2024年6月後半の出来事


*6月30日

@全日空が10月28日から成田=パース線を再開
 今日の「Fly Team」によりますと、全日空は4月から運休していた成田=パース線を、10月28日の冬季ダイヤ開始と共に、再開します。
 週3往復(成田発着 月・木・土曜日)で、機材はB787-9型機を使います。

@成田空港周辺の民間駐車場で、高級車9台が盗まれる
 27日未明に、成田空港周辺の民間駐車場で、レクサス5台やベンツなどの高級車合計9台が盗難に遭いました。
 この駐車場では車のキーを預かることになっており、犯人は事務所の窓から侵入しキーを持ち出して逃走したと見られています。
 今月10日にも別の駐車場で同じような窃盗が発生しており、警察では関連も含めて捜査しています。
 キーを預かるのは帰国したときに空港で引き渡したり、駐車場の有効活用で車を移動するため、との事です。
【コメント】駐車場側からは「お手上げだ」との声もありますが、何とかならないのでしょうか。駐車場の中には出入り口に車を並べて、犯人が逃走するための時間引き延ばし行い、警備会社や警察の到着を待つところもあるようです。

@福岡発石垣行きのピーチ機が貨物室ドアの不具合警告が出て引き返す
 昨日午後1時15分頃、福岡発石垣行きのピーチ・アビエーション293便・A320neo型機が、離陸後に貨物室ドアの不具合表示が出たため、福岡空港に引き返しました。
 乗客166人にケガはありませんでした。
 福岡空港着陸後の点検では異常がなかったため、同機は3時頃に再離陸して、石垣島に向かいました。
 福岡空港の滑走路はこのトラブルで約8分間閉鎖されたため、22便に遅れが出ました。
 下の図は「Flightradar24」による引き返しの航跡です。

 


*6月29日

@「Spring Japan」102便が午前0時以降に到着
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 寧波発成田行きの「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便で、成田空港出発時の管制制御による玉突き遅延のため、00時04分にA滑走路南側から着陸したものです。

@深セン航空が成田=深セン線を7月10日から10月9日まで期間増便へ
 今日の「Traicy」によりますと、深セン航空は7月10日から、10月9日まで、成田=深セン線を現在の1日1往復から1日2往復に期間増便します。

@タイエア・アジアは来冬季ダイヤから成田=高雄=バンコク線を1日1往復に増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、タイエアジアは10月29日の来冬季ダイアから、成田=高雄=バンコク線を増便し、現在の週週4往復から1日1往復にする計画、との事です。

@フジドリームが10月9日と11日に成田=隠岐線を運航へ
 今日の「livedoor news」によりますと、フジドリームエアラインズは10月9日に成田⇒隠岐を、また、10月11日に隠岐⇒成田のチャーター便を運航します。

@ピーチが6期ぶりの黒字、228億8400万
 昨日の「Traicy」によりますと、ピーチ・アビエーションが27日に発表した2024年3月決算では、営業収益が前年同月比(以下同じ)52.5%増の1380億9800万円、営業利益は361億4100万円、最終損益は228億8400万円と6年ぶりの黒字となりました。
 旅客数は20.2%増、利用率は13.2ポイント増の86.7%となっています。
 写真は成田空港A滑走路を離陸ぬ向かうピーチ・アビエーションきです。

 


*6月28日

@成田空港でも航空燃料不足、週57便が新規就航や増便できず
 昨日の「NHKニュース」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日の記者会見で、成田空港でも航空燃料の確保が出来ず、中国とアジアの6社が週57便の新規就航や増便を見合わせていることを明らかにしました。
 原因は航空燃料の国内供給が不足していること、成田空港の場合には千葉港からパイプラインで成田空港まで供給していますが、航空燃料を運ぶタンカーが不足しているなどがネックになっている、との事です。

@タイライオンエアが今日から成田=台北=バンコク線を増便
 タイ・ライオンエアは今日から、成田=台北=バンコク線を週1往復増便して週6往復(成田発着 月曜日を除く毎日)としました。
 下の写真は25日に撮ったタイライオンエア機です。

 

@「くるまのニュース」に成田空港周辺の今後の道路計画が載っていました
 今日の「くるまのニュース」に、成田空港拡張工事と周辺道路の建設計画が、60枚近くの写真(2023年10月段階)と共に掲載されています。

@スカイトラックス社の世界空港ランキングで羽田空港が4位、成田空港が5位に
 今日の「Fly Team」によりますと、SKYTRAX社は、「ワールド・エアポート・アワード2024」を発表しましたが、トップ5の中に、4位が羽田空港、5位が成田空港と、日本の2空港がランクインしました。

@国際線旅客数は13.4%増、国内線旅客数は7.2%減
 日本航空が今日発表した「JALグループ5月マンスリーレポート」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年5月比(以下同じ)13.4%増【23.1%減】の58万1824人、利用率は79.7%となりました。
 一方、国内線旅客数は7.2%減【7.6%減】の280万1470人、利用率は70.5%となっています。この内、成田空港路線の利用率は成田=伊丹線が13.5ポイント増の82.7%、成田=名古屋線が2.1ポイント増の41.3%、成田=札幌線が3.1ポイント減の88.5%となっています。
  なお、国際線貨物量は21.2%増【32.1%増】の4万2799トン、国内線貨物量は0.3%減【16.1%減】の2万3463トンとなっています。


*6月27日

@南離陸の中、1機だけ北離陸、「スライド制」では許されない
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」で分かるように、4機が南に向かって離陸したにもかかわらず、23時40分に出発した日本貨物航空168便が。いきなり北に向かって離陸しました。
 風向が変化したためかも知れませんが、第3滑走路完成後に実施されるという「スライド制」ではこれも許されません。

@成田空港5月運用状況で外国人旅客数は5月単月として最高も、日本人は19年の50%減に
 成田国際空港株式会社(NAA)が今日発表した成田空港5月運用状況によりますと、
 総発着回数は前年同月比・【】2019年5月比(以下同じ)20%増【8%減】の2万502回となりました。
 この内、国際線発着回数は22%増【10%減】となりました。
 一方、国内線発着回数は6%増【±ゼロ】となっています。
 総旅客数は27%増【10%減】の325万194人となりました。この内、日本人は35%増【50%減】、外国人は5月単月としては開港以来の最高値となる43%増【18%増】、通過客は19%減【31%減】でした。
 一方、国内線旅客数は5月単月としては開港以来の最高値となる10%増【3%増】となっています。
 国際航空貨物量は9%増【1%減】となりましたが、詳しくは「6月20日の出来事」を参照して下さい。
 なお、下の写真は25日に京成電鉄の車窓から撮った、建設中の第8貨物上屋です。電車の中からですので、ピントも甘く、ぶれています。5月20日の出来事で載せた、さくらの山からの写真と比べて下さい。

 

@22日に全日空機が与圧システム不具合、重大インシデントに認定
 今日の「CBCnews」によりますと、22日、長崎発中部行きの全日空372便・B737型機が、午前10時半頃、和歌山県上空を飛行中に、機内の与圧システムが故障し、警報が複数回出て、機内の気圧が低下するトラブルがありました。
 このため、同機は飛行を続けましたが、緊急事態を宣言し、10時48分に中部空港に無事着陸しました。
 同機の乗客・乗員104人の内、11人がめまいや倦怠感を訴えましたが、病院に搬送された人はいなかった、との事です。
 運輸安全委員会はこのトラブルを重大インシデントに認定し、今日、調査官を派遣しました。
【コメント】22日のトラブルが何故昨日までに分からなかったのでしょうか。
 全日空からの報告が遅れたのでしょうか。時間が経てばブラックボックスの記録なども更新されてしまうような気がします。

@今回の羽田空港発着枠の見直しは2028年度からに延期
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、国土交通省航空局は昨日開いた「羽田発着枠配分基準検討小委員会」において、今回に予定していた羽田空港発着枠の見直しは、コロナ禍で航空会社の状況評価が困難、として2027年度に延期し、新配分枠を2028年度から実施する事になった、との事です。


*6月26日

@24日、全日空の台北行きが一部のモニターが消えたため羽田空港に引き返す
 昨日の「TBSニュース(YAHOO!ニュース)」によりますと、24日午後5時半頃、羽田発台北行きの全日空853便・B787-8型機で、コックピットのモニター1個が消灯するトラブルがありました。
 このため、同機は羽田空港に引き返しました。原因につては明らかになっていません。乗客・乗員にケガはありませんでした。
 下図は「Flightradar24」による同機の航跡です。

 

@24日に公表された「羽田空港事故対策小委員会」の中間とりまとめが載っていました
 24日に公表された「羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会」の「中間取りまとめ」が、、国土交通省のサイトに載っています。

@全日空がスカイトラックス社の2つの部門で受賞
 全日空は24日、SKYTRAX社の「2024年 ワールド・エアライン・アワード」において、「World’s Best Airport Services」と「Best Airline Staff in Asia」を受賞した、と発表しました。

@日本航空がスカイトラックス社のエコノミー部門で受賞
 今日の日本航空サイトに、SKYTRAX社の「2024年 ワールド・エアライン・アワード」において、初の「プレミアムエコノミークラス世界一を獲得」が載っています。


*6月25日

@南離陸の中、1機だけ南着陸、「スライド制」では許されない
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」で分かるように、4機が南に向かって離陸したにもかかわらず、午後11時45分に着陸した「Spring Japan」102便、が、いきなり南から着陸しました。
 これも「スライド制」では、飛ばないはずの静穏時間帯に騒音を振りまくため、許されない事になります。

@ウエストジェットの成田=カルガリー線が好調、来冬季も週3往復で運航継続
 昨日の産経新聞によりますと、カナダのウエストジェットは、10月末からの来冬季スケジュールでも、成田=カルガリー線を、週3往復で運航することを明らかにしました。
 同社のアンドリュー・ギボンス渉外担当副社長は「搭乗率は路線全体の中で最大級だ。予約も非常に好調に推移している」と話している、との事です。

@アエロメヒコ航空が7月11日から、成田行きの一部便をモンテレイ経由で運航へ
 今日の 「sky-budget」 によりますと、エアロメヒコ航空は7月11日から、週7往復で運航している成田=メキシコシティ線の一部(成田着 水・木・金・土・日曜日)をメキシコシティ=モンテレイ=経由空港着とします。

@昨日成田空港駅でテロ対策訓練を実施
 昨日の千葉テビによりますと、列車内で刃物による殺傷事件が度々発生していることから、昨日、成田空港駅で凶器を持った不審者が現れた想定で訓練が行われました。
 訓練には空港に乗り入れるJR東日本と京成電鉄の職員など、
あわせて約40人が参加しました。
 また、爆発物と見られる不審物の対処訓練も行われました。

@繁忙期までに滑走路担当管制官を増員へ
 昨日、第7回「羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会」が開催され、中間とりまとめが公表されました。
 この後に、斉藤国土交通大臣は記者会見し、岸田首相の指示として、主要空港の離着陸担当管制官を、夏の繁忙期前までに増員すること、着陸機がある滑走路上に、他機がいる場合に警告を表示するモニターに、同時に警告音が鳴るようにする事などを早急に実施することを明らかにしました。
 また、海上保安庁機が、離陸の順番を知らせる「ナンバーワン」の通知を、離陸許可と間違えた可能性があるためにやめていましたが、パイロット側からの要望で来月末から復活させることなどを明らかにしました。


*6月24日

@エアカランが17日から成田=ヌメア線を再開していました
 今日の「トラベルジャーナルオンラインによりますと、政情不安による空港の混乱で、約1ヶ月間運休していた、エアカランの成田=ヌメア線が17日から運航を再開していました。
 写真は成田空港で離陸に向かうエアカラン機です。

 

@成田空港での地上スタッフの事故は昨年度で14件、この5年で最多
 今日の「NHKニュース」によりますと、全国の空港で荷物などの積み下ろしを行う、地上スタッフの事故による死亡や4日以上の休業を伴う怪我が増えています。
 成田空港でも、2023年度に14件と、この5年で最高になっています。
 これを受けて、成田国際空港株式会社(NAA)では「総合安全推進部」の中に、新たに「安全推進グループ」を設置し、5人程度が専従で事故の分析や対策の立案などを行うということです。


*6月23日

@鳥取社長「ZIPAIR Tokyo は3月決算で黒字を達成した」、株主総会で
 19日の航空新聞社(有料版)によりますと、日本航空の株主総会における鳥取社長の説明の中で、「ZIPAIR Tokyo」について、「成田発着路線のネットワーク拡充が進んでいるなか、営業利益率が10%超、EBITが通期で黒字化を達成した」と説明しました。
 また、経営破綻時の「整理解雇問題」について、担当役員から「これまでにも企業と組合とで話し合いを継続して、就労機会の提案を図っていることなど、解決へ向けた取組みがなされている」ことが示されました。また、鳥取社長は「多くの人に迷惑かけた。二度と同じことを起こさないことが最大の責務だ」と述べました。
【コメント】社長は「二度と同じことを起こさないことが最大の責務」と述べていますが、組織として「二度と起こさない」事は当然です。
 しかし、整理解雇は対象とされた社員人一人にとっては人生を左右する問題なのですから、一人一人がどのような理由で対象として選ばれたのかも含めて、誠実に話し合うべきではないかと思います。

@ジィイエア機がエンジントラブル警告で、青森空港に引き返す
 昨日の青森テレビによりますと、昨日午後1時15分頃に、青森空港を離陸した青森発大阪行きジェイエア2154便・E170型機が、離陸後に左エンジンの火災発生を知らせる警告が表示されました。
 このため、同機は左エンジンを止めて、青森空港に引き返し、30分後に無事に緊急着陸しました。
 乗客・乗員47人にケガはありませんでした。
 着陸後の点検ではエンジンに火災の痕跡はなく、エンジン外側にも損傷はありませんでした。


*6月22日

@羽田空港事故を検討している小委員会が、主要空港で滑走路の管制官を1人増員提案へ
 今日の「NHKニュース」によりますと、1月2日に羽田空港で起きた衝突炎上事故を受けて設置された「羽田空港航空機衝突事故対策検討委員会」第7回会合を、24日に開催しますが、この会合で事故防止の対策をとりまとめる方針です。
 この委員会で、国内の主要空港では、現在は一本の滑走路を1人で担当していますが、滑走路の管制官を1人増員し、滑走路の管制を補佐する方針を盛り込むことにしている、との事です。
 また、設備面では、滑走路上に航空機が存在する場合に、航空機に警告を出すモニターでランプが点灯するだけでなく、音でも警告するようにするとの事です。
 詳しいことは24日にも公表される、との事です

@国土交通省が昨日、「Spring Japan」の羽田空港使用を許可
 国土交通省は昨日、「Spring Japan」から出されていた羽田空港深夜便の乗り入れ申請を正式に認可しました。
 これで、8月1日から「ヤマトHD」の貨物便が羽田空港に正式に乗り入れる事になります。
 写真は成田空港就航をウオーターアーチで歓迎される「ヤマトHD」の貨物機です。運航は「Spring Japan」が行っています。

 


*6月21日

@航空機燃料不足が成田空港にも、NAAが新たな仕組み作り始める
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)は成田空港を利用する航空各社に対して、新たな航空燃料確保の仕組みを検討している、との事です。
 3月以降、海外の航空会社約10社から、「夏ダイヤ(同月31日〜10月26日)で増便したいが、必要な燃料を日本国内で調達できない」と相談があったとの事です。
 一部の会社は機材を大型化して本国で往復分の燃料を搭載するなどして、増便に対応したという会社もあります。
 NAAはこうした状況を受け、商社が海外から燃料を直接輸入し、成田空港に輸送して、航空会社に供給する仕組みの構築を検討する、としています。
 具体的には燃料調達に困る航空会社に、商社の連絡先を伝えてマッチングさせる仕組みを考えている、とのことです。
【コメント】全国の地方空港では、燃料不足のために増便やチャーター便の運航を断念する航空会社も出ているようです。
 成田空港でも、いよいよ切迫してきたようですね。

@スカイマークの5月搭乗者数が過去最高に
 スカイマークが今日発表した「5月搭乗実績」によりますと、搭乗者数は前年同月比(以下同じ)5.6%増の69万2773人となり、過去最高を更新しました。
 利用率は3.0ポイント増の81.9%となっています。


6月20日

@成田空港5月の貨物取扱量は2ヶ月連続のプラスに、ようやく長いトンネルを抜けたか
 東京税関成田航空貨物出張所が昨日発表した「成田空港5月貨物取扱量」」によりますと、
 総取扱量は前年同月比(以下同じ)9.0%増の16万23トンとなりました。この内、積込量は11.3%増、取卸量は7.2%増となっており、各項目共に2ヶ月連続のプラスとなっています。
 生活に影響のある食料品の輸入は生鮮貨物が2ヶ月連続プラスの7.7%増、ドライ貨物24ヶ月ぶりのプラスとなる3.5%増となっています。
【コメント】長かったトンネルをようやっと出たようですね。しかし、これで、物価の上昇が治まるわけではないと思いますが。
 写真は11日にさくらの山から撮った、建設中の北貨物地区です。

 

@成田空港5月貿易概況は輸出額が22.9%増、輸入額が6.4%増
 東京税関が昨日発表した「成田空港5月貿易概況(速報)」によりますと、輸出額が前年同月比(以下同じ)22.9%増と6ヶ月連続プラスの1兆3539億5800万円、輸入額は6.4%増と3ヶ月連続プラスの1兆4672億300万円となりました。

@5月の訪日外国人数は3ヶ月連続の300万人越え、出国日本人数は39.4%増
 観光局が今日発表した「5月訪日外客数・出国日本人数」によりますと。訪日外客数は前年同月比・【】は2019年同月比(以下同じ)60.1%増【9.6%増】の304万100人となりました。
 一方、出国日本人数は39.4%増【34.5%減】の94万1700人となっています。

@「トキエア」が7月12日から新潟=丘珠線と新潟=仙台線を毎日運航に増便
 今日の「Aviation Wire」によりますと、「トキエア」は今日、現在運航している新潟=丘珠線と新潟=仙台線を7月12日から、現在の週5日運航となっているところを、1日2往復へ増便する、と発表しました。
 運航スケジュールは変更ありません。


*6月19日

@また、「Spring Japan」102便が午前0時以降に到着
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 寧波発成田行きの「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便で、成田空港出発時の管制制御による玉突き遅延のため、00時05分にA滑走路南側から着陸したものです。

@8月1日からの「ヤマトHD」羽田空港深夜便で、成田空港到着が午前3時以降に???
 今日の「Fly Team」によりますと、国土交通省運輸審議会は7日に「Spring Japan」が運航する「ヤマトHD」の貨物便が羽田空港を使用することが適当である、と答申しました。
 所がこのページに載せられた時刻表を見ますと北九州便が「IJ444便 北九州 01:40 > 東京(成田) 03:15(毎日) 」となり、新千歳便も「IJ410便 札幌(新千歳) 01:20 > 東京(成田) 03:00(毎日) 」となっています。いずれも成田空港着が午前3時台となっています。
 成田空港の運用時間は午前6時から翌朝午前0時となっており、「カーフュー弾力的運用」でも最終が午前0時29分となっていますので、この記事は間違いだと思うのですが。
【コメント】こんな事をやられたら、今でも大変ですが、騒音下住民は健康を維持することなどできません。

@ボーイング社で新たな内部告発
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ボーイング社のレントン工場で品質検査官を務めるSam Mohawk氏から、「基準を満たさないB737MAX型機向けの部品が行方不明となっている。この一部部品はすでに機体に取り付けられている可能性がある」との内部告発がありました。
【コメント】ボーイング社の旅客機製造の不正は底なしですね。これではボーイング社が製造した旅客機には、乗る気になりません。


*6月18日

@午後11 時46分に離陸したエアロロジックの貨物便が飛行コースずれ
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、昨日午後11時46分に、成田空港A滑走路を南側に離陸したエアロロジック590便が九十九里海岸まで、直進せず西側に旋回する飛行コースズレを起こしました。
 下図が「Flightradar24」による同機の航跡ですが、九十九里平野にでる前から、少しずつ西寄りにずれています。

 

@JAL CARGO が今日から成田=大連線を開設
 今日の 「sky-budget」 によりますと、JAL CARGOは今日から成田=大連線を開設しました。
 週1往復(成田発着 火曜日)となります。

@ IATA 事務総長が2023年の旅客機の安全性を強調
 16日の「Traicy」によりますと、国際航空運送協会(IATA)は2023年の航空機の安全性が、事故発生率は100万フライトあたり0.8件で、2022年の1.30件から改善し、過去10年間で最低だった事、死亡リスクも0.03に改善した事を明らかにしました。
 
また、 IATA のウィリー・ウォルシュ事務総長は、1月2日に羽田空港で起こった日本航空機衝突炎上事故などについて「2024年の最初の月に起きた2件の注目すべき事故は、たとえ飛行機の移動が、最も安全な活動のひとつであったとしても、常に改善の余地があることを示している」と述べました。
【コメント】とはいうものの、最近は墜落や衝突事故の一歩手前という、ミスが頻発していますね。2024年は安全指標が低下するのではないでしょうか。


*6月17日

@今日未明、カーゴジェット1801便が機体トラブルで午前0時30分に南から着陸
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「緊急事態(従来取り決め)」による「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 成田発杭州行きのカーゴジェット1801便・B767型機が、燃料関係のトラブルのために、成田空港に引き返し、午前0時30分にA滑走路南側から着陸したものです。
 下図は「Flightradar24」による、同機の航跡です。
【コメント】A滑走路南側にすんでいる方々にとっては大変な夜になりました。南側に離陸した航空機が10機、南側から着陸した航空機が1機ありましたから。
 寝付けなかった人や、一旦寝たものの、目がさえてしまった人もいたのではないでしょうか。

 

@昨日からエア・アジアが成田=高雄線を以遠権で開設
 今日の「グローバルニュースアジア(@niftyニュース)」によりますと、エア・アジアは昨日から、以遠権を利用した成田=高雄線を開設しました。
【コメント】運航数など詳しいことは分かりません。


*6月16日

@今日午前、KLMオランダ航空機が操縦席のガラス窓にひびが入り引き返す
 今日午前11時40分頃、成田空港をアムステルダムに向けて離陸したKLMオランダ航空862便・B787-9型機で、離陸直後にトラブルが発生し、太平洋上で燃料を投棄して、成田空港に引き返しました。
 乗客・乗員にケガはありませんでした。コックピットのガラスにヒビが入ったとのことです。
 下の写真は「Flightradar24」によるKLMオランダ航空機の航跡です。

 


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