2024年8月前半の出来事


*8月15日

@「更なる機能強化計画」に難題が横たわる
 10日の「 IT media ビジネス」に載った杉山淳一氏の「成田空港と都心を結ぶ新構想 『押上〜泉岳寺短絡線』はどうなる?」によりますと、現在の成田空港と都心を結ぶアクセスは、出入国者の約半数が鉄道を利用しています。
 機能強化が完成すれば、当然現在の鉄道輸送量は足りなくなります。
 しかし、現在成田空港に乗り入れている JR や京成電鉄では輸送量を増やしたくても両社の軌道間隔が違うことから運行本数を大幅に増やすことは難しい状況です。
 しかも、接続する都心部の鉄道でも、現在すでに混雑し、成田空港への本数を増やす余裕は大きくありません。
 ターミナルや発着回数を増やしても、これがネックになって来るようです。
【コメント】第3滑走路が完成し、新ターミナルが出来ても、このような難題が横たわっているのですね。「ウルトラC」の秘策があるのでしょうか。

@成田国際空港株式会社が「空の日フェスティバル」の概要を発表
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「2024年空の日フェスティバル」についてのお知らせ」を公表しました。
 人気の「ジェット機との綱引き大会」は10月6日に行い、今年は全日空のA380型機との綱引きとなります。
 また、「空の日航空教室」は10月14日に行われます。詳しくは上記リンク
のホームページで確認してください。

@台風7号の影響がじわりと出ています
 今日の「NHKニュース」によりますと、IR東日本千葉支社は台風7号の影響で、明日の早朝時間帯を除いて、成田エクスプレスの運航を取りやめる、との事です。
 また、「Spring Japan」のページに明日と明後日の欠航便情報が掲載されています。


*8月14日

@国土交通省がアトラス航空機緊急着陸を航空機事故に認定
 今日のFNN プライムオンラインによりますと、昨日、機材トラブルで成田空港に引き返し緊急着陸した、アトラス航空7106便について、国土交通省は航空機事故に認定し、今日にも運輸安全委員会の調査官を派遣する、との事です。
 同機はタイヤ2本が破損し、ホイールの金属部分がむき出しになり、胴体にもへこみや亀裂が出来ていました。

@航空科学博物館で「二宮忠八 企画展」が月末まで開催中
 昨日の千葉テレビプラス(gooニュース)によりますと、成田空港A滑走路南端付近にある航空科学博物館では、現在、ライト兄弟初飛行の12年前に、飛行原理を独自に発見した二宮忠八の企画展が開かれています。
 イギリスの王立航空協会は、忠八の「玉虫型飛行器」の模型を展示して、「ライト兄弟よりも先に、飛行の原理を発見した人物」としてその業績を称えています。
 この企画展は今月末まで開かれています。

@NAAが鉄道会社と共同で関西→成田の輸出貨物輸送実証実験始める
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、日本貨物鉄道株式会社及び日本フレートライナー株式会社と共同で、関西→成田に鉄道を使って輸出貨物を運ぶ実証実験を今月から始める、と発表しました。
 現在は関西→成田間はトラックによる輸送に頼っていますが、百済貨物ターミナル駅から東京貨物ターミナル駅間を鉄道で輸送します。
 申し込みは1パレット単位で可能です。  

@バルティック航空がA220-300 型機を10機発注
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ラトビアのエア・バルティック航空は現地時間13日、エアバスにA220-300型機10機を追加発注しました。
 これにより、同航空の A220-300 型機発注数は90機となります。

@ヴァージン・オートラリア航空が E190-E2 型機を8機発注
 昨日の「Aviation Wire」によりますと、ヴァージン・オーストラリア航空は現地時間13日、エンブラエルに対し、E190-E2型機8機を確定発注しました。


*8月13日

@昨日深夜から今日未明にかけて、緊急事態による「カーフュー弾力的運用」が6件発生
 上記の「午後11時00分以降の離着陸」にもある通り、昨日から今日未明にかけて、緊急事態による「カーフュー弾力的運用」が6発生しました。
 この内、5件は成田空港A滑走路の一時閉鎖によるもので、最後の1件は午前1時12分に、成田発ロサンゼルス行きのアトラスエア7106便・B747型機が、機材故障のため、成田空港に引き返したものです。A滑走路に北側から着陸しました。

@3日連続の滑走路閉鎖、いずれもタイヤ関係のトラブル
 今日の千葉日報(有料電子版)などによりますと、昨日午後9時40分頃に離陸した、アトラス航空7106便が、離陸約20分後に油圧系統と与圧系統に不具合が発生した、として緊急事態を宣言し、成田空港に引き返しました。
 同機の後続便からは「滑走路上に異物がある」と管制官に連絡あり、A滑走路は午後9時50分頃から午後11時頃まで、約1時間10分閉鎖され、離着陸はB滑走路で行われました。
 同機は洋上で燃料を投棄し、今日午前1時10分頃、A滑走路に無事緊急着陸しました。乗員7人にケガはありませんでした。
 着陸後の点検でタイヤの破損とホイールの破損が確認され、同機は滑走路上で立ち往生しました。
 同機は今日午前7時40分頃、牽引車で駐機スポットへ移動し、その後、A滑走路の点検や、漏れたオイルの清掃などを行い、午前8時頃閉鎖が解除されるまで、約7時間A滑走路が閉鎖されました。
 なお、このトラブルによる欠航や大きな遅れは出ていません。
 下図は「Flightradar24」によるアトラス航空7106便の航跡です。

 

 【コメント】夏の高温でタイヤ関係のトラブルが多くなりますね。それを頭に入れて、入念な整備をしてもらいたいものです。

@シンガポール航空が来年3月30日から5月31日まで成田=シンガポール線にA380型機を投入
 昨日の「Traicy」によりますと、シンガポール航空は来年3月30日から5月31日まで、1日2往復している成田=シンガポール線の1往復に、A380型機を投入する、と発表しました。


*8月12日

@昨日のA滑走路閉鎖の影響で、「カーフュー弾力的運用」1件が発生
 上段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が1件発生しました。
 エミレーツ航空319便が、成田空港の滑走路閉鎖により、中部空港にダイバード(一時的に目的変更)したことによる玉突き遅延のため、午前0時20分に、A滑走路北側から離陸したものです。

@昨日夕方、シルクウェイウエスト航空機がタイヤ破裂で離陸滑走を中止、A滑走路が1時間半閉鎖
 昨日の「テレ朝NEWS」によりますと、昨日午後5時20紛頃、成田発アゼルバイジャンの首都バクー行貨物航空会社シルクウェイウエスト航空904便・B747-400型機が離陸滑走を始めたところ、タイヤが破裂し、急遽、離陸を中止しました。
 煙が出たため消防車が駆けつけましたが、火は出ず、車輪を冷やすために放水を行いました。
 このトラブルでA滑走路が午後6時40分頃まで、約1時間半閉鎖されました。
 下図は「Flightradar24」による同機の航跡です。

 

@今朝、B滑走路でシンガポール航空機から白煙あがり立ち往生
 今日の共同通信などによりますと、今日午前7時50分頃、成田空港B滑走路に着陸した、シンガポール航空638便・B787型機の「左側エンジン付近から白煙が上がっている」とNAAから連絡があり、消防が出動しました。
 乗客・乗員276人にけがありませんでした。
 点検したところ、滑走路からタイヤ片が見つかりました。牽引作業や安全点検などで、B滑走路は同8時31分まで閉鎖されました。


*8月11日

@「トキエア」が今日予定した就航に向けた中部空港での慣熟訓練を延期
 「トキエア」は今日予定していた、中部空港就航に向けての自社機を使った慣熟訓練を、乗員繰りにより延期しました。
 この訓練では空港のグランドハンドリングのうち、機体の牽引や誘導、貨物・手荷物の搭降載・搬送など「ランプハンドリング」の実技訓練と、給油会社への実技慣熟演習を行う予定でした。
 「トキエア」では2025年に新潟=中部線への就航を予定しています。

@エティハド航空は保管している6機のA380型機の再就航を計画、すでに4機は再稼働
 昨日の 「sky-budget」 によりますと、エティハド航空は退役を予定していたA380型機について、10機の内、4機をすでに退役させています。
 残る6機は、4機がすでに稼働されています。そして、残る2機の内、1機は稼働に向けて整備が進められています。
 最後の1機も再稼働することに決まった、との事です。
 これにより、2025年2月から6機全てが再稼働して路線に投入されることになります。
 同航空はA380型機を2032年まで運用する方針を明らかにしました。
【コメント】B777X型機の開発遅れやA350-1000型機の納入遅延などで、超大型機不足に陥っている航空会社が相次いでA380型機の再稼働を試みていますね。
 エティハド航空のA380型機は成田空港に乗り入れたことがあるのでしょうか。私は見たことがありません。
 成田空港では現在、全日空とエミレーツ航空が連日運航しており、時々、アシアナ航空や大韓航空やシンガポール航空が乗り入れていますね。

@大韓航空がアシアナ航空との合併をEUに承認させるため、アシアナの貨物事業をエアインチョンに売却
 8日の 「sky-budget」 によりますと、大韓航空はアシアナ航空との合併に向けてEUからの承認を得るために、アシアナ航空の貨物事業を、エアインチョンに、4700億ウオンで売却することで、エアインチョンと基本合意を締結しました。
 写真は成田空港第1ターミナル前を移動するエアインチョン機です。

 


*8月10日

@読者から、飛行コースずれの指摘メール
 8日に読者から下記のメールをいただきました。この方の了解がいただけましたので、載せます。
 私も同じような地域に住んでいましたので、状況はよく分かります。
 早速、「Flightradar24」で検索した所、下図のような、アシアナ航空機の航跡が見つかり、確かに飛行コースがずれていました。
 また、太平洋に出てから東に旋回しましたが、これもあまり見かけない飛行コースです。もちろん、B滑走路からの離陸がないので、管制官がこのような飛行コースを指示したと思われますが、B滑走路からの同時離陸があれば、危険なコースですので、あまり使われないのではないでしょうか。


 我が家の斜め上が通常ルートなのですが、8月7日 16時成田発 韓国行 AAR103 ですが、ほぼ真上を飛んでいきました。
 冷房で家の窓を全て閉じていたにもかかわらず、ものすごい音がしたのですぐに気づきました。
 もしこれが23時以降でしたら、睡眠が妨害されていたことでしょう。
 そもそも飛行時間を23時から0時にまで延ばしたのも空港開港時の約束をやぶったものですが、通常、九十九里海岸と空港の間は真っすぐ飛ぶことになっているはず、と認識したおります。
 空港側の自主ルールとして、高度が6000ftに到達したらよしとしているらしいのですが、離陸してすぐに通常コースを外れているので、そのルールすら無視されています。
 以前も同様の件をメールさせていただきましたが、直前に離陸したやつの後方乱気流を避けるためでしょう、ということでしたが、またもや、発着が混雑している時の確信犯的な空港管制が行われたと思われます。 
 最近このての約束違反の飛行が多いと感じてます。
 

 

@久しぶりに成田空港を定置場とする旅客機の登録がありました
 「JA Search BLOG」さんによりますと、「7月航空機登録動向」で、久しぶりに、成田空港を定置場とする新規登録がありました。
 全日空がB787-9型機(JA926A)を新規登録しています。

@ブラジルで ATR 機が墜落、61人が犠牲に
 南米ブラジルの南東部サンパウロ州で、現地時間9日午後1時半頃、ブラジルのボエパス航空2283便・ATR72-500型機がサンパウロ州ビニェード市の住宅街に墜落しました。
 乗客・乗員61人が犠牲になった、との事ですが、幸い、地上でのけが人はいませんでした。
 原因はわかっていませんが、ブラックスボックスは回収された、との事です。
 同機は目的地であるサンパウロ空港から北西約80Kmの住宅街に墜落しました。
 下図は「Flightradar24」による同機の高度などの変化です。

 


*8月9日

@成田空港で昨日から紙幣探知犬が活動を始める
 東京税関では昨日から、成田空港で紙幣探知犬による検査を導入しました。
 これは、最近、無申告で海外に100万円以上の現金や小切手を不正に持ち出すケースが増えていることから、この紙幣などの持ち出しを監視するものです。
 多額の現金などの持ち出しは、犯罪などで手に入れたお金を手荷物などの中に隠して持ち出し洗浄する、マネーロンダリングをするケースが摘発されています。
 これを防ぐために、全国の空港で初めて導入した、との事です。今の所、2頭の探知犬ですが、訓練を積んで増やしていく、との事です。

@「再訪したい国」で日本がダントツの1位に
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、「観光で再訪したい国」をたずねた電通の調査で、2位のシンガポールの14.7%を大きく引き離し、日本が34.6%と第1位となりました。
 日本の中で、知っている都市は1位が東京。2位がz大阪、3位が京都で順位はこの8年間変わらず、千葉は10位でした。
 地方観光の障害は「言語に不安がある」「地方観光地を知らない」が目立ちました。
 また、訪日旅行での期待は「多彩なグルメ」が28.6%で最も多く、最も利用したいのが「庶民的な和食レストラン」でした。

@全日空の6月輸送実績は国際線が14.9%増、国内線が5.4%増
 全日空が昨日発表した「 ANAグループ6月旅客輸送実績」によりますと、
 国際線では旅客数が前年同月比・【】は2019年6月比(以下同じ)14.9%増【24.8%減】の63万7452人、利用率は78.9%となっています。
 一方、国内線では旅客数が5.4%増【8.5%減】の292万6922人、利用率は70.6%となりました。
 この内、成田空港路線の搭乗率は成田=中部線が62.6%、成田=札幌線が73.7%、成田=大阪線が85.9%となっています。

@航空業界の人手不足は「綱わたり」
 今日の「マネーポストWEB 」に河合雅司氏による「航空業界が直面する『三重苦』 パイロット・整備士・空港業務従業員のすべてが不足する綱渡り状況」が載っていました。
【コメント】読んでみますと、危機的な状況がよく分かります。高齢化の中で、簡単に"増やす"というわけには行かないのですね。
 しかし、考えてみれば、このような状況になる、というのは以前から分かっていたことですね。
 空港を拡張し、航空機を増やす事のみに、猛進している現政権や官僚の失策ですね。
 少子化対策にしても、20年も前から叫ばれてきたにもかかわらず、金儲けの事しか考えなかったのですね。

@昨日、神戸空港の滑走路に、管制官の指示を無視してヘリコプターが着陸、重大インシデントに
 今日の「8 関西テレビnwes 」によりますと、昨日午後2時頃、神戸空港の滑走路に「学校法人ヒラタ学園」のヘリコプターが、管制官から専用区域に着陸するように指示されたにもかかわらず、、滑走路に着陸するトラブルがありました。
 機体の損傷やケガなどはありませんでしたが、運輸安全委員会は重大インシデントに認定し調査に入りました。


*8月8日

@昨夜、羽田空港が猛烈な雷雨で大混乱に、
 昨日午後9時半頃、羽田空港が激しい雷雨に見舞われました。このため、同9時35分頃から約2時間、地上業務が全面的にストップし、航空機の離着陸が出来ませんでした。
 この影響で全日空では29便、日本航空でも複数便がが欠航となりました。
 このほか、到着予定の便が目的地を変更し、中部空港や関西空港などに着陸しました。
 羽田空港では約8000人が影響を受けて、多数が空港内で一夜を明かしました。中部空港などでも、羽田空港に着陸出来ずに到着した人の多くが、空港内で一夜を明かしました。
 この影響で、今日の羽田空港便では午後2時現在、機材繰りやスタッフの調整などで、合わせて88便が欠航となっています。

@日本航空の新千歳発新潟行きの出発前点検でエンジンのオイル漏れ確認、2便が欠航に
 昨日の北海道新聞によりますと、昨日、日本航空の新千歳発新潟行きの出発前点検で、エンジンからのオイル漏れが確認されました。
 この修理のため、この便を含む2便が欠航となりました。

@キャセイ航空がエアバスにA330-900neo型機30機を発注
 昨日のブルームバーグジャパンによりますと、キャセイ航空は現地時間7日、エアバスにA330-900neo型機30機を発注する、と発表しました。
 この契約には30機のオプションも含まれます。


+8月7日

@中国の長竜航空が9月3日から成田=温州線を開設の予定
 今日の「Traicy」によりますと、長竜航空は9月3日から、成田=温州線を開設する見込み、との事です。
 成田発着 火・木・土曜日の週3往復するとのことで、機材はA320型機を使います。

@成田空港から仁川に向かう予定の大韓航空機が、機長の体調不良で大幅な遅れ
 韓国の聯合ニュース(gooニュース)によりますと、今日午前9時20分に成田空港を出発して仁川空港に向かう予定だった、大韓航空706便.A330-300型機で、機長が体調不良でめまいなどを起こし、病院に搬送されました。その後、回復しているとのことですが、代わりの機長を日本に派遣するために遅れているとの事です。
【コメント】下図は「Flightradar24」による

同便の最初の出発時の航跡ですが、第1ターミナル南ウイングから出て、症状が出たようです。これでは操縦は無理ですね。
 記事の写真では救急車が機首の下にいましたので、スポットに戻ってから搬送されたようです。

 

@昨日のエアソウル機が仁川空港での機体整備で大幅に遅れ、今日の出発に
 韓国の中央日報(YAHOO!ニュース)によりますと、昨日、成田発仁川行きのエアソウル704便・A321型機が、前便の仁川空港出発前に機体整備が必要となり、4時間遅れて、午後11時15分頃、成田空港に到着しました。上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」を見てください。
 折り返しの704便は成田空港の運用時間内の出発が出来なくなり、今日に出発を延ばしました。
 この遅れのため、エアソウルでは乗客全員に料金を全額払い戻し、韓国人には10万ウオン、外国人には1万円を補償しました。
 また、食事券2枚を支給しました。しかし、空港近くのホテルで客室が確保できない、としてホテルの部屋を提供しませんでした。
【コメント】成田空港内で一夜を過ごしたのでしょうか。

@昨夜、米子空港に自衛隊の給油機が緊急着陸、滑走路1時間半閉鎖
 昨日午後7時8分頃、自衛隊のKC-46A給油機が米子空港に緊急着陸しました。
 乗員にケガなどはありませんでしたが、同機は滑走路上に約1時間半にわたり停止し、羽田発米子行きの全日空機が鳥取空港に目的地を変更しました。
 また、後続の到着便にも大幅な遅れが出ました。


*8月6日

@ウズベキスタン航空の増便は「成田発着 火・金曜日」でした
 今日の成田国際空港株式会社(NAA)の公式時刻表によりますと、昨日載せたウズベキスタン航空の成田=タシケント線は、今日からの増便となりました。
 やはり, [成田発着 火・金曜日」の運航になります。
 下の写真はB滑走路からの離陸に向かうウズベキスタン航空機です。

 

@大韓航空機が4日に乱気流に遭遇、約14名が負傷
 今日の 「sky-budget」 によりますと、現地時間4日、ソウル発ウランバートル行きの大韓航空197便・A330-300型機が、中国の天津上空を飛行中に乱気流に遭遇しました。
 当時は食事提供サービス中で、乗客・乗員281名の内、乗客約10名、客室乗務員4名が負傷した、との事です。
 当時、シートベルト着用サインが点灯中で、重傷者は確認されていない、との事です。

@ボーイング社の第2四半期の損失が14億3900万ドルに膨らむ
 今日の航空新聞社によりますと、ボーイング社が現地時間7月31日に発表した「2024年第2四半期決算」によりますと、純損失が4億3900万ドルと、巨額損失になりました。


*8月5日

@ウズベキスタン航空が週1往復から週2往復に増便
 今日の 「sky-budget」 によりますと、ウズベキスタン航空は今日から成田=タシケント線を、週1往復から週2往復に増便します。
【コメント】記事では成田着が「月・木曜日」となっていますが、NAAの時刻表には載っていません。
 この「月・木曜日」というのはタシケント出発時のことかもしれません。
 そして、成田発が「火・金曜日」となっているのも、現地時間なのかもしれません。
 と言うことは「成田発着 火・金曜日」と言うことになるのでしょうか?
 明日になれば、はっきりすると思いますが。

【私見】円高になるのは、良いけれど・・・・
 このところ、円高が急速に進んでいます。このまま進めば、日本に来る外国人が少なくなり、逆に、日本人の海外旅行には追い風です。
 ただ、この原因が、米国の失業率が予想よりも高かった事から、米国の景気が後退するのではないか、との観測があるようです。
 このために、日本の株式市場でも、3日連続の大幅な下落となっています。
 これが、2008年9月15日に発生したリーマンショックのように、これをきっかけとした金融危機と世界的な不況につながらなければ良いのですが。
 この時には、世界の航空業界にも、コロナ騒動までは行きませんでしたが、大きな落ち込みにつながりました。
 せっかく、「コロナ禍からの回復がもう少し」と言うところまできたのですが、後戻りするのでしょうか。
 不況となれば、一般国民の生活も、さらに苦しくなり、海外旅行どころではなくなります。失業が増え、食べることにも事欠く状況になりかねません。


*8月4日

@今日未明、「Spring Japan」102便が「カーフュー弾力的運用
 上段の「午後11時00分以降の離着陸」にあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 寧波発成田行きの「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便での成田空港出発時における管制制限による玉突き遅延のため、00時03分に、A滑走路南側から着陸したものです。
 なお、南側からの着陸は、多分、追い風での着陸となり、安全上は好ましくない着陸になります。
 また、機能強化完成後に予定される「スライド制」ではあり得ない運用となります。

@「トキエア」の長谷川社長「できれば年内に中部と神戸に就航したい」
 1日の読売新聞によりますと、運航開始から半年を迎えた「トキエア」の長谷川社長とのインタビューで、長谷川社長は「スタッフのオペレーションがスムーズになってきている。安定感がでてきた」とする一方で、「搭乗率が思うように伸びない」との悩みを披瀝しました。
 搭乗率を上げるには「新潟=仙台線も毎日運航が必要で、これにより、ビジネス利用客が増える」としています。
 その上で「搭乗率が安定するためには、もう少し時間がかかる」としています。
 6月の株主総会では経常損失約3億1600万円を計上しています。これについて長谷川社長は2025年度の黒字化を目指す、としており、 このためにもチャーター便の運航と貨物輸送への参入を目指す、としています。
 また、今後の新規路線として「新潟=中部線と新潟=神戸線を年内に実現する」との考えを明らかにしました。
【コメント】大手の傘下でも、新規航空会社を立ち上げるときには黒字化するまでに時間がかかっています。ましてや、独立系の新規航空会社は大変です。キャッシュフロー確保が続かずに、運航停止になることもありますね。


*8月3日

@新田原基地騒音訴訟控訴審判決で夜間早朝の飛行制限認めず
 昨日、宮崎県にある自衛隊新田原基地の周辺住民178人が騒音被害の賠償と、夜間早朝の飛行差し止めを求めていた裁判の控訴審判決が、福岡高裁宮崎支部でありました。
 判決では、騒音被害に対する賠償は、1審判決で除外された6人の分も含めて約2億2400万円の賠償が認められました。しかし、将来分についての賠償については「被害がいつまで続くか予測することは困難」として退けました。
 また、飛行差し止めについては「国が訴訟で訴えてきた騒音対策や、自衛隊機の運航に関する国の自主規制などを挙げ、周辺住民の生活への配慮の調整をできる限り図ったものとして、一定程度評価できる」などとして退けました。
 下の写真は基地隣接地の展望台から見た新田原基地です。この日は近くの火山噴火による火山灰のために、訓練は中止でした。

 

@お盆期間中の国内航空各社の予約率は国際線が82.8%、国内線は81.4%
 今日の「Aviation Wire」に、国内航空会社が昨日発表したお盆期間の航空各社の予約率が載っています。
 これによりますと、国際線の12社合計の予約率は前年同期比(以下同じ)1.4ポイント増の82.8%、国内線では1.2ポイント増の81.4%となっています。

@エアバスの増産計画でA320neo型機は2027年には月産75機へ、
 1日の 「sky-budget」 によりますと、エアバスがこの程発表した最新機材生産体制の計画では、A320neo型機ファミリーの生産を現在の月産(以下同じ)約65機から2027年までに75機とします。
 また、A350型機は来年末に9機とし、2028年には12機まで引き上げる計画です。
 さらに、A330neo型機ファミリーは今年年末まで4機体制にし、A220 型機ファミリーは2026年には14機とする、との事です。


*8月2日

@7月のアクセス数は26,852回でした。

@お盆期間の成田空港利用者数は国際線が34.3%増、国内線は6.7%減の見込み
 成田国際空港株式会社(NAA)は今日、「お盆期間(8月9日から18日の10日間)の旅客推計」を発表しました。
 これによりますと、国際線出入国者数は前年同期比・【】は2019年比(以下同じ)34.3%増・【6.7%減】の98万5900人となっています。
 一方、国内線利用者数は6.7%減・【6.9%減】の25万2000人となっています。


*8月1日

@今日未明、「Spring Japan」102便が「カーフュー弾力的運用」
 上段の「午後11時00分以降の離着陸」にあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
 寧波発成田行きの「Spring Japan」102便・B737-800型機が、前便での成田空港出発時における管制制限による玉突き遅延のため、00時04分に、A滑走路南側から着陸したものです。

@今日から「Spring Japan」が成田=北京線を新設し、成田=上海線を増便
 7月23日の出来事で報じたように、「Spring Japan」は今日から、成田=北京線を新規開設し、成田=上海線を増便しました。

@エールフランスが成田=パリ線の運航を10月26日で停止か
 今日の 「sky-budget」 によりますと、エールフランスは10月26日をもって、成田=パリ線の運航を停止する模様とのことです。
 すでに、この日以降の予約の受付を停止している、との事です。

@京成電鉄の第1四半期は成田空港路線好調で、純利益が25.4%増に
 今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、京成電鉄が昨日発表した2025年第1四半期決算は,成田空港発着の輸送が増えるなどで、売上高が前年同期比(以下同じ)10.8%増、純利益が25.4%増となりました。

@WILLERが今日から2月26日まで、「成田空港シャトル池袋線」に深夜便運行へ
 WILLER株式会社は今日、「成田シャトル池袋線」において、今日から9月22日まで、深夜バスを運行すると、発表しました。
 時刻表によりますと、池袋を午前1時20分に出て、成田第3ターミナルに同2時42分着、第2ターミナルに2時45分着、第1ターミナルに2時50分着となっています。
 これを使うと、 LCC の早朝便に、近くのホテルなどに前泊する必要がなくなる、との事です。
 運賃は4600円、早得は3300から3800円となっています。

@ヤマトHDの貨物便が今日から羽田空港路線の運航開始
 ヤマトHDは今日から羽田空港の深夜便の運航を始めました。
 羽田=新千歳線と羽田=北九州線を、それぞれ1往復運航します。


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