2024年7月前半の出来事


*7月15日

@また、また、「Spring Japan」102便が午前00時08分に「カーフュー弾力的運用」で到着
 連日になりますが、寧波発成田行きの「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便での成田空港出発時における管制制御による玉突き遅延のため、00時08分に、A滑走路南側から着陸したものです。
 今日は前の2便が北側離陸しましたので、風に向かっての着陸だったようです。

@エアアジアフィリピン機が成田空港の外に駐機???
 上段の「午後11時00分以降の離着陸」にある 午後11時56分に離陸した成田発マニラ行きのフィリピンエアアジア193便・A320型機ですが、最初、おもしろい位置に止まっていました。
 下図のように成田空港の外側西約1.5Kmに駐機していたことになります。

 

 その後、第3ターミナルを横切って、誘導路を通り、離陸していきました。
 こんなことはあり得ませんので、計器トラブルか、最初の成田空港緯度・経度入力ミスかどちらかが考えられます。
 しかし、どちらにしても事故につながらなくて幸いでした。こんなことは初めて見ました。

@タイ国際航空が9月1日から29日まで成田=バンコク線を期間減便
 今日の「Traicy」によりますと、タイ国際航空は成田=バンコク線を9月1日から29日まで、現在の1日3往復から1日2往復に期間減便する、との事です。
【コメント】理由については分かりません。需要の減少か、航空燃料の不足でしょうか。


*7月14日

@また、「Spring Japan」102便が午前00時09分に「カーフュー弾力的運用」で到着
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 寧波発成田行きの「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便で成田空港出発時の管制制御による玉突き遅延のため、00時09分に、A滑走路南側から着陸したものです。今回も離陸機が南側に着陸した後、時間が空いているとは言え、同じ南側からの着陸です。
【コメント】管制のセオリーからは外れている、と思うのですが。「航空燃料を減らしたい」との機長からのリクエストでしょうか。
 追い風が弱いときにはパイロットのリクエストを優先する、と聞いたことはありますが、原則を拡大するのはどんなものでしょうか。

@1月から3月のオーバーブッキングは全日空グループが圧倒的
 今日の「Fly Team」によりますと、国土交通省がこの程発表した今年1月から3月までの国内線におけるオーバーブッキングの航空会社別集計によりますと、全日空グル-プが739席、スターフライヤーが296席、日本航空グループが50席となっています。
 なお、表にある「自主協力旅客数」とは、航空会社の要請で、他の便に振り替えたりした人の数になります。

@B777X 型機の型式証明取得に向けた試験飛行が始まる
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ボーイング社は現地時間13日、B777X 型機の型式証明(TC)を取得するための試験飛行を始めました。
 この試験飛行にはFAA の検査官も同乗しています。
 B777X 型機をめぐっては、開発の遅れから、一旦発注したエティハド航空が25機の確定発注を拒否するなどの動きが出ています。
【コメント】一方、大韓航空のように30機を発注するとの報道もあります。
 最新で燃費の良い超大型機はエアバスのA350型機とこのB777X 型機しかありませんが、A350型機の方は受注が好調で、実際に手に入るのは約8年先と言われていますので、それを待ちきれない航空会社はB777X 型機に頼ることになりそうですね。
 この影響で、「燃費の悪い」と一旦退役を決めたA380型機を、引っ張り出して使う航空会社が増えています。


*7月13日

@7日に見た圏央道工事の一部です
 7日に行った時に見た、圏央道工事の一部を写真で載せます。

 

 以前にも写真で載せたことのある、芝山町の(と思うのですが?)工事現場です。遠くから見ると、すっかり道路の体裁が整ってきました。

 

 裏側はまだまだ工事中でした。この写真は北の方も見ています。
 左下の看板は、全体の写真の中央左側にあるものを拡大したものです。
 これを見ると、このあたりでは片側2車線になるようです。この先で、整備される東側貨物地区と接続するインターチェンジになるではないでしょうか。

 

 この写真は南側を見渡したものです。これが延びて、現在ある松尾・横芝インターチェンジにつながる事になります。
 道路脇には畑があり、薩摩芋が元気よく生長していました。薩摩芋もこの地域の特産になります。

@中国国際航空が昨日から増便する予定だった成田=北京線増便を延期
 昨日の「sky-budget」によりますと、中国国際航空は昨日から増便するはずだった成田=北京線の増便を延期しました。
 理由は「運航準備上」としていますが、成田空港における航空燃料確保が出来ない可能性もあるようです。

@島根県知事が出雲空港日本航空機の制限時間オーバーについて「両者で整理をつけた」と発言
 昨日の山陰中央新報(YAHOO!ニュース)によりますと、4月16日に起こった日本航空機の空港制限時間を1分超過したため、5万円の過料金を科した問題で、島根県の丸山知事は昨日「今回は良くない失敗事例だった。どうすれば良かったかを振り返って互いに整理を付けた。再発させないよう相互に取り組む」と述べました。
 離陸準備が整っていたとしても、許可をきちんと取るようにすることなどを申し合わせた、との事です。


*7月12日

@エアカランが9月1日から成田=ヌメア線を運休
 今日の「sky-budget」によりますと、とエアカランは、9月1日から、当面、夏季ダイヤ中は成田=ヌメア線を運休することになった、との事です。
 なお、今日の航空新聞社によりますと、政情不安が収まっていないニューカレドニアの観光局は、7月末で日本支局を閉鎖する、との事です。

@アシアナ航空が来冬季ダイヤでも成田=仁川線の1往復にA380型機を投入へ
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、アシアナ航空は10月27日からの冬季ダイヤでも、成田=仁川線の「OZ101便」と「OZ102便」の1往復をA380型機で運航する、との事です。

@「トキエア」が今日から新潟=丘珠線と新潟=仙台線を毎日2往復に増便
 「トキエア」は今日から、新潟=丘珠線と新潟=仙台線を、現在の週5日・1日2往復から、毎日2往復に増便しました。


*7月11日

@昨日深夜、フィンランド航空機が大きく飛行コースをずれる
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、成田空港を午後11時37分に離陸したフィンランド航空74便が、離陸後、しばらくして飛行コースを西側に変る飛行コースずれを起こしました。
 後続の日本貨物航空168便は規定通りの直進コースをとっていますので、天候の影響ではないようです。原因は何だったのでしょうか。
 このように、普段飛ぶことのない地域に飛びますと、飛行コース下の住民は驚きます。人によっては「墜落か!」と心配します。
 下の図は「Flightradar24」によるフィンランド航空74便の航跡です。

 

@航空会社輸入の航空燃料を千葉港の施設から成田空港タンクへの直送始める
 今日のブルームバーグジャパン(YAHOO!ニュース)によりますと、成田国際空港株式会社は航空燃料の不足に対処するため、航空会社が海外から直接輸入した航空燃料を、千葉港の施設からパイプラインを使って、成田空港の燃料タンクに受け入れる措置を行う事を明らかにしました。
 ただ、守秘義務があるので、量などについては明らかに出来ない、としています。

@昨日夕方、 UPS の貨物機がタイヤパンクで成田空港に緊急着陸、タイヤ片が散乱
 今日の「NHKニュース」によりますと、昨日午後6過ぎに、上海発成田行きのユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)109便・B747型機から「パンクしたタイヤがあるので緊急着陸したい」との連絡がありました。
 成田空港では消防車15台が待機しましたが、同機は午後8時過ぎに、無事着陸しました。
 着陸後に点検したところ、A滑走路にタイヤの破片が10個見つかりました。最大の破片は長さ4.90m、幅約40cm、重さは約30Kgありました。国土交通省によりますと、落下物としては最大級に区分される、との事です。
【コメント】「Flightradar24」ではA滑走路の安全点検中に、A滑走路が閉鎖されたようですが、離着陸はB滑走路を使って行われたようです。
 多数の遅れは出たでしょうね。

@深セン航空が昨日から成田=深セン線を期間増便
 中国の深セン航空は昨日から10月9日まで、成田=深セン線を、1日1往復から1日2往復に増便しました。
 機材はB737-800型機となります。

@成田空港と東京駅を結ぶ LCC バス「エアポートバス東京・成田」が8月1日から値上げ
 昨日のの「Traicy」によりますと、成田空港と東京を結駅ぶ「エアポートバス東京・成田」は8月1日から運賃を値上げする、と発表しました。
 片道の普通運賃は大人が1300円から1500円に、子供は200円値上げして750円、とします。深夜運賃は3000円となります。

@日本航空が「2024年リチャード・クレーン賞」を受賞
 日本航空は今日、民間航空の安全性向上に取り組む国際団体「フライト・セーフティー財団『2024年リチャード・クレーン賞』」を、日本で初めて受賞した、と発表しました。
【コメント】今年の1月2日に起こった海保機と日本航空機との衝突炎上事故に関して、各国・地域から推薦が集まった、との事です。


*7月10日

@まだ動きの少ないC滑走路予定地
 7日の続きですが、C滑走路の予定地では、具体的な工事などは始まっていないようです。ただ、優良な農地だった畑はほとんど耕作されておらず、荒れ地になっています。
 下の写真は、芝山町の北部から、芝山公園に向かう時に高谷川沿いの西〔A滑走路側)の道から撮った、緑豊かな一面の田んぼです。
 田の向こう側の高谷川東に続く森林がC滑走路になると思います。
 C滑走路北端から南に行くほど標高が低くなりますから、できるだけ高いところを整地して滑走路を作るはずです。
 高谷川にはC滑走路などから出る雨水などの大きな調整池が2個作られるはずです。
 写真は車の中からとったために写りが良くありません。非常に見づらいのですが、左上の隅に着陸のために北に向かう旅客機が写っています。

 

@出雲空港の運用時間を過ぎて離陸した日本航空機に過料金5万円
 今日の「Aviation Wire」によりますと、島根県は昨日、去る4月16日に出雲発羽田行きの日本航空286便・B767-300ER型機が、出雲空港の運用時間を1分超過して離陸したとして、日本航空に過料5万円を申し渡しました。
 出雲空港の運用時間は午前7時半から午後8時半までとなっており、やむをえない理由でこれを超える場合には知事の許可が必要とされています。
 日本航空機は運用時間内に離陸できると判断しましたが、結果的に1分の超過となりました。
 島根県は電話での連絡は受けていたものの、文書での正式な届けが出ていなかったこと、また、日本航空への事実関係の問い合わせに対する回答が約1ヶ月なかったことから、発表が昨日になってしまった、との事です。


*7月9日

@B滑走路北伸工事のための、東関道迂回工事を見てきました
 7日に成田空港周辺に行き、B滑走路北伸工事や圏央道の工事現場を見てきました。
 B滑走路北伸工事を行うに当たり、東関道にまたがる着陸灯を設置している部分の改修工事が必要となります。そのためには東関道の上にある着陸灯を補強しなければならず、その間は迂回路を作って、車をそちらの道路を通すことになります。
 7日はこの工事がどこまでできているか見たいと思い、行ってきました。

 

 北からB滑走路に着陸する航空機はこの写真のように、赤い鉄橋の上に並べられている着陸灯に沿って、着陸していきます。
 下に見えているカーブしている道路が迂回路になります、もちろんまだ使われてはいません。

 

 橋の上から見ると、太栄ジャンクション方面にこのようにカーブしています。現在の東関道は右にある土手の向こう側になります。

 

 この写真は現在の東関道の上り東京方面になります。7日は下り車線が1車線規制されていました。
 中央左寄りの建物が建っている下から、迂回路に入ることになります。

 

 この写真は迂回路の東京方面をを見たところです。上部の左側に現在の東関道があります。

 

  これは現在使用されている東関道のだ大栄ジャンクション方面を見たところですが、迂回路は左手の土手の向こう側に作られています。
 ここにかかっている着陸灯を設置している鉄橋を補強して、滑走路を造ることになるのではないかと思います。
 工事によっては、一定期間B滑走路の使用を停止することもあるのはないでしょうか。

 

 迂回路にはすでに方面案内板も設置されていました。上の向こう側に見える案内板は現在の東関道のものです。

@米国でユナイテッド航空機からタイヤが脱落も目的地に無事着陸
 今日のブルームバーグジャパンによりますと、現地時間8日、ロサンゼルス発デンバー行きのユナイテッド航空4004便・B757-200型機が離陸したときにタイヤ一本が脱落しました。
 同機はそのまま飛行を続け、デンバーの空港に無事着陸しました。乗客・乗員181人にケガはありませんでした。
 タイヤはロサンゼルスの空港で発見された、との事です。
 3月にはユナイテッド航空のサンフランシスコ発関西空港行きのB777型機でも、同様な事故が起き、整備部門が米国連邦航空局(FAA)の監査を受けています。
【コメント】7日の日本におけるB73
型機の2件のトラブルといい、ユナイテッド航空はどうなっているのでしょうか。


*7月8日

@グアム発のユナイテッド航空期が成田空港に一時緊急着陸を要請
 昨日の「NHKニュース」によりますと、昨日午後2時10分頃、グアム発成田行きのユナイテッド航空840便・B737-800型機のパイロットから「フラップにトラブルがあった。緊急事態を宣言して着陸する」と連絡がありました。
 同機はそのまま成田空港向かい着陸直前に緊急事態を取り消し、午後2時31分に無事に着陸しました。乗客・乗員148人にケガはありませんでした。
 下図は「Flightradar24」による同機の航跡です。

 

@中国の春秋航空が1日から成田=上海線を増便
 見落としていましたが、今日の「Traicy」によりますと、春秋航空は1日から成田=上海線を1日1往復から2往復に増便していました。
【コメント】この所、中国の航空会社の増便が続いているのですが、関係機関との連携が間際になっても調整が続く影響でしょうか、後追いの発表が続くようです。

@昨日、「ZIPAIR Tokyo」の累計搭乗者数が200万人を突破
 「ZIPAIR Tokyo」は今日、累計搭乗者数が200万人を突破した、と発表しました。

@全日空の5月実績は国際線旅客数が16.2%増、国内線旅客数は0.1%減
 全日空が今日発表した「ANAグループ5月輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年5月比(以下同じ)16.2%増【24.4%減】の63万557人、利用率が76.7%となっています。
 一方、国内線では旅客数が0.1%減【12.4%減】の301万3087人、利用率は68.3%となっています。この内、成田空港路線の搭乗率は成田=大阪線が83.7%、成田=札幌線が64.1%、成田=中部線が63.1%となっています。
 なお、国際線の貨物重量は13.6%増の5万2410トンでした。

@グアム行きのユナイテッド航空期がフラップの不具合で中部空港に引き返す
 昨日の中日新聞によりますと、昨日午前11時35分頃、中部空港発グアム行きのユナイテッド航空136便・B737-800型機が、離陸後まもなく主翼の高揚力装置に不具合が生じたため、中部空港に引き返しました。
 結局、この便は欠航
なりました。
【コメント】同じ航空会社で、、同じ機種で、同じ部品の不具合が続くのは珍しいですね。偶然なら良いのですが。


*7月7日

@中国の四川航空が5日から成田=成都線を増便
 気づきませんでしたが、昨日の「Traicy」によりますと、中国の四川航空は5日から、成田=成都線を週3往復から1日1往復に増便しました。
 機材はA320型機かA330-300型機を使います。
 写真はA滑走路の離陸に向けて移動する四川航空機です。

 


*7月6日

@また、「Spring Japan」102便が午前0時以降に「カーフュー弾力的運用」で到着
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 寧波発成田行きの「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便で、成田空港出発時の管制制御による玉突き遅延のため、00時04分に、A滑走路北側から着陸したものです。


*7月5日

@「Spring Japan」102便が南風の中、南から着陸
  上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」でも分かるように、昨日深夜、午後11時56分に「Spring Japan」102便が、前の6機が南に離陸する中、南から着陸しました。
 多分、北側から着陸するためには、時間がかかり、「カーフュー弾力的運用」になってしまうため、と思われます。
 しかし、この運用も「スライド制」になった場合は、深夜・早朝の静穏時間を削ることになりますし、安全運航のためにも避けるべきです。

@全日空が成田=パース線の再開を前倒しに
 今日の「Traicy」によりますと、全日空は10月27日からの再開を予定していた、成田=パース線の再開を、10月14日からに前倒ししました。
 週3往復ですが、14日から26日までは、成田発着 月・水・土曜となります。
 写真はパース近郊のピナクルズの畸景です。岩の硬い部分が風化せずに残っています。観光バスが中を走れます。

 

@三菱重工が「MSJ資産管理」の特別清算を申請、負債総額約6413億円
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、三菱重工は昨日、三菱スペースジェット(MSJ)を開発していた「MSJ資産管理」(旧三菱航空機(株))の特別清算開始を昨日付けで申請した、と発表しました。
 3月31日現在の負債総額は約6413億円とのことです。

@JTB の今年の夏休み旅行動向調査で、海外旅行者数は1.2%増、国内旅行者数は4.2%減
 JTBが昨日発表した、今年の夏休み)(7月15日から8月31日)における旅行動向調査によりますと、
 海外旅行者数は前年同期比(以下同じ)1.2%増の175万人、平均費用は3.5%増の23万9000円となっています。2019年比では42.2%減となります。
 一方、国内旅行では旅行者数が4.2%減、平均費用は±ゼロとなっています。
 「引き続き、円安や物価高による先行き不安が影を落としている」としています。
【コメント】政府の防衛費大幅拡大や国家資金の無制限のばらまきで、日本の価値が低下し、一般の国民がそのツケを物価高や円安で払っているのですね。
 なぜ、大金持ちの増税や大企業への増税をやらないのでしょうか。株価が上昇しているようですが、株を保有している大金持ちや他社の株を持ち合っている大企業がますます肥え太るだけになります。


*7月4日

@NAAの田村社長が平岡航空局長に「更なる機能強化計画の中間まとめ」を提出
 昨日の「NHKニュース」によりますと、成田国際空港株式会社(NAA)の田村社長は昨日、国土交通省を訪れ、平岡航空局長に「更なる機能強化計画」の新ターミナル構想について説明し、鉄道新駅などについての協力を要請しました。

@中国の春秋航空が7月1日から成田=上海線を1日2往復に増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、中国の春秋航空は去る1日から、成田=上海線を1日1往復から1日2往復に増便しています。
【コメント】NAAの時刻表で検索すると、従来の1往復しか出てきませんが、「Flightradar24」で見ますと、確かに1日から運航されています。

@エアソウルが昨日から成田=仁川線を増便
 詳しいことは分からないのですが、エアソウルは昨日から、成田=仁川線を1日4往復に増便しました。

@「Spring Japan」は8月に、成田=新千歳線を期間増便
 「Spring Japan」は今日、8月1日〜31日まで、成田=新千歳線を1日1往復期間増便する、と発表しました。

@「トキエア」の4月利用率は新潟=丘珠線47.4%
 昨日の新潟日報によりますと、昨日の県議会で報告されたところでは「トキエア」の新潟=丘珠線の4月利用率は47.4%だった、との事です。
 また、4月26日に運航を開始した新潟=仙台線は同33.9%だった、との事です。


*7月3日

@アモイ航空が昨日から成田=アモイ線を増便
 見落としていましたが、今日の 「sky-budget」 によりますと、アモイ航空は昨日から、成田=アモイ線を週4往復(成田発着 火・木・土・日曜日)に増便しました。
 機材はB787-8型機となります。

@グリーンポート・エージェンシーの「スカイバスで巡る成田空港スペシャルバスツアー」の日程
 今日の「Fly Teamに「スカイバスで巡る成田空港スペシャルバスツアー」の9月〜12月開催分日程などが掲載されています。
 詳しくはグリーンポート・エージェンシーのサイトを見て下さい。

@三菱重工の子会社「MHI RJアビエーショングループ」の現状と将来
 先月27日の「Business Journal」に橋本安男氏による「MSJ開発失敗の遺産…三菱重工、世界の航空機運航を支える大きなビジネス展開」が載っていました。
 これは、三菱重工が買収したカナディア・リージョナル・ジェット「CRJ」に関する知的財産と施設設備に基づく航空機のMRO(整備・保守・オーバーホール)ビジネスを行う「MHI RJアビエーショングループ」の現状と将来についてまとめた記事になります。
 現状については 世界で1000機以上飛んでいるCRJ の整備や修理だけではなく定期点検などを順調に進めており、数年内に売上高を10〜15億ドル(1500〜2250億円/1ドル150円換算)規模とすることを目指している、との事です。
 近い将来には、CRJのMROだけでなく、エアバスのA220型機のMROや、ボーイング社のB737 型機やエアバスA320型機などのMROも手がけたい、との事です。
 さらに、その先にゼロアビア社と連携して水素燃料電池による電動リージョナル機の開発に協力し、リージョナル機の技術認証取得に貢献する、としています。
 写真は成田空港を移動するIBEXエアラインズのCRJ機です。IBEXエアラインズが成田空港路線から撤退したため、今は見られませんが。

 

@セブ・パシフィック航空がA321neo型機102機発注で覚書
 今日の「Aviation Wire」によりますと、フィリピンのセブパシフィック航空は現地時間2日、エアバスとA321neo型機102機を確定発注、A320neo型機ファミリー50機ををオプションとする覚書を締結しました。


*7月2日

@また、「Spring Japan」102便が午前0時以降に到着、しかも南側から着陸
 上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 寧波発成田行きの「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便で、成田空港出発時の管制制御による玉突き遅延のため、00時14分に、A滑走路南側から着陸したものです。
 しかも、今回は前の4便が南側に離陸したにもかかわらず、同じ南側から着陸しました。
 これも「スライド制」では、飛ばないはずの静穏時間帯に騒音を振りまくため、許されない事になります。

@ NAA が「ワンディ・サマースクル」の募集を開始
 成田国際空港株式会社(NAA)は昨日から、人気の「成田エアポート ワンデイ・サマースクー2024 」の募集を行っています。
 対象は小学校5・6年で、8月1日と2日の2回行われ、募集人員は各25名の合計50名です。応募の締め切りは16日の午後3時迄、となっています。
 応募者多数の場合は抽選になります。

@タイガーエア台湾が今日から成田=台中線を期間運航します
 タイガーエア台湾は今日から、成田=台中線を期間運航します。成田発着 火・木・日曜日になります。

@ボーイング社が部品大手のエアロシステムズを買収
 今日の朝日新聞によりますと、ボーイング社は現地時間1日,航空機部品大手のスピリット・エアロシステムズを、負債を含めると83億ドル(約1.3兆円)で買収すると発表しまた。
 エアロシステムズ社は元々、ボーイング社の一部で、経費削減のために売却したものです。同社はB737MAX型機やB787型機の部品を製造しており、ボーイング社の厳しいコストダウンの要求で部品の品質を劣化させ、これが、ボーイング社の旅客製造問題続出の原因となっている、との見方があります。

@米国の空港で工事終了3分前の滑走路からサウスウエスト航空機が離陸
 昨日のCNNニュース(日本語版)によりますと、米国メーン州ポートランドの空港で、誘導路の夜間工事で閉鎖中だった、滑走路からサウスウエスト航空4805便が離陸するトラブルがありました。
 工事は現地時間午前5時45分まで行われる予定でしたが、同機は3分前の午前5時42分に離陸した、との事です。
 滑走路上には工事の職員と車両もいた、との事ですが、待避して無事でした。
 管制官は同機に対し、再三、「工事中で離陸できない」と警告しましたが、同機の機長は、空港の管制官ではなく、ボストン近くに拠点がある地域航空管制塔と交信していた、との事で、空港の管制官の警告は聞こえなかった、との事です。
 すでに、米国家運輸安全委員会(NTSB)や米連邦航空局(FAA)が調査を進めています。
【コメント】こういうのを人為的ミスとと言うのでしょうね。機長は空港の管制官と交信している、と思い込んでいたのでしょうね。


*7月1日

@6月のアクセスス数は26,446回でした。

@熊谷知事が蓮舫氏の羽田空港都心ルート発言に噛みつく、成田空港周辺住民には・・・
 今日のスポーツニッポンによりますと、熊谷千葉県知事は、都知事選に立候補している蓮舫氏が、4年前から実施されている羽田空港都心ルートについて28日の「X」で「経済は大事です。でも、人があっての、命があっての経済です。国に羽田空港新ルートの見直しを求めていきます。」とツイートしました。
 これに対して熊谷知事は「もちろん、新ルートの住民の方々のお気持ちも理解できますが、日中の時間帯という一番影響の少ない時間で、依然として早朝や夜間は千葉側です。誰が今まで騒音の影響を受けてきたのか、経緯を十分に理解頂き、空港がもたらす恩恵と騒音についてバランスをどう考えるのか、行政を司る立場の難しさを受け止めて頂きたいと思います」と指摘しました。
【コメント】世の中全て「金、金」と金儲けが優先となっていますが、これで良いのでしょうか。
 熊谷知事のツイートには、成田空港周辺で早朝から深夜まで騒音に悩まされている千葉県民は違和感を感じるのではないでしょうか。
 私が知らないだけかもしれませんが、知事が騒音地域で、その深夜・早朝影響を実体験し、住民の意見を聞いた、という事は今までないように記憶しています。
 成田空港の機能強化を積極的に後押している熊谷知事が、これが完成した時に、深夜・早朝の騒音がどうなるのか、どんな影響があるのかを考えて、熊谷知事の一層の力添えをお願いしたいと思います。

@日本航空が今日から成田=サンディエゴ線を期間増便
 日本航空は今日から、1ヶ月の予定で、成田=サンディエゴ線を、現在の週4往復から、1日1往復に期間増便しました。

@ピーチ・アビエーションが今日から成田=奄美線を増便
 ピーチ・アビエーションは今日から、成田=奄美線を現在の週4往復から1日1往復に増便しました。


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