっています。
貨物便は少しずつ減っているようです。
@3月の航空機登録で「MRJ 3号機」が抹消登録に
今日の「JA Search BLOG」によりますと、国土交通省が発表した 「3月航空機登録状況」によりますと、成田空港を定置場とする航空機の新規登録はありませんでした。
目につくのは三菱航空機会社が、MRJ 3号機の「JA23MJ」を、3月17日付けで「航空の用に供さない」として抹消登録していることです。
この機体は2017年のパリエアショーで展示され、翌年の2018年には英国でのファーンボロー国際航空ショーで展示とデモ飛行をした機体です。
モーゼスレイク・フライトテスト・センターで保管されていたはずです。
下の写真は試験1号機の「MRJ 1号機」です。
*4月10日
@成田空港入国の「病原体保有者」は39名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は94名で、成田空港入国者では39名でした。
94名の内、症状が出ている人は26名でした。
@65デシベル以上の交通騒音に晒されている人は、50デシベル未満の人よりも心筋梗塞症発症のリスクが72%高かった
8日の「DIME」に掲載された「騒音は心筋梗塞の発症リスクを高める可能性 」によりますと、米国・ニュージャージー州での心血管疾患による全ての入院患者に関するデータを調べたところ、2018年に心筋梗塞で入院した約1万6,000人の内、心筋梗塞の発症率は、自宅の騒音環境が平均65デシベル以上のグループでは、同50デジベル未満のグループに比べ、72%高かった、との事です。
ただ、この騒音は周辺の交通環境に大きく影響されており、交通機関による、排気ガスやその他の微粒子状の大気汚染物質への曝露が増えることを意味しているので、騒音と大気汚染との相互影響を調べる必要がある、としています。
@エアアジアXが発注済みのA330neo型機63機をキャンセル
昨日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスが現地時間8日に発表した「3月実績」では、引き渡しが前年同月比(以下同じ)9機減の63機、受注は76機増の104機となりました。
しかし、エアアジアXがA330neo型機を63機キャンセルしました。
【コメント】キャンセル機の引渡予定が何時だったか分かりませんが、中・長距離便機材を求めている航空会社では、需要回復に向けて、手に入れたい機体ではないでしょうか。
*4月9日
@ミャンマー国際航空のチャーター便は4月13日に運航予定
7日の出来事で書いた「ミャンマー国際航空のチャーター便」ですが、今日の 「sky-budget」によりますと、運航は当面4月の3往復になるようです。
初便は13日(水)で水曜日に到着、木曜日の出発での運航になる、との事です。機材はA319型機を使います。
成田=ヤンゴン線を運航している全日空はクーデターの影響で、ヤンゴンでの給油が十分出来ず、那覇空港で途中給油して運航していますが、ミャンマー国際航空は成田空港直行便となるそうです。
@ベトナム航空が成田=ハノイ線と成田=ホーチミン線を増便、成田=ダナン線を7月再開へ
昨日の 「sky-budget」によりますと、ベトナム航空は成田=ハノイ線を5月6日より、週2往復から週5往復に増便します。
また、成田=ホーチミン線を7月1日より、週2往復から1日1往復に増便します。
また、成田=ダナン線を7月1日から週3往復で再開します。
@エアタヒチヌイが成田=パペーテ線運休を10月29日まで延長
今日の 「sky-budget」によりますと、エアタヒチヌイは現在運休している成田=パペーテ線の再開を10月29日以降まで見送る、との事です。
この路線は日本人の利用が多く、現在行われている日本の入国制限では日本人の利用が見込めない、との判断のようです。
下の画像は第2ターミナルに駐機するエアタヒチヌイ機です。
@成田空港入国の「病原体保有者」は52名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は86名で、成田空港入国者では52名でした。
86名の内、症状が出ている人は22名でした。
@京成電鉄が25日から特急に警備員を配置へ、運賃を値上げ
京成電鉄は、25日からスカイライナーなどの特急車両に警備員を配置する、との事です。
電車内で多くなっているトラブルの抑止力になれば、とのねらいです。
この対策についてのコストを埋めるために、特急料金をスカイライナーでは50円、シティーライナーでは30円値上げします。