2024年2月後半の出来事


*2月29日

@相変わらず日本人出入国者数の回復進まず
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「成田空港1月運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比【】は2019年1月比 23%増【10%減】の1万9638回となりました。
 この内、国際線発着回数は31%増【11%減】、国内線は±ゼロ【3%減】となっています。
 総旅客数は39%増【14%減】の307万5217人となり、国際線旅客数は46%増【14%減】で、この内、日本人は70%増【52%減】、外国人旅客数が59%増【11%増】、通過客が19%減【32%減】となっています。
 一方、国内線旅客数は18%増【6%増】となっています。
 国際航空貨物量は±ゼロ【10%減】となっていますが、詳しくは1月22日の出来事を参照にして下さい。
【コメント】外国の航空や旅行の関係者も「この状態はしばらく続く」とさじを投げているようですね。国民の生活水準が実質的に回復しないとだめですね。大幅賃上げが物価の上昇などで相殺されるようでは「株価が最高値更新」などと煽っても国民の気持ちは高揚しませんね。

@日本航空の1月マンスリーレポートに羽田空港事故の影響
 日本航空が今日発表した「JALグループ1月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年1月比(以下同じ)5.9%増【29.6%減】の52万9357人となり、利用率は72.5%でした。
 一方、国内線旅客数は15.1%増【5.3%減】の256万8593人となりました。利用率は68.9%となっています。
 この内、成田=路線の利用率は成田=伊丹線が8.5ポイント増の71.0%、成田=札幌線が45.5%、成田=名古屋線が1.7ポイント増の54.2%、成田=福岡線が30.9%となっています。
【コメント】やはり、1月2日に起こった羽田空港における衝突炎上事故と、これによる長期欠航の影響が出ているようですね。

@羽田空港の衝突炎上事故の責任は自民・公明政権や国土交通省にある
 今日のlivedoor newsに載ったFRIDAY『「ミスに気づいても指摘する余裕ない」…羽田事故の再発危機!現役管制官が激白「人員不足でもう限界」』に現役管制官の悲痛な声が乗っています。
 所が国土交通省航空局の担当者は「管制官の配置は航空機の増便等に応じて増員しており、今後も業務負担の状況を注視して強化を検討します。事故を受けて、操縦士と管制官に対する注意喚起システムの強化なども検討しています」と答えています。
【コメント】まるで他人事ですね。羽田空港衝突炎上事故は、まさに、国土交通省の責任です。何回このような事故を起こせば、本気になるのでしょうか。


*2月28日

@「ZIPAIR Tokyo」が悪天候を避ける「3DARVI」で3社の連携を発表
 「ZIPAIR Tokyo」は今日、航空機の落雷被害を軽減出来る、「エムティーアイ」社と「JAXA」の3社と、「3DARVI」運用に向け連携を始めると発表しました。
 この「3DARVI」は、「エムティーアイ株式会社」と宇宙航空研究開発機構(JAXA)との共同開発によるもので、「エムティーアイ」が提供する気象情報と、JAXAが提供する衛星全地球降水マップ「GSMaP」を合体させたものです。
 従来ではこのデーターをコックピットで受信することが操縦機器との干渉で難しかったのですが、新たな機能「INFLIGHT(インフライト)モード」を開発し受信できるようにしたもの、との事です。
 これにより、パイロットがリアルタイムで機体が落雷を受けそうな空域を迂回できる可能性をもたらすものです。


*2月27日

@川崎重工が成田空港公式 WEB ページに,屋内の位置情報を提供
 今日の航空新聞社によりますと、川崎重工は、21日にリニューアルした「成田空港公式WEBサイト」に、成田空港内のターミナルなど屋内の位置情報サービス「『iPNT-K」を提供した、と発表しました。
 このサービスを WEB ページに提供するのは国内では初めて、との事です。

@関越交通と千葉交通が3月1日から群馬県内=成田空港線高速バスを1日4往復に増便
 今日の日本経済新聞(電子版)によりますと、関越交通と千葉交通は共同で運行している群馬県=成田空港間の高速乗り合いバス「アザレア号」を、3月1日から1日1往復に増便し、1日4往復とする、との事です。
 運賃は4780円から5300円に値上げします。両社によりますと、増便の要望が強かった、との事です。

@防衛省が米軍岩国基地周辺の騒音調査を実施へ、家屋防音で壁や天井の防音工事の必要性見極め
 昨日の中国新聞によりますと、防衛省は米軍岩国基地周辺の住宅に対する防音工事の助成についての調査を始める、との事です。
 これは、比較的騒音の低い区域の住宅には、防音サッシや空調機器設置への助成しか行われていません。
 そこで、天井や壁への防音工事をするための調査、との事です。また、住宅に併設された店舗や事務所も防音対象にするとのことです。


*2月26日

@成田空港は白タク天国
 「週間 東洋経済」3月2日号に「成田空港周辺でうごめく『白タク』の素性」を追う」とのルポルタージュが載っています。
【コメント】タクシー業者や運転手にとっては死活問題ですね。どんどん,摘発して強制送還などの措置は執れないものでしょうか。
 成田空港利用者には必要悪なのでしょうか。

@今日、「トキエア」の新潟=丘珠線は2往復とも欠航に
「トキエア」は今日、丘珠空港の降雪により、新潟=丘珠線の2往復を欠航としています。
【コメント】1機体制で運航していますので、明日からの運航を考えた場合に、大事をとっているのでしょうか。
 なお、整備を行っていた2号機(JA02QQ)は整備が終わり、今日、台湾から那覇にフェリーし、明日、新潟空港に到着予定とのことです。


*2月25日

@ユナイテッド航空が羽田=グアム深夜便を5月1日から開設、成田=グアム線は現行通り
 昨日の 「sky-budget」によりますと、ユナイテッド航空は5月1日から羽田=グアム線深夜便の運航を開始する、と発表しました。
 この際、22日の出来事で書いた、成田=グアム線の羽田空港移管は行わず、そのまま週32便で運航される、との事です。
 この結果、同航空の東京=グアム線は最大1日6往復となります。

@グレーターベイ航空が3月18日から成田=香港線を増便
 昨日の「sky-budget」によりますと、グレーターベイ航空は3月18日から、成田=香港線を、現在の週14往復から週18往復に増便します。
 増便分は成田発着 月・水・金・土曜日となります。
 写真は第2ターミナルでプッシュバックするグレターベイ航空機です。

 


*2月24日

@「Air Japan」の成田=仁川線が運航を開始
 22日の初便が機体トラブルのため欠航となった「Air Japan」の成田=仁川線ですが、今日午前、無事に就航しました、
 午後4時段階では、仁川空港を出発し、成田空港に向かっています。
 写真は「Flightradar24」よる成田→ソウル便の航跡です。

 

@新潟県が補正予算で「トキエア」に3億円を助成へ
 昨日の新潟日報によりますと、新潟県の2023年度一般会計補正予算案に「トキエア」に対する補助金約3億円が盛り込まれました。


*2月23日

@ウズベキスタン航空が8月5日から成田=タシケント線を増便
 今日の 「sky-budget」によりますと、ウズベキスタン航空は8月5日より、成田=タシケント線を現在の週1往復から、週2往復(成田発着 火・金曜日)に増便します。

@19日に大阪空港で管制官が離陸待ちの航空機がいる滑走路に着陸許可を出す
 今日の読売新聞によりますと、19日午後8時頃、大阪空港で仙台行きの日本航空2215便が離陸に向け滑走路上で待機していたところ、管制官が那覇発大阪行きの日本航空2088便に着陸許可を出すミスがありました。
 待機していた2215便のパイロットがこの過ちに気付き管制官に連絡しました。
 管制官もほぼ同時にミスに気付き、2088便に「着陸許可取り消し」の指示を行いました。
 国土交通省はこの事案について「2088便は空港から10Km以上離れていたため、重大インシデントには当たらない」としています。
 下図は「Flightradar24」によるJL2088便の航跡です。
 所が、JL2215便の航跡は大阪空港付近では消されていますので、JL2088便の航跡図で,どの時点でJL2215便の着陸許可が取り消されたのかは分かりません。JL2088便はA350型機ですので、事故で失われることがあれば、日本航空への影響は甚大なものになります。

 

@カナダの超 LCC 「リンクスエア」が2月26日をもって全便の運航を停止
 今日の「Traicy」によりますと、カナダの超 LCC「リンクスエア」は、現地時間2月26日午前0時をもって、全ての運航を停止する、と発表しました。
 この件について同航空は「インフレや燃油費の高騰、為替などの影響によるもの。私たちの目標は、業務を可能な限りシームレスに終了させること」としています。
 同航空はカルガリーを拠点としてカナダ、米国、メキシコの23都市に乗り入れています。
【コメント】超 LCC は、通常の LCC よりもさらに安い料金を提供する航空会社です。コスト削減のために、座席間隔をさらに狭くし、“立ち座席”なども提案していました。

@カンタス航空がエアバスにA321XLR型機を8機追加発注
 昨日の「Traicy」によりますと、カンタス航空はエアバスに、A321XLRneo型機8機を追加発注しました。
 これにより、同航空のA321XLRneo型機の全発注数は28機となります。国内線向けとしていますが、この機材はシドニー=東京間をノンストップで飛行できます。

@ベトジェットエアがエアバスにA350-900型機を20機購入の覚書締結
 昨日の「Traicy」によりますと、ベトナムのベトジェットエアはエアバスと、A350-900型機20機を購入する覚書を締結しました。
 同航空としての初めてのワイドボディ機の導入になり、超長距離路線進出への足がかりとなります。

@ドイツからの乗客が医療用放射性物質を荷物として持ち込み、一部が漏れて乗客が一時隔離、スペインの空港で
 昨日の「Switch news」によりますと、現地時間20日、スペインのジョセップ・タラデラス・バルセロナ=エル・プラット空港に到着した、スイス航空機の機内預け荷物から、放射性物質の入ったスーツケースが見つかり、一部が漏れていた事故が発生しました。
 こにため、スペインの市民保護局は航空緊急事態と放射能緊急事態に対する緊急措置を発動し,乗客・乗員とグランドスタッフ全員を一時拘束しました。
 この放射性物質は治療用に使われるものと判明し、グランドハンドリングを行っていた5人が医療センターに搬送されましたが、検査の結果、放射能汚染は確認されなかった、との事です。
 同便に搭乗していた人たちにも被害はなかったため、拘束を解除されました。
 この荷物を持っていた人物はドイツから到着し、スペイン西部のサラマンカへ向かう予定だった、との事です。
【コメント】放射性物質は当局の特別の許可がなければ、運べないはずですね?許可は取っていたのでしょうか


*2月22日

@「Air Japan」の成田=仁川線の初便が機材トラブルで欠航に
 「Air Japan」によりますと、今日から就航を予定していた成田=仁川線が、使用機材の不具合のために欠航となりました。
 使用機材の「JA803A」機が、昨夜、バンコク→成田線の出発時に、主脚の不具合警告が出て、点検したところ部品の交換が必要となりました。
 同航空は現在、所有機はこの1機だけのため、今日の成田=仁川線の往復と、成田=バンコク線の往復の計4便が欠航となります。
 このため、成田=仁川線の初便は24日となります。

@ユナイテッド航空が4月1日から成田=グアム線を増便へ
 昨日の 「sky-budget」によりますと、ユナイテッド航空は4月1日から成田=グアム線を増便し、1日最大5往復〔35便)とする計画です。現在は最大週25往復を運航しています。
 ただし、米国運輸省が許可した,同航空の羽田=グアム線深夜便の取扱によっては,便数が流動的との事です。この深夜便を成田空港からの移管とすると,成田空港の成田=グアム線はそれほど増えないことになります。

@「ZIPAIR Tokyo」が7月23日から成田=バンクーバー線を増便へ
 「ZIPAIR Tokyo」は今日、7月23日から成田=バンクーバー線を現在の週3往復から、週5往復(成田発着 月・火・水・金・土曜日)に増便する、と発表しました。

@成田空港の1月貨物取扱量に回復の兆し
 東京税関成田航空貨物出張所が昨日発表した、「成田空港1月貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)0.3%減の13万9620トンと22ヶ月連続のマイナスになりました。
 この内、積込量は1.1%増と23ヶ月ぶりのプラスとなっています。
 一方、取卸量は1.4%減と生鮮貨物の輸入量は生鮮貨物が6.6%減、ドライ貨物は6.3%減となっています。
【コメント】2年近く続いた航空貨物の荷動きがようやく少し上向いてきたようですね。

@成田空港の輸出額が2ヶ月連続のプラスに
 東京税関が昨日発表した「成田空港1月貿易概況」によりますと、
 輸出額は前年同月比(以下同じ)14.8%増と2ヶ月連続プラスの1兆1497億6700万円となっています。
 一方、輸入額は11.2%減と11ヶ月連続マイナスの1兆4499億2800万円となっています。

@相変わらず低調な日本人海外旅行
 観光局が昨日発表した「1月訪日外客数・出国日本人数」によりますと、
 訪日外客数は前年同月比・【】は2019年同月比(以下同じ)79.5%増【±ゼロ】の268万9100人となりました。
 一方、出国日本人数は89.3%増【42.3%減】の93万8600人となりました。
【コメント】訪日外国人数は相変わらず絶好調ですが、日本人の海外旅行熱は沈んだままですね。今の日本の経済状態を見れば、当然の事ですね。
 パーティー券の裏金で大量の"本を買い込んで”いる自民党の"先生方"は何を、勉強しているのでしょうか?

@中国商用飛機(COMAC)受注の内訳は
 今日の航空新聞社によりますと、昨日書いた中国の中国商用飛機(COMAC)の受注した56機の内分けですが、チベット航空から「C919型機」を40機と「ARJ21型機」10機、さらに河南航空投資から「ARJ21型機ファミリー」6機となっている、との事です。

@スターラックス航空がA350F型機5機とA330neo型機3機を発注
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスは現地時間21日、台湾のスターラックス航空から、開発中のA350F型機を5機と、A330neo 型機3機の発注を受けた、と発表しました。


*2月21日

@制限区域内の車両運転免許試験不正で、ANAとJAL関係者約100名に上る
 2月10日の出来事で一部触れましたが、今日の「NHKニュース」によりますと、全日空と日本航空は、成田空港と羽田空港で行った追加調査で、それぞれのグループ内の子会社で行う,制限区域内車両を運転する資格試験で、不正があったことを明らかにしました。
 資格試験を受けたのはJALスカイで9人、全日空で6人、ANAエアポートサービスで72人の合計87人となる、との事です。
【コメント】ただ、取り上げているマスコミによって、人数についてはまちまちで、本当のところが分かりません。

@タイ航空がボーイング社にB787-9型機を45機発注
 経営再建中のタイ航空は現地時間20日、開催中のシンガポールエアショーの会場で、ボーイング社にB787-9型機45機を発注した、と発表しました。

@ロイヤルブルネイ航空がB787-9型機4機を発注
 ロイヤルブルネイ航空は現地時間20日、、開催中のシンガポールエアショーの会場で、ボーイング社にB787-9型機4機を発注した、と発表しました。

@中国の「COMAC」がシンガポールエアショーで「56機を受注した」と発表
 中国の中国商用飛機会社(COMAC)は現地時間20日、チベット航空などから合計56機を受注した、と発表しました。機種などは明らかにしていません。
 同社は開発した,A320neo型機やB737MAX型機に対抗する中型機「C919方型機」などを持ち込みアピールしています。

@米国LCC 「ブリーズ・エアウェイズ」が A220-300型機10機を発注
 今日の「Aviation Wire」によりますと、エアバスは現地時間20日、米国 LCC の「ブリーズ・エアウェイズ」から、A220-300型機10機の追加発注を受注した、と発表しました。
 これで、同社のA220型機の合計確定発注数は90機となりました。
 写真は成田空港を移動する,大韓航空の A220-300型機です。

 


*2月20日

@日本航空が成田=台北線を5月に期間増便
 日本航空は昨日、5月に成田=台北線を期間増便し、1日2往復とする、と発表しました。

@「JAL CARGO 」は昨日から就航を開始していました
 今日、「Flightradar24」で確認したところ、「JAL KARGO」は昨日から、就航しました。
 昨日は成田→台北→名古屋を運航し、今日は名古屋→ソウル→成田を運航するようです。
 下に、昨日のソウル→成田線の「Flightradar24」による航跡を載せておきます。

 


*2月19日

@15日の第1ターミナルの様子です
 15日の成田空港第1ターミナルの様子です。
 実は第1ターミナルには、時間が迫っているので、あまり滞在できませんでした。
 写真を2枚載せておりますが、こちらも、第2ターミナルに劣らず混雑していました。
 チェックインカウンターには長い行列が出来ていました。時間帯によってはもっと混雑していると思います。
 空港内の店舗は売り上げがコロナ禍前を越えるほどの回復、とのことですが、出国審査を済ます前の一般エリア店舗では、ほれほどの混雑は見られませんでした。
 出国審査後の制限エリアの店舗では,円安の恩恵を満喫しようとする,外国人の"縛買い"もあるのかも知れません。制限エリアには入れませんのであくまでも想像ですが。
 写真を2枚載せておきます。

 

 

@「JAL CARGO 」の運航開始は何時?
 2月8日の「Aviation Wire」によりますと、「JAL CARGO」は今日から。貨物専用機(JA653J)を使った、成田空港と中部空港を拠点とする、貨物便の運航を始める計画、との事でした。
 しかし、「Flightradar24」によりますと、就航予定の成田=台北線や成田=仁川線の運航情報は出て来ません。運航開始が延びたのでしょうか。?


*2月18日

@15日の第3ターミナルの様子です
 今日は第3ターミナルの様子です。
 第3ターミナルは LCC のターミナルですので、この時間帯は成田空港から全国各地に出発する便が多く設定されています。
 そのために、第3ターミナルは非常に混雑していました。
 フードコートも、「搭乗前にお腹を満たしておこう」という人たちでかなり混雑していましたが、席を確保する事は出来ました。
 ただ、早朝のために、店舗によっては,早朝メニューのみと言うことで、希望の品が食べられないこともあるようです。
 保安検査場も長い行列はなかったものの混雑していました。
 このターミナルは国内線が多いため、外国人の姿はあまり見かけません。もっとも、アジア系の人ですと、私には見分けが難しいのですが。
 外国の LCC は第2ターミナルのフルサービスキャリアのカウンターを使うことも多く、そちらに流れていることも影響しているようです。
 下に、写真2枚を載せておきます。

 

 

@名古屋空港で離陸直後のフジドリームエア機が車輪不具合で引き返す
 今日午前10時半頃、名古屋発山形行きのフジドリームエアラインズ383便・E-175型機で、離陸直後に「車輪が胴体に格納されていない」旨の警告が出ました。
 このため、同機は名古屋空港に引き返し、約30分後に無事着陸しました。乗客・乗員65人にケガはありませんでした。
 同便は機体の整備を行い、午後0時半頃、山形空港に向け再出発しました。
 下図は「Flightradar24」による、引き返しの航跡図です。例のごとく、燃料を減らして着陸したのでしょうね。

 


*2月17日

@15日の第2ターミナルの様子です
 
15日の早朝に、京成電鉄で成田空港に行ってきました。早朝に行くのは数年ぶりのことでした。
 車内は仕事に行く人と、旅行鞄を持った人たちでかなりの混雑でした。
 成田空港内も需要の回復と"春節"もあり、久しぶりの行列が各カウンターで出来ていました。やはり、韓国や台湾やタイなどの南アジア系と思われる人たちが多かったように見受けられます。
 時間帯も、早朝で、帰国する人たちがお多かったように見受けられます。
 到着ロビーのほうも、かなり混み合っていました。"春節"はほぼ終わりですが、時期をずらして訪日する人たちがかなりいるようです。
 海外旅行に出かける日本人の数も増えてきているようです。特に、卒業旅行でしょうか、若い人の姿が多かったように思いました。
 今日は第2ターミナルの様子を写真で載せておきます。

 

 

 

 

@ジェットスター・ J の片岡社長が成田=高知線の増便に取り組む意向
 昨日の「NHKニュース」によりますと、ジェットスター・ジャパンの片岡社長は昨日、浜田高知県知事と面談し、知事から現在1日1往復の成田=高知線の増便を要請されたことについて、「去年の夏以降、需要が戻り、搭乗率も順調だ。こうした状況が続けば便を増やすことも積極的に検討していきたい。
 問題はグランドハンドリングの人手不足が影響して、すぐに増便というわけにはいかない」として地元の協力を求めました。
 なお、成田=高知線は就航から5年で累計乗客が50万人を突破しました。

@福岡空港でピーチ機が牽引車のトラブルで欠航に
 今日の「NHKニュース」によりますと、今朝午前8時過ぎ、福岡発関西行きのピーチ・アビエーション152便・A320型機が、離陸に向け牽引車で誘導路に出るためにプッシュバックしたところ、牽引車と機体の前輪を連結する「トーバー」に異常がある、との警告が出ました。
 このため、同機は駐機場に引き返しました。乗客・乗員約180人にケガありませんでしたが、このトラブルにより、この便は欠航となりました。


*2月16日

@成田空港のバードストライク(鳥衝突)は全国6位
 昨日の航空新聞社によりますと、航空局が14日に開いた「第22回鳥衝突防止対策検討委員会」への報告で、2023年に発生した全国の空港でのバードストライクは前年よりも42件多い1463件となりました。
 空港別では羽田空港の125件を筆頭として、成田空港では6位の43件でした。
【コメント】当然,発着回数が多い空港ほどバードストライク〔鳥衝突〕の回数は多くなりますから、発着回数1万回あたりの件数はもっと少ないことになります。

@羽田空港衝突炎上事故についての委員会で、「誤進入警告モニターは音も出すべき」との指摘
 今日の「NHKニュース」によりますと、昨日、国土交通省で開かれた、羽田事故を受けての安全対策を話し合う「専門家による2回目の検討委員会」が開かれました。
 この席上で、複数の委員から「滑走路に航空機が誤進入したときに、管制室にある誤進入監視モニターで、色が変わるだけでなく、音で管制官に注意をうながす必要がある」との意見が出た、との事です。
【コメント】当然ですね。音が響けば管制官全員の注意をひき、他の滑走路の管制業務に支障も出るかも知れませんが、衝突事故の被害を防ぐにはしかたありませんね。
 しかし、根本的な対策は,前に指摘した、管制官の増員や発着回数の削減などが必要と思います。

@新千歳空港で降雪激しく,離陸に向かうスカイマーク機が再度の融雪が必要で誘導路上で一時停止
 今日の「NHKニュース」によりますと、今日午前10時50分頃、新千歳発福岡行きのスカイマーク772便が、誘導路上で約数10分停止するトラブルがありました。
 同航空によりますと、「想定以上の雪が降り、機体についた雪を取り除くため駐機場に戻る必要があった」との事です。


2024年2月前半の出来事へ