2022年9月前半の出来事
*9月15日
@田村社長が1〜3ターミナルの統合構想を説明
今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、昨日,千葉県庁で開かれた成田空港周辺9市町や県などの意見交換会で、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は、「『新しい成田空港』構想」について説明しました。
これによりますと、この構想の目玉は現在3カ所に分かれているターミナルを統合する、との事です。
今後、県や周辺市町、有識者らで構成する「検討会」の設置を決め、本年度中に中間取りまとめを示す方針,との事ですが、完成の時期などは示されませんでした。
田村社長は会合後に記者団に対し「空港機能強化は滑走路だけでなく、空港関連施設全体で行う必要がある。ゼロベースで今後の航空需要にどう対応すべきか考えた」と述べました。
【コメント】ターミナル施設の老朽化が進む中、空港内の施設設備の更新は待ったなしである事は確かです。
「成田空港の更なる機能強化」計画は「早急に『発着回数50万回』が必要になる」という甘い見通しで建設を始めました。しかし、現在は「コロナ」というイベントリスクの渦中で、「何時『50万回』に達するのか」全く見通しが立っていません。もしかすれば2050年になるかもしれません。今年度の発着回数も20万回に届くかどうか、と言う現状です。
昨日の会議でもターミナルの統合完成時期さえも示されなかった、との事ですが、本会が従来から主張しているように滑走路整備よりも、空港内の施設整備の方が喫緊の課題です。
今日、NAAの地域共生部に。昨日配られた資料を請求しましたが、「非公開会議だったので、お見せすることは出来ません」と断られました。
このところ、安倍政権の残した弊害で、「都合の悪いことは隠す」と言う非民主主義の手法が横行しています。
写真はA滑走路離陸機から見た、3.つのターミナルです。
@お盆期間の全国国際線運航路線ランキングで成田=仁川線が1位、成田=バンコク線が2位
今日の「乗りものニュース」によりますと、英国の航空データ分析大手シリウムが発表した、お盆期間の日本発着国際路線運航便数ランキングによりますと、1位は成田=仁川線となりました。2位は成田=バンコク線でした。
@チェジュ航空が20日から成田=仁川線を増便
今日の 「sky-budget」 によりますと、チェジュ航空は20日から、成田=仁川線を現在の週5往復から1日1往復に増便します。
@成田空港入国の「病原体保有者」は14名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は28名で、成田空港入国者では14名でした。
28名の内、症状が出ている人は6名でした。
@ロイヤルブルネイ航空の成田=バンダルスリブガワン線再開は10月30日
昨日の 「sky-budget」 によりますと、昨日書いたロイヤルブルネイ航空の成田=バンダルスリブガワン線再開は、10月30日に延期になった、との事です。
@ WHO の事務局長が「(コロナの)終わりが視野に入ってきた」と発言
今日の「NHKニュース」によりますと、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、現地時間14日の記者会見で,全世界の今月5日から11日までの1週間の死者が前週よりも22%減少し、感染者が28%減少したことを明らかにしました。
同事務局長は「世界的な感染拡大を終わらせるのに、これほど有利な状況になったことはない。まだ到達していないが、終わりが視野に入ってきた」と述べました。
その上で、「この機会を逃してはならない」として、収束に向けて感染拡大防止の取り組みの継続を訴えました。
@ボーイング社とエアバスの8月実績
ボーイング社とエアバスの大手2社の旅客機実績によりますと、
ボーイング社は引き渡しが35機、受注は30機となっています。引き渡しでは1年2ヶ月ぶりにB787型機の納入が始まりました。
一方、エアバス社は引き渡しが39機、受注はゼロでした。
*9月14日
@ロイヤルブルネイ航空の成田=バンダルスリブガワン線再開は延期か?
今日から再開する予定だった、ロイヤルブルネイ航空の成田=バンダルスリブガワン線は、「欠航」となっており、再開は延びたようです。「Flightradar24」でもこの便のフライトスケジュールは出ていません。
【コメント】この線の利用者は日本人が大半だと思います。今の日本人の旅行意欲では利用者がほとんどいないことが欠航の理由と思われます。
@「国葬」警備で「成田空港内ツアー」中止に、
昨日の毎日新聞(gooニュース)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の子会社である「グリーンポート・エージェンシー」が主催した、25日実施予定の「成田空港航空機撮影ツアー」と「空港一周ツアー」が,国葬関係の警備強化で延期されることが分かりました。
同社は「警備強化のため、やむを得ず中止した。お客様に迷惑をかけ、誠に申し訳ない」と説明。撮影ツアーを10月29日に代替開催する予定で、参加できない場合は代金を全額返還する,との事です。
@何で「国葬」なんだ!
国民の税金を使った安倍元首相の「国葬」は中止すべきです。やるなら、自民党独自でやるべきです。
暗殺のような行為は容認できませんが、安倍元首相のやってきたことは日本国民にとって何だったのでしょうか。
「森友問題」や「桜を見る会」などで、“ごまかし”と“はぐらかし”で,国中に「嘘を、突きとおせば何をやっても良い」との民主主義をないがしろにする風潮を蔓延させました。
今,問題となっている旧統一教会と自民党などの国会議員との関係もしかりです。
私は経済については全くの素人ですが、国家財政についても、大多数の国民に増税を押しつけ、大企業や大金持ち資産家への増税は一切行いませんでした。
一方、ゼロ金利政策で、国債を“金利ゼロ”で大量発行して、大企業に金をまわし、株価をつり上げて、ごく少数の大金持ちを肥え太らせました。
この結果、円安が急激に進行し、インフレは国民の生活を窮地に追いやっています。
現在、世界各国政府が行っているインフレを抑制する国債金利の引き上げは日銀には出来ません。金利を例え1%でも上げると,大量発行した国債の利払いも出来ず、日本銀行が破綻する恐れがあるからです。
そのため,インフレと円安の悪循環はどこまで続くか予測できません。今の日本の国家予算は大量の国債を発行し(国が借金をするわけです)そのお金で成り立っています。もっとも、この予算の中には前に発行した大量の国債償還費用がかなり含まれているのですが。
もしこの国債の償還が滞った場合には、日本の国家財政が破綻したことになります。要するに、日本が破産したことになります。
もし、こんな事が起こったら、とんでもないことになります。まさに、日本は今“崖っぷち”にあります。
このような危機的状況を招いた安倍元首相の「国葬」を、税金を使ってやる必要がどこにあるのでしょうか。
@成田空港入国の「病原体保有者」は14名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は24名で、成田空港入国者では14名でした。
24名の内、症状が出ている人は6名でした。
@国交省が機体検査の「落下物防止対策基準」に前脚や主翼付近に付着した雪氷除去を追加
今日の「日刊航空」によりますと、国土交通省は国際線を運航する内外各航空会社に対して,国内の空港で行っている部品や氷塊の落下物点検調査の点検項目となる「落下物防止対策基準」を10月から拡充する方針を固めたと、との事です。
具体的には「出発前の整備時や地上作業時等において、前脚及び主脚周辺に付着した雪氷等を除去する」対策を義務付ける,事になります。
*9月13日
@ガルーダ・インドネシア航空が11月1日から成田=デンパサール線を再開
ガルーダ・インド ネシア航空は、11月1日から成田=デンパサール線を再開します。
週3往復(成田発着 火・木・土曜日)となります。
@ターキッシュ・エアラインズが12月15日から成田=イスタンブール線を再開
今日の 「Traicy 」によりますと、ターキッシュ・エアラインズは、12月15日から成田=イスタンブール線を再開します。
週3往復(成田発着 木・金・日曜日)となります。機材はB787-9型機を使います。
@成田空港の変異株感染者は47名、全国100名、「BA.5株」が80名、「BE.1株」が10名
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では100名、成田空港入国者では47名でした。
100名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が80名、「BE.1株」が10名、「BA.2株」が4名、「BF.5」株が3名などでした。
今回の発表分は8月29日〜9月1日でした。
@成田空港入国の「病原体保有者」は9名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は21名で、成田空港入国者では9名でした。
21名の内、症状が出ている人は7名でした。
@8月の航空機登録でも成田空港を定置場とする新規登録はなし
航空局が発表した「8月航空機登録状況」によりますと、成田空港を定置場とする新規登録はありませんでした。
抹消登録ではピーチ・アビエーションの「JA814P」が「航空機の用に供さない」として抹消され、日本航空の「JA751J」と「JA8944」のB777-300型機2機が「アメリカへの売却」で抹消されています。
写真はA滑走路南端から離陸に向かう「JA841P」機です。
*9月12日
@成田空港入国の「病原体保有者」は2名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は21名で、成田空港入国者では2名でした。
21名の内、症状が出ている人は8名でした。
@ユーグレナ製造のSAFを「ハイランドシステム」通じ給油する実験装置稼働
成田国際空港株式会社(NAA)は9日、ユーグレナが製造するSAF(持続可能な航空燃料)を、地下埋設管で航空機に届ける給油システム「ハイランドシステム」への導入を、B滑走路の東側にある第2 給油センターで行う、と発表しました。
国産のSAF生産量は少なく,千葉港からのパイプラインを使った輸送は出来ません。
今回のシステムは少量のSAFでもタンクローリーを使った陸上輸送で、「ハイランドシステム」に送り込むことが可能になります。
NAAでは16日から実際に航空機への給油を行う予定です。
写真はA滑走路を離陸した航空機から見えるB滑走路の全景です。B滑走路向こう側のやや左にあるタンク群が第2 給油センターです。
*9月11日
@日本航空が今日から北京→成田線を再開
日本航空は今日から,北京→成田線(旅客便)を再開しました。週1便(成田発着 日曜日)になります。
@成田空港入国の「病原体保有者」は12名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は20名で、成田空港入国者では12名でした。
20名の内、症状が出ている人は4名でした。
@「 ACL 」がエア・トランザット向けにA321XLR型機4機を発注
現地時間9日の「Flight Global(英文)」によりますと、航空機リースの「ALC」は同8日、エアバスにカナダのレジャー航空会社「エア・トランザット」との契約による「A321XLR型機」4機を発注したことを明らかにしました。
@アマゾンプライムで「フライトリスク〜墜落事故の真相〜」の公開始まる
今日の 「sky-budget」 によりますと、アマゾンはプライム会員向けに、B737MAX型機の墜落事故を特集したドキュメンタリー「フライトリスク〜墜落事故の真相〜」の公開を始めました。
「2018年から2019年にかけて、5か月も経たない間に起きた2件のボーイング737MAXの墜落事故。この映画は、その事故によってもたらされた世界的な悲劇に翻弄される一般の人々を追う。事故の犠牲者の遺族たち、彼らの弁護士チーム、内部告発者たち、そしてピュリツァー賞を受賞したシアトル ・タイムズ紙の記者ドミニク ・ゲイツのそれぞれの視点を通じて語られる、力強いドキュメンタリーである。」とのことです
上映時間は約1時間40分で,英語版になります。
*9月10日
@成田空港のテナントの約2割・84店舗が撤退
今日の「NHKニュース」によりますと、成田空港で営業していたテナントの約2割に当たる84店舗が撤退した、との事です。
残る約380店舗でも、今月3日現在で、約4割が休業したままになっています。
NAAはテナントに対する賃貸料の軽減を来月以降も継続する方針ですが、先が見えていません。
営業を続けている店舗でも、スタッフが退職し「需要が戻ってほしいのはやまやまですが、スタッフを新たに採用して研修し直す必要もあるので、コロナ前と同じサービスのレベルに持っていくにも時間がかかる」と話しています。
【コメント】下の写真は8月4日に撮った、第1ターミナルのショッピング街の様子です。それでも、以前に比べると営業している店舗が少しずつ増えているのですが。
@成田空港入国の「病原体保有者」は12名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は17名で、成田空港入国者では12名でした。
17名の内、症状が出ている人は2名でした。
@グアム政府観光局がジェットスター・ジャパンに就航を要請
昨日の「TRVEL WIRE.」によりますと、グアム政府観光局は7日、ジェットスター・ジャパンとグアム就航の可能性について協議したことを明らかにしました。ジェットスター・ジャパンとの協議は半年前にも行い、2回目となります。
ただ、羽田空港からの就航も視野に入れて、羽田空港の使われていない米国向けの発着枠についても本国と検討している、との事です。
@カタール航空のA350-1000型機発注がキャンセル
昨日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスが発表した8月分の受注リストでは、カタール航空が発注し,未受領となっていた、A350-1000型機19機が削除され、キャンセルされたことが明らかになりました。
エアバスとカタール航空の間ではA350型機を巡って,塗装の劣化問題で、法廷闘争が行われています。
今回のキャンセルで、カタール航空がエアバスに発注していた全機がキャンセルされたことになります。
*9月9日
@日本航空が冬季ダイヤで成田=シカゴ線を減便し、成田=デリー線を運休
日本航空が昨日発表した,10月30日からの国際線冬季ダイヤでは、来年1月31日まで、現在週5.5往復を運航している成田=シカゴ線を11月3日までは週1.5往復に、12月以降は週3往復に減便します。
また、現在週1往復で運航している成田=デリー線を運休とします。
【コメント】この減便と運休は、一時,羽田空港から成田空港に移管していた便を,羽田空港に戻す意味合いもあるようですね。
需要を勘案するとどうしても羽田空港優先になるようです。
@大韓航空が10月13日から成田=プサン線を増便
今日の「Traicy」によりますと、大韓航空は10月13日から成田=プサン線を週3往復から1日1往復に増便します。同路線は2日に再開したばかりです。
@成田空港の変異株感染者は30名、全国64名、「BA.5株」は50名、「BA.2.75株」が5名、「BE.1株」が3名
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では64名、成田空港入国者では30名でした。
64名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が50名、「BA.2.75株」が5名、「BE.1株」が3名などでした。
今回の発表分は8月26日から29日でした。
@成田空港入国の「病原体保有者」は2名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は13名で、成田空港入国者では2名でした。
13名の内、症状が出ている人は5名でした。
@ NAAが「空の日」イベントを発表
成田国際空港株式会社(NAA)は今日、今年の「空の日」イベントを発表しました。
『1.必見!?航空ジャンク市』、『2.夢へのフライトプラン〜航空学校説明会〜』、『3.ジェット機との綱引き&空港見学ツアー!!』となっています。
@全日空の7月は国際線旅客数が408.4%増、国内線は121.4%増
全日空が今日発表した「ANAグループ7月輸送実績」によりますと
国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ、【 】は2019年7月比)408.4%増【63.7%減】の33万796人となりました。利用率は77.9%となっています。
一方、国内線では旅客数が121.4%増【29.1%減】の242万7741人,利用率は61.6%となっています。
@スカイマークの8月搭乗者数は81.7%増
スカイマークが今日発表した『8月搭乗実績」によりますと搭乗者数は前年同月比(以下同じ)81.7%増の66万5627人、搭乗率は31.2ポイント増の80.1%となっています。
@岡山空港で着陸態勢の全日空機の前をヘリコプターが横切る
昨日午前11時30分頃、岡山空港で羽田発岡山行きの全日空653便・A320neo型機が着陸に向け降下中に、民間のヘリコプターが着陸飛行コースを横切るトラブルがありました。
このため、全日空機は着陸復航を行い、定刻から36分遅れで着陸しました。
ヘリコプターは管制から待機するように指示されてましたが、そのまま飛行を続けていた、との事です。
全日空機の乗客・乗員にケガはありませんでした。
下図は「Flightradar24」による653便の航跡です。
*9月8日
@成田空港入国の「病原体保有者」は7名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は22名で、成田空港入国者では7名でした。
22名の内、症状が出ている人は7名でした。
@今日から感染者への療養期間を緩和へ
加藤厚生労働大臣は昨日、感染者に対する行動規制を緩和する事を明らかにしました。
これによりますと、症状が軽くなってから24時間経過した人や無症状の人は、マスクの着用などの感染対策を講じていれば、食料品の買い出しなど、必要最小限の外出を認めることとしました。
また、自宅などでの療養期間について、症状がある人は今の原則10日間から7日間に、無症状の人は検査で陰性が確認されたことを条件に、7日間から5日間に短縮する,との事です。
【コメント】前にも書きましたが、これは,経済を優先させて、国の責任を逃れようとする措置ですね
今後、感染者は徐々に減っていくのでしょうが、現状では毎日200人以上の死者が出ており、1週間当たりの死者は約1500人に上っています。
この犠牲は「やむを得ない」と言っていることになりますね。
無料のPCR検査場を町の隅々まで、設置することや、重症向けの療養施設を拡充することなどの政策を行う事は出来ないのでしょうか。
苦しい国の財政ですが、大企業や富裕層への増税を行えば、かなりの財源は確保できるはずです。国会などでもこのような議論が出てこないのが不思議です。
*9月7日
@成田空港入国の「病原体保有者」は3名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は15名で、成田空港入国者では3名でした。
15名の内、症状が出ている人は3名でした。
@今日から水際対策が緩和、1日の入国者上限が5万人に
政府は今日から、入国者の上限を1日当たり5万人に引き上げました。また、添乗員が同行しないパックツアーも解禁されました。
さらに、出発時の陰性証明書は、ワクチン3回接種者に対しては提示する必要がなくなりました。
@墜落した「セスナ551」は1979年に製造された機体
読者からの情報によりますと、昨日書いた「クイック・エア」のプライベート機・セスナ551サイテーションですが、製造は「1979年12月製造」との事です。
きちんと整備をしていれば、現役も可能でしょうが、原因にこの機齢が関係するかも知れませんね。
*9月6日
@チェジュ航空が今日から、成田=プサン線を再開
チェジュ航空は今日から、成田=プサン線を再開しました。週3往復(成田発着 火・木・土曜日)となります。
@成田空港の変異株感染者は25名、全国空港で75名、「BA.5株」は64名、「BA.2.75株」が2名
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では75名、成田空港入国者では25名でした。
75名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が64名、「BA.2.75株」が2名、「BE.1株」が1名などでした。
今回の発表分は8月23日から25日でした。
@成田空港入国の「病原体保有者」は11名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は24名で、成田空港入国者では11名でした。
24名の内、症状が出ている人は8名でした。
@全日空が冬季ダイヤで成田=ホノルル線を増便へ
全日空は今日、成田=ホノルル線を冬期ダイヤの始まる10月30日から、現在の週2往復を週3往復(成田発着 水・金・土曜日)に増便すると、発表しました。
3往復共にA380型機を投入します。
@今朝、NAAの点検警備車両が炎上、運航には支障なし
今日午前8時10分頃、成田空港内の421番スポット付近の道路で,空港の滑走路や周辺に異常がないかどうか点検していた成田国際空港株式会社(NAA)の警備用車両が燃える事故がありました。
火は約30分後に消し止められましたが、車はほぼ全焼しました。乗っていた2人のNAA社員は脱出して無事でした。
社員の話では車のアクセルが効かくなったので、車両を止めて外に出たところ出火した、との事です。
航空機の離発着への影響はありませんでした。
【コメント】昔は車両の出火事故は良くありましたが、最近はめずらしいですね。整備不良でしょうか。
@ドイツのプライベートジェット機が目的地を高度1万mで通過して墜落
ウィキペディア(Wikipedia)によりますと、現地時間(世界標準時)4日17時45分頃、ドイツのケルンを本拠地としている「クイック・エア」のプライベート機・セスナ551サイテーションが、ラトビア・ヴェンツピルス沖のバルト海に墜落しました。
同機はスペインのヘレス空港からドイツのケルン・ボン空港へ向かっていましたが、離陸上昇中に操縦者の同社オーナーは与圧の不調を管制官に連絡していました。
しかし、同機はそのまま高度36000フィート(約11000m)で飛行を続け、到着予定のケルン・ボン空港上空を通過し、飛び続けました。
この間、管制や追尾機の呼びかけには一切答えなかった、との事で、追尾機からは操縦席に人影が見えなかった、との事です。
最終的には緊急発進したデンマーク空軍のF16戦闘機が、旋回しながら墜落する同機を見届けた、との事です。
同機には操縦していたオーナー一家3人と友人1人の計4名が乗っていたと見られています。
なお、上記のリンクで出てこない方は <https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%88%E6%B5%B7%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%8A551%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85
> のURLで入れてみてください。
【コメント】旅客機の事故ではありませんが、特異な事故ですので取り上げました。
与圧の不具合があった、との事ですので、酸素不足で全員が意識を失い、自動操縦で飛び続けたのでしょうね。
旅客機ならば、すぐに酸素マスクをおろし、約3000mまでの緊急降下をするはずです。酸素が切れていたのでしょうか。
下の画像は「Flightradar24」による墜落直前の航跡です。
*9月5日
@台湾のエバー航空が10月1日から成田=台北線を増便
今日の「Traicy」によりますと、台湾のエバー航空は10月1日から成田=台北線を,現在の週4往復から1日1往復に増便します。
@成田空港入国の「病原体保有者」は10名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は22名で、成田空港入国者では10名でした。
22名の内、症状が出ている人は9名でした。
@アエロフロートがロシア産の旅客機323機購入を表明
今日の「Fly Team」によりますと,ロシアのアエロフロートはプーチン大統領との会談で、ロシア製の旅客機323機を近く発注すると報告しました。
内訳はスホーイ・スーパージェット100型機が73機、イルクートMC-21型機が210機、ツポレフTu-214型機が40機となっています。
背景にはロシアのウクライナ侵攻で欧米の制裁に会い、欧米産の旅客機や部品の導入が出来ないことにあるようです。
ただし,正式に発注するのか、納期が何時になるのかは明らかになっていません。
下の写真は成田空港に到着したオーロラ航空のスホーイ・スーパージェット100(SS100)型機です。
*9月4日
@東京高裁が反対同盟北原派の控訴を棄却、やぐらなどの撤去仮執行も認める
東京高裁は2日、成田国際空港会社が空港反対同盟北原派を相手に、占有する土地の明け渡しと、やぐらなどの撤去を求めた訴訟の控訴審判決を言い渡しました。
判決では、千葉地裁の一審判決を支持し、耕作地の明け渡しを命じました。
また、反対同盟北原派がやぐらや看板撤去を命じた一審判決を不服とした控訴を棄却しました。
判決では公団の取得手続きは有効で、空港会社に所有権があると認定し、判決の前に反対同盟北原派が土地の一部に造ったやぐらや看板などの撤去仮執行も認めました。
@成田空港入国の「病原体保有者」は10名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は28名で、成田空港入国者では10名でした。
28名の内、症状が出ている人は8名でした。
@ギアナの空港で着陸機の前を横断したバイクがエンジンに吸い込まれ2人が死亡
今日の「Traicy」によりますと、現地時間3日午後11時40分頃、ポルトガルのリスボンから、ギアナのコナクリ空港に着陸したTAPポルトガル航空1492便・A320neo型機に2人乗りのオートバイが衝突する事故がありました。
オートバイの2人は死亡しましたが、TAPポルトガル航空機の乗客・乗員にケガはありませんでした。死亡したのは空港の外周警備をする警備員でした。
バイクは着陸して移動中のTAPポルトガル航空機の前を横切ろうとして,エンジンに吸い込まれたとのことです。
この事故でこのエンジンは大きく破損し、折返し便が欠航となりました。
*9月3日
@成田空港入国の「病原体保有者」は20名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は37名で、成田空港入国者では20名でした。
37名の内、症状が出ている人は8名でした。
@スターラックス航空が今日から成田=台北線を増便
スターラックス航空は今日から、成田=台北線を週3往復(成田発着 水・金・土曜日)に増便しました。
@「成田=松本線も有力就航先」と「フィールエアホールディングス」の井出社長
今日の「信濃毎日新聞」によりますと、2024年春の就航を目指している「フィールエアホールディングス」の井出社長は、同紙の取材に答え、成田=松本線について「成田で入国した訪日外国人や長野県と(成田周辺の)北関東の企業間のビジネス客が期待できる。24年度の有力就航先だ」と述べた、との事です。
@タイ航空が保管中のA380型機5機の売却で契約
昨日の 「sky-budget」によりますと、タイ航空はこの程、退役し約10年間保管していた10機のA380型機の内、A380-500型機1機とA380-600型機4機の売却契約を結んだことを明らかにしました。
取引額は約960万米ドル(約14億円)となります。ただ、この契約には政府の承認が必要で、承認を待っているところ、との事です。
売却先は明らかにしていません。
【コメント】どこが買うのでしょうか。興味がありますね。下の写真は成田空港に到着し、移動中のタイ航空のA380型機です。
*9月2日
@エチオピア航空が今日から成田=仁川=アディスアベバ線を増便
エチオピア航空は強から成田=仁川=アディスアベバ線を、週3往復から週4往復(成田発着 水・金・土日曜日)に増便しました。
@大韓航空が今日から成田=プサン線を再開
大韓航空は今日から、成田=プサン線を再開しました。
週3往復(成田発着 水・金・日曜日)となります。機材はB737-8MAX型機を使います。
@ジェットスター・ジャパンが冬季ダイヤで成田=下地島線を運休に
ジェットスター・ジャパンは、冬期ダイヤで成田=下地島線を全面運休とします。
下の写真は2019年4月に下地島空港に到着したジェットスター・ジャパン機と乗客です。広々とした空港に、南国の太陽が照りつけていました。
@成田空港の変異株感染者は64名、全国146名、「BA.5株」は109名、「BA.2.75株」が14名、「BE.1株」が7名
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では146名、成田空港入国者では64名でした。
146名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が109名、「BA.2.75株」が14名、「BE.1株」が7名などでした。
今回の発表分は8月12日から24日でした。
@成田空港入国の「病原体保有者」は17名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は38名で、成田空港入国者では17名でした。
38名の内、症状が出ている人は8名でした。
@ルフトハンザ航空のパイロットがスト、約800便が欠航
ルフトハンザ航空は現地時間2日、パイロットのストにより、フランクフルト空港とミュンヘン空港を離発着する約800便が欠航する見込み、と発表しました。
影響は約13万人に及ぶ見込みです。この影響は同3日と4日の一部にも及ぶ、との事です。
*9月1日
@8月のアクセス数は33,069回でした。3万回を上回るのは久しぶりです。
@ユナイテッド航空が成田=サイパン線の運航を開始
ユナイテッド航空は今日から、成田=サイパン線に就航しました。週3往復(成田発着 火・木・日曜日)となります。
@ニュージーランド航空が成田=オークランド線を、今日から増便
ニュージーランド航空は今日から、成田=オークランド線を週2往復から週3往復(成田発着 火・木・土曜日)に増便しました。
@成田空港入国の「病原体保有者」は7名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は18名で、成田空港入国者では7名でした。
18名の内、症状が出ている人は8名でした。
@成田空港で今日、震度6強を想定した防災訓練
成田空港では今日午後,防災訓練を実施しました。
成田空港直下でM7.3,震度6強の地震が発生し、死傷者数十人、ターミナルなどでは部材の破損と落下があり、エレベーターが止まる、などの想定で行われました。
@日本航空の7月実績は、国際線旅客数が467.8%増、国内線は92.6%増
日本航空が昨日発表した「JALグループ7月マンスリーレポート」によりますと、
国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ,【 】は2019年7月比)467.8%増【58.1%減】の33万3661人、利用率は53.0ポイント増【4.7ポイント減】の77.3%となっています。
一方、国内線では旅客数が92.6%増【13.2%減】の249万7467人、利用率が13.9ポイント増【9.0ポイント減】の62.7%となりました。
この内、成田空港関係路線の利用率は、成田=伊丹線が41.5ポイント増の67.8%、成田=中部線は18.3ポイント増の46.1%となっています。