2023年2月前半の出来事


*2月15日

@今夜、B滑走路誘導路脇のやぐらなどの強制撤去を執行か(追加)
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、B滑走路誘導路脇の反対派が耕作する農地にあるやぐらがなどが今日にも撤去されることになった、との事です。成田国際空港株式会社(NAA)が強制撤去を裁判所に申請し,裁判所の執行官が撤去する事になります。
 昨年9月に東京高裁が判決確定前の強制撤去を認める判決を言いわたしていました。
 写真は右にあるB滑走路の左にあり、「くの字」に曲がっている所が誘導路です。そのさらに左側に耕作地があります。
 午後8時40分配信の「NHKニュース」によりますと、強制代執行は今夜行われる見通しになった、との事です。

 

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は3名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は6名で、成田空港入国者は3名でした。
 症状があった人は3名でした。

@エア・インディアが10.6兆円の大型発注を正式に出す
 12日の出来事でも書いた「エア・インディアの大量発注」の件ですが、エアバスとボーイング社が現地時間14日に、それぞれ発表した所では、エアバスに対してはA320neo型機ファミリーを210機、A350型機を40機の合計250機を確定発注し、一方、ボーイング社に対してはB737MAX型機190機、B787型機20機、B777X型機10機の合計220機を確定発注しました。
 両社合計では470機で、総発注額は約800億ドル(10.6兆円)になったもようで,過去最大の発注になりました。
 ただ、ボーイング社にはこれ以外に追加購入できる機体が70機あり、エアバスにはエア・インディアが直ちにリースできる機体が25機あるようで,これらを合わせると合計約535機になる、との報道もあります。


*2月14日

@成田空港の変異株感染者は2名、全空港では4名、「XBB.1.5株」が1名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では4名、成田空港入国者で2名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「感染力が強い」と言われる「XBB.1.5株」は米国から入国の1名でした。
 症状があった人は1名でした。
 今回の発表分は2月1日から2月2日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は7名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は8名で、成田空港入国者は7名でした。
 症状があった人は1名でした。

@ニュージーランド航空が今日から、成田=オークランド線を増便
 ニュージーランド航空は今日から、成田=オークランド線を週6往復から1日1往復に増便しました。


*2月13日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」はゼロ
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は1名で、成田空港入国者はゼロでした。
 症状があった人は1名でした。

@アシアナ航空機が油圧トラブルで成田空港に引き返す、A滑走路が約1時間閉鎖
 昨日午後5時45分頃、成田発仁川行きのアシアナ航空105便・A330型機が離陸後、油圧系統のトラブルが発生し,成田空港に引き返しました。
 同機は緊急着陸を行い、無事に着陸しました。乗客・乗員297人にケガはありませんでした。
 このトラブルで、A滑走路にオイルが漏れたような跡が見つかり、清掃や安全確認で約1時間閉鎖されました。
【コメント】今日の「午後11時00分以降の離着陸」が久しぶりに10機となりました。A滑走路の閉鎖で、玉突き的に出発が遅れたのでしょうか。
 下図は「Flightradar24」による同機の航跡です。

 


*2月12日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は5名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は7名で、成田空港入国者は5名でした。
 症状があった人は1名でした。

@エア・インディアがエアバスとボーイング社に合計約500機の大型発注で合意か
 今日の 「sky-budget」によりますと、インドの大財閥「タタグループ」が買収したエア・インディアは、エアバスとボーイング社に合計約520機の大量発注する事で合意した、との事です。
 多少の変動はあるものの、エアバスに対してはA320neo型機ファミリーを210機、A350型機を40機の合計250機、ボーイング社へはB737MAX型機190機、B787型機20機、B777X型機10機の合計220機となっています。正式には今週にも発表される、との事です。
【コメント】記事では「520機」となっていますが、出ている機種毎の機数を合計すると470機となっています。「多少の変動はある」とのことですので、正確な数は発表を待ちましょう。
 しかし、本当に超大型発注ですね。下の写真は第2ターミナルに駐機するエア・インディアのB787型機機です。

 


*2月11日

@フィジー・エアウエイズが4月4日から成田=ナンディ線を再開
 今日の「Traicy」によりますと、フィジー・エアウエイズは4月4日から、成田=ナンディ線を、週2往復(成田発着 火・土曜日)で再開する、との事です。
【コメント】フィジー・エアウエイズの写真を探したのですが、同航空便の成田空港発着が夜になっているため、写真がありませんでした。
 下の写真は1995年頃に撮ったもので、名前をフィジー・エアラインに変える前の「エア・パシフィック」当時のジャンボ機です。この頃はジャンボ機で成田空港に乗り入れていたのですね。

 

@ネパール航空が19日から成田=カトマンズ線を増便、冬季ダイヤ終了まで
 今日の 「sky-budget」によりますと、ネパール航空は19日から、現在週2往復で運航している成田=カトマンズ線を、週3往復(成田発着 月・水・土曜日)に増便します。
 ただ、今のところ、この増便は3月末の今冬季ダイヤ中になり、夏季ダイヤでは週2往復に減便する予定、との事です。
 写真は成田空港A滑走路を離陸するネパール航空機です。

 

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は3名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は9名で、成田空港入国者は3名でした。
 症状があった人は2名でした。

@国交省が1月7日のジェットスター・ジャパン機爆破予告緊急着陸を航空機事故に認定
 国土交通省は昨日、去る1月7日に起こった、爆破予告でジェットスター・ジャパン機が中部空港に緊急着陸し,乗客が緊急脱出した際に,5人が負傷しましたが、この5人の内1人が仙椎骨折の重傷を負っていたことを受けて、このトラブルを航空機事故に認定した、と発表しました。
【コメント】1月7日から10日の出来事でも触れましたが、この航空機事故については、成田空港の危機管理体制や国土交通省の対応に問題があったと考えられます。
 未だ、この検証について、国土交通省やNAAからは何の説明もありません。どう考えているのでしょうか。

@スカイマークの1月実績は搭乗者数が58.9%増、搭乗率が23.0ポイント増
 スカイマークが発表した「1月搭乗実績」によりますと、搭乗者数が前年同月比(以下同じ)58.9%増の58万2378人、搭乗率が23.0ポイント増の70.4%となりました。


*2月10日

@エルアル航空は第2ターミナル北ウイング使用、独自の厳重な搭乗前審査
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、エルアル航空の成田=テルアビブ線就航について発表していますが、使用ターミナルは第1ターミナル北ウイングになる、との事です。
 また、成田発の初便は3月5日午後5時15分の予定で、使用機材はB787-9型機です。
 なお、今日の「sky-budget」 によりますと、同航空の搭乗時に厳重な審査が行われる、との事です。
【コメント】同航空は中東のイスラム諸国と紛争を繰り返していますが、一部の旅客機にもミサイル攻撃に対する防御システムを搭載しているようです。
 厳重な審査も、乗っ取りなどのテロを警戒しているのでしょうね。

@成田空港の変異株感染者は13名、全空港でも13名、「XBB.1.5株」が1名、「BA.5株類」が5名、「BF.7.14株」が3名など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では13名で、全員成田空港入国者でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「感染力が強い」と言われる「XBB.1.5株」が、米国から入国した1名から検出されました。
 その他「BA.5株類」が5名、「BF.7.14株」が3名などとなっています。
 症状があった人は4名でした。
 今回の発表分は1月27日から1月31日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は3名で、成田空港入国者は2名でした。
 症状があった人は1名でした。


*2月9日

@セブ・パシフィック航空が3月26日から成田=マニラ線を増便へ
 今日の 「sky-budget」 によりますと、セブ・パシフィック航空は、3月26日から、成田=マニラ線を1日2往復に増便します。

@タイ・エアアジアXが3月27日から成田=バンコク=スワンナプーム線を増便へ
 今日の 「sky-budget」 によりますと、タイ・エアアジアXは 3月27日から成田=バンコク=スワンナプーム線を1日2往復に増便します。

@千葉交通が3月1日から成田空港=酒々井アウトレット線を再開
 千葉交通バスは3月1日から、「酒々井プレミアム・アウトレット=成田空港線」を再開します。
 成田空港の第1ターミナルと第2ターミナルから乗車できます。なお、周辺ホテルには停車しません。
 運賃は大人片道500円、子ども同250円で、所要時間は約15分となります。時刻表はここから確認できます。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は4名で、成田空港入国者は2名でした。
 症状があった人は1名でした。

@日本貨物航空の第3四半期は貨物量が約10%減も経常利益は前年並み
 今日の「日刊航空」によりますと、日本郵船が3日に発表した「2023年第3四半期決算」では、成田空港を拠点とする子会社の「日本貨物航空の決算」は、売上高が前年同期比(以下同じ)25.6%増となったものの、世界的な景気減速のほか、海上貨物の一部が航空輸送に切り替わる動きが弱まった事などにより、経常利益は564億円と前年同期並となっています。貨物輸送量は約10%減となりました。
 これにより、2023年3月決算予想も経常利益を100億円下方修正しています。

@政府が中国からの入国者に対するコロナ検査を全員から抽出へ、今月下旬実施で調整
 今日の読売新聞によりますと、政府は現在中国からの入国者全員に実施しているコロナ感染検査を,今月下旬にも無作為の抽出検査に切り替える方向で調整に入りました。
 また、現在、成田空港、羽田空港、関西空港、中部空港の4空港のみに限っている受け入れ空港も、全国の空港に拡大する事とし、中国路線の増便も認めることになる、とのことです。

@デルタ航空が4月1日から全世界の従業員の給与を5%引き上げに
 昨日の「ロイター通信(日本語版)」(YAHOO!ニュース)によりますと、デルタ航空は現地時間7日、4月1日から全従業員の給与を5%引き上げる、と発表しました。
 これは、先月にパイロットへの給与を3年間で34%引き上げる事で組合と合意した事の一環のようです。
 デルタ航空は現在は成田空港から撤退しており、他社便との共同運航だけを行っていますが、かっては、成田空港に写真のような専用格納庫も持っていました。

 


*2月8日

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は6名で、成田空港入国者は2名でした。
 症状があった人は2名でした。

@中国からの入国者からは変異株は見当たらず、入国規制が緩和の可能性
 今日の 「sky-budget」によりますと、中国のLCC「春秋航空」は日本線への本格的な再開が第2四半期から第3四半期となる見通しを明らかにしています。
 同航空の中国国内線は2023年に2019年比で8割から9割に回復すると見ています。
 現在の所、中国からの入国者から変異株が見つかっていないことから、中国からの入国規制が緩和されるのではないかとの可能性が強くなっている、との事です。
【コメント】成田空港での中国線は「Spring Japan」が多くの路線を運航していましたので、爆発的に春秋航空の路線が増えるわけではありませんが、同航空は関西空港を拠点化する方針ですので、関西空港での中国路線が増える可能性が高いですね。

@国土交通省がスカイマークに整備士の飲酒で業務改善勧告
 国土交通省は昨日、スカイマークに対して整備士の飲酒勤務について、業務改善勧告と同社安全統括管理者の職務に関する警告を出しました。
 これは、同航空の整備士が業務開始前のアルコール検査を行わないで整備業務に就いた事と、確認主任者がアルコール検査を実施しないまま「合格」としたこと,及び、検査項目の一部を検査に合格したように記録を改竄したことに対しての勧告です。
 国土交通省は24日までに再発防止策の提出を求めました。
 この案件は同航空からの申告によって発覚しました。
 昨日の時事通信によりますと、当該整備士は、昨年12月に長崎空港で機体の点検を行う予定でしたが、出社前のアルコール検査で陽性が確認され、このような場合は出社しない規定でした。
 しかし、そのまま出社して、業務前のアルコール検査をやらずに,整備作業を行いました。
 同僚が検査を受けるように勧めましたが、陽性反応が出て、整備作業を中断し、陽性反応が出なくなってから、整備を行いましたが、一部整備が間に合わないまま航空機は出発し、報告書では虚偽の記載を行ったとの事です。
 同航空ではこの件につてのコメントを昨日発表しています。また、この整備士を懲戒解雇にしています。

@全日空の昨年12月の輸送実績は国際線旅客数が360.3%増、国内線旅客数が43.7%増
 全日空が今日発表した「2022年12月ANAグループ輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ、【】は2019年12月比)360.3%増【47.7%減】の45万6676人となりました。利用率は76.2%となっています。
 一方、国内線では旅客数が43.7%増【11.8%減】の286万3899人、利用率は65.9%となっています。
 この内、再開された成田=大阪線の搭乗率は72.6%、成田=中部線は72.0%、となっています。

@米国の空港で離陸機と着陸機があわや衝突の異常接近、約30mでまぬがれる
 昨日の「CNNニュース(日本語版)」(YAHOO!ニュース)によりますと、米国運輸安全委員会が明らかにしたところでは、現地時間4日、米国のテキサス州オースティン国際空港で、サウスウエスト航空の旅客機とフェデックスの貨物機が異常接近したとの事です。
 両機は同じ滑走路上でサウスウエスト航空機が離陸滑走し、フェデラルエクスプレス機が着陸しようとしていました。
 これに気づいたフェデラルエクスプレスのパイロットが、サウスウエスト機のパイロットに離陸を中止するように要請し、フェデラルエクスプレス機は着陸復航を行いました。
 最短接近時には高度差30mに迫っていた、との事です。両機とも管制官からの許可を受けていた、との事です。
【コメント】ジェット機にとって30mは本当に危機一髪でしたね。待避操作が、ほんの数秒遅れて衝突していたら、128人の乗客・乗員の生存は危うかったのではないでしょうか。


*2月7日

@成田空港の変異株感染者は6名、全空港では16名「BA.5株類」が8名、「BF.7.14株」が5名、など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では16名、成田空港入国者では6名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株類」が8名、「BF.7.14株」が5名、などでした。
 「感染力が強い」と言われる「XBB.1.5株」はありませんでした。 症状があった人は6名で,少なめでした。
 今回の発表分は1月20日から1月26日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は5名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は7名で、成田空港入国者は5名でした。
 症状があった人は1名でした。

@「定期航空協会」の首脳が、コロナ第5類への移行に合わせて航空機内でのマスク使用を個人責任にと検討
 国内の航空会社が加盟する「定期航空協会(定航協)」は、昨日開いた各航空会社首脳の、意見交換会で、「コロナの5類移行後は機内でのマスク着用は個人の判断に任せる事を基本とする」とのコメントを発表しました。
【コメント】大丈夫でしょうか。米国や英国の航空機内汚水調査によりますと、ほとんどの場合、コロナウイルスが検出されている、との事です。
 厚生労働省が毎日発表する入国者の検査でも「感染者ゼロ」という日はありません。
 乗客が搭乗前に行う検査では陰性でも、機内で発症する事などが原因とされています。
 要するに、個人の責任と言うことで、航空会社の責任や確認の手間を省こうとするのでしょうか。
 現段階で、「コロナはインフルエンザとは違う」と思うのですが。

@三菱重工がスペースジェット開発中止を正式に発表、三菱航空機会社は清算へ
 三菱重工は今日、スペースジェット事業の中止を正式に発表しました。
 泉沢社長は決算会見の席で「事業性などを検討してきたが、開発を再開するに足る事業性を見いだせなかった」と述べました。子会社の三菱航空機会社は清算する、との事です。
 今日の「乗りものニュース」によりますと、再開を見通せない理由として「開発長期化により一部見直しや。脱炭素対応等も必要、海外パートナーより必要な協力の確保が困難と判断、北米でスコープクローズ(労使協定による機体サイズ等の制限)の緩和が進まず、M90型機(スペースジェットの標準型)では市場に適合しない、足下でのパイロット不足の影響もありRJ(リージョナル・ジェット)市場規模が不透明、型式証明(そのモデルが一定の安全基準を満たしているかどうかを国ごとに審査する制度、ここではグローバルスタンダードとなっている米・FAAのことを指すとみられる)の取得にさらに巨額の資金を要し、上記市場環境では事業性が見通せない」と述べました。
【コメント】三菱重工という会社は衛生打ち上げロケットの国産化などで、技術開発に自信を持っていたのでしょうね。
 以下は私の私見ですが、しかし、この自信が「慢心」と「組織の硬直化」を生んだように思います。社内の若手技術者が自由に発想し、研究する風土が薄れているように思えます。
 写真は2002年12月に種子島から打ち上げられた「H2A」ロケットです。

 


*2月6日

@日本人の海外旅行意欲衰退で続く「成田はずし」
 今日の 「sky-budget」によりますと、ユナイテッド航空は今夏季ダイヤ開始から、再開を予定していた成田=ホノルル線の再開を、来年冬季ダイヤ開始に延期することを計画しているとのことです。
 また、3月25日に開設される予定の羽田=ロサンゼルス線により、成田=ロサンゼルス線は運休となる見込みで、予約の受付を停止している、との事です。
【コメント】日本人の海外旅行に対する意欲が少なくなっていることから、各航空会社が利益を求めて少しでも需要が強い路線に集中するのはやむを得ないことでしょうね。
 これが、成田空港路線を外して羽田空港路線を増やす理由と思われます。
 日本人が現政権の「国債大量発行による円の下落」や「相次ぐ値上げ」や「防衛費激増」や「景気の低迷」を予想し、支出を切り詰め、貯蓄に回してていることが根本にあると思います。
 これは,根が深く,簡単には直らないと思います。成田空港の冬の時代もしばらく続くでしょうね。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は5名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、全員成田空港入国者でした。
 症状があった人は3名でした。

@今日、幕張メッセで成田空港のグランスタッフ21社の説明会
 今日、成田空港で国際線需要が回復するにつれて心配される人手不足の解消を目指す、旅客・貨物ハンドリングや保安検査など、空港内の関連企業21社による合同企業説明会が,開催されました。

@品川区が「羽田空港都心ルートに関するアンケート」実施へ
 2日の東京新聞によりますと、品川区は2日、「羽田空港都心ルートの影響についてのアンケート」を行うと発表しました。
 15才以上の全区民が対象になります。2023年の予算案に9800万円を計上しました。
 これは、昨年12月の選挙で当選した森沢区長が公約に掲げていたいたものです。

@スカイマークの第3四半期決算で純利益が18億5300万円
 スカイマークが3日に発表した「2023年3月第3四半期決算」によりますと、事業収益が625億7700万円、営業利益が32億3400万円,純利益が18億5300万円となっています。
 また、2023年3月決算の見通しは、純利益が90億1200万円となっておりますが、無配当としています。
 なお、上場を果たしたばかりで前年同期との比較はありません。

@三菱重工がスペースジェットの開発を中止に
 今日の「Aviation Wire」によりますと、三菱重工は事実上凍結していた、三菱スペースジェットの開発計画を中止する方針を固めた、との事で,近く正式に発表する予定、との事です。
 ただし、三菱重工は同紙の取材に、「開発を中止した事実はない」とコメントした,との事です。
 写真は試験飛行に向かう三菱スペースジェット初号機です。

 


*2月5日

@「ANAウイグス」機がスポイラーの警告表示で引き返す
 昨日午前11時頃、大阪発熊本行きのANAウイングス1625便・DHC8-400型機が離陸上昇中に,主翼の減速装置「スポイラー」不具合示す警告ランプが点灯しました。
 このため、大阪空港に引き返し、約40分後に無事着陸しました。
 離陸後20分後に警告灯が点灯し、一端消えましたが、念のため引き返した、との事です。
【コメント】警告装置の不具合かも知れませんが、このような場合は万が一の場合を考えてこのような措置をとるのは正解ですね。
 下の写真は「Flightradar24」による同機の航跡です。

 

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は3名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は5名で、成田空港入国者では3名でした。
 症状があった人は1名でした。


*2月4日

@農林水産省が成田空港周辺地域の農地転用に特例認める
 2日の産経新聞などによりますと、千葉県と農林水産省は成田空港周辺4市5町の交通要所付近にある、農地の転用を容易に実施することで合意しました。
 農林水産省が千葉県の要請を受けて,特例として「地域未来投資促進法」の弾力的な活用を空港周辺で容認する、との事です。
 これについて,熊谷知事は記者会見で「非常に良い結論。われわれの提案を農水省が認め、十分な配慮をしていただいた。成田空港周辺の特殊性を認めた全国初の規制緩和で、こちらの方がわれわれにとってはスペシャルだ」と述べた、との事です。
【コメント】「成田空港のさらなる機能強化計画」で,周辺地域の騒音被害と環境・自然がさらに破壊されることになりますが、これで良いのでしょうか。
 全てに「経済優先」を貫く国と千葉県行政の姿勢に疑問を持たざるをえません。
 これによる地球温暖化ガスの排出が増加されることに間違いはありません。
 写真は成田空港を離陸し、旋回して空港上空に戻った旅客機からの「成田空港全景」です。

 

@タイ航空が7月1日から成田=バンコク線を増便へ
 今日の 「sky-budget」 によりますと、タイ航空は7月1日から,成田=バンコク線を1日2往復から1日3往復に増便する計画、との事です。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は3名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は4名で、成田空港入国者では3名でした。
 症状があった人は1名でした。


*2月3日

@成田空港の変異株感染者は24名、全空港では28名、「BA.5株類」が15名、「BF.7.14株」が11名、など
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では28名、成田空港入国者では24名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「BA.5株類」が15名、「BF.7.14株」が11名、などでした。
 「感染力が強い」と言われる「XBB.1.5株」はありませんでした。 症状があった人は1名でした。
 今回の発表分は1月20日から1月24日でした。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者では1名でした。
 症状があった人はゼロでした。

@全日空と日本航空の「第3四半期連結決算」はそろって黒字に
 昨日、それぞれ発表された、全日空と日本航空の「第3四半期連結(4〜12月)決算」は,両社とも3年ぶりに純損益で黒字を確保しました。2023年3月期の決算見通しでも黒字を確保できる見通しです。
 日本航空の決算方式が国際基準で行われているため、単純な比較はできないのですが、以下に両社別にまとめておきます。

【全日空】
 昨日発表された全日空の「第3四半期連結決算」は、売上高が前年同期比(以下同じ)70.5%増の1兆2580億5500万円、純利益が1654億500万円改善の626億100万円の黒字となりました。
 旅客収入は国際線が約500%増の2903億円、国内線が89.9%増の3921億円、ピーチ・アビエーションが約150%増の620億円となっています。
 財務状況では、有利子負債が昨年3月末から1254億円減少の1兆6246億円、自己資本比率は同0.9ポイント増の25.7%となりました。
 また、2023年3月決算の予測では純損益が600億円の黒字と3期ぶりの黒字を見込んでいます。しかし、今期は無配当とする、としています。

【日本航空】 昨日、日本航空が発表した「第3四半期連結決算」は、売上高が前年同期比(以下同じ)約100%増の1兆55億9000万円で、 LCCは約1000%増の201億円となりました、
 旅客収入は国際線が約500%増の2871億円、国内線が92.8%増の3355億円となっています。
 この結果、最終損益は前年同期よりも1446億3500万円改善の163億1300万円の黒字となっています。
 財務状況では、有利子負債は2022年3月末比363億円減少し、自己資本比率は1.3ポイント減の32.3%となっています。
 また、2023年3月期通期の見通しでは、純損益が250億円の黒字を見込み、配当を1株当たり20円で復配する見通しです。
 最終損値の減少は1〜2月の国内線需要が弱含みであることを考慮した、との事です。

【コメント】規模の大きさから考えると、似たような決算と言えるのでしょうか。
 しかし、全日空の有利子負債はなかなか減りませんね。この重石が給与や配当にも影響しているのではないでしょうか。
 写真は第1ターミナル前と南駐機場に並ぶ、全日空機とピーチ機です。手前はスターウォーズ塗装機ですね。

 


*2月2日

@フィリピン航空が今日から、成田=マニラ線を増便
 フィリピン航空は今日から、成田=マニラ線を週11往復から1日2往復に増便しました。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は2名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は6名で、成田空港入国者では2名でした。
 症状があった人は1名でした。

@日本エアコミューター機の操縦席窓にひび入り、目的地変更
 昨日のYAHOO!ニュースによりますと、昨日午後0時15分頃、伊丹発屋久島行きの日本エアコニューター機で、操縦席左側の窓にひびが見つかりました。
 このため、同機は目的地を変更し、鹿児島空港に午後1時9分に、無事着陸しました。
 出発前の点検ではひびはなかった、との事です。乗客・乗員にケガはありませんでした。

@エアバスとカタール航空がA350型機の塗装問題で和解
 「ロイター通信(日本語版)」(YAHOO!ファイナンス)によりますと、エアバスとカタール航空は現地時間1日、A350型機の塗装問題で和解した、と発表しました。
 この和解により、カタール航空が破棄していた23機のA350型機と50機のA321neo型機の発注が復活します。
 A350型機の納入は今年中に復活しますが、A321neo型機は予定より3年遅れての納入となります。
 また、現在運航停止となっている30機のA350型機については、修理が進められ、規制当局の許可がおり次第運航に復帰する、との事です。


*2月1日

@1月のアクセス数は23,950回でした。

@フィリピンエアアジアが今日から成田=マニラ線に新規就航
 フィリピンエアアジアは今日から,成田=マニラ線に新規就航しました。1日1往復となります。

@大韓航空が今日から成田=プサン線を増便
 大韓航空は今日から,成田=プサン線を1日1往復から1日2往復に増便しました。

@日本航空が国際線夏期ダイヤを発表
 日本航空が今日発表した「2023年度夏期国際線路線便数計画」によりますと、成田空港路線では次のようになっています。
 成田=ニューヨーク線は3月26日から5月27日までは週5往復から1日1往復に増便されますが、5月28日からは羽田=ニューヨーク線に移管され,運休となります。
 また、成田=ヘルシンキ線は週4往復から週5往復へ増便されます。
 また、成田=マニラ線が3月26日から6月30日まで週13往復から1日2往復に期間増便されます。
 さらに、成田=メルボルン線が週3往復から週4往復に増便されます。

@昨日の成田空港入国の「病原体保有者」は1名
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと、全国空港での感染確認者は2名で、成田空港入国者では1名でした。
 症状があった人はゼロでした。

@京成電鉄の第3四半期連結決算が3年ぶりの黒字に
 京成電鉄が昨日発表した「4〜12月期の連結決算」では,売上高が前年同期比(以下同じ)15.9%増、純損益が230億1700万円と3年ぶりの黒字となりました。
 主力の鉄道事業では入国制限緩和などで、売上高が22.0%増となり、スカイライナーなどの有料特急は123.9%増と大幅に改善しました。


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