2024年9月前半の出来事
*9月15日
@ビーマンバングラデシュ航空が冬期ダイヤで成田=ダッカ線を減便
昨日の 「sky-budget」 によりますと、ビーマンバングラデッシュ航空は10月27日からの冬季ダイヤで、成田=ダッカ線を現在の週3往復から、週2往復(成田発着 月・金曜日)に減便する計画、との事です。
@ボーイング社のストライキが始まる、B737MAX型機の生産が止まった模様
昨日の「Aviation Wire」によりますと、ボーイング社の最大労組によるストライキは現地時間13日から始まりました。
これにより、B737MAX型機の生産は止まった模様、との事です。
@エア・カナダの労使が暫定合意に達する、当面のストは回避
今日の「Traicy」によりますとエア・カナダとエアライン・パイロット・アソシエーション(ALPA)は、労働協約に暫定合意しました。
内容については組合の投票による批准と、会社の取締役会による承認が必要で、詳細は明らかにされていません。
しかし、当面、現地時間15日に通告するストライキは回避されました。
*9月14日
@昨夜、松山発成田行きのジェットスター・ジャパン機が、前便でバードストライクに遭い欠航
詳しいことは分からないのですが、今日の愛媛新聞によりますと、昨日午後8時20分に出発予定だった松山発成田行きのジェットスター ・ジャパン400便・A320型機が、前便で起こったバードストライクトラブルの点検のために、欠航しました。
@中国のリース会社がエアバスに A330neo 型機80機を発注
12日の 「sky-budget」 によりますと、中国開発銀行ファイナンシャルリースは、A320neo型機を80機購入すると。発表しました。
受領は2030年から2032年となっています。
エアバスは現在A320型機ファミリーの受注残が7000機以上となっており、2029年製造分まで販売が完了している状況となっています。
【コメント】ボーイング社のもたつきをしりめに、エアバスは絶好調ですね。
しかし、ボーイング社にしっかりしてもらわないと、世界の航空会社は機材の不足に悩むことになりそうです。
*9月13日
@今日未明、「カーフュー弾力的運用」で1便が到着
上段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
日本航空8696便が 、前便および当該便への交通管制指示による玉突き遅延のため00時17分に 、A滑走路南側から着陸したものです。
【コメント】南側に離陸が続き、南側から着陸しています。前便の離陸から26分の間隔が空いているので良しと判断したのでしょうか。
それとも,北側に回ると00時29分に、間に合わないと判断したのでしょうか。
@「トキエア」が新潟=中部線の9月27日開設を正式に発表
「トキエア」は今日、新潟=中部線を9月27日に開設する、と正式に発表しました。運賃は片道大人で7900円となります。
@国土が10日のピーチ機誘導路誤進入を「イレギュラー運航」と認定
今日の「 STV NEWS 」(YAHOO!ニュース)によりますと、10日に新千歳空港で起こったピーチ・アビエーション機の誘導路誤進入について、、国土交通省は 「イレギュラー運航 」と認定しました。
ただ、何故誤進入したかの原因調査は引き続き行います。
@ボーイング社の最大労組が組合と会社との暫定合意を拒否し,13日からストに突入へ
今日の 「sky-budget」 によりますと、ボーイング社のワシントン州最大労組は会社側と暫定合意した件について、これを認めるか否かの投票を行いましたが、約95%が暫定合意を拒否する結果となりました。
これにより、労組は現地時間13日からストライキに突入することになり、操業が停止することになります。
ストがどのくらい続くか不明ですが、会社にとっては大きな痛手となりそうです。
*9月12日
@またも、他便が南離陸の中で、日本貨物航空168便が北に離陸
9月9日の出来事でも書きましたが、上段の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」に見られるように,前の4便が南側への離陸をしているのに、最後の日本貨物航空168便が、いきなり、北側に離陸しました。9日と同じ日本貨物航空機です。
これは何でしょうか。A滑走路の北端から出発すると、運用時間制限に間に合わないから、と言う理由でしょうか。とすれば、貨物の積込をもっと、手際よくやるべきです。
それとも、A滑走路北端に行く燃料を節約するためでしょうか。
@「トキエア」の新潟=中部線開設は9月27日?
10日に載せた「トキエア」の新潟=中部線ですが、10日の「sky-budget」によりますと、9月27日に開設される見通しで、運航日は1日2往復を月曜日・金曜日・土曜日・日曜日に運航する見通しとなっている、との事です。
その後、佐渡と成田空港を結ぶ路線の開設も計画しています。
@エアカナダのパイロット組合が9月15日以降に72時間のストを実施の構え
昨日の「Traicy」によりますと、エアカナダのパイロット約5200人で構成される労働組合「エアライン・パイロット・アソシエーション(ALPA)」と会社側との団体交渉が妥結しない場合、早ければ、現地時間9月15日から,スト通告72時間後に、ストライキが行われる可能性が出てきた、との事です。
団体交渉では多くの点で合意に達しているものの、賃上げ部分では隔たりが大きく、ストライキかロックアウトが実施される可能性が強くなっています。
写真は成田空港を移動するエア・カナダ機です。
*9月11日
@イースター航空が10月27日から成田=仁川線を1日4往復に増便
今日の 「sky-budget」 によりますと、イースター航空は冬季ダイヤ開始の10月27日から、成田=仁川線を現在の1日3往復から1日4往復に増便します。
@英国のシェルが成田空港に航空燃料を供給へ
昨日の日本経済新聞(電子版)によりますと、英国の石油大手シェルが、成田空港に航空燃料をを供給する準備を進めている、との事です。
NAAの幹部が取材に対して明らかにしたもので、NAAは千葉市内の港湾と空港を結ぶパイプラインの使用を許可しました。
@ピーチ・アビエーション機が新千歳空港で閉鎖中の誘導路に誤進入、けが人はなし
昨日午後3時20分頃、中部発新千歳行きのピーチ・アビエーション465便・A320型機が、着陸後に、工事中の誘導路に誤進入するトラブルがありました。
管制官が誤進入に気付き、パイロットに停止を命じ,同機は急停止しました。乗客・乗員173人にケガはありませんでしたが、同機は午後5時頃、牽引車で駐機場に移動するまで、約2時間、誘導路上に立ち往生しました。
この機体は誘導路への進入禁止を示す灯火に接触していました。
このトラブルで滑走路1本が閉鎖され、多数の便に遅れが出ました。また、この機体を使用するピーチの後続2便が欠航となりました。
@羽田発石垣行きの全日空機がブレーキシステムの不具合で那覇空港に目的地を変更
昨日の琉球新報(YAHOO!ニュース)によりますと、昨日午後0時15分に羽田空港を離陸した、羽田発石垣行きの全日空91便・B787-8型機が飛行中にブレーキのトラブルを示す表示が出ました。
このため、同機は目的地を那覇空港に変更し、午後3時46分に無事着陸しました。乗客・乗員299人にケガはありませんでした。
着陸後、滑走路に油漏れなどのトラブルはありませんでした。
【コメント】下に同便の「Flightradar24」による航跡図を載せておきますが、これを見ると離陸後すぐに不具合の表示が出たようですね。
このような場合は出発空港に戻り,点検するのが普通ではないでしょうか。
@8月の航空機登録状況でも、成田空港を定置場とする新規登録はなし
国土交通省が発表した「8月航空機登録状況」で、成田空港を定置場とする新規登録はありませんでした。
目についたのはANAホールディングスが2025年10月から、2028年1月にかけて、DHC8-400型機7機を予約登録している事です。
【コメント】やはり、 MRJ の開発中止やボーイング社の引き渡し遅れなどが影響しているのでしょうか。
*9月10日
@中国南方航空が9月20日から成田=広州線を増便
今日の「sky-budget」によりますと、中国南方航空は9月20日より、成田=広州線を現在の週3往復から1日1往復に増便します。
@中国の東海航空が9月21日から成田=常州線を開設
今日の 「sky-budget」 によりますと、中国の東海航空は9月21日から、成田=常州線を開設します。
週3往復(成田発着 火・木・土曜日)で、機材はB737-800型機を使います。
同航空は成田空港乗り入れは初めてとなります。
@中国南方航空が9月22日から成田=長春線を増便
今日の「sky-budget」によりますと、中国南方航空は、9月22日から成田=長春線を現在の週3往復から週4往復(成田発着 火・木・土・日曜日)に増便します。
@イスラエルのエルアル航空が12月2日から成田=テルアビブ線を期間減便
今日の「Traicy」によりますと、イスラエルのエルアル航空は12月2日から来年3月2日まで、成田=テルアビブ線を、現在の週3往復から2往復に期間減便する、との事です。
3月4日からは週3往復に戻す、との事です。
@「トキエア」が新潟=中部線の開設を再来週後半で国土交通省と最終調整
今日の「新潟テレビ21(YAHOO!ニュース)」によりますと、「トキエア」は新設予定の新潟=中部線開設を再来週後半にすることで国土交通省に申請し、最終調整にはいっている、との事です。
@カンタス航空が傘下 LCC のジェットスターを売却する可能性
昨日の 「sky-budget」 によりますと、オーストラリアのカンタス航空が傘下の LCC ジェットスターの売却を迫られる可能性がある、との事です。
これは、同国の保守連合政党が提案しているもので、同国の航空運賃が他国に比べて 高止まりしており、この原因がカンタス航空の寡占状態が強すぎるため、との指摘があります。
加えて、同航空が、すでにキャンセルして飛ばなくなった航空便の航空券を販売し、同国国民から強い批判を浴びており、この提案が支持される可能性がある、との事です。
もし、この案が通れば、ジェットスター ・ジャパンなどの傘下 LCC にも大きな影響があるものと見られます。
*9月9日
@日本貨物航空機が40分に南離陸、42分には北離陸、スライド制ではあり得ない運用
昨日の「昨夜午後11時00分以降の離着陸」では11時台に10機が離着陸しました。
今月の2日から7日までは1日6から7機で、比較的少ない離着陸だったのですが、久しぶりの2桁台の離着陸でした。
特に、最後の2機は23時40分に日本貨物航空134便が南に離陸したと思ったら、2分後の23時42分には、同じ日本貨物航空227便が北に離陸しました。
今までも、何回も指摘していることですが、C滑走路が完成したときに採用するとしている「スライド運用」では許されない運用です。
C滑走路のの完成までにはまだ、4から5年かかりますが、今から、このような運用はしないで欲しいと思います。
国土交通省とNAAはスライド制運用の詳細を1日も早く住民に明らかにし、住民の意見を聞くべきです。
下に両機の「Flightradar24」による航跡を載せておきます。
@全日空の7月輸送実績は国際線旅客数が8.7%増、国内線旅客数が10.8%増
全日空が今日発表した「ANA グループ7月旅客輸送実績 」によりますと。
国際線旅客数は前年同月比・【】は2019年7月比(以下同じ)8.7%増【24.9%減】の67万4832人、利用率は78.1%となっています。
一方、国内線旅客数では10.8%増【2.5%減】の333万7467人、利用率は75.0%でした。この内の成田空港路線の利用率は成田=中部線が71.9%、成田=札幌線が75.9%、成田=大阪線が85.0%となっています。
@ボーイング社が最大労組と暫定合意に達する
今日の 「sky-budget」 によりますと、ボーイング社は現地時間9日、スト権を確立している最大労組(約33000人)と暫定合意に達した、と発表しました。
これによりますと、4年間で25%の賃上げ、全員に3000ドルの一時金を支給、医療費の軽減、次期新型機をシアトルで製造すること、などとなっています。
労組側はこの暫定合意の是非について投票を行うことになっています。この投票で否決された場合には大規模ストライキに突入する可能性があります。
*9月8日
@日本航空が成田=台北線の季節増便を来冬期ダイヤでも継続
昨日の「Traicy」によりますと、日本航空は夏期ダイヤのみに増便する、としていた成田=台北線を冬期ダイヤでも継続する、と発表しました。
1日2往復となります。
@8月9日に起こったブラジルのボエパス航空機墜落事故の原因は除氷装置の不具合か?
昨日の「Aviation Wire」によいりますと、現地時間8月9日にブラジルのサンパウロ郊外で起こったボエパス航空2283便・ATR72-500型機の墜落事故(2024年8月10日出来事参照)について、ブラジル空軍の航空事故調査防止センターは現地時間6日、暫定報告書を公表しました。
これによりますと、デアイシング(除氷)装置に何らかの不具合が起きた可能性がある、としていますが、詳しいことは今後の調査に委ねる、としています。
回収されたボイスレコーダーとフライトレコーダーの記録によりますと、同機は巡航高度1万7000フィート(約5181m)を順調に飛行していましたが、パイロットはデアイシング(除氷)装置の不調を訴え、パイロットが意図的に操作したかどうかはっきりしませんが、主翼のデアイシング操作スイッチが何回もON・OFFされていた、との事です。
しかし、確定したものではなく、今後もデータを収集し「最終報告書に記載される結論の正確性と信頼性を保証するため、分析を裏付ける新たなデータを収集中だ」と述べた、とのことです。
*9月7日
@エールフランスが成田=パリ線を10月27日から運休へ
昨日の 「sky-budget」 によりますと、エールフランスは10月27日の冬期ダイヤから、成田=パリ線を運休することを決定した、との事です。
理由は提携しているエアカランが成田=ヌメア線の運休を決定したことにある、としています。
写真はかって成田空港に就航していた同航空のA380型機です。
@茨城県の共産党が百里基地の夜間騒音や原発関連施設上空の飛行禁止徹底を知事に要望
今日の東京新聞(gooニュース)によりますと、5日に、共産党茨城県委員会や塩川参議院議員などが、大井川茨城県知事に、百里基地の機能強化や急増している他国との共同訓練について、騒音対策や原発上空への飛行制限を徹底するなどの安全対策を強化するように求める申し入れ書を提出しました。
県庁で記者会見した塩川議員は「県内には東海第2原発や核燃料の施設がある。実際に原子力施設上空を飛行している事案がたくさんある」と述べ,その危険性を強調しました。
写真は茨城空港ターミナルから見た15年前の百里基地です。
*9月6日
@日本航空がプレミアムエコノミークラスと成田空港のファーストクラスラウンジで受賞
今日の「Fly Team」によりますと、世界中の旅行・観光業界の優秀者を表彰している「ワールド・トラベル・アワード2024」で、日本航空はプレミアムエコノミークラス部門で受賞しました。
また、ファーストクラスラウンジ部門で、成田空港のファーストクラスラウンジが受賞しています。
@北京発羽田行きの日本航空機が乱気流で揺れ、客室乗務員1名が骨折、航空機事故に認定
昨日の「Aviation Wire」によりますと、4日午後6時57分頃、北京発羽田行きの日本航空22便・B787-9型機が、ソウルの東方約200Kmを飛行中に、激しい横揺れに遭遇しました。
この揺れにより客室乗務員1名が肋骨を骨折するケガを負いました。当時、客室にはシートベルト着用のサインは点灯していませんでした。
同機には乗客・乗員132人が乗っていましたが、負傷者はこの客室乗務員1名だけでした。
国土交通省はこのトラブルを 「航空機事故 」に認定しました。
@ EU の EASA はA350-1000型機の緊急点検を求める耐空性改善通報を発令
今日の「sky-budget」によりますと、欧州航空安全局(EASA)は現地時間5日、A350-1000型機エンジンの燃料パイプの不具合について、耐空性改善通報(TCD)をだしました。
通報では、30日以内に、このパイプの点検を行うことを求めています。
ただし、A350-900型機のエンジンは類似しているものの、設計と使用履歴が異なるため、この通報では除外されています。
なお、このパイプの交換は比較的安易に行えるため、運航への影響は少ないものと考えられます。
【コメント】とりあえず、運航停止命令などが出なくて良かったですね。
@韓国のエアプレミアがB787-9型機4機をリースで導入へ
今日の 「sky-budget」 によりますと、韓国のエアプレミアは2024年末から2025年第3四半期にかけて、B787-9型機4機をリースで導入する、と発表しました。
これは、今後、大韓航空から路線を移管される予定で、これに備えたものと、見られています。
【コメント】エアプレミアは LCC ではなく,フルサービスキャリアですが、比較的長距離の路線を大韓航空から移管されるようですので、「ZIPAIR Tokyo」や「Air Japan」への影響が心配されますね。
下の写真は第2ターミナルから出発に向け移動するエアプレミア機です。
*9月5日
@ターキッシュエアラインズが12月3日から成田=イスタンブール線を期間減便へ
今日の「Traicy」によりますと、ターキッシュ・エアラインズは12月3日から来年3月3日まで、現在1日1往復している成田=イスタンブール線を、週5往復に期間減便する、と発表しています。
減便となるのは水・土曜日です。ただし、12月28日から来年1月4日までは毎日運航となります。
@日本航空のA350-1000型機は点検済み、A350-900型機も今日までに点検終わる
今日の「Aviation Wire」によりますと、日本航空はA350-1000型機エンジン点検を昨日までに完了しました。
また、国内線で使用している15機のA350-900型機エンジンは昨日までに10機の点検を完了し、残る5機も今日までに終了する、との事です。
@キャセイ航空はA350-1000型機15機の修理を7日までに完了し、運航に復帰する見込み
今日の「Aviation Wire」によりますと、キャセイ航空はA350-1000型機エンジン燃料ホースに不具合が見つかった、15機の修理を7日までに完了する見込み、とのことです。
従って、日本路線への影響はこれ以上でない、との事です。
*9月4日
@キャセイ航空のA350-1000型機エンジン不具合は給油ホースか?
昨日の 「sky-budget」 によりますと、発覚したA350-1000型機のエンジントラブルの原因については、エンジンに燃料を送るホースの不具合にあるようです。全機の点検を行っているキャセイ航空では、所有する48機のA350型機のうち、15機でこのホースに問題が見つかり、交換作業に入っている、との事です。
写真は成田空港第2ターミナルから離陸に向かうA350-1000型機(B-LXI)です。
@日本航空は所有するA350-1000型機の自主点検を始め,今日中に点検を完了する予定
今日の「Aviation Wire」によりますと、日本航空は所有している5機のA350-1000型機の内、3機のエンジンの自主点検を終え、異常はなかった、との事です。
残りの2機も、今日中に点検を終える見通しです。
【コメント】この不具合はA350-1000型機だけで発生するのでしょうか。日本航空はAA350-900型機も使用しているのですが。
@「2024国際航空宇宙展」の事前来場登録が始まる
来月の16日から19日にビッグサイトで開催される「2024国際航空宇宙展」の事前来場登録が始まりました。
一般公開は19日ですが。詳しくはリンク先の公式サイトで確認して下さい。
*9月3日
@中国の長竜航空が成田=温州線を今日から開設
中国の長竜航空は今日から、成田=温州線を新規開設しました。週3往復(成田発着 火・木・土曜日)で、機材はA320型機を使います。
【コメント】今朝の段階では、成田空港の公式ホームページでは出てきませんが、「Flightradar24」では下図のように運航が始まったようです。
@キャセイ航空のA350-1000型機エンジンで部品の欠陥見つかる、
今日の「Aviation Wire」によりますと、 キャセイ航空は同航空の、香港発チューリッヒ行きのA350-1000型機エンジンに不具合が発生し、香港空港に引き返した、と発表しました。
このエンジンを点検したところ、一つの部品が損傷していた、との事です。このため、所有する全てのA350型機エンジン点検を実施しています。
このため、多数の欠航便が出ており、成田空港便にも影響が出ています。
同航空はエアバスとエンジンを製造したロールスロイス社に報告した、との事です。
すでにトラブルを起こした部品は特定されており、部品の交換を始めています。エンジンの点検はこの部品が正常かどうかの予備的な点検、としています。
なお、同型機を使っている日本航空は情報を収集し、精査している段階だが、今のところ運航への影響は出ていない、との事です。
*9月2日
@今日未明、ジェットスター・ジャパン機がステアリング不具合で成田空港に引き返す、午前00時42分に着陸
上段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「緊急事態」で、成田発台北行きのジェットスター ・ジャパン11便・A320型機が 、紀伊半島付近を飛行中に、ステアリングに不具合が発生し 、成田空港に引き返しました。
同機は00時42分に 、A滑走路北側から着陸しました。
成田空港の運用時間は午後11時59分となっており、「カーフュー弾力的運用」でも、午前0時29分までとなっています。
しかし、急病人の発生や今回のような機材トラブルでは、「緊急事態」として着陸が認められています。
なお、同機は昨日午後11時1分に成田空港を離陸していました。
下に「Flightradar24」による同機の航跡図を載せておきます。
@成田空港のJALグループ会社が月1回、ラジオ体操を行い体ほぐし
今日の千葉日報(有料電子版)によりますと、成田空港のJALグループでは、2013年から仕事の合間に「本気の!ラジオ体操」と称し、毎月1回、オフィスビルの広場で、地上係員や駐機場スタッフなどさまざまな職場の社員が顔を合わせて、ラジオ体操に励んでいます。
自由参加ですが、指導している黒鳥伸子さんは「空港の仕事にはいろいろな動きがある。体全身を使うラジオ体操はけがをしないための準備体操として理にかなっている。正しい動きをするとしっかりと効果を得られる」と強調しています。
@那覇空港で昨日夕方、全日空機の補助エンジンから白煙吹き出すトラブル、2時間半出発遅れる
昨日の「NHKニュース」などによりますと、昨日午後7時前、那覇発羽田行きの全日空474便・B777-300型機が、駐機場から誘導路に牽引車で移動中、補助エンジンから白い煙が出ているのが確認されました。
この機には乗客500人以上が搭乗していましたが、煙は客室では確認されておらず、乗客にケガや具合の悪くなった人は確認されていません。
全日空によりますと、補助エンジンでオイル漏れが確認され、修理後に約2時間半遅れで出発しました。
*9月1日
@8月のアクセス数は29,252回でした。
@今日未明、「カーフュー弾力的運用」で1便が到着
上段の「午後11時00分以降の離着陸」にもあるように、今日未明、「カーフュー弾力的運用」が発生しました。
日本航空8696便が 、前便で成田空港の交通管制による玉突き遅延のため 、00時17分に 、A滑走路北側から着陸したものです。
なお、昨日は台風の影響で、到着遅れが続出し、午後11時台に16便が離着陸しました。
しかも、激しい雨の区域を避けるためと思われるのですが、南に離陸する航空機の多くが飛行コースずれを起こしました。
@「Spring Japan」が今日から成田=大連線の運航を開始
「Spring Japan」は今日から、成田=大連線を開設しました。月曜日を除く週6往復で、10月14日までの期間運航になります。
@タイ国際航空が今日から成田=バンコク線を減便
タイ国際航空は今日から、成田=バンコク線を、週3往復から2往復に減便しました。
@エアカランが成田空港から撤退か?
エアカランは今日から、成田=ヌメア線を運休しました。当面、夏期ダイヤ中としていますが、政情不安が続いており、成田空港から撤退する,との報道もあります。
写真は第1ターミナル北ウイングから離陸に向かうエアカラン機です。
【コメント】政情不安もありますが、日本人の観光客がタヒチなどの南太平洋のリゾート地を訪れないことで、需要が激減している事も響いているようです。
@10月27日の今冬期ダイヤから、チェジュ航空とイースター航空が成田路線を増便へ
今日の韓国・聯合ニュース(YAHOO!ニュースによりますと、チェジュ航空は冬期ダイヤで、成田=仁川線を現在の1日5往復から1日7往復に増便するとの事です。
また、イースター航空は成田=釜山線を1日2往復から1日4往復に増便します。