2024年12月前半の出来事


*12月15日

@2023年度の成田空港周辺騒音環境基準達成率は4%減の72%
 気が付かなかったのですが、千葉県の環境生活部大気保全課は11月21日に「各空港周辺航空機騒音測定結果」を発表しています。
 この内、成田空港については航空機騒音に関する環境基準を達成している所が90局の内61局で達成率が72%となっています。昨年度よりも4%減となっています。

 

 過去5年間を見ますと2019年度が64%でしたが、コロナ禍で発着回数が激減した2020年度が81%となり、発着回数の増加と共に、達成率が年ごとに減少しています。

 

 この調子でいくと、今年度(2024年度)は2019年度並みに悪化すると思われます。

 

  

 千葉県は毎年2月、「成田国際空港周辺航空機騒音測定結果(年報)」を発表していますが、これが正式な報告書となります。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時00分
23時04分
23時06分
23時09分
23時17分
23時20分
便名
5Y 991便
W8 1801便
NH 8043便
KZ 108便
JL 6785便
CJT 180W便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*12月14日

@「トキエア」は来夏季ダイヤから成田=新潟線に就航の予定
 昨日のTBSニュースデジタルによりますと、「トキエア」の成田空港就航ですが、来年夏季ダイヤ開始の3月末から、成田=新潟線を、1日2往復の発着枠を確保できる見通しになった、との事です。
 現在、航空局との最終調整を進めている、との事です。

@「Spring Japan」が今日から成田=広島線を運休
 今日から、Spring Japanの成田=広島線が運休します。
 運休は来年夏季ダイヤ開始までの予定です。

@日本航空のB737-8型機発注は21機なのに、49機予約登録とは・・・ ?H
 11日の出来事で書いた、日本航空の737-8型機49機の予約登録の件ですが、12日の-Fly Team によりますよ、日本航空が確定発注しているのは21機に過ぎない、との事です。
 ボーイング社のサイトでも追加オプションの発注も今の所、動きがないとのことです。
 どういうことなのでしょうか。

@エアカランがA350-900型機2機を発注
 昨日の「Traicy」」によりますと、 エアカランはエアバスに、A350-900型機2機を発注しました。
 写真は成田空港から離陸に向かうエアカラン機です。

 

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時13分
23時16分
23時22分
23時25分
23時39分
23時45分
便名
GK 518便
P&B
KZ 263便
NH 8403便
KZ 108便
KZ 168便
離・着・向き
S ↓
S ↓
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*12月13日

@オーストリア航空が来夏季ダイヤで成田=ウィーン線を最大週5往復で再開
 今日の「Traicy」によりますと、オーストリア航空は冬季運休としている成田=ウィーン線を、夏季ダイヤ開始の来年4月1日から最大週5往復で再開します。

@「トキエア」が来年に成田空港に乗り入れか
 今日の新潟日報によりますと、「トキエア」が来年に、成田=新潟線と成田=佐渡線に就航する見通しになった、との事です。
 関係者の話ではこの程、成田空港の発着枠を確保できるメドが立った、との事です。
 なお、「トキエア」は2021年5月24日に、佐渡=成田間で試験飛行をおこなっています(2021年5月後半の出来事参照)。ただし、この時はATR機ではありませんでした。
【コメント】「トキエア」にとっては、成田空港乗り入れは、営業の面からも欠かせないことでしょうね。
 世界遺産に登録された佐渡金山に訪日客を誘致する上でも、首都圏の人たちを新潟に呼び込むためにも、欠かせない路線ですね。

@2022年に起こったハワイアン航空機の乱気流事故は積乱雲を迂回しなかパイロットとのミス
 今日のCNNニュースによりますと、米国家運輸安全委員会は2022年に、ハワイ上空で起こったハワイアン航空の乱気流事故について、報告書を発表しました。
 これによりますと、フェニックス発ホノルル行きのハワイアン航空35便・A330型機は、「ハワイ上空で乱気流の恐れがある」と警告されていたにもかかわらず、垂直に発生した積乱雲を迂回せずに飛行したことかが原因だった、と指摘しました。
 この事故では36人が負傷し、20人が病院に搬送されました。

@カンタス航空の主要5都市の整備士組合が早朝のストライキ実施
 昨日の「nichigopress」によりますと、現地時間13日早朝午前3時30分から午前7時30分の4時間、カンタス航空の主要5都市の空港で、整備士がストを行う事になっています。
 労組側は3年半、凍結されていた賃上げを1年目に15%、以降毎年5%上げるように要求していますが、交渉はまとまりませんでした。

@「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時00分
23時03分
23時14分
23時17分
便名
EK 319便
KZ 235便
W8 1801便
NH 8403便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*12月12日

@春秋航空が来年1月20日から成田=石家荘線を増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、春秋航空は来年1月20日から、成田=石家荘線を、現在の週2往復から週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)に増便します。
 写真は LCC ターミナル前を移動する春秋航空機です。後が「Spring Japan」機となります。

 

@アシアナ航空が今日から大韓航空の子会社に
 今日の「NHKニュース」によりますと、大韓航空は現地時間11日、アシアナ航空株式取得が完了し、アシアナ航空株式の60%を占める筆頭株主になった、と発表しました。
 これにより大韓航空のアシアナ航空買収が完結したことになります。
 当面、アシアナ航空を子会社とし、アシアナ航空は運航を続けます。
 その後、2026年にかけて路線や事業内容を調整していく、との事です。

@フィンエアのパイロット組合が国の仲裁案を拒否し、待機措置を禁止へ
 今日の航空新聞社(有料版)によりますと、フィンエアのパイロット組合は、国の調停官が9日に提示した仲裁案を拒否しました。
 これにより、12日からパイロットの待機禁止措置が発動されることになります。
 すでにおこなわれている残業禁止措置もあり、運航への影響が出るものと見られます。

@「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時24分
23時34分
便名
KZ 134便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑


*12月11日

@ハワイアン航空が来年5月12日から成田=シアトル線を開設
 昨日の「Traicy」によりますと、アラスカ航空はハワイアン航空の機材を生かして、来年5月12日から成田=シアトル線を開設する計画です。
 運航は1日1往復で機材はA330-300型機を使用します。
 なお、ハワイアン航空はアラスカ航空に買収されています。

@ハワイアン航空が来年の5月12日で成田=ホノルル線を運休
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ハワイアン航空は来年5月12日開設する、成田=シアトル線と同時に、現在運航している成田=ホノルル線を運休とします。

@日本航空機のパイロット2人が、メルボルンで前夜に飲酒し、メルボルン発成田行きが約3時間遅れる
 昨日の朝日新聞によりますと、日本航空は昨日、1日のメルボルン発成田行き774便・B78-87型機のパイロット3名の内2名が、前夜に社内規定に違反して規定以上のアルコールを摂取し、アルコールが検出されなくなるまで、この便を遅らせた、と発表しました。
 この内の1名は、ホテルでの自主検査でアルコールが検出したにもかかわらず、「体調不良」としてホテルを出る時間を遅らせました。
 また、もう1名はホテルや空港での検査でアルコールが検出されましたが、「誤検知」としていました。
 同便は2名のアルコールが検出されなくなるまで、出発を3時間11分遅らせました。
 日本航空は2018年と2019年に国土交通省から飲酒で注意を受けた際に、宿泊先での飲酒を禁止していましたが、10月から解禁していました。
 しかし、今回のトラブルを受けて、今日から禁止を再開しました。
【コメント】私は飲酒をしませんので、よく分からないのですが、自己規制ができないのでしょうか。
 自分の命と乗客の命を危険にさらす、言い訳のできない行為ですね。
 このような場合には、運航乗務員の交代ができなければ、この便を欠航にすべきですね。

@日本航空が11月の航空機登録動向でB737-8型機49機を予約登録
 昨日の「JA Search BLOGさん」によりますと、11月の「航空機登録動向」では、成田空港を定置場とする旅客機の登録はありませんでした。
 目立ったのは予約登録で、日本航空が737-8型機49機を登録していることです。登録日は全て「未定」となっています。

@エア・インディアがA350型機10機とA320neo型機ファミリー90機を確定発注に
 9日の「Traicy」によりますと、エア・インディアはエアバスに、A350型機10機とA320neoファミリー90機を確定発注しました。
 これにより、同航空のエアバスへの発注数は合計350機となり、この内、受領済みは6機となっています。

@「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時03分
23時09分
23時16分
23時23分
便名
KZ 227便
NH 8403便
KZ 235便
JL 773便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*12月10日

@カタール航空が成田=ドーハ線を2月14日に増便へ
 今日の「sky-budget によりますと、カタール航空は成田=ドーハ線を、2月14日に現在の1日1往復から週11往復に増便する計画とのことです・
 さらに、7月3日からは1日2往復に増便する計画、との事です。
 写真は成田空港B滑走路に到着したカタール航空機です。

 

@NAAが今日から「成田空港で働き、周辺地域で暮らすライフスタイル」を公開
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日から、「成田空港で働き、周辺地域で暮らすライフスタイル」と題したウエブサイトを公開しました。

@オランダ政府がスキポール空港の発着回数削減を閣議決定、KLM航空は反発
 今日の航空新聞社(有料版)によりますと、オランダ政府は現地時間6日に、スキポール空港の年間発着回数を47万8000回に削減する事を閣議で決定しました。
 これに対してKLMオランダ航空は「当社はスキポール空港周辺の住民の騒音被害を軽減するという目標を掲げており、70億ユーロを低騒音機材に投資するなど、よりクリーンで、より静かで、より効率的な計画を打ち出している。騒音目標を達成するために、スキポール空港の発着回数を削減する必要がないことを示すものだ」と批判する声明を出しています。
 その上で、この閣議決定について、「欧州委員会にこのオランダ政府の決定について、妥当かどうかの判断を仰ぐ」としています。

@全日空の10月実績は国際線旅客数が10.6%増、国内線旅客数が8.3%増
 全日空が昨日発表した「ANAグループ10月実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年10月比(以下同じ)10.6%増【18.9%減】の67万5824人となりました。利用率は79.5%となっています。
 一方、国内線旅客数は8.3%増【1.4%増】の358万6028人となっています。利用率は79.2%でした。
 この内、成田空港路線の利用率は成田=札幌線が82.3%、成田=大阪線が87.3%、成田=中部線が68.4%となっています。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時02分
23時05分
23時13分
23時16分
23時20分
23時25分
便名
W8 1801便
RS 704便
NH 8403便
KZ 134便
W8 1802便
LO 80便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*12月9日

@エア・ドゥで機材1機故障整備で10便が欠航
 昨日の北海道新聞によりますと、エア・ドゥは7日夜、機材1機に整備が必要となり、昨日の10便が欠航となりました。
 1650人に影響が出ました。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」
 昨夜は雪のための、遅れが発生したようです。これからの季節、このような「昨夜午後11時00分以降の離着陸」が多くなると思われます。

時間
23時00分
23時13分
23時15分
23時21分
23時25分
23時27分
便名
GK 11便
 JL 6875便
AY 74便
GK 518便
GK 120便
KZ 5160便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓
S ↓
N ↑
時間
23時33分
23時36分
23時40分
23時42分
23時53分
便名
NH 8427便
FX 157便
FX 10便
KZ 227便
W8 1801便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
S ↓


*12月8日

@中国南方航空が20日から成田=鄭州線を増便
 今日の観光経済新聞によりますと、中国南方航空は20日から、現在週2往復の成田=鄭州線を1日1往復に増便します。
 また、来年1月10日からは週5往復(成田発着 月・水・木・土・日曜日)に減便します。

@世界の航空業界は深刻なパイロット不足、パイロットの給与高騰で減便や倒産する航空会社も
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、世界の航空業界はパイロット不足に直面している、との事です。
 このため、米国の航空会社を中心にパイロットの給与が上昇し、日本のパイロットの給与に比べて約2倍の水準になっています。
 これらのことからパイロットの争奪戦が起こっており、パイロット不足により、欠航便を出す航空会社も出始めています。
 このようなパイロットの争奪戦に日本の航空会社が巻き込まれれば、地方路線の減便につながる恐れがある、との事です。

@「トキエア」の3号機は昨日、無事に那覇空港に到着
 「トキエア」の3号機「JA03QQ」は昨日の午後4時05分頃に那覇空港に到着しました。
 台湾からの飛行時間は約5時間10分でした。下図は「Flightradar24」による同機の航跡です。
 今後、リース会社からの引き渡しや、国土交通省への届け出や審査を受けるために、しばらくは那覇空港に駐機する見込みです。
 これらが済んで、晴れて、「JA03QQ」の機体ナンバーが使えるようになります。

 

@ FAA 長官がB737MAX型機工場を視察「ストから4週間経っても旅客機を作っていない」
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、米国連邦航空局(FAA)のMike Whitaker長官は現地紙の取材に答え「B737MAX型機の生産について私が最も衝撃を受けたのは、ストライキ終結から4週間が経過したが、彼らはまだ航空機を生産していないことだ」と述べました。
 しかし、「現在ボーイング社は、労働力・トレーニング・サプライチェーンの調整に集中していることが影響している」と、
これに理解を示しました。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時10分
23時11分
23時14分
23時15分
23時22分
23時34分
便名
5Y 991便
 KZ 134便
NH 8403便
W8 1801便
JL 6785便
5Y 717便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑



*12月7日

@昨日、成田空港で初めてとなる「ブラインド訓練」が行われる
 昨日、成田空港第2ターミナルで、NAAと日本航空と慶応大学の3者による、大地震避難・救難訓練が行われました。
 「成田空港直下を震源とする震度6強の地震が発生した」とする想定での訓練ですが、今回では、これ以上のシナリオは明らかにされない、成田空港で初めての「ブラインド訓練」として行われました。
 空港の職員や航空会社のスタッフ、ターミナル内で働く従業員など約120人が参加しました。
 この結果、人だかりが出来るところに対応が集中し、けが人が出ているところで人手が手薄になるなどの問題点が明らかになりました。
 「ANNnews」による動画はこちらです。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時01分
23時05分
23時08分
23時23分
23時26分
便名
8Y 109便
 KZ 168便
NH 8403便
AY 74便
LO 80便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*12月6日

@JTBの年末年始の旅行動向調査では国内旅行人数は昨年と変わらず、海外旅行は13.0%増
 JTBが昨日発表した「年末年始(2024年12月23日から2025年1月3日)の旅行動向」によりますと、全国では年末年始に1泊以上の旅行に出かける人は前年同期比(以下同じ)0.2%増の2852万人となっています。
 この内、国内旅行は±ゼロ、海外旅行は13.0%増となっています。
 国内旅行では暮らし向きがゆるやかに改善する傾向も見られますが、先行きの不安が影響しています。
 一方、海外旅行は日並びの良さが影響して伸びています。行き先は近隣諸国があい変わらず多いですが、日並びから欧米や豪州などが延びています。
【コメント】ただ、国内の宿泊施設では予約が好調で、単価が高騰しているようです。ビジネスホテルでも昨年同期の3倍以上となっている所もあります。帰省と言うよりは、家族でのんびりする人が増えている、との事です。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時01分
23時03分
23時20分
便名
EK 319便
 FX 60便
NH 8403便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑


*12月5日

@中国東方航空が28日から成田=ハルピン線を開設
 今日の「Traicy」によfりますと、中国東方航空は12月28日に成田=ハルピン線を開設します。
 週4往復ですが、来年1月15日から2月18日は1日1往復に期間増便となります。
 写真は3日、第2ターミナルに駐機する中国東方航空機です。

 

@第2次岩国騒音訴訟に54人が追加提訴、原告が490人に
 今日の毎日新聞によりますと、昨日、米軍岩国基地周辺の住民54人が第2次岩国騒音訴訟団に加わり、追加提訴しました。
 これにより、同訴訟原告は490人となりました。

@「トキエア」の3号機が7日に那覇空港に到着
 昨日の「Traicy」によりますと、「トキエア」の3号機・ATR42-600型機が、現地時間2日にフランス・トゥールーズを出発し、7日に那覇空港に到着する、との事です。
 その後、必要な手続きが完了次第、新潟空港に向かいます。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時06分
23時16分
23時18分
23時21分
23時24分
便名
KZ 227便
 KZ 134便
AY 74便
LO 80便
NH 8403便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑

*12月4日

@NAAが「総合報告書2024」を発行
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日「総合報告書2024」を発表しました。この報告書は現在の成田空港全般について解説しています。
【コメント】成田空港の現状を知るには便利な冊子です。

@第5次厚木基地騒音訴訟原告団が飛行差し止めを求め東京高裁に上告
 第5次厚木基地騒音訴訟原告団は昨日、米軍機と自衛隊機の飛行差し止めを認めなかった、横浜地裁の判決を不服として、東京高裁に、行政・民事両訴訟で飛行差し止めを求め控訴しました。

@国土交通省がグランドハンドリングの事故多発について、国が委託事業者に直接調査出来る答申を了承
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、国土交通省は3日に開かれた、事故が多発する空港のグランドハンドリングについての有識者委員会がまとめた、重大事案を起こした事業者に対し、国が直接調査できるよう監督体制を改めるなどの「とりまとめ案」を了承しまた。
 グランドハンドリングは現在、航空会社が下請け事業者に委託していますが、事故が起こった場合の聞きとりや調査などは国土交通省がおこなっていません。
 しかし、実施の時期などは今後、別の有識者や検討会で議論する、との事です。

@大韓航空のアシアナ航空買収が11日に完了、世界10位となる航空会社が誕生へ
 3日の韓国「ハンギョレ新聞」によりますと、大韓航空は現地時間3日、アシアナ航空の株式を11日に全株買収する、と発表しました。
 米国の合併承認はまだですが、この合併を承認しない場合は、11日までに米国司法省が提訴しなければ、承認された、と見なせる、との事です。
 買収後、アシアナ航空は2年間、アシアナ航空として運航しますが、大韓航空の子会社となります。
 また、それぞれの傘下にある LCC は、アシアナ航空の傘下にあるエアプサンとエアソウルが、大韓航空傘下のジンエアに統合されるものと見られています。
 なお、別の報道によりますと、米国も合併を承認したとの事です。
【コメント】これにより、乱立している韓国の LCC も数社に統合される可能性がありますね。下の写真は成田空港を移動するジンエア機です。

 

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時15分
23時22分
23時29分
23時33分
便名
NH 8403便
 KZ1607便
KZ 235便
KZ 4便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑


*12月3日

@第48回騒音対策委員会が6年ぶりに対面方式で2月20日に開催
 今日の成田国際空港株式会社(NAA)からのメールによりますと、第48回騒音対策委員会が来年2月20日(木)、6年ぶりに対面で開催される、との事です。
 この5年はコロナの影響で、文書質問と回答になっていました。

@ターキッシュエアラインズが今日から成田=イスタンブール線を期間減便
 ターキッシュエアラインズは今日から、成田=イスタンブール線を期間減便します。
 1日1往復から週5往復となります。ただし、12月28日から来年1月4日までは、1日1往復となります。

@北海道エアポートが着陸の迫る滑走路に工事用車両誤侵したトラブルで「お詫び」
 北海道エアポートは昨日、先月28日に新千歳空港で起こった、工事用車両の滑走路誤侵入トラブルについての「お詫び」を発表しました。

@先月30日に鹿児島空港で起こった日本航空機のタイヤバーストは車輪システムの不具合
 昨日の南日本放送によりますと、先月30日に鹿児島空港で起こった、日本航空機のタイヤがバーストしたトラブルの原因について、日本航空は「ブレーキをかけたときに、タイヤがロックされることを防ぐ『アンチロックブレーキシステム』に、なんらかの不具合があったと推定される」との見解を明らかにしています。

@米国の大手航空会社5社が座席指定料金で5年間に124億ドルの利益あげる
 今日の「courrier.」によりますと、米国の大手航空会社5社は、2018年から2023年にかけて、座席指定料金だけで124億ドル(約1兆8568億円)もの収益をあげていた、との事です。
 座席指定料金やその他の各種追加料金は、かかるコストに比べて大幅に高い、との事で、これらの5社の幹部らは現地時間12月4日の上院常設小委員会で座席料金について証言するよう召喚されている、との事です。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時11分
23時17分
23時23分
23時29分
便名
NH 8403便
 KZ 227便
W8 1801便
LO 80便
離・着・向き
S ↑
S ↑
S ↑
S ↑


*12月2日

@ジンエアが今日から成田=務安線を開設
 ジンエアは今日から、成田=務安線を開設しました。1日1往復になります。

@エルアル航空が成田=テルアビブ線を期間減便
 エルアル航空は今日から来年3月2日まで、成田=テルアビブ線を、週3往復から週2往復(成田発着 木・日曜日)に期間減便しました。

@昨日丘珠空港で北海道エアシステム機と「トキエア」機がそれぞれ機材トラブル
 昨日の北海道新聞によりますと、昨日、丘珠空港では北海道エアシステム機と「トキエア」機が、機体の不具合で、それぞれ2便が欠航となりました。
 北海道エアシステム機は水平尾翼を調整する部品に不具合が見つかった、との事です。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時01分
23時10分
23時19分
23時22分
23時25分
23時26分
便名
RS 704便
 FX 557便
FX 10便
KZ 227便
KZ 5160便
AY 74便
離・着・向き
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑
時間
23時31分
23時35分
便名
JL 6785便
NH 8427便
離・着・向き
N ↑
N ↑


*12月1日

@11月のアクセス数は20,446回でした。

@田村社長が第3ターミナルの早期改修に言及
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は、先月28日の記者会見で、来年4月8日で10周年を迎える LCC 用の第3ターミナルについて、保安検査後の制限区域改修の検討を始めていることを明らかにしました。
 田村社長は第3ターミナル開設当初は「保安検査の先が殺風景。開業当時は、できるだけコストを安くしてシンプルに作る、ということだったと思う」としていますが、「現在はニーズも多様化してきている」とし、新たな機能強化計画中でも、第3ターミナルは今後10年から20年は現在の施設を使い続けるので改修は「短中期で考えている」と話しました。
【コメント】確かに国際線 LCC は第1ターミナルや第2ターミナルを使うところも多く、フルサービスキャリアとの垣根が低くなっていますね。乗客は色々のショップがある第1ターミナルや第2ターミナル方を喜ぶでしょうね。
 下の写真は第2ターミナルのカウンターを使う、セブパシフィック航空とヴェトジェット航空のカウンターです。

 

@深セン航空が今日から、成田=深セン線を増便
 深セン航空は今日から、成田=深セン線を、1日2往復に増便しました。

@スクートが今日から成田=台北=シンガポール線を期間増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、スクートは今日から来年1月26日まで、現在週12往復している成田=台北=シンガポール線を、1日2往復に期間増備しました。

@香港航空が今日から成田=香港線を1日5往復に増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、香港航空は今日から、現在1日4往復している成田=香港線を、1日5往復に増便しました。

@鹿児島空港に着陸した日本航空機でタイヤがバーストし激しく白煙が上がる
 昨日午後1時45分頃、羽田発鹿児島行きの日本航空647便・B737型機が、着陸直後に右主脚のタイヤ1本がバーストしました。
 タイヤからは白煙が上がりましたが、発火はありませんでした。同機は自力でスポット近くまでまで移動しました。
 このトラブルで、1便が欠航し、2便に遅れが出ました。

「昨夜午後11時00分以降の離着陸」

時間
23時07分
23時12分
23時25分
23時34分
23時36分
便名
KZ 254便
 5Y 591便
NH 8403便
JL 6785便
KZ 134便
離・着・向き
S ↓
N ↑
N ↑
N ↑
N ↑