2024年7月後半の出来事
*7月31日
@秋の航空ジャンク市は9月7日と8日に開催、航空科学博物館
昨日の「Fly Team」によりますと、航空科学博物館は恒例となっている秋の航空ジャンク市を9月7日と9月8日に開催します。
@「Air Japan」の第1四半期の利用率は50.9%
昨日の「Aviation Wire」によりますと、全日空は昨日、傘下の「Air Japan」の第1四半期(4月から6月)の有償座席使用率が50.9%だった、と発表しました。
運航開始直後の機材故障で、宣伝を自粛していたことが響いている、としています。
@「ZIPAIR Tokyo」の第1四半期有償座席使用率は81.2%
日本航空は昨日発表した第1四半期決算の中で、「ZIPAIR Tokyo」の有償座席使用率が前年同期比(以下同じ)3.3ポイント増の81.2%となったことを明らかにしました。
また、SPRING JAPANは17.2ポイント増の81.2%だったことを明らかにしました。
@オーストラリアのレックス航空がB737-800型機使う運航を停止
今日の「Fly Team」によりますと、オーストラリアのレックス航空は、現地時間7月31日に、B737-800型機を使っている主要都市間国内線の運航を停止しました。
同航空はB737型機9機とサーブ340型機33機で国内線を運航しています。
これを受けて、ヴァージン・オーストラリアは同社便からの振り替え予約を手数料なしで受け付けています。
*7月30日
@ユナイテッド航空のB737-800型機が速度計不具合で2度も羽田空港に緊急着陸
昨日の読売新聞によりますと、国土交通省は昨日、27日午前4時5分頃、羽田発グアム行きのユナイテッド航空848便。B737-800型機が羽田空港の南南東約450Kmの太平洋上を飛行中に「機長席の速度計に不具合が発生した 」として、羽田空港に引き返しました。
同機は同5時40分頃羽田空港に無事に緊急着陸しました。結局、この便は欠航となりました。
ところが、国土交通省によりますと、この機体で直前に運航した、グアム発羽田行き849便でも、26日午後8時15分頃に、羽田空港の南840Km の太平洋上で、機長席の速度計が不具合を起こし、羽田空港に同9時30分頃、緊急着陸していました
国土交通省はこの2件を 「イレギュラー運航 」としました。
【コメント】昨日載せた記事では、ユナイテッド航空が以遠権を使って、成田空港を乗継とした新路線の運航を考えている、との事でした。
しかし、26日と27日のトラブルを見る限り、整備不良と言わざるをえません。
この所、問題になっている、同航空のトラブル多発の連鎖と見ざるをえませんね。整備不良の老朽機に乗客を乗せるつもりでしょうか。これでは、需要は伸びません。