2022年9月後半の出来事
*9月30日
@昨日深夜、飛行コースズレが多数あり、理由は何でしょうか
上段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるとおり、昨日深夜、約束された飛行コースを外して内陸部を飛行した航空機が複数見られました。
最初のエミレーツ航空319便は出発が22時59分でしたので、薄墨色で書いてあります。
こんな事は記憶にありません。悪天候により、1〜2便が飛行コースを外れたことはあるのですが。
前後の航空機は約束通りの飛行コースをとっていますので、原因が分かりません。南に離陸して、西に向かった便がずれていますので、自衛隊百里基地で夜間戦闘訓練でもあったのでしょうか。百里基地にはドイツ軍の戦闘機「タイフーン」が合同訓練のためにきている、との報道がありましたが。
下に、ずれた航空機の「Flightradar24」による軌跡を載せておきます。左がEK319便,中がJL869便、右がNH9177便です。
@田村社長「統合ターミナルは第3滑走路完成に合わせてやりたい」
今日の千葉日報(有料電子版)などによりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で,現在の3ターミナルを統合する計画について、2029年3月に予定している第3滑走路の開始に合わせてやりたい、と述べました。
「現在のターミナルを運用しながら造り変えていく」と、述べました。
今日の「日刊航空」では「段階的な整備となりそうだ。」と書いています。
田村社長は「世界的な空港のトレンドでは国内線と国際線の垣根が低くなってきている。乗り換えの利便性確保がとても重要だ」と述べました。
今後、四者協議会などとの調整を図り、今年度中に中間とりまとめを行う方針を表明しました。
【コメント】詳しいことはわからないのですが、20日の出来事で書いたように,新たに現ターミナルを造り直し、統合するとなると、混乱を伴った大工事になると思います。
@ジンエアが10月7日から成田=仁川線を1日2往復に増便
今日の 「sky-budget」 によりますと、ジンエアは10月7日から、成田=仁川線を現在の1日1往復から1日2往復に増便する、との事です。
@@成田空港の変異株感染者は13名、全国71名、「BA.5株」が56名、「BA.2株」が8名
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では71名、成田空港入国者では13名でした。
71名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が56名、「BE.1株」が3名、「BA.2.75株」が2名、「BA.2株」が8名、などでした。
今回の発表分は9月13日から9月18日でした。
@成田空港入国の「病原体保有者」は9名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は16名で、成田空港入国者では9名でした。
16名の内、症状が出ている人は7名でした。
@「観光業界が喜べない『3つの死角』がある」と鈴木貴博氏
今日の「DIAMOND online」に載った鈴木貴博氏の「インバウンド解禁に潜む「3つの死角」観光業界が素直に喜べないワケ」によりますと、
「3つの死角」とは第1に、2019年の訪日外国人の約3割を占めた中国人観光客が,中国政府のゼロコロナ政策で期待できないこと、
第2に、雇用の現場では世界的に大量離脱(グレートレジグネーション)と呼ばれる現象が起きており、雇用したくてもスキルを持った人材を雇用できないことで、混乱が起こっています。
第3が、世界的に景気が後退局面に入る恐れがある、と言う事にある、と述べています。
【コメント】日本でも「中流層の崩壊」が進み、「旅行どころではない 」」との危機が取り沙汰されていますが、中国も景気の減速で、特に、若い人たちの失職が多くなっているようですね。
あの“爆買い”の再来はあるのでしょうか。
@日本航空の8月国際線利用者数は341.7%増、国内線は132.6%増に
日本航空が今日発表した「JALグループ8月マンスリーレポート」によりますと、
国際線では前年同月比(以下同じ,【】は2019年8月比)341.7%増の【56.2%減】の35万3506人、利用率は72.7%となっています。
一方、国内線では132.6%増【15.4%減】の280万8740人となっています。利用率は67.7%でした。
成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が75.7%、成田=中部線が62.3%でした。
*9月29日
@「成田空港8月運用状況」回復するも足取りは鈍い
成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「8月空港運用状況」によりますと、
総発着回数は前年同月比(以下同じ、【 】は2019年8月比)30%増【36%減】の1万5241回となりました。
この内、国際線発着回数は25%増【46%減】となり、この内の旅客便は53%増【61%減】となっています。
一方、国内線発着回数は41%増【3%減】となりました。
総旅客数は155%増【60%減】の167万7282人となり、この内の国際線旅客数は336%増【72%減】で、内、日本人は570%増【79%減】,外国人は214%増【85%減】,通過客は302%増【17%増】となっています、
一方、国内線は66%増【7%減】でした。
国際線貨物量は12%減【12%増】となりました。(詳しくは東京税関の発表を見て下さい)
給油量は21%増となりました。
【コメント】今年の年末年始にはどっと増えるでしょうね。航空会社側が機材や人員をどこまで増やせるか、また、需要が増えるとチケット代金が高騰する可能性もあります。また、受け入れる日本側の準備が問題になります。
@成田空港入国の「病原体保有者」は9名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は24名で、成田空港入国者では9名でした。
24名の内、症状が出ている人は6名でした。
@「フライングホヌ」3号機の路線投入は23年度以降
昨日書いた「フライング・ホヌ」3号機の定期路線投入ですが、昨日の「Aviation Wire」によりますと、全日空は3号機の今年度内路線投入は見送り、来年度以降に投入する計画とのことです。
@ IATA 事務局長「19年度並みへの回復は、世界的には24年度、アジア太平洋は25年度」
今日の航空新聞社によりますと、国際航空運送協会(IATA)のウィリー・ウォルシュ事務局長は現地時間9月27日,モントリオールで記者会見に応じ、記者からの「航空需要が2019年水準に戻るのはいつ頃と予想するか」との質問に答え、「世界的には2024年に2019年の水準を上回ると予測している」と答えましたが、地域別では「アジア太平洋地域では2025年になるだろう」と答えています。
@チャイナエアラインがボーイング社にB787-9型機16機を発注
今日の「Aviation Wire」によりますと、ボーイング社は現地時間28日、台湾のチャイナエアラインからB787-9型機16機の確定発注を受けた、と発表しました。
オプション8機も契約に含まれる、との事です。
*9月28日
@全日空が成田=ホノルル線を12月1日から増便、来年3月6日からは1日1往復に
全日空は今日、国際線の運航計画を更新し、12月1日から成田=ホノルル線を、現在の週3往復から週5往復(成田発着 水・木・金・土・日曜日)に増便します。
また、来年3月6日からは1日1往復に増便する、との事です。
さらに、現在は週5往復としている成田=バンクーバー線を10月30日から来年3月25日まで、現在の週5往復から1日1往復に増便します。
なお、このバンクーバー線は、本来は羽田空港発着ですが、成田空港発着に振り替えたものです。
写真は駐機中の「フライングホヌ」3号機・JA383A機です。いよいよ、出番があるのでしょうか。今は機体見学会などで使われているだけですね。
@アシアナ航空が10月30日から成田=仁川線を大幅増便へ
昨日の「WoW! Korea」によりますと、アシアナ航空は10月30日から成田=仁川線を週10往復から、1日2往復に増便することを明らかにしました。
@成田空港入国の「病原体保有者」は7名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は16名で、成田空港入国者では7名でした。
16名の内、症状が出ている人は2名でした。
@ガルーダインドネシア航空が米国破産法15条を申請
今日の 「sky-budget」によりますと、ガルーダインドネシア航空は現地時間23日、ニューヨークの破産裁判所に連邦破産法15条(チャプター15)の申請を行いました。
これにより、同航空は今後、事業を継続しながら、再建を目指すことになります。
【コメント】同航空はすでに、再建のため、機材の大幅な削減と国際線の縮小を表明しており、日本路線からの撤退もあるようです。
下の画像は古いものですが、成田空港でも同航空の機体は見られなくなる可能性もあるようです。
*9月27日
@エアソウルが今日から成田=仁川線を再開
エアソウルは今日から成田=仁川線の運航を再開しました。週2往復(成田発着 火・金曜日)となります。
写真は移動するエアソウル機です。
@タイ・エアアジアXが成田=バンコク線を10月30日から1日1往復に増便へ
今日の 「sky-budget」 によりますと、タイ・エアアジアXは昨日、成田=バンコク線を10月30日から、現在の週4往復から1日1往復に増便します。
写真は雨の中駐機するタイ・エアアジアX機ですが、機種が古いようです。
@成田空港の変異株感染者は31名、全国72名、「BA.5株」が59名、「BE.2株」が4名
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では72名、成田空港入国者では31名でした。
72名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が59名、「BE.1株」が3名、「BA.2.75株」が3名、「BA.2株」が4名、などでした。
今回の発表分は9月5日から9月14日でした。
@成田空港入国の「病原体保有者」は13名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は24名で、成田空港入国者では13名でした。
24名の内、症状が出ている人は10名でした。
*9月26日
@成田空港入国の「病原体保有者」は9名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は22名で、成田空港入国者では9名でした。
22名の内、症状が出ている人は8名でした。
【コメント】来月11日からは、この発表もなくなるのでしょうか? 現在でも、水際対策が厳しかった以前にくらべると、引っかかる人は少なくなっています。
@松野官房長官が来月11日から入国時のコロナ審査を原則完全撤廃すると表明
松野官房長官は今日の記者会見で、10月11日から全ての入国者に対して、空港などで行っている入国時コロナ審査を原則として撤廃する事を明らかにしました。
この代替案として、ワクチン3回接種の証明書か、海外出発前72時間以内に受けたコロナ検査の陰性証明書のいずれかの提出を求める、としています。
また現在は一部の空港に限っている国際線の受け入れについて「全国の空港で準備が整い次第順次再開する」との事です。
@チェジュ航空が大幅な増便計画
昨日の「wow korea(日本語版)」によりますと、チェジュ航空は現地時間25日、成田=仁川線を10月1日から1日2往復に増便し、成田=プサン線を1日1往復に増便する,と発表しました。
さらに、今日の「sky-budget」 によりますと、同航空は10月30日からの冬季ダイヤでは成田=仁川線を1日3往復に増便する、との事です
写真は着陸して第3ターミナルに向かうチェジュ航空機です。
@キャセイ航空が10月に成田=香港線を月43往復で再開へ
今日のNNA ASIA(日本語版)によりますと、キャセイ航空は現地時間23日、10月に成田=香港線を月43往復で再開する、との事です。
再開日時など詳しいことは分かりません。
【コメント】いよい訪日バブルの再来でしょうか。当面、北米やヨーロッパには航空運賃が高騰して、行きにくい状況があるのでしょうね。
それに比べると、日本は近くて円安で行きやすい、との判断があり、各航空会社でも大増便して儲けよう。と言うことなのでしょうね。
円安で、北米やヨーロッパからも観光と買い物で訪日する人が増えると思います。
@斉藤国土交通大臣が「全国旅行支援」を10月11日から12月末までの実施と発表
斉藤国土交通大臣は今日の閣議後の記者会見で、先延ばしされていた「全国旅行支援」を、10月11日から,当面12月下旬まで実施する事を明らかにしました。
この制度では、旅行代金を1人1泊当たり最大で8000円、クーポン券も含めると最大で1万1000円の割引を受けることが出来ます。
*9月25日
@全日空の貨物機から部品脱落、成田空港内では発見されず
今日の「NHKニュース」などによりますと、昨日午後8時27分に成田空港へ到着した、厦門発成田行き全日空8516便(貨物便)・B767-300ERF型機(JA605F)の到着後点検で,エンジンを覆う部品の一部がなくなっていることが分かりました。
部品は縦40cm×横50cm×厚さ0.5mm・重さ10gのグラスファイバー製で,落下部品としては最も大きい部類に入る、との事です。
国土交通省成田空港事務所ではA滑走路を閉鎖し、点検しましたが、部品は見つからなかった、とのこです。
全日空は飛行中に脱落したものと見て、原因を調べています。
下図は「Flightradar24」による同機の航跡です。
@改正航空法に違反して、出発制限エリアに保安検査なしで進入した成田空港関係従業員が3名
今年3月に施行された航空法の改正で、旅客や航空会社や関係業者従業員などが,制限区域に入る際に受けなければならない保安検査を受けずに,出発制限区域に進入した事例が少なくても3件確認されました。
法改正前は乗客の保安検査は義務づけられておらず、乗客が航空会社に協力する形で実施されていました。従業員は保安検査なしでした。
法改正後は乗客と従業員に保安検査が義務づけられました。
違反した場合は1年以下の懲役か50万円以下の罰金が課せられます。空港関係者によりますと、7月末までに3名の違反が確認されている、との事です。
【コメント】出発機に爆弾などが仕掛けられたら、大変ですからね。
@タイガーエア台湾が10月1日から成田=台北線を再開、冬季ダイヤでは週16往復の大増便
今日の 「sky-budget」によりますと、タイガーエア台湾は10月1日から成田=台北線を最大週3往復で再開します。
さらに、10月30日からの冬季ダイヤでは週16往復に増便する、と発表しました。
@エル・アル航空が成田=テルアビブ線を来年3月1日に開設
「20日の出来事」で書いたエル・アル航空のテルアビブ=日本線就航ですが、22日の 「sky-budget」によりますと、イスラエルのエル・アル航空は,来年3月1日に成田=テルアビブ線を開設すると,正式に発表しました。
週2往復(成田発着 木・日曜日)となる予定です。
@成田空港入国の「病原体保有者」は10名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は20名で、成田空港入国者では10名でした。
20名の内、症状が出ている人は8名でした。
*9月24日
@成田空港入国の「病原体保有者」は8名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は22名で、成田空港入国者では8名でした。
22名の内、症状が出ている人は14名でした。いつもよいり多いですね。
@全日空が「衛生・清潔な航空会社部門」で4回目の1位に選ばれる
全日空は昨日、英国の航空業界調査・格付け会社スカイトラックスが航空会社を表彰する「ワールド・エアライン・アワード」で「衛生・清潔な航空会社部門」の1位に選出された、と発表しました。この部門の1位受賞は4回目となります。
また、世界一の航空会社を選ぶ「Airline of the Year」では4位に入った,との事です。
@新潟県が「トキエア」に11億6000万円を融資へ
新潟県は、新潟を拠点に就航する計画の「トキエア」に対して、11億6000万円の追加融資を議会の補正予算案に盛り込みました。
また、地元企業が1億円の追加融資を表明しています。
一方、「トキエア」は22日、「ATR」社と、リースで度婦入するする「ATR」機のグローバルメンテナンス契約(GMA)を締結したと発表しました。
リース初号機は11月にも新潟空港に到着することになっています。後ろ倒しした来年3月末の就航開始に向けた準備を着々と進めているようです。
なお、新潟と首都圏(多分,成田空港)を結ぶ路線の開設は2024年春の予定、との事です。
*9月23日
@成田空港の変異株感染者は31名、全国78名、「BA.5株」が61名、「BE.2株」が7名
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では78名、成田空港入国者では31名でした。
78名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が61名、「BE.1株」が3名、「BA.2.75株」が2名、「BA.2株」が7名、などでした。
今回の発表分は9月5日から9月11日でした。
@成田空港入国の「病原体保有者」は7名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は12名で、成田空港入国者では7名でした。
12名の内、症状が出ている人は3名でした。
@日本航空が成田→香港線を羽田空港に戻し、成田空港路線は減便へ
昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、日本航空は現在成田空港に移管している、香港→成田線(旅客便)を10月31日から,羽田空港着に戻す、と発表しました。
成田空港着は減便となります。
@ JR 東日本が10月1日から「成田エクスプレス」を全て再開し、平常運行へ
JR 東日本は昨日、10月1日から、運休中の新宿=東京=成田空港を結ぶ「成田エクスプレス」19本を再開する、と発表しました。
これにより「成田エクスプレス」は全便が通常運行に戻る、との事です。
@岸田首相が10月11日から入国制限撤廃を表明
岸田首相は現地時間22日、訪問先のニューヨークにおける記者会見で、10月11日から訪日外国人の上限を撤廃し、個人旅行も、ビザなし入国も解禁する、と発表しました。
また、国内の旅行支援についても、全国を対象にした旅行の支援策やイベント事業などの消費喚起策を開始する方針を明らかにしました。
【コメント】いよいよですね。航空関係や観光関係の方々はホッとしているのではないでしょうか。今年の年末年始は押さえられていた旅行への反動で、大変な混雑になると思います。
心配なのはコロナの動向です。これから年末年始にかけて再び大流行が始まると思うのですが。
@米国で運航停止が解けたB777-200型機が、エンジンから炎を吹き出し、部品を落下させながら離陸
今日の 「sky-budget」など によりますと、現地時間21日午後10時55分に、ニューアーク空港を離陸し、サンパウロに向かったユナイテッド航空149便・B777-200型機(N787UA)が、離陸直後にエンジンと思われる場所から火花を散らし,部品を落下させながら離陸するトラブルが発生(動画あり)しました。
同機は海上で燃料を投棄した後、ニューアーク空港に戻り、午後11時24分に無事緊急着陸しました。
同機はB777-200型機の長い運航停止の原因となった、PW4000改良型エンジンを搭載していました。
また、「Flightradar24」によりますと、同機は日本時間21日午後3時45分発の羽田=サンフランシスコ線に使用されていました
下図は同便の「Flightradar24」による航跡です。
【コメント】原因がエンジンにあるとすると、再び運航停止になる可能性もあります。「油圧系統のトラブル」という情報もあるようですが。
確か、全日空の同型機も運航を再開していたと記憶しているのですが。
@厦門航空がA320neo型機ファミリー40機を発注
今日の「Traicy」によりますと、厦門航空はこの程,エアバスに対してA320neo型機ファミリー40機を発注しました。
同航空はこれまで、全てボーイング社機を使っており、エアバス機は初めての発注となります。
*9月22日
@ピーチ・アビエーションが今日から成田=台北線を再開
ピーチ・アビエーションが今日から、成田=台北線を再開しました。
週2往復(成田発着 木・土曜日)になります。
@ジェットスター・ジャパンが12月15日から成田=マニラ線を再開へ
ジェットスター・ジャパンは今日、12月15日から成田=マニラ線を再開する、と発表しました。
1日1往復となります。
写真は第3ターミナル前の駐機場に並ぶピーチ・アビエーション機とジェットスター・ジャパン機です。
@「Spring Japan」が冬季ダイヤで成田=新千歳線と成田=広島線を増便へ
「Spring Japan」は昨日、10月30日開始の冬季ダイヤで成田=新千歳線と成田=広島線を増便する、と発表しました。
これにより、成田=新千歳線は1日4往復、成田=広島線は1日3往復となります。
@日本航空が冬季ダイヤで成田=フランクフルト線、成田=ホノルル線を増便へ
日本航空が今日発表した国際運航計画の変更によりますと、
現在、週5往復で運航している成田=フランクフルト線は12月1日から1日1往復に増便しまします。
また、成田=ホノルル線は1日1往復から週8往復に増便します。
さらに、成田=コナ線は年末年始期間で12月22日、25日、29日、30日、1月3日、5日、9日の計7日間で1往復ずつ運航します。
@成田空港入国の「病原体保有者」は5名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は11名で、成田空港入国者では5名でした。
11名の内、症状が出ている人は2名でした。
@国土交通省が東京湾に羽田空港新飛行経路設置を検討、安全は大丈夫か
昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、国土交通省は羽田空港の飛行経路に、東京湾上新飛行経路を設置する方針、との事です。
都心の騒音を軽減するために、新たな飛行システムによって海上ルートを増やし、陸上を飛行する航空機を減らす、との事です。
2023年度中に方針をまとめ、数年以内の開始を目指すようです。
なお、今日の「JP press」に元日本航空のパイロットであった杉江弘氏が専門家の視点から問題点を指摘しています。
【コメント】今でも、東京湾上の飛行コースは複雑で、パイロットや管制官泣かせになっています。
ここに,さらに飛行コースを増やすというのは,安全性に疑問が生じますね。
平常は落ち着いて運用出来るにしても,アクシデントが発生した場合は、ミスが出て事故につながるのではないでしょうか。
国土交通省はどうして,このように発着枠の拡大に狂奔するのでしょうか。
*9月21日
@ユナイテッド航空が30日から成田=ヒューストン線を増便
今日の 「sky-budget」 によりますと、ユナイテッド航空は30日から、成田=ヒューストン線を現在の週4往復から1日1往往復に増便します。
@成田空港入国の「病原体保有者」は6名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は9名で、成田空港入国者では6名でした。
9名の内、症状が出ている人は4名でした。
@8月の訪日外国人は2019年同月比93.3%減
観光局が今日発表した「8月訪日外客数(推計値)」によりますと、
訪日外客数は2019年同月比(以下同じ)93.3%減の16万9800人となりました。5月連続の10万人越えとなります。
一方、出国日本人数は81.7%減の38万6400人と今年の最高値となりました。5月連続の10万人越えとなります。
*9月20日
@チェジュ航空が今日から、成田=仁川線を増便
韓国のLCC「チェジュ航空」は、今日から成田=仁川を増便し、1日1往復としました。
@スターラックス航空が11月1日から成田=台北線を増便
今日の「Aviation Wire」によりますと、スターラックス航空は11月1日から、成田=台北線を現在の週4往復から1日1往復に増便します。
また、機材をA321neo型機からA330-900neo型機に変更します。
@成田空港入国の「病原体保有者」は4名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は10名で、成田空港入国者では4名でした。
10名の内、症状が出ている人は5名でした。
@イスラエル航空が来年3月の東京線開設を発表
現地時間19日の「ARAB NEWS(日本語版)」によりますと、エル・アル・イスラエル航空は19日、来年3月に東京=テルアビブ線を開設する、と発表しました。
週2往復でB787型機を使います。なお、東京が成田空港になるか、羽田空港になるかは書かれていません。
【コメント】もし、成田空港に乗り入れるならば、初めてになると記憶しているのですが。
写真はベトナムのハノイ空港で見たエル・アル航空機です。
*9月19日
@昨日深夜、日本航空機が大幅な飛行コースズレ
昨日の深夜午後11時12分に成田空港を南に向けて出発した、北京行きの日本航空貨物便869便が,大幅な飛行コースズレを起こしました。
総武本線を越える当たりから東旋回を始めました。
私は何かトラブルが発生し、成田空港に戻るものと思っていましたが、九十九里平野と香取市方面を通過し,茨城県に入り、霞ヶ浦西岸を通過していきました。
何があったのでしょうか?
今までにお目にかかったことのない飛行コースです。前後の離陸機は通常の直進飛行コースをとっていました。
下図が「Flightradar24」による同便の航跡です。このような場合に、いつも書きますが、真夜中に、普段飛ばない所を飛ばれますと、本当に迷惑です。
それでなくても、朝の6時から深夜の午後11時まで航空機の騒音に悩まされているのですから。
@成田空港入国の「病原体保有者」は7名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は24名で、成田空港入国者では7名でした。
24名の内、症状が出ている人は10名でした。
@「トキエア」が就航開始を2023年3月以降に後倒し、円安で新たな資金調達が必要に
今日の 「sky-budget」によりますと、新潟を拠点として地方と都市圏を結ぶ予定の「トキエア」は,就航を「2022年内」としていましたが、これを「2023年3月以降」に延期する、との事です。
理由は円安などで追加資金が必要となり、国への航空運送事業許可申請が遅れる事による、との事です。
これに対して新潟県は約10億円の追加融資を行う方向で調整しており、同航空も日本政策金融公庫に5億円規模の融資を求めています。
【コメント】航空機のリース代金などは、ドル建てになりますので、円安で跳ね上がりますね。
@ドイツ政府がルフトハンザ航空株をすべて売却、完全な民間会社に
今日の「Traicy」によりますと、ドイツ政府経済安定化基金(WSF)は2020年夏に、ルフトハンザ航空の経営を支援するため取得した同航空株20%の内、最後まで保有していた16.2%を売却しました。
これにより、WSFは約1000億円の売却益を得た、との事です。この売却により、ルフトハンザ航空は完全に民間会社に復帰しました。
@ボーイング社は中国の航空会社が引き取らないB737MAX型機140機の転売を検討
今日の「Record China」(exciteニュース)によりますと、ボーイング社のブライアン・ウェスト最高財務責任者(CFO)はこの程、中国の航空会社が受領を拒否しているB737MAX型機約140機について、他の航空会社による引き取りを模索していることを明らかにしました。
背景には中国の航空当局がB737MAX型機飛行停止命令を継続していることがあります。
*9月18日
@計画されているターミナルの統合はかなりの難工事になるのでは?
14日に明らかにされた「ターミナル統合計画」はかなり難しい工事になるようです。発着回数がコロナ以前の状態に戻ったすると、現在のターミナル施設やスポットや駐機場などが、発着ラッシュ時間帯ではほぼ満杯の状態になります。
この状態の中で、統合工事を進めることは旅客や航空会社へのサービスや安全上の問題が出てくるように思います。ただ単に、第1ターミナルと第2ターミナルを連結するだけなら、以前にも検討されたように、不可能ではないと思うのですが。
しかし、単なる第1ターミナルと第2ターミナルの連結だけでは、旅客数増やスポットの増設には繋がらないのではないでしょうか。
この中に、さらに、 LCC 用の第3ターミナルまで統合させるのは、素人の私には不可能のように思われます。
仮に新たな「第4ターミナル」を建設するのならば、第1ターミナルや第2ターミナルの一部をこの新ターミナルに移し、空けた部分を順次改造・改修を行う事が、可能になるような気がします。
しかし、この場合、問題になるのは新ターミナルも含めた、鉄道アクセスの問題です。
この鉄道アクセスの強化については、すでに、「一般財団法人運輸総合研究所」で検討が進められているようで、今年7月に「〜日本の空の玄関・成田空港の鉄道アクセス改善に向けて〜輸送力増強による快適性向上への提言」と言う報告書が公表されています。
この報告書では4案が詳しく比較検討されています。
この4案の比較表を別ページに載せておきます。この、鉄道工事も同時に進められるとすると、ターミナル統合工事と相まって、さらに複雑になるようです。
なお、15日の出来事で書いた「成田空港周辺9市町や県などの意見交換会」での配付資料請求が断られた件ですが、16日にNAAから送られてきました。
表紙だけ画像で載せておきます。
@成田空港入国の「病原体保有者」は3名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は11名で、成田空港入国者では3名でした。
11名の内、症状が出ている人は5名でした。
@宮古発羽田行きの全日空機が与圧トラブルで大阪空港に緊急着陸
昨日午後4時13分に宮古空港を離陸した羽田行きの全日空88便・B787型機が、高知県の室戸岬沖を飛行中、午後6時頃、機内の与圧に異常が発生しました.。
このため、同機は手動で酸素マスクをおろし、直ちに緊急降下を行ったところ、警告は消えたため、目的地を大阪空港に変更し、午後6時50分頃,大阪空港に無事緊急着陸しました。
乗客・乗員248人にケガはありませんでした。
下図は「Flightradar24」による同便の航跡です。
*9月17日
@成田国際空港株式会社の長期需要予測は楽観的では?
15日に書いた「ターミナル統合計画」を色々調べていたところ、「一般財団法人運輸総合研究所」が中心となって「成田空港のアクセス向上についての検討会報告書」が見つかりました。
この中で、成田国際空港株式会社(NAA)がまとめた「コロナ後」の長期需要予測のグラフが載っていました。
この予測図を別ページに掲載しておきます。
これを見ますと、コロナからの回復が2027年頃と予測しています。年間発着回数が30万回を越えるのも「2027年」としています。
その後、同「50万回」に達するが「2042年」と予測しています。
この見通しは、やはり、「楽観的見通し」ではないでしょうか。「2022年」からの回復が急激で(多分、コロナで押さえられていた旅行が反動で増えるとみているのでしょう)、このスピードが「2026年」頃まで続き、その後は、やや緩やかになって、国土交通省が以前に出していた中位ケースと下位ケースの中間の成長をする、としています。
前にも書いたことがありますが、今後は経済の成長は緩やかになると考えられます。
経済急成長は何時までも続くわけではありません。また、続けることで、温暖化のような環境悪化が進行し、人類存続の危機が訪れる可能性もあります。
今後の経済成長は環境の悪化をさせない範囲で、環境と経済を慎重に検討すべきではないでしょうか。
当面の需要で見ても、温暖化ガスの排出を抑えること、世界の人々がコロナで被った打撃により、生活に余裕がなくなっていることなどで、思ったより伸びないのではないのでしょうか。
今回の「長期需要予測」もこれらの点を過小評価した「希望的予測」と考えざるをえません。
@成田空港入国の「病原体保有者」は6名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は25名で、成田空港入国者では6名でした。
25名の内、症状が出ている人は7名でした。
@エア・プサンが10月30日から成田=仁川線を1日2往復に増便
今日の 「sky-budget」 によりますと、韓国 LCC のエア・プサンは10月30日から成田=仁川線を増便し、1日2往復とします。
*9月16日
@全日空が成田=シアトル便を今日から増便
全日空は今日から,成田=シアトル線を、週4往復から週6往復(成田発着 火・水・木・金・土・日曜日)に増便しました。
@「ZIPAIR Tokyo」が12月12日から成田=サンノゼ線を開設へ
「ZIPAIR Tokyo」は今日、12月12日より成田=サンノゼ線を開設する、と発表しました。
週3往復(成田発着 月・木・土曜日)となります。同航空の北米線は2路線目となります。
@イスラエルのエルアル航空が来年3月にも成田=イスラエル線を開設か
今日の北國新聞によりますと、イスラエルのエルアル・イスラエル航空の幹部は現地時間15日、同国の民放「チャンネル12」のインタビューに答え、来年3月に東京とイスラエルをつなぐ定期便を週2往復で開設する予定、と語りました。
東京は成田空港と見られる、との事です。
@@成田空港の変異株感染者は34名、全国81名、「BA.5株」が63名、「BA.2.75株」が7名
厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では81名、成田空港入国者では34名でした。
81名全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株」が63名、「BE.1株」が3名、「BA.2.75株」が7名などでした。
今回の発表分は8月31日から9月6日でした。
@成田空港入国の「病原体保有者」は7名
厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は16名で、成田空港入国者では7名でした。
16名の内、症状が出ている人は2名でした。
@成田空港の8月貨物取扱量は6ヶ月連続マイナスの12.7%減に
東京税関成田航空貨物出張所が昨日発表した「成田空港8月貨物取扱量」は、総取扱量が前年同月比(以下同じ)12.1%減と6ヶ月連続のマイナスの18万6506トンとなりました。
この内、積込量は13.1%減と6ヶ月連続のマイナスとなっています。一方、取卸量は11.3%減と5ヶ月連続マイナスでした。
また、生鮮・ドライ貨物の輸入量は13.2%減となっています。
@成田空港の8月貿易額は輸出額が26.0%増、輸入額が22.2%増
東京税関が昨日発表した「8月成田空港貿易概況」によりますと、輸出額は前年同月比(以下同じ)26.0%増の1兆3030億400万円、輸入額は22.2%増の1兆5744億6600万円でした。