2024年3月後半の出来事


*3月31日

@今日から夏季ダイヤ、成田空港国際線の増減便です
 今日から夏季ダイヤが始まりました。
 私のつかんでいる国際線の増減便を箇条書きにしてみます。ただし、もれや直前の変更があるかもしれません。

◎ 「ZIPAIR Tokyo」が今日から成田=サンフランシスコ線を1日1往復に増便しました。 
◎ スクートが今日から成田=台北=シンガポール線を増便しました。
◎ タイガーエア台湾が今日から成田=台北線を1日3往復ニ増便しました。
◎ タイ航空は今日から成田=バンコク線を1日3往復に増便しました。
◎ 中国南方航空が成田=広州線を1日1往復で再開しました。
◎ 香港航空が成田=香港線を1日7往復に増便しました。
◎ エアカナダは今日から、成田=トロント線を週3往復から1日1往復に増便しました
◎ 香港エクスプレスは今日から、成田=香港線を週20往復から週21往復に増便しました。

 写真は出発する旅客機の窓から撮ったものですが、コロナ禍前の成田空港では日常的な光景でした。
 現在でも、混雑時にはこのように、離陸を待つ旅客機の列が見られます。夕方などの時間帯では同じように並んでいると思われます。
 このような光景が日常的に見られるのは。何時になるのでしょうか。
 騒音下の人たちにとっては辛いことになりますが。

 



*3月30日

@春秋航空が4月24日から成田=石家荘線を開設
 今日の「Fly Team」によりますと、春秋航空は4月24日から、成田=石家荘線を開設します。
 運航は週2往復(成田発着 水・日曜日)となります。

@全日空が夏季ダイヤで成田=広州線を運休
 全日空は夏季ダイヤで成田=広州線を運休としたようです。
 特に他誌でニュースとして出ていませんが、下図のように「Flightradar24」のスケジュールでも今日以降の予定は出ていません

 


*3月29日

@成田空港活用協議会が「おしごと丸わかりBOOK」を発行
 成田空港活用協議会はこのほど、成田空港の人手不足を解消する施策の一つとして、「成田空港 おしごと丸わかりBOOK」を発行しました。
 この冊子はリンク先でダウンロードできます。

 

@日本航空2月実績、国内線はコロナ禍前比4.3%増と完全回復も、国際線は24.8%減
 日本航空が今日発表した「JALグループ2月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線旅客数は前年同月比・【】は2019年2月比(以下同じ)29.1%増・【24.8
減】の53万5290人となりました。利用率は76.2%でした。
 
一方、国内線旅客数は15.4%増・【4.3%増】の2745万9501人となっています。利用率は77.8%でした。
 この内の成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が10.7ポイント増の77.7%、成田=中部が1.1ポイント増の60.8%、成田=札幌線は11.3ポイント増の95.2%となっています。

@ジェットスター・ジャパンのストライキは今日は中止、明日以降についでは未定
 昨日の「Traicy」によりますと、今日からのストライキを通告していたジェットスターの「ジェットスタークルーアソシエーション」は、今日のストライキを中止しました。
 なお、明日以降のストについては「未定」としています。


*3月28日

@相変わらず、訪日外国人は増加し、日本人の海外旅行は遅々とした回復
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した「成田空港 2月 空港運用状況」によりますと、
 総発着回数は前年同月比・【】は2019年2月比(以下同じ)21%増【7%減】の1万8172回となりました。
 この内、国際線発着回数は27%増【9%減】となり、一方、国内線発着回数2%増【2%増】となりました。
 総旅客数は42%増【7%減】の310万8784人となりました。
 国際線旅客数は52%増【11%減】で、日本人は65%増【47%減】となり、外国人は66%増【21%増】と、2月としての過去最高を記録しました、通過客は20%減【25%減】となっています。
 一方、国内線旅客数は12%増【12%増】となっています。
 総国際航空貨物量は13%減【4%減】となっています。が、詳しくは3月21日の出来事を見て下さい。
【コメント】訪日外国人はますます増えていますが、出国する日本人の回復はようやく50%を越したところですね。
 円安はますます加速し、春闘での大幅賃上げも物価上昇で相殺されかねず、今後の生活に不安を感じている人が大多数ですから、今後も回復のテンポは遅々たるものになるでしょうね。


*3月27日

@スクートが31日から成田=台北=シンガポール線を増便
 今日のトラベルウオッチ(YAHOO!ニュース)によりますと、スクートは31日からの夏季ダイヤで、成田=台北=シンガポール線を現在の週7往復から週12往復に増便します。
 写真は第2ターミナルから離陸に向かうスクート機です。

 

@ジェットスター・ジャパン労組が29日10時以降のストライキを通告
 今日の「Traicy」によりますと、ジェットスターの労働組合「ジェットスタークルーアソシエーション(JCA)」は会社側に、29日午前10時以降のストライキを通告した、との事です。
 組合側は1人の組合員に対する諭旨解雇処分を撤回とするように要求しています(3月16日の出来事参照)。
 これに対し、片岡社長は全従業員に対すると見られるメールで「懲戒処分はJCAの関与とは一切関係なく、むしろ長期にわたって社内で報告された複数の深刻な案件に関して下された決定」として、「会社にとって社員の安全と心身の健康は最も重要です。社員が威嚇された、またはいじめられたと感じるような言動、さらには会社を辞めるまで追い込まれたり、特定の個人とは業務をしたくないとリクエストが出されるほどまで行き過ぎた言動は、断じて容認できません。」と述べています。
【コメント】果たして、どちらの主張が正しいのでしょうか。最終的には法廷闘争になるのでしょうか。

@経済産業省が新たな旅客機の開発について提唱、2035年頃にハイブリッド機や水素エンジン機など
 今日の「NHKニュース」によりますと、経済産業省は航空機産業が目指すべき方向性を盛り込んだ、国の新たな戦略案がまとまりました。
 この中で三菱スペースジェット(MSJ)の経験を分析し、民間のプロジェクトとしてはリスクが極めて高かったと指摘しています。
 このことをふまえ、2035年以降には、ハイブリッドや、水素エンジンなど脱炭素に対応した次世代の旅客機の事業化を目指し、政府の資金支援も検討すべきとしています。


*3月26日

@三菱スペースジェット試験10号機を「あいち航空ミュージアム」で展示の計画
 今日の読売新聞によりますと、名古屋空港に隣接する「あいち航空ミュージアム」に、三菱スペースジェット機(MSJ)の試験10号機を展示する方向で調整が進められている、との事です。
 現在、試験10号機は三菱重工の「
MRJ 」量産工場に保管されています。
 展示時期は未定ですが、関係者は2025年度中に実現したい、としている、との事です。
 当初、三菱重工は難色を示していましたが、開発中止したときに「愛知県が中心となり、地域一体で引き続き航空機産業を支援する」とのコメントを出している事もあり、了承した、との事です。
 写真は名古屋空港に隣接する、かっての MRJ 量産最終組み立て工場です。

 

@ FAA が事故続きのユナイテッド航空に厳しい措置を検討へ
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、米国連邦航空局(FAA)は最近トラブルが続くユナイテッド航空に対し、新規路線の追加を禁止する事や新たに引き渡された旅客機で有料客の搭乗を禁止される可能性があるなどの厳しい措置を検討している、と報じました。


*3月25日

@昨日午後11時以降の出発便で、3便が九十九里海岸手前で旋回、約束違反
 上段にもあるように、昨日の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」では7便が南に離陸していきました。
 所がこの内、3便が九十九里海岸手前で旋回する開港時に結んだ約束違反の飛行を行いました。
 理由は不明ですが、前後の便が約束通りの直線飛行で、九十九里海岸まで直航していますので、雷雲などの悪天候が理由とは考えられません。
 下に3便の「Flightradar24」による航跡を載せておきます。

 

 


*3月24日

@日本航空が今年度純利益予測を100億円増に
 日本航空が21日に発表した「2021-2025年度 JALグループ中期経営計画ローリングプラン2024を策定」によりますと、2023年度の純利益は100億円増の1000億円と予測しています。
 これにより、年間株主配当金も1株当たり10円プラスの80円を予定しています。
 なお、1月2日に起こった羽田空港における衝突全損事故機の保険金は199億円とのことで、これに代わるA350-900型機の受領は2025年度下半期と予測しています。

@スカンジナビア航空が18機のA320neo型機を一斉点検のため運航停止
 今日の 「sky-budget」 によりますと、スカンジナビア航空は、所有する67機のA320neo型機の内18機を、圧力レギュレーター・トランスミッター(飛行中に機内の圧力を監視・調整するための部品)の一斉点検のため運航停止にした、と発表しました。
 ただし、これは、定期点検が規定の期間内に済まなかったためで、飛行の安全性には問題ない、としています。
【コメント】スカンジナビア航空はかって、成田空港路線に就航しており、頻繁に見かけました。しかし、今は羽田空港に移管されています。下の写真は成田空港に就航していた当時のスカンジナビア航空A340型機です。

 


*3月23日

@三里塚地区と成田空港中心部を結ぶバス路線の実証実験は地域の有志とNAAのコラボ
 今日の千葉日報(有料電子版)に、11日の出来事で載せた、成田市三里塚地区と空港中心部を結ぶ、制限区域道路を通るバスの実証実験についての詳報が載っていました
 三里塚地区に計画されている、空港内に働く人たち用の住宅建設をする場合に、ネックとなる空港中心部への通勤時間を節約できるかどうかの実験でした。

@21日の午後11時以降に、3便が北に離陸し、まぎらわしい西旋回
 一昨日の午後11時以降の発着便を「Flightradar24」で、チェックしていたところ、3便が利根川を越えてから、西に旋回して行きました。
 成田空域のすぐ西には羽田空域がありますので、普通は一旦、東に大きく旋回し、高度を高くかせいで西に向かうのですが、この日はすぐに西旋回を始めました。
 何が理由なのでしょうか。高度的には完全に羽田空域に入り込んでいると考えられますが。新しい飛行コース設定の準備なのでしょうか。
 下に2便の航跡を乗せておきます。
      

@成田空港国際線の発着回数の回復が遅いのは?
 今日の毎日新聞によりますと、成田空港国際線の発着回数の回復が遅れており、31日から始まる今夏期ダイヤでは、コロナ禍前に比べて、全日空が39%、日本航空が46%にとどまっている、との事です。
 この理由として挙げられるのが、羽田空港の国際線枠の拡大により、航空各社が成田空港路線を羽田空港発着に切り替えていること、また、コロナによる機材の削減で、長距離を飛行できる航空機の不足などが挙げられています。
 一方、長距離 LCC の発着と、貨物便の増加がこの苦境を乗り切る方策と考えられています。
【コメント】最大の原因は国民の生活不安に端を発する海外旅行熱の低迷にあると考えられます。
 航空会社としては需要の強い羽田発着路線を優先させることはあたり前ですが、一貫して羽田空港の国際線発着枠を拡大してきた国の航空政策に大きな原因があります。
 今こそ、狭い羽田空域の、あえて言えば“世界一”危険な羽田空港
の発着枠を削減し、1月2日のような事故を引き起こさない国の政策転換が必要ではないでしょうか。


*3月22日

@昨夜、新千歳空港にシカが3頭進入し、追い出すまで約3時間
 昨夜午後6時頃、新千歳空港の管制塔から「シカが侵入している」と連絡がありました。
 同空港には民間用の滑走路が2本あり、運用滑走路をシカの移動につれて、順次閉鎖しました。
 滑走路の閉鎖は約3時間続きましたが、1本の滑走路を使い離発着を行ったため、運航への影響はありませんでした。

@B737-800型機のオーバーラン事故はブレーキ整備の整備ミス
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、米国運輸安全委員会(NTSB)は現地時間21日、2月にアメリカン航空のB737-800型機が、ダラス・フォートワース国際空港に着陸した際に、滑走路をオーバーランした事故についての報告書を公表しました。
 これによりますと、同機は着陸時にブレーキが作動せずに、エンジンの逆噴射で、滑走路端にある草地でかろうじて停止しました。
 同委員会の調査報告によりますと、ブレーキの油圧系統の配管が間違って接続されており、配線にも問題があってブレーキが作動しなかった、との事です。

@大韓航空がA350型機33機を発注
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、大韓航空は現地時間21日、エアバスにA350-1000型機27機、A350-900型機6機を発注した、と発表しました


*3月21日

@成田空港2月の総取扱量は24ヶ月連続のマイナスに
 東京税関成田航空貨物出張所が今日発表した「2月成田空港国際貨物取扱量」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)13.3%減と24ヶ月連続マイナスの13万4258トンとなりました。
 積込量は11.9%減と23ヶ月連続のマイナス、取卸量は14.6%減と2ヶ月ぶりのマイナスとなっています。
 国民生活に影響する生鮮貨物の輸入量は2.4%減、ドライ貨物は15.2%減となっています。

@輸出額は3ヶ月連続のプラス、輸入額は12ヶ月連続のマイナス
 東京税関が今日発表した「成田空港2月貿易概況速報」によりますと、
 輸出額は前年同月比(以下同じ)8.2%増と3ヶ月連続の1兆3004億1400万円となり、輸入額は7.3%減の1兆3924億8700万円と12ヶ月連続のマイナスとなっています

@2月の出国日本人数は前年比82.1%増も2019年比では36.2%減に
 観光局が19日に発表した「2月訪日外客数(推計値)」によりますと、訪日外客数は前年同月比・【】は2019年2月比(以下同じ)は89.0%増【7.1%増】、出国日本人数は82.1%増【36.2%減】となっています。
【コメント】出国日本人数は大分回復してきたとはいえ、、完全回復にはまだまだですね。

@日本航空がエアバスとボーイング社に大量発注を発表
 日本航空は今日、エアバスにA350-900型機21機、A321neo型機11機、ボーイング社にB787-9型機10機とB737-8型機21機(導入決定済み)を導入する事を、今日の取締役会において決定したと発表しました。
 A350-9型機の1機は1月2日の羽田空港における衝突炎上事故機の代替機となります。

@「トキエア」が新潟=丘珠線を4月3日から増便
 「トキエア」は今日、新潟=丘珠線を4月3日から週5往復(1日2往復ずつ)に増便する、と発表しました。増便分は水曜日運航となります。
 なお、新潟=仙台線の就航については「当社として決めた事実はない」と釘を刺しています。


*3月20日

@タイエアアジアが6月16日から成田=高雄線に就航
 昨日の「@タイランド」によりますと、タイエアアジアは6月16日から、成田=高雄線に就航します。
 週4往復(成田発着 月・水・金・日曜日)で、機材はA320型機を使います。

@全日空の羽田発福岡行きが福岡空港の門限に間に合わず北九州空港に臨時便
 今日の読売新聞によりますと、全日空は昨夜、羽田空港を午後7時に出発予定だった羽田発福岡行き269便・B777型機(乗客470人)を、福岡空港の門限に間に合わないと判断し欠航としました。
 代替便として羽田発北九州行きの臨時便を運航し、羽田空港を午後10時16分に、乗客約270人を乗せて運航しました。
 北九州空港には今日午前0時過ぎに到着し、乗客は全日空が手配したバスで福岡市内に向かったとの事です。
【コメント】遅延の理由が問題だったのでしょうね。天候などのやむをえない理由なら事前の連絡で遅延が認められるはずですから。

@「トキエア」の2路線目となる新潟=仙台線が4月26日に就航か
 今日の新潟日報によりますと、「トキエア」は2路線目となる新潟=仙台線を4月26日に就航する方向で調整している、との事です。
 また、就航している新潟=丘珠線は、4月3日から現在の週4往復から週5往復に増便する方向で調整している、との事です。


*3月19日

@羽田空港国内線枠検討小委員会では発着枠削減は議論しないのか
 国土交通省は14日に、5年に一度の「羽田発着枠配分基準検討小委員会」第1回会合を開きました。
 この会議は混雑空港である羽田空港の国内線発着枠の配分を決めるものです。
 この会議によって、来年2月以降の配分が決まります。今後、数回の委員会を開き、今年の夏頃までに、発着枠配分に関する考え方を取りまとめる方針です。
【コメント】この会議では、1月2日に羽田空港で起こった日本航空機衝突炎上事故に関する、議論は行われないのでしょうか。
 各航空会社にとっては、「どのくらいの発着枠がとれるか」は大問題なのでしょうが、今回の事故における主要原因の一つとも考えられている、超過密状態を解消するために、総枠の削減を検討する必要があるのではないでしょうか。

@ボーイング社民間機部門CEOが「 FAA 監査指摘の大部分はコンプライアンス違反だった」と従業員へのメール
 今日の航空新聞社によりますと、ボーイング社の民間機部門のCEOは現地時間12日、全従業員に向け、アラスカ航空機ドア事故についてのメールを送りました。
 この中で、米連邦航空局(FAA)が実施していた製造過程監査について「FAAの査察官が1月と2月に737MAX型機組み立て工場においての監査で『不適合』とされた事項の大半は、我々が承認したプロセスや手順に従っていない、という『コンプライアンス違反』だった」ことを明らかにしました。


*3月18日

@グレーターベイ航空は今日から成田=香港線を増便、最大1日3往復に
 グレーターベイ航空は今日から、成田=香港線を現在の1日2往復から週18往復に増便しました。
 増便分は(成田発着 月・水・金・土曜日)になります。
 写真は第2ターミナル前のグレーターベイ航空機です。

 

@「トキエア」に次ぐ新規航空会社の就航はあるのか?
 新興航空会社「トキエア」は順調に運航を続けているようです。現在使っているATR600型機は2機とも「ノルディックアビエーションキャピタル」より、10年契約でリース導入していましたが、この内の1機は最近、新潟企業の「ナミックス」が取得し「トキエア」にリースを開始した、との事です。
 これも、地元からの支援になるのでしょうね。
 さて、「トキエア」に続いて就航を目指している航空会社は2社あります。
 1社は関西空港と中部空港を拠点として、北陸と関西・中部地区を結ぶことを計画してる「ジェイキャスエアウェイズ」です。
 もう1社は、最初に成田空港を拠点とする「フィールエアEAST」です。
 こちらは成田空港と秋田・花巻・庄内・小松・富山・松本・中部・南紀白浜・徳島・神戸・米子・鳥取に就航する計画と言われています。
 大手航空会社の支援を受けずに新航空会社の就航を目指すことは、今回の「トキエア」に見られるように大変な
ことなのですが、実現すると良いですね。
 機材は2社共に「トキエア」と同じ「ATR」社のプロペラ機を予定しています。


*3月17日

@「LATAMチリ」のB787-9型機の急降下事故はシステムの不具合ではない可能性が高い
 今日の 「sky-budget」 によりますと、13日の出来事で載せた「LATAM航空チリ」機の急降下トラブルですが、チリ当局の事故調査では、コックピットの機長座席背もたれにある座席スライドボタンに、客室乗務員が誤って触れてしまった可能性が高い、との事です。
 このため、機長席が前にスライドし、機長の体が、操縦桿を前に倒し、急降下につながった可能性が指摘されています。
 したがって、B787-9型機のシステム上の欠陥ではないようです。
【コメント】良かったですね、システム上の問題であれば、ボーイング社の信頼が、またしても失墜し、B787-9型機の欠陥と言うことになり、飛行停止の可能性もありましたから。


*3月16日

@香港航空が31日から成田=香港線を1日4往復に増便
 今日の「Traicy」によりますと、香港航空は3月31日から、成田=香港線を現在の1日3往復から1日4往復に増便する、との事です。

@NAAが成田空港周辺への観光を促進するために新会社を設立へ
 今日の「NHKニュース」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は成田空港から訪日する外国人を地元に呼び込むための新会社「プラスナリタラボ」を設立することになりました。
 これは、宿泊連泊が去年7月から9月までの実績で全国平均で、10泊を越えているのに対し、千葉県は0.7泊と大きく下回っています。この状況改善するために外国人旅行者の呼び込みを促進するための新たな会社として、今月立ち上げることにしたものです。
【コメント】千葉県の魅力を海外にどのように発信しているのでしょうか。
 茨城県などと協力して、SNSや海外でのプロモーションをもっと積極的に行い。日本に来る前に選んでもらう必要があるような気がします。

@ジェットスター・ジャパンが26日以降に再度ストライキの可能性
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、ジェットスター・ジャパン労組の「ジェットスタークルーアソシエーション」は、最短で26日以降に再びストライキを実施する可能性がある、との事です。
 争点は会社側が労組の執行委員に対して、諭旨解雇処分(3月14日までに自主退職しなければ懲戒解雇処分)を通知し、現在は一時的に効力停止になっていますが、労組側はこの処分撤回を求めています。労組側はこの処分が不当労働行為および不当懲戒処分との認識を示しています。

@ドジャースの大谷が訪韓した航空機はアトラス航空のVIP用チャーター機
 「Fly Team」によりますと、大リーグの大谷翔平が所属するドジャースとダルビッシュが所属するパドレスが韓国で開幕戦を行うため、韓国にチャーター機で訪韓しましたが、この際にそれぞれが使用したチャーター機がアトラス航空機だった、との事です。
【コメント】アトラス航空は貨物専用会社と思っていましたので“おや!”と感じたのです。アトラス航空は主に貨物を運ぶ航空会社です。
 というのは貨物機なら、通常は窓がないはずですが。下の写真のように窓のある機体を成田空港でたまに見かけていました。
 「Fly Team」によりますと、同航空はVIP専用のB747-400k型機を使ったチャーター便も運航しているとの事です。

 


2024年3月前半の出来事へ