2023年4月後半の出来事


*4月30日

@今年度の総発着回数は20年前の2002年度の水準、「30万回」は2027年度か?
 成田国際空港株式会社(NAA)が27日に発表した「2022年度空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同期比(以下同じ、【】は2019年度比)29%増、【31%減】の17万7837回となっています。
 ちなみに、この総発着回数は20年前の2002年度並みとなっています。
 この内、国際線発着回数は21%増【38%減】で、一方、.国内線発着回数は54%増【6%減】となっています。
 また、総旅客数は217%増【51%減】の2051万6684人でした。この内、国際線旅客数は478%増【60%減】となり、内訳は日本人は535%増【75%減】、外国人は801%増【61%減】となっています。
 一方、国内線旅客数は69%増【7%減】でした。
【コメント】総発着回数は昨年9月に成田国際空港株式会社(NAA)が出した「新長期需要予測(発着回数イメージ)」と比べますとほぼ予測通りとなっています。
 予測通り推移すれば、「30万回」に達するのは2027年度、「50万回」に達するのは2048年度になります。
 しかし、現在の航空会社の状況や人手不足などにより、「30万回」に到達するのは2030年頃になるのではないでしょうか。

@28日の成田空港入国「病原体保有者」は4名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと,28日の感染者は全国空港で17名,成田空港入国者では4名でした。
 7名に症状がありました。

@京成電鉄が3年ぶりの黒字に
 京成電鉄が昨日発表した2023年3月期決算によりますと、売り上げ高が前年同期比(以下同じ)17.8%増、純利益が313億6700万円改善の239億2900万円の黒字となり、3年ぶりの黒字となりました。
 主力の運輸事業では売上高が25.7%増となりました。この内、成田空港関係路線では67.4%増となり、スカイライナーは3月頃に、ほぼコロナ禍前の水準に戻った、との事です。

@大阪行きの全日空がエンジントラブルで新潟空港に戻り緊急着陸
 昨日のBSN新潟放送(gooニュース)によりますと、昨日午前9時頃、新潟発大阪行きの全日空1658便・B737-800型機で、離陸後まもなく右エンジンにトラブルが発生しました。
 このため、同機は右エンジンを停止し、左エンジン1基で新潟空港に引き返し、無事緊急着陸しました。乗客・乗員にケガはありませんでした。

@アゼルバイジャン航空がB787-8型機8機を確定発注
 昨日の「Traicy」によりますと、アゼルバイジャン航空はボーイング社にB787-8型機8機を確定発注しました。
 受領は5機を2030年までに、残り3機を2030年以降に受領します。
 なお、同航空はエアバスにA320neo型機ファミリー12機を発注しています(4月8日の出来事参照)。


*4月29日

@ゴールデンウイーク前の成田空港、混雑は始まっていました
 昨日午後、コロナは怖いのですが、成田空港に行ってきました。
 ゴールデンウイーク前日ですが、国際線の日本人の数は少なかったように感じます。第1ターミナルも第2ターミナルも出発ロビーで聞こえてくるのはほとんど外国語でした。
 ただし、第3ターミナルは圧倒的に日本人が多く、何時もより、混雑が多少激しかったように感じました。
 以下写真3枚をを載せて置きます。

 1枚目は、第1ターミナルの出発ロビーで結構な混雑でした。

 

 2枚目は第2ターミナルの到着ロビーの様子です。やはり、以前に来たときよりも混でいました。

 

 3枚目は第3ターミナルのほ保安検査場前の様子です。サーモスタットによる熱の測定は任意のようで、測定する人はあまりいませんでした。
 隣の国際線保安検査場は、今日からの水際対策撤廃の準備もまだ始まっておらず、第2ターミナルで行っているようでした。

 

@「ZIPAIR Tokyo」が7月1日から成田=マニラ線を開設へ
 「ZIPAIR Tokyo」は昨日、7月1日から成田=マニラ線を開設する、と発表しました。1日1往復で,運賃は1万1000円からとなります。

@フィリピン・エアアジアが7月1日から成田=セブ線を開設へ
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、フィリピン・エアアジアは7月1日から成田=セブ線を開設する、と発表しました。
 1日1往復で,機材はA320型機を使います。
 下の写真は第3ターミナルにあるエアアジアのチェックインカウンターです。かなり地味ですので、今までもあったのかも知れませんが、昨日、気がつきました。

 

@27日の成田空港入国「病原体保有者」は3名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと,27日の感染者は全国空港で5名,成田空港入国者では3名でした。
 2名に症状がありました。

@5月7日まで、三里塚で「幻の軽便鉄道展」と「下総御料牧場の歴史展」のコラボ展
 今日の東京新聞によりますと、成田市の三里塚コミュニティセンターで、コラボ企画の「幻の軽便鉄道展」と「下総御料牧場の歴史展」が、5月7日(月曜は休み)まで開かれている,との事です。
 「幻の軽便鉄道展」は昨年に続き2回目となり、今年は車両の模型と、かつて実在した「三里塚駅」や「富里駅」のジオラマが目玉になる、との事です。
 5月6日には第9代牧場長を務めた田中二郎さんの次女山本順子さんと、考える会メンバーの座談会が開かれる予定とのことです。

@日本航空の3月国内線旅客数がコロナ前の2019年3月を越える
 日本航空が昨日発表した「JALグループ3月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比(以下同じ、【】は2019年3月比)274.9%増【33.5%減】の52万6531人となりました。利用率は80.7%となっています。
 一方、国内線では旅客数が74.4%増【2.2%増】の313万9946人、利用率が79.6%となっています。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線で44.7ポイント増の76.5%、成田=中部線で31.7ポイント増の64.3%、成田=那覇線では11.9ポイント減の31.9%となっています。


*4月28日

@NAAの田村社長「検疫緩和の前倒しを歓迎」
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で,「正式な通知はない」としながらも「検疫緩和の前倒しを歓迎し、動線を早く元に戻すことを検討する」と表明しました。
 具体的には検疫が使用する到着エリアに変更されていた第2ターミナル出発エリアの復旧や、第3ターミナルの国際線到着客が第2ターミナルに迂回して入国手続きをしなければならない現状の解消を上げました。

@成田空港の変異株感染者は9名、全国では23名、『XBB.1類株』が52名、内、『XBB.1.5株』が19名
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国の空港・港湾では59名(空港か港湾か判断できないものあり)で、成田空港入国者では9名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「XBB.1類株」が52名で,内、19名が「XBB.1.5株」などでした。
. 47名に症状がありました。。

@26日の成田空港入国「病原体保有者」は5名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと,26日の感染者は全国空港で7名,成田空港入国者では5名でした。
 全員が無症状でした。

@純利益が2331億円改善し894億円の黒字に、来期の純利益は800億円
 ANAホールディングスが昨日発表した「2023年3月期決算」によりますと、売上高が前年同期比(以下同じ)67.3%増の1兆7074億円となり、純利益が2331億円改善の894億円の黒字となりました。
 財政状況は純資産が663億円増の8703億円、自己資本比率は0.8ポイント増の25.6%、有利子負債残高は1421億円減の1兆6079億円となっています。
 また、2024年3月期の見通しは売上高が15.4%増の1兆9700億円、純利益が10.5%減の800億円としています。
 この結果、現段階では「配当は未定」となっています。
【コメント】財務状況も少しずつ改善していますが、負債が重石になっているようです。
 今年は賃上げ圧力もあり、純利益が減ってくると、予想しているのでしょうね。社員にとっては嬉しいことですが。

@エアバスなどが「サプライチェーンの混乱は2024年末まで続く」と警告
 26日のブルームバーグジャパンによりますと、エアバスと防衛関係企業のサフランは,現在起こっているサプライチェーンの混乱が2024年末まで続くと警告しました。
【コメント】これが、エアバス機の納入遅れの原因なのですね。
 これにより、世界の航空会社が座席増を予定していた燃費の良い新造機で出来ず、燃費の悪いB747-400型機やA380型機などを復帰させて使っていますね。

@欧州連合が航空会社に「 SAF 」の使用率目標を設定
 昨日の「ロイター通信(YAHOO!ニュース)」によりますと、欧州連合は現地時間25日、欧州の航空各社に対し、SAF(持続可能な航空燃料)の使用目標を義務づけることで合意しました。
 2025年には2%、2030年には6%、2035年には20%、2050年には70%へと段階的に引き上げられます。


*4月27日

@国際線旅客数は外国人が約1200%増と激増し、2019年3月比で約80%まで回復
 成田国際空港株式会社(NAA)が発表した「成田空港3月運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比(以下同じ、【】は2019年3月比)34%増【23%減】の1万7176回となりました。
 国際線発着回数は39%増【28%減】で、この内、旅客便は100%増【39%減】となっています。
 一方、国内線発着回数は21%増【6%減】となっています。
 総旅客数は211%増【32%減】の267万8675人となり、この内、国際線旅客数は490%増【32%減】で、外国人旅客数は1182%増【19%減】、日本人旅客数は567%増【64%減】ととなっています。通過旅客数は31%増【13%減】でした。
 一方、国内線旅客機は33%増【±ゼロ】でした。
 総貨物量は22%減【3%減】となっていますが、詳しくは4月21日の出来事を参照して下さい。

@「Spring Japan」が成田=ハルピン線を5月25日から期間増便へ
 「Spring Japan」は今日、5月25日から6月29日まで、成田=ハルピン線を1日1往復に増便すると発表しました。ただし、6月10日、17日、24日は除外します。

@成田空港のゴールデンウイーク期間中の国際線旅客数は476%増も19年比では43%減
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「ゴールデンウイーク旅客推計」によりますと、
 総旅客数は国際線が前年同期(以下同じ、【】2019年同期比)476%増【43%減】56万5100人となり、一方、国内線旅客数が前年同期比10.7%増、【1.5%減】の24万4600人となっています。
 国際線の出国ピークは4月29日の3万7500人、入国のピークは5月7日の3万4800人となっています。

@25日の成田空港入国「病原体保有者」は2名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと,25日の感染者は全国空港で3名,成田空港入国者では2名でした。
 2名に症状がありました。

@政府が水際対策のさらなる緩和を29日午前0時から実施する方向で調整
 政府は今日、新型コロナウイルス感染症を5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行する方針を正式に発表しました。
 また、水際対策の緩和については、29日午前0時に実施する方針を検討している、との事です。
 これは,ゴールデンウイークの入国者が増え、空港が大混乱に陥る事を避ける事が目的とのことです。
 実施後はワクチン3回分の接種証明書か、または出国前72時間以内の陰性証明書の提示も廃止し、中国からの入国者に行っていた約2割の無作為抽出検査も廃止します。
 その後は成田、羽田、中部、関西、福岡の5空港で症状のある人に,任意でゲノム解析を行う方針とのことです。
【コメント】国民の命と健康を守ることよりも、国民の懐から金を吐き出させ、入国する外国人が落としてくれる金を増やそう、とすることなのでしょうね。
 裏返せば、大企業や防衛費に大量の金をつぎ込む今の政策により、日本の国家財政が危機的な状況にある、と言う事なのですね。
 「円」が「紙くず」になる日がいつになるのでしょうか。


*4月26日

@24日の成田空港入国「病原体保有者」はゼロでした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと,24日の感染者は全国空港で2名,成田空港入国者ではゼロでした。
 1名に症状がありました。

@海南航空が5月1日から成田=北京線を再開
 今日の 「sky-budget」 によりますと、海南航空は5月1日から成田=北京線を再開する計画、との事です。週4往復(成田発着 月・火・木・土曜日)となります。
 下の写真は第2ターミナルに駐機する海南航空のB737型機です。海南航空グループには北京首都航空、天津航空、香港航空があります。

 


*4月25日

@23日の成田空港入国「病原体保有者」は1名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者」によりますと,23日の感染者は全国空港で2名,成田空港入国者では1名でした。
 2名に症状がありました。

@ピーチ・アビエーションが昨日で、累計搭乗者数が5000万人を突破
 ピーチ・アビエーションは昨日、就航以来の累計搭乗者数が5000万人を突破したと発表しました。
 2012年3月1日以来約11年1ヶ月での達成になります。

@三菱重工が「三菱航空機会社」の名称を「MSJ資産管理株式会社」に変更
 三菱重工は今日、「三菱航空機会社」の社名を変更しました。新社名は「MSJ資産管理株式会社」になります。
 これに伴い,三菱航空機会社のホームページも閉鎖した、との事です。
【コメント】これで、スペースジェット開発事業が、完全に終わったことになりますね。

@ルフトハンザ航空とイタリア政府の「 ITA 」買収交渉の期限が5月12日まで延長
 今日の「ロイター通信日本語版(livedoor news)」によりますと、イタリアの国営「ITA エアウェイズ」の売却をめぐるイタリア政府とルフトハンザ航空の交渉期限は現地時間24日まででしたが、5月12日まで独占交渉期限を延長した、との事です。


*4月24日

@スプリング・ジャパンが今日から、成田=ハルピン線と成田=天津線を増便
 スプリング・ジャパンは今日から、成田=ハルピン線を週3往復から週4往復(成田発着 月・水・木・日曜日)に増便しました。
 また、成田=天津線を週1往復から週3往復(成田発着 月・水・日曜日)に増便しました。

@全日空が5月1日からの、成田空港中国路線増便を発表
 全日空は今日、中国路線の強化を発表しました。
 成田発着路線では、5月1日から成田=上海線を、現在の週2往復から1日1往復に増便し,成田=広州線も5月1日から、現在の週2往復から1日1往復に増便します。
 さらに、成田=大連線は5月5日から、週2往復を週4往復に増便し、成田=北京線は5月6日から、週2往復から週3往復に増便する、と発表しました。

@アシアナ航空が成田=仁川線の機材を大型化
 昨日の 「sky-budget」によりますと、アシアナ航空は5月1日〜30日(ただし、9日と14日は除外)に、成田=仁川線の101便と102便にB747-400型機を投入する、との事です。
 また、6月1日〜7月9日にはA380型機を投入する計画もある、との事です。
 写真は26年前のアシアナ航空のB747-400型機です。

 

@22日の成田空港入国「病原体保有者」はゼロでした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者によりますと,22日の感染者は全国空港で1名,成田空港入国者ではゼロでした。
 1名に症状がありました。

@3月の航空機登録で成田空港を定置場とする旅客機が1機、スペースジェット4機は抹消
 今日の「JA Search BLOG」さんによりますと、国土交通省が発表した「3月航空機登録状況」では、久しぶりに成田空港を定置場とする旅客機の登録がありました。日本航空がB787-8型機(JA850J)を登録しています。
 一方、抹消登録で「スペースジェット」の「JA21MJ J・JA22MJ ・JA24MJ ・JA26MJ 」の4機が「航空機の用に供さない」として抹消されています。


*4月23日

@19日の成田空港入国「病原体保有者」は4名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者によりますと、21日の感染者は全国空港で8名、成田空港入国者では4名でした。
 6名に症状がありました。

@ GW の予約数は国際線が前年同期比195.4%増もコロナ前比では約半分
 国内航空各社は21日にゴールデンウイーク(4月29日〜5月7日)の予約状況を発表しました。
 これによりますと、国際線では予約数が前年同期比(以下同じ、【】は2019年同期比)195.4%増【51.1%減】の36万7454人、予約率は11.3ポイント増の71.0%となっています。
 一方、国内線では予約数は22.8%増【34.4%減】の244万8712人、予約率は11.5ポイント増の67.3%となっています。
 詳しくは21日の「AviationWire」に載っています。
【コメント】これからの駆け込み予約もありますので、予約状況はあまり意味はないのかもしれません。
 また、今年のゴールデンウイークが9日間に対し、2019年ゴールデンウイークは10日間です。
 写真は2019年ゴールデンウイーク中の5月2日に撮った「ひこうきの丘」の様子です。

 


日4月22日

@「Spring Japan」が7月1日より、成田=佐賀線を運休
 昨日のYAHOO!ニュースなどによりますと、「Spring Japan」は昨日、成田=佐賀線を7月1日から運休する、と発表しました。
 国際線に機材を集中するため、としています。
【コメント】以前より成田空港に行くと、成田空港に駐機している「Spring Japan」機が目に付きます。
 新型コロナウイルス感染症の影響もありますが、この傾向は最近でも続いています。
 最近では中国からの入国規制も緩和され、中国の各航空会社は相次いで日本路線の再開や増便を行っていますが、「Spring Japan」の中国路線再開や増便は微々たるもので、進んでいるようには見えません。
 日本航空の子会社になった「Spring Japan」も中国にとっては“外国の航空会社”と言うことになり、空港
関連スタッフの確保などが難しいのでしょうか。
 下の写真は13日に撮った、第2ターミナル東奥の駐機場に駐機している「Spring Japan」機です。車両や人員の動きもなく、運航に使用されている気配はありませんでした。

 

@19日の成田空港入国「病原体保有者」は1名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者によりますと,20日の感染者は全国空港で4名,成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。

@「トキエア」の関東地区就航は2025年の夏頃か
 昨日の「新潟テレビ21」は,「トキエア」の長谷川社長が現地時間20日、同航空が使う機材の製造メーカーであるフランスの「ATR社」を訪問し、2024年夏に3号機、2025年に開発中の1500m滑走路で離発着可能なATR42ー600S型機を導入する計画について協議しました。
 また、昨日の新潟新報によりますと、新潟&佐渡と関東方面(成田空港?)を結ぶ路線を2024年夏にも開設する予定、との事です。
【コメント】両社の報道が違っているのですが、ATR42ー600S型機でなくても、乗客や貨物の数を制限することで、1500m滑走路でも離着陸可能となるようですね。


*4月21日

@NAA が「成田空港開港45周年記念イベント」第1弾を発表
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「成田空港開港45周年記念イベント」第1弾を発表しました。詳しくはリンクを見てください。

@成田空港3月貿易概況は輸出入額共にマイナスに
 東京税関が昨日発表した「成田空港3月貿易概況(速報)」によりますと、
 輸出額は前年同月比(以下同じ)4.1%減の1兆3257億4700万円と2ヶ月ぶりのマイナスとなりました。
 一方,輸入額は4.4%減の1兆5607億6000万円と久しぶりのマイナスとなっています。
【コメント】2022年度の貿易赤字は過去最大となっている、との事です。

@成田空港の総取扱量が13ヶ月連続のマイナスに
 東京税関成田航空貨物出張所が昨日発表した「成田空港3月貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量が前年同月比(以下同じ)21.8%減の17万7611トンと13ヶ月連続のマイナスになりました。
 この内、積込量は21.7%減と13ヶ月連続のマイナス、取卸量は21.9%減と12ヶ月連続のマイナスなっています。
 国民の生活に関係する生鮮・ドライ貨物の取卸量は生鮮貨物量が30.8%減、ドライ貨物が32.5%減となっています。

@成田空港の変異株感染者は3名、全国では18名、『XBB.1類株』が12名、内、『XBB.1.5株』が3名
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国では18名(空港か港湾か判断できないものあり)、成田空港入国者では3名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「XBB.1類株」が12名で,内、3名が「XBB.1.5株」、また、「CXBB.2株」が2名などでした。
. 15名に症状がありました。。
 今回の発表分は4月7日から4月13日でした。

@19日の成田空港入国「病原体保有者」はゼロでした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者(空港と港湾から入国)」によりますと,19日の感染者は全国空港で1名,成田空港入国者ではゼロでした。
 1名に症状がありました。

@ IATA 事務局長が「世界の航空輸送力が完全に戻るのは2025年」と述べる
 現地時間19日の「ロイター通信(日本語版)」によりますと、国際航空運送協会(IATA)のウォルシュ事務局長は滞在先のダブリンで、世界航空業界の輸送力が回復するのは2025年になる、と述べました。
 事務局長は「実際の改善策は見当たらず、最短でも25年までは顕著な改善はないとみている。その後も改善がない可能性もある」と述べました。
 理由として、「新造機の納入遅延や部品不足にある」としています。


*4月20日

@18日の成田空港入国「病原体保有者」は5名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者(空港と港湾から入国)」によりますと,18日の感染者は全国空港で6名,成田空港入国者では5名でした。
 1名に症状がありました。
 なお、17日の全国空港の感染者は1名で、成田空港入国者はゼロでした。

@「ZIPAIR Tokyo」が6月も成田=仁川線を1日2往復に
 「ZIPAIR Tokyo」は昨日、成田=仁川線を6月一杯は1日2往復に増便する、と発表しました。
 従来は1日2往復は5月一杯としていました。

@香港航空が6月25日から成田=香港線を1日3往復に増便
 昨日の「Traicy」によりますと、香港航空は6月25日から、成田=香港線を1日3往復に増便する、と発表しました。

@「シルクウェイ・ウェスト・エアラインズ」が成田=バグー線を週2往復で運航中
 今日の「Fly Team」によりますと、アゼルバイジャンの貨物航空会社「シルクウェイ・ウェスト・エアラインズ」は、今夏季ダイヤで成田=バグー線を週2往復(成田発着 木・土曜日)で運航している、との事です。

@50年近く前の大阪空港夜間飛行差し止め訴訟で、最高裁判所長官が介入し控訴棄却に、当時の団藤重光氏自筆ノートで判明
 昨日の毎日新聞(gooニュース)などによりますと、龍谷大学の研究チームは昨日記者会見を開き、元最高裁判所判事の「団藤重光氏」自筆ノートの解析により、約50年前の大阪空港夜間飛行制限を求める騒音訴訟の最高裁判決について、当初、最高裁小法廷で審理し、5人の裁判官の合議で、夜間飛行を差し止める判決を出すことで一致していました。
 ところが判決公判直前に、当時の最高裁判所長官から「大法廷で審議するように」との指示があり、この大法廷判決で原告の敗訴となる棄却判決が下された、とのことです。
 龍谷大学の研究チームは解析した団藤氏の自筆ノートに、これらの経緯が記されていたことを明らかにしました。
 団藤氏のノートによると、国側が大法廷での審理を申し出た翌日、元最高裁判所長官から審理を担当する裁判長に「大法廷での審理を求める電話」があったことが、記されおり、「(自筆ノートに)『けしからぬことだ』『介入なんだ』とメモを記していた」との事です。
 龍谷大学研究チームらによりますと、「最高裁の審理の内幕が明らかになるのは異例で、三権分立を揺るがす介入だ」としています。
【コメント】このような三権分立をないがしろにする“介入”は許されることではありませんね。
 参議院選挙の際に行われる最高裁判所の裁判官への信任投票を、現在のような無印を“信任”とするのではなく、“○×”方式で信任・不信任を問い、無記入は無効とする方式に改めるべきですね。

@「3月の訪日外客数&出国日本人数」で、訪日外客数は順調に回復するも、出国日本人数は微増
 観光局が昨日発表した「3月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は2019年3月比(以下同じ)は34.2%減の181万7500人と順調に回復しています。
 一方、出国日本人数は64.0%減の69万4300人となっています。
 訪日外客数が順調に回復しているの対し、出国日本人数の回復のテンポは微々たるものになっています。


*4月18日

@都合により明日の更新が出来ません。

@成田空港の変異株感染者は1名、全国空港では5名、『XBB.1類株』が4名、内、『XBB.1.5株』が3名
 厚生労働省が昨日発表した「変異株の患者の発生について」によりますと、全国空港では5名(多分)、成田空港入国者では1名でした。
 全員がオミクロン株で、この内訳は、「XBB.1類株」が4名で,内、3名が「XBB.1.5株」、また、「CM.8.1株」が1名でした。
. 全員に症状がありました。。
 今回の発表分は4月4日から4月6日でした。

@16日の成田空港入国「病原体保有者」は1名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者(空港と港湾から入国)」によりますと,16日の感染者は全国空港5名で,成田空港入国者では1名でした。
 全員に症状がありました。

@セブ・パシフィック航空が5月1日から成田=セブ線、5月21日から成田=クラーク線を再開
 今日の「Aviation Wire」によりますと、フィリピンのセブパシフィック航空は5月1日から成田=セブ線を再開する、と発表しました。1日1往復となります。
 また、成田=クラーク線を5月21日から週4往復(成田発着 火・木・土・日曜日)で再開することも明らかにしました。

@ウエストジェットが5月1日から成田=カルガリー線を開設、自社路線で成田空港初乗り入れは初めて
 すでに載せましたが、今日の 成田国際空港株式会社(NAA)によりますと、カナダのウエストジェットは、5月1日から成田=カルガリー線に新規就航する、との事です。週3往復(成田発着は月・木・土曜日)の運航になります。
 写真はかなり前のカルガリー空港です。

 


*4月17日

@昨日深夜は成田空港の北側で天気大荒れ、飛行コースがめちゃくちゃに
 昨日深夜は成田空港北側の茨城県内で天気が大荒れになっていたようです。上段の「午後11時00分以降の離着陸」でも分かるように、午後11時以降の離着陸が11機もありました。午後11時前にも同様の離着陸が行われていたようです。
 北への離陸機は軒並み利根川手前で旋回していました。午後11時台前半は利根川手前で東側に旋回していましたが、中にはいきなり南側へ離陸したり、北側に離陸して、すぐに西側に旋回し、羽田空域を横切って西に向かう航空機もありました。普通は北側離陸機が羽田空域を、大きく旋回(飛行高度を稼ぐために)せずに横切ることはありません。「大丈夫かな」といらぬ心配をしてしまいました。
 悪天候ですので、やむを得ないとはいえ、この空域下に住んでいる人は大変な夜でしたね。
 下に、「Flightradar24」の航跡図を載せておきます。

 

 

@15日の成田空港入国「病原体保有者」は3名でした
 厚生労働省が昨日発表した「新型コロナウイルス感染症感染者と患者(空港と港湾から入国)」によりますと,15日の感染者は全国空港3名で,全員が成田空港入国者でした。
 症状のあった人が1名でした。

@中国南方航空が成田=瀋陽線を今日から増便
 中国南方航空は今日から、成田=瀋陽線を今までの週1往復から週2往復(成田発着 月・木曜日)に増便しました。

@ベトナム航空が6月13日から成田=ダナン線を増便
 今日の「Aviation Wire」によりますと、ベトナム航空は6月3日から、成田=ダナン線を週4往復から1日1往復に増便する、との事です。


*4月16日

@1時間の内に飛行方向が変わる、「スライド方式」で飛ばないはずの「静音時間帯」に突然轟音が
 上段に載せた「午後11時00分以降の離着陸」で分かるように、23時49分に離陸した「GK 11」便は、それまでの6便と違い北側に離陸しました。
 国土交通省や成田国際空港株式会社(NAA)は、新しい「C滑走路」が完成すると「A滑走路」と、「B滑走路」「C滑走路」をセットにして、離着陸を分けて運用する「スライド方式」により、深夜・早朝時間帯で北風の場合は「A滑走路」を離陸専用とし、「B滑走路」「C滑走路」を着陸専用とする。こうすると、「A滑走路」の南側地域は飛行機が飛ばず、一方、「B滑走路」と「C滑走路」の北側地も飛行機が飛ばず、「静穏時間7時間を確保できる」とししています。
 南風の時はこの逆で、「A滑走路」を着陸専用とし、「B滑走路」「C滑走路」を離陸専用とする。こうすると、「A滑走路」の北側地域は飛行機が飛ばず、一方、「B滑走路」「C滑走路」の南側地域も飛行機が飛ばず、「静穏時間7時間を確保できる」と言っています。
 そして、このような運用を“一定間隔”で交換し、地域毎に偏りが出ないようにする。としています。この“一定間隔”がどのようなものになるかについては、今の所、一切明らかにしていません。
 下図が国土交通省とNAAの北風の場合における説明図です。

 

 所が、飛行機は安全上風に向かって飛ぶのが通常です。
 昨夜の「GK 11」便のように、風向きが変わったのか、パイロットのリクエストかわかりませんが、通常と違った飛び方をされると「静穏7時間」がなくなることになります。
 「午後11時00分以降の離着陸」を毎日調べていると、この1時間の中で飛行方向が変わることは良くあります。
 このような「スライド方式」はロンドンのヒースロー空港で行われていますが、周辺住民からは「飛ばない時間帯に飛んでいる。飛ばないようにしてくれ」との要求がくり返し出ているようです。
 空港周辺の住民の健康を守るためにはこのような深夜早朝の時間帯に飛ばさないことが最善の対策になります。

@昨日の成田空港入国「病原体保有者」発表はありませんでした。


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